JP2003084940A - Pdfファイルのファイル構造変更方法 - Google Patents
Pdfファイルのファイル構造変更方法Info
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- JP2003084940A JP2003084940A JP2001275632A JP2001275632A JP2003084940A JP 2003084940 A JP2003084940 A JP 2003084940A JP 2001275632 A JP2001275632 A JP 2001275632A JP 2001275632 A JP2001275632 A JP 2001275632A JP 2003084940 A JP2003084940 A JP 2003084940A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファイルの先頭からページ展開することが可
能となるPDFファイルのファイル構造変換方法を提供
する。 【解決手段】 PDFファイルのBody部3のind
irect objectの定義部分を新規ファイルの
先頭に配置し、その後に、Body部のindirec
t objectの参照部を配置することにより、ファ
イルの先頭から解釈を行なうことが可能となり、スプー
ルデバイスを不要とすることができる。
能となるPDFファイルのファイル構造変換方法を提供
する。 【解決手段】 PDFファイルのBody部3のind
irect objectの定義部分を新規ファイルの
先頭に配置し、その後に、Body部のindirec
t objectの参照部を配置することにより、ファ
イルの先頭から解釈を行なうことが可能となり、スプー
ルデバイスを不要とすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDF(Portable
Document Format)ファイルをハードディスク等のスプ
ールデバイスを搭載しないプリンタに対して印刷できる
ようにするプリンタドライバでのPDFファイルのファ
イル構造変換方法に関する。
Document Format)ファイルをハードディスク等のスプ
ールデバイスを搭載しないプリンタに対して印刷できる
ようにするプリンタドライバでのPDFファイルのファ
イル構造変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PDFファイルはファイルフォーマット
上、Body部、Cross−Reference部、
Trailer部に分かれており、ファイルの最後まで
読み込まないと1ページ目を展開することが不可能であ
り、直接PDFファイルを解釈することができるプリン
タでもハードディスク等のスプール用のデバイスが必要
である。
上、Body部、Cross−Reference部、
Trailer部に分かれており、ファイルの最後まで
読み込まないと1ページ目を展開することが不可能であ
り、直接PDFファイルを解釈することができるプリン
タでもハードディスク等のスプール用のデバイスが必要
である。
【0003】また、PDFでは、内容を更新した場合に
ファイル全体を変更するのではなく、ファイルの後ろに
変更があった部分のみのBody部、Cross−Re
ference部、Trailer部が追加となり、更
新前の情報もファイルには含まれている。
ファイル全体を変更するのではなく、ファイルの後ろに
変更があった部分のみのBody部、Cross−Re
ference部、Trailer部が追加となり、更
新前の情報もファイルには含まれている。
【0004】また、PDFファイルは、PostScr
iptと似た言語であるが、PostScriptイン
タープリタを搭載したプリンタでも直接解釈することは
できない。
iptと似た言語であるが、PostScriptイン
タープリタを搭載したプリンタでも直接解釈することは
できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PDF
ファイルは、上述したようにファイルの最後まで読み込
まないと1ページ目を展開することが不可能であるとい
う問題点を有しており、直接PDFファイルを解釈する
ことができるプリンタでもハードディスク等のスプール
用のデバイスが必要であるという課題を持っていた。
ファイルは、上述したようにファイルの最後まで読み込
まないと1ページ目を展開することが不可能であるとい
う問題点を有しており、直接PDFファイルを解釈する
ことができるプリンタでもハードディスク等のスプール
用のデバイスが必要であるという課題を持っていた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ファイルの先頭からページ展開することが可能
となるPDFファイルのファイル構造変換方法を提供す
ることを目的とする。
であり、ファイルの先頭からページ展開することが可能
となるPDFファイルのファイル構造変換方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】また、本発明は、何度も更新されたPDF
ファイルであってもファイルの先頭からページ展開する
ことが可能となるPDFファイルのファイル構造変換方
法を提供することを目的とする。
ファイルであってもファイルの先頭からページ展開する
ことが可能となるPDFファイルのファイル構造変換方
法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、既存のプリンタをPDF
プリンタにすることが可能となるPDFファイルのファ
イル構造変換方法を提供することを目的とする。
