JP2003084300A - 液晶表示装置とその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置とその製造方法

Info

Publication number
JP2003084300A
JP2003084300A JP2001276313A JP2001276313A JP2003084300A JP 2003084300 A JP2003084300 A JP 2003084300A JP 2001276313 A JP2001276313 A JP 2001276313A JP 2001276313 A JP2001276313 A JP 2001276313A JP 2003084300 A JP2003084300 A JP 2003084300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
wiring
signal line
scanning line
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001276313A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Kawasaki
清弘 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001276313A priority Critical patent/JP2003084300A/ja
Publication of JP2003084300A publication Critical patent/JP2003084300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • G02F1/13456Cell terminals located on one side of the display only

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話用表示装置は小型・軽量・薄型の要
求が強く、狭額縁の液晶パネルが必要。 【解決手段】 反射電極の下地も兼ね、断面形状が凹凸
である樹脂層と同一の樹脂層上に変換配線を形成し、液
晶パネルの一辺に全ての電極端子を集約させて一辺実装
対応とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の詳細な説明]本発明は、画像表示機能を有する
マトリクス型表示装置、とりわけ液晶表示装置およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の微細加工技術、液晶材料技術およ
び高密度実装技術等の進歩により、5〜50cm対角の
液晶表示装置(液晶パネル)でテレビジョン画像や各種
の画像表示機器が商用ベースで大量に提供されている。
【0003】これらの液晶パネルは走査線としては20
0〜1200本、信号線としては200〜1600本程
度のマトリクス編成が一般的であるが、最近は表示容量
の増大に対応すべく大画面化と高精細化とが同時に進行
している。
【0004】図12は液晶パネルへの実装状態を示し、
液晶パネル1を構成する一方の透明性絶縁基板、例えば
ガラス基板2上に形成された走査線の電極端子群6に駆
動信号を供給する半導体集積回路チップ3を導電性の接
着剤を用いて接続するCOG(Chip−On−Gla
ss)方式や、例えばポリイミド系樹脂薄膜をベースと
し、金または半田鍍金された銅箔の端子(図示せず)を
有するTCPフィルム4を信号線の電極端子群5に導電
性媒体を含む適当な接着剤で圧接して固定するTCP
(Tape−Carrier−Package)方式な
どの実装手段によって電気信号が画像表示部に供給され
る。ここでは便宜上二つの実装方式を同時に図示してい
るが実際には何れかの方式が適宜選択される。
【0005】7,8は液晶パネル1のほぼ中央部に位置
する画像表示部と信号線および走査線の電極端子5,6
との間を接続する配線路で、必ずしも電極端子群5,6
と同一の導電材で構成される必要はない。9は全ての液
晶セルに共通する透明導電性の対向電極を対向面上に有
するもう1枚の透明性絶縁基板である対向ガラス基板ま
たはカラーフィルタである。
【0006】図13はスイッチング素子として絶縁ゲー
ト型トランジスタ10を絵素毎に配置したアクティブ型
液晶パネルの等価回路図を示し、11(図12では8)
は走査線、12(図12では7)は信号線、13は液晶
セルであって、液晶セル13は電気的には容量素子とし
て扱われる。実線で描かれた素子類は液晶パネルを構成
する一方のガラス基板2上に形成され、点線で描かれた
全ての液晶セル13に共通な対向電極14はもう一方の
ガラス基板9上に形成されている。絶縁ゲート型トラン
ジスタ10のOFF抵抗あるいは液晶セル13の抵抗が
低い場合や表示画像の階調性を重視する場合には、負荷
としての液晶セル13の時定数を大きくするための補助
の蓄積容量15を液晶セル13に並列に加える等の回路
的工夫が加味される。なお16は蓄積容量15の共通母
線である蓄積容量線である。
【0007】図14は液晶パネルの画像表示部の要部断
面図を示し、液晶パネル1を構成する2枚のガラス基板
2,9は樹脂性のファイバやビーズあるいは柱状のスペ
ーサ材(図示せず)等によって数μm程度の所定の距離
を隔てて形成され、その間隙(ギャップ)はガラス基板
9の周縁部において有機性樹脂よりなるシール材と封口
材(何れも図示せず)とで封止された閉空間になってお
り、この閉空間に液晶17が充填されている。
【0008】カラー表示を実現する場合には、ガラス基
板9の閉空間側に着色層18と称する染料または顔料の
いずれか一方もしくは両方を含む厚さ1〜2μm程度の
有機薄膜層が被着されて色表示機能が与えられるので、
その場合にはガラス基板9は別名カラーフィルタ(Co
lor Filter 略語はCF)と呼称される。そ
して液晶材料17の性質によってはカラーフィルタ9の
上面またはガラス基板2の下面の何れかもしくは両面上
に偏光板19が貼付され、液晶パネル1は電気光学素子
として機能する。現在、市販されている大部分の液晶パ
ネルでは液晶材料にTN(ツイスト・ネマチック)系の
物を用いており、偏光板19は通常2枚必要である。図
示はしないが、透過型液晶パネルでは光源として裏面光
源が配置され、下方より白色光が照射される。
【0009】液晶17に接して2枚のガラス基板2,9
上に形成された例えば厚さ0.1μm程度のポリイミド
系樹脂薄膜20は液晶分子を決められた方向に配向させ
るための配向膜である。21は絶縁ゲート型トランジス
タ10のドレインと透明導電性の絵素電極22とを接続
するドレイン配線(電極)であり、ソース配線(信号
線)12と同時に形成されることが多い。ソース配線1
2とドレイン配線21との間に位置するのは半導体層2
3であり詳細は後述する。カラーフィルタ9上で隣り合
った着色層18の境界に形成された厚さ0.1μm程度
のCr薄膜層24は半導体層23と走査線11及び信号
線12に外部光が入射するのを防止するための光遮蔽
