JP2003081083A - プラットホームドア開閉制御装置 - Google Patents

プラットホームドア開閉制御装置

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JP2003081083A
JP2003081083A JP2001282037A JP2001282037A JP2003081083A JP 2003081083 A JP2003081083 A JP 2003081083A JP 2001282037 A JP2001282037 A JP 2001282037A JP 2001282037 A JP2001282037 A JP 2001282037A JP 2003081083 A JP2003081083 A JP 2003081083A
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Takamitsu Kawabata
川端  位光
Satoshi Soda
悟史 曾田
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永野  啓介
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラットホームの曲線部分に生じる隙間をな
くすようにしたプラットホームドア開閉制御装置を提供
する。 【解決手段】 プラットホーム10の軌道側に設けたプ
ラットホームドア20の開閉制御装置において、プラッ
トホーム端部上面に軌道側に張り出し可能な可動ステッ
プ28を設け、電車80の到着および出発に合わせてプ
ラットホームドア20の開閉動作と可動ステップ28の
張出し動作または収納動作とを連動させ、プラットホー
ムドア20の開動作時間または閉動作時間よりも、可動
ステップ28の張出動作時間または収納動作時間を短く
設定するとともに、可動ステップ28の閉動作タイミン
グをプラットホームドア20の閉動作タイミングより遅
れさせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下鉄等電車のプ
ラットホームにプラットホームドアが設けられている駅
において、乗客が乗降りする際、乗客がプラットホーム
と電車との間に転落することを防止するプラットホーム
ドア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道においては、人件費削減等の
見地よりワンマン運転化が推進されており、これに伴っ
てプラットホームにホームドアを設け、電車が停止した
時だけプラットホームドアの扉を開き列車に乗降りでき
るようにして乗客の安全を確保するプラットホームドア
設備が設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラッ
トホームはすべて直線とは限らず、部分的に曲線部分ま
たはすべてが曲線部分の方が多く、電車がプラットホー
ムに停車した場合、建築限界の制限により曲線部分の電
車とプラットホームとの間に直線部分のよりも大きな隙
間ができる。さらに、電車がプラットホームに在線して
いない時にはプラットホームドアの扉が閉っているた
め、プラットホームで待っている乗客からは電車とプラ
ットホームとの曲線部分の間隙を見ることは難しく、乗
客が乗降する際プラットホームから足を踏み外したり転
落するおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、プラットホームの曲線部における
プラットホームと電車との間に生じる極端に広い隙間を
限りなく詰めるために、プラットホーム端部上面に可動
ステップを設け、電車の床面とプラットホームとの段差
をできる限り平らにして乗客の乗降りを円滑にし、電車
の到着および出発に合わせてプラットホームドアと可動
ステップとを連動させる手段を備えたものである。
【0005】すなわち、本発明は、上記課題を解決する
ために、プラットホームの軌道側に設けたプラットホー
ムドアの開閉制御装置において、プラットホーム端部上
面に軌道側に張り出し可能な可動ステップを設け、電車
の到着および出発に合わせてプラットホームドアの開閉
動作と可動ステップの張出し動作または収納動作とを連
動させるようにした。
【0006】本発明は、上記プラットホームドア設備の
開閉制御装置において、プラットホームドアの開動作時
間または閉動作時間よりも、可動ステップの張出動作時
間または収納動作時間を短く設定した。
【0007】本発明は、上記プラットホームドア開閉制
御装置において、可動ステップの閉動作タイミングをプ
ラットホームドアの閉動作タイミングより遅れさせた。
【0008】本発明は、上記プラットホームドア開閉制
御装置において、予め、電車ドアの動作時間と、プラッ
