JP2003086874A - パルス発振型ガスレーザ装置 - Google Patents

パルス発振型ガスレーザ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃波が放電空間に与える影響を低減させた
パルス発振型ガスレーザ装置を提供する。 【解決手段】 内部に封止したレーザガスをパルス放電
によって励起し、レーザ光を発振させるレーザチャンバ
(12)と、レーザガスのガス温度(T)を検出する温度セン
サ(38)と、レーザ光の発振周波数(f)を検出するレーザ
コントローラ(29)と、レーザコントローラ(29)の指令に
基づいてレーザガスのガス温度(T)を変化させるガス温
度変更手段とを備え、レーザコントローラ(29)は、ガス
温度(T)に基づいてレーザ光のビームプロファイルが乱
れる極大周波数(fn)を予測し、レーザガスのガス温度
(T)を変更して、極大周波数(fn)をレーザ光の発振周波
数(f)からずらすようにしたことを特徴とする、パルス
発振型ガスレーザ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス発振型ガス
レーザ装置における、衝撃波の影響を低減する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エキシマレーザ装置等のパル
ス発振型ガスレーザ装置において、パルス放電の際に衝
撃波や音響波(以下、衝撃波として総称する)が発生す
ることが知られている。この衝撃波により、レーザガス
のガス密度に揺らぎが生じ、レーザ光のビームプロファ
イルが不安定になる。これを防止するための技術が、例
えば特開平4−328889号公報に開示されている。
図4は、同公報に開示されたエキシマレーザ装置の構成
図を表しており、以下図4に基づいて従来技術を説明す
る。
【0003】図4において、フッ素(F2)を含むレー
ザガスを封止したレーザチャンバ12の内部には、一対
の放電電極14,15が対向して配置されている。上側
のカソード15は、絶縁性のカソードベース36に固定
され、カソードベース36はレーザチャンバ12に固定
されている。また、下側のアノード14は、レーザチャ
ンバ12に電気的に接続されたアノードベース40上に
搭載されている。図示しない高圧電源から、放電電極1
4,15間に高電圧を印加し、放電空間37にパルス放
電を起こすことにより、パルス状のレーザ光(図示せ
ず)を発生させている。
【0004】このとき、パルス放電により、放電空間3
7から衝撃波41が発生する。この衝撃波41が、アノ
ードベース40やカソードベース36等の、放電電極1
4,15近傍の部品に反射して、放電空間37に戻って
くることにより、放電空間37のレーザガスの密度が変
動する。その結果、パルス放電が不安定になったり、レ
ーザ光のビームプロファイルが乱れたりする。これを防
止するために、前記公報においては、多孔体46,46
をカソードベース36及びアノードベース40上にそれ
ぞれ固定し、多孔体46,46によって衝撃波41を吸
収して放電空間37に戻らないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次に述べるような問題がある。即ち、多孔
体46は表面積が大きく、レーザチャンバ12の内部に
組み込む際に、その表面に付着している有機物等の不純
物を除去することが難しい。その結果、これらをレーザ
チャンバ12の内部に組み込んでレーザ発振を開始する
と、多孔体46の表面から不純物がレーザガス中に混入
することがあり、レーザ出力を低下させたり、光学部品
の表面に付着したりして、レーザ発振を妨げる。
【0006】本発明は、上記の問題に着目してなされた
ものであり、不純物を発生させる恐れのある部品をレー
ザチャンバ内部に持ち込むことなく、しかも衝撃波が放
電空間に与える影響を低減させたパルス発振型ガスレー
ザ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、パルス発振型ガスレー
ザ装置において、内部に封止したレーザガスをパルス放
電によって励起し、レーザ光を発振させるレーザチャン
バと、レーザガスのガス温度を検出する温度センサと、
レーザ光の発振周波数を検出するレーザコントローラ
と、レーザコントローラの指令に基づいてレーザガスの
温度Tを変化させるガス温度変更手段とを備え、レーザ
コントローラは、ガス温度に基づいてレーザ光のビーム
プロファイルが乱れる極大周波数を予測し、レーザガス
のガス温度を変更して、極大周波数をレーザ光の発振周
波数からずらすようにしている。これにより、パルス放
電の際に、以前に発生した衝撃波を放電空間からずらす
ことができるので、レーザ光のビームプロファイルの乱
れを防止できる。
