JP2003083575A - 換気システム - Google Patents

換気システム

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JP2003083575A
JP2003083575A JP2001270643A JP2001270643A JP2003083575A JP 2003083575 A JP2003083575 A JP 2003083575A JP 2001270643 A JP2001270643 A JP 2001270643A JP 2001270643 A JP2001270643 A JP 2001270643A JP 2003083575 A JP2003083575 A JP 2003083575A
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building
duct
air flow
flow rate
exhaust port
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Application number
JP2001270643A
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English (en)
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Kenichi Sato
健一 佐藤
Shuji Shirota
修司 城田
Yasuyuki Kobayashi
康之 小林
Masaki Kojima
雅樹 小島
Hisahiro Yoshida
尚弘 吉田
Toshio Sadamasa
俊夫 定政
Osamu Okuni
治 大國
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Nishimatsu Construction Co Ltd
Unix Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
Unix Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低層の建物において、自然換気によっ
て建物の室内外の換気を十分に行うことが可能となる換
気システムを提供すること。 【解決手段】 低層建物において、建物側部から建物内
部に通じる給気ダクトを形成するとともに、建物内部か
ら上方に排気ダクトを形成し、上端部に排気口を設け
る。給気ダクトには、気流量を調整するとともに、該気
流の逆流を防止するための気流量調整・逆気流防止ダン
パーを設ける。さらに、排気口には、建物内部側から排
気口外部側へ向かう気流の逆流を防止する逆気流防止ダ
ンパーを設ける。排気ダクトを上方に形成することによ
り、排気ダクト内の上昇気流を生む煙突効果が向上する
とともに、排気口近傍を通過する風によって、排気口内
部側から風下となる排気口外部側へ向かう気流が誘導さ
れ、建物の室内外の換気を十分に行うことが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的低層の建物
において、いわゆる自然換気によって室内外の換気を行
うための換気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の室内外の換気を行うためには、い
わゆる自然換気と人口換気とがある。人口換気は、換気
扇やファン等を利用して換気を行うものであるのに対
し、自然換気は、風等を利用して換気を行うものであ
る。例えば、ボイド空間を有する高層住宅等において
は、建物に作用する風や、前記ボイド空間に発生する上
昇気流を利用した自然換気が利用されている。そして近
年、省エネ、衛生等の観点から比較的低層の建物にも前
記自然換気を利用しようとする試みが顕著である。
【0003】特開平11−310970号公報記載の換
気システムも、比較的低層の建物に自然換気を利用して
いる例の一つである。前記公報記載の換気システムは、
図12に示すように、建物101に建物側部101から
建物内部102に通じる給気ダクト103を形成すると
ともに、建物内部102から建物上部104に通じる、
排気口105が設けられている排気ダクト106を形成
し、風圧、および、建物内部102と排気口外部107
との温度差を利用して、建物側部101側から建物内部
