JP2000152206A - 通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2000152206A
JP2000152206A JP10324118A JP32411898A JP2000152206A JP 2000152206 A JP2000152206 A JP 2000152206A JP 10324118 A JP10324118 A JP 10324118A JP 32411898 A JP32411898 A JP 32411898A JP 2000152206 A JP2000152206 A JP 2000152206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication conference
communication
video signal
video
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10324118A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Sakakibara
憲 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10324118A priority Critical patent/JP2000152206A/ja
Publication of JP2000152206A publication Critical patent/JP2000152206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置或いはシステムの処理負荷を軽減するこ
とが可能であると共に、通信会議を効率的に進行するこ
とが可能な通信会議接続装置を提供する。 【解決手段】 通信会議端末装置110(1)〜110
(4)を接続する通信会議接続装置130において、各
通信会議端末装置110(1)〜110(4)から送ら
れる映像信号に関して、人物顔画像を含む映像信号を送
信中であると確認された通信会議端末装置についてのみ
を、通信会議に参加させ、各々の通信会議端末装置間で
の映像信号の通信を行うための多地点テレビ会議制御機
能の制御対象とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる場所に設置
された複数の端末装置を通信回線網を介して接続し、そ
れらの通信により多地点通信会議を実施するための技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図8に示すような、異なる場
所に設置された複数の通信会議端末装置810(1),
810(2),810(3),・・・,810(n)側
にいる利用者同士で会議すること(多地点通信会議)を
可能とする、通信会議システム800が知られている。
この通信会議システム800では、多地点通信会議接続
装置830により、複数の通信会議端末装置810
(1)〜810(n)を各々、一般加入電話網若しくは
ISDN通信網等の通信回線網820を介して接続する
ようになされている。
【0003】多地点通信会議接続装置830は、一般
に、複数の通信会議端末装置810(1)〜810
(n)を同時に接続収容するための複数通信会議端末装
置接続機能831と、接続された各通信会議端末装置か
ら送出される音声信号や映像信号を合成又は選択して各
通信会議端末装置に送り返す多地点テレビ会議制御機能
832とを具備している。複数通信会議端末装置接続機
能831は、主に通信回線インタフェース部からなる。
この通信回線インタフェース部では、1つの通信会議端
末装置との接続に対して、1個のハードウェアを用いる
場合と、共通のハードウェアを用いながらソフトウェア
によって複数の通信会議端末装置との接続を処理する場
合とがある。このような多地点通信会議接続装置830
には、複数の通信会議端末装置810(1),810
(2),810(3),・・・,810(n)が、各々
に対応した通信回線820(1),820(2),82
0(3),・・・,820(n)を介して接続される。
【0004】そこで、上述のような通信会議システム8
00において、これを利用するにあたっては通信回線網
820の利用料金が従量制(利用時間の長さに応じて料
金が高くなる制度)であることから、通信会議端末装置
810(1),810(2),810(3),・・・,
810(n)と多地点通信会議接続装置830との間の
通信回線820(1),820(2),820(3),
・・・,820(n)の接続は、予め各々の通信会議端
末装置810(1)〜810(n)の利用者と多地点通
信会議接続装置830の管理者との間で取り決めをし
た、通信会議業務の運営時間の間のみに限って行われる
ことが一般的であった。
【0005】しかしながら、上記の従量制に対して近年
では、一般加入電話網若しくはISDN通信網等の通信
回線網820において、特定の時間帯では定額制(利用
時間の長さに関わらず一定の料金を支払う)にて利用で
きる、という課金体系によるサービスが通信事業者から
提供されるようになった。また、事業所や家庭から専用
線によって、TCP/IP(Trasnsmission Control Pr
otocol / Internet Protocol)プロトコル網(インター
ネット)と接続する利用者が増加してきた。このため、
通信会議端末装置810(x)と多地点通信会議接続装
置830との間の通信の接続時間の長短は、利用者にと
って経済的な問題ではなくなり、その結果、多地点通信
会議に参加する明確な意志の有無に関わらず、通信会議
端末装置810(x)と多地点通信会議接続装置830
との接続を継続する(つなぎっぱなしの状態)利用者が
増加してきた。例えば、通信会議端末装置810(x)
の利用者がその設置場所から離席して会議から一時的に
欠席する場合においても、利用者は、通信接続を継続し
たままの状態にしておく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の通信システムでは、例えば、ある通信会
議端末装置の利用者が、多地点通信会議に参加して発言
したり他の利用者の発言の内容を視聴する意思がないた
め、通信会議端末装置から離席し、且つ通信接続を継続
したままの状態にした場合、多地点通信会議の参加者の
通信会議端末装置に表示される画面は、図9に示すよう
になる。すなわち、多地点通信会議に現在参加している
利用者(出席者)の人物が映っている映像(上記図9
中”851”)と、離席者の通信会議端末装置の近辺の
映像(上記図9中”852”)が混在した画面が表示さ
れることになる。
【0007】したがって、多地点通信会議の出席者は、