プリンタにすることが可能となるPDFファイルのファ
イル構造変換方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、PDFファイルのファイル構
造を変更して新規なファイルを構成し、スプートデバイ
スを搭載しないプリンタに対して印刷を可能とするPD
Fファイルのファイル構造変更方法であって、PDFフ
ァイルのBody部のindirect object
の定義部分を前記新規ファイルの先頭に配置し、その後
に、前記Body部のindirectobjectの
参照部を配置することを特徴とする。
に請求項1記載の発明は、PDFファイルのファイル構
造を変更して新規なファイルを構成し、スプートデバイ
スを搭載しないプリンタに対して印刷を可能とするPD
Fファイルのファイル構造変更方法であって、PDFフ
ァイルのBody部のindirect object
の定義部分を前記新規ファイルの先頭に配置し、その後
に、前記Body部のindirectobjectの
参照部を配置することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、変更があった部分には、変更前のBody
部のindirect objectの定義部分に代え
て、変更されたBody部のindirect obj
ectの定義部分を前記新規のファイルに配置すること
を特徴とする。
明において、変更があった部分には、変更前のBody
部のindirect objectの定義部分に代え
て、変更されたBody部のindirect obj
ectの定義部分を前記新規のファイルに配置すること
を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、作成した新規のファイルを、Po
stscriptインタプリタ搭載プリンタのサーバモ
ードで定義するように該プリンタに転送し、印刷を実行
することを特徴とする。
記載の発明において、作成した新規のファイルを、Po
stscriptインタプリタ搭載プリンタのサーバモ
ードで定義するように該プリンタに転送し、印刷を実行
することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明のPDFファイルのファイル構造変換方法に係る実
施の形態を詳細に説明する。図1及び図2を参照すると
本発明のPDFファイルのファイル構造変換方法に係る
実施形態が示されている。
発明のPDFファイルのファイル構造変換方法に係る実
施の形態を詳細に説明する。図1及び図2を参照すると
本発明のPDFファイルのファイル構造変換方法に係る
実施形態が示されている。
【0013】PDFファイルの変換について以下に詳細
に説明する。更新(Incremental Update)のチェック更
新されたPDFファイルでは、図1に示すように変更前
の部分の後に、変更後の部分が追加された構成をとるた
め、以下で説明するTrailer部1、Cross−
Reference部2が複数存在する。また、あるオ
ブジェクトに対してPDFを作成する過程で変更があっ
た場合は、Generation番号が変更(変更毎に
+1)される。Trailer部1、Cross−Re
ference部2を展開するときに変更されたもので
あるかを踏まえる必要があるので、Trailer辞書
の中のエントリPrevをたどることにより判明する何
回変更されたかを記録しておく。
に説明する。更新(Incremental Update)のチェック更
新されたPDFファイルでは、図1に示すように変更前
の部分の後に、変更後の部分が追加された構成をとるた
め、以下で説明するTrailer部1、Cross−
Reference部2が複数存在する。また、あるオ
ブジェクトに対してPDFを作成する過程で変更があっ
た場合は、Generation番号が変更(変更毎に
+1)される。Trailer部1、Cross−Re
ference部2を展開するときに変更されたもので
あるかを踏まえる必要があるので、Trailer辞書
の中のエントリPrevをたどることにより判明する何
回変更されたかを記録しておく。
【0014】Trailer部1の展開
また、Trailer部1には、Cross−Refe
rence部2のエントリ数や更新されたTraile
rであれば、更新前のCross−Reference
部2へのオフセット値等が登録されている。これらの情
報を元に、Cross−Reference部2の展開
の準備を行なう。
rence部2のエントリ数や更新されたTraile
rであれば、更新前のCross−Reference
部2へのオフセット値等が登録されている。これらの情
報を元に、Cross−Reference部2の展開
の準備を行なう。
【0015】Cross−Reference部2の展
開 PDFフォーマットは、indirect objec
tと呼ばれるオブジェクト番号、Generation
番号で定義されるオブジェクトとそれへの参照からなっ
ており、ファイルをシーケンシャルに読み込んだ場合、
定義部分よりも前に参照部分が現れることも許されてい
る。このような参照を可能にしているのが、Cross
−Reference部2である。
開 PDFフォーマットは、indirect objec
tと呼ばれるオブジェクト番号、Generation
番号で定義されるオブジェクトとそれへの参照からなっ
ており、ファイルをシーケンシャルに読み込んだ場合、
定義部分よりも前に参照部分が現れることも許されてい
る。このような参照を可能にしているのが、Cross
−Reference部2である。
【0016】Cross−Reference部2に
は、使用されているindirectobject、使