102側へ向かう気流と、建物内部102側から排気口
外部107側へ向かう上昇気流とを誘導し、これによっ
て室内外の換気を行おうとするものである。ここで、前
記した建物内部102と排気口外部107との温度差、
による排気ダクト106内の上昇気流の大きさは、建物
内部102と排気口外部107との比重量の差に、建物
内部102と排気口外部107との高さの差を乗じた値
に比例し、この上昇気流の発生要因は、いわゆる煙突効
果と呼ばれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、自
然換気システムによる換気においては、風圧とともに、
前記煙突効果を利用するため、建物内部102と排気口
104との高さの差が小さい場合においては、排気ダク
ト105内の上昇気流が小さく、十分な換気が行えない
ことが問題となっている。前記公報に記載の技術におい
ては、比較的低層の建物101の内部に排気ダクト10
5が形成されており、したがって、排気ダクト105内
の上昇気流が小さく、十分な換気が行えないことが懸念
される。また、自然換気システムにおける換気において
は、風等が弱く、流入する気流が比較的小さい場合にお
いても、建物内部102に気流の流れを作り出し、これ
によって換気を行うことが望まれている。このために
は、例えば、風圧によって流入する気流が小さい場合に
おいても、建物内部102に流入した気流の、排気ダク
ト105からの排出を促進することによって、一定の気
流の流れを形成することが考えられる。
【0005】本発明の目的は、排気ダクト内の煙突効果
を大きくするとともに、建物内部に流入した気流の排気
ダクトからの排出を促進することにより、建物の室内外
の換気を十分に行うことが可能となる換気システムを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1記載の発明は、例えば図1、図2に示すよう
に、建物(平屋建住宅a)の室内外の換気を行うための
換気システムであって、前記建物(平屋建住宅a)に
は、建物側部(住宅側部b)から建物内部(住宅内部
c)に通じる給気ダクトdが形成されているとともに、
建物内部(住宅内部b)から該建物(平屋建住宅a)よ
り所定高さ上方となる位置に通じる排気ダクトgが形成
されており、前記排気ダクトgの上端部には、横方向に
向けて開口する排気口hが複数備えられており、前記給
気ダクトdには、建物側部(住宅側部b)側から建物内
部(住宅内部c)側へ向かう気流量を調整するととも
に、該気流の逆流を防止するための気流量調整・逆気流
防止ダンパー1が備えられており、前記排気口hには、
該排気口内部k側から該排気口外部l側へ向かう気流の
逆流を防止するための逆気流防止ダンパー11が備えら
れており、建物側部(住宅側部b)に作用する風圧を利
用して、前記給気ダクトd内に建物側部(住宅側部b)
側から建物内部(住宅内部c)側へ向かう気流を誘導す
るとともに、風下側となる排気口外部l1が排気口内部
kに比して負圧となることにより生じる該風下側となる
排気口外部l1と該排気口内部kとの圧力差、および、
建物内部(住宅内部c)が排気口外部lに比して高温と
なることによる生じる該建物内部(住宅内部c)と該排
気口外部lとの温度差、を利用して、前記排気ダクトg
内に前記建物内部(住宅内部c)側から前記風下側とな
る排気口外部l1側へ向かう気流を誘導することを特徴
としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、前記建物に
は、建物側部から建物内部に通じる給気ダクトが形成さ
れているとともに、該給気ダクトには、建物側部側から
建物内部側へ向かう気流量を調整するとともに、該気流
の逆流を防止するための気流量調整・逆気流防止ダンパ
ーが備えられている。また、前記建物には、建物内部か
ら該建物より所定高さ上方となる位置に通じる排気ダク
トが形成されており、この排気ダクトの上端部には、横
方向に向けて開口する排気口が複数備えられている。そ
して前記排気口には、該排気口内部側から該排気口外部
側へ向かう気流の逆流を防止するための逆気流防止ダン
パーが備えられている。
【0008】そして、以下に示すように気流が誘導され
る。先ず、建物に風が作用すると、風圧が作用する風上
側の建物側部から建物内部に通じる給気ダクト内には、
建物側部側から建物内部側へ向かう気流が誘導される。
この際、前記気流量調整・逆気流防止ダンパーにより、