通信会議端末装置の前から離席しており会話可能でない
であろう利用者の映像(すなわち、上記図9の”85
2”にて示したような、離席者の通信会議端末装置近辺
の映像)を、他の出席者の映像(上記図9”851”)
と同時に見続ける必要があった。このため、出席者は、
現在何名の者が多地点通信会議に参加しているのか等を
一目で認識しずらかった。また、上記図9の”852”
にて示したような必要のない映像(離席者の通信会議端
末装置での映像)を、出席者の通信会議端末装置にて画
面表示し続けることは、該通信会議端末装置での表示ス
ペースを無駄に消費することになる。さらに、このと
き、上記の映像に対しても継続して、画面表示のための
伸長復号化処理が行われることになるため、通信会議端
末装置の処理能力に無駄な負荷をかけ、その分本来必要
な処理(出席者の通信会議端末装置から送られてくる映
像や音声の伸長復号化等)の能力が低下することにな
る。さらにまた、離席者の通信会議端末装置を通信接続
しても有用性がないにも関わらず、そのまま継続して通
信接続されることにより、多地点通信会議接続装置の制
御処理能力等の資源までも無駄に消費されてしまう。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、装置或いはシステムの処理負荷
を軽減することが可能であると共に、通信会議を効率的
に進行することが可能な通信会議接続装置、通信会議シ
ステム、通信会議の制御方法、及びそれを実施するため
の処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記
憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、少なくとも表示部を有する複数の端末装
置を通信回線網を介して接続し、各々の端末装置にて得
られる少なくとも映像信号の通信を相互に行うことで、
多地点での通信会議を可能とする通信会議接続装置であ
って、上記端末装置にて得られた映像信号から所定被写
体の映像を認識する認識手段と、上記認識手段での認識
結果に基づいて、上記映像信号の上記表示部に対する出
力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記認識手段は、上記端末装置側に存在する使用者の少
なくとも顔部分を上記所定被写体として、該所定被写体
の映像が上記映像信号に含まれるか否かを認識すること
を特徴とする。
【0011】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記認識手段での認識結果により、上
記映像信号から所定被写体の映像が認識された場合、そ
の映像信号の上記表示部に対する出力を停止することを
特徴とする。
【0012】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記制御手段は、上記所定被写体の映像が認識されてか
ら所定時間経過した後に、上記出力の停止を行うことを
特徴とする。
【0013】第5の発明は、自装置側の被写体を撮影し
て映像信号を生成する撮影部と、該撮影手段にて得られ
た映像信号及び他装置側にて得られた映像信号からなる
画面を表示する表示部を少なくとも備える複数の端末装
置と、上記複数の端末装置を通信回線網を介して接続
し、各々の端末装置にて得られる映像信号の通信を相互
に行うことで、上記複数の端末装置間での通信会議を可
能とする通信会議接続装置とを含む通信会議システムで
あって、上記通信会議接続装置は、請求項1〜4の何れ
かに記載の通信会議接続装置の機能を有することを特徴
とする。
【0014】第6の発明は、少なくとも表示部を有する
複数の端末装置を通信回線網を介して接続し、各々の端
末装置にて得られる少なくとも映像信号の通信を相互に
行うことで、多地点での通信会議を可能とするための制
御方法であって、上記端末装置にて得られた映像信号中
に所定被写体の映像が存在するか否かを認識する認識ス
テップと、上記認識ステップでの認識結果に基づいて、
上記映像信号の上記表示部に対する出力を制御する制御
ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】第7の発明は、上記第6の発明において、
上記認識ステップは、上記端末装置側に存在する使用者
の少なくとも顔部分を上記所定被写体として、該所定被
写体の映像が上記映像信号に含まれるか否かを認識する
ステップを含むことを特徴とする。
【0016】第8の発明は、上記第6の発明において、
上記制御ステップは、上記認識ステップでの認識結果に
より、上記映像信号中に所定被写体の映像が存在すると
認識された場合、その映像信号の上記表示部に対する出
力を停止するステップを含むことを特徴とする。
【0017】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記制御ステップは、上記所定被写体の映像が認識され
てから所定時間経過した後に、上記出力の停止を行うス
テップを含むことを特徴とする。
【0018】第10の発明は、少なくとも表示部を有す
る複数の端末装置を通信回線網を介して接続し、各々の
端末装置にて得られる少なくとも映像信号の通信を相互
に行うことで、多地点での通信会議を可能とするための
処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶
媒体であって、上記処理ステップは、請求項6〜9の何
れかに記載の通信会議の制御方法の処理ステップを含む
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0020】本発明は、例えば、図1に示すような通信
会議システム100に適用される。この通信会議システ
ム100は、複数の通信会議端末装置110(1)〜1
10(4)が通信回線網120を介して同時に多地点通
信会議接続装置130に接続されることにより、通信会
議(多地点テレビ会議)サービスを行うものである。す
なわち、通信会議システム100は、上記図1に示すよ
うに、複数の通信会議端末装置110(1)〜110
(4)(ここでは説明の簡単のために4台としている)
と、通信会議端末装置110(1)〜110(4)が通
信回線網120を介して接続された多地点通信会議接続
装置130と、多地点通信会議接続装置130に通信回
線網120を介して接続された遠隔操作装置150とを
含んでなる。
【0021】通信会議端末装置110(1)〜111
(4)は、各々同様の構成としており、例えば、通信会
議端末装置110(1)は、図2に示すように、本装置
側の利用者の映像信号を入力する映像入力部201と、
多地点通信会議接続装置130から送られてくる他の通
