JP2014122855A - 電池状態監視装置及びこれを備えた電池モジュール - Google Patents

電池状態監視装置及びこれを備えた電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】ガスによる他の電池等への影響を抑えつつ、ノイズを低減することができる電池状態監視装置及びこれを備えた電池モジュールを提供する。
【解決手段】電池状態監視装置3は、電池の安全弁と対向して配された貫通孔113が形成された基板100と、正極端152Aと負極端152Bとを有し、基板100上に設けられている計測子151と、基板100上において、計測子151の正極端152Aに接続され、貫通孔113の周縁の一部を通過して配される第一配線171と、基板100上において、計測子151の負極端152Bに接続され、貫通孔113の周縁の一部を通過して配される第二配線172とを備え、第一配線171及び第二配線172は、貫通孔113の周縁において互いに沿うように配されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池状態監視装置及びこれを備えた電池モジュールに関するものである。
リチウムイオン電池等の二次電池では、これを正常且つ安全に作動させるために、端子間電圧や電池温度等を計測する必要がある。そして、計測結果に基づいて、電池の充放電の制御や、電圧及び温度を正常な範囲に推移させる制御が行われている。
ここで、電池温度を測定する装置として、電池の安全弁の上方を塞ぐように配された基板と、基板に設けられ電池缶に接触配置されるサーミスタと、基板に設けられたコネクタとを備えるものが提案されている(下記特許文献1参照)。また、この装置の上面には、サーミスタとコネクタとを接続する配線が設けられている。
特開2012−177589号公報
電池が誤使用または制御回路故障等により過充電や過電流などの異常状態に晒されて、内部に蓄積した高温ガスにより最悪の事態で発火に至った場合は、その炎が電池蓋上部に設けられた安全弁から噴出される状態となる。万が一、電池がそのような状態に陥った場合、上記の特許文献1に記載の装置では、安全弁の上方が基板で遮られているため、高温ガスや炎が上方に向かって噴出されず、基板での吹き返しにより隣接する他の電池に悪影響を及ぼしていまう。
また、基板上の計測子からの信号に外部からの電磁ノイズができる限り重畳せず、安定して信号伝搬が行われることが望まれている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ガスによる他の電池等への影響を抑えつつ、外部からのノイズを低減することができる電池状態監視装置及びこれを備えた電池モジュールを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る電池状態監視装置は、電池の安全弁と対向して配された貫通孔が形成された基板と、正極端と負極端とを有し、前記基板上に設けられている計測子と、前記基板上において、前記計測子の正極端に接続され、前記貫通孔の周縁の一部を通過して配される第一配線と、前記基板上において前記計測子の負極端に接続され、前記貫通孔の周縁の前記一部を通過して配される第二配線とを備え、前記第一配線及び前記第二配線は、前記貫通孔の周縁において互いに沿うように配されていることを特徴とする。
このような電池状態監視装置では、安全弁と対向して基板には貫通孔が形成されている。よって、万が一、電池の安全弁から高温のガスや炎が噴出した場合には、ガスが貫通孔を通って電池と反対側に向かって上方に流れるため、隣接する他の電池等に悪影響を及ぼす虞がない。
また、計測子の正極端に接続された第一配線と計測子の負極端に接続された第二配線とは、貫通孔の周縁において互いに沿うように配される。これにより、第一配線を流れる電流の方向と第二配線を流れる電流の方向とは、互いに対向方向となる。よって、同一のノイズによって生じる第一配線における磁界の向きと第二配線おける磁界の向きとは、互いに反対方向となり互いに打ち消し合うため、ノイズを低減することができる。
また、本発明に係る電池状態監視装置は、前記第一配線、前記第二配線及び前記計測子は、前記基板の表裏面のうち前記電池側の面に設けられていることが好ましい。
このような電池状態監視装置では、基板における電池側と反対側からノイズの影響を最小限に抑えることができるため、ノイズを低減することができる。
