JP2003083055A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置

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JP2003083055A JP2001276315A JP2001276315A JP2003083055A JP 2003083055 A JP2003083055 A JP 2003083055A JP 2001276315 A JP2001276315 A JP 2001276315A JP 2001276315 A JP2001276315 A JP 2001276315A JP 2003083055 A JP2003083055 A JP 2003083055A
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不純物の付着ならびに還元剤の噴射特性の変
化が低減され、NOxの還元を促進する排気浄化装置を
提供する。 【解決手段】 ノズル部40のノズルボディには、排気
管の中心軸方向へ延伸する胴部43が形成されている。
胴部43には、排気流れ下流側に開口する凹部44が形
成され、凹部44の底441に還元剤が導入されるノズ
ルサック45と連通する噴孔46が連通している。凹部
44は排気流れ下流側に開口しているため、還元剤は噴
孔46から排気の流れに沿って下流方向へ噴射される。
排気管を流れる排気は、胴部43により流れが阻害され
るため、凹部44の開口側への排気の回り込みは低減さ
れる。また、凹部44の底441に噴孔46が開口して
いるため、噴孔46およびその周囲への排気の侵入が低
減される。そのため、噴孔46およびその周囲への不純
物の付着、堆積ならびに還元剤の噴射特性の変化が低減
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
内燃機関を「エンジン」という。)から排出される排気
を浄化する排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6−26328号公報、
特開平10−212931号公報および米国特許第61
92677号に開示されているように、ディーゼルエン
ジンなどのエンジンから排出される排気に含まれる窒素
酸化物(NOx)を除去するため、エンジンの排気系に
設置されているNOx触媒の入口側に還元剤を添加導入
する排気浄化システムが公知である。還元剤としては、
炭化水素系の還元剤が用いられ、ディーゼルエンジンの
場合、燃料である軽油を還元剤として用いることができ
る。エンジンの排気系に設置される排気浄化システム
は、上述のNOx触媒、ならびにNOx触媒の上流側に
設置され還元剤である燃料を導入する排気浄化装置を備
えている。従来、排気浄化装置は、供給される電力に応
答して駆動される電磁弁、燃料が供給される燃料配管、
ならびに燃料が噴射されるノズル部などから構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような排気浄化システムに適用される排気浄化装置は、
排気系を流れる排気へ還元剤を噴射するため、ノズル部
は高温の排気に長期間晒される。排気中には粒子状物質
や未燃焼の炭化水素などの固形成分が含まれており、そ
れらの不純物はノズル部に付着し長期間の使用により堆
積する。ノズル部に不純物が堆積すると、ノズル部の噴
孔が閉塞され、噴孔から噴射される還元剤の噴射特性が
変化するおそれがある。還元剤の噴射特性が変化する
と、NOx触媒においてNOxが適正に還元されず、大
気中へ放出されるNOxの増大を招くおそれがある。
【0004】そこで、本発明の目的は、不純物の付着な
らびに還元剤の噴射特性の変化が低減され、NOxの還
元を促進する排気浄化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
排気浄化装置によると、導入部から導入された還元剤は
ノズル部の噴孔から排気系の排気が流れる方向へ噴射さ
れる。すなわち、ノズル部の噴孔からは排気の流れの下
流方向へ還元剤が噴射される。そのため、ノズル部の噴
孔は、排気の流れに正対せず、ノズル部は排気の流れに
直接晒されにくい。また、噴孔は排気の流れに正対して
いないため、排気に含まれる不純物が噴孔の周囲へ付着
および堆積することを低減できる。したがって、噴孔か
ら噴射される還元剤の噴射特性の変化を低減することが
できる。さらに、還元剤の噴射特性の変化が低減される
ことにより、NOx触媒へ流入する排気に混合される還