信会議端末装置での映像信号を画面表示するための映像
表示部202と、本端末装置側の利用者の発言等の音声
信号を入力する音声入力部203と、多地点通信会議接
続装置130から送られてくる他の通信会議端末装置で
の音声信号を出力するための音声出力部204と、本装
置に対する種々の動作指示を入力するための操作部20
5と、映像入力部201にて入力された映像信号や多地
点通信会議接続装置130から送られてくる映像信号
(圧縮映像データ)の映像圧縮伸長符号化部206と、
音声入力部203にて入力された音声や多地点通信会議
接続装置130から送られてくる音声信号(圧縮音声デ
ータ)の音声圧縮伸長符号化部207と、映像圧縮伸長
符号化部206にて圧縮された映像信号(圧縮映像デー
タ)と音声圧縮伸長符号化部207にて圧縮された音声
信号(圧縮音声データ)との多重化(送出のためのデー
タ・ストリームの生成)や、多地点通信会議接続装置1
30からの信号(データ・ストリーム)から映像信号
(圧縮映像データ)及び音声信号(圧縮音声データ)を
分離する信号分離・多重化部208と、多地点通信会議
接続装置130と通信回線網130を介して通信するた
めの回線インターフェース部111(1)と、本装置全
体の動作制御を司る装置制御部(CPU等)209とを
備えている。
【0022】通信回線網120は、通信会議端末装置1
10(1)〜111(4)及び遠隔操作装置150と、
多地点通信会議接続装置130とを接続するための通信
回線121(1)〜121(4)及び122を含んでな
る。
【0023】多地点通信会議接続装置130は、本シス
テムの最も特徴とする構成部であり、通信会議端末装置
110(1)〜111(4)が通信回線網120(通信
回線121(1)〜121(4))を介して接続される
通信回線インターフェース部131と、通信回線インタ
ーフェース部131と接続されたメディア分離・多重部
132と、メディア分離・多重部132と接続された会
議参加端末選択制御部133と、会議参加端末選択制御
部133と接続された音声多重制御部134、映像多重
制御部135、資料データ多重制御部141、圧縮映像
伸長復号化部136、及び人物顔画像領域認識部137
と、遠隔操作装置150が通信回線網120(通信回線
122)を介して接続されるインターフェース(I/
F)部140と、I/F部140と接続された操作部1
38と、これらの各部を含む本装置の動作制御を司る装
置制御部(CPU等)139とを備えている。
【0024】尚、通信会議端末装置110(1)〜11
0(4)の各々が備える通信回線インタフェース部11
1(1)〜111(4)は、その端末装置によって、一
般加入電話回線用変復調部であったり、lSDN回線用
回線インタフェース部であったり、或いは、TCP/l
Pプロトコル網接続用専用線インタフェース部であった
りする。
【0025】以下、通信会議システム100の動作、特
に、本システムの最も特徴とする多地点通信会議接続装
置130の動作について具体的に説明する。
【0026】通信会議システム100では、通信会議端
末装置110(1)〜110(4)と、多地点通信会議
接続装置130との接続開始を、通信会議端末装置11
0(1)〜110(4)の各々に設けられている操作部
205での操作、多地点通信会議接続装置130の操作
部138、遠隔操作装置150での操作、の何れの操作
でも可能なようになされている。ここでは、説明の簡単
のために、通信会議端末装置110(1)に設けられて
いる操作部205での操作によって、通信会議端末装置
110(1)が多地点通信会議接続装置130に接続さ
れ、通信会議に参加する場合について説明する。
【0027】先ず、通信会議端末装置110(1)にお
いて、その利用者は、操作部205にて多地点通信会議
接続装置130と接続するための所定の操作を行う。こ
の操作情報は、装置制御部209を介して着呼要求とし
て、回線インターフェース部111(1)から通信回線
網120へと送出される。通信回線網120へ送出され
た着呼要求は、通信回線121(1)を介して多地点通
信会議接続装置130へ与えられる。
【0028】多地点通信会議接続装置130において、
通信回線インタフェース部131は、通信会議端末装置
110(1)からの着呼要求を受けると、その旨を示す
情報(接続したポート番号等を含む情報、ここでは通信
会議端末装置110(1)の接続ポート番号nを”1”
とする)を装置制御部139へ通知した上で、通信会議
端末装置110(1)と接続を行う。そして、この状態
にて、通信回線インタフェース部131は、通信会議端
末装置110(1)から送られてくるデータ・ストリー
ムを、メディア分離・多重部132へ供給する。
【0029】装置制御部139は、通信回線インタフェ
ース部131からの上記の情報を会議参加端末選択制御
部133へ供給する。尚、その後の会議参加端末選択制
御部133での処理については後述する。
【0030】一方、メディア分離・多重部132は、通
信回線インタフェース部131からのデータ・ストリー
ムを、圧縮音声データ、圧縮映像データ、及びその他の
データの3種のデータに分離し、これらのデータを会議
参加端末選択制御部133へ供給する。
【0031】会議参加端末選択制御部133は、メディ
ア分離・多重部132からの3種のデータのうち圧縮映
像データのみを圧縮映像伸長符号化部136へ供給す
る。
【0032】圧縮映像伸長符号化部136は、会議参加
端末選択制御部133からの圧縮映像データに対して、
ディジタル伸長復号化処理を施し、ディジタル共通中間
フォーマット信号形式に従った元映像データ生成し、こ
れを人物顔画像領域認識処理部137へ供給する。
【0033】人物顔画像領域認識処理部137は、圧縮
映像伸長符号化部136からの元映像データに対して、
人間の顔の輪郭が楕円形で近似できることを応用した輪
郭検出及び楕円形領域探索と、肌色領域検出とを組み合
わせた方式による人物顔画像領域認識処理を施し、その
処理結果、すなわち上記の元映像データに人物顔画像が
存在するか否かの結果を、会議参加端末選択制御部13
3へ通知する。尚、人物顔画像領域認識処理部137で
の処理は、装置制御部(CPU等)139や、本装置に
内蔵又は本装置に外部接続可能な信号処理部(DSPや
メディアプロセッサを用いた信号処理専用装置等)を用
いて行うようにしてもよい。これにより、人物顔画像領
域認識処理部137での処理に必要となる演算処理能力
が相当に大きい場合でも対応することができる。
【0034】人物顔画像領域認識処理部137での処理
結果が通知された会議参加端末選択制御部133は、次
のように動作する。
【0035】まず、会議参加端末選択制御部133に
は、図3に示すような接続参加状態管理テーブルTが設
けられている。この接続参加状態管理テーブルTは、通