また、本発明に係る電池状態監視装置は、前記基板において、前記貫通孔を挟んで前記計測子と反対側に設けられたコネクタを更に備え、前記第一配線は、一端が前記計測子の正極端に接続され、他端が前記コネクタに接続されており、前記第二配線は、一端が前記計測子の負極端に接続され、他端が前記コネクタに接続されていてもよい。
このような電池状態監視装置では、第一配線及び第二配線の大部分が、計測子からコネクタまで互いに並列して配されるため、配線上に生じるノイズの影響を最小限に抑えることができ、ノイズを低減することができる。
また、本発明に係る電池状態監視装置は、前記基板は、導電材で形成されたシールド層を有していてもよい。
このような電池状態監視装置では、基板が電磁界を遮蔽することができる導電材で形成されているため、外部からのノイズを低減することができる。
また、本発明に係る電池状態監視装置は、前記計測子は、温度に応じて抵抗値が変化する抵抗体を有するサーミスタであってもよい。
このような電池状態監視装置では、計測子のもつ抵抗値に基づいて温度が分かるため、温度を測定することができる。
また、本発明に係る電池状態監視装置は、前記基板は、前記貫通孔の周囲から対向する前記安全弁側に向かって延びる筒状部を有していてもよい。
このような電池状態監視装置では、万が一、電池の安全弁からガスが噴出した場合には、ガスが筒状部を通過して貫通孔から電池と反対側に向かって流れるため、隣接する他の電池等に悪影響を及ぼす虞がない。
また、本発明に係る電池状態監視装置は、前記基板には、前記電極端子が挿通される端子挿通孔が形成され、熱伝材で形成されて、前記端子挿通孔の周囲に設けられ、前記端子挿通孔に前記電極端子が挿通された状態で、前記電極端子に接して該電極端子と固定関係になる固定子を備え、前記計測子は、前記基板に固定され、前記固定子を介して前記電極端子の温度を計測してもよい。
このような電池状態監視装置では、電極端子を基板に形成された端子挿通孔に挿通すれば、固定子は電極端子に接触し固定関係になる。また、電極端子の温度を計測する温度計測子は、基板に固定されている。このため、電池に振動が生じても、固定子と電極端子とが安定接触した状態を維持することができる。よって、固定子は熱伝材で形成されているため、温度計測子は固定子を介して電極端子の温度、つまり電池の温度を安定して正確に測定することができる。
また、本発明に係る電池モジュールは、上記のうちいずれか一に記載の電池状態監視装置と、前記電池とを備えることを特徴とする。
このような電池状モジュールでは、計測子の正極端に接続された第一配線と計測子の負極端に接続された第二配線とは、貫通孔の周方向の一方側に沿うように配されるため、第一配線を流れる電流の方向と第二配線を流れる電流の方向とは、互いに対向方向となる。よって、ノイズによって生じる信号は、第一配線及び第二配線に生じるそれぞれの磁界に応じて互いに反対方向となって互いに打ち消し合うため、ノイズを低減することができる。
本発明に係る電池状態監視装置及びこれを備えた電池モジュールによれば、ガスによる他の電池等への影響を抑えつつ、ノイズを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る電池モジュールの模式的な上面図である。 本発明の一実施形態に係る電池モジュールを構成する電池の要部切り欠き斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電池モジュールを構成する電池状態監視装置の下面図である。 本発明の一実施形態に係る電池モジュールの要部の分解断面図である。 本発明の一実施形態に係る電池モジュールの要部の断面図である。 図3のA−A断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電池モジュールについて説明する。
図1に示すように、電池モジュール1は、複数の電池2と、電池2の温度等を測定する電池状態監視装置3と、複数の電池2を互いに電気的に連結するバスバー4とを備えている。なお、本実施形態において、電池2は、リチウムイオン二次電池を例にとって説明する。
まず、電池2について説明する。
図2に示すように、電池2は、複数の正極板10と、複数の負極板20と、負極板20を覆うセパレータ30と、電解液と、これらを収納する金属製の電池ケース60とを有している。
各電極板10,20は、アルミニウム箔や銅箔等の矩形状の芯材に、活物質等が付着した極板本体11,21と、この極板本体11,21の芯材の縁から伸びているタブ14,24とを有している。負極板20の極板本体21は、セパレータ30により完全に覆われ、負極板20のタブ24は、一部がセパレータ30から露出している。
