JP2003082050A - 液状二酸化炭素の定量供給装置およびこれを用いたポリウレタンフォームの発泡装置 - Google Patents

液状二酸化炭素の定量供給装置およびこれを用いたポリウレタンフォームの発泡装置

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JP2003082050A
JP2003082050A JP2001274810A JP2001274810A JP2003082050A JP 2003082050 A JP2003082050 A JP 2003082050A JP 2001274810 A JP2001274810 A JP 2001274810A JP 2001274810 A JP2001274810 A JP 2001274810A JP 2003082050 A JP2003082050 A JP 2003082050A
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foaming
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JP2001274810A
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Yoshiyuki Onuma
善行 大沼
Ryuichi Komori
隆一 小森
Shigeo Shimada
重夫 島田
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Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Achilles Corp
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Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 液状の二酸化炭素を定量供給する定量供給装
置を提供するとともに、液状二酸化炭素を用いてポリウ
レタンフォームを発泡する発泡装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも二酸化炭素成分10、ポリイ
ソシアネート成分60、活性水素基含有化合物成分11
0の三成分をそれぞれの流路よりそれぞれのポンプ3
0,70,120によって計量圧送し、吐出部150に
て撹拌後吐出するポリウレタンフォームの発泡装置1で
あって、前記二酸化炭素成分として液状二酸化炭素を用
い、この液状二酸化炭素が貯蔵される液状二酸化炭素貯
蔵容器10と前記二酸化炭素を計量圧送するポンプ30
とを接続する流路L10,L21に、当該二酸化炭素を
液状に保つ冷却手段20,50を備える。これにより、
流れによって圧力損失が生じても、二酸化炭素を液状の
まま二酸化炭素計量ポンプに供給してポリウレタンフォ
ームを発泡することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状二酸化炭素の
定量供給装置およびこれを用いたポリウレタンフォーム
の発泡装置に関し、発泡剤として液状(超臨界状態、亜
臨界状態又は液体状態)の二酸化炭素を使用して行うポ
リウレタンフォームの発泡に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリウレタンフォームは、断
熱ボード、吹付による断熱材、盛土材等で広く利用され
ている。このようなポリウレタンフォームは、通常、ポ
リイソシアネート成分と活性水素基含有化合物成分と発
泡剤とを含む原料液を使用し、それぞれの成分を計量圧
送して合流させながら撹拌したり、合流させた後に撹拌
し、これを吐出装置から吐出するようにし、吐出された
発泡性原料が発泡しながら反応・固化することよって製
造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、オゾ
ン層破壊等の問題で、ポリウレタンフォームの発泡剤と
して、多くの発泡剤が規制されつつあり、水を発泡剤と
するか、或いは二酸化炭素を発泡剤とする方法が検討さ
れている。しかしながら、水のみを発泡剤としたもので
は、得られるポリウレタンフォームを経済的な密度まで
軽量化を図ろうとすると発泡剤の水を多量に使用しなけ
ればならず、水とイソシアネートとの反応により発生す
る反応熱が大きくなり、ポリウレタンフォームにひび割
