JPH05137138A - テレビ会議システム - Google Patents
テレビ会議システムInfo
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- JPH05137138A JPH05137138A JP3297473A JP29747391A JPH05137138A JP H05137138 A JPH05137138 A JP H05137138A JP 3297473 A JP3297473 A JP 3297473A JP 29747391 A JP29747391 A JP 29747391A JP H05137138 A JPH05137138 A JP H05137138A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレビ会議において、議長が他の参加者以上
に会議のリーダーシップをとれるようにし、これによっ
てテレビ会議が円滑に進行できるようにしたテレビ会議
システムを提供する。 【構成】 テレビ会議開催にあたって議長が決定される
と、議長端末は表示部が議長用画面7Bとなる。この議
長用画面7Bにおいては、会議参加者から発言要求があ
るとファンクションキー部23のうち発言要求のあった
参加者のファンクションキーが点減して議長に知らせ、
これに対して議長が点減しているキーへのキー入力を行
うと発言要求が許可されて、発言者表示部22にズーム
アップされた発言者の顔が映し出される。また、ファン
クションキー部23からは採決実施のキー入力を行うこ
とができ、この場合は採決結果表示部21に採結結果が
表示される。
に会議のリーダーシップをとれるようにし、これによっ
てテレビ会議が円滑に進行できるようにしたテレビ会議
システムを提供する。 【構成】 テレビ会議開催にあたって議長が決定される
と、議長端末は表示部が議長用画面7Bとなる。この議
長用画面7Bにおいては、会議参加者から発言要求があ
るとファンクションキー部23のうち発言要求のあった
参加者のファンクションキーが点減して議長に知らせ、
これに対して議長が点減しているキーへのキー入力を行
うと発言要求が許可されて、発言者表示部22にズーム
アップされた発言者の顔が映し出される。また、ファン
クションキー部23からは採決実施のキー入力を行うこ
とができ、この場合は採決結果表示部21に採結結果が
表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遠隔地の間で会議を行
うテレビ会議システムに関し、特に円滑な議事進行に改
良の加えられたテレビ会議システムに関する。
うテレビ会議システムに関し、特に円滑な議事進行に改
良の加えられたテレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地理的に離れた複数の会議室
間を通信回線で接続し、人物その他の画像情報や音声情
報を相互の会議室に伝送することにより、遠隔地の間で
会議を行うテレビ会議システムが知られている。
間を通信回線で接続し、人物その他の画像情報や音声情
報を相互の会議室に伝送することにより、遠隔地の間で
会議を行うテレビ会議システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来のテレビ会議システムでは、各テレビ端末はい
ずれも同一の機能で動作しており、例えばテレビ会議の
議長を務める議長端末とその他の端末の機能は同一であ
るので、議長は会議の進行役としての適切なリーダーシ
ップを発揮できず、会議も円滑に進行しずらいという不
具合があった。
如き従来のテレビ会議システムでは、各テレビ端末はい
ずれも同一の機能で動作しており、例えばテレビ会議の
議長を務める議長端末とその他の端末の機能は同一であ
るので、議長は会議の進行役としての適切なリーダーシ
ップを発揮できず、会議も円滑に進行しずらいという不
具合があった。
【0004】この発明は、上記の如き従来の課題に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、テレビ会
議を円滑に進行するよう改良の加えられたテレビ会議シ
ステムを提供することにある。
てなされたもので、その目的とするところは、テレビ会
議を円滑に進行するよう改良の加えられたテレビ会議シ
ステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、複数のホストコンピュータを回線接続
するとともに、各ホストコンピュータに表示画面を設
け、該表示画面に映し出される画像情報を参照しながら
複数のホストコンピュータ間で会議を行うテレビ会議シ
ステムにおいて、テレビ会議開催前、任意のホストコン
ピュータ端末にてテレビ会議の議長端末と他の参加者端
末を区別して全ての会議参加者端末を指定する参加者端
末指定手段と、上記指定された参加者端末に、自端末が
議長端末として指定されたかそれ以外の参加者端末とし
て指定されたかの情報とともに会議開催情報を報知する
報知手段と、議長端末として指定された端末には、会議
