JP2003082726A - 床下配管構造 - Google Patents
床下配管構造Info
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Abstract
施工性の大幅な向上と、排水桝や基礎貫通部材の大幅な
削減と、外観の向上を図った床下配管構造を提供する。 【解決手段】 床下に排水主管2を管固定具3により流
れ勾配をつけて配管固定し、屋内の各排水箇所からの排
水枝管4を排水主管2に接続すると共に、排水主管2の
下流端を基礎貫通部材6を介して屋外排水管7に接続し
た床下配管構造とする。排水主管2を地中に埋設する作
業が不要となり、管固定具3で簡単に配管固定できるた
め、施工性が大幅に向上する。基礎貫通部材6は一つ設
置すればよく、排水桝9も屋外排水管の屈曲点にのみ埋
設すればよいので、これらの部品点数を大幅に削減でき
る。地面に露出する排水桝9の蓋の数が少ないので、家
屋周辺の外観も向上する。
Description
に採用される床下配管構造に関する。
示すように、基礎100に沿って排水主管101を屋外
の地中に配管し、屋内のトイレ、風呂場、洗濯機、洗面
所、台所などの各排水箇所からの排水管102を、屋外
の排水主管101に接続していた。
配管構造では、排水主管101を屋外の地中に埋設する
作業が大変であり、特に、埋設スペースが少ない場合
は、埋設作業がし辛いという問題があった。
01に接続する部分には、必ず排水桝103を設置しな
ければならないので、多くの排水桝103が必要にな
り、部品コストが増大するだけでなく、各排水桝103
の蓋が地面に露出するため外観が悪くなるという問題が
あった。
4を介して屋外へ導出しなければならないため、排水管
102と同じ数の基礎貫通部材104が必要となり、部
品コストが増大すると共に、該部材104の埋設作業が
大変になるという問題もあった。
もので、その目的とするところは、床下の空間を利用し
て配管することにより、施工性の大幅な向上と、排水桝
や基礎貫通部材の大幅な削減と、外観の向上等を図った
床下配管構造を提供することにある。
め、本発明の請求項1に係る床下配管構造は、床下に排
水主管を管固定具により流れ勾配をつけて配管固定し、
屋内の各排水箇所からの排水枝管を排水主管に接続する
と共に、排水主管の下流端を基礎貫通部材を介して屋外
排水管に接続したことを特徴とするものである。
地中に埋設する作業が不要となり、管固定具によって流
れ勾配をつけながら簡単に排水主管を床下に配管するこ
とができる。そして、各排水箇所からの排水枝管は管継
手を用いて排水主管に接続されるので、排水主管が接続
される屋外排水管の屈曲点にのみ排水桝を埋設すれば良
くなり、排水桝の使用個数を大幅に削減することができ
る。また、基礎貫通部材も排水主管の下流端に一つ設置
すればよいので、使用個数を大幅に削減することができ
る。この床下配管構造は、上記のように排水主管を地中
へ埋設する必要がなく、排水桝や基礎貫通部材を大幅に
削減できるので、施工性が大幅に向上し、施工費や部品
コストの削減が可能となる。また、屋外排水管の屈曲点
のみに排水桝を設置すればよいので、地面に露出する排
水桝の蓋の数が1〜2個となり、外観も向上する。
造は、上記請求項1の配管構造において、排水主管を直
線状に配管し、排水主管の上流端を基礎の外側面に露出
させてキャップを脱着可能に取付けたことを特徴とする
ものである。
面に露出する排水主管の上流端のキャップを外し、該上
流端から排水主管の内部を覗くことによって、簡単に排
水主管内部のゴミ詰まり等の点検を行うことができ、ゴ
ミ詰まり等がある場合は、該上流端から掃除具を排水主
管に挿入して取り除くことができる。従って、メンテナ
ンスが容易である。
造は、上記請求項1の配管構造において、その管固定具
が、基礎に固定される固定板と、この固定板に回転自在
かつ抜出し不能に立設された左右一対の棒ネジと、この
棒ネジが左右両端部の固定ナットに螺挿された高さ調節
自在な管支持材と、一端が回動可能に管支持材に取付け
られ他端が管支持材のロック部材によって解除可能にロ
ックされた逆U字状の管押え材と、管支持材の上面及び
管押え材の内面に固着されて排水主管に弾接するゴム材
