JP5255239B2 - ポリウレタンフォーム製造装置及びポリウレタンフォーム製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリウレタンフォーム製造装置及びポリウレタンフォーム製造方法に関し、発泡剤として液状(超臨界状態、亜臨界状態又は液体状態)の二酸化炭素を使用して行うポリウレタンフォームの発泡に好適なポリウレタンフォーム製造装置及びポリウレタンフォーム製造方法に関する。
従来、ポリウレタンフォームは、断熱ボード、吹き付けによる断熱材、盛土剤などで広く利用されている。このようなポリウレタンフォームは、通常ポリイソシアネート成分と活性水素基含有化合物成分と発泡剤とを含む原料液を使用し、それぞれの成分を計量圧送して合流・攪拌した後、吐出装置のスプレーガンなどからから吐出させ、吐出された発泡制限量が発泡しながら反応・固化することによって製造されている。
ところが、近年、オゾン層破壊等の問題で、ポリウレタンフォームの発泡剤として、フロンなどの多くの発泡剤が規制されつつあり、二酸化炭素を発泡剤とする方法が検討されている。二酸化炭素を発泡剤とする場合には、液化された二酸化炭素を使用し、これを所定量供給する必要があるが、液化された二酸化炭素は臨界点が約31℃、約7MPaであり、常温では気体になり易く、ボンベなどの二酸化炭素貯蔵容器からポンプで定量圧送しようとすると、気体となった二酸化炭素が混入し易く、所定量を圧送できないという問題があり、特にポンプの吸引側では圧力が低下し易いことから一層気体となった二酸化炭素が混入し、定量を圧送できなくなるという問題がある。
このため、定量の液状の二酸化炭素を気化させることなく供給するための工夫が種々提案されている。
例えば、特許文献1では、加圧ガス容器を配設し、加圧ガス容器から液化二酸化炭素容器に加圧ガスを供給し加圧することで液化二酸化炭素を液体のまま保持することとしている。また、特許文献2では、液化二酸化炭素の温度を低く維持しておき、第1液化二酸化炭素計量ポンプと第2液化二酸化炭素計量ポンプに導入される液化二酸化炭素の気化を防止する技術が開示されている。また、特許文献3では、冷媒の温度を調節するチラー内に、冷媒とその冷媒を冷却する伝熱管を備え、かつ、当該チラー内に液化二酸化炭素の移送流路を設けることが開示されている。
特開2006−192720号公報 特開2005−200484号公報 特開2006−298995号公報
しかし、上記特許文献に開示のウレタンフォームの製造装置は、いずれも二酸化炭素計量ポンプを用いて二酸化炭素の供給量を計量して供給するものであり、二酸化炭素を供給するためのポンプを必須とする。すなわち、上記液化二酸化炭素の気化の問題は、二酸化炭素の計量のためにポンプを用いることに起因するものであって、ポンプを用いる以上、液化二酸化炭素の気化の問題が発生する。そして、当該問題を少しでも解消するために、チラーなどの熱交換器や配給管を断熱構造にして液化二酸化炭素の温度を低く保つか、加圧ガス容器を用いて圧力を高めて、気化を防止しようとするものである。
しかし、いかに液化二酸化炭素容器の近傍で液化の状態を維持できたとしても、二酸化炭素の計量をポンプを用いて行う以上、ポンプの吸引側で吸引工程時に圧力が低下し易く、二酸化炭素が気化しやすいという問題に関して、抜本的な解決手法とならない。また、加圧容器や熱交換器などの部材の点数が増大し、装置が大型化かつ複雑化することとなる。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、上記問題に鑑み、二酸化炭素の適正量の計量をポンプで行うことの問題を解消し、ポンプを利用することによる二酸化炭素の気化の問題を解消することができるポリウレタンフォーム製造装置及びポリウレタンフォーム製造方法を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のポリウレタンフォーム製造装置及びポリウレタンフォーム製造方法を提供する。
本発明の第1態様によれば、ポリイソシアネートを主成分とするA液と、ポリオールを主成分とするB液と、液化二酸化炭素容器から供給される発泡剤としての液化二酸化炭素とを混合してポリウレタンフォームを製造するに際し、それぞれ供給管を通して給送された前記A液及び/又はB液に前記液化二酸化炭素を混合し、前記A液及びB液を混合して所定の吐出圧力で吐出する吐出装置を備えたポリウレタンフォームの製造装置において、
容器内が前記吐出圧力より高圧の第1圧力を有する前記液化二酸化炭素容器に始端側が接続され、前記液化二酸化炭素容器内の液化二酸化炭素を前記第1圧力を維持しつつ搬送する第1次配管と、
終端が前記A液及びB液の少なくとも一方の前記供給管に接続され、内部が前記第1圧力より低圧の第2圧力で前記液化二酸化炭素を前記A液及びB液の少なくとも一方に給送する第2次配管と、
前記第1次配管の終端側と前記第2次配管の始端側に接続され、前記第2次配管内が前記第2圧力を呈する流量となるように、前記第2次配管を流動する液化二酸化炭素の流量を調整する流量調整手段と、を備えることを特徴とする、ポリウレタンフォーム製造装置を提供する。