で、いわゆるブラックマトリクス(Black Mat
rix 略語はBM)として定着化した技術である。
【0010】ガラス基板サイズの拡大による生産性の向
上も相俟って生産コストが低下し、また生産量の増大に
つれて使用する部品・材料も低下する相乗的な作用が働
き、液晶パネルの市場は拡大の一途をたどっている。現
時点における最大の市場はノートPCとデスクトップモ
ニターであるが、携帯電話の急速な成長により、同時に
成長が見込まれる情携帯端末機器の表示部にも中小型の
液晶パネルが必要であり、携帯電話やこれらの情報端末
機器、更にはデジタル家電機器と従来のカーナビ用途以
外にも中小型の市場も大きな成長が見込まれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】中でも携帯電話は、多
様な情報サービスの提供によりここ数年で爆発的に生産
量が拡大し、液晶パネル市場の大きな核となってきた。
携帯電話は市場に提供された当初から、小型・軽量・薄
型及び低消費電力の要望が大きく、最新の様々な技術開
発が盛込まれては新製品として次々に登場しているのが
実態である。
【0012】携帯電話の画面サイズは多種多様で縦長の
ものもあり、このような表示パネルでは駆動のための外
部接続端子を下側の一辺に配置して携帯電話のスリム化
に寄与している。低温ポリシリコンを半導体素子とする
アクティブ型の液晶パネルでは画像表示部外の周辺部に
駆動用の半導体回路を内蔵させることは比較的容易であ
るが、低温ポリシリコンではリーク電流が大きく液晶パ
ネルの消費電力が若干増大することから携帯電話への採
用が遅れている。一方、アモルファスシリコンを半導体
素子とするアクティブ型の液晶パネルでは通常、駆動用
の半導体集積回路チップは先述したように画像表示部外
の走査線側と信号線側の周辺部に実装手段によって配置
される。
【0013】このため、走査線側の半導体集積回路チッ
プを信号線側に配置しようとすると、図15に示したよ
うに走査線と走査線の電極端子6とを接続する配線路8
が走査線側に沿って必要で、例えばその線幅を5μmの
ライン・アンド・スペースで構成しても走査線数が20
0本もあればおよそ2mmのスペースを必要とし、画面
サイズが対角5cm以下の小型の表示パネルを内蔵する
携帯電話ではさらなる狭額縁が要求されている。
【0014】また、携帯電話は明るい屋外から暗い夜道
に至るまで使用環境が極めて広く、透過型または反射型
の機能しか有しない液晶パネルでは対応しきれないこと
から最近では半透過型の液晶パネルが主流になりつつあ
る。これは絵素電極の大半を金属反射電極とし一部を透
過電極とすることにより屋外では反射型として動作さ
せ、暗い環境下では透過型として動作させる液晶パネル
である。
【0015】本発明はかかる現状に鑑みなされたもの
で、走査線側または信号線側の何れか一辺に全ての電極
端子が形成された半透過型の液晶表示装置を得ることを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では走査線または
信号線上に開口部を有する絶縁層をアクティブ基板上に
形成し、開口部内の走査線または信号線を含んで絶縁層
を介して信号線または走査線上に金属反射電極と同一材
で変換配線を形成し、変換配線の先端部分を電極端子と
することで電極端子をアクティブ基板の一辺に集約する
ことができる。また金属反射電極の一部を欠除させて透
光性を与えることで半透過型の液晶表示装置とすること
は公知の技術である。
【0017】請求項1に記載の液晶表示装置は、一主面
上に少なくとも絶縁ゲート型トランジスタと、絶縁ゲー
ト型トランジスタのゲート電極も兼ねる走査線とソース
配線も兼ねる信号線と、ドレイン配線に接続された絵素
電極とを有する単位絵素が二次元のマトリクスに配列さ
れた絶縁基板と、絶縁基板と対向する透明性絶縁基板ま
たはカラーフィルタとの間に液晶を充填してなる液晶表
示装置において、ドレイン配線上に第1の開口部と走査
線または信号線上に第2の開口部を有すると共に絵素電
極形成領域ではその断面形状が凹凸である任意形状の島
状パターンの樹脂層が絶縁基板上に形成され、島状パタ
ーン上に反射電極と第2の開口部を含んで信号線または
走査線上に金属層よりなる変換配線とが形成され、第1
の開口部と反射電極を含んで透明導電性の絵素電極が形
成され、変換配線は走査線または信号線の電極端子を有
すると共に信号線側または走査線側の何れか一辺に全て
の電極端子が形成されていることを特徴とする。
【0018】この構成により、変換配線の低抵抗化が実
現するだけでなく、走査線側または信号線側の何れか一
辺に全ての電極端子が形成された半透過型の液晶表示装
置を得ることができる。
【0019】請求項2に記載の液晶表示装置において
は、変換配線と反射電極が陽極酸化可能な金属層で構成
され、かつ変換配線はその表面に陽極酸化層を形成され
ると共にその表面に透明導電層を有する走査線または信
号線の電極端子を有することを特徴とする。
【0020】請求項3に記載の液晶表示装置において
は、変換配線は画像表示部内ではその表面に有機絶縁層
を形成されると共に走査線または信号線の電極端子を有
することを特徴とする。
【0021】請求項4に記載の液晶表示装置において
は、変換配線は画像表示部内ではその表面に有機絶縁層
を形成されると共にその表面に透明導電層が形成された
走査線または信号線の電極端子を有することを特徴とす
る。
【0022】これらの構成により、変換配線の低抵抗化
が実現し、高精細と高速性に対応可能な液晶表示装置が
得られるだけでなく、半透過型の液晶表示装置の信頼性
と歩留が向上する。
【0023】請求項5に記載の表示装置用基板の製造方
法は、少なくとも絶縁基板の一主面上に絶縁ゲート型ト
ランジスタと、絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極
も兼ねる走査線と、ソース配線も兼ねる信号線及びドレ
イン配線とを形成する工程と、ドレイン配線上に第1の
開口部と走査線または信号線上に第2の開口部と絵素電
極形成領域に任意形状の島状パターンを有する樹脂層を
形成する工程と、島状パターンの稜線の傾斜角度を低下
させる工程と、島状パターン上に反射電極と第2の開口
部を含んで信号線または走査線上に金属層よりなる変換
配線とを形成する工程と、反射電極を含んで透明導電性
の絵素電極を形成する工程とを有することを特徴とす
る。
【0024】この構成により、電極端子を走査線側また
は信号線側の何れか一方に集中して配置することが可能
となり、絵素電極は反射電極と透明電極の2種類の電極
で構成された半透過型の液晶表示装置が得られる。
【0025】請求項6に記載の表示装置用基板の製造方
法は、反射電極の下地となる凹凸状の表面(任意形状の
島状パターン)を有する樹脂層の形成後、陽極酸化可能
な金属層よりなる変換配線と反射電極とを形成する工程
と、透明導電層を被着後に画像表示部外の領域で変換配
線の走査線または信号線の電極端子上と前記反射電極を
含んで絵素電極形成領域に絵素電極に対応した感光性樹
脂パターンを形成する工程と、感光性樹脂パターンをマ
スクとして透明導電層を選択的に食刻する工程と、感光
性樹脂パターンをマスクとして変換配線上に陽極酸化層