トホームドアの動作時間と、運転台からの開指令または
開動作信号または閉指令受信後のプラットホームドアの
動作開始時間と、電車ドアの動作開始時間を設定し、プ
ラットホームドアの閉動作完了後に電車ドアの閉動作が
完了するようにそれぞれの動作タイミングを設定する。
【0009】本発明は、上記プラットホームドア開閉制
御装置において、可動ステップが建築限界の内側にある
ことを検出する手段を設け、電車がプラットホームに在
線していない状態で、可動ステップが建築限界内にある
ときに、電車の場内抑止を行い、電車のホームへの進入
を行わせないようにした。
【0010】本発明は、上記プラットホームドア開閉制
御装置において、運転台からの閉指令を受信した後、プ
ラットホームドアが閉状態にならない場合は、障害を知
らせる手段により異常を知らせ、電車への出発許可情報
を保留するようにした。
【0011】本発明は、上記プラットホームドア開閉制
御装置において、運転台からの閉指令を受信した後、可
動ステップが収納状態にならない場合は、障害を知らせ
る手段により異常を知らせ、電車への出発許可情報を保
留するようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるプラットホ
ームドア制御装置の実施の形態を図を用いて説明する。
【0013】図1を用いて、本発明のプラットホームド
ア制御装置が適用されるプラットホームドア設備の構成
および配置を説明する。プラットホームドア設備は、扉
22と戸袋24からなり中央に開口部26を形成するプ
ラットホームドア20と、軌道側のプラットホーム端上
部に設けた可動ステップ28と、プラットホームドア制
御装置30と、支障物センサ32と、駅係員操作盤34
と、乗務員操作盤36と、各プラットホームドア制御装
置を接続する回線38とを有して構成される。
【0014】プラットホームドア20は、プラットホー
ム10の軌道側に電車80の扉82位置に対応して設け
られる。
【0015】可動ステップ28には、可動ステップ28
が建築限界内に張出していることを検出し、その旨を通
知する手段が設けられている。
【0016】このようなプラットホームドア設備におい
ては、プラットホーム10の曲線部の軌道側のプラット
ホーム端上部に設けた可動ステップ28は、電車80が
定点域内に停車しているときにプラットホーム側から軌
道側へ張出して電車80との隙間を小さくし、その他の
ときには逆にプラットホーム側へ収納されるよう動作す
る。プラットホームドア20の左右の扉22は、従来と
同様に、開動作で左右の戸袋24に収納され、閉動作で
左右の戸袋24から開口部26の中央まで出てプラット
ホームと軌道との間を遮断する。
【0017】通常の運転では、定点域に停車した電車8
0の運転台82からの「開指令」信号、「閉指令」信号
は、回線38を介してプラットホームドア制御装置30
に伝送され、プラットホームドア20および可動ステッ
プ28が、電車ドア84の開閉に連動して動作する。必
要に応じて、乗務員操作盤36および駅係員操作盤34
からの開閉操作により、プラットホームドアおよび可動
ステップ28を動作させることも可能である。また、プ
ラットホームドア制御装置30から各々のプラットホー
ムドア20および可動ステップ28を個別に動作するこ
とも可能である。
【0018】図2を用いて、本発明のプラットホームド
ア制御装置によって制御されるプラットホームドア設備
における1開口部における乗客の乗降状況を説明する。
電車80がプラットホーム10の定点域に到着し、電車
80からの開指令により電車ドア84の開動作に連動し
てホームドア20の扉22が開動作し、可動ステップ2
8がプラットホーム10から電車80側に張出し、可動
背轍鮒28と電車80との間隙40を限りなく詰めてい
る。したがって、プラットホーム10の曲線部分で、電
車80とプラットホーム10との間に大きな隙間を生じ
る個所においても、乗客50が電車80に乗車する場
合、プラットホーム10から可動ステップ28を通り支
障なく乗車できる。
【0019】可動ステップ28は、プラットホーム端上
部に設けてありプラットホームドアに固定するため、電
車との段差は幾分解消されるので、車椅子利用者に対し
ても駅員の付添いが不要となる。
【0020】また、可動ステップ28は、プラットホー
ム端上部に設けてあるため、プラットホームドア設備の
施工費用が軽減される。
【0021】このようなプラットホームドア設備におけ
るドア開閉時の電車ドア84とプラットホームドア20
と可動ステップ28との連動動作のタイミングの態様
を、図3を用いて説明する。
【0022】時刻t1〜t2は、電車80がプラットホ
ーム10に進入してから定点域Aに停止するまでの時間
である。時刻t2〜t3は、乗務員が運転台82から発
した開指令COがプラットホームドア20に伝送され、