元剤を適正な量に調整することができ、NOx触媒によ
るNOxの還元を促進することができる。
【0006】本発明の請求項2または3記載の排気浄化
装置によると、噴孔は排気に直接晒されにくい。そのた
め、噴孔の周囲への不純物の付着および堆積を低減する
ことができる。本発明の請求項4記載の排気浄化装置に
よると、ノズル部には噴孔の還元剤出口側が開口する凹
部が形成されている。すなわち、噴孔はノズル部の外周
部に開口せず、凹部の底に開口している。そのため、噴
孔は排気に直接晒されにくく、噴孔の周囲への不純物の
付着および堆積を低減することをができる。
【0007】本発明の請求項5記載の排気浄化装置によ
ると、ノズル部は噴孔の還元剤出口側へいくにつれて、
すなわち排気の下流側ほど断面積が大きくなっている。
そのため、ノズル部の周囲の排気の流れが阻害され、噴
孔の周囲へ回り込む排気の流量が低減される。これによ
り、噴孔を排気に晒されにくくすることができる。
【0008】本発明の請求項6記載の排気浄化装置によ
ると、ノズル部は噴孔が形成されている板部材を有して
いる。板部材に噴孔を形成することにより、還元剤を噴
射する方向の異なる多数の噴孔を容易に形成することが
できる。また、噴孔の全長が短縮されるため、噴射後に
残留する還元剤が低減され、還元剤との親和性の高い不
純物が噴孔の周囲へ付着することを低減できる。
【0009】本発明の請求項7または8記載の排気浄化
装置によると、噴孔の形状または数は選択可能であるた
め、適用されるエンジンの特性に合わせて適切な形状の
噴孔を形成することができる。本発明の請求項9記載の
排気浄化装置によると、噴孔の入口側には還元剤に旋回
力を付与することができる。そのため、還元剤の微粒化
による排気との混合が促進されるだけでなく、噴孔の内
部における還元剤の旋回力により、噴孔の内部または噴
孔の周囲に付着した不純物を除去することができる。
【0010】本発明の請求項10記載の排気浄化装置に
よると、ノズル部を断熱材で形成することにより、ノズ
ル部が排気から断熱され、残留燃料による不純物の付着
および堆積を低減することができる。本発明の請求項1
1、12または13記載の排気浄化装置によると、ノズ
ル部をコーティングすることにより、ノズル部あるいは
噴孔の周囲への不純物の付着および堆積を低減すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による排気浄化装置
を適用したディーゼルエンジンの排気浄化システムを図
2に示す。本実施例では、4気筒のディーゼルエンジン
に本発明の排気浄化装置を適用し、排気浄化装置を排気
管の軸に垂直に搭載した例について説明する。
【0012】図2に示すように、排気浄化システム1
は、主に排気浄化装置10、NOx触媒2および還元剤
供給装置3から構成されている。排気浄化装置10は、
ディーゼルエンジン5の排気系を構成する排気管6に搭
載され、排気管6を流れる排気に還元剤を噴射する。排
気浄化装置10は、排気管6のNOx触媒2入口側に設
置されている。なお、図示しない過給器を備えるディー
ゼルエンジンの場合、排気浄化装置10は排気管6の途
中に設置される過給器の入口側または出口側のいずれに
設置してもよい。
【0013】排気系は、前述の排気管6と、排気管6か
らディーゼルエンジン5の各気筒5aに分岐している排
気マニホールド6aとから構成されている。排気管6に
は、排気の流れ方向に排気浄化装置10およびNOx触
媒2が順に設置されている。
【0014】排気浄化装置10は、ECU7からの指令
により還元剤の噴射を断続する。ECU7には、ディー
ゼルエンジン5に設置されている各種のセンサから、吸
気流量、吸気圧、ディーゼルエンジン5の回転数および
アクセル開度などの各種の情報が入力される。ECU7
は、入力された情報からディーゼルエンジン5の各気筒
5aに噴射される燃料の噴射量を制御するとともに、排
気浄化装置10を制御する。ECU7ではディーゼルエ
ンジン5の回転数およびアクセル開度などに相関するN
Ox排出量が算出され、算出したNOx排出量に基づい
てECU7は排気浄化装置10から噴射される還元剤の
噴射量および噴射時期を設定する。そして、ECU7
は、設定された還元剤の噴射量および噴射時期に基づい
て、排気浄化装置10を制御する。
【0015】NOx触媒2には、例えばPtやPdなど
の貴金属系の活性成分がセラミックスあるいは金属酸化
物などの担体に担持された触媒が使用される。NOx触
媒2は、例えばモノリスタイプまたはペレッタイプに成
形されている。還元剤供給装置3は、図示しない還元剤