建物側部側から給気ダクト内に流入する気流量が調整さ
れるとともに、該気流の逆流が防止される。
【0009】また、建物内部が前記排気口外部に比して
高温となることにより、該建物内部と該排気口外部との
間には温度差が生じ、後述する煙突効果により、前記排
気ダクト内には、前記建物内部側から前記排気口外部側
へ向かう気流が誘導される。ここで、前記煙突効果と
は、建物内部が排気口外部に比して高温となる場合にお
いて、建物内部と排気口外部との比重量の差に、建物内
部と排気口外部との高さの差を乗じた値に比例する大き
さの上昇気流の発生要因を言う。ところで、前記排気ダ
クトは、建物内部から建物より所定高さ上方となる位置
に通じるように形成されているため、前記煙突効果が大
きくなり、前記建物内部側から前記排気口外部側へ向か
う気流の誘導が促進される。
【0010】これに加えて、排気口近傍を風が通過する
と、排気口に設けられている逆気流防止ダンパーによ
り、風下側以外となる排気口からは前記排気ダクトに気
流が流入しないため、風下側となる排気口外部が排気口
内部に比して負圧となる。これにより、風下側となる排
気口外部と該排気口内部との間には圧力差が生じ、前記
排気ダクト内における、前記建物内部側から前記風下側
となる排気口外部側へ向かう気流の誘導が促進される。
【0011】以上により、建物の室内外の換気を自然換
気システムにより行うことが可能であり、風が強い場合
においては、建物内部に流入する気流量が調整され、風
が弱い場合においては、建物内部側から排気口外部側へ
向かう気流の誘導が促進される。すなわち、風の強弱に
関わらず、換気量を所定範囲内に調整して室内環境を向
上させることが可能となる。
【0012】なお、本発明は、平屋建や2階建程度の、
比較的低層の建物を対象としている。
【0013】請求項2記載の発明は、例えば図3〜図1
1に示すように、請求項1記載の換気システムにおい
て、前記気流量調整・逆気流防止ダンパー1は、ダクト
(給気ダクトd)に連接されることで該ダクト(給気ダ
クトd)の一部を構成する枠部材2と、前記ダクト(給
気ダクトd)の軸線方向に直交する主羽根回動軸4を中
心に回動可能な主羽根3と、前記主羽根回動軸4とほぼ
一致する補助羽根回動軸6を中心に回動可能な補助羽根
5と、を備えており、順気流時には、前記補助羽根5が
前記ダクト(給気ダクトd)内を通過する気流量を増加
させる方向に回動するとともに、前記ダクト(給気ダク
トd)内へ流入する気流量の増加にともない前記主羽根
3が風圧および揚力を受けて該主羽根3が前記ダクト
(給気ダクトd)内を通過する気流量を減少させる方向
に回動することにより、前記ダクト(給気ダクトd)内
を通過する気流量を所定範囲内に調整し、逆気流時に
は、前記補助羽根5と、風圧を受けて前記ダクト(給気
ダクトd)内を通過する気流量を減少させる方向に回動
する主羽根3との協働により、前記ダクト(給気ダクト
d)内を通過する気流量をほぼゼロにして逆流を防止す
ることを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明によれば、前記気流量
調整・逆気流防止ダンパーは、順気流時には、補助羽根
が前記ダクト内を通過する気流量を増加させる方向に回
動するとともに、風圧の増加にともない前記主羽根が風
圧および揚力を受けて該主羽根が前記ダクト内を通過す
る気流量を減少させる方向に回動することにより、前記
ダクト内を通過する気流量を所定範囲内に調整する。ま
た、逆気流時には、前記補助羽根と、風圧を受けて前記
ダクト内を通過する気流量を減少させる方向に回動する
主羽根との協働により、前記ダクト内を通過する気流量
をほぼゼロにして逆流を防止する。
【0015】すなわち、前記気流量調整・逆気流防止ダ
ンパーは、ダクト内を通過する気流量を所定範囲内に調
整することが可能であるとともに、ダクト内の逆気流を
防止することが可能である。さらに、前記気流量調整・
逆気流防止ダンパーは、気流量調整ダンパーと逆気流防
止ダンパーとが一体となっており、しかも比較的簡易な
構造となっているため、製作コストを抑えることが可能
であるとともに、設置スペースが小さくて済み、設ける
位置の自由度を大きくすることが可能である。
【0016】主羽根は、例えば、ダクトの軸線に直交す
る平面によるダクトの内空断面に対応した寸法形状(具
体的には、ダクトが円筒形状の場合には、ダクトの内径
に対応した外径を有する円板状のものなど)であること
が挙げられる。主羽根は、主羽根回動軸を中心にダクト