進行のための各種ファンクションキーが備えられた議長
用画面を設定する議長用画面設定手段と、議長以外の参
加者端末として指定された端末には、会議参加用の各種
ファンクションキーが備えられた参加者用画面を設定す
る参加者用画面設定手段と、を有することを特徴とす
る。
達成するために、複数のホストコンピュータを回線接続
するとともに、各ホストコンピュータに表示画面を設
け、該表示画面に映し出される画像情報を参照しながら
複数のホストコンピュータ間で会議を行うテレビ会議シ
ステムにおいて、テレビ会議開催前、任意のホストコン
ピュータ端末にてテレビ会議の議長端末と他の参加者端
末を区別して全ての会議参加者端末を指定する参加者端
末指定手段と、上記指定された参加者端末に、自端末が
議長端末として指定されたかそれ以外の参加者端末とし
て指定されたかの情報とともに会議開催情報を報知する
報知手段と、議長端末として指定された端末には、会議
進行のための各種ファンクションキーが備えられた議長
用画面を設定する議長用画面設定手段と、議長以外の参
加者端末として指定された端末には、会議参加用の各種
ファンクションキーが備えられた参加者用画面を設定す
る参加者用画面設定手段と、を有することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】この発明では、議長として選ばれた者の議長端
末には会議進行役としての特別の機能が付加され、議長
以外の参加者端末も参加者端末としての特別の機能が付
加される。
末には会議進行役としての特別の機能が付加され、議長
以外の参加者端末も参加者端末としての特別の機能が付
加される。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図面に基いて説明する。
【0008】図1はこの発明が適用された実施例のテレ
ビ会議システムを構成する各端末のブロック図であり、
例えばワークステーションをホストコンピュータとして
利用したもの等が利用できる。
ビ会議システムを構成する各端末のブロック図であり、
例えばワークステーションをホストコンピュータとして
利用したもの等が利用できる。
【0009】まず、構成を説明すると、入力部1はキー
ボード等よりなり、文字キーの他各種コードキーやファ
ンクションキーを備えている。
ボード等よりなり、文字キーの他各種コードキーやファ
ンクションキーを備えている。
【0010】モードフラグ識別部2は議長用または参加
者用に設定されたフラグの識別や、各種入力信号が得ら
れた時点での入力先のモードの識別をするものである。
者用に設定されたフラグの識別や、各種入力信号が得ら
れた時点での入力先のモードの識別をするものである。
【0011】通信制御部3は他の端末との通信の制御を
するもので、他の端末との通信が必要となったとき必要
な信号を送ったり、受信したりするものである。
するもので、他の端末との通信が必要となったとき必要
な信号を送ったり、受信したりするものである。
【0012】記憶部4はROMやRAM等よりなり、設
定されたモードの種類や、入力データ、受信データ等を
記憶しておくものである。
定されたモードの種類や、入力データ、受信データ等を
記憶しておくものである。
【0013】音声制御部5は音声入力や音声出力の制御
を行なうものである。
を行なうものである。
【0014】演算部6は各種演算を行うもので、CPU
等よりなり、例えば後に詳述する如く、テレビ会議にお
いて採決が行なわれたとき、各端末からのデータを集計
し、演算処理をするものである。
等よりなり、例えば後に詳述する如く、テレビ会議にお
いて採決が行なわれたとき、各端末からのデータを集計
し、演算処理をするものである。
【0015】表示部7はCRT等のテレビ画面よりな
り、設定されたファンクション情報や演算結果等の表示
を行なうものである。
り、設定されたファンクション情報や演算結果等の表示
を行なうものである。
【0016】以上がワークステーション等をホストコン
ピュータとして利用した各端末の構成であるが、次に図
2〜図5に基いて上記表示部7に設定される各種画面の
説明をする。
ピュータとして利用した各端末の構成であるが、次に図
2〜図5に基いて上記表示部7に設定される各種画面の
説明をする。
【0017】まず、図2には、テレビ会議開催のために
いずれかの端末から入力されるテレビ会議設定画面7A
が示されており、画面上には会議名欄11、議長のホス
トコンピュータ名欄12と名前欄13、各参加者のホス
トコンピュータ名欄14と名前欄15および会議開催日
時欄16が設けられている。
いずれかの端末から入力されるテレビ会議設定画面7A
が示されており、画面上には会議名欄11、議長のホス
トコンピュータ名欄12と名前欄13、各参加者のホス
トコンピュータ名欄14と名前欄15および会議開催日
時欄16が設けられている。
【0018】なお、このテレビ会議設定画面7Aは会議
の予約システムと連動しており、事前に入力しておくも
のである。
の予約システムと連動しており、事前に入力しておくも
のである。
【0019】次に、図3には議長用画面7Bが示されて