タンクおよび給送ポンプ、ならびに給送管8を有してい
る。還元剤供給装置3は、還元剤タンクに蓄えられてい
る還元剤を排気浄化装置10へ供給する。還元剤タンク
に蓄えられている還元剤は給送ポンプにより給送管8を
経由して排気浄化装置10へ供給される。還元剤として
は、炭化水素系の還元剤が使用され、本実施例の場合、
ディーゼルエンジン5の燃料である軽油が還元剤として
使用される。
【0016】次に、排気浄化装置10について詳細に説
明する。本実施例による排気浄化装置10は、図1に示
すように開閉弁、駆動手段、保持搭載部およびノズル部
40から構成されている。開閉弁は、弁部材11および
弁ボディ12を有し、ノズル部40からの還元剤の噴射
を断続する。弁部材11には外周に当接部11aが形成
されており、当接部11aは弁ボディ12の内周に形成
されている弁座部12aと当接可能である。当接部11
aが弁座部12aから離座することにより還元剤の流れ
が開放され、当接部11aが弁座部12aへ着座するこ
とにより還元剤の流れが閉塞される。
【0017】駆動手段は、弁部材11を駆動し、コイル
13、ステータ14、ステータハウジング15およびコ
ア16を有している。コイル13は、ステータ14およ
びステータハウジング15に収容されており、通電され
ることにより磁界を発生する。コイル13には端子部1
7が接続されており、端子部17の反コイル側の端部1
71はコネクタ18に設置されている。端子部17はE
CU7と電気的に接続されており、コイル13にはEC
U7から電力が供給される。
【0018】ステータ14およびステータハウジング1
5は、磁性材料から形成され、コイル13に発生する磁
界によりコア16との間に磁気回路を形成する。ステー
タ14とステータハウジング15とは、例えば溶接によ
り結合されている。ステータハウジング15には内周側
に弁室151が形成されており、弁室151には弁部材
11が軸方向へ往復移動可能に収容されている。ステー
タハウジング15の端部には、弁ボディ12が例えば溶
接などにより結合されている。コア16は、弁部材11
の反当接部側の端部に弁部材11と一体に結合されてい
る。コア16には、還元剤が流れる流体通路161が形
成されている。
【0019】ECU7からコイル13へ電力が供給され
ると、コイル13には磁界が発生し、コイル13の周囲
に設置されているステータ14、ステータハウジング1
5およびコア16には磁気回路が形成される。これによ
り、ステータ14とコア16との間には磁気吸引力が発
生し、コア16はステータ14方向へ吸引される。その
ため、弁部材11は図1の上方へ移動し、当接部11a
は弁座部12aから離座する。ステータハウジング15
と弁ボディ12との間にはストッパ19が設置されてお
り、弁部材11の図1の上方への移動は制限される。
【0020】ステータ14は外周部にコイル13が設置
され、内周部には駆動手段のスプリング21を収容する
収容室141が形成されている。スプリング21は、一
方の端部がステータ14に当接し、他方の端部が弁部材
11と一体のコア16に当接しており、弁部材11を当
接部11aが弁座部12aへ着座する方向へ付勢してい
る。そのため、コイル13への電力の供給が停止される
と、ステータ14とコア16との間の磁気吸引力は消滅
し、スプリング21の付勢力により弁部材11は図1の
下方へ移動し、当接部11aは弁座部12aへ着座す
る。
【0021】筒部材22は、内部に流体通路23が形成
されている。筒部材22は、一方の端部が例えば溶接に
よりステータ14と結合されている。ステータ14、ス
テータハウジング15、筒部材22およびコネクタ18
は、樹脂製のモールド24により被覆されている。
【0022】保持搭載部は、それぞれ別体に形成されて
いるハウジングコネクタ31およびハウジングボディ3
2とを備えている。また、ハウジングコネクタ31およ
びハウジングボディ32は筒状に形成されており、内部
に機能部である開閉弁および駆動手段が収容され保持さ
れている。ハウジングコネクタ31には、排気浄化装置
10を排気管6に固定するためのクランプ台33が形成
されている。ハウジングコネクタ31とハウジングボデ
ィ32とは、例えば溶接によって結合されている。ま
た、ハウジングボディ32とステータハウジング15と
は、例えば溶接などにより接合されている。
【0023】ハウジングコネクタ31には、燃料が導入
される導入部34が設置されている。導入部34は給送
管8に接続され、還元剤供給装置3から給送管8を経由
して還元剤が供給される。ハウジングコネクタ31の導
