JP3888519B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関(以下、内燃機関を「エンジン」という。)から排出される排気を浄化する排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平6−26328号公報、特開平10−212931号公報および米国特許第6192677号に開示されているように、ディーゼルエンジンなどのエンジンから排出される排気に含まれる窒素酸化物(NOx)を除去するため、エンジンの排気系に設置されているNOx触媒の入口側に還元剤を添加導入する排気浄化システムが公知である。還元剤としては、炭化水素系の還元剤が用いられ、ディーゼルエンジンの場合、燃料である軽油を還元剤として用いることができる。エンジンの排気系に設置される排気浄化システムは、上述のNOx触媒、ならびにNOx触媒の上流側に設置され還元剤である燃料を導入する排気浄化装置を備えている。
従来、排気浄化装置は、供給される電力に応答して駆動される電磁弁、燃料が供給される燃料配管、ならびに燃料が噴射されるノズル部などから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような排気浄化システムに適用される排気浄化装置は、排気系を流れる排気へ還元剤を噴射するため、ノズル部は高温の排気に長期間晒される。排気中には粒子状物質や未燃焼の炭化水素などの固形成分が含まれており、それらの不純物はノズル部に付着し長期間の使用により堆積する。ノズル部に不純物が堆積すると、ノズル部の噴孔が閉塞され、噴孔から噴射される還元剤の噴射特性が変化するおそれがある。還元剤の噴射特性が変化すると、NOx触媒においてNOxが適正に還元されず、大気中へ放出されるNOxの増大を招くおそれがある。
【0004】
そこで、本発明の目的は、不純物の付着ならびに還元剤の噴射特性の変化が低減され、NOxの還元を促進する排気浄化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の排気浄化装置によると、導入部から導入された還元剤はノズル部の噴孔から排気系の排気が流れる方向へ噴射される。すなわち、ノズル部の噴孔からは排気の流れの下流方向へ還元剤が噴射される。そのため、ノズル部の噴孔は、排気の流れに正対せず、ノズル部は排気の流れに直接晒されにくい。また、噴孔は排気の流れに正対していないため、排気に含まれる不純物が噴孔の周囲へ付着および堆積することを低減できる。したがって、噴孔から噴射される還元剤の噴射特性の変化を低減することができる。さらに、還元剤の噴射特性の変化が低減されることにより、NOx触媒へ流入する排気に混合される還元剤を適正な量に調整することができ、NOx触媒によるNOxの還元を促進することができる。
【0006】
本発明の請求項2または3記載の排気浄化装置によると、噴孔は排気に直接晒されにくい。そのため、噴孔の周囲への不純物の付着および堆積を低減することができる。
本発明の請求項4記載の排気浄化装置によると、ノズル部には噴孔の還元剤出口側が開口する凹部が形成されている。すなわち、噴孔はノズル部の外周部に開口せず、凹部の底に開口している。そのため、噴孔は排気に直接晒されにくく、噴孔の周囲への不純物の付着および堆積を低減することをができる。
【0007】
本発明の請求項5記載の排気浄化装置によると、ノズル部は噴孔の還元剤出口側へいくにつれて、すなわち排気の下流側ほど断面積が大きくなっている。そのため、ノズル部の周囲の排気の流れが阻害され、噴孔の周囲へ回り込む排気の流量が低減される。これにより、噴孔を排気に晒されにくくすることができる。
【0009】
本発明の請求項6または7記載の排気浄化装置によると、噴孔の形状または数は選択可能であるため、適用されるエンジンの特性に合わせて適切な形状の噴孔を形成することができる。
本発明の請求項8記載の排気浄化装置によると、噴孔の入口側には還元剤に旋回力を付与することができる。そのため、還元剤の微粒化による排気との混合が促進されるだけでなく、噴孔の内部における還元剤の旋回力により、噴孔の内部または噴孔の周囲に付着した不純物を除去することができる。
【0010】
本発明の請求項9記載の排気浄化装置によると、ノズル部を断熱材で形成することにより、ノズル部が排気から断熱され、残留燃料による不純物の付着および堆積を低減することができる。