【0008】また本発明によれば、レーザチャンバ内部
にレーザガスを冷却する熱交換器を備え、前記温度変更
手段が、熱交換器を流れる冷媒の温度又は流量を変更す
ることによってレーザガスの温度を変更している。熱交
換器は、大出力のパルス発振型ガスレーザ装置には備わ
っていることが多く、新たな構成をつけ加えることな
く、容易にガス温度の変更が可能である。
【0009】また本発明によれば、レーザコントローラ
は、極大周波数をレーザ光の発振周波数から少なくとも
50Hz以上ずらすようにしている。実験より、極大周
波数を50Hz以上ずらせば、衝撃波の影響が低減され
ることがわかっており、確実にレーザ光のビームプロフ
ァイルの乱れを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態
に係るエキシマレーザ装置の構成図を示している。図1
において、エキシマレーザ装置11は、フッ素を含むレ
ーザガスを封止したレーザチャンバ12を備えている。
レーザチャンバ12の内部には、対向した一対の放電電
極14,15と、放電電極14,15間にレーザガスを
送り込む貫流ファン24と、放電電極14,15間のパ
ルス放電によって熱せられたレーザガスを冷却する熱交
換器13とが設置されている。矢印47は、レーザガス
の流れを示している。
【0011】放電電極14,15のうち、上側のカソー
ド15は、絶縁性のカソードベース36に固定され、カ
ソードベース36はレーザチャンバ12に固定されてい
る。また、下側のアノード14は、レーザチャンバ12
に電気的に接続されたアノードベース40上に搭載され
ている。図示しない高圧電源から、放電電極14,15
間に高電圧を印加し、放電空間37にパルス状のパルス
放電を起こすことにより、パルス状のレーザ光(図示せ
ず)を発生させている。このレーザ光は、図1中紙面と
垂直に出射し、図示しない露光機等に入射して、露光用
光となる。
【0012】このとき、カソードベース36の下部に
は、カソード15を取り囲むようにして、ヒダ部42が
一体に形成されている。これは、カソード15とレーザ
チャンバ12との間で沿面放電が起きて、パルス放電が
不安定になるのを、防止するためのものである。
【0013】熱交換器13には、内部を流れる冷媒35
を冷却するチラー39が接続されている。チラー39
は、レーザコントローラ29の指示に基づいて、冷媒3
5の設定温度を変更自在となっており、これによってレ
ーザチャンバ12内部のガス温度を制御できる。また、
レーザチャンバ12には、温度センサ38が付設されて
いる。温度センサ38は、レーザコントローラ29と電
気的に接続されており、レーザコントローラ29は、温
度センサ38の出力信号に基づいて、レーザチャンバ1
2内部のガス温度Tを計測できるようになっている。
【0014】従来技術の項で説明したように、放電電極
14,15間でパルス放電を起こした際に、放電空間3
7から衝撃波41が発生する。この衝撃波41が、アノ
ードベース40やカソードベース36等の、放電電極1
4,15近傍の部品に反射して、放電空間37に戻って
くることにより、放電空間37のレーザガスの密度分布
が乱される。
【0015】このとき、貫流ファン24によって、放電
空間37のレーザガスは、常に入れ替わっている。従っ
て、パルス放電の際に、以前に起きたパルス放電によっ
て発生した衝撃波41が放電空間37に届いていなかっ
たり、放電空間37を通り過ぎてから所定時間経過して
いた場合には、放電空間37のレーザガスの乱れは軽減
される。即ち、衝撃波41の速度Vを、速くするか遅く
するかすることにより、パルス放電の際に、以前に発生
した衝撃波41が、放電空間37を通過するか、或いは
放電空間37にまだ届かないようにすることが可能であ
る。尚、上記の以前に起きたパルス放電とは、直前のも
のだけではなく、それよりも前に起きたものも含んでい
る。
【0016】このとき、衝撃波41の速度Vは、ガス温
度Tの平方根に略比例することが知られている。従っ
て、ガス温度Tを変えることによって、衝撃波41の速
度Vを変え、衝撃波41の戻ってくるタイミングをパル
ス放電からずらすことが可能である。その結果、衝撃波
41によってビームプロファイルが乱れるのを、防止す
ることができる。
【0017】尚、衝撃波41は、レーザチャンバ12内
部の、放電空間37からの距離がそれぞれ異なる様々な
部位で反射するため、様々なタイミングで放電空間37
に戻ってくる。そのため、すべての衝撃波41の戻って
くるタイミングを、パルス放電に対してずらすことは困
難である。しかしながら、発明者の実証試験の結果、カ
ソード15とカソードベース36との間に生じた溝や、
カソードベース36のヒダ部42内部で反射した衝撃波
41が、放電空間37に対して最大の影響を及ぼし、ビ
ームプロファイルが最も大きく乱れることがわかった。