複数の正極板10と、それぞれがセパレータ30で覆われている複数の負極板20とは、それぞれタブ14,24が同じ側へ突出するよう、交互に積層されて、電極積層体40を形成している。
複数の正極板10と複数の負極板20とが積層されている状態では、正極タブ14と負極タブ24とは、この積層の方向に対して垂直な方向に並んでいる。
ここで、複数の正極板10及び複数の負極板20が積層されている積層方向をZ方向、Z方向に垂直な方向であって、正極タブ14と負極タブ24とが並んでいる方向をX方向、Z方向及びX方向に垂直な方向をY方向とする。
電池ケース60は、電極積層体40が収納される直方体形状の収納凹部が形成されているケース本体61と、このケース本体61の矩形状の開口を塞ぐ蓋65とを有している。
ケース本体61は、矩形状を成し、互いに対向している一対の第一側板63と、同じく矩形状を成し互いに対向する一対の第二側板64と、矩形状の底板62とを有し、これらの板62,63,64で収納凹部を形成している。
ここで、一対の第一側板63は、Z方向において互いに対向し、一対の第二側板64は、X方向において互いに対向している。
また、このケース本体61の開口は、底板62に対して(+)Y側に形成されている。
蓋65は、ケース本体61の矩形状の開口の形状に対応して矩形板状を成している。この蓋65には、正極端子70及び負極端子75が絶縁材79を介して固定されている。この正極端子70及び負極端子75には、それぞれ雌ねじ70X,75Xが形成されている。
さらに、蓋65には、正極端子70と負極端子75との中間位置に、電池ケース60内の圧力が所定以上になると作動する安全弁78が設けられている。
ここで、正極端子70と負極端子75と安全弁78とは、X方向に並んでいる。また、正極端子70及び負極端子75は、それぞれ蓋65から(+)Y側に向かって突出している。
また、矩形板状の蓋65の4角のうち、(+)Z側であって(−)X側の角の近傍には、ケース本体61内に電解液を入れるための注入口66が形成されている。但し、この注入口66から電池ケース60内に電解液が入れられた後、注入口66の(+)Y側に口蓋67が設けられ、口蓋67にボルト68が螺合されて、注入口66は封印される。口蓋67には、ボルト68用の雌ねじ68Aが形成されている。
なお、本実施形態では、正極端子70はアルミで形成され、負極端子75は銅で形成されている。
次に、上記のように構成された電池2の温度等を測定する電池状態監視装置3について、詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、電池状態監視装置3は、基板100と、電池2の正極端子70及び負極端子75(電極端子)と固定関係になる正側固定子141A及び負側固定子141B(固定子)と、負極端子75の温度を計測する温度計測子151(計測子)と、基板100に設けられたコネクタ161と、コネクタ161に接続された複数の配線170とを備えている。
基板100は、略矩形状の板状部材であって、そのX方向の長さがケース本体61のX方向の長さと略同一であり、そのZ方向の長さがケース本体61のZ方向の長さと略同一に形成されている。なお、基板100の形状は、正極端子70及び負極端子75と固定関係を有する形状であればよく、ケース本体61の上記X方向及びZ方向と略同一でなくてもよい。
この基板100は、電池2の蓋65に対して(+)Y側に対向配置されている。
ここで、基板100は、その(+)Y側の面を表面、電池2が配される側であるその(−)Y側の面を裏面とする。
図4に示すように、基板100は、表面を形成する表層101と、裏面を形成する裏層102と、表層101と裏層102との間に積層されたシールド層103とを有している。
シールド層103は導電材で形成され、本実施形態では導電材の一例として銅により形成されている。
図2及び図3に示すように、基板100には、正極端子70が挿通される正側挿通孔111A及び負極端子75が挿通される負側挿通孔111B(端子挿通孔)が形成されている。また、基板100には、電池2の安全弁78に対向した位置に安全弁用孔113(貫通孔)が形成されている。この正側挿通孔111A、負側挿通孔111B及び安全弁用孔113は、開口が略円形状の貫通孔である。
また、基板100には、蓋65に形成された注入口66に対応した位置に注入用の貫通孔114が形成されている。この貫通孔114の縁に沿って、導体で形成された縁部材115が設けられている。この縁部材115には、雌ねじ115Aが形成されている。
詳細については後述するが、電池状態監視装置3が電池2に取り付けられた状態で、この縁部材115の雌ねじ115A及び注入口66に設けられた口蓋67のボルト68の雌ねじ68Aに対してボルト(不図示)が螺合される。