本発明の請求項10、11または12記載の排気浄化装置によると、ノズル部をコーティングすることにより、ノズル部あるいは噴孔の周囲への不純物の付着および堆積を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例による排気浄化装置を適用したディーゼルエンジンの排気浄化システムを図2に示す。本実施例では、4気筒のディーゼルエンジンに本発明の排気浄化装置を適用し、排気浄化装置を排気管の軸に垂直に搭載した例について説明する。
【0012】
図2に示すように、排気浄化システム1は、主に排気浄化装置10、NOx触媒2および還元剤供給装置3から構成されている。
排気浄化装置10は、ディーゼルエンジン5の排気系を構成する排気管6に搭載され、排気管6を流れる排気に還元剤を噴射する。排気浄化装置10は、排気管6のNOx触媒2入口側に設置されている。なお、図示しない過給器を備えるディーゼルエンジンの場合、排気浄化装置10は排気管6の途中に設置される過給器の入口側または出口側のいずれに設置してもよい。
【0013】
排気系は、前述の排気管6と、排気管6からディーゼルエンジン5の各気筒5aに分岐している排気マニホールド6aとから構成されている。排気管6には、排気の流れ方向に排気浄化装置10およびNOx触媒2が順に設置されている。
【0014】
排気浄化装置10は、ECU7からの指令により還元剤の噴射を断続する。ECU7には、ディーゼルエンジン5に設置されている各種のセンサから、吸気流量、吸気圧、ディーゼルエンジン5の回転数およびアクセル開度などの各種の情報が入力される。ECU7は、入力された情報からディーゼルエンジン5の各気筒5aに噴射される燃料の噴射量を制御するとともに、排気浄化装置10を制御する。ECU7ではディーゼルエンジン5の回転数およびアクセル開度などに相関するNOx排出量が算出され、算出したNOx排出量に基づいてECU7は排気浄化装置10から噴射される還元剤の噴射量および噴射時期を設定する。そして、ECU7は、設定された還元剤の噴射量および噴射時期に基づいて、排気浄化装置10を制御する。
【0015】
NOx触媒2には、例えばPtやPdなどの貴金属系の活性成分がセラミックスあるいは金属酸化物などの担体に担持された触媒が使用される。NOx触媒2は、例えばモノリスタイプまたはペレッタイプに成形されている。
還元剤供給装置3は、図示しない還元剤タンクおよび給送ポンプ、ならびに給送管8を有している。還元剤供給装置3は、還元剤タンクに蓄えられている還元剤を排気浄化装置10へ供給する。還元剤タンクに蓄えられている還元剤は給送ポンプにより給送管8を経由して排気浄化装置10へ供給される。還元剤としては、炭化水素系の還元剤が使用され、本実施例の場合、ディーゼルエンジン5の燃料である軽油が還元剤として使用される。
【0016】
次に、排気浄化装置10について詳細に説明する。
本実施例による排気浄化装置10は、図1に示すように開閉弁、駆動手段、保持搭載部およびノズル部40から構成されている。
開閉弁は、弁部材11および弁ボディ12を有し、ノズル部40からの還元剤の噴射を断続する。弁部材11には外周に当接部11aが形成されており、当接部11aは弁ボディ12の内周に形成されている弁座部12aと当接可能である。当接部11aが弁座部12aから離座することにより還元剤の流れが開放され、当接部11aが弁座部12aへ着座することにより還元剤の流れが閉塞される。
【0017】
駆動手段は、弁部材11を駆動し、コイル13、ステータ14、ステータハウジング15およびコア16を有している。コイル13は、ステータ14およびステータハウジング15に収容されており、通電されることにより磁界を発生する。コイル13には端子部17が接続されており、端子部17の反コイル側の端部171はコネクタ18に設置されている。端子部17はECU7と電気的に接続されており、コイル13にはECU7から電力が供給される。
【0018】
ステータ14およびステータハウジング15は、磁性材料から形成され、コイル13に発生する磁界によりコア16との間に磁気回路を形成する。ステータ14とステータハウジング15とは、例えば溶接により結合されている。ステータハウジング15には内周側に弁室151が形成されており、弁室151には弁部材11が軸方向へ往復移動可能に収容されている。ステータハウジング15の端部には、弁ボディ12が例えば溶接などにより結合されている。コア16は、弁部材11の反当接部側の端部に弁部材11と一体に結合されている。コア16には、還元剤が流れる流体通路161が形成されている。
【0019】