れ(クラック)が生じたり、蓄熱によりヤケなどの品質
低下の原因となる欠点が発生する問題があった。また、
ポリウレタンフォームを形成するための原料液の粘度が
高いため混合不良が発生し、ポリウレタンフォームのセ
ル形状が不均一になり、機械的強度が低下してしまう欠
点があった。さらに、軽量化のための多量の水の使用
は、ポリウレタンフォームに過剰の尿素結合が形成さ
れ、フォームが脆くなってしまうという問題があった。
一方、二酸化炭素を発泡剤とする場合には、液化された
二酸化炭素を使用し、これを所定量供給する必要がある
が、液化された二酸化炭素は臨界点が約30℃、約5M
Paであり、常温では気体になり易く、ボンベなどの二
酸化炭素貯蔵容器からポンプで定量圧送しようとする
と、気体となった二酸化炭素が混入し易く、所定量を圧
送できないという問題があり、特にポンプの吸引側では
圧力が低下し易いことから一層気体となった二酸化炭素
が混入し、定量を圧送できなくなるという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来技術の有する問題に鑑
みてなされたもので、液状の二酸化炭素を定量供給する
ことができる液状二酸化炭素の定量供給装置を提供する
とともに、発泡剤として液状二酸化炭素を用いてポリウ
レタンフォームを発泡することができ、断熱用途等の発
泡に適したポリウレタンフォームの発泡装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1記載の液状二酸化炭素の定量供給装置
は、液状二酸化炭素貯蔵容器から定量の液状二酸化炭素
を二酸化炭素計量ポンプで供給する装置であって、前記
液状二酸化炭素貯蔵容器と前記二酸化炭素計量ポンプと
を接続する流路を流れる当該二酸化炭素を液状に保つ冷
却手段を備えたことを特徴とするものであり、この液状
二酸化炭素の定量供給装置によれば、液状二酸化炭素が
流れる流路が冷却されているので、例え吸入側に圧力損
失が生じても、二酸化炭素を液体状態のままで二酸化炭
素計量ポンプに供給できる。
【0006】また、本発明の請求項2記載の液状二酸化
炭素の定量供給装置は、請求項1記載の構成に加え、前
記二酸化炭素計量ポンプに、二酸化炭素を液状に保つ冷
却手段を備えたことを特徴とするものであり、この液状
二酸化炭素の定量供給装置によれば、ポンプ内部で液状
二酸化炭素が気化することがないので、液状二酸化炭素
を、ポンプの設定通りに計量圧送できる。
【0007】さらに、本発明の請求項3記載のポリウレ
タンフォームの発泡装置は、少なくとも二酸化炭素成
分、ポリイソシアネート成分、活性水素基含有化合物成
分の三成分をそれぞれの流路よりそれぞれのポンプによ
って計量圧送し、最終的には前記三成分を合流して、吐
出部にて撹拌後吐出するポリウレタンフォームの発泡装
置であって、前記二酸化炭素成分として液状二酸化炭素
を用い、この液状二酸化炭素が貯蔵される液状二酸化炭
素貯蔵容器と前記二酸化炭素を計量圧送するポンプとを
接続する流路を流れる当該二酸化炭素を液状に保つ冷却
手段を備えたことを特徴とするものであり、このポリウ
レタンフォームの発泡装置によれば、流路を流れる液状
二酸化炭素が冷却されているので、流れによって圧力損
失が生じても、二酸化炭素を液状のまま二酸化炭素計量
ポンプに供給してポリウレタンフォームを発泡すること
ができる。
【0008】また、本発明の請求項4記載のポリウレタ
ンフォームの発泡装置は、請求項3記載の構成に加え、
前記二酸化炭素計量ポンプに、二酸化炭素を液状に保つ
冷却手段を備えたことを特徴とするものであり、このポ
リウレタンフォームの発泡装置によれば、ポンプ内部で
液状二酸化炭素が気化することがないので、発泡剤であ
る液状二酸化炭素を、ポンプの設定通りに計量圧送して
ポリウレタンフォームを発泡することができる。
【0009】さらに、本発明の請求項5記載のポリウレ
タンフォームの発泡装置は、請求項3または4記載の構
成に加え、前記流路より計量圧送される液状二酸化炭素
成分と、前記流路から計量圧送されるポリイソシアネー
ト成分及び/又は前記流路から計量圧送される活性水素
基含有化合物成分とを合流する流路に、これら合流成分
を撹拌する撹拌手段を備えるとともに、この撹拌手段の
下流側に撹拌された成分を加温する加温手段を備えたこ
とを特徴とするものであり、このポリウレタンフォーム
の発泡装置によれば、活性水素化合物成分又はポリイソ