とからなることを特徴とするものである。
左右一対の棒ネジを回転させることによって管支持材の
高さを調節できるので、排水主管を所定の流れ勾配が付
くように高さ調節して配管することができる。そして、
管押え材で排水主管を抑えると共に、管押え材の他端を
ロック部材でロックするだけで、簡単に排水主管を固定
することができ、このように固定した状態では、ゴム材
が排水主管の周囲に弾接して防振作用を発揮するため、
地震等の振動を受けても排水主管の破損の恐れを解消す
ることができる。
造は、上記請求項1の配管構造において、その基礎貫通
部材が、上部にアジャスター挿入口を有し側面下部にさ
や管接続口を有する本体と、本体のアジャスター挿入口
から挿入された高さ調節用のアジャスターと、本体のさ
や管接続口に接続されたさや管と、本体に内蔵され且つ
下流側接続口の内面の環状溝にリング状の防水パッキン
が取付けられた防水パッキン付き直角エルボと、防水パ
ッキン付き直角エルボの下流側接続口に脱着可能に接続
された内管と、直角エルボの上流側接続口に接続された
立上り管とを少なくとも具備したものであることを特徴
とする。
構造では、基礎貫通部材の本体のアジャスター挿入口に
挿入されたアジャスターで高さ調節することにより、基
礎貫通部材を基礎中の所望の深さに埋設することがで
き、また、さや管や内管の長さを適宜変更することによ
って、基礎の外側面から所望の奥行きのところに埋設す
ることができる。そして、排水主管を立上り管に接続す
ると共に、屋外排水管を内管に接続することによって、
排水主管と屋外排水管を基礎貫通部材を介して接続する
ことができる。また、内管は防水パッキン付き直角エル
ボの下流側接続口に脱着可能に差込接続されているの
で、例えば、防水パッキンの劣化等によって防水性が低
下したような場合には、内管を直角エルボから引き抜く
ことによって、本体から直角エルボを立上り管と共に取
り出して新しいものに交換することができる。
造は、上記請求項4の配管構造において、その基礎貫通
部材のアジャスターの上端開口に蓋材を被着し、蓋材の
切抜き口を通じて、排水主管と立上り管を直角エルボで
接続したことを特徴とする。
てアジャスターの上端開口からゴミ等が基礎貫通部材の
本体内部に入るのを防止することができる。また、配管
前の基礎コンクリートの打設時には、蓋材に切抜き口が
開けられていないので、やはりゴミ等の侵入を防止する
ことができる。
造は、上記請求項4の配管構造において、その基礎貫通
部材のさや管の先端にキャップを被着し、キャップの切
抜き口から挿入した屋外排水管と内管を管継手で接続し
たことを特徴とする。
よって基礎の外側の土砂がさや管の内部に侵入するのを
防止することができる。また、基礎コンクリートの打設
時にはキャップに切抜き口が開けられていないので、コ
ンクリートがさや管や内管に侵入するのを防止すること
ができる。
造は、上記請求項4の配管構造において、その基礎貫通
部材の本体の側面に突片を設け、この突片を基礎の鉄筋
に線材で結び付けて本体を固定したことを特徴とする。
材の本体の固定作業が極めて容易であり、しかも、基礎
コンクリートの打設時に本体が動く恐れがなく確実に本
体を基礎中の所定位置に埋設することができる。
体的な実施形態を詳述する。
構造の概略平面図、図2は同床下配管構造に用いる管固
定具の正面図であって、(A)は管押え材を閉じて排水
主管を固定した状態を示し、(B)は排水主管を固定す
る前の管押え材が開いた状態を示す。また、図3は同管
固定具の側面図、図4は基礎コンクリート打設時の基礎
貫通部材の埋設部分の断面図、図5は配管した後の基礎
貫通部材の埋設部分の断面図、図6はさや管と内管と立
上り管を省略した基礎貫通部材の分解断面図、図7はさ
や管と内管と立上り管を省略した基礎貫通部材の分解平
面図、図8は同基礎貫通部材のさや管に被着するキャッ
プの断面図、図9は同キャップを基礎貫通部材のさや管
に被着した部分の断面図である。
床下空間1に合成樹脂製の排水主管2が管固定具3によ
り流れ勾配をつけて直線状に配管固定され、屋内のトイ
レ、風呂場、洗濯機、洗面所、台所等の各排水箇所から
の合成樹脂製の排水枝管4が合成樹脂製の管継手5によ