ECU7からコイル13へ電力が供給されると、コイル13には磁界が発生し、コイル13の周囲に設置されているステータ14、ステータハウジング15およびコア16には磁気回路が形成される。これにより、ステータ14とコア16との間には磁気吸引力が発生し、コア16はステータ14方向へ吸引される。そのため、弁部材11は図1の上方へ移動し、当接部11aは弁座部12aから離座する。ステータハウジング15と弁ボディ12との間にはストッパ19が設置されており、弁部材11の図1の上方への移動は制限される。
【0020】
ステータ14は外周部にコイル13が設置され、内周部には駆動手段のスプリング21を収容する収容室141が形成されている。スプリング21は、一方の端部がステータ14に当接し、他方の端部が弁部材11と一体のコア16に当接しており、弁部材11を当接部11aが弁座部12aへ着座する方向へ付勢している。そのため、コイル13への電力の供給が停止されると、ステータ14とコア16との間の磁気吸引力は消滅し、スプリング21の付勢力により弁部材11は図1の下方へ移動し、当接部11aは弁座部12aへ着座する。
【0021】
筒部材22は、内部に流体通路23が形成されている。筒部材22は、一方の端部が例えば溶接によりステータ14と結合されている。
ステータ14、ステータハウジング15、筒部材22およびコネクタ18は、樹脂製のモールド24により被覆されている。
【0022】
保持搭載部は、それぞれ別体に形成されているハウジングコネクタ31およびハウジングボディ32とを備えている。また、ハウジングコネクタ31およびハウジングボディ32は筒状に形成されており、内部に機能部である開閉弁および駆動手段が収容され保持されている。ハウジングコネクタ31には、排気浄化装置10を排気管6に固定するためのクランプ台33が形成されている。ハウジングコネクタ31とハウジングボディ32とは、例えば溶接によって結合されている。また、ハウジングボディ32とステータハウジング15とは、例えば溶接などにより接合されている。
【0023】
ハウジングコネクタ31には、燃料が導入される導入部34が設置されている。導入部34は給送管8に接続され、還元剤供給装置3から給送管8を経由して還元剤が供給される。ハウジングコネクタ31の導入部34の端部は送出ポート35となっており、導入部34から導入された還元剤は送出ポート35から流体通路23へ送出される。ハウジングコネクタ31の内周部と筒部材22の外周部との間には還元剤の漏出を防止するOリング36が設置されている。また、ステータハウジング15の外周側とハウジングボディ32の内周側との間にもOリング37が設置されている。
【0024】
排気浄化装置10は、図3に示すようにハウジングコネクタ31のクランプ台33にクランプ38を嵌合させることにより排気管6の取付部6bに固定されている。
ノズル部40はノズルボディ41を有しており、ノズルボディ41はハウジングボディ32の端部に設置されている。ノズルボディ41は、リテーニングナット42によるねじ止めによってハウジングボディ32に結合されている。ハウジングボディ32とノズルボディ41との間には、ガスケット39が設置されており、ハウジングボディ32とノズルボディ41との間を液密にシールし、Oリング37とともに還元剤の漏出を防止している。
【0025】
ノズルボディ41は排気管6の中心軸方向へ延伸する胴部43を有しており、胴部43は排気の流れにしたがって下流側へ行くほど、流れと垂直な断面の面積が大きくなっている。すなわち、胴部43は排気の流れ上流側の端部43aより下流側の端部43bの方がノズルボディ41の軸方向の全長が長くなっており、端部43aと端部43bとは傾斜面43cにより接続されている。
【0026】
ノズルボディ41の胴部43には、凹部44、ノズルサック45および噴孔46が形成されている。凹部44は、図1、図3および図4に示すように胴部43の端部43bから凹んで形成されている。すなわち、凹部44は概ね箱形状に形成され、一方の端部は胴部43の端部43bに開口しており、他方の端部が底441となっている。凹部44は、開口が排気の流れ下流側を向くように、すなわちNOx触媒2の入口側と対向して形成されている。
【0027】
ノズルサック45はノズルボディ41の軸方向に沿って形成され、開閉弁の開放により送出された還元剤を噴孔46へ給送する。噴孔46は、一方の端部が凹部44に連通して底441に開口し、他方の端部がノズルサック45に連通している。噴孔46はノズルボディ41の軸に対して所定の角度傾斜して形成されている。上述の胴部43の排気と流れと垂直な断面の面積は、噴孔46の還元剤出口側へいくにつれて大きくなっている。噴孔46は、概略円筒形状に形成されており、ノズルサック45側の燃料入口側の端部から凹部44の底441側の燃料出口側の端部まで概略同一の内径に形成されている。
【0028】
