JP2003086434A - 電磁誘導器 - Google Patents

電磁誘導器

Info

Publication number
JP2003086434A
JP2003086434A JP2001344797A JP2001344797A JP2003086434A JP 2003086434 A JP2003086434 A JP 2003086434A JP 2001344797 A JP2001344797 A JP 2001344797A JP 2001344797 A JP2001344797 A JP 2001344797A JP 2003086434 A JP2003086434 A JP 2003086434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
bobbin
transformer
inclination
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001344797A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Miyazaki
忍 宮崎
Kenji Morimoto
健嗣 森本
Fumiaki Yamagata
文昭 山形
Takahiko Adachi
崇彦 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tabuchi Electric Co Ltd
Original Assignee
Tabuchi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tabuchi Electric Co Ltd filed Critical Tabuchi Electric Co Ltd
Priority to JP2001344797A priority Critical patent/JP2003086434A/ja
Publication of JP2003086434A publication Critical patent/JP2003086434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線の巻き始めの巻き乱れを防止して、組立
作業性および絶縁耐圧の信頼性の高い電磁誘導器を提供
する。 【解決手段】 巻線12が装着されるボビン1Tのつば
4,18に巻線12を引き出す引出溝35が巻線12の
径方向に延びて形成され、この引出溝35の一側部に巻
線12の始端部12aを案内する傾斜面40が形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスのような
電磁誘導器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は特公平7−40465号公報に開
示されているインバータ方式の高周波加熱装置(電子レ
ンジ)を示すもので、商用電源61は整流回路62で整
流平滑され、インバータ63で20kHz以上の高周波
交流電流に変換されてギャップ付コアを備えたトランス
64の1次巻線64pに供給される。トランス64の2
次巻線64sの高周波出力電圧は、半波整流回路65で
整流平滑されて、直流高電圧としてマグネトロン66に
供給される。トランス64のヒータ巻線64hでヒータ
が駆動されるマグネトロン66は、直流高電圧の供給を
受けてマイクロ波を発生する。
【0003】図7は上記トランス64の構成を示す断面
図で、ボビン70には、1次巻線64p、2次巻線64
sおよびヒータ巻線64hが、互いに軸方向に離間して
巻回されている。コの字形コア片71,72の各々の一
方の磁脚が上記ボビン70の円筒部70s内に挿入され
る。図8(A)に示すように、ボビン70のつば82、
85に、1次巻線64p、2次巻線64sを引き出す引
出溝86、87がそれぞれ巻線の径方向に延びて形成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記トランス
64では、図8(B)のように、例えば2次巻線64s
を引き出す引出溝87において、内径側の巻き始めの2
次巻線64sが引出溝87で折れ曲がって膨らみ部分8
9が生じることにより、この上に重ねて巻くと、巻線に
巻き乱れが発生する。巻き乱れが発生すると、整列、多
層巻きが困難となり、組立作業性が悪くなる。また、整
列、多層巻きの不確実性のため、絶縁耐圧の信頼性の高
いトランスを得ることができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、巻線の巻き始めの巻き乱れを防止して、組立
作業性および絶縁耐圧の信頼性の高い電磁誘導器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電磁誘導器は、巻線が装着されるボビ
ンのつばに巻線を引き出す引出溝が巻線の径方向に延び
て形成され、この引出溝の一側部に巻線の始端部を案内
する傾斜面が形成されている。
【0007】上記構成によれば、巻線を引き出す引出溝
の一側部に巻線の始端部を案内する傾斜面を形成してい
るので、巻線の巻き始めが傾斜面に沿うことにより、折
れ曲がらず膨らみ部分を生じないから、巻き乱れが発生
することなく、整列、多層巻きができ、組立作業性が向
上し、整列、多層巻きの確実性が高いため、絶縁耐圧の