おり、採決結果表示部21、参加者顔表示部22、ファ
ンクションキー部23とともに、会議名欄24、開催日
時欄25が設けられている。
おり、採決結果表示部21、参加者顔表示部22、ファ
ンクションキー部23とともに、会議名欄24、開催日
時欄25が設けられている。
【0020】ここで、採決結果表示部21は会議参加者
によって採決がとられた場合、その採決結果が表示され
るものである。
によって採決がとられた場合、その採決結果が表示され
るものである。
【0021】また、参加者表示部22は議長をも含めた
参加者の顔が映し出されるもので、例えば同図示す如
く、22a,22b,22c,22dと4分割され、会
議参加者の顔が順次映し出されるものである。なお、発
言中の者の顔は図5の32bに示す如くズームアップさ
れて映し出される。
参加者の顔が映し出されるもので、例えば同図示す如
く、22a,22b,22c,22dと4分割され、会
議参加者の顔が順次映し出されるものである。なお、発
言中の者の顔は図5の32bに示す如くズームアップさ
れて映し出される。
【0022】さらに、ファンクションキー部23は図示
しないCTRLキー入力で種々モード変更できるもの
で、例えば、図4(a)に示す如く、発言要求者選択モ
ード画面23Aとしても、あるいは同図(b)に示す如
く、採決および音声状態表示モード画面23Bとするこ
ともできる。
しないCTRLキー入力で種々モード変更できるもの
で、例えば、図4(a)に示す如く、発言要求者選択モ
ード画面23Aとしても、あるいは同図(b)に示す如
く、採決および音声状態表示モード画面23Bとするこ
ともできる。
【0023】そして、発言要求者選択モード23Aとさ
れたときには、議長キー23a,参加者キー23bが設
けられ、また採決および音声状態表示モード画面23B
とされたときには、採決キー23c,発言者キー23
d,フリートークキー23eが設けられる。
れたときには、議長キー23a,参加者キー23bが設
けられ、また採決および音声状態表示モード画面23B
とされたときには、採決キー23c,発言者キー23
d,フリートークキー23eが設けられる。
【0024】なお、会議名欄24と開催日時欄25に
は、上記テレビ会議設定画面7Aの会議名欄11や開催
日時欄16に表示されたものと同一内容のものが表示さ
れる。
は、上記テレビ会議設定画面7Aの会議名欄11や開催
日時欄16に表示されたものと同一内容のものが表示さ
れる。
【0025】次に、図5には参加者用画面7Cが示され
ており、採決結果表示部31、参加者表示部32、ファ
ンクションキー部33および採決告示部34が設けられ
ている。
ており、採決結果表示部31、参加者表示部32、ファ
ンクションキー部33および採決告示部34が設けられ
ている。
【0026】ここで、採決結果表示部31と参加者表示
部32は、上記議長用画面7Bの採決結果表示部21や
参加者表示部22と同様に、会議参加者の採決結果や参
加者の顔が映し出されるものである。
部32は、上記議長用画面7Bの採決結果表示部21や
参加者表示部22と同様に、会議参加者の採決結果や参
加者の顔が映し出されるものである。
【0027】一方、ファンクションキー部33には、発
言要求キー33a、リコールキー33bおよび採決キー
33cが設けられており、参加者は発言したいときは発
言要求キー33aにより、また議長のリコールを要求す
る時にはリコールキー33bにより、さらに議長から採
決要求があったときには採決キー33cにより参加者と
しての意思表示をすることができる。
言要求キー33a、リコールキー33bおよび採決キー
33cが設けられており、参加者は発言したいときは発
言要求キー33aにより、また議長のリコールを要求す
る時にはリコールキー33bにより、さらに議長から採
決要求があったときには採決キー33cにより参加者と
しての意思表示をすることができる。
【0028】なお、採決告示部34は議長から採決要求
があったときにそのメッセージが表示されるもので、例
えば同図に示す如く、「採決」の文字が表示される。
があったときにそのメッセージが表示されるもので、例
えば同図に示す如く、「採決」の文字が表示される。
【0029】以上が本実施例の構成であるが、次にその
動作を図6〜図11のフローチャートに基いて説明す
る。
動作を図6〜図11のフローチャートに基いて説明す
る。
【0030】まず、図6にはテレビ会議開催にあたって
の初期設定処理が示されており、まずテレビ会議システ
ムを構成するネットワーク内の1つの端末によってステ
ップ100〜106の処理がなされる。
の初期設定処理が示されており、まずテレビ会議システ
ムを構成するネットワーク内の1つの端末によってステ
ップ100〜106の処理がなされる。
【0031】すなわち、いまこれを図2に示したテレビ
会議設定画面7Aを参照しながら説明すると、まずキー
ボード等の入力部1の操作により、開催日時欄16に会
議開催日時が書き込まれるとともに会議名欄11にはこ
れから開催しようとする会議名が書き込まれる(ステッ
プ100)。
会議設定画面7Aを参照しながら説明すると、まずキー
ボード等の入力部1の操作により、開催日時欄16に会