これに対して、レーザチャンバ12の内壁等、放電空間
37から離れた部位で反射した衝撃波41は、途中で減
衰されるために、パルス放電に及ぼす影響は少ない。従
って、前記溝やヒダ部42内部で反射した衝撃波41の
速度Vを変化させることにより、ビームプロファイルが
乱れるのを、防止することができる。
【0018】図2に、ガス温度Tを変えることによって
衝撃波41の速度Vを変化させ、以前に発生し、ビーム
プロファイル乱れに大きな影響を及ぼす衝撃波41が、
パルス放電の際に放電空間37に返ってくるのを防止す
る手順の一例を、各ステップ番号にSを付したフローチ
ャートで示す。
【0019】まず予め、さまざまな発振周波数fでエキ
シマレーザ装置11を発振させ、あるガス温度T0にお
いて、どのような発振周波数fの際に、ビームプロファ
イルが乱れるかを測定する(ステップS11)。これ
は、温度センサ38によってガス温度Tを測定し、これ
が略一定値T0になったところで、レーザ光の発振周波
数fを変化させていく。そして、その都度ビームプロフ
ァイルを測定して、これが大きく乱れる周波数fを検出
することにより、求められる。
【0020】図3に、あるガス温度T0でエキシマレー
ザ装置11を運転した場合の、周波数fとビームプロフ
ァイルの乱れ具合との関係を示す。横軸が周波数fであ
り、縦軸が、例えば正常な状態のビームプロファイルに
比較した、ビームプロファイルの乱れの大きさを示す指
標である。このような指標は、例えばビームプロファイ
ルの強度分布について、正常なビームプロファイルに対
する相関を取ることによって求めることができる。
【0021】図3に示すように、このエキシマレーザ装
置11をガス温度T0で運転した場合、周波数f1(T
0),f2(T0),f3(T0),f4(T0)……におい
て、最もビームプロファイルの乱れが激しくなってい
る。このとき、以前のパルス放電で発生した衝撃波41
の反射波のうち、パルス放電への影響が大きい成分が、
パルス放電時に、ちょうど放電空間37に戻ってくるも
のと推測できる。これらの周波数f1(T0),f2(T
0),f3(T0),f4(T0)……を、極大周波数fn
(T0)と呼ぶ。
【0022】次に、レーザ発振を開始する。(ステップ
S12)。そして、温度センサ38によって、ガス温度
T1を測定し(ステップS13)、このガス温度T1に
相当する極大周波数fn(T1)を演算によって求める
(ステップS14)。上述したように、衝撃波41の速
度Vは、ガス温度Tの平方根に略比例する。従って、極
大周波数fn(T0),fn(T1)もガス温度T0,T1
の平方根にそれぞれ略比例するため、次の数式1が成り
立つ。 fn(T1)=fn(T0)・(T1/T0)^(1/2) …………(1) 但し、(T1/T0)^(1/2)は、(T1/T0)の平方
根を示すものである。従って、ステップ14において、
数式1よりガス温度T1における極大周波数fn(T1)
を求めることができる。
【0023】次に、レーザコントローラ29は、発振周
波数fを検出する(ステップS15)。発振周波数f
は、例えば図示しない露光機からレーザコントローラ2
9に指示される場合もあれば、レーザコントローラ29
が設定する場合もある。そして、この発振周波数fを極
大周波数fn(T1)と比較し(ステップS16)、発振
周波数fが極大周波数fn(T1)に対して、所定値以上
離れていれば、ステップS13に戻る。また、ステップ
S16で、発振周波数fと極大周波数fn(T1)との差
が所定値以下であれば、レーザコントローラ29はチラ
ー39に指令を出力して、ガス温度T1をT2に変更す
る(ステップS17)。
【0024】実験により、極大周波数fn(T)と発振周
波数fとの差が50Hz以上であれば、以前に生じた衝
撃波41が、パルス放電の際に放電空間37の乱れが許
容範囲内であるということが判明している。従って、ス
テップS16における所定値は、例えば50Hzとする
か、或いは50Hzよりも大きな値とするのがよい。
【0025】また、ステップS17においては、新しい
ガス温度T2に対する極大周波数fn(T2)が、発振周
波数fに対して、50Hz以上離れるようにする必要が
ある。例えば、ガス温度Tが303K(30゜C)の場
合に、3500Hzのところに極大周波数fnがあると
する。この場合には、ガス温度Tを311.7K(3
8.7゜C)にすれば、極大周波数fnを約50Hzシ
フトさせ、3550Hzとすることができる。これによ
り、発振周波数を3500Hzにしても、衝撃波41が
放電空間37に悪影響を与えることがなく、ビームプロ
ファイルの乱れが少ない。さらに、ガス温度T2を上昇
させるか下降させるかの選択は、温度T1と温度T2と
の差が、より小さくなるように選択するのがよい。