さらに、図2及び図5に示すように、基板100は、正側挿通孔111A及び負側挿通孔111Bの周囲から基板100の表側すなわち(+)Y側に向かって突出する正側絶縁突出部121A及び負側絶縁突出部121Bと、安全弁用孔113の周囲から対向する安全弁側すなわち(−)Y側に向かって延びる筒状部122とを有している。この筒状部122は、耐熱性の高い材料で形成されている。なお、本実施形態において、筒状部122を適宜省略してもよい。
負側絶縁突出部121Bは、絶縁材で形成され、本実施形態では樹脂により形成されている。この負側絶縁突出部121Bは、負側挿通孔111Bの周囲に配された壁部131と、壁部131の(+)Y側から負側挿通孔111Bの径方向外側に向かって広がる鍔部132と、鍔部132の径方向外側から(+)Y側に向かって立設され、その周囲の一部に切欠き部133Aが形成された立設壁部133とを有している。立設壁部133は、XZ平面の断面形状がC字状となる。
なお、本実施形態では、正側絶縁突出部121Aは負側絶縁突出部121Bと同一の構成であるため、説明を省略する。
正側固定子141Aは、正側挿通孔111Aの周囲に設けられている。また、負側固定子141Bは、負側挿通孔111Bの周囲に設けられている。
負側固定子141Bは、熱伝材且つ導電材で形成され、本実施形態では銅等の金属で形成されている。これにより、負側固定子141Bは、負極端子75の温度を計測するための温度計測用端子としての役目を担うとともに、負極端子75の電位を計測するための端子電位計測用端子としての役目も担う。
また、正側固定子141Aは、導電材で形成され、本実施形態では銅等の金属で形成されている。これにより、正側固定子141Aは、正極端子70の電位を計測するための端子電位計測用端子としての役目を担う。
図3及び図4に示すように、負側固定子141Bは、環状に形成されるとともに基板100の裏面に設けられた負側環状部142Bと、負側環状部142Bから(+)Y側に向かって形成された3個の負側押圧部143Bとを有している。
負側環状部142Bには、熱伝材で形成され、負側挿通孔111Bの径方向外側に向かって延びる固定子接続端145が接続されている。この固定子接続端145は、負側固定子141Bと後述する温度計測子151とを熱的に接続している。
図5に示すように、負側押圧部143Bは、負側環状部142Bから負側挿通孔111Bの径方向内側に向かうにしたがって(+)Y側に向かうように形成されている。
負側挿通孔111Bに負極端子75が挿通されると、3個の負側押圧部143Bは、負側挿通孔111Bの径方向外側に広がるように弾性変形して、負極端子75の外周に沿って配置された状態となる。これにより、3個の負側押圧部143Bは、それぞれ負極端子75と接して、負極端子75を径方向内側に向かって押圧する。これにより、負側固定子141Bは、負極端子75と固定関係になる。なお、負側押圧部143Bは、3個でなく、負極端子75の大きさ及び形状を考慮して、負側固定子141Bが負極端子75とより強固な固定関係となるようにその数を適宜決めることができる。
また、負側押圧部143Bの周方向両側には、負側挿通孔111Bの径方向外側に向かって凹む凹部146が形成されている。
正側固定子141Aは負側固定子141Bと同様に、正側環状部142Aと、正側押圧部143Aとを有している。なお、本実施形態では、正側固定子141Aには固定子接続端145が設けられていない点以外は、正側固定子141Aは負側固定子141Bと同一の構成であるため、説明を省略する。
図3に示すように、温度計測子151(サーミスタ)は、基板100の表裏面のうち電池2が配される面、すなわち裏面に固定されている。
図6に示すように、温度計測子151は、温度に応じて抵抗値体が変化する抵抗が内蔵された本体部153と、一端が本体部153に接続され他端が基板100の裏面に固定された正極側端部152A及び負極側端部152Bとを有している。
また、本体部153は、基板100に設けられた固定子接続端145との間に間隙を介して配されている。この固定子接続端145及び温度計測子151は、共に絶縁材154により覆われている。本実施形態では、絶縁材の一例としてシリコンで覆われている。
この温度計測子151と負側固定子141Bとは、固定子接続端145により熱的に接続されている。そして、負側挿通孔111Bに負極端子75が挿通された状態で、温度計測子151は負側固定子141Bに接続された固定子接続端145を介して、負極端子75の温度を計測することができる。