議開催日時が書き込まれるとともに会議名欄11にはこ
れから開催しようとする会議名が書き込まれる(ステッ
プ100)。
【0032】そして、つづくステップ102の処理では
会議議長名および議長端末のコードが入力されて、議長
の名前欄13、ホストコンピュータ名欄12に書き込ま
れる。
会議議長名および議長端末のコードが入力されて、議長
の名前欄13、ホストコンピュータ名欄12に書き込ま
れる。
【0033】さらに、ステップ104の処理では、参加
者名およびその端末コードが入力されて、参加者の名前
欄15およびホストコンピュータ名欄14に書き込まれ
る。
者名およびその端末コードが入力されて、参加者の名前
欄15およびホストコンピュータ名欄14に書き込まれ
る。
【0034】こうして、図2に示したテレビ会議設定画
面7Aが完成すると、これらの内容は議長および参加者
として指定された者の各端末へ初期設定データとして送
られ、これによって会議開催通達がなされる(ステップ
106)。
面7Aが完成すると、これらの内容は議長および参加者
として指定された者の各端末へ初期設定データとして送
られ、これによって会議開催通達がなされる(ステップ
106)。
【0035】以上がテレビ会議開催を提案した一端末で
の初期設定処理である。
の初期設定処理である。
【0036】つぎに、会議開催通達を受けた各端末で
は、ステップ108〜114の処理がなされることにな
るが、まずステップ108では上記の如き設定データに
ついてのファイルを作成する。
は、ステップ108〜114の処理がなされることにな
るが、まずステップ108では上記の如き設定データに
ついてのファイルを作成する。
【0037】そして、つづくステップ110では、上記
の如き入力データに基づき、自端末が議長端末か否かが
調べられ、議長端末であると判別されると議長用フラグ
をファイルに書き込み(ステップ112)、議長端末で
はなくて参加者端末であると判別されると、参加者用フ
ラグをファイルに書き込む(ステップ114)。
の如き入力データに基づき、自端末が議長端末か否かが
調べられ、議長端末であると判別されると議長用フラグ
をファイルに書き込み(ステップ112)、議長端末で
はなくて参加者端末であると判別されると、参加者用フ
ラグをファイルに書き込む(ステップ114)。
【0038】以上がテレビ会議開催にあたっての初期設
定処理であるが、以上の処理はテレビ会議開催以前にな
される準備的な事前処理である。
定処理であるが、以上の処理はテレビ会議開催以前にな
される準備的な事前処理である。
【0039】そして、実際に会議が開催されると、各端
末では図7以下に示す処理がなされることになる。
末では図7以下に示す処理がなされることになる。
【0040】すなわち、テレビ会議開催にあたっては、
まず各端末に記憶されているフラグの内容が確認されて
(ステップ200)、議長フラグがセットされているか
否かが調べられる(ステップ202)。
まず各端末に記憶されているフラグの内容が確認されて
(ステップ200)、議長フラグがセットされているか
否かが調べられる(ステップ202)。
【0041】これは、図6に示したステップ112の処
理が自端末でなされているか否かを調べているもので、
議長フラグがセットされていると、予め記憶されている
議長モードの読み込みがなされて、図3に示す如き議長
用画面7Bが表示部7に映し出される(ステップ20
4)。
理が自端末でなされているか否かを調べているもので、
議長フラグがセットされていると、予め記憶されている
議長モードの読み込みがなされて、図3に示す如き議長
用画面7Bが表示部7に映し出される(ステップ20
4)。
【0042】また、議長フラグがセットされていなくて
参加者フラグがセットされていると、参加者モードが読
み込まれて、図5に示す如き参加者用画面7Cが表示部
7に映し出される(ステップ206)。
参加者フラグがセットされていると、参加者モードが読
み込まれて、図5に示す如き参加者用画面7Cが表示部
7に映し出される(ステップ206)。
【0043】そして、以上の処理がなされると、つぎに
音声制御に関する割り込みを許可するよう、音声制御割
り込み許可フラグがセットされ(ステップ208)、発
言要求、又は採決実施告示の入力がなされるまで待ち状
態となる(ステップ210)。
音声制御に関する割り込みを許可するよう、音声制御割
り込み許可フラグがセットされ(ステップ208)、発
言要求、又は採決実施告示の入力がなされるまで待ち状
態となる(ステップ210)。
【0044】以上がテレビ会議開催にあたっての各端末
での一般的処理手順であるが、次に図8〜図11を参照
しながら、発言要求処理、採決処理、議長リコール処
理、音声制御割り込み処理の詳細を説明する。
での一般的処理手順であるが、次に図8〜図11を参照
しながら、発言要求処理、採決処理、議長リコール処
理、音声制御割り込み処理の詳細を説明する。
【0045】まず、図8には参加者から発言要求があっ
た場合の発言要求処理が示されており、この処理は図7
でステップ210までの処理がなされた後、発言要求を