って排水主管2に接続されている。そして、この排水主
管2の下流端は、基礎貫通部材6を介して屋外排水管7
に接続されている。この屋外排水管7は公共桝8に通じ
ており、その途中の屈曲部には合成樹脂製の宅内排水桝
9が埋設されている。
側面に露出し、この露出した上流端にキャップ11が脱
着可能に取付けられている。従って、このキャップ11
を外して排水主管2の上流端から排水主管2の内部を覗
くと、簡単に排水主管2内部のゴミ詰まり等の点検を行
うことができ、ゴミ等があれば、該上流端から線状ない
し棒状の掃除具等を排水主管2に挿入して取り除くこと
ができるので、メンテナンスが容易である。
を地中に埋設する作業が不要であるため、施工性が大幅
に向上し、施工費の低減が可能となる。しかも、基礎貫
通部材6は一つあればよく、排水桝9も屋外排水管7の
屈曲部にのみ埋設すればよいので、基礎貫通部材6や排
水桝9の使用個数が大幅に減少し、部品コストの削減も
可能となる。また、排水桝9の使用個数が少なくなれ
ば、地面に露出する蓋の数も少なくなるので、家屋周辺
の美観が向上する。
2,図3に示すように、固定板3a、左右一対の棒ネジ
3b,3b、管支持材3c、管押え材3d、ゴム材3e
などの主要部品からなるものであって、ゴム材3eを除
いて他の部品は全て金属製である。
部30aが細長い帯状に隆起し、四隅がビス3fで基礎
10に固定されている。そして、この固定板3aの隆起
した中央部30aに、左右一対の棒ネジ3b,3bが回
転自在かつ抜出し不能に立設されている。これらの棒ネ
ジ3b,3bは、管支持材3cの左右両端部の固定ナッ
ト30c,30cに下方から螺挿され、棒ネジ3b,3
bを回すと、管支持材3cが上下に移動して高さの調節
が行われるようになっている。
であって、図3に示すように、管押え材3dの中心線上
にはスリット30dが形成されている。このスリット3
0dは、図2(B)に示すように管押え材3dを開けた
とき、一方の棒ネジ3bが管押え材3dに当たらないよ
うにするためのものである。この管押え材3dは、外側
に折れ曲がった一端31dを管支持材3cの係合孔31
cに挿入して抜けないように係合させることにより、管
支持材3cに対して回動可能に取付けられている。そし
て、管押え材3dの他端32dは、管支持材3cに取付
けられたロック部材32cの係止爪と係合して、解除可
能にロックされている。従って、管押え材3dの他端3
2dを外側に引いてロック部材32cの係止爪との係合
を解除すれば、管押え材3dを簡単に開けることができ
る。尚、33dは、管押え材3dの開閉操作をしやすく
するための操作片である。
材3dの左右側部及び上部の内面には、排水主管2に弾
接する防振用のゴム材3eが固着されている。このゴム
材3eは、両端に一対のリング部を有するもので、これ
らのリング部が適度な弾力性を有し、排水主管2に対し
て安定良く弾接して良好な防振作用を発揮できるもので
ある。
ジ3b,3bを回して管支持材3cの高さを調節するこ
とにより、排水主管2に所定の流れ勾配を付けて配管す
ることができ、管押え材3dを閉じて管押え材3dの他
端32dをロック部材32cによりロックするだけで、
簡単に排水主管2を固定することができる。そして、こ
のように固定した状態では、ゴム材3eが排水主管2の
周囲に弾接して良好な防振作用を発揮するため、地震等
の振動を受けても排水主管2の破損を防止することがで
きる。
の基礎貫通部材6は、図4,図5に示すように、その本
体6a、高さ調節用のアジャスター6b、さや管6c、
防水パッキン付き直角エルボ6d、内管6e、立上り管
6f、蓋材6g、キャップ6hなどの主要部品からなる
ものであって、蓋材6gやキャップ6hはゴム又は軟質
合成樹脂の成形品であるが、他の部品は全て硬質合成樹
脂で成形された成形品である。
ャスター挿入口60aが形成され、側面下部にさや管接
続口61aが形成されている。そして、アジャスター挿
入口60aには高さ調節用のアジャスター6bが上下可
動に挿入され、さや管接続口61aにはさや管6cが接
続されている。この本体6aの側面には、孔のあいた突
片62aが複数形成され、基礎コンクリートの打設時に