用されていないindirect objectそれぞ
れのオブジェクト番号、Generation番号、そ
のオブジェクトが定義されている場所のファイルオフセ
ット値等が格納されている。
は、使用されているindirectobject、使
用されていないindirect objectそれぞ
れのオブジェクト番号、Generation番号、そ
のオブジェクトが定義されている場所のファイルオフセ
ット値等が格納されている。
【0017】これによりPDFファイル内をシークする
ことにより、使用されるindirect objec
tの情報を集めることができ、新たに作成するファイル
の最初の部分にindirect objectを定義
する部分4を書き出し、参照部分3よりも前に定義部分
が現れるようにする。
ことにより、使用されるindirect objec
tの情報を集めることができ、新たに作成するファイル
の最初の部分にindirect objectを定義
する部分4を書き出し、参照部分3よりも前に定義部分
が現れるようにする。
【0018】Body部3の展開
実際のページ記述に関しては、ページの順番に記述され
ているので、前記のindirect objectを
考慮してBody部3を展開するだけでよい。具体的に
は、新たに作成したindirect object定
義部分5に続いてページ記述部分の1ページ目からを書
き出す。その際、図1に示されるようにBody部3の
indirect object定義部分5は削除して
いく。
ているので、前記のindirect objectを
考慮してBody部3を展開するだけでよい。具体的に
は、新たに作成したindirect object定
義部分5に続いてページ記述部分の1ページ目からを書
き出す。その際、図1に示されるようにBody部3の
indirect object定義部分5は削除して
いく。
【0019】すなわち、PDFファイルのBody部3
のindirect objectの定義部分4を図1
に示されるように新規ファイルの先頭に配置し、その後
に、Body部3のindirect objectの
参照部5を配置していく。
のindirect objectの定義部分4を図1
に示されるように新規ファイルの先頭に配置し、その後
に、Body部3のindirect objectの
参照部5を配置していく。
【0020】また、変更があった部分には、変更前のB
ody部3のindirect objectの定義部
分4に代えて、変更されたBody部3のindire
ctobjectの定義部分8を新規のファイルに配置
する。
ody部3のindirect objectの定義部
分4に代えて、変更されたBody部3のindire
ctobjectの定義部分8を新規のファイルに配置
する。
【0021】このようにPDFファイルの構造上、従来
のPDFを直接解釈することができるプリンタでも、ハ
ードディスク等スプールデバイスに一旦PDFファイル
を保存して、PDFファイル内をランダムにアクセスし
てページイメージを作製する必要があったが、プリンタ
ドライバによりランダムアクセスが必要ないファイル構
造に変更することにより、ファイルの先頭から解釈を行
なうことが可能となり、スプールデバイスが必要なくす
ることができる。
のPDFを直接解釈することができるプリンタでも、ハ
ードディスク等スプールデバイスに一旦PDFファイル
を保存して、PDFファイル内をランダムにアクセスし
てページイメージを作製する必要があったが、プリンタ
ドライバによりランダムアクセスが必要ないファイル構
造に変更することにより、ファイルの先頭から解釈を行
なうことが可能となり、スプールデバイスが必要なくす
ることができる。
【0022】また、PDFファイルの構造上、ファイル
の内容を更新した場合、ファイル全体を変更するのでは
なく、変更部分をファイルの最後に追加する形態となっ
ているため、ファイル内のランダムアクセスが必要とな
るが、ファイルの先頭から解釈が行えるようなファイル
構造に変更したことにより、更新されたPDFファイル
であってもスプールデバイス無しにページイメージを作
成することが可能となる。
の内容を更新した場合、ファイル全体を変更するのでは
なく、変更部分をファイルの最後に追加する形態となっ
ているため、ファイル内のランダムアクセスが必要とな
るが、ファイルの先頭から解釈が行えるようなファイル
構造に変更したことにより、更新されたPDFファイル
であってもスプールデバイス無しにページイメージを作
成することが可能となる。
【0023】また、PDFファイルを直接解釈できない
プリンタに出力する場合、コンピュータ側でプリンタド
ライバを介して、そのプリンタが解釈できるPDL(ペ
ージ記述言語)に変換し、プリンタは送られた印刷ジョ
ブを解釈してページイメージを作成するが、本発明で
は、ファイル構造のみの変換であり、計算等の時間的コ
ストのかかる作業は必要ないので、高速に出力すること
が可能である。
プリンタに出力する場合、コンピュータ側でプリンタド
ライバを介して、そのプリンタが解釈できるPDL(ペ
ージ記述言語)に変換し、プリンタは送られた印刷ジョ
ブを解釈してページイメージを作成するが、本発明で
は、ファイル構造のみの変換であり、計算等の時間的コ
ストのかかる作業は必要ないので、高速に出力すること
が可能である。
【0024】PDF独自オペレータについて
また、PDFで使用されているオペレータのほとんど
は、PostScriptのオペレータの組み合わせで
実現することが可能である。その例を図2に示す。
は、PostScriptのオペレータの組み合わせで
実現することが可能である。その例を図2に示す。
【0025】PDF独自オペレータのPostScri
ptインタプリタ搭載プリンタへの登録 PDF独自のオペレータをすべてPostScript