シアネート成分に、液状の二酸化炭素が混合・撹拌され
て粘度が下がるため、吐出直前の撹拌が良くなり、ま
た、液状の二酸化炭素が混合液中に均質に分散するの
で、得られるポリウレタンフォームの気泡は全体におい
て均質で、かつ微細(平均の直径を例えば、5〜300 μ
mと非常に小さくすることができる。)なものとでき、
その結果、ポリウレタンフォームは優れた強度と断熱性
を有する。また、ポリウレタンフォームを発泡させるた
めの二酸化炭素をポンプの設定通りに定量供給するの
で、ポリウレタンフォームを所望な密度にコントロール
することができる。なお、撹拌手段としてはスタティッ
クミキサーのように、駆動部(モータ)を持たない撹拌
手段が好ましい。
【0010】また、本発明の請求項6記載のポリウレタ
ンフォームの発泡装置は、請求項3〜5のいずれかに記
載の構成に加え、前記吐出部にて前記三成分を撹拌する
手段を、衝突撹拌手段としたことを特徴とするものであ
り、このポリウレタンフォームの発泡装置によれば、メ
カニカルミキサー等のような撹拌装置がないため吐出装
置を軽量なものとできるので、吹付け方式等でポリウレ
タンフォームを成形する場合に有効である。
【0011】ここで、本発明において、「液状の二酸化
炭素」とは、超臨界状態、亜臨界状態、液体状態の二酸
化炭素をいい、「亜臨界状態の二酸化炭素」とは、圧力
が二酸化炭素の臨界圧以上でありかつ温度が臨界温度未
満である液体状態の二酸化炭素、或いは圧力が二酸化炭
素の臨界圧未満でありかつ温度が臨界温度以上である液
体状態の二酸化炭素、又は、温度及び圧力が共に臨界点
未満ではあるがこれに近い状態、具体的には、温度が2
0℃以上でありかつ圧力が5MPa以上の二酸化炭素を
いう。また、「液体状態の二酸化炭素」とは上記亜臨界
状態以外の液体状態の二酸化炭素を示す。
【0012】さらに、本発明において「活性水素基含有
化合物」とは、ポリイソシアネートに対して活性な活性
水素を有する化合物を示し、例えば、ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオール等を示す。なお、「活
性水素基含有化合物」を、以下、単に「ポリオール」と
いうことがある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の液
状二酸化炭素の定量供給装置およびこれを用いたポリウ
レタンフォームの発泡装置の一実施の形態にかかる基本
構成を示す系統図である。
【0014】このポリウレタンフォームの発泡装置1
は、図1に示すように、液状二酸化炭素の定量供給装置
2を備えており、主として、液状二酸化炭素の定量供給
装置2は、液状二酸化炭素貯蔵容器としての液化二酸化
炭素ボンベ10と、冷却手段を構成する熱交換器20
と、二酸化炭素計量ポンプ30と、冷却手段を構成する
チラー50とから構成される一方、これに加えて、ポリ
オール成分貯蔵容器60と、ポリオール成分計量ポンプ
70と、スタティックミキサー80と、ヒータ90と、
加温ホース100と、ポリイソシアネート成分貯蔵容器
110と、ポリイソシアネート成分計量ポンプ120
と、ヒータ130と、加温ホース140と、吐出部(吐
出装置)を備えたガン150とからポリウレタンフォー
ムの発泡装置1が構成されている。なお、ポリウレタン
フォームを製造するための、二酸化炭素発泡剤以外の発
泡剤、整泡剤、難燃剤、減粘剤、触媒等の添加剤は、予
めポリオール及び/又はポリイソシアネートに混合して
おくことが好ましい。
【0015】まず、このポリウレタンフォーム発泡装置
1に備えられる液状二酸化炭素の定量供給装置2の構成
を更に詳しく説明すると、液状二酸化炭素貯蔵容器とし
ての液化二酸化炭素ボンベ10と払い出される液状二酸
化炭素を冷却するための熱交換器20とが流路L10を
介して接続されており、この流路L10が熱交換器20
の内部に設けられた伝熱管L20に接続され、伝熱管L
20の内部を液状二酸化炭素が流れるようにしてある。
【0016】また、冷却手段を構成する熱交換器20に
は、冷却源となるブラインを循環供給するチラー50が
流路L50と流路L51とを介して接続され、図示しな
いポンプによってブラインが熱交換器20とチラー50
との間で循環されるようになっている。したがって、チ
ラー50から低温のブラインを流路L50を介して熱交
換器20の伝熱管L20外に供給し、熱交換器20にお
いて伝熱管L20内を通過する液状二酸化炭素を冷却し
て液状を保って二酸化炭素計量ポンプ30に供給できる