内で回動可能で、しかも、主羽根回動軸とダクトの軸線
とを含む平面より上側のダクトの内部空間を閉塞可能
で、かつ、前記平面より下側の前記内部空間をほぼ閉塞
可能なものであれば、その他でもよい。
【0017】補助羽根は、例えば、ダクトの軸線に直交
する平面によるダクトの内空断面のうち補助羽根回動軸
より下側部分に対応した寸法形状(具体的には、ダクト
が円筒形状の場合には、ダクトの内径に対応した外径を
有する円板を2分割した形状のものなど)であることが
挙げられる。補助羽根は、補助羽根回動軸を中心にダク
ト内で回動可能で、しかも、前記平面より下側の前記内
部空間を閉塞可能なものであれば、その他でもよい。
【0018】請求項3記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項1または2記載の換気システムにおい
て、前記排気ダクトf内部には、建物内部(住宅内部
c)側から排気口外部l側へ向かう気流の誘導を促進す
るための補助ファンmが設けられていることを特徴とし
ている。
【0019】請求項3記載の発明によれば、前記排気ダ
クト内部に設けられている補助ファンによって、建物内
部側から排気口外部側へ向かう気流の誘導が助成され
る。したがって、風が比較的弱い場合においても、より
確実に建物の室内外の換気を行うことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る換気システ
ムの実施の形態を図1〜図11を参照して説明する。先
ず、本発明に係る換気システムの構成について説明す
る。
【0021】図1において、符号aは、本発明に係る換
気システムが採用される平屋建住宅である。前記平屋建
住宅a(建物)には、図1に示すように、住宅側部b
(建物側部)から住宅内部c(建物内部)に通じる給気
ダクトdが形成されている。また、前記平屋建住宅aに
は、該建物上部eから上方に伸びる立体トラスfが形成
されており、この立体トラスf内部を挿通するようにし
て、建物内部cから該建物aより所定高さ上方となる位
置に通じる排気ダクトgが形成されている。さらに、こ
の排気ダクトgの上端部には、図2に示すように、横方
向に向けて開口する複数の排気口hが複数備えられてい
る。なお、前記立体トラスfは一例であり、自立する塔
状のものであれば、特に限定されるものではない。ま
た、前記立体トラスfには、必要に応じてBS放送等の
受信アンテナi、j等を設けることができるようになっ
ている。
【0022】前記給気ダクトdには、該住宅側部b(建
物側部)側から住宅内部c側へ向かう気流量を調整する
とともに、該気流の逆流を防止するための気流量調整・
逆気流防止ダンパー1が備えられている。また、前記排
気口gには、該排気口内部k側から該排気口外部l側へ
向かう気流の逆流を防止するための逆気流防止ダンパー
11が備えられている。さらに、前記排気ダクトg内に
は、住宅内部c側から排気口外部l側へ向かう気流の誘
導を促進させるための補助ファンmが設けられており、
この補助ファンmは、平屋建住宅aの屋根上面に設けら
れている太陽電池nによって駆動するようになってい
る。
【0023】以下、本発明に係る換気システムの作用に
ついて説明する。先ず、住宅aに風Aが作用すると、図
1に示すように、風圧が作用する風上側の住宅側部b1
から住宅内部cに通じる給気ダクトd内には、該住宅側
部b1側から住宅内部c側へ向かう気流が誘導される。
【0024】また、住宅内部cには熱が発生するため、
該住宅内部cと排気口外部lとの間には温度差が生じ
る。そしてこの温度差によって、住宅内部cの空気と排
気口外部lの空気との比重量に差が生じ、この比重量の
差に、住宅内部cと排気口外部lとの高さの差を乗じた
値に比例する大きさの上昇気流Bが発生する。この上昇
気流Bの発生要因は煙突効果と呼ばれ、住宅内部c側か
ら排気口外部l側へ向かう気流が誘導される。ところ
で、排気ダクトgは、住宅内部cから平屋建住宅aより
所定高さ上方となる位置に通じるように形成されている
ため、前記煙突効果が大きくなり、住宅内部c側から排
気口外部l側へ向かう気流の誘導が促進される。
【0025】これに加えて、排気口h近傍を風A1が通
過すると、図2に示すように、排気口hに設けられてい
る逆気流防止ダンパー11のうち、風下側以外の排気口
hに設けられている逆気流防止ダンパー11の羽根12
が閉じて排気ダクトg内への気流の流入が防止され、し