プラットホームドア20の扉が「閉状態→開状態」とな
り、同時に、可動ステップ28が「収納状態→張出状
態」となるまでの状態を示す。電車ドア84は、プラッ
トホームドア20が開動作信号CAを受信したタイミン
グで「閉状態→開状態」となる。
【0023】時刻t3〜t4は、乗客が乗降している状
態を示す。
【0024】時刻t4〜t5は、運転台から閉指令CC
がプラットホームドア20に伝送され、プラットホーム
ドア20の扉が「開状態→閉状態」となるまでの状態を
示す。電車ドア84は、閉指令CCにより「開状態→閉
状態」となる。時刻t5〜t6は、可動ステップ28が
「張出状態→収納状態」までの状態を示す。
【0025】時刻t6〜t7は、可動ステップ28が収
納状態となり、可動ステップ収納済信号CRが出力さ
れ、運転台に出発許可CSを伝送し、乗務員が電車を発
車させて定点域外に出るまでの状態を示す。
【0026】電車がプラットホームに進入し定点域Aに
入り、運転台からの開指令COを受信するとプラットホ
ームドア20はタイミングT1で開動作を開始しタイミ
ングT2で開状態となり、同時に可動ステップ28はタ
イミングT3で張出動作を開始しタイミングT4で張出
し状態となる。
【0027】予め、プラットホームドア20の開または
閉に要する動作時間を約2〜3秒(可変)に設定でき、
可動ステップ28の張出しまたは収納に要する動作時間
を約1秒(可変)に設定できるので、プラットホームド
ア20の動作時間が可動ステップ28の動作時間より大
きく設定でき、プラットホームドア20が乗客が通れる
状態まで開き始めた時に乗客がホーム側からすぐに電車
に乗ろうとしても、その時点では既に可動ステップ28
が張出されているので、乗客がプラットホームから転落
することはない。
【0028】また、乗客がプラットホーム側から可動ス
テップ28が動作している状態を見る時間は極めて少な
く、乗客へのストレスをほとんど与えない。
【0029】電車からの「開指令CO」によりプラット
ホームドア20と可動ステップ28が同時に開動作を開
始するので、電車到着から乗客が乗降り可能となるまで
の時間は扉開動作時間のみとなり、電車の運転間隔を短
縮できる。
【0030】電車ドア84は、運転台からの「開指令C
O」をプラットホームドア20が受信し、プラットホー
ムドア20が開動作に入った時点で電車側に開動作信号
(応答信号)CAを返信した後、タイミングT5で開動
作を開始しタイミングT6で開状態となる。
【0031】プラットホームドアの閉動作に関しては、
運転台から閉指令CCを伝送すると、プラットホームド
ア20は、タイミングT9で閉動作を開始しタイミング
T10で閉状態となって、開状態から閉状態となる。プ
ラットホームドア20が閉状態となったタイミングT1
0=T11で、可動ステップ28が収納動作を開始し、
タイミングT12で収納状態になり、張出状態から収納
状態となる。該当するプラットホームに設置されている
可動ステップ28がすべて収納状態となった時点で、運
転台へ出発許可CSを送信する。少なくとも1台の可動
ステップが収納状態でない場合は、プラットホームドア
制御装置30は、運転台へ出発許可CSを送信しない。
乗務員は、運転台で出発許可CSが受信されたことを確
認して電車が発車し定点域外に出る。
【0032】予め開動作の動作タイミングを、プラット
ホームドア20の動作開始タイミングよりも電車ドア8
4の動作開始タイミングを遅く設定することにより、電
車ドア84が遅れて開動作するので、電車ドア84が閉
状態S5から開動作を開始する時には、既にプラットホ
ームドア20は開動作を開始しており、電車から降りる
乗客は支障なくホームに移動できる。
【0033】また、閉動作の動作タイミングを、プラッ
トホームドア20の動作開始タイミングを電車ドア84
の動作開始タイミングより遅く設定することにより、プ
ラットホームドア20が遅れて閉動作するので、発車間
際に電車に乗ろうとした乗客が電車80とプラットホー
ムドア20との間に残ってしまう状態を最小限に抑える
ことができる。さらに、プラットホームドア20の閉動
作が完了した後に、電車ドア84の閉動作が完了するよ
うに閉動作完了のタイミングを設定することにより、電
車ドア84が遅れて閉動作完了となるので、発車間際に
電車に乗ろうとした乗客が電車80とプラットホームド
ア20との間に残ってしまう状態を最小限に抑えること
ができる。
【0034】本発明によれば、電車ドア84の動作時間
と、プラットホームドア20の動作時間と、運転台から
の開指令または開動作信号または閉指令受信後のプラッ
トホームドア20の動作開始時間と、電車ドアの動作開
始時間を任意に設定できるので、プラットホームドア2
0と電車ドア84の各動作タイミングをそれぞれ自由に
設定することができる。
【0035】図4を用いて、本発明において、電車が在