信頼性の高い電磁誘導器が得られる。
【0008】好ましくは、前記傾斜面は、引出溝に向か
って軸方向外方へ傾斜し、傾斜起点から傾斜終点までの
軸方向距離をa、傾斜起点から傾斜終点までの巻線の接
線方向距離をbとすると、aが巻線の線径の2〜6倍の
範囲内で、こう配a/bが1/2〜1/6の範囲内に設
定されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
るマグネトロン駆動用のトランス90Tを示す正面図、
図2はその側面図、図3(A)は横断面図、図3(B)
はT字形コアCRの平面図、図3(C)は図3(B)中
のC−C線矢視側面図、図4は背面図、図5(A)は底
面図、図5(B)はその部分拡大図である。先ず、樹脂
製のボビン1Tは、図2に明示するように、第1のボビ
ン部1aTと第2のボビン部1bTとにより一体形成さ
れており、円筒状の筒部14を有している。第1のボビ
ン部1aTには、筒部14の外周面に円盤状の三つのつ
ば4,7,8が互いに平行な配置で一体形成されてい
る。両端に第1のつば4と第2のつば7とを有する1次
巻枠9(図3)には、1次巻線11が円筒状に巻き付け
られているとともに、両端に第2のつば7と第3のつば
8とを有するヒータ巻枠10(図3)には、ヒータ巻線
13が1ターン巻き付けられている。
【0010】一方、第2のボビン部1bTには、中央の
筒部14の外周面に円盤状のつば18が一体形成されて
おり、両端につば18と第1のボビン部1aTの第3の
つば8とを有する2次巻枠19(図3)が形成され、こ
れに2次巻線12が整列巻きで巻き付けられている。こ
の2次巻線12と、1次巻線11と、ヒータ巻線13と
は、ボビン1Tの軸方向に変位して位置している。
【0011】図2に示すように、このトランス90Tの
ボビン1Tは、軸方向の寸法D1が径方向の寸法D2よ
りも短く、偏平な薄型形状になっている。ここで、上記
軸方向の寸法D1は、ボビン1Tの両端のつばを含まな
い各巻線11〜13が装着される部分の軸方向長さであ
り、径方向の寸法D2は、複数のつば4,7,8,18
の最大外径である。
【0012】図3に示すように、ボビン1Tには中心孔
20が設けられており、また、第1のボビン部1aTの
中心孔20の内面には、図1に示すように、90°間隔
で径方向内方に突出する4個のガイドリブ21が形成さ
れている。
【0013】図3(B),(C)に示すように、T字形
コア片23Tは、アーム部25Tのほぼ中央に円柱状の
脚部24Tが突設されて、T字形を呈している。コアC
Rを構成する一対の同一形状および同一寸法のT字形コ
ア片23T,23Tは、各々の脚部24T,24Tがボ
ビン1Tの両側から上記ガイドリブ21に沿って中心孔
20に挿入される。
【0014】上記一対のT字形コア片23T,23Tが
ボビン1Tに取り付けられたとき、各コア片23T,2
3Tの各々の脚部24T,24Tの先端面同士が相対向
し、その先端面の間にスペーサ27が介在し、スペーサ
27の厚みによって設定されたギャップ29が形成され
る。例えば、脚部24T,24Tの先端面同士は接着剤
で接着されて、ボビン1Tから各コア片23T,23T
が脱落するのが防止される。このギャップ29の大きさ
を、1次巻線11と2次巻線12の結合係数が0.5〜
0.9となるように設定する。この場合、図2の1次巻
線11と2次巻線12の軸方向の間隔W1を2〜10m
mに設定する。こうして、2次巻線12側にリーケージ
インダクタンスを持たせ、従前のマグネトロン用インバ
ータ回路に必要であった2次側の高周波チョークコイル
を不要としている。前記ギャップ29は、両ボビン片2
T,3Tにおける1次および2次巻線11,12が施さ
れる筒部14の内方に位置している。なお、ギャップ2
9の大きさは、ゼロ、つまり脚部24T,24Tの先端
面同士をそれぞれ接触させてもよい。
【0015】前記1次巻線11は、図1に示す巻き始め
の引出線(リード線)11aが、第1のボビン部1aT
の最外側のつば4に形成された1次巻線11の径方向に
延びた引出溝34から引き出されて係止部37aに係止
されているとともに、巻き終りの引出線(リード線)1
1bが、上記引出溝34から引き出されて係止部37b
に係止されている。例えば、引出線11a,11bの端
末が半田で固められて巻線の径方向(下方向)に延びる
接続用端子39a,39bが形成され、この接続用端子
39a,39bがトランス90Tが装着される配線基板
Kに直接半田付けで接続される。
【0016】前記2次巻線12の内径側の巻き始めの引
出線12aは、図4に示すように、第2のボビン部1b
Tの最外側のつば18に形成された2次巻線12の径方
向に延びた引出溝35から、2次巻線12の内周面12
cよりも径方向内側へ寄せられて引き出され、第2のボ
ビン部1bTの下部側面に突設されたリブ36に沿って
曲がり、第2のボビン部1bTに差込み固定されて巻線
の径方向(下方向)に突出する配線基板Kの接続用の一
対のピン端子41a,41bのうち、一方のピン端子4
1aに巻き付けられて、半田付けにより接続される。
【0017】他方、2次巻線12の外径側の巻き終りの
引出線12bは、引出溝35から、2次巻線12の外周
面12dよりも径方向外側へ寄せられてリブ38の切欠
部から引き出され、他方のピン端子41bに巻き付けら
れて、半田付けにより接続される。ヒータ巻線13の引
出線13a,13bも、第2のボビン部1bTに差込み