を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0026】請求項7に記載の表示装置用基板の製造方
法は、反射電極の下地となる凹凸状の表面を有する樹脂
層の形成後、金属層よりなる変換配線と反射電極とを形
成する工程と、透明導電層よりなる絵素電極を形成する
工程と、変換配線上に有機絶縁層を形成する工程とを有
することを特徴とする。
【0027】請求項8記載の液晶表示装置の製造方法
は、変換配線上に有機絶縁層を形成されたアクティブ基
板と透明性絶縁基板またはカラーフィルタとを対向させ
て液晶パネル化する工程と、透明性絶縁基板またはカラ
ーフィルタをマスクとして画像表示部外の有機絶縁層を
選択的に除去する工程とを有することを特徴とする。
【0028】請求項9に記載の表示装置用基板の製造方
法は、反射電極の下地となる凹凸状の表面を有する樹脂
層の形成後、金属層よりなる変換配線と反射電極とを形
成する工程と、透明導電層を被着後に画像表示部外の領
域で変換配線の走査線または信号線の電極端子上と反射
電極を含んで絵素電極形成領域に絵素電極に対応した感
光性樹脂パターンを形成する工程と、感光性樹脂パター
ンをマスクとして透明導電層を選択的に食刻する工程
と、感光性樹脂パターンをマスクとして変換配線上に有
機絶縁層を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0029】これらの構成により、低抵抗でかつその表
面が絶縁化された変換配線を得ることかできて半透過型
の液晶表示装置の高速対応性と信頼性及び歩留が向上す
る。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図1
1に基づいて説明する。以下の説明では便宜上、同一部
位には従来例と同じ符号を付すことにする。
【0031】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態を図1と図2を参照しながら説明する。図1は先願で
ある特願2001−68982号公報にも紹介されてい
る現在標準の5枚マスク・プロセスに準拠したアクティ
ブ基板の単位絵素の平面図で、同図のA−A’線とB−
B’線上の断面図を図2に示し、その製造工程を絶縁ゲ
ート型トランジスタにチャネル・エッチ型を採用した場
合について以下に簡単に説明する。なお、蓄積容量線1
6とドレイン配線21とがゲート絶縁層30を介して重
なっている領域52(右下がり斜線部)が蓄積容量15
を形成する構成を選択しているが、絵素電極22(開口
部61等を介してドレイン配線21に接続されている)
と前段の走査線11とがゲート絶縁層30を含む薄膜を
介して蓄積容量15を形成する構成も可能である。しか
しながらここではその詳細な説明は省略する。
【0032】先ず、図2(a)に示したように耐熱性と
耐薬品性と透明性が高い絶縁性基板として厚さ0.5〜
1.1mm程度のガラス基板2、例えばコーニング社製の
商品名1737の一主面上に、SPT(スパッタ)等の
真空製膜装置を用いて膜厚0.1〜0.3μm程度の第
1の金属層を被着し、微細加工技術により絶縁ゲート型
トランジスタのゲート電極も兼ねる走査線11と蓄積容
量線16とを選択的に形成する。走査線材には一般的に
は耐熱性の高いTi,Cr,Ta,Mo,W等あるいは
それらの合金やシリサイドが望ましい。
【0033】次に、ガラス基板2の全面にPCVD(プ
ラズマ・シーブイディ)装置を用いてゲート絶縁層とな
るSiNx(シリコン窒化)層、絶縁ゲート型トランジ
スタのチャネルとなる不純物をほとんど含まない第1の
非晶質シリコン(a−Si)層、及び絶縁ゲート型トラ
ンジスタのソース・ドレインとなる不純物を含む第2の
非晶質シリコン層と3種類の薄膜層を、例えば0.3−
0.2−0.05μm程度の膜厚で順次被着して30,
31,33とし、微細加工技術により図2(b)に示し
たようにゲート11電極上に第1と第2の非晶質シリコ
ン層よりなる半導体層を島状31’,33’に残してゲ
ート絶縁層30を露出する。
【0034】続いて、図2(c)に示したようにSPT
等の真空製膜装置を用いて膜厚0.2μm程度の耐熱金
属層として例えばTi,Cr,Ta,Mo等の耐熱金属
よりなる薄膜層34を被着し、微細加工技術により絶縁
ゲート型トランジスタのドレイン配線21と信号線も兼
ねるソース配線12とを選択的に形成する。この選択的
パターン形成は、ソース・ドレイン配線12,21の形
成に用いられる感光性樹脂パターンをマスクとしてTi
薄膜層34、第2の非晶質シリコン層33’及び第1の
非晶質シリコン層31’を順次食刻し、第1の非晶質シ
リコン層31’は0.05〜0.1μm程度残して食刻
することによりなされる。先述したように蓄積容量線1
6上にドレイン配線21を重ねて蓄積容量15を形成し
ている。
【0035】信号線12の配線抵抗が問題となるような
場合、例えば表示サイズが対角25cm以上、あるいは
表示容量がXGA(水平解像力768本)以上の高精細
の液晶表示装置においては耐熱薄膜層34に低抵抗金属
層としてAl薄膜層35が積層され、場合によってはA
l薄膜層35にさらに透明導電層との化学的な電位の関
係で中間導電層としてTi,Cr,Ta,Mo等の耐熱
金属層36が積層されるが詳細は省略する。
【0036】上記感光性樹脂パターンを除去した後、絶
縁ゲート型トランジスタのチャネル31’上の汚染や界
面準位の発生防止のため、ゲート絶縁層30と同様にP
CVD装置を用いて0.3μm程度の膜厚のシリコン窒
化層(SiNx)を被着してパシベーション絶縁層37
とし、さらに絶縁層として少なくとも1μm以上の膜厚
を有する樹脂層を形成するがその理由については後述す
る。このためには、例えば日本合成ゴム製の商品名オプ
トマーPC302等、(透明性の高い)感光性アクリル
樹脂を用いるのが合理的である。ただしエッチ・ストッ
プ型の絶縁ゲート型トランジスタではチャネル形成当初
からチャネル31’上にチャネル保護層であるSiNx
層が付与されているので、パシベーション絶縁層37は
多くの場合不要である。そして図1と図2(d)に示し
たように微細加工技術によりドレイン配線21上に第1
の開口部61と、画像表示部内の走査線11上に第2の
開口部62と、画像表示部外の信号線の電極端子が形成
される信号線上に第3の開口部63と、任意形状の島状
パターン39とを形成し、上記開口部内と任意形状の島
状パターン39間の薄膜を選択的に除去してドレイン配
線21の一部と走査線11の一部と信号線の電極端子の
大部分とガラス基板2の一部とを露出する。
【0037】この後、図2(e)に示したように島状パ
ターン39の稜線40の傾斜角度が低下する処理を施
す。樹脂層38,39は一般的には加熱処理により流動
して稜線40の傾斜角度も低下するが、表面張力が大き
過ぎると傾斜角度の低下が小さく、逆に表面張力が小さ
過ぎると傾斜角度の低下が大きく、反射型液晶表示装置
として好ましい10〜30度の傾斜角度が得られない。
このため、樹脂層38,39の材質は重要であり、加熱
時の流動性を制御するために現像後に波長の短い紫外線
を照射したり、濃度の高いアルカリまたは酸中に浸漬す