線していない状態から乗客が乗降するまでの間のプラッ
トホームドアと可動ステップとの連動した動作の流れを
説明する。電車80がプラットホーム10に在線してい
ない時に全ての可動ステップが収納状態にあるか否かを
監視する(S41)。少なくとも1台の可動ステップが収
納状態でない場合は、障害を知らせる手段を動作させて
障害発生を通知し(S48)、電車の場内抑止を行って
(SS49)、電車をプラットホームに進入させない。
該当ホームの可動ステップの全てが収納状態であるとき
には、電車の場内抑止を解除する(S42)。電車がプ
ラットホームに到着し、運転台からの開指令を受信する
と(S43)、プラットホームドア20を開動作させて
(S44)、開状態とする(S45)。プラットホーム
ドア20の開動作に並行して可動ステップ28を張出動
作させて(S46)、張出状態とする(S47)。
【0036】このように、可動ステップ28は、乗客が
乗降する時のみ張出し、建築限界を侵し車両限界まで張
出すので、可動ステップが全て収納状態であることを条
件に電車のプラットホームへの進入を許容することで、
走行中の電車が可動ステップに接触することを防ぐこと
ができる。
【0037】図5を用いて、本発明において、乗客の乗
降終了から電車が出発するまでのプラットホームドアと
可動ステップとの連動した動作の流れを説明する。出発
時刻で、運転台からの閉指令を受信すると(S51)、
プラットホームドア20が閉動作を開始する(S5
2)。プラットホームドア20が全て閉状態となったか
否かを判断し(S53)、プラットホームドア20が閉
状態にならない場合は、障害発生を通知し(S58)、
全てのプラットホームドアが閉状態となったかを監視す
る(S53)。
【0038】プラットホームドア20が全て閉状態とな
った時点で可動ステップ28の収納動作を開始する(S
54)。
【0039】可動ステップ28が収納状態となると、全
ての可動ステップ28が収納状態になったか否かを判定
する(S56)。可動ステップ28のうち1台でも収納
状態となっていない場合は、障害発生を通知し(S5
9)、全ての可動ステップ28が収納状態となるまで電
車の出発許可を保留する。
【0040】全ての可動ステップ28が収納状態である
ときには、電車への出発許可信号を送信して(S5
7)、発車時の処理を終了する。
【0041】これにより、発車時におけるプラットホー
ムドアが開いたままでの電車の発車を防ぐとともに、電
車と可動ステップとの接触を防ぐことができる。
【0042】電車からの「閉指令CC」を受信した時に
プラットホームドア20と可動ステップ28とが同時に
動作すると、乗客がプラットホームドアと電車との間に
いた場合、乗客の足をすくってしまい乗客が転倒する可
能性があるため、プラットホームドアが開状態から閉動
作を開始し閉状態となった後、可動ステップが張出状態
から収納動作を開始し収納状態となるように順に動作す
ることにより、乗客が安全に乗降できる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
車からの「開」指令を受信した時、プラットホームドア
が開くと同時に可動ステップが張出すが、扉が開動作完
了する時間よりも可動ステップが張出すまでの時間が短
く設定できるため、乗客がホーム側からすぐに電車に乗
ろうとしてもその時点では既に可動ステップが張出され
ているのでプラットホームから転落または、挟まれるこ
とはない。
【0044】また、乗客が可動ステップが動作している
状態を見るタイミングは極めて少なく、乗客へのストレ
スをほとんど与えない。
【0045】電車からの「開指令CO」によりプラット
ホームドア20と可動ステップ28が同時に動作するの
で、電車到着から乗客が乗降り可能となるまでの時間が
扉開動作時間のみとなり、電車の運転間隔を短縮でき
る。
【0046】可動ステップ28は、乗客が乗降中は建築
限界を侵し、車両限界まで張出すが、可動ステップが収
納状態であることを条件として電車のプラットホーム進
入、出発させるので、走行中の電車と可動ステップとの
接触を防止できる。
【0047】可動ステップ28は、プラットホーム端上
部に設けてありプラットホームドアに固定されるので、
電車との段差は幾分解消され、車椅子利用者に対しても
駅員の付添いが不要となる。
【0048】可動ステップ28は、プラットホーム上に
置きプラットホームドアに固定するので、プラットホー
ムの施工費用が軽減できる。
【0049】本発明によれば、電車からの「閉指令C
C」を受信した時に、プラットホームドアが開状態から
閉動作を開始し閉状態となった後、可動ステップが張出
状態から収納動作を開始し収納状態となるように順に動
作することにより乗客が転倒することなく安全に乗降で
きる。
【0050】本発明によれば、プラットホームドア20
の動作開始タイミングと、電車ドアの動作開始のタイミ