入部34の端部は送出ポート35となっており、導入部
34から導入された還元剤は送出ポート35から流体通
路23へ送出される。ハウジングコネクタ31の内周部
と筒部材22の外周部との間には還元剤の漏出を防止す
るOリング36が設置されている。また、ステータハウ
ジング15の外周側とハウジングボディ32の内周側と
の間にもOリング37が設置されている。
【0024】排気浄化装置10は、図3に示すようにハ
ウジングコネクタ31のクランプ台33にクランプ38
を嵌合させることにより排気管6の取付部6bに固定さ
れている。ノズル部40はノズルボディ41を有してお
り、ノズルボディ41はハウジングボディ32の端部に
設置されている。ノズルボディ41は、リテーニングナ
ット42によるねじ止めによってハウジングボディ32
に結合されている。ハウジングボディ32とノズルボデ
ィ41との間には、ガスケット39が設置されており、
ハウジングボディ32とノズルボディ41との間を液密
にシールし、Oリング37とともに還元剤の漏出を防止
している。
【0025】ノズルボディ41は排気管6の中心軸方向
へ延伸する胴部43を有しており、胴部43は排気の流
れにしたがって下流側へ行くほど、流れと垂直な断面の
面積が大きくなっている。すなわち、胴部43は排気の
流れ上流側の端部43aより下流側の端部43bの方が
ノズルボディ41の軸方向の全長が長くなっており、端
部43aと端部43bとは傾斜面43cにより接続され
ている。
【0026】ノズルボディ41の胴部43には、凹部4
4、ノズルサック45および噴孔46が形成されてい
る。凹部44は、図1、図3および図4に示すように胴
部43の端部43bから凹んで形成されている。すなわ
ち、凹部44は概ね箱形状に形成され、一方の端部は胴
部43の端部43bに開口しており、他方の端部が底4
41となっている。凹部44は、開口が排気の流れ下流
側を向くように、すなわちNOx触媒2の入口側と対向
して形成されている。
【0027】ノズルサック45はノズルボディ41の軸
方向に沿って形成され、開閉弁の開放により送出された
還元剤を噴孔46へ給送する。噴孔46は、一方の端部
が凹部44に連通して底441に開口し、他方の端部が
ノズルサック45に連通している。噴孔46はノズルボ
ディ41の軸に対して所定の角度傾斜して形成されてい
る。上述の胴部43の排気と流れと垂直な断面の面積
は、噴孔46の還元剤出口側へいくにつれて大きくなっ
ている。噴孔46は、概略円筒形状に形成されており、
ノズルサック45側の燃料入口側の端部から凹部44の
底441側の燃料出口側の端部まで概略同一の内径に形
成されている。
【0028】上記のように構成することにより、図3お
よび図4の矢印Xで示すように排気管6を流れる排気は
胴部43により流れが阻害される。排気管6を流れる排
気は、端部43aと衝突し、胴部43の先端を傾斜面4
3cを沿って流れる。このため、胴部43の排気流れ下
流側すなわちNOx触媒2側には排気の流れがほとんど
生じない排気の渋滞した領域が形成され、端部43b側
への排気の回り込みが減少する。また、胴部43には凹
部44が形成されているため、端部43a側へ回り込ん
だ排気が底441に開口した噴孔46の還元剤出口の周
囲まで到達することはほとんどない。すなわち、噴孔4
6の還元剤出口側は、排気の流線から離間し排気の流れ
の渋滞している位置に開口しており、噴孔46の周囲へ
排気が流れ込むことはほとんどない。
【0029】次に、本発明の一実施例による排気浄化装
置10の作動について説明する。ディーゼルエンジン5
の各気筒5aから排出された排気は、排気マニホールド
6aにより排気管6へ集められる。排気管6に集められ
た排気は、排気管6の内部をNOx触媒2方向へ流動す
る。
【0030】ECU7では、ディーゼルエンジン5の回
転数およびアクセル開度から排気に含まれるNOx排出
量が算出され、排気浄化装置10から噴射する還元剤の
噴射量および噴射時期が設定される。そして、ECU7
は、設定された還元剤の噴射量および噴射時期に基づい
てコイル13にパルス電流を印加する。コイル13に電
流が印加されることにより、コイル13には磁界が発生
する。発生した磁界によってステータ14、ステータハ
ウジング15およびコア16に磁気回路が形成され、コ
ア16はステータ14に吸引される。
【0031】コア16がステータ14に吸引されると、
コア16と一体に形成されている弁部材11はスプリン
グ21の付勢力に抗して図1の上方へ移動し、弁座部1
2aから当接部11aが離座する。導入部34から排気
浄化装置10へ導入された還元剤は、送出ポート35か