上記のように構成することにより、図3および図4の矢印Xで示すように排気管6を流れる排気は胴部43により流れが阻害される。排気管6を流れる排気は、端部43aと衝突し、胴部43の先端を傾斜面43cを沿って流れる。このため、胴部43の排気流れ下流側すなわちNOx触媒2側には排気の流れがほとんど生じない排気の渋滞した領域が形成され、端部43b側への排気の回り込みが減少する。また、胴部43には凹部44が形成されているため、端部43a側へ回り込んだ排気が底441に開口した噴孔46の還元剤出口の周囲まで到達することはほとんどない。
すなわち、噴孔46の還元剤出口側は、排気の流線から離間し排気の流れの渋滞している位置に開口しており、噴孔46の周囲へ排気が流れ込むことはほとんどない。
【0029】
次に、本発明の一実施例による排気浄化装置10の作動について説明する。
ディーゼルエンジン5の各気筒5aから排出された排気は、排気マニホールド6aにより排気管6へ集められる。排気管6に集められた排気は、排気管6の内部をNOx触媒2方向へ流動する。
【0030】
ECU7では、ディーゼルエンジン5の回転数およびアクセル開度から排気に含まれるNOx排出量が算出され、排気浄化装置10から噴射する還元剤の噴射量および噴射時期が設定される。そして、ECU7は、設定された還元剤の噴射量および噴射時期に基づいてコイル13にパルス電流を印加する。コイル13に電流が印加されることにより、コイル13には磁界が発生する。発生した磁界によってステータ14、ステータハウジング15およびコア16に磁気回路が形成され、コア16はステータ14に吸引される。
【0031】
コア16がステータ14に吸引されると、コア16と一体に形成されている弁部材11はスプリング21の付勢力に抗して図1の上方へ移動し、弁座部12aから当接部11aが離座する。導入部34から排気浄化装置10へ導入された還元剤は、送出ポート35から筒部材22の流体通路23に流入し、ステータ14に形成されている通孔142および収容室141、コア16に形成されている流体通路161、ステータハウジング15に形成されている弁室151、ならびにストッパ19に形成されている流体通路191を経由してノズル部40の入口側に供給される。弁座部12aから当接部11aが離座することにより、還元剤は弁座部12aと当接部11aとの間を通過し、ノズル部40のノズルサック45を経由して噴孔46から排気管6へ噴射される。
【0032】
排気管6には、図3に示す矢印Xの方向へディーゼルエンジン5の各気筒5aから排出された排気が流れており、排気浄化装置10から噴射された還元剤は排気と混合される。還元剤が混合された排気はNOx触媒2へ給送され、排気に含まれるNOxはNOx触媒2により還元される。NOx触媒2を通過した排気は、大気中に放出される。
【0033】
排気浄化装置10から所定時期に所定量の還元剤の噴射されると、ECU7はコイル13への電流の印加を停止する。そのため、ステータ14とコア16との間の磁気吸引力が消滅し、コア16と一体の弁部材11はスプリング21の付勢力により図1の下方へ移動する。そして、当接部11aが弁座部12aへ着座することにより、還元剤の噴射は終了される。
【0034】
以上、説明したように、本発明の第1実施例による排気浄化装置10によると、噴孔46が開口している胴部43の端部43b側への排気の回り込みが低減される。そのため、噴孔46およびその周囲が排気管6を流れる排気に直接晒されることがない。その結果、噴孔46およびその周囲へ排気中に含まれる固形成分などの不純物が付着および堆積することを低減できる。したがって、排気浄化装置10が長期間排気に晒される場合でも、排気浄化装置10から噴射される還元剤の噴射特性の変化が低減され、NOx触媒によるNOxの還元を適正に実施することができる。
また、第1実施例では、ノズル部40のノズルボディ41の形状を変更するだけで不純物の付着および体積を防止することができるので、排気浄化装置10のコストを低減することができる。
【0035】
(第2実施例)
本発明の第2実施例による排気浄化装置を図5に示す。なお、第1実施例と実質的に同一の構成部位は説明を省略する。
本発明の第2実施例による排気浄化装置は、ノズル部50のノズルボディ51の形状が第1実施例と異なる。
【0036】
第2実施例では、図5に示すようにノズルボディ51の胴部53に形成されている凹部54は胴部53の円弧状の一部を切り取った形状となっている。すなわち、凹部54はノズルボディ51の軸方向へ胴部53の先端部まで拡大して形成され、かつ凹部54はノズルボディ51の軸に垂直な方向へ両端部まで拡大して形成されている。
【0037】