信回線インタフェース部131が備えるポートの接続状
態302、人物顔画像領域認識処理部137での処理結
果(人物顔画像が存在するか否かの認識結果)303、
人物顔画像が不在となった開始時刻304、及び接続さ
れている通信会議端末装置の利用者が本会議に参加中で
あるか否かの会議参加状況305が、通信回線インタフ
ェース部131が備えるポート番号(n=1,2,3,
4)301(1)〜301(4)に対応して設定される
ようになされている。
【0036】上述のような接続参加状態管理テーブルT
の接続状態は、会議参加端末選択制御部133が装置制
御部139からの上述したポート番号等を含む情報を受
け取った際に、会議参加端末選択制御部133により設
定されるようになされている。例えば、会議参加端末選
択制御部133は、通信会議端末装置110(1)がポ
ート番号”n=1”にて接続された状態であることを示
す、装置制御部139からの情報を受け取ると、接続参
加状態管理テーブルTのポート番号”n=1”の接続状
態302を”接続中”に設定する。このような接続参加
状態管理テーブルTへの設定は、通信会議端末装置11
0(2)〜110(4)に対しても同様に行われる。
【0037】尚、接続参加状態管理テーブルTの初期状
態は、接続状態302”未接続”、認識結果303”不
在”、会議参加状況305”不参加”に設定されている
ものとする。
【0038】そこで、会議参加端末選択制御部133
は、例えば、図4に示すフローチャートに従って、次の
ように動作する。
【0039】ステップS401:会議参加端末選択制御
部133は、ポート番号nを初期値”1”に設定する。
【0040】ステップS402:会議参加端末選択制御
部133は、接続参加状態管理テーブルTを参照するこ
とで、通信回線インタフェース部131のポート番号n
が接続中であるか否かを判別する。この判別の結果、接
続中であった場合、次のステップS402からの処理を
実行し、そうでない場合には、後述するステップS41
0の処理を介してステップS401へ戻る。尚、ここで
は、通信会議端末装置110(1)の接続(ポート番
号”n=1”での接続)時を一例として説明しているた
め、そのまま次のステップS302へ進む。
【0041】ステップS403:ポート番号nが接続中
であった場合、会議参加端末選択制御部133は、上述
した人物顔画像領域認識処理部137からの処理結果の
通知により、ポート番号nにて接続されている通信会議
端末装置(ここでは通信会議端末装置110(1))か
らの映像中に人物顔画像が認識されたか否かを判別す
る。この判別の結果、人物顔画像が認識された場合、次
のステップS409へ進み、そうでない場合には、後述
するステップS404からの処理に進む。
【0042】ステップS409:ポート番号nにて接続
されている通信会議端末装置(ここでは通信会議端末装
置110(1))からの映像中に人物顔画像が認識され
た場合、会議参加端末選択制御部133は、接続参加状
態管理テーブルTのポート番号nに対する認識結果30
3を”存在”に設定すると共に、会議参加状況を”参加
中”に設定して、直ちにその通信会議端末装置を会議に
参加させることを決定する。そして、会議参加端末選択
制御部133は、メディア分離多重部132から供給さ
れる圧縮音声データ、圧縮映像データ、及びその他のデ
ータの3種のデータ(通信会議端末装置110(1)か
ら送信されてきた映像や音声のデータ)を、各々対応す
る音声多重制御部134、映像多重制御部135、及び
資料データ多重制御部141に供給し、多地点テレビ会
議制御機能を実行開始する。これにより、例えば、他の
通信会議端末装置110(2)〜110(4)の利用者
が通信会議に参加中の状態である場合、通信会議端末装
置110(1)にて入力された映像や音声が、他の通信
会議端末装置110(2)〜110(4)にて出力され
ることになり、通信会議端末装置110(1)の利用者
が参加した通信会議が行える状態となる。
【0043】ステップS410:その後、会議参加端末
選択制御部133は、次のポート番号(n+1)にて接
続されている通信会議端末装置に対して、ステップS3
01からの処理を実行するために、ポート番号nをイン
クリメントする。尚、このステップにて、ポート番号n
が”4”であった場合には、初期値(n=1)に戻す。
【0044】ステップS404:一方、ステップS40
3の判別により、ポート番号nにて接続されている通信
会議端末装置からの映像中に人物顔画像が認識されなか
った場合、会議参加端末選択制御部133は、接続参加
状態管理テーブルTのポート番号nに対する会議参加状
況が現在”参加中”に設定されているか否かを判別す
る。この判別の結果、”参加中”に設定されていない場
合、ステップS408へ進み、そうでない場合には、ス
テップS405へ進む。
【0045】ステップS408:会議参加状況が現在”
参加中”でない場合、会議参加端末選択制御部133
は、その通信会議端末装置を会議に参加させないことを
決定する。すなわち、会議参加端末選択制御部133
は、例えば、ステップS409にて説明したような、通
信会議端末装置110(1)から送信されてくる映像や
音声等のデータに対する処理は行わない。換言すれば、
通信会議端末装置110(1)と多地点通信会議接続装
置130との接続は継続した状態であるが、通信会議端
末装置110(1)から送信されてくる映像や音声は、
多地点テレビ会議制御機能の制御対象とはならない。こ
れにより、通信会議端末装置110(1)にて入力され
た映像や音声は、他の通信会議端末装置110(2)〜
110(4)にて出力されず、通信会議端末装置110
(1)の利用者は通信会議に参加しない状態となる。そ
の後、上述したステップS410へ進み、次のポート番
号(n+1)にて接続されている通信会議端末装置に対
しの処理が実行される。
【0046】ステップS405:会議参加状況が現在”
参加中”の場合、会議参加端末選択制御部133は、接
続参加状態管理テーブルTのポート番号nに対する認識
結果303及び不在開始時刻304を参照することで、
前回のポート番号nにて接続されている通信会議端末装
置に対する処理時に人物画像が認識されたか否かを判別
する。この判別の結果、前回の処理時に人物画像が認識
されていた場合、ステップS406へ進み、そうでない
場合には、ステップS407へ進む。
【0047】ステップS406:前回の処理時に人物画
像が認識されていた場合、会議参加端末選択制御部13
3は、接続参加状態管理テーブルTのポート番号nに対
する認識結果303を”不在”に設定すると共に、不在
開始時刻304を現在時刻”hh/mm/ss”に設定する。そ
の後、上述したステップS409へ進み、ここにて、ポ