ら筒部材22の流体通路23に流入し、ステータ14に
形成されている通孔142および収容室141、コア1
6に形成されている流体通路161、ステータハウジン
グ15に形成されている弁室151、ならびにストッパ
19に形成されている流体通路191を経由してノズル
部40の入口側に供給される。弁座部12aから当接部
11aが離座することにより、還元剤は弁座部12aと
当接部11aとの間を通過し、ノズル部40のノズルサ
ック45を経由して噴孔46から排気管6へ噴射され
る。
【0032】排気管6には、図3に示す矢印Xの方向へ
ディーゼルエンジン5の各気筒5aから排出された排気
が流れており、排気浄化装置10から噴射された還元剤
は排気と混合される。還元剤が混合された排気はNOx
触媒2へ給送され、排気に含まれるNOxはNOx触媒
2により還元される。NOx触媒2を通過した排気は、
大気中に放出される。
【0033】排気浄化装置10から所定時期に所定量の
還元剤の噴射されると、ECU7はコイル13への電流
の印加を停止する。そのため、ステータ14とコア16
との間の磁気吸引力が消滅し、コア16と一体の弁部材
11はスプリング21の付勢力により図1の下方へ移動
する。そして、当接部11aが弁座部12aへ着座する
ことにより、還元剤の噴射は終了される。
【0034】以上、説明したように、本発明の第1実施
例による排気浄化装置10によると、噴孔46が開口し
ている胴部43の端部43b側への排気の回り込みが低
減される。そのため、噴孔46およびその周囲が排気管
6を流れる排気に直接晒されることがない。その結果、
噴孔46およびその周囲へ排気中に含まれる固形成分な
どの不純物が付着および堆積することを低減できる。し
たがって、排気浄化装置10が長期間排気に晒される場
合でも、排気浄化装置10から噴射される還元剤の噴射
特性の変化が低減され、NOx触媒によるNOxの還元
を適正に実施することができる。また、第1実施例で
は、ノズル部40のノズルボディ41の形状を変更する
だけで不純物の付着および体積を防止することができる
ので、排気浄化装置10のコストを低減することができ
る。
【0035】(第2実施例)本発明の第2実施例による
排気浄化装置を図5に示す。なお、第1実施例と実質的
に同一の構成部位は説明を省略する。本発明の第2実施
例による排気浄化装置は、ノズル部50のノズルボディ
51の形状が第1実施例と異なる。
【0036】第2実施例では、図5に示すようにノズル
ボディ51の胴部53に形成されている凹部54は胴部
53の円弧状の一部を切り取った形状となっている。す
なわち、凹部54はノズルボディ51の軸方向へ胴部5
3の先端部まで拡大して形成され、かつ凹部54はノズ
ルボディ51の軸に垂直な方向へ両端部まで拡大して形
成されている。
【0037】また、第2実施例では、噴孔56の形状が
第1実施例と異なる。第2実施例では、噴孔56は、扇
形の円弧形状の部分が切り取られた多角柱のスリット形
状に形成されている。噴孔56は、一方の端部が凹部5
4に連通して底541に開口し、他方の端部がノズルサ
ック55に連通している。第2実施例では、胴部53を
切り取ることにより凹部54を容易に形成することがで
きる。そのため、第1実施例と比較して凹部54の形成
が容易であり、排気浄化装置10の製造コストを低減す
ることができる。
【0038】(第3実施例)本発明の第3実施例による
排気浄化装置を図6に示す。なお、第1実施例と実質的
に同一の構成部位は説明を省略する。本発明の第3実施
例による排気浄化装置は、ノズル部60のノズルボディ
61の形状が第1実施例と異なり、第2実施例の変形で
ある。第3実施例では、図6に示すようにノズルボディ
61の胴部63がノズルボディ61の軸に垂直な方向へ
拡大されている。また、胴部63の端部63aは曲面上
に形成されており、排気の流れをスムーズに分断するこ
とができる。
【0039】また、第3実施例では、噴孔66の数が第
1実施例および第2実施例と異なる。第3実施例では、
噴孔66が二つ形成されており、噴孔66の形状は第1
実施例と同様に円筒形状である。二つの噴孔66は、一
方の端部が凹部64に連通して底641に開口し、他方
の端部がノズルサック65に連通している。さらに、第
3実施例では、ノズルサック65がノズルボディ61の
軸に対し傾斜して形成されている。第3実施例では、胴
部63を拡大することにより、排気の流線から凹部64
の底641に開口する噴孔66の還元剤出口までの距離
をより大きく確保することができる。そのため、噴孔6
6の近傍への排気の回り込みをより低減することができ