上記構成において、さらに、前記流量調整手段は、
開閉が切り替えられる開閉弁と、
吐出装置から吐出A液及びB液を吐出しないときは前記開閉弁を閉鎖する一方、前記吐出装置内に前記A液及びB液を前記吐出装置に供給する動作に連動して開閉弁を開放するように制御する弁制御手段を備えることが好ましい。
上記構成おいて、前記流量調整手段は、前記第1次配管を流れる液化二酸化炭素が前記第2次配管に流れる流量を調整可能な絞り弁を備えるように構成されていてもよい。絞り弁は、前記弁制御手段により絞り度が制御されるニードルバルブで構成されることが好ましい。
また、上記構成において、前記開閉弁は、流量の調整が可能な絞り機構を備え、
前記弁制御手段は、前記第2次配管内が前記第2圧力を呈する流量となるように、前記開閉弁の絞り量を制御するように構成してもよい。
上記各構成において、前記A液及びB液を前記吐出装置に供給する供給ポンプを備え、前記弁制御手段は、前記供給ポンプの動作に連動して前記開閉弁の制御を実行するように構成してもよい。
また、ポリウレタンフォーム製造装置には、さらに液化二酸化炭素容器内を第1圧力まで加圧する加圧手段を設けてもよい。加圧手段としては、具体的には、液化二酸化炭素容器を加温する加温機を用いることができる。すなわち、例えば、冬期の外気温が低い場合などでは、液化二酸化炭素容器内を第1圧力に保つことが困難な場合があるため、加圧手段を用いることにより、容器内を第1圧力とすることができる。
また、上記各構成において、ポリウレタンフォーム製造装置は、前記第1次配管の内部に前記液化二酸化炭素を充填させるためのブローバルブを備えていることが好ましい。
上記構成において、前記第1圧力は5MPaから8MPaであり、前記第2圧力及び前記吐出圧力は4MPaから7MPaとすることができる。
また、前記吐出装置は、前記A液及びB液の少なくとも一方に前記液化二酸化炭素が混合されたのち、前記A液及びB液を加熱するヒータを備えることが好ましい。
本発明の第2態様によれば、ポリイソシアネートを主成分とするA液と、ポリオールを主成分とするB液と、液化二酸化炭素容器から供給される発泡剤としての液化二酸化炭素とを混合してポリウレタンフォームを製造するに際し、前記液化二酸化炭素を前記A液及び/又はB液に混合して内部に貯留し、所定の吐出圧力で吐出する吐出装置を備えたポリウレタンフォームの製造装置を用いて、ポリウレタンフォームを製造する方法であって、
内部が前記吐出圧力より高圧の第1圧力を有する前記液化二酸化炭素容器内の液化二酸化炭素を、一端側が前記液化二酸化炭素容器に接続された第1次配管内を通して前記第1圧力を維持しつつ搬送し、
第1次配管から送り出される液化二酸化炭素の流量を調整して第2次配管内に供給し、前記第2次配管内の圧力が、前記第1圧力より低圧の第2圧力となるように前記液化二酸化炭素を搬送し、
前記第2次配管内を搬送された前記液化二酸化炭素を前記第2圧力の状態で前記A液及び/又はB液の供給管に供給し、
前記液化二酸化炭素と前記A液及び/又はB液が混合された状態で、前記吐出装置内で前記A液及びB液を混合して吐出し、前記液化二酸化炭素を気化させることによって発泡ポリウレタンフォームを製造することを特徴とする、ポリウレタンフォームの製造方法を提供する。
また、上記方法において、さらに、前記液化二酸化炭素容器を加熱することによって前記液化二酸化炭素容器内を前記第1圧力まで加圧するステップを備えることもできる。
一般には超臨界状態の二酸化炭素は、液状ではないが、本発明において液化二酸化炭素とは、超臨界状態、亜臨界状態、液体状態の二酸化炭素を含むものとする。また、亜臨界状態の二酸化炭素とは、圧力が二酸化炭素の臨界圧以上でありかつ温度が臨界温度未満である液体状態の二酸化炭素、あるいは圧力が二酸化炭素の臨界圧未満でありかつ温度が臨界温度以上である液体状態の二酸化炭素及び、温度及び圧力がともに臨界点未満ではあるがこれに近い状態、具体的には、温度が20℃以上であり、かつ圧力が5MPa以上の二酸化炭素をいう。
本発明によれば、液化二酸化炭素容器内部の第1圧力と、吐出装置の吐出圧力との圧力差を液化二酸化炭素の搬送力として使用し、第1配管内を第1圧力に維持するための流量調整手段を備える。このことにより、冷却することなく二酸化炭素を液体状態(超臨界状態、亜臨界状態も含む)のまま給送することができる。したがって、例えば、夏期のように、外気温が高く、液化二酸化炭素内の圧力が第1圧力となっている場合は、液化二酸化炭素容器をそのまま用いることができる一方、冬期のように外気温が低く、液化二酸化炭素容器の圧力が第1圧力に満たない場合は、加圧手段例えば、加温機などを用いて容器内を第1圧力にまで加圧することができる。
なお、加圧手段は、液化二酸化炭素容器内を第1圧力にすることを目的とするものである。よって、例えば、真夏時の外気温が極めて高い場合など、容器内の圧力が後述する第1圧力の範囲を超えるような場合は、第1圧力の範囲に調整するように液化二酸化炭素容器を冷却する手段を用いることもできる。
