JP2003080904A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を達成しながら、操縦安定性、乗り心
地及び耐久性がバランスよく向上した空気入りラジアル
タイヤを提供。 【解決手段】 ラジアル構造のカーカス1のクラウン部
に巻装されるベルト2を形成するベルトプライが、断面
小判形で短軸方向に屈曲する波形に型付けした縦波ワイ
ヤ7と長軸方向に屈曲する波形に型付けした横波ワイヤ
8を配列して形成されたワイヤ層9に被覆ゴム10を被
覆してなる空気入りラジアルタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量化を図りなが
ら操縦安定性、乗り心地、耐久性をバランスよく高めた
空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来技術】空気入りラジアルタイヤは、ラジアル方向
に配列したカーカスコードで補強されたカーカスが径方
向に膨出しないように、高弾性率の線状補強材をタイヤ
周方向に対し斜めに配列してなる線状補強材層の両面に
ゴム被覆したベルトプライの複数枚をコードの傾斜方向
が交互に反対向きになるようにして積層したベルトをカ
ーカスとトレッドの間に備えている。
【0003】線状補強材層として、細いスチールフイラ
メントの複数本を撚り合わせたスチールコードが古くか
ら広く使用されている。近年、社会問題になっている自
動車の二酸化炭素排出量を減じるため、自動車の部品で
あるタイヤに軽量化が要請されている。それを実現する
ため、マルチフイラメントのスチールコードをモノフイ
ラメントのワイヤに代えてスチールの使用量を減じ、同
時にベルトプライを薄肉化して軽量化する方法が提案さ
れた。モノフイラメントのワイヤはスチールコードより
曲げ剛性が高く、強度の撚り減りがないのでベルトの剛
性と強度を維持しつつスチールの使用量を少なくするこ
とができ、併せてスチール径を小さくして被覆ゴムの薄
肉化も行えるので効果的に軽量化を図ることができ、し
かも撚り工程が不要のため製造コストが安くなる利点も
ある。
【0004】伸線したままの断面が円形のワイヤは、伸
びが少なく柔軟性に劣るため、タイヤに組み込んで走行
中にコード折れが生じやすく、耐久性に問題があった。
しかも曲げ剛性が高く、エンベロープ効果が小さくなる
ため乗り心地が低下し、広く実用化するに至らなかっ
た。これら問題点解決のため、断面円形モノフイラメン
トを偏平にして断面の長軸方向と短軸方向のそれぞれに
波状の凹凸を繰り返す型付けを非螺旋に施した形付けワ
イヤをベルト幅方向に長軸を揃えて配列したベルトを備
えたタイヤが提案された(特開2001−30705号
公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】断面の長軸方向と短軸
方向のそれぞれに波状の凹凸を繰り返す型付けを非螺旋
に施した形付けワイヤは、応力が作用したとき波状凹凸
の山部及び谷部が変形してピッチが容易に変わるので伸
びやすくなり、該ワイヤでベルトを形成したタイヤは、
非型付けワイヤでベルトが形成されたタイヤより耐久性
がよくなる。しかし、上記型付けワイヤは、断面の短軸
方向にも長軸方向にも容易に変形する波状凹凸の山部及
び谷部を有するので、縦方向にも横方向にも曲がりやす
くなり、これを用いたベルトはエンベロープ効果と関係
するタイヤ径方向の剛性、所謂面外剛性が小さくなって
乗り心地はよくなるが、操縦安定性と関係するベルト幅
方向の剛性、所謂面内剛性が低くなるために操縦安定性
が低下し、タイヤに組み込まれて走行中タイヤの回転に
伴ってベルトが径方向に繰り返し屈曲するとき、波状凹
凸の谷部と山部に曲げ応力が集中してワイヤ切れが発生
しやすく、ワイヤ切れが耐久性低下につながり、改良の
余地が残されている。また、長軸方向と短軸方向の両方
向に波状凹凸型付けを施すに当たって、一方の方向に型
付けして他方の方向に型付けをする際、ワイヤが捩れて
螺旋状の型付けになりやすく、型付けを非螺旋にしてゴ
ム剥離防止などの所期の目的を達成することが困難であ
った。
【0006】本発明は、波形に型付けした波付けワイヤ
をベルトプライに用いることを基本にして、軽量化を達
成しながら、操縦安定性、乗り心地及び耐久性がバラン
スよく向上した空気入りラジアルタイヤを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】円形断面のワイヤを押し
つぶして断面を小判形にし、小判形断面の長軸方向また