ングを可変とすることにより、乗客が安全に乗降でき
る。特に、出発間際で乗客が電車とプラットホームドア
との間に残ってしまう状態を最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラットホームドア開閉制御装置の配
置および動作を説明するブロック図。
【図2】本発明のプラットホームドア開閉制御装置の1
開口部における乗客の乗降状態を説明する図。
【図3】本発明のプラットホームドア開閉制御装置にお
けるプラットホームドアと可動ステップとの連動のタイ
ミングを説明するタイミングチャート。
【図4】本発明のプラットホームドア開閉制御装置にお
いて、電車が在線していない状態から乗客が乗降するま
での間のプラットホームドアと可動ステップとの連動処
理を説明するフローチャート。
【図5】本発明のプラットホームドア開閉制御装置にお
いて、乗客の乗降終了から電車が出発するまでのプラッ
トホームドアと可動ステップとの連動処理を説明するフ
ローチャート。
【符号の説明】
10 プラットホーム 20 プラットホームドア 22 扉 24 戸袋 26 開口部 28 可動ステップ 30 プラットホームドア制御装置 32 駅係員操作盤 34 支障物センサ 36 乗務員操作盤 38 回線 40 隙間 50 乗客 80 電車 82 運転台 84 電車ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 啓介 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームの軌道側に設けたプラッ
    トホームドアの開閉制御装置において、プラットホーム
    端部上面に軌道側に張り出し可能な可動ステップを設
    け、電車の到着および出発に合わせてプラットホームド
    アの開閉動作と可動ステップの張出し動作または収納動
    作とを連動させることを特徴とするプラットホームドア
    設備の開閉制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラットホームドア設
    備の開閉制御装置において、プラットホームドアの開動
    作時間または閉動作時間よりも、可動ステップの張出動
    作時間または収納動作時間を短く設定することを特徴と
    するプラットホームドア開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプラットホームドア開
    閉制御装置において、可動ステップの閉動作タイミング
    をプラットホームドアの閉動作タイミングより遅れさせ
    たことを特徴とするプラットホームドア開閉制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプラットホームドア開
    閉制御装置において、予め、電車ドアの動作時間と、プ
    ラットホームドアの動作時間と、運転台からの開指令ま
    たは開動作信号または閉指令受信後のプラットホームド
    アの動作開始時間と、電車ドアの動作開始時間を設定
    し、プラットホームドアの閉動作完了後に電車ドアの閉
    動作が完了するようにそれぞれの動作タイミングを設定
    することを特徴とするプラットホームドア開閉制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプラットホームドア開
    閉制御装置において、可動ステップが建築限界の内側に
    あることを検出する手段を設け、電車がプラットホーム
    に在線していない状態で、可動ステップが建築限界内に
    あるときに、電車の場内抑止を行い、電車のホームへの
    進入を行わせないことを特徴とするプラットホームドア
    開閉制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のプラットホームドア開
    閉制御装置において、運転台からの閉指令を受信した
    後、プラットホームドアが閉状態にならない場合は、障
    害を知らせる手段により異常を知らせ、電車への出発許
    可情報を保留することを特徴とするプラットホームドア
    開閉制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のプラットホームドア開
    閉制御装置において、運転台からの閉指令を受信した
    後、可動ステップが収納状態にならない場合は、障害を
    知らせる手段により異常を知らせ、電車への出発許可情
    報を保留することを特徴とするプラットホームドア開閉
    制御装置。
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