また、流量調整手段により、第2次配管内が第1圧力よりも低圧となるように、第2次配管への液化二酸化炭素の供給量が調整され、吐出装置内に第1圧力によって無制限に液化二酸化炭素が供給されることを防止する。すなわち、吐出圧力よりも高い第1圧力により液化二酸化炭素が吐出装置に安定して供給される一方、流量調整手段により、液化二酸化炭素の供給量を調整・測量する。したがって、液化二酸化炭素を供給するためのポンプを使用する必要がなく、ポンプの前後での液化二酸化炭素の気化を防止することができるため、安定して液化二酸化炭素を吐出装置に供給することができる。
また、弁制御手段により、流量調整手段である開閉弁を調整することにより、安定した液化二酸化炭素の供給を実現することができる。すなわち、吐出装置からの吐出がされない状態では、吐出装置内の圧力がほぼ一定に維持されているため、開閉弁を閉鎖しておき、一次圧力側からの液化二酸化炭素の供給を停止する一方、吐出するタイミングにおいて、吐出によってA液及びB液が少なくなり、吐出装置内の吐出圧力が低下すると、これを維持するために供給ポンプが動作する。この供給ポンプの動作に連動して、開閉弁を開放することにより、第2次配管内を第2圧力に維持することができる。
また、絞り弁をさらに備えることにより、開閉弁を通過した液化二酸化炭素の流量を高精度に調整することができ、例えば、外気温などの諸条件に応じて吐出装置に供給する液化二酸化炭素の量を変更することができる。また、ニードルバルブを用いることで、小型で操作が簡単な絞り弁を実現することができる。絞り弁の開放度の調整は、諸条件に応じて手動で行ってもよいし、弁制御手段からの制御信号により、自動制御されていてもよい。
なお、開閉弁に流量の調整を行うことができる機構が設けられている場合は、絞り弁を設けることなく、第2配管内へ給送される二酸化炭素の量を調整することができる。
さらに、ブローバルブを設けることにより、第1次配管内に液化二酸化炭素を充填させることができ、装置立ち上げ時の手間を容易にすることができる。ブローバルブは、第1次配管に液化二酸化炭素を充填させるものであるため、流量調整バルブの近傍に設けられていることが好ましい。また、ブローバルブを設けることで、装置停止時に配管内に残存する液化二酸化炭素を排出して圧力抜きを行うこともできる。
さらに、第1圧力を5MPaから8MPaに、第2圧力及び吐出圧力をそれぞれ4MPaから7MPaに調整することにより、二酸化炭素を常温で液体の状態に維持させることができる。すなわち、液化二酸化炭素を冷却させるための設備が不要となることから、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
また、液化二酸化炭素とA液及び/又はB液が混合した後においては、ヒータによりこれらの液を加熱することにより、二酸化炭素がA液及び/又はB液内で分散しやすくなり、吐出装置から吐出されたポリウレタンフォームの発泡を促進することができる。また、一定の温度に加温することにより樹脂反応を安定化させることができる。
以下、本発明の実施形態に係るポリウレタンフォーム製造装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置の構成を模式的に示す図である。図1に示した本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置1は、ポリオール成分に液化二酸化炭素が供給される場合を示しており、液化二酸化炭素容器20内に貯留されている液化二酸化炭素100(図4参照)を混合した成分液と、イソシアネート成分とを加温機3及びホースヒータ4を用いて加温しながら搬送し、スプレーガン5内で混合して吐出する装置である。なお、加温機3は、図2に示すように2つの加温機3a,3bで構成され、それぞれの液体を独立して加温するように構成されていてもよい。また、ホースヒータ4は、図3に示すように2つのホースヒータ4a,4bで構成され、それぞれの液体を独立して加温するように構成されていてもよい。
ポリウレタンフォーム製造装置1は、図1に示すように、液化二酸化炭素容器20と、ポリオールを主成分とするB液を貯留するポリオール成分貯蔵容器30と、ポリイソシアネートを主成分とするA液を貯留するポリイソシアネート成分貯蔵容器40とを備え、液化二酸化炭素を搬送する第1配管L11,第2配管Ll2(後述するように逆止弁29より上流側をL12a、下流側をL12bとする。)、B液を搬送するB液用配管L13,A液を搬送するA液用配管L14が、吐出装置2に連通する構成を有する。
液化二酸化炭素を搬送する第1配管L11は、液化二酸化炭素容器20のコネクタ22に接続され、途中にはフィルタ23,ブローバルブ24,第1圧力計25が設けられており、開閉弁26及びニードルバルブ27で構成される流量調整機構15を介して第2配管L12に連結している。第2配管L12には、第2圧力計28,逆止弁29が設けられており、B液用配管L13に設けられている混合器32に接続されている。