る。
【0040】(第4実施例)本発明の第4実施例による
排気浄化装置を図7に示す。なお、第1実施例と実質的
に同一の構成部位は説明を省略する。本発明の第4実施
例による排気浄化装置は、ノズル部70のノズルボディ
71の形状が第1実施例と異なる。第4実施例では、図
7に示すようにノズルボディ71の胴部73が第一胴部
731と第二胴部732とから構成されている。第一胴
部731と第二胴部732とは概ね直角に接続されてい
る。第一胴部731にはノズルサック75および噴孔7
6の一部が形成されており、第二胴部732には凹部7
4と噴孔76の他の一部が形成されている。凹部74
は、第1実施例と同様に排気流れ下流側すなわちNOx
触媒と対向する側に開口している。
【0041】噴孔76は、一方の端部が凹部74に連通
して底741に開口し、他方の端部がノズルサック75
に連通している。胴部73の排気流れ上流側の端部73
aは、曲面に形成されており、排気の流れをスムーズに
分断する。また、第4実施例では、噴孔76がテーパ状
に形成されている。すなわち、噴孔76のノズルサック
75側の端部の内径は、底741側の端部の内径より大
きくなっている。第4実施例では、胴部73を大型化す
ることなく、凹部74の奥行きを大きくすることがで
き、噴孔76の周囲への排気の侵入をより低減すること
ができる。
【0042】以上、説明した第1実施例、第2実施例、
第3実施例および第4実施例では、噴孔を円筒形状、多
角柱のスリット形状あるいはテーパ形状に形成し、噴孔
を一つまたは二つ形成する例について説明した。しか
し、噴孔の形状および数、ならびにノズルサックの形状
などは、排気浄化装置の形態、排気浄化装置から噴射さ
れる還元剤の噴霧形態、あるいは排気管を流れる排気の
流速など、排気浄化装置が適用されるエンジンにあわせ
て選択可能であり、上記の実施例での説明に限定される
ものではない。
【0043】(第5実施例)本発明の第5実施例による
排気浄化装置を図8に示す。なお、第1実施例と実質的
に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略す
る。第5実施例による排気浄化装置は、ノズル部80の
形状が第1実施例と異なる。第5実施例では、ノズル部
80は板部材としてのノズルプレート81を有してい
る。ノズルプレート81には噴孔86が形成されてお
り、リテーナ82により弁ボディ12に固定されてい
る。リテーナ82は例えば溶接などによりステータハウ
ジング15に固定される。
【0044】ノズル部80の先端部には、ノズルプレー
ト81およびリテーナ82により凹部84が形成され、
凹部84に噴孔86が連通し、凹部84の底841であ
るノズルプレート81に噴孔86が開口している。噴孔
86は、複数形成されており、噴孔86の還元剤出口側
が排気流れ下流側すなわちNOx触媒側に向かうよう
に、噴孔86の軸と弁ボディ12の軸とは所定の角度を
なして形成されている。なお、排気浄化装置を排気管6
の軸に対し傾斜して搭載する場合、噴孔86と弁ボディ
12の軸とを平行に形成することができる。
【0045】第5実施例の場合、排気管6の排気はリテ
ーナ82の外周面から先端面に沿って流れ、凹部84の
内側への回り込みが低減される。そのため、噴孔86は
排気の流れに直接晒されることはない。また、凹部84
により、噴孔86の周囲への排気の侵入が低減される。
【0046】第5実施例では、噴孔86の傾斜角度およ
び噴孔86の数を容易に変更することができる。そのた
め、適用されるエンジンにあわせて排気浄化装置10の
最適化が容易である。また、第5実施例では、上記の第
1実施例から第4実施例で説明した排気浄化装置10の
ノズルサックを省略することができる。そのため、排気
中に含まれる不純物との親和性が高い還元剤がノズル部
80に残留せず、噴孔86の周囲への不純物の付着およ
び体積を低減することができる。
【0047】(第6実施例)本発明の第6実施例による
排気浄化装置を図9に示す。なお、第1実施例と実質的
に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略す
る。第6実施例による排気浄化装置は、ノズル部90の
形状および開閉弁の形状が第1実施例と異なり、第5実
施例の変形である。第5実施例では、ノズル部90のノ
ズルプレート91には噴孔96が一つ形成されている。
第6実施例では、ノズル部90は板部材としてのノズル
プレート91を有している。ノズルプレート91は、リ
テーナ92により弁ボディ12に固定されている。