たがって、風下側となる排気口外部l1が排気口内部k
に比して負圧となる。これにより、風下側となる排気口
外部l1と該排気口内部kとの間には圧力差が生じ、該
排気口内部kから該排気口外部l1への気流B1が誘導
され、したがって、前記排気ダクトg内における上昇気
流Bの誘導が促進される。
【0026】さらに、前記補助ファンmによっても、前
記排気ダクトg内における上昇気流Bの誘導が促進され
る。
【0027】次に、本発明の実施の形態に用いられる、
気流量調整・逆気流防止ダンパー1について説明する。
【0028】次に、前記気流量調整・逆気流防止ダンパ
ー1について、図3〜図11を参照して説明する。本発
明に係る気流量調整・逆気流防止ダンパー1は、図3
(a)、図3(b)に示されるように、給気ダクトdに
連接されることで給気ダクトdの一部を構成する円筒状
の枠部材2、枠部材2の内径に対応して円板状に形成さ
れる主羽根3と、枠部材2の内径に対応して半円板状に
形成される補助羽根5を備えている。
【0029】主羽根3は、枠部材2の軸心方向に直交す
る主羽根回動軸4を介して枠部材2の内部に取付けら
れ、この主羽根回動軸4を中心に円滑に回動可能となっ
ている。枠部材2の上部内面には主羽根ストッパー8が
設けられ、主羽根3が枠部材2の内部空間を閉塞した状
態で主羽根3の時計回りの回動を規制するようになって
いる。
【0030】図4等の、主羽根3の主羽根回動軸4に対
して左側部分を上動作部3a、同じく右側部分を下動作
部3bとすると、上動作部3a側が下動作部3b側より
もわずかに重くなるように、主羽根回動軸4は主羽根3
の重心から僅かにずらした位置に設定されている。従っ
て、主羽根3が風の抵抗をほとんど受けない無風時およ
び小風量時の状態では、主羽根3が反時計回りに回動し
ようとするが、主羽根3がほぼ水平となる位置でこの回
動を規制するように、枠部材2の内面には例えばビス等
の微風量時ストッパー10が設けられている。
【0031】補助羽根5は、主羽根回動軸4とほぼ一致
する補助羽根回動軸6を介して枠部材2の内部に取付け
られ、この補助羽根回動軸6を中心に円滑に回動可能と
なっている。枠部材2の下部内面には補助羽根ストッパ
ー9が設けられ、補助羽根5が枠部材2の内部空間のう
ち補助羽根回動軸6より下側部分を閉塞した状態で補助
羽根5の反時計回りの回動を規制するようになってい
る。従って、補助羽根5は補助羽根ストッパー9よりも
左側の領域において円滑に回動可能となっている。この
補助羽根5は、ある一定値以上の風圧を右側から受ける
までは、補助羽根回動軸6から下に垂れ下がった状態で
ある。また、左側から風圧を受けても、補助羽根ストッ
パー9により回動を規制される。
【0032】ここで、上述したように、無風時および小
気流量時の状態では上動作部3aが下がるように、主羽
根3の上動作部3aは下動作部3bよりもわずかに重く
設定されているが、これは、主羽根3に対する主羽根回
動軸4の位置をわずかに主羽根3の中心からずらして設
定したためであってもよいし、あるいは上動作部3a
に、図示しない重りを設けたためであってもよい。
【0033】このような構成の気流量調整・逆気流防止
ダンパー1の動作について、以下に詳細に説明する。な
お、以下では、図の右側からの風を順気流、図の左側か
らの風を逆気流と記載する。また、小気流量、中気流
量、大気流量、気流量、および風などの記載は、順気流
に関するものとする。
【0034】<無風時および小気流量時>主羽根3の上
動作部3a側が下動作部3b側よりも重いため、給気ダ
クトd内部が無風状態であるか、または、小気流量な状
態では、微気流量時ストッパー10に当接するまで主羽
根3が反時計回りに回動した状態となり、図3(b)、
図4に示されるように主羽根3がほぼ水平となるように
位置している。また、補助羽根5が補助羽根ストッパー
6から離れる臨界風量に達しておらず、補助羽根5は下
に垂れた状態のままである。これにより、風は主羽根3
の上部空間を吹き抜ける。
【0035】<小気流量時から中気流量時への移行>給
気ダクトd内部を流れる気流量が増加して、小気流量か
ら中気流量に移行する段階になると、補助羽根5がある
値以上の風圧を右側から受けることになる。そして、図
5に示されるように、補助羽根5が補助羽根ストッパー
9から離れる臨界気流量に達すると、補助羽根回動軸6
を中心に補助羽根5が時計回りに回動して、補助羽根5
と枠部材2の下部内面との間に隙間が生じる。これによ
り、風は主羽根3の上部空間および補助羽根5の下部空