しようとする参加者端末において参加者用画面7Cの発
言要求キー33aへの入力がなされることによって開始
される(ステップ300)。
た場合の発言要求処理が示されており、この処理は図7
でステップ210までの処理がなされた後、発言要求を
しようとする参加者端末において参加者用画面7Cの発
言要求キー33aへの入力がなされることによって開始
される(ステップ300)。
【0046】こうして、ある参加者端末から発言要求の
入力がなされると、この要求信号は議長端末に送られ、
議長端末側では送られた発言要求信号がいずれの端末か
らのものであるかが判別される(ステップ302)。
入力がなされると、この要求信号は議長端末に送られ、
議長端末側では送られた発言要求信号がいずれの端末か
らのものであるかが判別される(ステップ302)。
【0047】そして、発言要求のあった参加者端末が判
別されると、図3に示した議長用画面7Bのファンクシ
ョンキー部23は図4(a)に示した発言要求者選択モ
ード画面23Aとなって、発言要求のあった端末の参加
者キー23bが点減される(ステップ304)。
別されると、図3に示した議長用画面7Bのファンクシ
ョンキー部23は図4(a)に示した発言要求者選択モ
ード画面23Aとなって、発言要求のあった端末の参加
者キー23bが点減される(ステップ304)。
【0048】こうして、議長用画面7B上で発言要求の
あった参加者の名前が表示されると、議長は例えば入力
部1のキー操作等によって発言要求のあった端末を指定
して、発言許可の入力をする(ステップ306)。
あった参加者の名前が表示されると、議長は例えば入力
部1のキー操作等によって発言要求のあった端末を指定
して、発言許可の入力をする(ステップ306)。
【0049】こうして、議長端末において発言許可の入
力がなされると、その許可信号は全端末に送られ、同時
に各端末では発言者の画像データの取り込みが開始され
る(ステップ308)。
力がなされると、その許可信号は全端末に送られ、同時
に各端末では発言者の画像データの取り込みが開始され
る(ステップ308)。
【0050】そして、各端末では発言者の顔写真が拡大
表示されるが(ステップ310)、この場合、発言要求
のない場合は、例えば図3に示した議長用画面7Bの例
では、参加者表示部22の4分割された各エリア22
a,22b,22c,22dに参加者の顔写真が順次表
示されるだけであるが、発言要求のあった場合は、図5
に示した参加者用画面7Cの参加者表示部32に示す如
く、発言要求のあった参加者の顔が32bに示す如く拡
大(例えば1.5倍)されて表示される。
表示されるが(ステップ310)、この場合、発言要求
のない場合は、例えば図3に示した議長用画面7Bの例
では、参加者表示部22の4分割された各エリア22
a,22b,22c,22dに参加者の顔写真が順次表
示されるだけであるが、発言要求のあった場合は、図5
に示した参加者用画面7Cの参加者表示部32に示す如
く、発言要求のあった参加者の顔が32bに示す如く拡
大(例えば1.5倍)されて表示される。
【0051】以上が参加者から発言要求があった場合の
処理であるが、次に、テレビ会議において採決をとる場
合の処理手順を図9を参照しながら説明する。
処理であるが、次に、テレビ会議において採決をとる場
合の処理手順を図9を参照しながら説明する。
【0052】この処理は議長端末において、議長用画面
7Bのファンクションキー部23を図4(b)に示す画
面23Bに切換えて、採決キー23cへの入力をするこ
とによって開始される(ステップ400)。
7Bのファンクションキー部23を図4(b)に示す画
面23Bに切換えて、採決キー23cへの入力をするこ
とによって開始される(ステップ400)。
【0053】こうして、議長端末において採決開始指令
が入力されると、この開始指令信号はすべての参加者端
末に送られて、この結果、参加者用画面7Cの採決告示
部34には「採決」の文字が表示され、またファンクシ
ョンキー部33の採決キー33cが入力待ちの状態とな
る(ステップ402)。
が入力されると、この開始指令信号はすべての参加者端
末に送られて、この結果、参加者用画面7Cの採決告示
部34には「採決」の文字が表示され、またファンクシ
ョンキー部33の採決キー33cが入力待ちの状態とな
る(ステップ402)。
【0054】この状態で、各参加者が採決キー33cの
いずれかのキーの入力をすると(ステップ404)、こ
の入力データは議長端末に送られる。
いずれかのキーの入力をすると(ステップ404)、こ
の入力データは議長端末に送られる。
【0055】そして、議長端末では参加者端末から送ら
れたデータを収集して(ステップ406)、その集計処
理を行う(ステップ408)。
れたデータを収集して(ステップ406)、その集計処
理を行う(ステップ408)。
【0056】そして、その集計結果は議長用画面7Bの
採決結果表示部21に表示されるとともに、各参加者端
末にも送られ、参加者用画面7Cの採決結果表示部31
に表示される(ステップ410)。
採決結果表示部21に表示されるとともに、各参加者端
末にも送られ、参加者用画面7Cの採決結果表示部31