ート番号nにて接続されている通信会議端末装置を通信
会議に参加させる処理が実行される。
【0048】ステップS407:前回の処理時に人物画
像が認識されてない場合、会議参加端末選択制御部13
3は、接続参加状態管理テーブルTのポート番号nに対
する不在開始時刻304(”hh/mm/ss”)から現在時刻
までの間の時間が、所定のタイムアウト時間Toutを超
えるか否かを判別する。この判別の結果、タイムアウト
時間Toutを超えた場合、会議参加端末選択制御部13
3は、接続参加状態管理テーブルTのポート番号nに対
する会議参加状況を”不参加”に設定する。その後、上
述したステップS408へ進み、ここにて、ポート番号
nにて接続されている通信会議端末装置を通信会議に参
加させない処理が実行される。一方、タイムアウト時間
Toutを超えていない場合、上述したステップS409
へ進み、ここにて、ポート番号nにて接続されている通
信会議端末装置を通信会議に参加させる処理が実行され
る。
【0049】上述のような処理の実行により、通信会議
端末装置110(1)〜110(4)の各々の映像表示
部202には、図5〜図7に示すような画面500,5
00’,500”が表示される。これらの図5〜図7に
示す画面は、例えば、通信会議端末装置110(1)〜
110(4)の合計4つの通信会議端末装置が既に多地
点通信会議接続装置130との接続が行われ、何れもそ
の利用者の映像が認識されたため、通信会議に参加中の
状態であったが、通信会議の途中に通信会議端末装置1
10(3)の利用者が、その通信会議端末装置110
(3)の前から離席した場合を示したものである。
【0050】具体的には、通信会議端末装置110
(3)は、既に多地点通信会議接続装置130に接続さ
れており、接続されているポート番号nを”3”とする
と、上記図3に示した接続参加状態管理テーブルTのポ
ート番号nに対する接続状態302が、上述したように
して会議参加端末選択制御部133により”接続中”に
設定されている。他の通信会議端末装置110(1)、
110(2)、110(4)も同様に、それらに対する
接続状態302が”接続中”に設定されている。また、
通信会議端末装置110(1)〜110(4)の各々の
利用者も離席せずに、通信会議に参加した状態である。
このような状態にて上記図4に示した処理が実行される
ことで、通信会議端末装置110(1)〜110(4)
の各々の映像表示部202には、上記図5に示すよう
な、通信会議端末装置110(1)〜110(4)の各
々の利用者の映像501〜504からなる画面500が
表示される。
【0051】そこで、通信会議端末装置110(3)の
利用者の人物画像がその送信映像中に認識され、通信会
議に継続して参加していたが、その利用者が離席する
と、上記図6に示すような、通信会議端末装置110
(3)の利用者の映像503が該利用者が離席した映像
(通信会議端末装置110(3)の近辺の映像)に変化
した画面500’が表示される。
【0052】その後、上記図4に示した処理がポート番
号n=3に対して繰り返し実行された結果、人物顔画像
が通信会議端末装置110(3)の送信映像中に認識さ
れなくなり、人物顔画像が送信映像中に初めて認識され
なくなってからの認識されない時間の継続がタイムアウ
ト時間Tout(例えば、30秒)を超えると(ステップ
S407参照)、通信会議端末装置110(3)を通信
会議に参加させないことが決定され(ステップS408
参照)、これにより、通信会議端末装置110(3)か
ら送信されてくるデータストリームの、会議参加端末選
択制御部133から音声多重制御部134、映像多重制
御部135、資料データ多重制御部141への転送が中
止される。したがって、通信会議端末装置110(1)
〜110(4)の各々の映像表示部202には、上記図
7に示すような、通信会議端末装置110(3)以外の
通信会議端末装置110(1)、110(2)、110
(4)の各々の利用者の映像501、502、503か
らなる画面500”が表示される。このとき、装置制御
部139により、”通信会議端末装置110(3)の利
用者は通信会議に参加していない”旨を知らせるための
情報の表示を行うようにしてもよい。これにより、通信
会議に参加している利用者は、誰が参加しているのか否
かを一目で認識することができる。
【0053】以上のことにより、本実施の形態によれ
ば、4つの通信会議端末装置110(1)〜110
(4)において、その全てが多地点通信会議接続装置1
30に接続されているにも関わらず、実際に利用者の映
像(人物顔画像)が送られている通信会議端末装置のみ
を通信会議に参加させることができる。
【0054】尚、上述の実施の形態では、通信会議に参
加させない通信会議端末装置110(X)と、多地点通
信会議接続装置130との間の接続をそのまま継続さ
せ、利用者の映像が復活した際には、通信会議に再参加
させるように構成したが、これに限らず、例えば、上記
図4のステップ408の処理後、多地点通信会議接続装
置130との接続を終了させてもよい。これにより、必
要に応じて、多地点通信会議接続装置130との接続を
終了させることができ、また、通信回線インタフェース
部131やメディア分離多重部132が通信会議不参加
の通信会議端末装置100(X)を接続する事に関する
処理負荷を軽減することができる。
【0055】また、人物顔画像領域認識として、人物の
顔の輪郭が楕円形で近似できることを応用した輪郭検出
及び楕円形領域検索と、肌色領域検出とを組み合わせた
方式を使用したが、これに限らず、例えば、より複雑な
方式(遺伝的アルゴリズムによる顔画像領域探索や、顔
画像領域の検出後、髪の存在や顔の対称性を認識して、
顔画像であることを確認する方式等)を使用してもよ
い。さらに、人物顔画像領域認識領域認識だけでなく、
顔画像の個人識別認識処理を行い、予め通信会議の参加
資格者として登録された利用者の画像が通信会議端末装
置の送信映像の中に出現したときのみ、通信会議に参加
させるように制御してもよい。この場合、例えば、予め
通信会議の参加者の顔画像を撮像し、これを画像ファイ
ルとして多地点通信会議接続装置130の会議参加端末
選択制御部133に保管しておく。そして、通信会議端
末装置110(X)と多地点通信会議接続装置130の
接続後、会議参加端末選択制御部133において、個人
顔画像識別認識及び認証処理を行う。
【0056】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が実施の形態の機能
を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラム
コードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フ
ロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁
気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード等を用いることができる。また、
コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行する
ことにより、各実施の形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶
媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュー
タに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続さ
れた機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって実施の
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、異なる
場所等に設置された複数の端末装置(通信会議端末装
置)にて得られる映像信号中に、所定被写体の映像(そ
の利用者の顔のような人物顔画像等)が存在するか否か
を認識する。この認識結果に基づいて、各々の端末装置
の表示部にて画面表示される映像信号の出力を制御す
る。具体的には例えば、複数の通信会議端末装置を接続
できる通信会議接続装置(多地点通信会議接続装置)に
おいて、各通信会議端末装置から送られる圧縮符号化済
みの映像信号を伸長復号化し、それによって得られる映
像信号に関して、人物顔画像領域認識処理等を施すこと
によって、人物顔画像を含む映像信号を送信中であると
確認された通信会議端末装置については、通信会議に参
加させ、各々の通信会議端末装置間での映像信号の通信
を行うための多地点テレビ会議制御機能の制御対象とす
る。これににより、通信会議端末装置の前から離席して
いる利用者の通信会議端末装置から送られる映像音声
は、該多地点テレビ会議制御機能の制御対象から除外さ
れ、通信会議に参加中の会話可能な他の通信会議端末装
置から送られる映像のみが、表示部に表示される。した
がって、通信会議に参加中の利用者は、現在通信会議に
参加している利用者を一目で認識できる等、スムーズな
通信会議を進行させることができる。また、従来のよう
に、通信会議に参加中でない利用者の通信会議端末装置
から送られる映像信号に対しても種々の信号処理(画面
表示させるための伸長処理等)が行われることはないた
め、通信会議端末装置や多地点通信会議接続装置に不必
要な処理負荷をかけることを避けることができる。すな
わち、本発明では、通信回線網に接続された各端末装置
のなかで、人物画像がその送信映像の中に出現している
端末装置のみを会議に参加させ、通信会議に参加中の利
用者(出席者)の端末装置に、会話可能な他の利用者の
映像のみを画面表示できるように構成したことにより、
装置或いはシステムの処理負荷を軽減することが可能で
あると共に、通信会議を効率的に進行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通信会議システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】上記通信会議システムの通信会議端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】上記通信会議システムの多地点通信会議接続装
置が備える接続参加状態管理テーブルを説明するための
図である。
【図4】上記通信会議システムの動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】上記通信会議システムにおいて、各々の通信会
議端末装置の利用者が通信会議に参加中である状態の表
示画面を説明するための図である。
【図6】上記各々の通信会議端末装置のうち、ある通信
会議端末装置の利用者が離席した直後の表示画面を説明
するための図である。
【図7】上記各々の通信会議端末装置のうち、ある通信
会議端末装置の利用者が離席してから所定時間経過した
後の表示画面を説明するための図である。
【図8】従来の通信会議システムの構成を示すブロック
図である。
【図9】上記通信会議システムでの表示画面を説明する
ための図である。
【符号の説明】
100 通信会議システム 110(1)〜110(4) 通信会議端末装置 111(1)〜111(4) 通信回線インターフェー
ス部 120 通信回線網 121(1)〜121(4)、122 通信回線 130 多地点通信会議接続装置 131 通信回線インターフェース部 132 メディア分離・多重部 133 会議参加端末選択制御部 134 音声多重制御部 135 映像多重制御部 136 圧縮映像伸長復号化部 137 人物顔画像領域認識部 138 操作部 139 装置制御部 140 インターフェース部 141 資料データ多重制御部 150 遠隔操作装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月2日(1999.4.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記認識手段での認識結果により、上
記映像信号から所定被写体の映像が認識されない場合、
その映像信号の上記表示部に対する出力を停止すること
を特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記制御手段は、上記所定被写体の映像が認識されなく
なってから所定時間経過した後に、上記出力の停止を行
うことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】第8の発明は、上記第6の発明において、
上記制御ステップは、上記認識ステップでの認識結果に
より、上記映像信号中に所定被写体の映像が存在すると
認識されない場合、その映像信号の上記表示部に対する
出力を停止するステップを含むことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記制御ステップは、上記所定被写体の映像が認識され
なくなってから所定時間経過した後に、上記出力の停止
を行うステップを含むことを特徴とする。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表示部を有する複数の端末装
    置を通信回線網を介して接続し、各々の端末装置にて得
    られる少なくとも映像信号の通信を相互に行うことで、
    多地点での通信会議を可能とする通信会議接続装置であ
    って、 上記端末装置にて得られた映像信号から所定被写体の映