間を吹き抜ける。また、主羽根3に形成された受風部7
が補助羽根5によって押し上げられることにより、主羽
根3は時計回りに回動する。
【0036】<中気流量時から大気流量時への移行>主
羽根3が時計回りに回動して主羽根3の上動作部3aが
少し上に上がると、図6に示されるように、枠部材2の
内部において主羽根3の上部空間は右側から左側にかけ
て狭くなる。これにより、前記上布空間を通過する風の
流速は右側から左側に向かうにつれて次第に大きくな
り、上動作部3aに下動作部3bに働く揚力よりも大き
な揚力が作用する。したがって、前記揚力が主羽根13
を回動させる臨界気流量に達すると主羽根3は時計回り
に回動する。給気ダクトd内部を流れる気流量がさらに
増加して、中気流量から大気流量に移行する段階になる
と、主羽根3はさらに時計回りに回動する。
【0037】<大気流量時から強気流量時への移行>給
気ダクトd内部を流れる気流量がさらに増加して、大気
流量から強気流量に移行する段階になると、さらに主
羽根3が時計回りに回動して主羽根3が主羽根ストッパ
ー8にぶつかりそうになり、主羽根3の上下を通過する
気流量が著しく少なくなる。すると、上動作部3a、下
動作部3bが受ける揚力が小さくなるとともにこれら揚
力差も小さくなり、主羽根3が少し反時計回りに回動
して主羽根3の上下を通過する気流量がわずかに増加す
る。これにより再び上動作部3aが揚力を受けて主羽
根3がわずかに時計回りに回動して主羽根3の上下を通
過する気流量が少なくなる。以後、徐々に減衰しながら
これら〜の動作が繰り返されて気流量が安定する
(図7参照)。
【0038】<逆気流時>逆気流の時には、図8に示さ
れるように、上動作部3aの下部空間に風溜まりが生
じ、上動作部3aの下面が風圧を受けて上に上がり、最
終的には図9に示されるように、主羽根3が主羽根スト
ッパー8に当接するまで時計回りに回動し、主羽根3、
補助羽根5により枠部材2が閉塞される。よって、給気
ダクトd内を通過する気流量がほぼゼロとなって逆流が
防止される。
【0039】さらに、前記気流量調整・逆気流防止ダン
パー1の変形例を図10(a)、図10(b)、図11
(a)、図11(b)に示す。なお、前記気流量調整・
逆気流防止ダンパー1と同様の構成要素には同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0040】図10(a)、図10(b)においては、
補助羽根5に受風部7が支持部7aを通して形成されて
いる。これにより、小気流量時においても、補助羽根5
を回動させて気流が流れやすくすることにより、圧力損
失を低減させることができる。
【0041】図11(a)、図11(b)においては、
上動作部3bおよび下動作部3aを折り曲げることによ
り、主羽根3に第1受風部7aおよび第2受風部7bが
形成されている。これにより、強気流量時において、気
流が流れると過剰な換気量となってしまう場合において
も、前記第1受風部7aおよび第2受風部3aが風圧を
受けることにより、前記主羽根3を、前記給気ダクトd
内を通過する風量をほぼゼロとするように回動させるこ
とができる。
【0042】本実施の形態によれば、以下のような効果
が得られる。 平屋建住宅aに風Aが作用すると、風圧が作用する風
上側の住宅側部b1から住宅内部cに通じる給気ダクト
d内には、該住宅側部b1側から住宅内部c側へ向かう
気流が誘導される。この際、前記気流量調整・逆気流防
止ダンパー1により、該住宅側部b1側から給気ダクト
d内に流入する気流量が調整されるとともに、該気流の
逆流が防止される。また、排気ダクトgは住宅内部cか
ら平屋建住宅aより所定高さ上方となる位置に通じるよ
うに形成されているため、排気ダクトg内には、前記煙
突効果により住宅内部c側から排気口外部l側へ向かう
気流が誘導される。
【0043】これに加えて、排気口g近傍を通過する風
A1によって、風下側となる排気口外部l1と該排気口
内部kとの間には圧力差が生じ、前記排気ダクトg内に
おける、前記住宅内部c側から前記風下側となる排気口
外部l1側へ向かう気流の誘導が促進される。
【0044】以上により、建物の室内外の換気を自然換
気システムにより行うことが可能であり、風が強い場合
においては、住宅内部cに流入する気流量が調整され、
風が弱い場合においては、住宅内部c側から排気口外部
l側へ向かう気流の誘導が促進される。すなわち、風の
強弱に関わらず、換気量を所定範囲内に調整して室内環