B液用配管L13は、B液用ポンプ31と混合器32を備え、吐出装置のスプレーガン5に連通する。また、A液用配管L14は、A液用ポンプ41を備え、吐出装置のスプレーガン5に連通する。スプレーガン5は、A液用配管L14とB液用配管L13によって給送されたA液及び液化二酸化炭素と混合したB液を混合させ、吐出口から吐出する。なお、A液用配管L14とB液用配管L13には、加温機3及びホースヒータ4が設けられており、給送される液を加熱して温度を一定に保つことで反応条件を安定化させることができ、また、スプレーガン5からの吐出時の反応性を高めることができるように構成されている。
なお、図1の例では、液化二酸化炭素はB液に混合するように構成されているが、図2に示すように、A液に混合するように構成されていてもよい。この場合は、A液用配管L14に混合器42が設けられることとなる。また、図3に示すように、A液及びB液の双方に混合するように構成されていてもよい。この場合は、第2配管L12を分岐させ、それぞれ、A液用配管L14に設けられた混合器42とB液用配管L13に設けられた混合器32に連結するようにすればよい。
液化二酸化炭素容器20は、図4に示すように、内部にサイホン管L20が設けられたサイホン管つきの容器である。なお、容器は特に限定されるものではなく、一般に提供されているものでよく、耐圧性が高く、断熱がされていない小型のガスボンベなどの容器が例示できる。
また、液化二酸化炭素容器20には、当該容器を加熱する加熱部材21が設けられている。加熱部材21は、液化二酸化炭素容器20内に貯留されている液化二酸化炭素を加熱し容器内部の圧力を高めるためのものである。加熱部材21の具体例としては、電気ヒータ、スチームヒータ、温水槽に容器を浸漬するなどの方法が例示できる。
加熱部材21は、液化二酸化炭素容器20の内部圧力が約5から8MPa程度、好ましくは7から8MPaとなるように液化二酸化炭素を加熱する。以下、液化二酸化炭素容器20を加熱して上記範囲に設定された内部圧力を第1圧力と記載する。なお、通常市販されているガスボンベは、温度条件によって異なるが、内部圧力が3から7MPa程度であり、冬期には上記第1圧力に満たないため、加熱を行う。加熱温度としては、40℃以下となるようにする。なお、液化二酸化炭素容器20内は加熱されているので、貯留されている液体を大量に抜き取らない限り上記第1圧力にまで到達しないという現象は起こらない。すなわち、サイホン管付き容器は、液体の液化二酸化炭素を抜き取るので圧力低下が起こりにくい構造であり、上記40℃以下の加熱であっても、内部圧力を第1圧力とすることができる。
なお、第1圧力を上記のような値に設定しているのは、液化二酸化炭素容器20及び第1配管L11内の二酸化炭素が気化しないようにするためであり、温度条件によっては臨界圧(7.382MPa(abs))近傍もしくは臨界圧以上としたものである。
第1配管L11は、6φのステンレス製の管で構成されており、液化二酸化炭素容器20から供給された液化二酸化炭素を、第1圧力を維持したまま給送する。第1配管L11に設けられているフィルタ23は、第1配管L11内の異物を取り除くためのものであり、供給経路が狭く構成されているニードルバルブ27などに異物がつまることを防止する。第1圧力計25は、第1配管L11内の圧力、すなわち、液化二酸化炭素容器20の内部圧力を検出することができ、当該検出値に基づいて、加熱部材21を制御することができる。
開閉弁26は、流量調整機構15を構成する開閉弁26は、第1配管L11と第2配管L12を連結する部材であり、後述する制御部10によって電気的に開閉制御される。開閉弁26の上流側である1次圧力系と下流側である2次圧力系の圧力調整の機能を兼ねている。すなわち、開閉弁26の両端側に連結される第1配管L11と第2配管L12内の圧力は異なることとなる。
第2配管L12に設けられたニードルバルブ27は、第1配管L11から第2配管L12に送り込まれる液化二酸化炭素の流量を調整するものであり、外気温やポリウレタンフォームの発泡の程度などの装置の使用環境に応じて、手動により第2配管L12を給送する液化二酸化炭素の量を調整する。
第2配管L12に設けられている逆止弁29は、混合器31と連通するB液用配管内のB液が第2配管L12内に流入しないように、液化二酸化炭素の流動方向を規制するものである。
第2配管L12bは、第1配管L11よりも断面積が小さい細径のものが用いられており、本実施形態では、3φのステンレス製の管で構成されている。すなわち、ニードルバルブ27の上流側と下流側において、液化二酸化炭素の流量が異なるため、第2配管L12bを細径にして、圧力の低下を少なくすることができる。第2配管L12は、給送される液化二酸化炭素の流量が少なくなるため、第1配管L11内の第1圧力より低圧の第2圧力の状態となる。第2圧力の具体的数値としては、4から7MPa、好ましくは5から6MPaであり、吐出装置のスプレーガン5の吐出圧力(停止時)とほぼ同じ圧力であることが好ましい。
B液用配管L13及びA液用配管L14は、それぞれポンプ31,41で加圧された圧力でB液及びA液をスプレーガン5へ給送する。