【0048】ノズル部90の先端部には、ノズルプレー
ト91およびリテーナ92により凹部94が形成され、
凹部94の底941であるノズルプレート91に噴孔9
6が開口している。噴孔96は、第5実施例と同様に還
元剤を排気流れ下流側へ噴射するため弁ボディ12の軸
と所定の角度をなして傾斜して形成されている。
【0049】弁部材100には、弁ボディ12の内周面
と摺動する摺動部101すなわち噴孔96の入口側に旋
回力付与手段としての溝部102が形成されている。溝
部102は、弁部材100の軸に対して所定の角度傾斜
して形成されている。溝部102が形成されることによ
り、導入部34から導入され溝部102をノズル部90
方向へ通過する還元剤には旋回流が形成される。
【0050】第6実施例では、還元剤に旋回力を付与す
ることにより、排気浄化装置10から噴射される還元剤
の噴霧特性を変更することができるだけでなく、噴孔9
6を流れる還元剤の旋回力により噴孔96の周辺に付着
および堆積した不純物を除去することができる。
【0051】なお、第6実施例では、ノズル部90を構
成するノズルプレート91およびリテーナ92などを断
熱材により形成、またはノズルプレート91およびリテ
ーナ92の表面に断熱材あるいは排気中に含まれる不純
物との親和性の低い材質からなるコーティングを施すこ
とができる。ノズルプレート91およびリテーナ92な
どを断熱材で形成あるいはコーティングすることによ
り、排気中の不純物との親和性が低下され、ノズル部9
0の噴孔96の周囲への不純物の付着および堆積を低減
することができる。
【0052】第6実施例では、ノズル部を断熱材などに
より形成またはコーティングする例について説明した
が、他の実施例の場合でもノズル部を断熱材で形成また
はコーティングすることができる。また、第6実施例だ
けでなく、他の実施例の場合でも還元剤に旋回力を付与
することにより、第6実施例と同様に噴孔の周囲に付着
および堆積した不純物を除去する効果を得ることができ
る。
【0053】以上、説明した複数の実施例では、ディー
ゼルエンジンに本発明の排気浄化装置を適用する例につ
いて説明したが、ディーゼルエンジンに限らずガソリン
エンジンなど他のエンジンへ適用することもできる。ま
た、以上の複数の実施例では、個々の構成について説明
したが、上記の各実施例を組み合わせて排気浄化装置に
適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による排気浄化装置を示す
模式的な断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による排気浄化装置を適用
した排気浄化システムを示す模式図である。
【図3】本発明の第1実施例による排気浄化装置のノズ
ル部近傍の断面ならびに排気の流れを示す模式図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例による排気浄化装置のノズ
ル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、
(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、
(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例による排気浄化装置のノズ
ル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、
(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、
(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例による排気浄化装置のノズ
ル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、
(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、
(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図であ
る。
【図7】本発明の第4実施例による排気浄化装置のノズ
ル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、
(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、
(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図であ