境を向上させることが可能となる。
【0045】前記気流量調整・逆気流防止ダンパー1
は、順気流時には、補助羽根5が前記給気ダクトd内を
通過する気流量を増加させる方向に回動するとともに、
風圧の増加にともない前記主羽根3が風圧および揚力を
受けて該主羽根3が前記給気ダクトd内を通過する気流
量を減少させる方向に回動することにより、前記給気ダ
クトd内を通過する気流量を所定範囲内に調整する。ま
た、逆気流時には、前記補助羽根5と、風圧を受けて前
記給気ダクトd内を通過する気流量を減少させる方向に
回動する主羽根3との協働により、前記給気ダクトd内
を通過する気流量をほぼゼロにして逆流を防止する。
【0046】すなわち、前記気流量調整・逆気流防止ダ
ンパー1は、給気ダクトd内を通過する気流量を所定範
囲内に調整することが可能であるとともに、給気ダクト
d内の逆気流を防止することが可能である。さらに、前
記気流量調整・逆気流防止ダンパー1は、気流量調整ダ
ンパーと逆気流防止ダンパーとが一体となっており、し
かも比較的簡易な構造となっているため、製作コストを
抑えることが可能であるとともに、設置スペースが小さ
くて済み、設ける位置の自由度を大きくすることが可能
である。
【0047】補助ファンmによって、住宅内部c側か
ら排気口外部l側へ向かう気流の誘導が促進される。し
たがって、風が比較的弱い場合においても、より確実に
平屋建住宅aの室内外の換気を行うことが可能となる。
【0048】なお、本実施の形態においては、平屋建の
住宅について説明したが、建物の階数は、特に平屋建に
特に限定されるものではなく、比較的低層の建物であれ
ば、本発明は効果的に適用し得る。また、建物の用途も
特に住宅に限定されるものではなく、事務所、集会施設
等、様々な用途が考えられる。また、建物上方に形成さ
れている立体トラスは、特にこの形状に限定されるもの
ではなく、また、必要に応じて設ければよいことは勿論
である。さらに、排気ダクト内には補助ファンを設けて
いるが、この補助ファンも必要に応じて設ければよく、
該排気ダクト内部の気流の誘導が円滑に行えれば特に設
ける必要はない。また、補助ファンを設ける際にも、特
に太陽電池に限らず、通常の電動モータ等により駆動さ
せてもよいことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、建物の室
内外の換気を自然換気システムにより行うことが可能で
あり、風が強い場合においては、建物内部に流入する気
流量が調整され、風が弱い場合においては、建物内部側
から排気口外部側へ向かう気流の誘導が促進される。す
なわち、風の強弱に関わらず、換気量を所定範囲内に調
整して室内環境を向上させることが可能となる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、前
記気流量調整・逆気流防止ダンパーの製作コストを抑え
ることが可能であるとともに、設置スペースが小さくて
済み、設ける位置の自由度を大きくすることが可能であ
る。
【0051】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明と同様の効果が得られることは勿論の
こと、前記補助ファンによって、風が比較的弱い場合に
おいても、より確実に建物の室内外の換気を行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る換気システムの実施の形態例を示
す、住宅断面のモデル図である。
【図2】本発明に係る排気口の一例を示す、(a)は平
断面図であり、(b)は側断面図である。
【図3】本発明に係る気流量調整・逆気流防止ダンパー
の一例を示す、(a)は斜視図であり、(b)はモデル
図である。
【図4】図3に示す気流量調整・逆気流防止ダンパー
の、小気流量時の羽根の状態を示すモデル図である。
【図5】同、中気流量時の羽根の状態を示すモデル図で
ある。
【図6】同、大気流量時の羽根の状態を示すモデル図で
ある。
【図7】同、強気流量時の羽根の状態を示すモデル図で
ある。
【図8】同、逆気流時初期の羽根の状態を示すモデル図
である。
【図9】同、逆気流時で気流がない状態の羽根の状態を
示すモデル図である。
【図10】本発明に係る気流量調整ダンパーの、図3に
示す例とは別の一例を示す、(a)は斜視図であり、
(b)はモデル図である。
【図11】本発明に係る気流量調整ダンパーの、図3、