A液であるポリイソシアネートとしては、例えば、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、また、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート又は脂環族ジイソシアネートのイソシアネート基の一部をウレタン及び/又はウレアに変性したものを用いてもよく、イソシアネート基の一部をビュウレット、アロファネート、カルボジイミド、オキサジリドン、アシド、イミド等に変性したものを用いてもよい。
B液であるポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、3−メチル−1、5−ペンタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、シュークローズ、グルコース、フラクトースソルビトール、メチルグリコキシド等の活性水素を有する化合物のうち少なくとも1種が挙げられる。また、例えば、上記の他の活性水素を有する化合物としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トルエンジアミン、メタフェニレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、キシリレンジアミン等のようなアミンのうちの少なくとも1種が挙げられる。
さらに、活性水素基含有化合物としてポリエーテルポリオールを使用してもよく、ポリエーテルポリオールとしては、例えば、上記例示した活性水素化合物のうちの少なくとも一種を開始剤として、アルキレンオキサイド等のモノマーを公知の方法により付加重合することによって得られるものが挙げられる。なお、付加重合反応に使用するモノマーとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、グリシジルエーテル、メチルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル等が挙げられる。
また、活性水素基含有化合物としてポリエステルポリオールを使用してもよく、ポリエステルポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1、5−ペンタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ビスフェノールAのような少なくとも2つ以上のヒドロキシル基を有する化合物のうちの少なくとも1種と、例えば、アジピン酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、フタル酸、テレフタル酸、アゼライン酸、トリメリット酸、グルタコン酸、α−ヒドロムコン酸、β−ジエチルサクシン酸、ヘミメリチン酸、1、4−シクロヘキサンジカルボン酸等のような少なくとも2つ以上のカルボキシル基を有する化合物のうちの少なくとも1種を使用し、公知の方法によって製造したものが挙げられる。
さらに、上記のポリエステルポリオールの他に、ポリアルキレンテレフタレートポリマーと低分子ジオールとのエステル交換により生成されるポリエステルポリオールも使用することができる。なお、低分子ジオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、シクロヘキサンジメタノール等が挙げられる。
ポリイソシアネートと活性水素基含有化合物とのウレタン化反応を進行させるための触媒は特に限定されず、例えば公知の触媒を使用することができる。また、整泡剤も特に限定されるものではなく、例えば、ポリウレタンフォームの製造において使用されているものは全て利用できる。また、触媒、整泡剤、難燃剤等の添加剤は、通常B液側に混合される。なお、本発明のポリウレタンフォームには、ポリイソシアヌレートフォームも含まれる。
B液用配管L13及びA液用配管L14内の圧力、すなわち、スプレーガン5の吐出圧力は、ポンプ31,41により一定(4から6MPa)となるように制御されている。B液用配管L13及びA液用配管L14内の圧力は、ポンプの駆動により、B液用配管L13及びA液用配管L14内をB液及びA液が脈動するため、圧力が変動するが、ポンプの停止時には、5MPa程度となるように構成されている。すなわち、ポンプ31,41は、油圧などの圧力調整機構50により一定圧力で常時B液及びA液をポリオール成分貯蔵容器30とポリイソシアネート成分貯蔵容器40から給送するように構成されており、例えば、スプレーガン5を操作して、B液用配管L13及びA液用配管L14内の液が消費された場合、B液用配管L13及びA液用配管L14内の吐出圧力が低下するため、ポンプが駆動して吐出圧力を一定に調整する。
上記の通り、第2配管L12内の内部圧力は、開閉弁26による液化二酸化炭素の給送及びニードルバルブ27の開放度を調整することによって、第2配管L12への流量が少なくなる結果、第2圧力(吐出圧力と略同じ)に減圧されている。よって、第2配管L12、B液用配管L13及びA液用配管L14内の第2圧力系は、ポンプ31,41の動作によってA液及びB液の圧力を調整するとともに、開閉弁26による開閉の切り換え及びニードルバルブ27によって第1配管L11内の第1圧力系から供給される液化二酸化炭素の流量が調整され、液化二酸化炭素の圧力が調整される結果、第2圧力系の圧力をほぼ均一にすることができる。