ようにしてあり、熱交換後のブラインは流路L51を介
してチラー50に戻され、所定の温度に冷却されて循環
される。
【0017】さらに、熱交換器20の伝熱管L20と二
酸化炭素計量ポンプ30とが流路L21を介して接続さ
れており、この二酸化炭素計量ポンプ30によって熱交
換器20で熱交換されて冷却された後の液状二酸化炭素
が吸引されて吐出供給できるように構成してある。この
二酸化炭素計量ポンプ30は往復駆動されるピストン3
1を有しており、ピストン31のストロークの長さの調
整によって液状二酸化炭素の吐出量を任意に設定できる
構成になっている。したがって、このように構成した液
状二酸化炭素の定量供給装置2によれば、二酸化炭素計
量ポンプ30には、熱交換器20およびチラー50で構
成された冷却手段によって液化二酸化炭素ボンベ10か
ら供給される液状二酸化炭素が冷却され、二酸化炭素計
量ポンプ30のピストン31に吸引される液状二酸化炭
素が気化することを防止して、ピストン31の設定され
たストロークによる所定の吐出量の液状二酸化炭素を供
給することができる。なお、上記実施の形態では、冷却
手段として熱交換器20を設けるようにしたが、二酸化
炭素計量ポンプ30に供給される液状二酸化炭素を冷却
できるものであればよく、流路(L10とL21)を2
重管として内外いずれか一方の管を熱交換器として内部
にブラインを供給循環することなど他の構成の冷却手段
で冷却するようにしても良い。
【0018】さらに、この液状二酸化炭素の定量供給装
置2では、二酸化炭素計量ポンプ30のシリンダーの外
周部(図示せず)には、冷却手段を構成する冷却源とな
るチラー50が流路L50から分岐された流路L52と
接続されて低温のブラインの一部が供給される一方、流
路L53が接続されて冷却熱交換後のブラインが流路L
51に接続されており、ブラインが二酸化炭素計量ポン
プ30とチラー50との間で循環できるように構成され
ている。
【0019】すなわち、チラー50から低温のブライン
が流路L52を介して二酸化炭素計量ポンプ30のシリ
ンダーの外周に供給され、二酸化炭素計量ポンプ30内
に吸引・吐出される液状二酸化炭素と熱交換することで
冷却するようになっており、熱交換後のブラインは流路
L53及び流路L51を介してチラー50に戻され所定
の温度に調製される。このように構成した液状二酸化炭
素の定量供給装置2によれば、二酸化炭素計量ポンプ3
0において、ピストン31の吸引ストローク時の圧力低
下によって液状二酸化炭素が気化してしまうことを防止
でき、ピストン31の設定されたストロークによる所定
の吐出量の液状二酸化炭素を供給することができる。
【0020】次に、このような液状二酸化炭素の定量供
給装置2を備えるポリウレタンフォームの発泡装置1に
ついて説明する。ポリウレタンフォームの原料であるポ
リオールが含有されたポリオール成分貯蔵容器60は流
路L60を介してポリオール成分計量ポンプ70に接続
されている。このポリオール成分計量ポンプ70もピス
トン(図示せず)のストロークの長さの調整によってポ
リオール成分の吐出量を任意に設定できる構成になって
いる。そして、ポリオール成分計量ポンプ70は流路L
70を介して撹拌手段を構成するスタティックミキサー
80に接続されている。これにより、ポリオール成分を
設定吐出量で撹拌手段であるスタティックミキサー80
に圧送することができる。
【0021】また、二酸化炭素計量ポンプ30は流路L
30を介して流路L70に接続されている。そして、二
酸化炭素計量ポンプ30から設定吐出量で吐出された液
状二酸化炭素は流路L70においてポリオール成分と合
流し、スタティックミキサー80に圧送される。なお、
二酸化炭素計量ポンプ30は、発泡性原料液の総質量に
対して0.5〜30質量%の範囲を計量圧送できる容量
を有することが好ましい。そして、スタティックミキサ
ー80において液状二酸化炭素とポリオール成分は十分
に混合・撹拌されることになる。
【0022】スタティックミキサー80は流路L80を
介して加温手段を構成するヒータ部90に接続されてい
る。このヒータ部90は、スタティックミキサー80で
撹拌された後のポリオール成分と液状二酸化炭素との混
合物を設定温度に加温するためのものである。このヒー
タ部90での加温の度合いを調整することにより、ポリ
オール成分と二酸化炭素との混合物中の二酸化炭素の状
態を、超臨界状態、亜臨界状態又は液体状態の何れかに
制御することができる。