に表示される(ステップ410)。
【0057】以上が採決をする場合の処理手順である。
【0058】次に、図10を参照しながら、議長をリコ
ールする場合の処理手順を説明する。 この処理は、い
ずれかの参加者端末においてファンクションキー部33
のリコールキー33bへの入力がなされた場合に開始さ
れ(ステップ500)、このリコール要求信号はすべて
の参加者端末に送られる。
ールする場合の処理手順を説明する。 この処理は、い
ずれかの参加者端末においてファンクションキー部33
のリコールキー33bへの入力がなされた場合に開始さ
れ(ステップ500)、このリコール要求信号はすべて
の参加者端末に送られる。
【0059】そして、この場合も、各参加者に採決キー
33cへの入力が促される。
33cへの入力が促される。
【0060】こうして、各参加者によって議長リコール
についての賛否が入力されると、それらの入力結果は議
長端末に送られて、議長端末において集計処理される
(ステップ502)。
についての賛否が入力されると、それらの入力結果は議
長端末に送られて、議長端末において集計処理される
(ステップ502)。
【0061】そして、リコール賛成者の数が設定値以上
か否かが調べられ(ステップ504)、設定値以下なら
リコール不成立として当リコール処理を終了するが、設
定値以上なら、全端末に集計結果を知らせる。
か否かが調べられ(ステップ504)、設定値以下なら
リコール不成立として当リコール処理を終了するが、設
定値以上なら、全端末に集計結果を知らせる。
【0062】これによって、全端末には議長がリコール
されたことを知らせる画面が出力される(ステップ50
6)。
されたことを知らせる画面が出力される(ステップ50
6)。
【0063】そして、つづいて全端末に議長を選択する
ためのキーを出力表示し、議長選定モード画面とする
(ステップ508)。この場合、画面上には、全参加者
の名前や端末NO等が表示されることになる。
ためのキーを出力表示し、議長選定モード画面とする
(ステップ508)。この場合、画面上には、全参加者
の名前や端末NO等が表示されることになる。
【0064】つづくステップ510では、この表示画面
によって全端末から新議長候補の端末NOが入力され
る。
によって全端末から新議長候補の端末NOが入力され
る。
【0065】そして、これらの入力結果はそれまでの議
長端末に送られて、集計処理が行なわれる(ステップ5
12)。
長端末に送られて、集計処理が行なわれる(ステップ5
12)。
【0066】この結果、新議長が選定されると、それま
での会議や議長ファイルデータが新議長端末に送られ、
これによってそれまでの議長端末は自動的にその議長モ
ードを解除されることになる(ステップ514)。
での会議や議長ファイルデータが新議長端末に送られ、
これによってそれまでの議長端末は自動的にその議長モ
ードを解除されることになる(ステップ514)。
【0067】そして、新議長端末では自動的に議長モー
ドがセットされ、転送された議長ファイルデータを受け
取り、表示部7の表示もそれまでの参加者用画面7Cか
ら議長用画面7Bに切換えられることになる(ステップ
516)。
ドがセットされ、転送された議長ファイルデータを受け
取り、表示部7の表示もそれまでの参加者用画面7Cか
ら議長用画面7Bに切換えられることになる(ステップ
516)。
【0068】以上が議長リコール処理である。
【0069】次に図11を参照しながら音声制御割り込
み処理について説明する。
み処理について説明する。
【0070】この処理は、図7に示す如く、議長端末に
おいてステップ208の処理、すなわち音声制御割込み
許可フラグがセットされてから許可されるもので、議長
用画面7Bのファンクションキー部23が図4(b)に
示す画面23Bに切換えられた後、発言者キー23dか
フリートークキー23eのいずれかへのキー入力があっ
た後開始される。
おいてステップ208の処理、すなわち音声制御割込み
許可フラグがセットされてから許可されるもので、議長
用画面7Bのファンクションキー部23が図4(b)に
示す画面23Bに切換えられた後、発言者キー23dか
フリートークキー23eのいずれかへのキー入力があっ
た後開始される。
【0071】すなわち、発言者キー23dかフリートー
クキー23eのいずれかのファンクションキーへの入力
があると(ステップ600)、これらの入力結果から発
言者だけの音声出力を許可する制御モードか否かが調べ
られ(ステップ602)、発言者キー23dへの入力が
あったなら単独モードにセットされ、フリートークキー
23eへの入力があったならフリートークモードにセッ
トされる(ステップ606)。
クキー23eのいずれかのファンクションキーへの入力
があると(ステップ600)、これらの入力結果から発
言者だけの音声出力を許可する制御モードか否かが調べ
られ(ステップ602)、発言者キー23dへの入力が
あったなら単独モードにセットされ、フリートークキー
23eへの入力があったならフリートークモードにセッ
トされる(ステップ606)。
【0072】そして、単独モードにセットされた場合