具体的には、ポンプ31,41の動作と開閉弁26の開閉の切り換えを連動させることにより、この液化二酸化炭素の流量の調整を自動化させることができ、本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置では、制御部10によってこの調整を自動化する構成をとる。制御部10の動作についての詳細は後述する。
なお、ポンプの脈動により、B液用配管L13及びA液用配管L14内の圧力、すなわち、スプレーガン5の吐出圧力が一時的に第2配管L12内圧力よりも高くなる場合があり得るが、その場合のB液及び/又はA液の第2配管L12内への逆流は逆止弁29により防止される。
なお、流量調整機構15は、図2,図3に示すような変形例として構成することもできる。図2に示す例はニードルバルブのみで流量調整機構を構成するものであり、制御部10は、ニードルバルブの開放度を調整する。すなわち、外気温などの運転条件に加え、B液用配管L13及びA液用配管L14の圧力に応じて動作するポンプ31,41の動作及び第2配管L12内の圧力の情報などに基づいて、ニードルバルブ27の開放度を調整する。このとき、ニードルバルブ27は、第1配管L11から第2配管L12間の液化二酸化炭素の流動を完全に停止できるような開閉機構を備えているものであることが好ましい。すなわち、ニードルバルブ27を最も絞った状態で、液化二酸化炭素の供給を停止できない場合は、装置をスタンバイ状態で放置することにより、第2配管L12内へ液化二酸化炭素の供給が連続して行われることになる。その結果、第2配管L12内圧力が高くなりすぎ、ポリウレタンフォームを発泡させるには過剰な二酸化炭素が吐出装置2へ供給され、適正なポリウレタンフォームの製造を行うことが困難となる。
また、図3に示す変形例は、制御装置10が開閉弁26の開閉に加え、ニードルバルブ27の開放度も調整する例である。上記のように、図1の例との相違は、ニードルバルブ27の開放度は、外気温などの運転条件に応じて手動で設定することとなっているのに対し、図3の変形例では、この開放度を制御装置10からの制御により自動化することである。
次に、本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置の動作について説明する。まず、本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置を用いてポリウレタンフォームを製造する前に、行う準備手順について説明する。
本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置は、まず、原料である液化二酸化炭素容器20,ポリオール成分貯蔵容器30、ポリイソシアネート成分貯蔵容器40を接続した後、配管L13,L14内にそれぞれB液及びA液を充填させる。
次いで、液化二酸化炭素を1次配管L11内に充填させる。この動作は、開閉弁26を閉じた状態で、液化二酸化炭素を1次配管L11内に給送するが、1次配管には、空気などが存在しているため、一端を開放しなければ、液化二酸化炭素を充填することができない。よって、本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置1は1次配管にブローバルブ24を設け、1次配管L11内に液化二酸化炭素を充填することとしている。このため、ブローバルブ24が設けられる位置は、1次配管L11の開閉弁26の上流側近傍であることが好ましい。
その後、加熱部材21によって液化二酸化炭素容器20を加熱し、1次配管L11内の圧力を上記7から8MPaに調整する。なお、加熱部材21の温度制御は、たとえば、第1圧力計25の出力値に基づいて、所定の第1圧力を維持するようにコンピュータ制御するように構成してもよい。
その後、開閉弁26とニードルバルブ27を開放して2次配管L12内に液化二酸化炭素を充填し、さらに、ニードルバルブ27の開放度を調整する。2次配管内の圧力は、液化二酸化炭素の流量減少により自然に圧力が低下し、B液用配管L13及びA液用配管L14内の圧力(4から6MPa)とほぼ均衡する。ニードルバルブ27の開放度は、例えば、ポリウレタンフォーム製造装置を使用する気温などにより調整すればよく、例えば、低温のときは液化二酸化炭素の流量を多くし、高温のときは流量を少なくするように調整することができる。2次配管内の圧力が所定圧に設定されると、開閉弁26を閉じる。
なお、上記の通り1次圧力を7から8MPaに調整しているのは、二酸化炭素の相状態に基づいている。すなわち、二酸化炭素は、図5に示すような状態図を持ち、臨界点(7.382MPa(abs)、31.1℃)を有する。よって、この臨界圧力付近の高圧を維持している限り、二酸化炭素が気体となることがない。よって、1次圧力を7から8MPaとすることにより、1次配管L11内での温度が20℃程度であれば、液体の状態を保つことができる。