る等の手段により樹脂層38,39の表面を変質させる
技術も加味されるが、傾斜角度の制御は本発明の目的す
るところではないのでここでは詳細な説明は省略する。
1層の樹脂層のみで所定の傾斜角度が得られない場合に
は、2層の樹脂層を用いて下層の樹脂層で凹凸形状を与
え、上層の樹脂層の流動化処理で傾斜角を制御する技術
(特願平6−175126号公報参照)を採用しても良
いことは言うまでも無い。なお本発明においては島状の
樹脂層39上に反射電極が形成されるので、樹脂層3
8,39は必ずしも透明性が高い必要は無い。
【0038】次に、図1と図2(f)及び図2(f’)
とに示したようにSPT等の真空製膜装置を用いて膜厚
0.1〜0.3μm程度の反射率の高い金属反射層とし
て例えばAl(アルミニウム)合金を被着し、微細加工
技術により島状パターン39の稜線40を含む大半上に
残して反射電極41とするとともに開口部62を含んで
変換配線80とを選択的に形成する。なお反射電極41
が開口部61を含んでいても構わない。またAl(アル
ミニウム)合金とは耐熱性や耐腐食性を向上させるため
にTa,Ti,Zr,Hf,Nd等の添加金属を数%以
下の濃度で含むアルミニウムを呼称している。変換配線
80は樹脂層38を介して画像表示部内では開口部62
を有する単位画素内の走査線11上を経由して最近傍の
信号線12上に形成され、図1に示したように画像表示
部外の領域でその先端を走査線11の電極端子6として
も良く、あるいは走査線11と同一部材の電極端子6を
形成しておき、電極端子6上に形成された開口部を介し
て変換配線80を接続しても良い。同様に開口部63内
の露出している信号線12の一部を電極端子(5)とし
ても良く、開口部63を含んで樹脂層38上に金属反射
層よりなる電極端子5を選択的に形成しても良い。
【0039】そして、図2(g)に示したようにSPT
等の真空製膜装置を用いて膜厚0.1〜0.2μm程度
の透明導電層として例えばITO(Indium−Ti
n−Oxide)を被着し、微細加工技術により絵素電
極形成領域で反射電極41を含んで絵素電極22を選択
的に形成する。絵素電極22は当然のように開口部61
を含んで形成され、ドレイン配線21と電気的に接続さ
れている。反射電極41がアクティブ基板2の表面から
入射した周囲光(光源光)を反射して反射型液晶表示装
置として機能することに加えて、島状パターン39(反
射電極41)の隙間がアクティブ基板2の裏面からの光
源光を透過して透過型液晶表示装置として機能すること
で半透過型の液晶表示装置が得られる。図2(g)では
絵素電極22が島状パターン39の隙間を埋めているよ
うに描かれているが、これは図面の任意倍率のためで実
際は島状パターン39の隙間が埋められることはない。
【0040】図9は画像表示部内における単位絵素間の
変換配線80の配置を示す模式図で、走査線11
(m),11(m+1),11(m+2)…が変換配線
80(m),80(m+1),80(m+2)…に接続
され、信号線12(n),12(n+1),12(n+
2)…上に配置されている様子を表している。この場
合、走査線11の本数mと信号線12の本数nとの間に
n>mの関係式があれば全ての走査線12を変換配線8
0に変換可能であり、そうでなければ不足した本数分だ
け従来例で示したような方向変換のための配線路8が画
像表示部外に必要となることは説明を要しない。
【0041】変換配線80は図2(f’)からも明らか
なようにアクティブ基板2の最上層に位置するため、樹
脂薄膜よりなる樹脂層38を用いて例えば1.5μm以
上、好ましくは3μm程度に厚く形成しておけば、変換
配線80が信号線12と重なり合っても静電容量による
干渉が小さく、信号波形の遅延歪で表示画像が劣化する
ことや、変換配線80と信号線12との間の静電容量が
増加して駆動回路の消費電力が増加することは避けられ
る。このような意味合いから樹脂層38は別名、平坦化
層とも呼ばれる機能を有していることが分かるが、一方
反射電極の下地となる樹脂層39は凹凸を必要とされる
ので、本発明では敢えて樹脂層38,39には平坦化樹
脂と言う呼称は避けている。
【0042】このようにして得られたアクティブ基板2
とカラーフィルタ9とを対向させて液晶パネル化し、電
極端子6上と電極端子5上とに駆動用の半導体集積回路
チップ3を実装して本発明の第1の実施形態による半透
過型の液晶表示装置が得られる。
【0043】しかしながら変換配線80は走査線11と
同電位で、絶縁ゲート型トランジスタをONさせる短時
間を除いて通常−(マイナス)数Vの電圧が与えられる
ので、対向基板(カラーフィルタ)9上の対向電極14
との間に直流電圧が印加されることになる。これは液晶
セルの動作原理上(ТN液晶は交流駆動でなければなら
ない)好ましくないので適当な手段により変換配線80
を絶縁化する必要があるが、このために製造工程や部材
の大幅な増加はコスト面からは容認されないので、でき
るだけ簡易的な対策が必要である。
【0044】(第2の実施形態)そこで本発明において
は変換配線80上にのみ選択的に絶縁層を形成するた
め、変換配線80に陽極酸化可能な金属層、例えばA
l,Ta,Ti等を用いる。なぜならば陽極酸化のため
変換配線80に適当な電位を与えても、絵素電極22と
変換配線80(走査線11)とはゲート絶縁層30を介
して電気的に分離されており絵素電極22上に陽極酸化
層が形成されることは無いからである。
【0045】第2の実施形態を図3と図4を参照しなが
ら説明する。第2の実施形態においては、図4(a)と
図4(b)に示したようにSPT等の真空製膜装置を用
いて膜厚0.1〜0.3μm程度の陽極酸化可能な金属
反射層として例えばAl合金を被着し、微細加工技術に
より島状パターン39の稜線40を含む大半上に残して
反射電極41とするとともに開口部62を含んで変換配
線80とを選択的に形成するまでは第1の実施形態と同
一の製造工程である。ただし、図3に示したように変換
配線80の先端を走査線11の電極端子6とする必要が
ある。
【0046】そして、図4(c)に示したようにSPT
等の真空製膜装置を用いて膜厚0.1〜0.2μm程度
の透明導電層として例えばITOを被着し、微細加工技
術により絵素電極形成領域で反射電極41を含んで絵素
電極22の形成領域と走査線11の電極端子6を含んだ
領域とに感光性樹脂パターン42,43を選択的に形成
する。そして感光性樹脂パターン42,43をマスクと
して透明導電層であるITO層を食刻して、絵素電極2
2と走査線の電極端子6’とを形成する。信号線の電極
端子については開口部63内の露出している信号線12
の一部あるいは開口部63を含んで形成された反射電極
と同一材を電極端子5としても良い。これは電極端子5
(信号線12の一部でもある)と変換配線80(走査線
11)とはゲート絶縁層30を介して電気的に分離され
ており、化成液中で露出している電極端子5上に陽極酸
化層が形成されることは無いからである。さらには何れ
かを含んで形成された透明導電層よりなる電極端子5’
を得ることも選択可能である。最後の選択肢を選ぶと、
図3に示したように走査線の電極端子6’と信号線の電
極端子5’との間を透明導電層81’(後述する延長線