オペレータの組み合わせで実現したファイルを作成し、
PostScriptインタプリタ搭載プリンタのサー
バモードでそれらを定義するようにし、プリンタに送
る。サーバモード定義することにより、PostScr
iptインタプリタのVM(Virtual Memory)上に常駐
するので、その後の印刷ジョブすべてに対して有効とな
る。また、ハードディスク搭載のプリンタであれば、プ
リンタ起動時に、ハードディスクにダウンロードした前
記のファイルを読み込むことにより、電源の入切に関係
なく常にPDFを解釈することが可能となる。
ptインタプリタ搭載プリンタへの登録 PDF独自のオペレータをすべてPostScript
オペレータの組み合わせで実現したファイルを作成し、
PostScriptインタプリタ搭載プリンタのサー
バモードでそれらを定義するようにし、プリンタに送
る。サーバモード定義することにより、PostScr
iptインタプリタのVM(Virtual Memory)上に常駐
するので、その後の印刷ジョブすべてに対して有効とな
る。また、ハードディスク搭載のプリンタであれば、プ
リンタ起動時に、ハードディスクにダウンロードした前
記のファイルを読み込むことにより、電源の入切に関係
なく常にPDFを解釈することが可能となる。
【0026】このように、PDFはPostScrip
t言語と似た言語形態のため、PDF独自のオペレータ
はPostScriptのオペレータの組み合わせによ
り簡単に実現可能である。また、PDFの言語仕様に変
更があった場合でも、プリンタのファームウェアの変更
の必要がなく、このPostScriptの組み合わせ
によりPDF独自のオペレータを実現するファイルの変
更を行なうだけで対応が可能である。
t言語と似た言語形態のため、PDF独自のオペレータ
はPostScriptのオペレータの組み合わせによ
り簡単に実現可能である。また、PDFの言語仕様に変
更があった場合でも、プリンタのファームウェアの変更
の必要がなく、このPostScriptの組み合わせ
によりPDF独自のオペレータを実現するファイルの変
更を行なうだけで対応が可能である。
【0027】なお、上述した実施形態は、本発明の好適
な実施の形態である。但し、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
形実施可能である。
な実施の形態である。但し、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
形実施可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、従来、
PDFファイルの構造上、PDFを直接解釈することが
できるプリンタでもハードディスク等スプールデバイス
に一旦PDFファイルを保存して、PDFファイル内を
ランダムにアクセスしてページイメージを作製する必要
があったが、本発明では、プリンタドライバにより、ラ
ンダムアクセスが必要ないファイル構造に変更すること
で、ファイルの先頭から解釈を行なうことが可能とな
り、スプールデバイスが必要なくすることができる。
PDFファイルの構造上、PDFを直接解釈することが
できるプリンタでもハードディスク等スプールデバイス
に一旦PDFファイルを保存して、PDFファイル内を
ランダムにアクセスしてページイメージを作製する必要
があったが、本発明では、プリンタドライバにより、ラ
ンダムアクセスが必要ないファイル構造に変更すること
で、ファイルの先頭から解釈を行なうことが可能とな
り、スプールデバイスが必要なくすることができる。
【0029】また、PDFファイルの構造上、ファイル
の内容を更新した場合、ファイル全体を変更するのでは
なく、変更部分をファイルの最後に追加する形態となっ
ているため、ファイル内のランダムアクセスが必要とな
るが、本発明では、ファイルの先頭から解釈が行えるよ
うなファイル構造に変更しているため、更新されたPD
Fファイルであってもスプールデバイス無しにページイ
メージを作成することが可能である。また、PDFファ
イルを直接解釈できないプリンタに出力する場合、コン
ピュータ側でプリンタドライバを介して、そのプリンタ
が解釈できるPDL(ページ記述言語)に変換し、プリ
ンタは送られた印刷ジョブを解釈してページイメージを
作成するが、本発明では、ファイル構造のみの変換であ
り、計算等の時間的コストのかかる作業は必要ないの
で、高速に出力することが可能である。
の内容を更新した場合、ファイル全体を変更するのでは
なく、変更部分をファイルの最後に追加する形態となっ
ているため、ファイル内のランダムアクセスが必要とな
るが、本発明では、ファイルの先頭から解釈が行えるよ
うなファイル構造に変更しているため、更新されたPD
Fファイルであってもスプールデバイス無しにページイ
メージを作成することが可能である。また、PDFファ
イルを直接解釈できないプリンタに出力する場合、コン
ピュータ側でプリンタドライバを介して、そのプリンタ
が解釈できるPDL(ページ記述言語)に変換し、プリ
ンタは送られた印刷ジョブを解釈してページイメージを
作成するが、本発明では、ファイル構造のみの変換であ
り、計算等の時間的コストのかかる作業は必要ないの
で、高速に出力することが可能である。
【0030】また、PostScriptインタープリ
タ搭載プリンタにおいて、変換したPDFファイルを直
接解釈できるようにする印刷方法では、PDFはPos
tScript言語と似た言語形態のため、PDF独自
のオペレータはPostScriptのオペレータの組
み合わせにより簡単に実現可能である。また、PDFの
言語仕様に変更があった場合でも、プリンタのファーム