【0023】また、ヒータ部90は流路L90を介して
加温ホース100に接続されており、加温ホース100
はさらに吐出部を構成するガン150に接続されてい
る。これにより、ヒータ部90において超臨界状態、亜
臨界状態又は液体状態の何れかの状態なった二酸化炭素
と活性水素化合物との混合物は吐出部を構成するガン1
50に圧送される。ここで、加温ホース100はガン1
50中に超臨界状態、亜臨界状態、又は液体状態の二酸
化炭素及び活性水素化合物の混合物が導入される前にこ
れを加温することにより、ガン150中において調製さ
れる発泡性原料液の保温と保圧を図るために設けられる
ものである。
【0024】また、ポリウレタンフォームのもう一方の
原料であるポリイソシアネートが含有されたポリイソシ
アネート成分貯蔵容器110は流路L110を介してポ
リイソシアネート成分計量ポンプ120に接続されてい
る。このポリイソシアネート成分計量ポンプ120もピ
ストン(図示せず)のストロークの長さの調整によって
ポリイソシアネート成分の吐出量を任意に設定できる構
成になっている。そして、ポリイソシアネート成分計量
ポンプ120は流路L120を介して加温手段を構成す
るヒータ部130に接続されている。さらに、ヒータ1
30部は流路140を介して加温ホース140に接続さ
れており、加温ホース140はさらに吐出部を構成する
ガン150に接続されている。
【0025】これにより、ポリイソシアネート成分を設
定吐出量でガン150に圧送することができる。ここ
で、加温ホース140はガン150中にポリイソシアネ
ートが導入される前にこれを加温することにより、ガン
150中において調製される原料液の保温と保圧を図る
ために設けられるものである。
【0026】ここで、ガン150内には加温ホース14
0から流入するポリイソシアネート成分と、加温ホース
100から流入する超臨界状態、亜臨界状態、又は液体
状態の二酸化炭素及び活性水素化合物の混合物とを、混
合するために撹拌する手段としてミキシングチャンバー
等のスペース(図示せず)が設けられている。ミキシン
グチャンバーは、メカニカルの撹拌羽根を用いたものを
使用しても良いが、吹付けによるポリウレタンフォーム
を製造する場合、衝突撹拌によって撹拌できる構造のも
の(衝突撹拌手段)を用いることが好ましい。
【0027】次に、このように構成した液状二酸化炭素
の定量供給装置2を備えるポリウレタンフォームの発泡
装置1の作用とともに、ポリウレタンフォームの発泡に
ついて説明する。
【0028】先ず、チラー50の流路L50の開閉弁5
2及び開閉弁54を開き、熱交換器20と二酸化炭素計
量ポンプ30にブラインを循環させる。また、二酸化炭
素計量ポンプ30、ポリオール成分計量ポンプ70、イ
ソシアネート成分計量ポンプ120、ヒータ部90及び
ヒータ部130の作動を開始させる。なお、各計量ポン
プには吐出側が設定圧力以上になると作動を停止するよ
うな制御がなされている。
【0029】次いで、二酸化炭素計量ポンプ30が作動
することにより、液化二酸化炭素ボンベ10中の液状二
酸化炭素は流路L10を通って熱交換器20に供給され
る。すると、熱交換器20内においてチラー50からの
ブラインによって液状二酸化炭素の温度は−10〜10
℃、好ましくは0℃に冷却するように調節される。
【0030】そして、熱交換器20から出た液状二酸化
炭素は、二酸化炭素計量ポンプ30に送られ、設定吐出
量で流路L30に圧送される。なお、ここでもチラー5
0からのブラインによって液状二酸化炭素の温度は−1
0〜10℃、好ましくは0℃に維持されている。
【0031】一方、ポリオール成分計量ポンプ70が作
動することにより、ポリオール成分貯蔵容器60中のポ
リオール成分は流路L60を通ってポリオール成分計量
ポンプ70に供給され、設定吐出量で流路L70に圧送
される。また、流路L30に圧送された液状二酸化炭素
は、流路L70に圧送され、ポリオール成分とともにス
タティックミキサー80に圧送され、ここでこれら二成
分は十分に撹拌される。
【0032】さらに、スタティックミキサー80から流
路L80に圧送されたポリオール成分と液状二酸化炭素
との混合物はヒータ部90に圧送され、この混合物中の
液状二酸化炭素は、超臨界状態、亜臨界状態又は液体状
態の何れかの状態とされる。そして、超臨界状態、亜臨
界状態又は液体状態の何れかの状態とされた二酸化炭素
と活性水素化合物との混合物は流路L90及び加温ホー
ス100を通ってガン150中に圧送される。