と同じように)で接続することができて静電気対策とし
ても有効であるが、ここでは詳細な説明は省略する。な
おITOの食刻液には、例えば数%濃度の蓚酸を用いる
とAl合金よりなる反射電極41と変換配線80への化
学的な損傷が小さくて膜減りが生じにくいので、蓚酸で
適切な食刻速度が得られるようITOの製膜条件は重要
であるが詳細な説明は省略する。
【0047】この後、エチレングリコールを主成分とす
る化成液中に絶縁基板2を浸漬し、変換配線80に+
(プラス)電位を与えて陽極酸化を行えば、図4(d)
に示したように化成電圧は100V程度で変換配線80
上に0.15μm程度の厚みを有するアルミナ(Al2
O3)層71を形成することができる。図ではアルミナ
層71が開口部62を埋めているように描かれている
が、これは縦横の任意倍率のためで、実際は開口部62
が埋められることはない。
【0048】陽極酸化に当たって留意すべき設計事項
は、全ての変換配線80は電気的に並列または直列に接
続されている必要がある。このためには、例えば図10
に示したようにアクティブ基板2上では電極端子6(ま
たは6’)から延長された複数本の延長線81と、延長
線81を並列に束ねる配線82とを表示装置の単体周辺
に配置し、多面取りのためにはマザーガラス基板2’上
では図11に示したように配線82を束ねる配線83を
形成し、配線83の先端部をマザーガラス基板2’の外
周部に形成して陽極酸化の電位を与えるための接続パタ
ーン90とすると良い。ただし、図10において9は画
像表示部または対向するカラーフィルタの両者を共有し
て表している。なお、配線84は配線83の電流バイパ
スであり陽極酸化層71の形成時間を短縮する機能を有
する。また、点線50は表示装置用基板の個片(チッ
プ)を得るための切断線または割段線である。加えて延
長線81は後に続く製造工程の何処かで接続を解除して
変換配線80を1本ずつ分離しないとアクティブ基板2
の電気検査のみならず液晶表示装置としての実動作に支
障があることは言うまでもないだろう。接続を解除する
手段としては高エネルギー光であるレーザ光を照射して
延長線81を蒸散させる、あるいは多面取りの切断また
は割段によって延長線81を分断する技術が挙げられ
る。
【0049】変換配線80上に陽極酸化層71を形成す
る時、変換配線80と電気的に接続されている電極端子
6’は先述したように感光性樹脂パターン43に覆われ
ているのでITOよりなる電極端子6’が陽極酸化され
て変質する恐れは皆無である。すなわち、電極端子6’
の抵抗値が変化することはない。
【0050】陽極酸化工程が終了した後、感光性樹脂パ
ターン42,43を除去し、得られたアクティブ基板2
とカラーフィルタ9とを対向させて液晶パネル化し、電
極端子6’上と陽極酸化の影響を受けていない電極端子
5または5’上とに駆動用の半導体集積回路チップ3を
実装して本発明の第2の実施形態による半透過型の液晶
表示装置が得られる。図10の配線配置より明らかなよ
うに、変換配線80は信号線12の画像表示部外の配線
路7とは樹脂層38を介して交差しながら走査線の電極
端子6’に接続されており、駆動用半導体集積回路チッ
プ3を信号線側の一辺に集中配置した液晶表示装置が得
られる。
【0051】変換配線80上に絶縁層を形成する手段と
して有機絶縁層による電着も可能であり、この技術を用
いると変換配線80(反射電極41)材に陽極酸化可能
な金属を用いる必要は無くなり、AL合金よりもさらに
反射率の高い、例えば銀合金を用いることも可能とな
る。
【0052】(第3の実施形態)第3の実施形態を図5
と図6を参照しながら説明する。第3の実施形態におい
ては、図6(a)と図6(b)とに示したようにSPT
等の真空製膜装置を用いて膜厚0.1〜0.2μm程度
の透明導電層として例えばITOを被着し、微細加工技
術により絵素電極形成領域で反射電極41を含んで絵素
電極22を選択的に形成するまでは第1の実施形態と同
一の製造工程である。デバイスとして必要な絶縁特性を
確保できる有機絶縁層として電着形成が可能な材料の中
から、ポリアミック酸塩を0.01%程度含む溶液を電
着液とし、変換配線80に+(プラス)電位を与えて電
着を行えば、図6(c)に示したように電着電圧は数V
程度で変換配線80上に0.3μm程度の厚みを有する
ポリイミド層72を形成することができる。なお、露出
している絵素電極22と変換配線80(走査線11)と
はゲート絶縁層30を介して電気的に分離されており、
絵素電極22上に有機絶縁層が形成されることは無い。
露出している電極端子5,5’についても同様である。
ポリイミド樹脂はアクリル樹脂と同様に耐熱性の高い樹
脂であり、ポリイミド層72の形成後は、好ましくは2
00〜300℃、数分〜数10分の熱処理を施してポリイ
ミド層72の絶縁特性と耐薬品性とを高めると良いが、
必要とされる絶縁特性は絶縁ゲート型トランジスタの耐
熱性と液晶材料の組成によって支配されるので加熱条件
は実験的に決める必要がある。電着に当たって留意すべ
き設計事項は、第2の実施形態でも述べたように全ての
変換配線80は電気的に並列または直列に接続されてい
ることである。
【0053】変換配線80上に有機絶縁層72を形成す
ると変換配線80と電気的に接続されている電極端子6
または6’上にも有機絶縁層72が形成されてしまう
が、電極端子6または6’は駆動用の半導体集積回路チ
ップ3を実装するためには露出している必要があり、こ
の後は電極端子6または6’上に形成された有機絶縁層
72を除去しなければならない。しかしながら、例えば
感光性樹脂パターンをマスクとした選択的除去は製造工
程数の増大をもたらすので、一つの解決策としては先願
例である特開平2−275925号公報にも開示されて
いるように上記のアクティブ基板2を対向基板であるカ
ラーフィルタ9と貼り合わせて液晶パネル化した後、カ
ラーフィルタ9をマスクとして画像表示部外の領域の変
換配線80と電極端子6または6’上の有機絶縁層72
を酸素プラズマで選択的に除去することを推奨する。も
ちろん、最近の技術であるUV−O3(紫外線照射によ
るオゾン発生)技術で代用することも可能である。これ
によって変換配線80と電極端子6または6’及び電極
端子5,5’の周辺の樹脂層38が膜減りするが、その
量は樹脂層38の膜厚と比較すると何ら支障の無いもの
である。
【0054】このようにして露出した電極端子6または
6’上と電着の影響を受けていない電極端子5または
5’上とに駆動用の半導体集積回路チップ3を実装して
本発明の第3の実施形態が完了する。カラーフィルタ9
に覆われていない領域すなわち、画像表示部外の露出し
ている変換配線80上には半導体集積回路チップ3を保
護するために塗布・硬化されるシリコン樹脂等の防湿層
を同時に塗布・硬化して保護層とすれば良い。
【0055】(第4の実施形態)第2の実施形態と同様
に透明導電層を電極端子上に残して電極端子上の導電性
を保ちながら変換配線80上に有機絶縁層を形成するこ
とも可能であり、それを第4の実施形態として図7と図
8を参照しながら説明する。
【0056】第4の実施形態では、図7と図8(c)に
示したようにSPT等の真空製膜装置を用いて膜厚0.