該突片62aを基礎の鉄筋10aに線材12で結び付け
ることによって、本体6aを簡単に固定することができ
るようになっている。
方後円形の平面形状を有する筒体に形成され、これに対
応して、本体6aのアジャスター挿入口60aも前方後
円形の平面形状を有する開口とされている。そして、ア
ジャスター挿入口60aの上端部内面には、横向きの二
つの凸条63a,63aが形成され、図4に示すように
アジャスター6bを最上位置まで引き上げると、アジャ
スター6bの下端外縁60bが二つの凸条63a,63
aの間に嵌まり込んで仮止めされるようになっている。
ミや異物の侵入を防止する蓋材6gが被着されており、
図7に示すように、この蓋材6gの上面には、切抜き口
を手で簡単に切抜くことができるように断面V字形の切
取り溝60gが形成されている。そして、切抜かれる部
分には、上方に突き出すツマミ62gが形成されてい
る。尚、61gは、蓋材6gの裏面周縁部から内側に突
き出した爪片であって、被着した蓋材6gがアジャスタ
ー6aから剥脱しないようにアジャスター6bの上端フ
ランジ部61bに係止されるものである。
水パッキン付き直角エルボ6dが安定良く内蔵され、こ
のエルボ6dの上流側接続口60dに立上り管6fが接
続されている。一方、エルボ6dの下流側接続口61d
の内面には環状溝62dが形成され、この環状溝62d
にリング状の防水パッキン63dが取付けられている。
そして、図4,図5に示すように、内管6eが上記エル
ボ6dの下流側接続口61dに差し込まれて脱着可能に
接続され、防水パッキン63dによって水密性が確保さ
れている。この内管6eの先端には、該内管6eと屋外
排水管7を接続するための管継手6iが取付けられてい
る。
コンクリートの侵入を防止するキャップ6hが取付けら
れている。このキャップ6hは、図8に示すように、円
形の端板60hと外筒部61hと内筒部62hを備えた
もので、端板60hには、屋外排水管7を挿通するため
の切抜き口を手で簡単に切抜くことができるように断面
V字形の切取り溝63hが形成されており、切抜かれる
部分にはツマミ64hが形成されている。
うに、外筒部61hがさや管6cに外嵌され、内筒部6
2hがさや管6cと管継手6iとの間に挿入された状態
で取付けられるため、管継手6iや内管6eが常にさや
管6cと同心的位置関係を保ち、内管6eが斜め下方へ
傾斜するのを防止できる利点がある。
に埋設する場合は、図4に示すように、アジャスター6
bを最上位置まで引き上げて凸条63aで仮止めし、さ
や管6c先端のキャップ6hをコンクリート型枠13に
当接させて、本体6aを所定の深さに設置し、本体6a
の突片62aを線材12で鉄筋10aに結び付けて本体
6aを固定する。そして、基礎コンクリートを打設し、
コンクリートを乾燥固化させて基礎10を完成する。こ
のコンクリート打設時には、さや管6cの先端にキャッ
プ6hが被せられているので、コンクリートがさや管6
cの内部に侵入することはない。また、アジャスター6
bの上端開口には蓋材6gが被着されているので、ゴミ
や異物が侵入することもない。
に、アジャスター6bを押し下げて蓋材6gと基礎10
の表面をほぼ面一にすると共に、蓋材6gのツマミ62
gを指で摘まみながら蓋材6gを切取り溝60gに沿っ
て切抜くことにより切抜き口を形成し、この蓋材6gの
切抜き口を通じて、排水主管2と基礎貫通部材6の立上
り管6fを直角エルボ6jで接続する。一方、コンクリ
ート型枠13を除去してさや管6c先端のキャップ6h
を基礎10の外側面に露出させ、キャップ6hのツマミ
64hを指で摘まみながらキャップ6hを切取り溝63
hに沿って切抜くことにより切抜き口を形成し、このキ
ャップ6hの切抜き口から屋外排水管7をさや管6c内
部の管継手6iに差し込んで屋外排水管7と内管6eを
接続する。
通部材6を介して排水主管2と屋外排水管7を接続する
と、基礎貫通部材6の内管6eが防水パッキン付き直角
エルボ6dの下流側接続口61dに脱着可能に差込接続
されているため、下流側接続口61dの防水パッキン6
3dが劣化して防水性が低下したような場合には、内管
6cを直角エルボ6dから引き抜き、本体6aから直角
エルボ6dを立上り管6fと共に取り出して新しいもの