図10に示す例とは別の一例を示す、(a)は斜視図で
あり、(b)はモデル図である。
【図12】従来の換気システムの一例を示すモデル図で
ある。
【符号の説明】
a 平屋建住宅(建物) b 住宅側部(建物側部) c 住宅内部(建物内部) d 給気ダクト g 排気ダクト h 排気口 l 排気口外部 m 補助ファン A 風 B 上昇気流 1 気流量調整・逆気流防止ダンパー 2 枠部材 3 主羽根 4 主羽根回動軸 5 補助羽根 6 補助羽根回動軸 11 逆気流防止ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城田 修司 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 小林 康之 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 小島 雅樹 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 吉田 尚弘 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 定政 俊夫 東京都大田区城南島2丁目2番2号 株式 会社ユニックス内 (72)発明者 大國 治 東京都大田区城南島2丁目2番2号 株式 会社ユニックス内 Fターム(参考) 3L056 BA01 BB04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の室内外の換気を行うための換気シス
    テムであって、 前記建物には、建物側部から建物内部に通じる給気ダク
    トが形成されているとともに、建物内部から該建物より
    所定高さ上方となる位置に通じる排気ダクトが形成され
    ており、 前記排気ダクトの上端部には、横方向に向けて開口する
    排気口が複数備えられており、 前記給気ダクトには、建物側部側から建物内部側へ向か
    う気流量を調整するとともに、該気流の逆流を防止する
    ための気流量調整・逆気流防止ダンパーが備えられてお
    り、 前記排気口には、該排気口内部側から該排気口外部側へ
    向かう気流の逆流を防止するための逆気流防止ダンパー
    が備えられており、 建物側部に作用する風圧を利用して、前記給気ダクト内
    に建物側部側から建物内部側へ向かう気流を誘導すると
    ともに、 風下側となる排気口外部が排気口内部に比して負圧とな
    ることにより生じる該風下側となる排気口外部と該排気
    口内部との圧力差、および、建物内部が排気口外部に比
    して高温となることによる生じる該建物内部と該排気口
    外部との温度差、を利用して、前記排気ダクト内に前記
    建物内部側から前記風下側となる排気口外部側へ向かう
    気流を誘導することを特徴とする換気システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の換気システムにおいて、 前記気流量調整・逆気流防止ダンパーは、 ダクトに連接されることで該ダクトの一部を構成する枠
    部材と、 前記ダクトの軸線方向に直交する主羽根回動軸を中心に
    回動可能な主羽根と、 前記主羽根回動軸とほぼ一致する補助羽根回動軸を中心
    に回動可能な補助羽根と、 を備えており、 順気流時には、前記補助羽根が前記ダクト内を通過する
    気流量を増加させる方向に回動するとともに、前記ダク
    ト内へ流入する気流量の増加にともない前記主羽根が風
    圧および揚力を受けて該主羽根が前記ダクト内を通過す
    る気流量を減少させる方向に回動することにより、前記
    ダクト内を通過する気流量を所定範囲内に調整し、 逆気流時には、前記補助羽根と、風圧を受けて前記ダク
    ト内を通過する気流量を減少させる方向に回動する主羽
    根との協働により、前記ダクト内を通過する気流量をほ
    ぼゼロにして逆流を防止することを特徴とする換気シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の換気システムにお
    いて、 前記排気ダクト内部には、建物内部側から排気口外部側
    へ向かう気流の誘導を促進するための補助ファンが設け
    られていることを特徴とする換気システム。
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