1〜0.2μm程度のITOを被着し、微細加工技術に
より絵素電極形成領域で反射電極41を含んで絵素電極
22の形成領域と走査線11の電極端子6を含んだ領域
とに感光性樹脂パターン42,43を選択的に形成し、
感光性樹脂パターン42,43をマスクとして透明導電
層であるITO層を食刻して、絵素電極22と電極端子
6’とを形成するまでは第2の実施形態と同一の製造工
程である。もちろん図8(b)に示したように開口部6
2を含んで変換配線80は樹脂層38上に形成されてい
る。
【0057】この後、ポリアミック酸塩を0.01%程
度含む溶液を電着液とし、変換配線80に+(プラス)
電位を与えて電着を行い、図8(d)に示したように電
着電圧は数V程度で変換配線80上に0.3μm程度の
厚みを有する有機絶縁層であるポリイミド層72を形成
する。
【0058】変換配線80上に有機絶縁層72を形成す
る時、変換配線80と電気的に接続されている電極端子
6’は先述したように感光性樹脂パターン43に覆われ
ているので、ITOよりなる電極端子6’上に有機絶縁
層が形成される恐れは皆無である。絵素電極22につい
ても同様である。
【0059】電着工程が終了した後、感光性樹脂パター
ン42,43を除去し、有機絶縁層72の加熱工程を経
てアクティブ基板2とカラーフィルタ9とを対向させて
液晶パネル化し、露出した電極端子6’上と電着の影響
を受けていない電極端子5または5’上とに駆動用の半
導体集積回路チップ3を実装して本発明の第4の実施形
態が完了する。
【0060】以上述べた実施形態において、変換配線8
0は走査線11の電極端子6を信号線12側に配置する
ためのものであったが、信号線12の電極端子5を走査
線11側に配置することにも何ら障害は無く、このため
には信号線12上の樹脂層38(場合によってはパシベ
ーション絶縁層37も含めて)に開口部を形成し、樹脂
層38を介して開口部を含んで導電性の変換配線80を
走査線11上に形成し、画像表示部外の走査線11側で
信号線12の電極端子5と変換配線80とを接続するか
変換配線80の先端を電極端子5とすれば良い。この場
合には変換配線80上に絶縁層は必ずしも必須要件では
ないが、変換配線80と対向基板(カラーフィルタ)9
上の対向電極14とが導電性の異物によって短絡して十
字状の線欠陥が発生する、あるいは高温動作時にフリッ
カが生じ易い等の不具合を回避するためには上記した実
施形態と同じように変換配線80上に絶縁層を形成する
ことが望ましい。絶縁層として既に述べたように変換配
線80に陽極酸化可能な金属層を選定して変換配線80
上に陽極酸化層を形成しても良く、また変換配線80上
に有機絶縁層を電着で形成しても良い。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように本発明の液晶表示装置
によれば走査線側または信号線側の一辺にこれらの電極
端子を集中して配置することができる。したがって大き
さの制約が厳しい携帯電話において液晶パネル周りの配
線接続や部品配置が簡素化され、携帯電話内の実装密度
が格段と向上する効果が得られる。
【0062】実施形態の説明からも明らかなように、本
発明の要件はアクティブ基板上の厚い絶縁層(樹脂層)
を介して走査線または信号線の取り出し方向を変換する
金属層よりなる変換配線を形成した点と変換配線の表面
を絶縁化した点にある。これにより変換配線の抵抗値の
増大を抑制するとともに、変換配線と信号線または走査
線との間で構成される静電容量の増大を阻止することが
可能となっている。したがって絶縁ゲート型トランジス
タの構造や材質による差異、走査線や信号線等の材質を
問わず本発明は有効であり、加えてカラー表示のための
着色層を対向する透明絶縁基板(カラーフィルタ)上で
なく、アクティブ基板上に形成したカラー液晶表示装置
においても本発明の有効性は損なわれるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置
の単位画素の平面図
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる表示装置用基
板の単位画素の断面図
【図3】本発明の第2の実施形態にかかる液晶表示装置
の単位画素の平面図
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる表示装置用基
板の単位画素の断面図
【図5】本発明の第3の実施形態にかかる液晶表示装置
の単位画素の平面図
【図6】本発明の第3の実施形態にかかる表示装置用基
板の単位画素の断面図
【図7】本発明の第4の実施形態にかかる液晶表示装置
の単位画素の平面図
【図8】本発明の第4の実施形態にかかる表示装置用基
板の単位画素の断面図
【図9】本発明の実施形態にかかる絵素間の変換配線の
配置図
【図10】本発明の実施形態にかかる液晶表示装置(表
示装置用基板)を示す図
【図11】本発明の実施形態にかかるマザーガラス基板
(表示装置用基板)を示す図
【図12】従来の液晶パネルへの実装状態を示す斜視図
【図13】液晶パネルの等価回路図
【図14】従来の液晶パネル(透過型)の断面図
【図15】電極端子の一辺配置の場合に配線の引き回し
を示すパターンレイアウト図
【符号の説明】
1 液晶表示装置(液晶パネル) 2 アクティブ基板(絶縁基板、ガラス基板) 3 半導体集積回路チップ 4 TCPフィルム 5 (信号線の)電極端子 6 (走査線の)電極端子 9 カラーフィルタ(対向するガラス基板) 10 絶縁ゲート型トランジスタ 11 走査線(ゲート配線、ゲート電極) 12 信号線(ソース配線、ソース電極) 16 蓄積容量線 17 液晶 21 ドレイン配線(電極) 22 (透明導電性)絵素電極 30 ゲート絶縁層 31 不純物を含まない(第1の半導体層である)非晶
質シリコン層 33 不純物を含む(第2の半導体層である)非晶質シ
リコン層 34 耐熱金属層 37 パシベーション絶縁層 38 (平坦化)樹脂層 39 島状パターン(樹脂層) 41 反射電極 50 割断線、切断線 61 (ドレイン配線上の)開口部 62 (走査線上の)開口部 63 (信号線上の)開口部 71 陽極酸化層 72 有機絶縁層 80 変換配線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 349 G09F 9/30 349B 349D 9/35 9/35 H01L 29/786 H01L 29/78 612C Fターム(参考) 2H092 GA28 GA44 JB07 JB08 JB22 JB31 NA25 5C094 AA08 AA13 AA15 AA43 AA48 AA53 BA03 BA43 CA19 CA24 DA09 DA13 DB01 DB03 DB04 EA04 EA05 EA06 EA10 ED03 ED11 ED13 FA01 FA02 FB01 FB02 FB12 FB14 FB15 GB10 HA10 5F110 AA30 BB01 CC07 DD02 EE03 EE04 EE05 EE44 FF03 FF30 GG02 GG15 GG24 GG45 HK04 HK09 HK16 HK21 HK33 HK35 HL06 HL23 NN03 NN04 NN24 NN27 NN35 NN72 NN73 QQ19 5G435 AA16 AA17 AA18 BB12 BB16 CC09 CC12 EE37 EE42 EE47 FF03 FF05 GG12 HH04 KK05 LL07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面上に少なくとも絶縁ゲート型トラ
    ンジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタのゲート電
    極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号線と、ドレ
    イン配線に接続された絵素電極とを有する単位絵素が二
    次元のマトリクスに配列された絶縁基板と、前記絶縁基
    板と対向する透明性絶縁基板またはカラーフィルタとの
    間に液晶を充填してなる液晶表示装置において、 ドレイン配線上に第1の開口部と走査線または信号線上
    に第2の開口部を有すると共に絵素電極形成領域ではそ
    の断面形状が凹凸である任意形状の島状パターンの樹脂
    層が絶縁基板上に形成され、 前記島状パターン上に反射電極と前記第2の開口部を含
    んで信号線または走査線上に金属層よりなる変換配線と
    が形成され、 前記第1の開口部と反射電極を含んで透明導電性の絵素