固定されて巻線の径方向(下方向)に突出する一対のピ
ン端子43a,43bにそれぞれ巻き付けられて、半田
付けにより接続される。
【0018】図1に示すように、第1のボビン部1aT
(図2のつば4)には、複数の1次巻線冷却孔28が形
成されており、1次巻線11に対する冷却効果を高めて
いる。アース線45は、ボビン1Tの中心孔20内側を
挿通して、2つのT字コア片23T,23Tに接触し、
その端子が配線基板Kに接続されて、2つのT字コア片
23T,23Tを一挙にアースしている。従来のボビン
1Tの径方向外方に位置するコアバンドでアースしてい
ないので、トランス50Tの径方向寸法が小さくなると
ともにコストが低下する。アース線45には非磁性体で
ばね性が要求されることから、例えばりん青銅が好まし
く用いられる。
【0019】本発明では、図5(A)に示すように、上
記第2のボビン部1bTの最外側のつば18に形成され
た2次巻線12の径方向に延びた引出溝35における2
次巻線12の内径側の巻き始め位置に対向する一側部
に、この2次巻線12の内径側の巻き始めの引出線12
a(始端部)を案内する傾斜面40が形成されている。
傾斜面40はつば18における2次巻線12と接触する
内面から引出溝35に向かって軸方向外方へ傾斜するも
のであり、その形状は以下の範囲内に設定される。図5
(B)に示すように、傾斜起点Pから傾斜終点Qまでの
軸方向距離をa、傾斜起点Pから傾斜終点Qまでの巻線
の接線方向距離をbとすると、軸方向距離aは巻線の線
径の2〜6倍の範囲内であり、1.5〜3.5倍の範囲
内が好ましい。こう配a/bは、1/2〜1/6の範囲
内であり、1/3〜1/5の範囲内であることが好まし
い。こう配a/bがこの範囲内であれば、2次巻線12
の曲がりが小さくなり、引出線12aが円滑に軸方向外
方に引き出される。また、軸方向距離aとこう配a/b
が上記範囲内にあれば、接線方向距離bが過大にならな
いので、2次巻線12が傾斜面40に対応する部分で傾
斜面40に向かって膨出して巻き乱れが生じるのを防止
できる。
【0020】なお、上記第1のボビン部1aTの最外側
のつば4に形成された1次巻線11の径方向に延びた引
出溝34における1次巻線11の内径側の巻き始め位置
に対向する一側部にも、上記と同様に、必要に応じて、
1次巻線11の内径側の巻き始めの引出線11a(始端
部)を案内する傾斜面を形成してもよい。
【0021】このように構成されたトランス90Tは、
例えば、図6に示した高周波加熱装置におけるマグネト
ロン66の駆動用に用いられるが、その場合、以下のよ
うな手順で高周波加熱装置に組み込まれる。すなわち、
トランス90Tは、図6に示すような回路パターンが形
成された配線基板Kに設けられている接続孔にピン端子
41a,41bを挿入して半田付けし、端子39a,3
9bを上記配線基板Kに設けられている接続孔に直接半
田付けにより接続し、上記ピン端子43a,43bを上
記配線基板Kに設けられている接続端子に差込み接続す
ることで、インバータ回路の配線基板Kに接続状態に取
り付けられる。
【0022】上記構成によれば、さらに、図3に示すよ
うに、巻線11,12,13の側方にコア体が存在しな
いので、その分だけトランスの横寸法、つまりボビン1
Tの径方向に沿った寸法が小さくなる。しかも、ボビン
1Tが偏平な形状で、1次および2次巻線11,12の
巻幅が小さく、薄型であるために、一対のT字形コア片
23T,23Tのアーム部25T,25T同士の間隔が
小さくなる。また、両コア片23T,23Tの脚部24
T,24Tとアーム部25T,25Tを通る二つの磁気
回路C1,C2が形成される。そのため、このトランス
90Tは、図7に示したコの字形コア片71,72を用
いたことによって磁気回路Cを一つしか形成できないト
ランス64と比較して、磁気損失が少なくなり、脚部2
4T,24Tを通る磁束、つまり両巻線11,12と鎖
交する磁束が強くなる。これに加えて、上記トランス9
0Tは、そのボビン1Tが径方向の寸法D2よりも軸方
向の寸法D1が短い偏平な形状であるから、一対のT字
形コア片23T,23Tのアーム部25T,25T同士
の間隔が小さくなるので、磁気回路C1,C2の磁束が
さらに強くなる。
【0023】その結果、上記トランス90Tは、優れた
磁気特性が確保されるので、1次および2次巻線11,
12の巻幅を小さくして薄型とした場合においても、所
定の電圧を得るのに必要な1次および2次巻線11,1
2の巻き数を少なくすることができ、その分だけトラン
ス90Tの横寸法、つまりボビン1Tの径方向に沿った
寸法が小さくなって小型化できる。しかも、配線基板K
の接続用端子は巻線の径方向に延びて形成されている。
したがって、このトランス90Tは、配線基板Kに装着
するときの装着面積の増大を抑制できる。また、両T字
形コア片23T,23Tは同一形状および同一寸法であ
るから、共通の成形型を用いて成形できる。ただし、両
コア片23T,23Tは、互いに異なる形状または寸法
としてもよい。特に、脚部24T,24Tの長さを互い
に異ならせて、ギャップ29の位置および結合係数を調
整してもよい。
【0024】また、通常細い導線で形成される2次巻線
12の端部は、ボビン1Tに固定されたピン端子41
a,41bに接続されているので、高電圧となる2次巻
線12の端部が配線基板Kへの取り付け時に不測に揺れ
動いて、周囲の導体に接触するおそれがなくなる。