    像を認識する認識手段と、 上記認識手段での認識結果に基づいて、上記映像信号の
    上記表示部に対する出力を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする通信会議接続装置。
  2. 【請求項2】 上記認識手段は、上記端末装置側に存在
    する使用者の少なくとも顔部分を上記所定被写体とし
    て、該所定被写体の映像が上記映像信号に含まれるか否
    かを認識することを特徴とする請求項1記載の通信会議
    接続装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記認識手段での認識
    結果により、上記映像信号から所定被写体の映像が認識
    された場合、その映像信号の上記表示部に対する出力を
    停止することを特徴とする請求項1記載の通信会議接続
    装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記所定被写体の映像
    が認識されてから所定時間経過した後に、上記出力の停
    止を行うことを特徴とする請求項3記載の通信会議接続
    装置。
  5. 【請求項5】 自装置側の被写体を撮影して映像信号を
    生成する撮影部と、該撮影手段にて得られた映像信号及
    び他装置側にて得られた映像信号からなる画面を表示す
    る表示部を少なくとも備える複数の端末装置と、 上記複数の端末装置を通信回線網を介して接続し、各々
    の端末装置にて得られる映像信号の通信を相互に行うこ
    とで、上記複数の端末装置間での通信会議を可能とする
    通信会議接続装置とを含む通信会議システムであって、 上記通信会議接続装置は、請求項1〜4の何れかに記載
    の通信会議接続装置の機能を有することを特徴とする通
    信会議システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも表示部を有する複数の端末装
    置を通信回線網を介して接続し、各々の端末装置にて得
    られる少なくとも映像信号の通信を相互に行うことで、
    多地点での通信会議を可能とするための制御方法であっ
    て、 上記端末装置にて得られた映像信号中に所定被写体の映
    像が存在するか否かを認識する認識ステップと、 上記認識ステップでの認識結果に基づいて、上記映像信
    号の上記表示部に対する出力を制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とする通信会議の制御方法。
  7. 【請求項7】 上記認識ステップは、上記端末装置側に
    存在する使用者の少なくとも顔部分を上記所定被写体と
    して、該所定被写体の映像が上記映像信号に含まれるか
    否かを認識するステップを含むことを特徴とする請求項
    6記載の通信会議の制御方法。
  8. 【請求項8】 上記制御ステップは、上記認識ステップ
    での認識結果により、上記映像信号中に所定被写体の映
    像が存在すると認識された場合、その映像信号の上記表
    示部に対する出力を停止するステップを含むことを特徴
    とする請求項6記載の通信会議の制御方法。
  9. 【請求項9】 上記制御ステップは、上記所定被写体の
    映像が認識されてから所定時間経過した後に、上記出力
    の停止を行うステップを含むことを特徴とする請求項8
    記載の通信会議の制御方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも表示部を有する複数の端末
    装置を通信回線網を介して接続し、各々の端末装置にて
    得られる少なくとも映像信号の通信を相互に行うこと
    で、多地点での通信会議を可能とするための処理ステッ
    プをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体であっ
    て、 上記処理ステップは、請求項6〜9の何れかに記載の通
    信会議の制御方法の処理ステップを含むことを特徴とす
    る記憶媒体。
JP10324118A 1998-11-13 1998-11-13 通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体 Pending JP2000152206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10324118A JP2000152206A (ja) 1998-11-13 1998-11-13 通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10324118A JP2000152206A (ja) 1998-11-13 1998-11-13 通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000152206A true JP2000152206A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18162364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10324118A Pending JP2000152206A (ja) 1998-11-13 1998-11-13 通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000152206A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074115A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Hitachi Ltd 音声通信端末、メディアサーバおよび音声通信のロック制御方法
JP2010087898A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Canon Inc 撮像装置及びネットワークカメラシステム
US8264520B2 (en) 2008-04-28 2012-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Communication system, connection controller, terminal, and control method
JP2017098592A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 富士通株式会社 コミュニケーション支援システム、サーバ装置及びプログラム