は、発言者だけの音声出力を許可するものなので、該当
発言者の指定をするが、これはファンクションキー部2
3を図4(a)に示す画面23Aに切換えて、該当参加
者へのキー入力によって実行される。
は、発言者だけの音声出力を許可するものなので、該当
発言者の指定をするが、これはファンクションキー部2
3を図4(a)に示す画面23Aに切換えて、該当参加
者へのキー入力によって実行される。
【0073】以上が議長端末における処理であり、議長
端末において発言者だけの音声を出力する単独モード
か、すべての会議参加者の音声を出力するフリートーク
モードかのいずれかの入力があると、各参加者端末では
議長端末によって設定されたと同一の音声出力モードが
設定されることになる。こうして、参加者から発言要求
があった場合、議長の発言許否の判断を介在させて、円
滑なテレビ会議を行うことができることになる。
端末において発言者だけの音声を出力する単独モード
か、すべての会議参加者の音声を出力するフリートーク
モードかのいずれかの入力があると、各参加者端末では
議長端末によって設定されたと同一の音声出力モードが
設定されることになる。こうして、参加者から発言要求
があった場合、議長の発言許否の判断を介在させて、円
滑なテレビ会議を行うことができることになる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、テ
レビ会議開催前に任意のホストコンピュータ端末にてテ
レビ会議の議長端末と他の参加者端末を区別してして指
定することができるようにし、しかも議長として選ばれ
た者の議長端末には会議進行役としての特別の機能が付
加された表示画面が得られ、また議長以外の参加者端末
も参加者端末としての特別の機能が付加された表示画面
が得られるようにしたので、テレビ会議を円滑に進める
ことができるという効果を有する。
レビ会議開催前に任意のホストコンピュータ端末にてテ
レビ会議の議長端末と他の参加者端末を区別してして指
定することができるようにし、しかも議長として選ばれ
た者の議長端末には会議進行役としての特別の機能が付
加された表示画面が得られ、また議長以外の参加者端末
も参加者端末としての特別の機能が付加された表示画面
が得られるようにしたので、テレビ会議を円滑に進める
ことができるという効果を有する。
【図1】本発明が適用された実施例の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】テレビ会議におけるテレビ会議設定画面の説明
図。
図。
【図3】テレビ会議における議長用画面の説明図。
【図4】図3に示した議長用画面におけるファンクショ
ンキー部の説明図。
ンキー部の説明図。
【図5】テレビ会議における参加者用画面の説明図。
【図6】テレビ会議における初期設定処理の処理手順を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図7】図6に示した初期設定処理に続いて各端末で行
なわれる処理手順を示すフローチャート。
なわれる処理手順を示すフローチャート。
【図8】発言要求処理の処理手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図9】採決処理の処理手順を示すフローチャート。
【図10】議長リコール処理の処理手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図11】音声制御割り込み処理の処理手順を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
1 入力部 2 モードフラグ識別部 3 通信制御部 4 記憶部 5 音声制御部 6 演算部 7 表示部 7A テレビ画面設定画面 7B 議長用画面 7C 参加者用画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二口 純 京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町 678番地 オムロンソフトウエア株式会社 内 (72)発明者 淵上 祐輔 京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町 678番地 オムロンソフトウエア株式会社 内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のホストコンピュータを回線接続す
るとともに、各ホストコンピュータに表示画面を設け、
該表示画面に映し出される画像情報を参照しながら複数
のホストコンピュータ間で会議を行うテレビ会議システ
ムにおいて、 テレビ会議開催前、任意のホストコンピュータ端末にて
テレビ会議の議長端末と他の参加者端末を区別して全て
の会議参加者端末を指定する参加者端末指定手段と、 上記指定された参加者端末に、自端末が議長端末として
指定されたかそれ以外の参加者端末として指定されたか
の情報とともに会議開催情報を報知する報知手段と、 議長端末として指定された端末には、会議進行のための
各種ファンクションキーが備えられた議長用画面を設定