    電極が形成され、 前記変換配線は走査線または信号線の電極端子を有する
    と共に信号線側または走査線側の何れか一辺に全ての電
    極端子が形成されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 一主面上に少なくとも絶縁ゲート型トラ
    ンジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタのゲート電
    極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号線と、ドレ
    イン配線に接続された絵素電極とを有する単位絵素が二
    次元のマトリクスに配列された絶縁基板と、前記絶縁基
    板と対向する透明性絶縁基板またはカラーフィルタとの
    間に液晶を充填してなる液晶表示装置において、 ドレイン配線上に第1の開口部と走査線または信号線上
    に第2の開口部を有すると共に絵素電極形成領域ではそ
    の断面形状が凹凸である任意形状の島状パターンの樹脂
    層が絶縁基板上に形成され、 前記島状パターン上に反射電極と前記第2の開口部を含
    んで信号線または走査線上に陽極酸化可能な金属層より
    なる変換配線とが形成され、 前記第1の開口部と反射電極を含んで透明導電性の絵素
    電極が形成され、 前記変換配線はその表面に陽極酸化層を形成されると共
    にその表面に透明導電層を有する走査線または信号線の
    電極端子を有し、かつ信号線側または走査線側の何れか
    一辺に全ての電極端子が形成されていることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 一主面上に少なくとも絶縁ゲート型トラ
    ンジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタのゲート電
    極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号線と、ドレ
    イン配線に接続された絵素電極とを有する単位絵素が二
    次元のマトリクスに配列された絶縁基板と、前記絶縁基
    板と対向する透明性絶縁基板またはカラーフィルタとの
    間に液晶を充填してなる液晶表示装置において、 ドレイン配線上に第1の開口部と走査線または信号線上
    に第2の開口部を有すると共に絵素電極形成領域ではそ
    の断面形状が凹凸である任意形状の島状パターンの樹脂
    層が絶縁基板上に形成され、 前記島状パターン上に反射電極と前記第2の開口部を含
    んで信号線または走査線上に金属層よりなる変換配線と
    が形成され、 前記第1の開口部と反射電極を含んで透明導電性の絵素
    電極が形成され、 前記変換配線は画像表示部内ではその表面に有機絶縁層
    を形成されると共に走査線または信号線の電極端子を有
    し、かつ信号線側または走査線側の何れか一辺に全ての
    電極端子が形成されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 一主面上に少なくとも絶縁ゲート型トラ
    ンジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタのゲート電
    極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号線と、ドレ
    イン配線に接続された絵素電極とを有する単位絵素が二
    次元のマトリクスに配列された絶縁基板と、前記絶縁基
    板と対向する透明性絶縁基板またはカラーフィルタとの
    間に液晶を充填してなる液晶表示装置において、 ドレイン配線上に第1の開口部と走査線または信号線上
    に第2の開口部を有すると共に絵素電極形成領域ではそ
    の断面形状が凹凸である任意形状の島状パターンの樹脂
    層が絶縁基板上に形成され、 前記島状パターン上に反射電極と前記第2の開口部を含
    んで信号線または走査線上に金属層よりなる変換配線と
    が形成され、 前記第1の開口部と反射電極を含んで透明導電性の絵素
    電極が形成され、 前記変換配線はその表面に有機絶縁層を形成されると共
    にその表面に透明導電層を有する走査線または信号線の
    電極端子を有し、かつ信号線側または走査線側の何れか
    一辺に全ての電極端子が形成されていることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも絶縁基板の一主面上に絶縁ゲ
    ート型トランジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタ
    のゲート電極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号
    線及びドレイン配線とを形成する工程と、ドレイン配線
    上に第1の開口部と走査線または信号線上に第2の開口
    部と絵素電極形成領域に任意形状の島状パターンを有す
    る樹脂層を形成する工程と、前記島状パターンの稜線の
    傾斜角度を低下させる工程と、前記島状パターン上に反
    射電極と前記第2の開口部を含んで信号線または走査線
    上に金属層よりなる変換配線とを形成する工程と、前記
    反射電極を含んで透明導電性の絵素電極を形成する工程
    とを有する表示装置用基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも絶縁基板の一主面上に絶縁ゲ
    ート型トランジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタ
    のゲート電極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号
    線及びドレイン配線とを形成する工程と、ドレイン配線
    上に第1の開口部と走査線または信号線上に第2の開口
    部と絵素電極形成領域に任意形状の島状パターンを有す
    る樹脂層を形成する工程と、前記島状パターンの稜線の
    傾斜角度を低下させる工程と、前記島状パターン上に反
    射電極と前記第2の開口部を含んで信号線または走査線
    上に陽極酸化可能な金属層よりなる変換配線とを形成す
    る工程と、透明導電層を被着後、画像表示部外の領域で
    前記変換配線の走査線または信号線の電極端子上と前記
    反射電極を含んで絵素電極形成領域に絵素電極に対応し
    た感光性樹脂パターンを形成する工程と、前記感光性樹
    脂パターンをマスクとして透明導電層を選択的に食刻す
    る工程と、前記感光性樹脂パターンをマスクとして変換
    配線上に陽極酸化層を形成する工程とを有する表示装置
    用基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも絶縁基板の一主面上に絶縁ゲ
    ート型トランジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタ
    のゲート電極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号
    線及びドレイン配線とを形成する工程と、ドレイン配線
    上に第1の開口部と走査線または信号線上に第2の開口
    部と絵素電極形成領域に任意形状の島状パターンを有す
    る樹脂層を形成する工程と、前記島状パターンの稜線の
    傾斜角度を低下させる工程と、前記島状パターン上に反
    射電極と前記第2の開口部を含んで信号線または走査線
    上に金属層よりなる変換配線とを形成する工程と、透明
    導電層よりなる絵素電極を形成する工程と、前記変換配
    線上に有機絶縁層を形成する工程とを有する表示装置用
    基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも絶縁基板の一主面上に絶縁ゲ
    ート型トランジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタ
    のゲート電極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号
    線及びドレイン配線とを形成する工程と、ドレイン配線
    上に第1の開口部と走査線または信号線上に第2の開口