なお、本実施形態では、負極端子75を形成する銅が正極端子70を形成するアルミニウムよりも熱伝導率が高いため、温度計測子151は負極端子75側に設けられている。よって、正極端子70を形成する材料の方が負極端子75を形成する材料よりも熱伝導率が高い場合には、温度計測子151は正極端子70側に設けることが望ましい。
図3に示すように、コネクタ161は、基板100において、基板100のスペースを考慮して、安全弁用孔113を挟んで温度計測子151と反対側に設けられている。本実施形態では、コネクタ161は、安全弁用孔113と正側挿通孔111Aとの間に設けられている。
このように、温度計測子151、安全弁用孔113及びコネクタ161は、この順に(−)X方向に並んでいる。換言すると、温度計測子151からコネクタ161までの並び方向は、(−)X方向とされている。
また、コネクタ161は、配線(不図示)を介して制御装置(不図示)に接続可能とされている。
複数の配線170は、基板100の表裏面のうち電池2側の面、すなわち裏面に設けられている。この複数の配線170は、温度計測子151の正極側端部152Aに接続された第一配線171と、温度計測子151の負極側端部152Bに接続された第二配線172とを有している。
第一配線171は、基板100上において、一端が温度計測子151の正極側端部152Aに接続され、他端がコネクタ161に接続されて、安全弁用孔113の周縁の一部を通過して配されている。詳細には、第一配線171は、正極側端部152Aから(−)Z側に向かう配線部171Aと、配線部171Aの端部から屈曲して(−)X側に向かう略直線状の配線部171Bと、配線部171Bの端部から安全弁用孔113の円弧状に沿うように配される配線部171Cとを有している。
第二配線172は、基板100上において、一端が温度計測子151の負極側端部152Bに接続され、他端がコネクタ161に接続されて、安全弁用孔113の周縁の一部を通過して配されている。詳細には、第二配線172は、負極側端部152Bから(+)Z側に向かう配線部172Aと、配線部172Aの端部から屈曲して(−)X側に向かう略直線状の配線部172Bと、配線部172Bの端部から安全弁用孔113の円弧状に沿うように配される配線部172Cとを有している。
このように、第一配線171及び第二配線172は、安全弁用孔113の周縁において互いに沿うように、すなわち、基板100における安全弁用孔113の(−)Z側に沿うように配されている。第一配線171及び第二配線172は、安全弁用孔113に対して並び方向と直交する方向のうち一方向側に沿うように配されている。なお、並び方向は、温度計測子151、安全弁用孔113及びコネクタ161の並ぶ方向である。
また、本実施形態において、第一配線171及び第二配線172が安全弁用孔113の周縁の一部を通過して配されるとは、第一配線171及び第二配線172が、基板100の長手方向(X方向)に、温度計測子151が設けられた側から安全弁用孔113を境界とした反対側まで配設されるとともに、安全弁用孔113に対して一方向((−)Z方向)側に沿うように配されていることである。
また、第一配線171のうち配線部171Cと、第二配線172のうち配線部172Cとは互いに近接するとともに略平行に配されている。
また、第一配線171には、コネクタ161から正極側端部152Aに向かって電流が流れる。第二配線172には、152Bからコネクタ161に向かって電流が流れる。よって、第一配線171に流れる電流の向きと、第二配線172に流れる電流の向きとは、互いに対向方向となっている。
さらに、配線170は、負側固定子141Bの負側環状部142Bに設けられた固定子接続端145に接続された負極配線173と、正側固定子141Aの正側環状部142Aに接続された正極配線174と、注入用の貫通孔114に設けられた縁部材115に接続された電池容器配線175と、縁部材115と正側環状部142Aとを接続する配線176とを有している。この配線176には抵抗体176Aが設けられている。
ここで、基板100上に縁部材115と正側環状部142Aとを接続する配線176を設けることで、正側固定子141Aと接続された正極端子70と電池ケース60とを実質的に同電位にすることができ、電解液と接する電池ケース60の内部表面を酸化性雰囲気とし、電池ケース60の電位をリチウムイオンとのLiAlへの合金化を阻止できる電位域に保つことができる。
また、抵抗体176Aを設けることで、例えば、負極端子75と電池ケース60とが短絡する等の異常が発生しても正極端子70から電池ケース60へ流れる電流を微小な電流、例えば、mAオーダーに制限することができる。抵抗体176A(プルアップ抵抗体)の抵抗値は、電池2に流れ得る電流値などを考慮して適宜自由に設定することができ、例えば、1kΩのものを用いることができる。