【0025】また、図4に示すように、ボビン部1bT
に径方向に延びた切欠溝からなる引出溝35を設け、こ
の引出溝35から巻き始めの引出線12aを2次巻線1
2の内周面12cよりも径方向内側に引き出し、巻き終
りの引出線12bを2次巻線12の外周面12dよりも
径方向外側に引き出してピン端子41a,41bに接続
したので、引出線12a,12bと2次巻線12との間
の絶縁性が向上する。従って、絶縁性向上のために、2
次巻線12の軸方向に隣接して引出線12a,12bを
通すためのジャンピング溝を設ける必要がなくなる。こ
のため、ボビン1Tの幅を大きくすることなく、2次巻
線12の巻き始めの引出線12aおよび巻き終わりの引
出線12bと2次巻線12との間の絶縁特性を向上させ
ることができる。
【0026】本発明では、巻線12を引き出す引出溝3
5の一側部に巻線12の始端部12aを案内する傾斜面
40を形成しているので、巻線12の巻き始めが傾斜面
40に沿うことにより、折れ曲がらず膨らみ部分を生じ
ないから、巻き乱れが発生することなく、整列、多層巻
きができ、組立作業性が向上し、整列、多層巻きの確実
性が高いため、絶縁耐圧の信頼性の高い電磁誘導器が得
られる。
【0027】なお、本発明はマグネトロン駆動用のトラ
ンスのほか、チョークコイル、リアクトルなど、他のト
ランスにも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、巻線の
巻き始めの巻き乱れが発生することなく、整列、多層巻
きができ、組立作業性が向上し、整列、多層巻きの確実
性が高いため、絶縁耐圧の信頼性の高い電磁誘導器が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電磁誘導器の正面
図である。
【図2】同実施形態の側面図である。
【図3】(A)は同実施形態の横断面図、(B)はT字
形コアCRの平面図、(C)は(B)中のC−C線矢視
側面図である。
【図4】同実施形態の背面図である。
【図5】(A)は同実施形態の底面図、(B)はその部
分拡大図である。
【図6】本発明の電磁誘導器を適用できる高周波加熱装
置を示す電気回路図である。
【図7】従来のトランス(電磁誘導器)を示す断面図で
ある。
【図8】(A)は従来のトランスを示す正面図、(B)
はその部分拡大図である。
【符号の説明】
1T…ボビン、1aT,1bT…ボビン部、4,7,
8,18…つば、9…1次巻枠、10…ヒータ巻枠、1
1…1次巻線、11a,11b,12a,12b…引出
線(リード線)、12…2次巻線、13…ヒータ巻線、
14…筒部、19…2次巻枠、20…ボビンの中心孔、
23T…T字形コア片、29…ギャップ、32…コア収
納部、34,35…引出溝、39a,39b…端子、4
0…傾斜面、41a,41b…ピン端子、43a,43
b…ピン端子、90T…トランス、C1,C2…磁気回
路、D1…軸方向の寸法、D2…径方向の寸法、K…配
線基板。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月20日(2001.11.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインバータ方式の高周波加
熱装置(電子レンジ)を示すもので、商用電源61は整
流回路62で整流平滑され、インバータ63で20kH
z以上の高周波交流電流に変換されてギャップ付コアを
備えたトランス64の1次巻線64pに供給される。ト
ランス64の2次巻線64sの高周波出力電圧は、半波
整流回路65で整流平滑されて、直流高電圧としてマグ
ネトロン66に供給される。トランス64のヒータ巻線
64hでヒータが駆動されるマグネトロン66は、直流
高電圧の供給を受けてマイクロ波を発生する。
フロントページの続き (72)発明者 山形 文昭 兵庫県三田市テクノパーク5番地4 田淵 電機株式会社内 (72)発明者 足立 崇彦 兵庫県三田市テクノパーク5番地4 田淵 電機株式会社内 Fターム(参考) 5E043 EA00 5E044 BB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線が装着されるボビンのつばに巻線
    を引き出す引出溝が巻線の径方向に延びて形成され、こ
    の引出溝の一側部に巻線の始端部を案内する傾斜面が形
    成されている電磁誘導器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記傾斜面は、引
    出溝に向かって軸方向外方へ傾斜し、傾斜起点から傾斜
    終点までの軸方向距離をa、傾斜起点から傾斜終点まで
    の巻線の接線方向距離をbとすると、 aが巻線の線径の2〜6倍の範囲内で、こう配a/bが
    1/2〜1/6の範囲内に設定されている電磁誘導器。
JP2001344797A 2001-06-29 2001-11-09 電磁誘導器 Pending JP2003086434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344797A JP2003086434A (ja) 2001-06-29 2001-11-09 電磁誘導器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-199522 2001-06-29