ウェアの変更の必要がなく、このPostScript
の組み合わせによりPDF独自のオペレータを実現する
ファイルの変更を行なうだけで対応が可能である。
タ搭載プリンタにおいて、変換したPDFファイルを直
接解釈できるようにする印刷方法では、PDFはPos
tScript言語と似た言語形態のため、PDF独自
のオペレータはPostScriptのオペレータの組
み合わせにより簡単に実現可能である。また、PDFの
言語仕様に変更があった場合でも、プリンタのファーム
ウェアの変更の必要がなく、このPostScript
の組み合わせによりPDF独自のオペレータを実現する
ファイルの変更を行なうだけで対応が可能である。
【図1】本発明に係るPDFファイルのファイル構造変
換方法を説明するための図である。
換方法を説明するための図である。
【図2】PDFで使用されているオペレータをPost
Scriptのオペレータの組み合わせで実現した例を
示す図である。
Scriptのオペレータの組み合わせで実現した例を
示す図である。
1 Trailer部
2 Cross−Reference部
3 Body部
Claims (3)
- 【請求項1】 PDFファイルのファイル構造を変更し
て新規なファイルを構成し、スプートデバイスを搭載し
ないプリンタに対して印刷を可能とするPDFファイル
のファイル構造変更方法であって、 PDFファイルのBody部のindirect ob
jectの定義部分を前記新規ファイルの先頭に配置
し、その後に、前記Body部のindirect o
bjectの参照部を配置することを特徴とするPDF
ファイルのファイル構造変更方法。 - 【請求項2】 変更があった部分には、変更前のBod
y部のindirect objectの定義部分に代
えて、変更されたBody部のindirect ob
jectの定義部分を前記新規のファイルに配置するこ
とを特徴とする請求項1記載のPDFファイルのファイ
ル構造変更方法。 - 【請求項3】 作成した新規のファイルを、Posts
criptインタプリタ搭載プリンタのサーバモードで
定義するように該プリンタに転送し、印刷を実行するこ
とを特徴とする請求項1または2記載のPDFファイル
のファイル構造変更方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001275632A JP2003084940A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | Pdfファイルのファイル構造変更方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001275632A JP2003084940A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | Pdfファイルのファイル構造変更方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003084940A true JP2003084940A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19100459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001275632A Pending JP2003084940A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | Pdfファイルのファイル構造変更方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003084940A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060505A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその印刷時間短縮方法 |
US7898552B2 (en) | 2006-07-18 | 2011-03-01 | Ricoh Company, Ltd. | Method and editing processor for adding graphics object with simple manner |
-
2001
- 2001-09-11 JP JP2001275632A patent/JP2003084940A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060505A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその印刷時間短縮方法 |
US7859696B2 (en) | 2005-08-26 | 2010-12-28 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image reading apparatus and image processing method therefor, image formation apparatus, image processing system and printing time shortening method therefor |
US7898552B2 (en) | 2006-07-18 | 2011-03-01 | Ricoh Company, Ltd. | Method and editing processor for adding graphics object with simple manner |
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