る。
【図8】本発明の第5実施例による排気浄化装置のノズ
ル部の近傍を拡大した模式的な断面図である。
【図9】本発明の第6実施例による排気浄化装置のノズ
ル部の近傍を拡大した模式的な断面図である。
【符号の説明】
5 ディーゼルエンジン(内燃機関) 6 排気管(排気系) 6a 排気マニホールド(排気系) 10 排気浄化装置 11、100 弁部材(開閉弁) 12 弁ボディ(開閉弁) 13 コイル(駆動手段) 14 ステータ(駆動手段) 15 ステータハウジング(駆動手段) 16 コア(駆動手段) 21 スプリング(駆動手段) 34 導入部 40、50、60、70、80、90 ノズル部 44、54、64、74、84、94 凹部 46、56、66、76、86、96 噴孔 91 ノズルプレート(板部材) 102 溝部(旋回力付与手段) 441、541、641、741、841、941

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系に搭載される排気浄化
    装置であって、 還元剤が導入される導入部と、 前記導入部から導入された前記還元剤を、前記排気系の
    排気が流れる方向へ沿って噴射する少なくとも一つの噴
    孔を有するノズル部と、 前記ノズル部からの還元剤の噴射を断続する開閉弁と、 前記開閉弁を駆動する駆動手段と、 を備えることを特徴とする排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記噴孔は、前記排気系を流れる排気の
    流線とは離間した位置に開口していることを特徴とする
    請求項1記載の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記噴孔は、前記排気系の排気が渋滞し
    ている位置に開口していることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズル部は、前記噴孔の還元剤出口
    側が開口している凹部を有していることを特徴とする請
    求項1、2または3記載の排気浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル部は、排気の流れに垂直な断
    面の面積が排気の出口側へいくにつれて大きくなること
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の排気
    浄化装置。
  6. 【請求項6】 前記ノズル部は、前記噴孔が形成されて
    いる板状の板部材を有することを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  7. 【請求項7】 前記噴孔は、筒状、テーパ筒状、多角形
    状またはスリット状のいずれかに形成されていることを
    特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の排気浄
    化装置。
  8. 【請求項8】 前記噴孔は、二つ以上の同一形状または
    異なる形状の孔を有することを特徴とする請求項1から
    7のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  9. 【請求項9】 前記ノズル部は、前記噴孔の入口側に前
    記噴孔の流れに旋回力を付与する旋回力付与手段を有す
    ることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載
    の排気浄化装置。
  10. 【請求項10】 前記ノズル部は、断熱材で形成されて
    いることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記
    載の排気浄化装置。
  11. 【請求項11】 前記ノズル部は、非金属コーティング
    されていることを特徴とする請求項1から10のいずれ
    か一項記載の排気浄化装置。
  12. 【請求項12】 前記非金属コーティングは、前記排気
    系を流れる排気中に含まれる固形物質と親和性の低い物
    質で形成されていることを特徴とする請求項11記載の
    排気浄化装置。
  13. 【請求項13】 前記非金属コーティングは、断熱材で
    形成されていることを特徴とする請求項11または12
    記載の排気浄化装置。
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