JP2018133652A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 沖電気工業株式会社 通信装置、方法およびプログラム
WO2018208052A1 (ko) * 2017-05-12 2018-11-15 주식회사 팬라이트 복수의 사용자 단말들을 제어하는 군중 제어 시스템
CN115334048A (zh) * 2022-07-19 2022-11-11 贵州华云信安科技有限公司 一种基于人工智能的视频会议用信息安全系统

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074115A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Hitachi Ltd 音声通信端末、メディアサーバおよび音声通信のロック制御方法
US7936864B2 (en) 2005-09-05 2011-05-03 Hitachi, Ltd. Voice communication terminal, media server, and method for control of locking voice communication
US8264520B2 (en) 2008-04-28 2012-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Communication system, connection controller, terminal, and control method
JP2010087898A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Canon Inc 撮像装置及びネットワークカメラシステム
JP2017098592A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 富士通株式会社 コミュニケーション支援システム、サーバ装置及びプログラム
JP2018133652A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 沖電気工業株式会社 通信装置、方法およびプログラム
WO2018208052A1 (ko) * 2017-05-12 2018-11-15 주식회사 팬라이트 복수의 사용자 단말들을 제어하는 군중 제어 시스템
US11064127B2 (en) 2017-05-12 2021-07-13 Fanlight Co., Ltd. Control system for controlling plurality of user terminals
US11297253B2 (en) 2017-05-12 2022-04-05 Fanlight Co., Ltd. Control system for controlling plurality of user terminals
US11647297B2 (en) 2017-05-12 2023-05-09 Fanlight Co., Ltd. Control system for controlling plurality of user terminals based on seat information of ticket of event venue
CN115334048A (zh) * 2022-07-19 2022-11-11 贵州华云信安科技有限公司 一种基于人工智能的视频会议用信息安全系统
CN115334048B (zh) * 2022-07-19 2023-10-27 贵州华云信安科技有限公司 一种基于人工智能的视频会议用信息安全系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7508413B2 (en) Video conference data transmission device and data transmission method adapted for small display of mobile terminals
US7929011B2 (en) Method and system for handling video signals of conference
US8208004B2 (en) Device, methods, and media for providing multi-point video conferencing unit functions
CN101478642A (zh) 视频会议系统的多画面混图方法及装置
WO2011063763A1 (zh) 一种包含远程呈现会场的会议控制方法、装置及系统
CN111263103A (zh) 远程会议方法、系统
JP2000152206A (ja) 通信会議接続装置、通信会議システム、通信会議の制御方法、及び記憶媒体
US5861907A (en) Multi-point teleconference system
US5691713A (en) Communication apparatus allowing a receiver to recognize a generalized situation of a sender
KR20070054769A (ko) 이동통신단말기에서 화상통화 연결 방법
RU2491735C2 (ru) Способ индикации состояния прохождения вызова, устройство управления конференц-связью и система конференц-связи
JPH11505391A (ja) 遠隔所在の参加者間のデータ会議方法
JP2001309086A (ja) マルチメディア通信端末装置、回線制御装置、マルチメディア通信方法
JP2003283672A (ja) 電話会議装置
JPH08263398A (ja) 通信サービス方法及びシステム
JP2002314965A (ja) テレビ会議予約システム及びテレビ会議予約方法
JPH1198257A (ja) 会議システム
KR100203279B1 (ko) 단말정보를 갖는 화상회의 다지점제어장치
JP2003283673A (ja) 電話会議装置
JP3984133B2 (ja) テレビ会議システム
JPH08251566A (ja) テレビ会議装置
JPH06141083A (ja) 遠隔会議装置
JP3107893B2 (ja) 遠隔会議システム
JP3258409B2 (ja) 通信会議装置
JP2000023131A (ja) 多地点間テレビ会議システム