する議長用画面設定手段と、 議長以外の参加者端末として指定された端末には、会議
参加用の各種ファンクションキーが備えられた参加者用
画面を設定する参加者用画面設定手段と、 を有することを特徴とするテレビ会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297473A JPH05137138A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | テレビ会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297473A JPH05137138A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | テレビ会議システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137138A true JPH05137138A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17846955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297473A Pending JPH05137138A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | テレビ会議システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137138A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09281991A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Nec Software Ltd | 音声集計システムおよび音声集計方法 |
KR20010109977A (ko) * | 2000-06-05 | 2001-12-12 | 김두진 | 인터넷을 이용한 의학회 운영방법 |
JP2006303997A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Yakichiro Sakai | テレビ会議システム |
JP2007208451A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | 会議支援システム |
JP2008306547A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Yamaha Corp | 遠隔講義システム、通信制御装置およびプログラム |
WO2011013605A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 三洋電機株式会社 | プレゼンテーションシステム |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3297473A patent/JPH05137138A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09281991A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Nec Software Ltd | 音声集計システムおよび音声集計方法 |
KR20010109977A (ko) * | 2000-06-05 | 2001-12-12 | 김두진 | 인터넷을 이용한 의학회 운영방법 |
JP2006303997A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Yakichiro Sakai | テレビ会議システム |
WO2006115096A1 (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Yakichiro Sakai | テレビ会議システム |
US8164616B2 (en) | 2005-04-21 | 2012-04-24 | Yakichiro Sakai | Video conference system |
JP2007208451A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | 会議支援システム |
JP2008306547A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Yamaha Corp | 遠隔講義システム、通信制御装置およびプログラム |
WO2011013605A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 三洋電機株式会社 | プレゼンテーションシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010831 |