【0033】一方、ポリイソシアネート成分計量ポンプ
120が作動することにより、ポリイソシアネート成分
貯蔵容器110中のポリイソシアネート成分は流路L1
10を通ってポリイソシアネート成分計量ポンプ120
に供給され、設定吐出量で流路L120に圧送される。
また、流路L120に圧送されたポリイソシアネート成
分は、ヒータ部140において設定温度にされ、流路L
130及び加温ホース140を通ってガン150に圧送
される。そして、ガン150のミキシングチャンバー内
において加温ホース140から圧送されたポリイソシア
ネートと、加温ホース100から圧送された超臨界状
態、亜臨界状態、又は液体状態の二酸化炭素及び活性水
素化合物の混合物とを合流させてこれを撹拌することに
より発泡性原料液が調製され、その後吐出される。
【0034】なお、二酸化炭素計量ポンプ30、ポリオ
ール成分計量ポンプ70及びポリイソシアネート成分計
量ポンプ120は、連動するよう構成することが好まし
い。これらは電気的な連動によっても良いが、機械的な
連動、すなわち一つの駆動部に三成分のポンプを連結す
ることがより好ましく、機械的な連動によれば各ポンプ
の成分比を正確に保つことが容易となる。
【0035】本発明の装置に投入されるポリイソシアネ
ートとしては、例えば、芳香族ポリイソシアネート、脂
肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、ま
た、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネー
ト又は脂環族ジイソシアネートのイソシアネート基の一
部をウレタン及び/又はウレアに変性したものものを用
いてもよく、イソシアネート基の一部をビュウレット、
アロファネート、カルボジイミド、オキサジリドン、ア
シド、イミド等に変性したものを用いてもよい。
【0036】本発明の装置に投入される活性水素基含有
化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロパ
ンジオール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、テトラメチレングリコール、
ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビスフェノールA、3−メチル−1、5−ペンタン
ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトール、シュークローズ、グルコース、フラ
クトースソルビトール、メチルグリコキシド等の活性水
素を有する化合物のうち少なくとも1種が挙げられる。
また、例えば、上記の他の活性水素を有する化合物とし
ては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トルエンジアミン、メタフェニレンジ
アミン、ジフェニルメタンジアミン、キシリレンジアミ
ン等のようなアミンのうちの少なくとも1種が挙げられ
る。
【0037】さらに、活性水素基含有化合物としてポリ
エーテルポリオールを使用してもよく、ポリエーテルポ
リオールとしては、例えば、上記例示した活性水素化合
物のうちの少なくとも一種を開始剤として、アルキレン
オキサイド等のモノマーを公知の方法により付加重合す
ることによって得られるものが挙げられる。なお、付加
重合反応に使用するモノマーとしては、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、グリシジルエーテル、メチル
グリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、
フェニルグリシジルエーテル等が挙げられる。
【0038】また、活性水素基含有化合物としてポリエ
ステルポリオールを使用してもよく、ポリエステルポリ
オールとしては、例えば、エチレングリコール、プロパ
ンジオール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テ
トラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、
デカメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、3
−メチルー1、5−ペンタンジオール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビ
トール、ビスフェノールAのような少なくとも2つ以上
のヒドロキシル基を有する化合物のうちの少なくとも1
種と、例えば、アジピン酸、マロン酸、コハク酸、酒石
酸、ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、フタル酸、テ
レフタル酸、アゼライン酸、トリメリット酸、グルタコ
ン酸、α−ヒドロムコン酸、β−ジエチルサクシン酸、
ヘミメリチン酸、1、4−シクロヘキサンジカルボン酸
等のような少なくとも2つ以上のカルボキシル基を有す
る化合物のうちの少なくとも1種とを使用し、公知の方
法によって製造したものが挙げられる。
【0039】さらに、上記のポリエステルポリオールの
他に、ポリアルキレンテレフタレートポリマーと低分子
ジオールとのエステル交換により生成されるポリエステ
ルポリオールも使用することができる。なお、低分子ジ
オールとしては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ブタンジオール、グリセ
ロール、トリメチロールプロパン、シクロヘキサンジメ
タノール等が挙げられる。
【0040】ポリイソシアネートと活性水素基含有化合
物とのウレタン化反応を進行させるための触媒は特に限
定されず、例えば公知の触媒を使用することができる。
また、整泡剤も特に限定されるものではなく、例えば、
ポリウレタンフォームの製造において使用されているも
のは全て利用できる。
【0041】例えば、上記の実施形態においては、発泡
剤となる二酸化炭素をポリイソシアネート成分よりも先
にポリオール成分に混入させる場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、超臨界状
態、亜臨界状態又は液体状態二酸化炭素は、ポリオール
成分よりも先にポリイソシアネート成分に混入させても
よく、ポリイソシアネート成分とポリオール成分との両
方に混入させてもよい。例えば、図1におけるポリオー
ル成分貯蔵容器60とポリイソシアネート成分貯蔵容器
110の設置位置を変える等して液状二酸化炭素をポリ
イソシアネート成分に混合する構成としてもよい。さら
に、図1において、流路L30を分岐して例えば流路L
120に接続し、流路L30内の液状二酸化炭素をポリ
イソシアネート成分とポリオール成分の両方に混合して
もよい。
【0042】L10の流路のどこかに、減圧弁を設けて
二酸化炭素計量ポンプへの供給圧力を一定にすることが
好ましい。そうすることによって、より二酸化炭素計量
ポンプで圧送される液体二酸化炭素の圧送量を正確にコ
ントロールできる。(例えば、ボンベ圧5〜7MPaに
対して5MPaに設定する。)
【0043】
【発明の効果】以上、実施の形態とともに詳細に説明し
たように、本発明の請求項1記載の液状二酸化炭素の定
量供給装置によれば、流路を流れる液状二酸化炭素が冷
却されているので、例え吸入側に圧力損失が生じても、
二酸化炭素を液体状態のままで二酸化炭素計量ポンプに
供給することができる。また、本発明の請求項2記載の
液状二酸化炭素の定量供給装置によれば、ポンプ内部で
液状二酸化炭素が気化することがないので、液状二酸化
炭素を、ポンプの設定通りに計量圧送することができ
る。さらに、本発明の請求項3記載のポリウレタンフォ
ームの発泡装置によれば、流路を流れる液状二酸化炭素
が冷却されているので、流れによって圧力損失が生じて
も、二酸化炭素を液状のまま二酸化炭素計量ポンプに供
給してポリウレタンフォームを発泡することができる。
また、本発明の請求項4記載のポリウレタンフォームの
発泡装置によれば、ポンプ内部で液状二酸化炭素が気化
することがないので、発泡剤である液状二酸化炭素を、
ポンプの設定通りに計量圧送してポリウレタンフォーム
を発泡することができる。さらに、本発明の請求項5記
載のポリウレタンフォームの発泡装置によれば、活性水
素化合物成分又はポリイソシアネート成分に、液状の二
酸化炭素が混合・撹拌されて粘度が下がるため、吐出直
前の撹拌が良くなり、また、液状の二酸化炭素が混合液
中に均質に分散するので、得られるポリウレタンフォー
ムの気泡は全体において均質で、かつ微細(平均の直径
を例えば、5〜300 μmと非常に小さくすることができ
る。)なものとでき、その結果、ポリウレタンフォーム
は優れた強度と断熱性を有する。また、ポリウレタンフ
ォームを発泡させるための二酸化炭素をポンプの設定通