また、第2実施例では、噴孔56の形状が第1実施例と異なる。第2実施例では、噴孔56は、扇形の円弧形状の部分が切り取られた多角柱のスリット形状に形成されている。噴孔56は、一方の端部が凹部54に連通して底541に開口し、他方の端部がノズルサック55に連通している。
第2実施例では、胴部53を切り取ることにより凹部54を容易に形成することができる。そのため、第1実施例と比較して凹部54の形成が容易であり、排気浄化装置10の製造コストを低減することができる。
【0038】
(第3実施例)
本発明の第3実施例による排気浄化装置を図6に示す。なお、第1実施例と実質的に同一の構成部位は説明を省略する。
本発明の第3実施例による排気浄化装置は、ノズル部60のノズルボディ61の形状が第1実施例と異なり、第2実施例の変形である。
第3実施例では、図6に示すようにノズルボディ61の胴部63がノズルボディ61の軸に垂直な方向へ拡大されている。また、胴部63の端部63aは曲面上に形成されており、排気の流れをスムーズに分断することができる。
【0039】
また、第3実施例では、噴孔66の数が第1実施例および第2実施例と異なる。第3実施例では、噴孔66が二つ形成されており、噴孔66の形状は第1実施例と同様に円筒形状である。二つの噴孔66は、一方の端部が凹部64に連通して底641に開口し、他方の端部がノズルサック65に連通している。さらに、第3実施例では、ノズルサック65がノズルボディ61の軸に対し傾斜して形成されている。
第3実施例では、胴部63を拡大することにより、排気の流線から凹部64の底641に開口する噴孔66の還元剤出口までの距離をより大きく確保することができる。そのため、噴孔66の近傍への排気の回り込みをより低減することができる。
【0040】
(第4実施例)
本発明の第4実施例による排気浄化装置を図7に示す。なお、第1実施例と実質的に同一の構成部位は説明を省略する。
本発明の第4実施例による排気浄化装置は、ノズル部70のノズルボディ71の形状が第1実施例と異なる。
第4実施例では、図7に示すようにノズルボディ71の胴部73が第一胴部731と第二胴部732とから構成されている。第一胴部731と第二胴部732とは概ね直角に接続されている。第一胴部731にはノズルサック75および噴孔76の一部が形成されており、第二胴部732には凹部74と噴孔76の他の一部が形成されている。凹部74は、第1実施例と同様に排気流れ下流側すなわちNOx触媒と対向する側に開口している。
【0041】
噴孔76は、一方の端部が凹部74に連通して底741に開口し、他方の端部がノズルサック75に連通している。胴部73の排気流れ上流側の端部73aは、曲面に形成されており、排気の流れをスムーズに分断する。
また、第4実施例では、噴孔76がテーパ状に形成されている。すなわち、噴孔76のノズルサック75側の端部の内径は、底741側の端部の内径より大きくなっている。
第4実施例では、胴部73を大型化することなく、凹部74の奥行きを大きくすることができ、噴孔76の周囲への排気の侵入をより低減することができる。
【0042】
以上、説明した第1実施例、第2実施例、第3実施例および第4実施例では、噴孔を円筒形状、多角柱のスリット形状あるいはテーパ形状に形成し、噴孔を一つまたは二つ形成する例について説明した。しかし、噴孔の形状および数、ならびにノズルサックの形状などは、排気浄化装置の形態、排気浄化装置から噴射される還元剤の噴霧形態、あるいは排気管を流れる排気の流速など、排気浄化装置が適用されるエンジンにあわせて選択可能であり、上記の実施例での説明に限定されるものではない。
【0043】
(参考例1)
本発明の参考例1による排気浄化装置を図8に示す。なお、第1実施例と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
参考例1による排気浄化装置は、ノズル部80の形状が第1実施例と異なる。
参考例1では、ノズル部80は板部材としてのノズルプレート81を有している。ノズルプレート81には噴孔86が形成されており、リテーナ82により弁ボディ12に固定されている。リテーナ82は例えば溶接などによりステータハウジング15に固定される。
【0044】
ノズル部80の先端部には、ノズルプレート81およびリテーナ82により凹部84が形成され、凹部84に噴孔86が連通し、凹部84の底841であるノズルプレート81に噴孔86が開口している。噴孔86は、複数形成されており、噴孔86の還元剤出口側が排気流れ下流側すなわちNOx触媒側に向かうように、噴孔86の軸と弁ボディ12の軸とは所定の角度をなして形成されている。なお、排気浄化装置を排気管6の軸に対し傾斜して搭載する場合、噴孔86と弁ボディ12の軸とを平行に形成することができる。