次に、バスバー4について説明する。
図1及び図5に示すように、バスバー4は、隣接する電池2の電極同士を互いに電気的に連結する部材である。このバスバー4には、ボルト4Xが貫通する貫通孔4Aが形成され、電池2の正極端子70、負極端子75に対応する位置に貫通孔4Aが形成されている。この貫通孔4Aにボルト4Xと挿通させて、正極端子70又は負極端子75に形成された雌ねじ70X,75Xにボルト4Xを螺合させることで、バスバー4は電池2の電極に接続される。
次に、上記のように構成された電池モジュール1の組み立てについて説明する。
まず、電池2の正極端子70に電池状態監視装置3に形成された正側挿通孔111Aを対向させ、負極端子75に負側挿通孔111Bを対向させ、電池2の安全弁78に安全弁用孔113を対向させるようにして、電池2の(+)Y側に電池状態監視装置3を配置する。
この際、正側押圧部143Aは、正側環状部142Aから(+)Y側に向かって形成されているため、正側押圧部143Aと正極端子70とが対応し、負側押圧部143Bは、負側環状部142Bから(+)Y側に向かって形成されているため、負側押圧部143Bと負極端子75とが対応することで、基板100は電池2に対して位置決めされる。その結果、正側挿通孔111Aに正極端子70を確実且つ簡易に、及び負側挿通孔111Bに負極端子75を確実且つ簡易に位置決めして挿通させやすくなる。
この状態で、正側挿通孔111Aに正極端子70を挿通させるとともに、負側挿通孔111Bに負極端子75を挿通させる。このとき、負側固定子141Bの3個の負側押圧部143Bは、負側挿通孔111Bの径方向外側に広がるように弾性変形する。これにより、3個の負側押圧部143Bは、それぞれ負極端子75と接して、負極端子75を負側挿通孔111Bの径方向内側に向かって押圧する。よって、負側固定子141Bは、負極端子75に対して固定関係になる。
ここで、負側挿通孔111Bに負極端子75を挿通させる際に、負側固定子141Bの負側押圧部143Bが負極端子75の外周面と接触しながら(−)Y方向に移動する。このため、仮に、電池2の負極端子75の外周面に異物等があったとしても、異物は負側押圧部143Bの接触移動にともなって、負極端子75の外周面から取り除かれる。
同様に、正側固定子141Aの正側押圧部143Aも、正極端子70を径方向内側に向かって押圧する。
また、基板100に形成された注入用の貫通孔114に設けられた縁部材115の雌ねじ151Aと電池ケース60の注入口66に螺合されたボルト68の雌ねじ68Aとに、ボルト(不図示)を螺合させる。これにより、電池状態監視装置3が電池2に取り付けられる。
電池状態監視装置3が電池2に取り付けられた状態で、負極端子75側では、熱伝材で形成された負側固定子141Bが、負極端子75と固定関係になっている。また、負側固定子141Bの負側環状部142Bに接続され熱伝材で形成された固定子接続端145は、温度計測子151と負側固定子141Bとを熱的に接続している。よって、負極端子75と温度計測子151とは、負側固定子141B及び固定子接続端145を介して、熱的に接続されている。
さらに、この負側固定子141Bが導電材で形成されている。よって、負極端子75とコネクタ161とは、負側固定子141B及び負極配線173を介して、電気的に接続されている。
また、正極端子70側では、導電材で形成された正側固定子141Aが、正極端子70と固定関係になっている。よって、正極端子70とコネクタ161とは、正側固定子141A及び正極配線174を介して、電気的に接続されている。
また、電池ケース60では、注入口66に螺合されたボルト68、基板100に設けられ導体で形成された縁部材115、ボルト68の雌ねじ68Aと縁部材115の雌ねじ115Aとに螺合されるボルト(不図示)及び配線170を介して、電池ケース60とコネクタ161とは電気的に接続されている。
次に、電池2に取付られた電池状態監視装置3のコネクタ161と制御装置(不図示)とを、互いに配線で接続する。
そして、複数の電池2を配設し、バスバー4に形成された貫通孔4Aにボルト4Xを挿通させて、電池2の正極端子70、負極端子75に形成された雌ねじ70X,75Xにボルト4Xを螺合させる。これにより、電池モジュール1が組み立てられる。