また、一般に、吐出装置の吐出圧力は、4から7MPa、好ましくは5から6MPa程度必要といわれており、2次圧力は、これよりも低く設定すると、B液用供給管に液化二酸化炭素を供給することができない。なお、ニードルバルブ27を通過して、A液及び/B液に供給される流量の測量が終了した後は、二酸化炭素が気化したとしても、ポリウレタンフォーム製造において特に大きな問題が生じることがない。
上記準備工程が終了すると、ポリウレタンフォーム製造装置によりポリウレタンフォームの製造を行う。ポリウレタンフォーム製造の工程は、図6に示す手順によって行われる。具体的には、スプレーガン5を操作し、スプレーガン5からA液及びB液の混合液を吐出する。スプレーガン5からの吐出により、A液用配管L14及びB液用配管L13内のA液及びB液及び2次配管L12内の液化二酸化炭素が消費され、これらの配管内すなわち、吐出圧力が低下する。吐出圧力が設定圧力(5MPa)よりも低くなる(#10)と、ポンプ31,41が駆動し(#11)、A液及びB液をA液用配管L14及びB液用配管L13内に給送する。また、ポンプ31,41には、スイッチが設けられており、ポンプが動作すると、制御部に信号が送られて、開閉弁26の開閉切り換えを行い(#21)、2次配管L12内に液化二酸化炭素が送り込まれる。このとき、ニードルバルブ27によって液化二酸化炭素の流量が少なくなり、2次配管L12内が2次圧力に調整される(#22)。
ポンプ31,41の動作により、吐出圧力が所定の圧力になると(#12)、ポンプの動作が停止する(#13)。すると、制御部10は、ポンプが停止したことを検知し、開閉弁26を閉じる(#23)ように制御する。
このように、A液及びB液の供給動作に応じて、開閉弁26の開閉の切り換えを行うことにより、より高圧の1次圧力系から液化二酸化炭素が2次圧力系に給送される。また、ニードルバルブ27は、液化二酸化炭素の流量を調整して2次圧力系での圧力を低下させる、すなわち、流量調整機構15は、1次圧力系と2次圧力系の隔壁としての役割を有するとともに、制御部10からの制御によって適正な二酸化炭素の供給量の設定を行う機能を有する。
以上説明したように、本実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置によれば、二酸化炭素容器を加熱して、第1圧力をスプレーガン5の吐出圧力に比べて高圧に設定するとともに、流量を調整することによって、自然に2次圧力にまで低下させた状態で、2次圧力系を吐出装置に連通させることにより、液化二酸化炭素の給送をポンプを用いることなく行うことができる。したがって、ポンプの使用に伴う、二酸化炭素の気化を防止することができる。さらに、第1圧力を5から8MPa、好ましくは7から8MPaと臨界圧の近傍に設定することにより、二酸化炭素容器を冷却することなく二酸化炭素の気化を防止して給送することができる。
なお、図3に示すように、流量調整機構15の具体的構成として、1つの開閉弁26とニードルバルブ27を組み合わせて構成した場合は、制御部10からの制御信号を受けて、開閉弁26の開閉と、ニードルバルブ27の開放度の双方を制御する。
このように開閉弁26とニードルバルブ27を組み合わせることにより、開閉弁26により容易に液化二酸化炭素の流通の切換を行うことができ、また、ニードルバルブ27により、例えば、周囲の温度に合わせた開放度の調整を自動的に行うことができる。したがって、より容易にかつ高精度に2次圧力系への液化二酸化炭素の供給を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
本発明の実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置の他の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態にかかるポリウレタンフォーム製造装置のさらに他の構成を模式的に示す図である。 液化二酸化炭素容器の構成を示す図である。 二酸化炭素の状態図である。 図1のポリウレタンフォーム製造装置を用いたポリウレタンフォームの製造工程を示す流れ図である。
符号の説明
1 ポリウレタンフォーム製造装置
2 吐出装置
3 加温機
4 ホースヒータ
5 プレーガン
10 制御部
20 液化二酸化炭素容器
21 加熱部材
22 コネクタ
23 フィルタ
24 ブローバルブ
25 第1圧力計
26 開閉弁
27 ニードルバルブ
28 第2圧力計
29 逆止弁
30 ポリオール成分貯蔵容器
31 B液用ポンプ
32,42 混合器
40 ポリイソシアネート成分貯蔵容器
41 A液用ポンプ
L11 第1配管
L12,L12a,L12b 第2配管
L13 B液用配管
L14 A液用配管

Claims (13)

  1. ポリイソシアネートを主成分とするA液と、ポリオールを主成分とするB液と、液化二酸化炭素容器から供給される発泡剤としての液化二酸化炭素とを混合してポリウレタンフォームを製造するに際し、それぞれ供給管を通して給送された前記A液及び/又はB液に前記液化二酸化炭素を混合し、前記A液及びB液を混合して所定の吐出圧力で吐出する吐出装置を備えたポリウレタンフォームの製造装置において、
    容器内が前記吐出圧力より高圧の第1圧力を有する前記液化二酸化炭素容器に始端側が接続され、前記液化二酸化炭素容器内の液化二酸化炭素を前記第1圧力を維持しつつ搬送する第1次配管と、