【0045】
参考例1の場合、排気管6の排気はリテーナ82の外周面から先端面に沿って流れ、凹部84の内側への回り込みが低減される。そのため、噴孔86は排気の流れに直接晒されることはない。また、凹部84により、噴孔86の周囲への排気の侵入が低減される。
【0046】
参考例1では、噴孔86の傾斜角度および噴孔86の数を容易に変更することができる。そのため、適用されるエンジンにあわせて排気浄化装置10の最適化が容易である。また、参考例1では、上記の第1実施例から第4実施例で説明した排気浄化装置10のノズルサックを省略することができる。そのため、排気中に含まれる不純物との親和性が高い還元剤がノズル部80に残留せず、噴孔86の周囲への不純物の付着および体積を低減することができる。
【0047】
(参考例2)
本発明の参考例2による排気浄化装置を図9に示す。なお、第1実施例と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
参考例2による排気浄化装置は、ノズル部90の形状および開閉弁の形状が第1実施例と異なり、参考例1の変形である。
参考例2では、ノズル部90のノズルプレート91には噴孔96が一つ形成されている。参考例2では、ノズル部90は板部材としてのノズルプレート91を有している。ノズルプレート91は、リテーナ92により弁ボディ12に固定されている。
【0048】
ノズル部90の先端部には、ノズルプレート91およびリテーナ92により凹部94が形成され、凹部94の底941であるノズルプレート91に噴孔96が開口している。噴孔96は、参考例1と同様に還元剤を排気流れ下流側へ噴射するため弁ボディ12の軸と所定の角度をなして傾斜して形成されている。
【0049】
弁部材100には、弁ボディ12の内周面と摺動する摺動部101すなわち噴孔96の入口側に旋回力付与手段としての溝部102が形成されている。溝部102は、弁部材100の軸に対して所定の角度傾斜して形成されている。溝部102が形成されることにより、導入部34から導入され溝部102をノズル部90方向へ通過する還元剤には旋回流が形成される。
【0050】
参考例2では、還元剤に旋回力を付与することにより、排気浄化装置10から噴射される還元剤の噴霧特性を変更することができるだけでなく、噴孔96を流れる還元剤の旋回力により噴孔96の周辺に付着および堆積した不純物を除去することができる。
【0051】
なお、参考例2では、ノズル部90を構成するノズルプレート91およびリテーナ92などを断熱材により形成、またはノズルプレート91およびリテーナ92の表面に断熱材あるいは排気中に含まれる不純物との親和性の低い材質からなるコーティングを施すことができる。ノズルプレート91およびリテーナ92などを断熱材で形成あるいはコーティングすることにより、排気中の不純物との親和性が低下され、ノズル部90の噴孔96の周囲への不純物の付着および堆積を低減することができる。
【0052】
参考例2では、ノズル部を断熱材などにより形成またはコーティングする例について説明したが、他の実施例の場合でもノズル部を断熱材で形成またはコーティングすることができる。また、参考例2だけでなく、他の実施例の場合でも還元剤に旋回力を付与することにより、参考例2と同様に噴孔の周囲に付着および堆積した不純物を除去する効果を得ることができる。
【0053】
以上、説明した複数の実施例では、ディーゼルエンジンに本発明の排気浄化装置を適用する例について説明したが、ディーゼルエンジンに限らずガソリンエンジンなど他のエンジンへ適用することもできる。また、以上の複数の実施例では、個々の構成について説明したが、上記の各実施例を組み合わせて排気浄化装置に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による排気浄化装置を示す模式的な断面図である。
【図2】 本発明の第1実施例による排気浄化装置を適用した排気浄化システムを示す模式図である。
【図3】 本発明の第1実施例による排気浄化装置のノズル部近傍の断面ならびに排気の流れを示す模式図である。
【図4】 本発明の第1実施例による排気浄化装置のノズル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図である。
【図5】 本発明の第2実施例による排気浄化装置のノズル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図である。
【図6】 本発明の第3実施例による排気浄化装置のノズル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図である。