JP2001199522 2001-06-29
JP2001344797A JP2003086434A (ja) 2001-06-29 2001-11-09 電磁誘導器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003086434A true JP2003086434A (ja) 2003-03-20

Family

ID=26617915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001344797A Pending JP2003086434A (ja) 2001-06-29 2001-11-09 電磁誘導器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003086434A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008066539A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Tamura Seisakusho Co Ltd トランス用ボビン及びトランス
JP2008205153A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JP2010161214A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Fdk Corp トランス
CN102856049A (zh) * 2011-06-30 2013-01-02 三星电机株式会社 变压器及使用该变压器的显示装置
JP2013157383A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Sumida Corporation ボビン

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008066539A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Tamura Seisakusho Co Ltd トランス用ボビン及びトランス
JP2008205153A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JP2010161214A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Fdk Corp トランス
CN102856049A (zh) * 2011-06-30 2013-01-02 三星电机株式会社 变压器及使用该变压器的显示装置
JP2013157383A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Sumida Corporation ボビン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1681690B1 (en) High-Frequency power transformer
US5359313A (en) Step-up transformer
EP1106036B1 (en) Magnetron drive step-up transformer and transformer of magnetron drive power supply
US5719547A (en) Transformer with bifilar winding
US5559486A (en) Bobbin for high frequency core
JP2005142459A (ja) 面実装型インダクタ
US6861938B2 (en) High-frequency power inductance element
JP2007324380A (ja) 高周波用コモンモードチョークコイル
JP2003086434A (ja) 電磁誘導器
JP2003264110A (ja) スパイラルコイルとトランス
EP1475812A2 (en) Electric component and method of producing the same
JP2004071584A (ja) 電磁誘導器
JP3735061B2 (ja) 電磁誘導器
JP3344954B2 (ja) ボビンと別体の端末ホルダを用いるコイル部品
JPH11273973A (ja) インダクタンス素子
JP4761082B2 (ja) 横型コイル部品
JP2003086431A (ja) 電磁誘導器
JP3531812B2 (ja) 電磁誘導器
JPH10144528A (ja) インダクタ及びこれを用いたトランス
JPH08213261A (ja) チョークコイル
JP2002075755A (ja) 電磁誘導器
JPH06325945A (ja) コモンモードチョークコイルおよびノイズフィルタ
JP3542025B2 (ja) 薄型電磁誘導器
JP2001274026A (ja) 電磁誘導器
JP2000357614A (ja) チャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビン

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026