このように構成された電池モジュール1では、上記のとおり第一配線171に流れる電流の向きと、第二配線172に流れる電流の向きとは、互いに対向方向となっている。よって、同一のノイズによって生じる第一配線171における磁界の向きと第二配線172における磁界の向きとは、互いに反対方向となり互いに打ち消し合うため、ノイズを低減することができる。
また、第一配線171及び第二配線172は基板100における電池2側の面に設けられている。よって、基板100における電池2側と反対側((−)Y側)からノイズの影響を最小限に抑えることができる。
さらに、基板100が電磁界を遮蔽することができる導電材であるシールド層103を含んで形成されているため、基板100の下側((−)Y側)に設けられた第一配線171及び第二配線172は、上側((+)Y側)からのノイズの影響をさらに抑えることができる。
また、万が一、電池2の安全弁78からガスが噴出した場合には、ガスが安全弁78に対向配置された筒状部122を通過して、安全弁用孔113から電池2と反対側((+)Y側)に向かって流れる。ここで、筒状部122は耐熱性の高い材料で形成されているため、ガスを筒状部122の内部において下方から上方に向かって確実に誘導することができる。よって、ガスが隣接する他の電池2の方に向かって流れることがないため、他の電池2等へ悪影響を及ぼす虞がない。
また、負極端子75を負側挿通孔111Bに挿通すれば、負極端子75に負側固定子141Bが固定関係になる。しかも、負極端子75と温度計測子151とは、熱的に接続されている。
また、負側固定子141Bの負側押圧部143Bが負極端子75を負側挿通孔111Bの径方向内側に向かって押圧するため、負側押圧部143Bと負極端子75との固定状態を維持することができるとともに、両者の接触性を高めることができる。
しかも、負側固定子141Bの3個の負側押圧部143Bは、負極端子75の外周に沿って配置された状態となるため、周方向にわたって負極端子75を確実に押圧する。
よって、例えば電池2に振動が生じても、負極端子75、負側固定子141B及び温度計測子151の相対位置関係が変わらないため、負極端子75しいては電池2の内部の温度を安定して正確に測定することができる。
また、正極端子70及び負極端子75とコネクタ161とが、正極端子70、負極端子75、正極配線174及び負極配線173を介して電気的に接続されているため、正極端子70と負極端子75との間の電圧を認識することができる。
また、電池ケース60とコネクタ161とは、注入口66に螺合されたボルト68、基板100に設けられ導体で形成された縁部材115、ボルト68の雌ねじ68Aと縁部材115の雌ねじ115Aとに螺合されるボルト(不図示)及び配線170を介して、電気的に接続されている。よって、電池ケース60の電位を認識することができる。
また、負側固定子141Bは、負極端子75の温度を計測するための温度計測用端子としての役目及び負極端子75の電位を計測するための端子電位計測用端子としての役目を担っている。よって、温度計測用端子と端子電位計測用端子とを別々に設ける場合よりも、計測装置の部品点数を抑えることができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、電池2としてリチウム二次電池を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、電極端子が電池ケースの一つの面に配された電池であればよく、電池の種類・形状は適宜変更が可能である。
また、本実施形態では、基板100条にコネクタ161を設けている場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、第一配線171及び第二配線172を、安全弁用孔113の周縁の一部を通過して基板100に配しつつ、例えば、他の正極配線174、負極配線175、電池容器配線176などの配線と一緒に基板100の一箇所から取り出す構成としてもよい。
また、本実施形態では、基板100に、正側固定子141A及び負側固定子141Bを用いて端子電位を計測するために負極配線173及び正極配線174を設けているが、本発明はこれに限られず、これら配線を省略することもできる。電池容器配線175も同様に省略してもよい。
また、本実施形態では、第一配線171及び第二配線172が基板100における電池2側((−)Y側)の面に設けられることで、基板100における電池2側と反対側((+)Y側)からのノイズの影響を最小限に抑えることができる。例えば、外部からのノイズの影響を受けにくい環境下では、第一配線171及び第二配線172は基板100における電池2側と反対側((+)Y側)の面に設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、基板100が電磁界を遮蔽することができる導電材であるシールド層103を含んで形成されている場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られずシールド層103を省略してもよい。