【図7】 本発明の第4実施例による排気浄化装置のノズル部近傍ならびに排気の流れを示す模式図であって、(A)はノズル部の軸に沿った断面を示す図であり、(B)は(A)のB−B線で切断した断面を示す図である。
【図8】 本発明の参考例1による排気浄化装置のノズル部の近傍を拡大した模式的な断面図である。
【図9】 本発明の参考例2による排気浄化装置のノズル部の近傍を拡大した模式的な断面図である。
【符号の説明】
5 ディーゼルエンジン(内燃機関)
6 排気管(排気系)
6a 排気マニホールド(排気系)
10 排気浄化装置
11、100 弁部材(開閉弁)
12 弁ボディ(開閉弁)
13 コイル(駆動手段)
14 ステータ(駆動手段)
15 ステータハウジング(駆動手段)
16 コア(駆動手段)
21 スプリング(駆動手段)
34 導入部
40、50、60、70、80、90 ノズル部
44、54、64、74、84、94 凹部
46、56、66、76、86、96 噴孔
91 ノズルプレート(板部材)
102 溝部(旋回力付与手段)
441、541、641、741、841、941 底

Claims (12)

  1. 内燃機関の排気系に搭載される排気浄化装置であって、
    還元剤が導入される導入部と、
    前記導入部から導入された前記還元剤を、前記排気系の排気が流れる方向へ沿って噴射する少なくとも一つの噴孔を有するノズル部と、
    前記ノズル部からの還元剤の噴射を断続する開閉弁と、
    前記開閉弁を駆動する駆動手段と、を備え、
    前記開閉弁は、軸方向へ往復移動可能な弁部材、および前記弁部材が着座または離座する弁ボディを有し、
    前記ノズル部は、還元剤の流れ方向において前記弁ボディの下流側に前記弁ボディとは別体に形成され外周面に前記還元剤を噴射する噴孔が開口するノズルボディを有し、
    前記駆動手段は、通電することにより磁界を発生するコイル、磁性材料で形成され前記コアを覆うステータおよびステータハウジング、ならびに前記ステータに対向するコアを有し、
    前記コイルへ通電すると、前記ステータ、前記ステータハウジングおよび前記コアに磁気回路が形成され、前記ステータと前記コアとの間に発生する磁気吸引力により前記コアが前記弁部材とともに前記ステータ側へ吸引され、前記コアと一体の前記弁部材が前記弁座から離座することを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記噴孔は、前記排気系を流れる排気の流線とは離間した位置に開口していることを特徴とする請求項1記載の排気浄化装置。
  3. 前記噴孔は、前記排気系の排気が渋滞している位置に開口していることを特徴とする請求項1または2記載の排気浄化装置。
  4. 前記ノズル部は、前記噴孔の還元剤出口側が開口している凹部を有していることを特徴とする請求項1、2または3記載の排気浄化装置。
  5. 前記ノズル部は、排気の流れに垂直な断面の面積が排気の出口側へいくにつれて大きくなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  6. 前記噴孔は、筒状、テーパ筒状、多角形状またはスリット状のいずれかに形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  7. 前記噴孔は、二つ以上の同一形状または異なる形状の孔を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  8. 前記ノズル部は、前記噴孔の入口側に前記噴孔の流れに旋回力を付与する旋回力付与手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  9. 前記ノズル部は、断熱材で形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  10. 前記ノズル部は、非金属コーティングされていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載の排気浄化装置。
  11. 前記非金属コーティングは、前記排気系を流れる排気中に含まれる固形物質と親和性の低い物質で形成されていることを特徴とする請求項10記載の排気浄化装置。
  12. 前記非金属コーティングは、断熱材で形成されていることを特徴とする請求項10または11記載の排気浄化装置。
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