【0026】以上説明したように本発明によれば、衝撃
波41がビームプロファイルに影響を与えそうな発振周
波数fでレーザ発振を行なう場合に、レーザガスのガス
温度Tを変更することにより、衝撃波41の影響を低減
している。これにより、衝撃波41の速度が変わるため
に、パルス放電時に衝撃波41が放電空間37を乱すこ
とが少なく、ビームプロファイルの乱れも少なくなる。
また、従来技術のようにレーザチャンバ12内部に多孔
体46を配置する必要がなく、多孔体46から不純物が
発生するようなこともない。尚、多孔体46をベーキン
グするなどして、内部の不純物を充分に除去するなら
ば、多孔体46を設置した上に、本発明のようにガス温
度Tを制御することにより、より確実に衝撃波41によ
る放電空間37のレーザガスの乱れを低減させられる。
【0027】尚、レーザガスのガス温度Tを変化させる
ガス温度変更手段としては、チラー39を例にとって説
明したが、例えばレーザチャンバ12の外側にヒータや
冷却器等を接触させ、レーザチャンバ12を介して、レ
ーザガスを熱したり冷やしたりしてもよい。また、チラ
ー39の設定温度ではなく、冷媒35の流量を制御して
もよい。また、上記の説明は、エキシマレーザ装置を例
にとって行なったが、フッ素分子レーザ装置等、パルス
発振型のガスレーザ装置であれば、同様に応用が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るエキシマレーザ装置の構成図。
【図2】ガス温度を変える手順の一例を示すフローチャ
ート。
【図3】周波数とビームプロファイルの乱れ具合との関
係を示すグラフ。
【図4】従来技術に係わるエキシマレーザ装置の構成
図。
【符号の説明】
11:エキシマレーザ装置、12:レーザチャンバ、1
3:熱交換器、14:アノード、15:カソード、2
4:貫流ファン、29:レーザコントローラ、35:冷
媒、36:カソードベース、37:放電空間、38:温
度センサ、39:チラー、40:アノードベース、4
1:衝撃波、42:ヒダ部、46:多孔体。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F071 AA06 DD08 EE01 EE04 HH07 JJ05 5F072 AA06 HH02 HH07 JJ05 TT05 TT22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス発振型ガスレーザ装置において、 内部に封止したレーザガスをパルス放電によって励起
    し、レーザ光を発振させるレーザチャンバ(12)と、 レーザガスのガス温度(T)を検出する温度センサ(38)
    と、 レーザ光の発振周波数(f)を検出するレーザコントロー
    ラ(29)と、 レーザコントローラ(29)の指令に基づいてレーザガスの
    ガス温度(T)を変化させるガス温度変更手段とを備え、 レーザコントローラ(29)は、ガス温度(T)に基づいてレ
    ーザ光のビームプロファイルが乱れる極大周波数(fn)を
    予測し、 レーザガスのガス温度(T)を変更して、極大周波数(fn)
    をレーザ光の発振周波数(f)からずらすようにしたこと
    を特徴とする、パルス発振型ガスレーザ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパルス発振型ガスレーザ
    装置において、 レーザチャンバ(12)内部にレーザガスを冷却する熱交換
    器(13)を備え、 前記ガス温度変更手段が、熱交換器(13)を流れる冷媒(3
    5)を冷却するチラー(39)であり、 冷媒(35)の温度を変更することによってレーザガスのガ
    ス温度(T)を変更することを特徴とする、パルス発振型
    ガスレーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパルス発振型ガスレーザ
    装置において、 レーザチャンバ(12)内部にレーザガスを冷却する熱交換
    器(13)を備え、 前記ガス温度変更手段が、熱交換器(13)を流れる冷媒(3
    5)の流量を変更することによってレーザガスのガス温度
    (T)を変更することを特徴とする、パルス発振型ガスレ
    ーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のパルス
    発振型ガスレーザ装置において、 レーザコントローラ(29)は、極大周波数(fn)をレーザ光
    の発振周波数(f)から少なくとも50Hz以上ずらすよう
    にしたことを特徴とする、パルス発振型ガスレーザ装
    置。
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