また、本実施形態では、計測子としてサーミスタを用いて説明したが、本発明はこれに限られず、例えば温度などの計測データを電気信号に変換して出力するものであればよい。
また、本実施形態では、基板100に安全弁75に対向配置された筒状部122を備える場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、筒状部122を省略してもよい。
また、本実施形態では、基板100上に負側挿通孔111Bが形成され、該負側挿通孔111Bに設けられた負側固定子141Bに計測子151を設ける場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、電池ケース60に直接接触配置されるように計測子151を基板100に設けてもよい。
1…電池モジュール
2…電池
3…電池状態監視装置
75…負極端子(電極端子)
100…基板
111B…負側挿通孔(端子挿通孔)
113・・・安全弁用孔(貫通孔)
141B…負側固定子(固定子)
145…固定子接続端
151…温度計測子(計測子)
152A…正極側端部(正極端)
152B…負極側端部(負極端)
161…コネクタ
171…第一配線
172…第二配線

Claims (8)

  1. 電池の安全弁と対向して配された貫通孔が形成された基板と、
    正極端と負極端とを有し、前記基板上に設けられている計測子と、
    前記基板上において前記計測子の正極端に接続され、前記貫通孔の周縁の一部を通過して配される第一配線と、
    前記基板上において、前記計測子の負極端に接続され、前記貫通孔の周縁の前記一部を通過して配される第二配線とを備え、
    前記第一配線及び前記第二配線は、前記貫通孔の周縁において互いに沿うように配されていることを特徴とする電池状態監視装置。
  2. 請求項1に記載の電池状態監視装置において、
    前記第一配線、前記第二配線及び前記計測子は、前記基板の表裏面のうち前記電池側の面に設けられていることを特徴とする電池状態監視装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電池状態監視装置において、
    前記基板において、前記貫通孔を挟んで前記計測子と反対側に設けられたコネクタを更に備え、
    前記第一配線は、一端が前記計測子の正極端に接続され、他端が前記コネクタに接続されており、
    前記第二配線は、一端が前記計測子の負極端に接続され、他端が前記コネクタに接続されていることを特徴とする電池状態監視装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池状態監視装置において、
    前記基板は、導電材で形成されたシールド層を有していることを特徴とする電池状態監視装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池状態監視装置において、
    前記計測子は、温度に応じて抵抗値が変化する抵抗体を有するサーミスタであることを特徴とする電池状態監視装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電池状態監視装置において、
    前記基板は、前記貫通孔の周囲から対向する前記安全弁側に向かって延びる筒状部を有することを特徴とする電池状態監視装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電池状態監視装置において、
    前記基板には、前記電極端子が挿通される端子挿通孔が形成され、
    熱伝材で形成されて、前記端子挿通孔の周囲に設けられ、前記端子挿通孔に前記電極端子が挿通された状態で、前記電極端子に接して該電極端子と固定関係になる固定子を備え、
    前記計測子は、前記基板に固定され、前記固定子を介して前記電極端子の温度を計測することを特徴とする電池状態監視装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電池状態監視装置と、
    電池とを備えることを特徴とする電池モジュール。
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