JP2003086990A - 低背型パッケージ構造 - Google Patents

低背型パッケージ構造

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JP2003086990A
JP2003086990A JP2001275819A JP2001275819A JP2003086990A JP 2003086990 A JP2003086990 A JP 2003086990A JP 2001275819 A JP2001275819 A JP 2001275819A JP 2001275819 A JP2001275819 A JP 2001275819A JP 2003086990 A JP2003086990 A JP 2003086990A
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JP
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printed board
package structure
low
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ground pattern
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JP2001275819A
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English (en)
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亨是 ▲くわ野▼
Yukiyoshi Kuwano
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低背化を図るに適したパッケージの構造を提供
することを目的とする。 【解決手段】片面に素子3を実装し、反対面或いは内層
部に広範囲な接地パターン7(シールド接地パターン)
を形成したプリント板6を用い、このプリント板6に蓋
としての機能を兼ね備えさせるようにしたので、シール
ド効果を有しつつ、ベース2とプリント板6とで構成し
た低背型パッケージ構造を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低背型パッケージ
構造に関し、特に、シールド効果を備えたまま金属ケー
ス等を不要として低背化(薄型化)を図る技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品は小型化が進み、電子部
品の実装にあっては、益々、高密度化がなされている。
ここで圧電発振器を例にして、従来のパッケージ構造を
説明する。図3は従来の圧電発振器パッケージ構造の例
を示す解体図である。この例に示すパッケージ構造は、
複数のリード1を有し中央部に凹みを形成したベース2
と、両面に回路の構成部品である素子3を実装したプリ
ント板4と、前記ベース2との間でプリント板4を包含
する箱状の蓋5とを備えて構成されている。
【0003】前記ベース2は、樹脂モールドで形成さ
れ、これに埋め込まれた各リード1はベース2の上面に
一部分を突出させている。この突出部を端子Bとして示
し、各端子Bは、それぞれ対応するリード1と電気的に
導通している。なお、ここでは図示を省略したが、リー
ド1はベース2の他の辺にも存在するのが一般的であ
る。また、ベース2の凹み部は、プリント板4に実装さ
れた素子3の高さを考慮して、これらがベース2との間
で圧迫されないように深さが設定されている。
【0004】前記プリント板4は、セラミックの平板に
パターンをプリントしたものであり、上述のベース2の
各端子Bに対応する位置に、接続電極である端子Aを備
えている。また、プリント板4は、その両面に抵抗器や
コンデンサ、或いは、水晶振動子などの種々の素子3を
実装している。
【0005】前記蓋5は、シールド効果を有する金属ケ
ースであって、この蓋5を封止固着することで、電磁波
を遮蔽している。なお、蓋5は、発振器実装時にGND
電位に接地されるよう構成されている。
【0006】次に、図4は、上述の図3に示した従来の
圧電発振器パッケージ構造例の断面図である。即ち、こ
の図に示されるように、ベース2とプリント板4と蓋5
を重ねて固着されたパッケージ構造であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパッケージ構造においては、以下に示すような
問題点があった。つまり、プリント板4上の素子3と、
蓋5とは、接触しないように空間を設けて構成する必要
があり、その以上の低背化(薄型化)が困難であるとい
う問題点があった。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、更なる低背化を図ることができ
るパッケージの構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係わる低背型パッケージ構造の請求項1の発
明は、リード端子を有する樹脂モールドベースと、片面
に部品を実装し、他面にはシールド接地パターンを配置
したプリント板とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係わる低背型パッケージ構
造の請求項2の発明は、前記請求項1記載の低背型パッ
ケージ構造において、前記プリント板が多層構成のもの
であって、内装層に前記シールド接地パターンを配置し
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係わる
低背型パッケージ構造の実施の形態例を示す解体図であ
る。なお、上述の図3に示した従来例のものと同様の構
成部については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0012】この例に示す低背型パッケージ構造は、複
数のリード1を有するベース2と、プリント板6とから
なる。前記ベース2は、従来のものと材質、形状共に同
様のものである。また、プリント板6の材質について
は、従来のものと同様にセラミックであるが、素子3を
下側片面(ここでは図示していない)にのみ実装してお
り、上側面には、ほぼ全面を覆うように接地パターン7
(ベタアースとも呼ばれる)を配置している。
【0013】つまり、この図に示す低背型パッケージ構
造は、上側片面に設けた接地パターン7によりシールド
効果を有するプリント板6が、蓋としての機能を兼ね備
えることで、従来例に示した蓋5を不要としているので
ある。
【0014】次の図2は、本発明に係る低背型パッケー
ジ構造例を示す断面図である。この図に示すように、ベ
ース2とプリント板6とが固着されると、プリント板6
の片面に実装された素子3は、ベース2に設けられた凹
部内に格納され、パッケージ全体の高さとしては、ベー
ス2の高さとにプリント板6の厚みを加えただけのもの
とすることができる。
【0015】以上説明した本発明の実施の形態例におい
ては、プリント板6の部品実装面とは半対面の最外層に
接地パターン7を配置するという例を示したが、本発明
の実施にあってはこの例に限らず、例えば、プリント板
6を多層基板とし、その内層部に接地パターン7を配置
するように構成しても良い。これによれば、シールド効
果を備えつつ、パッケージ表面全体を絶縁材とすること
もできる。
【0016】以上のように、本発明に係わる低背型パッ
ケージ構造は、片面に素子3を実装し、反対面或いは内
層部に広範囲な接地パターン7(シールド接地パター
ン)を形成したプリント板6を用い、このプリント板6
に蓋としての機能を兼ね備えさせるようにしたので、シ
ールド効果を有しつつ、ベース2とプリント板6とで構
成した低背型パッケージ構造を実現することができる。
また、従来の金属ケースなどからなる蓋5が不要となる
ので部品点数が少なくなり、製造工程の削減、製品の低
コスト化及び信頼性向上にも極めて有効である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係わる低背型パッ
ケージ構造は、片面にのみ素子を実装し、且つシールド
接地パターンを有したプリント板と、樹脂モールドベー
スとを重ねてパッケージを構成したので、薄型のパッケ
ージが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に低背型パッケージ構造の実施例を示す
解体図である。
【図2】本発明に低背型パッケージ構造の実施例を示す
断面図である。
【図3】従来のパッケージ構造例を示す解体図である。
【図4】従来のパッケージ構造例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・リード 2・・・ベース(樹脂モールド基台) 3・・・素子(回路構成部品) 4・・・プリント板(セラミック基板) 5・・・蓋(金属ケース) 6・・・プリント板(セラミック基板) 7・・・接地パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB12 AB31 BA08 CA01 EA18 ED07 ED27 GA34 GB97 5E321 AA01 AA14 AA17 GG05 5E338 AA02 AA03 AA18 BB02 BB13 BB25 BB75 CC01 CC06 CD23 CD32 EE13 5E346 AA12 AA15 AA42 BB02 BB03 BB04 BB07 CC17 FF01 HH01 5E348 AA02 AA05 AA07 CC06 CC08 CC09 EE29 EF42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード端子を有する樹脂モールドベース
    と、 片面に部品を実装し、他面にはシールド接地パターンを
    配置したプリント板とを備えたことを特徴とする低背型
    パッケージ構造。
  2. 【請求項2】前記プリント板が多層構成のものであっ
    て、内装層に前記シールド接地パターンを配置したこと
    を特徴とする前記請求項1記載の低背型パッケージ構
    造。
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