りに定量供給するので、ポリウレタンフォームを所望な
密度にコントロールすることができる。また、本発明の
請求項6記載のポリウレタンフォームの発泡装置によれ
ば、メカニカルミキサー等のような撹拌装置がないため
吐出装置を軽量なものとできるので、吹付け方式等でポ
リウレタンフォームを成形する場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液状二酸化炭素の定量供給装置および
これを用いたポリウレタンフォームの発泡装置の一実施
の形態にかかる基本構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 ウレタンフォームの発泡装置 2 液状二酸化炭素の定量供給装置 10 液化二酸化炭素ボンベ(液状二酸化炭素貯蔵容
器) 12,52,54 開閉弁 20 熱交換器(冷却手段) 30 二酸化炭素計量ポンプ 31 ピストン 50 チラー(冷却手段) 60 ポリオール成分貯蔵容器 70 ポリオール成分計量ポンプ 80 スタティックミキサー(撹拌手段) 90 ヒータ部(加温手段) 100 加温ホース(加温手段) 110 ポリイソシアネート成分貯蔵容器 120 ポリイソシアネート成分計量ポンプ 130 ヒータ部(加温手段) 140 加温ホース(加温手段) 150 ガン(吐出部) 160 発泡性原料液 L10 流路 L20 伝熱管 L21,L30,L50,L51,L53,L60,L
70,L80,L90,L110,L120,L130
流路
フロントページの続き (72)発明者 島田 重夫 栃木県佐野市石塚町1607−1 Fターム(参考) 4F074 AA78 BA32 CA23 DA32 4J034 CA03 CA04 CA05 CA15 CC12 CC22 CC61 CC62 CC67 DF16 DF20 DF22 DG03 DG04 HA01 HA06 HB06 HB07 HB08 HB09 NA01 QC01 RA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状二酸化炭素貯蔵容器から定量の液状
    二酸化炭素を二酸化炭素計量ポンプで供給する装置であ
    って、 前記液状二酸化炭素貯蔵容器と前記二酸化炭素計量ポン
    プとを接続する流路を流れる当該二酸化炭素を液状に保
    つ冷却手段を備えたことを特徴とする液状二酸化炭素の
    定量供給装置。
  2. 【請求項2】 前記二酸化炭素計量ポンプに、二酸化炭
    素を液状に保つ冷却手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の液状二酸化炭素の定量供給装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも二酸化炭素成分、ポリイソシ
    アネート成分、活性水素基含有化合物成分の三成分をそ
    れぞれの流路よりそれぞれのポンプによって計量圧送
    し、最終的には前記三成分を合流して、吐出部にて撹拌
    後吐出するポリウレタンフォームの発泡装置であって、 前記二酸化炭素成分として液状二酸化炭素を用い、この
    液状二酸化炭素が貯蔵される液状二酸化炭素貯蔵容器と
    前記二酸化炭素を計量圧送するポンプとを接続する流路
    を流れる当該二酸化炭素を液状に保つ冷却手段を備えた
    ことを特徴とするポリウレタンフォームの発泡装置。
  4. 【請求項4】 前記二酸化炭素計量ポンプに、二酸化炭
    素を液状に保つ冷却手段を備えたことを特徴とする請求
    項3記載のポリウレタンフォームの発泡装置。
  5. 【請求項5】 前記流路より計量圧送される液状二酸化
    炭素成分と、前記流路から計量圧送されるポリイソシア
    ネート成分及び/又は前記流路から計量圧送される活性
    水素基含有化合物成分とを合流する流路に、これら合流
    成分を撹拌する撹拌手段を備えるとともに、この撹拌手
    段の下流側に撹拌された成分を加温する加温手段を備え
    たことを特徴とする請求項3または4記載のポリウレタ
    ンフォームの発泡装置。
  6. 【請求項6】 前記吐出部にて前記三成分を撹拌する手
    段を、衝突撹拌手段としたことを特徴とする請求項3〜
    5のいずれかに記載のポリウレタンフォームの発泡装
    置。
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