に交換することができる。また、蓋材6gやキャップ6
hは取り除かず、切抜き口を形成して、排水主管2と立
上り管6fとの接続や、屋外排水管7と内管6eとの接
続を行うため、施工後にアジャスター6bの上端開口か
らゴミや異物が本体6aに入ったり、基礎10の外側の
土砂がさや管6cの内部に侵入することはない。そし
て、基礎貫通部材6は、アジャスター6bで高さ調節で
きるため、基礎10中の所望の深さに埋設することがで
き、更にさや管6cや内管6eの長さを適宜変更すれ
ば、基礎10の外側面から所望の奥行きのところに埋設
することができる。
の床下配管構造は、排水主管を地中に埋設する作業が不
要となり、管固定具によって流れ勾配をつけながら簡単
に排水主管を配管固定できるので、施工性が大幅に向上
し、しかも、基礎貫通部材は排水主管の下流端に一つ設
置すればよく、排水桝も屋外排水管の屈曲点にのみ埋設
すればよいので、基礎貫通部材や排水桝の使用個数が大
幅に減少して部品コストの低減が可能となり、また、排
水桝の使用個数の減少によって地面に露出する排水桝の
蓋の数が減少するので家屋周辺の外観も向上するといっ
た効果を奏する。そして、排水主管を直線状に配管し、
排水主管の上流端を基礎の外側面に露出させてキャップ
を脱着可能に取付けたものは、キャップを外して排水主
管内部のゴミ詰まり等の点検作業や清掃作業を簡単を行
うことができるので、メンテナンスが容易であるといっ
た効果も奏する。
平面図である。
って、(A)は管押え材を閉じて排水主管を固定した状
態を示し、(B)は排水主管を固定する前の管押え材が
開いた状態を示す。
部分の断面図である。
である。
材の分解断面図である。
材の分解平面図である。
断面図である。
部分の断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】床下に排水主管を管固定具により流れ勾配
をつけて配管固定し、屋内の各排水箇所からの排水枝管
を排水主管に接続すると共に、排水主管の下流端を基礎
貫通部材を介して屋外排水管に接続したことを特徴とす
る床下配管構造。 - 【請求項2】排水主管を直線状に配管し、排水主管の上
流端を基礎の外側面に露出させてキャップを脱着可能に
取付けた請求項1に記載の床下配管構造。 - 【請求項3】管固定具が、基礎に固定される固定板と、
この固定板に回転自在かつ抜出し不能に立設された左右
一対の棒ネジと、この棒ネジが左右両端部の固定ナット
に螺挿された高さ調節自在な管支持材と、一端が回動可
能に管支持材に取付けられ他端が管支持材のロック部材
によって解除可能にロックされた逆U字状の管押え材
と、管支持材の上面及び管押え材の内面に固着されて排
水主管に弾接するゴム材とからなるものである請求項1
に記載の床下配管構造。 - 【請求項4】基礎貫通部材が、上部にアジャスター挿入
口を有し側面下部にさや管接続口を有する本体と、本体
のアジャスター挿入口から挿入された高さ調節用のアジ
ャスターと、本体のさや管接続口に接続されたさや管
と、本体に内蔵され且つ下流側接続口の内面の環状溝に
リング状の防水パッキンが取付けられた防水パッキン付
き直角エルボと、防水パッキン付き直角エルボの下流側
接続口に脱着可能に接続された内管と、直角エルボの上
流側接続口に接続された立上り管とを少なくとも具備し
たものである請求項1に記載の床下配管構造。 - 【請求項5】基礎貫通部材のアジャスターの上端開口に
蓋材を被着し、蓋材の切抜き口を通じて、排水主管と立
上り管を直角エルボで接続した請求項4に記載の床下配
管構造。 - 【請求項6】基礎貫通部材のさや管の先端にキャップを
被着し、キャップの切抜き口から挿入した屋外排水管と
内管を管継手で接続した請求項4に記載の床下配管構
造。 - 【請求項7】基礎貫通部材の本体の側面に突片を設け、
この突片を基礎の鉄筋に線材で結び付けて本体を固定し
た請求項4に記載の床下配管構造。
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---|---|---|---|
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