    部と絵素電極形成領域に任意形状の島状パターンを有す
    る樹脂層を形成する工程と、前記島状パターンの稜線の
    傾斜角度を低下させる工程と、前記島状パターン上に反
    射電極と前記第2の開口部を含んで信号線または走査線
    上に金属層よりなる変換配線とを形成する工程と、透明
    導電層よりなる絵素電極を形成する工程と、前記変換配
    線上に有機絶縁層を形成する工程と、前記絶縁基板と透
    明性絶縁基板またはカラーフィルタとを対向させて液晶
    パネル化する工程と、前記透明性絶縁基板またはカラー
    フィルタをマスクとして画像表示部外の有機絶縁層を選
    択的に除去する工程とを有する液晶表示装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 少なくとも絶縁基板の一主面上に絶縁ゲ
    ート型トランジスタと、前記絶縁ゲート型トランジスタ
    のゲート電極も兼ねる走査線とソース配線も兼ねる信号
    線及びドレイン配線とを形成する工程と、ドレイン配線
    上に第1の開口部と走査線または信号線上に第2の開口
    部と絵素電極形成領域に任意形状の島状パターンを有す
    る樹脂層を形成する工程と、前記島状パターンの稜線の
    傾斜角度を低下させる工程と、前記島状パターン上に反
    射電極と前記第2の開口部を含んで信号線または走査線
    上に金属層よりなる変換配線とを形成する工程と、透明
    導電層を被着後、画像表示部外の領域で前記変換配線の
    走査線または信号線の電極端子上と前記反射電極を含ん
    で絵素電極形成領域に絵素電極に対応した感光性樹脂パ
    ターンを形成する工程と、前記感光性樹脂パターンをマ
    スクとして透明導電層を選択的に食刻する工程と、前記
    感光性樹脂パターンをマスクとして変換配線上に有機絶
    縁層を形成する工程とを有する表示装置用基板の製造方
    法。
JP2001276313A 2001-09-12 2001-09-12 液晶表示装置とその製造方法 Pending JP2003084300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276313A JP2003084300A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 液晶表示装置とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276313A JP2003084300A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 液晶表示装置とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003084300A true JP2003084300A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19101033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001276313A Pending JP2003084300A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 液晶表示装置とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003084300A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005086179A1 (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. 半透明・反射電極基板、及びその製造方法、及びその半透過・半反射電極基板を用いた液晶表示装置
JP2007298939A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Lg Electron Inc 表示素子モジュール及びその製造方法
WO2015092945A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 表示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005086179A1 (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. 半透明・反射電極基板、及びその製造方法、及びその半透過・半反射電極基板を用いた液晶表示装置
US7612850B2 (en) 2004-03-05 2009-11-03 Kazuyoshi Inoue Semi-transmissive/semi-reflective electrode substrate, method for manufacturing same, and liquid crystal display using such semi-transmissive/semi-reflective electrode substrate
JP2007298939A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Lg Electron Inc 表示素子モジュール及びその製造方法
WO2015092945A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100710532B1 (ko) 액정표시장치와 그 제조방법
CN100578761C (zh) 薄膜晶体管阵列基板制造方法
KR100187598B1 (ko) 액정화상표시장치 및 그 제조방법
TWI272424B (en) Liquid crystal display and fabricating the same
JP2010072527A (ja) 液晶表示装置
JP2002368011A (ja) 絶縁ゲート型トランジスタと液晶表示装置
US20090270008A1 (en) Method for producing display element
JP2003066474A (ja) 液晶表示装置とその製造方法
JP3216640B2 (ja) 液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2003084300A (ja) 液晶表示装置とその製造方法
JP2000250065A (ja) 液晶画像表示装置および画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2001356367A (ja) 液晶画像表示装置及び画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP3622705B2 (ja) 表示装置用半導体装置の製造方法
JP3995903B2 (ja) 液晶画像表示装置
JP3391304B2 (ja) 液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP3391312B2 (ja) 反射型液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP3536762B2 (ja) 液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2003208111A (ja) 有機el表示装置と液晶表示装置及び表示装置用半導体装置
JP2002229480A (ja) 表示装置と液晶表示装置及び表示装置用半導体装置
JP2002190600A (ja) 液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2002311454A (ja) 液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2000250072A (ja) 液晶画像表示装置および画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2002270847A (ja) 液晶画像表示装置と画像表示装置用半導体装置の製造方法
JP2002076363A (ja) 液晶表示装置
JP2002176062A (ja) 表示装置用の基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608