    終端が前記A液及びB液の少なくとも一方の前記供給管に接続され、内部が前記第1圧力より低圧の第2圧力で前記液化二酸化炭素を前記A液及びB液の少なくとも一方に給送する第2次配管と、
    前記第1次配管の終端側と前記第2次配管の始端側に接続され、前記第2次配管内が前記第2圧力を呈する流量となるように、前記第2次配管を流動する液化二酸化炭素の流量を調整する流量調整手段と、を備えることを特徴とする、ポリウレタンフォーム製造装置。
  2. 前記流量調整手段は、
    開閉が切り替えられる開閉弁と、
    吐出装置から吐出A液及びB液を吐出しないときは前記開閉弁を閉鎖する一方、前記吐出装置内に前記A液及びB液を前記吐出装置に供給する動作に連動して開閉弁を開放するように制御する弁制御手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  3. 前記流量調整手段は、前記第1次配管を流れる液化二酸化炭素が前記第2次配管に流れる流量を調整可能な絞り弁を備えることを特徴とする、請求項2に記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  4. 前記絞り弁は、前記弁制御手段により絞り度が制御されるニードルバルブで構成されていることを特徴とする、請求項3に記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  5. 前記開閉弁は、流量の調整が可能な絞り機構を備え、
    前記弁制御手段は、前記第2次配管内が前記第2圧力を呈する流量となるように、前記開閉弁の絞り量を制御することを特徴とする、請求項2に記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  6. 前記A液及びB液を前記吐出装置に供給する供給ポンプを備え、前記弁制御手段は、前記供給ポンプの動作に連動して前記開閉弁の制御を実行することを特徴とする、請求項2から5のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  7. 前記液化二酸化炭素容器内を前記吐出圧力より高圧の第1圧力まで加圧する加圧手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  8. 前記加圧手段は、前記液化二酸化炭素容器を加温する加温機であることを特徴とする、請求項7に記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  9. さらに、前記第1次配管の内部に前記液化二酸化炭素を充填させるためのブローバルブを備えていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  10. 前記第1圧力は5MPaから8MPaであり、前記第2圧力及び前記吐出圧力は4MPaから7MPaであることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  11. 前記吐出装置は、前記A液及びB液の少なくとも一方に前記液化二酸化炭素が混合されたのち、前記A液及びB液を加熱するヒータを備えることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載のポリウレタンフォーム製造装置。
  12. ポリイソシアネートを主成分とするA液と、ポリオールを主成分とするB液と、液化二酸化炭素容器から供給される発泡剤としての液化二酸化炭素とを混合してポリウレタンフォームを製造するに際し、前記液化二酸化炭素を前記A液及び/又はB液に混合して内部に貯留し、所定の吐出圧力で吐出する吐出装置を備えたポリウレタンフォームの製造装置を用いて、ポリウレタンフォームを製造する方法であって、
    内部が前記吐出圧力より高圧の第1圧力を有する前記液化二酸化炭素容器内の液化二酸化炭素を、一端側が前記液化二酸化炭素容器に接続された第1次配管内を通して前記第1圧力を維持しつつ搬送し、
    第1次配管から送り出される液化二酸化炭素の流量を調整して第2次配管内に供給し、前記第2次配管内の圧力が、前記第1圧力より低圧の第2圧力となるように前記液化二酸化炭素を搬送し、
    前記第2次配管内を搬送された前記液化二酸化炭素を前記第2圧力の状態で前記A液及び/又はB液の供給管に供給し、
    前記液化二酸化炭素と前記A液及び/又はB液が混合された状態で、前記吐出装置内で前記A液及びB液を混合して吐出し、前記液化二酸化炭素を気化させることによって発泡ポリウレタンフォームを製造することを特徴とする、ポリウレタンフォームの製造方法。
  13. さらに、前記液化二酸化炭素容器を加熱することによって前記液化二酸化炭素容器内を前記第1圧力まで加圧するステップを有することを特徴とする、請求項12に記載のポリウレタンフォームの製造方法。
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