は短軸方向のいずれか一方のみに屈曲する波形に型付け
して、型付けの振幅とピッチを調整して伸びが従来のマ
ルチフイラメントのスチールコードとほぼ同じになるよ
うにすれば、型付の振り方向の曲げ剛性が低く、直角方
向の剛性が高くなって剛性に異方性が生じ、伸びと関係
する柔軟性は従来のスチールコードとほぼ同じになる。
長軸方向に屈曲する波形に型付けした横波付けワイヤと
短軸方向に屈曲する波形に型付けした縦波ワイヤとを個
別に作製し、これらの縦波ワイヤと横波ワイヤを断面の
長軸がカーカスの外面に平行になるようにして交互に配
列してベルトプライを形成すれば、縦波ワイヤは、長軸
方向の剛性が高いので操縦安定性と関係するベルト面内
の剛性を高くし、短軸方向に曲がりやすいので乗り心地
と関係するベルト面外の剛性を低くする。一方、横波ワ
イヤは、長軸方向に波が振っているので形状的には曲が
りやすいが、長軸方向は厚いので厚みの効果で剛性が大
きく維持でき、短軸方向は屈曲していないが薄いので剛
性が低くなっており、乗心地と関係するエンベロープ効
果への影響は小さい。縦波ワイヤと横波ワイヤを交互
に、または縦波ワイヤの複数本を配列した群と横波ワイ
ヤの複数本を配列した群とを交互に、または縦波ワイヤ
と横波ワイヤのいずれか一方の複数本を並列した群と他
方の1本とを交互に配列することにより、タイヤ使用中
の回転に伴う接地毎の径方向の変形によって発生する応
力が集中してベルト折れにつながる径方向に振る屈曲、
言い換えれば縦波の数が縦波と横波を合わせ持つ波形ワ
イヤの場合より少なくなるので耐久性が改良される。上
記したように、縦波ワイヤと横波ワイヤを配列すること
により、操縦安定性と乗り心地と耐久性をバランスよく
向上させることができる。
【0008】本発明は、多数の線状補強材がタイヤ周方
向に対し傾斜して配列した層にゴム被覆したベルトプラ
イの複数層が線状補強材の傾きを交互反対向きにして積
層したベルトをラジアル構造のカーカスとトレッドの間
に配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルトプ
ライの少なくとも1層が、線状補強材として断面が小判
形で断面の短軸方向に屈曲する波形に型付けした縦波ワ
イヤと長軸方向に屈曲する波形に型付けした横波ワイヤ
を用い、両者を配列して形成されたワイヤ層の両面を被
覆ゴムで被覆してなる空気入りラジアルタイヤである。
縦波ワイヤと横波ワイヤの交互配列が面内剛性と面外剛
性のバランスがよいので好ましい。破断伸びが小さいと
面外剛性が大きくなって乗り心地に劣り、大きくなると
面内剛性が小さくなって操縦安定性が低下するので、型
付けの振幅とピッチを調整して従来のスチールコードと
ほぼ同じの3±0.4%にされるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の好ましい形
態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の空気
入りラジアルタイヤ(以下、空気入りラジアルタイヤを
単にタイヤという)の右半分の断面図、図2は断面の短
軸方向に屈曲する波形に型付けした縦波ワイヤの概略を
示す説明図、図3は断面の長軸方向に屈曲する波形に型
付けした横波ワイヤの概略を示す説明図、図4はベルト
の拡大部分断面図である。図1において、符号1はカー
カス、2はベルト、3はトレッドである。図1に示すよ
うに、本発明のタイヤは、タイヤ周方向に対し70゜〜
90゜の角度で配列して両端をビードコア5に係止した
カーカスコード4で補強されたカーカス1と、2枚のベ
ルトプライ2a、2bが積層されてカーカス1のクラウ
ン部外面に巻装されたベルト2と、ベルト2を覆うトレ
ッド3とカーカス1のサイド部を覆うサイドウオールゴ
ム6を備える。
【0010】ベルトプライ2a、2bは、それぞれ、図
2の断面図(a)に示す断面が小判形の偏平ワイヤを側
面図(b)に示すように断面の短軸方向Zに屈曲する波
形に型付けした縦波ワイヤ7と図3の断面図(a)に示
す断面が小判形の偏平ワイヤを平面図(c)に示すよう
に断面の長軸方向Xに屈曲する波形に型付けした横波ワ
イヤ8の多数を図4に示すように交互に配列して形成さ
れたワイヤ層9に被覆ゴム10が被覆されて形成され
る。縦波ワイヤ7及び横波ワイヤ8は、長軸径(幅)w
が0.37〜0.50mm、短軸径(高さ)hが0.32
〜0.43mmであって、波形のピッチpと振幅sを調整
して破断伸が3±0.4%にされる。縦波ワイヤ7と横
波ワイヤ8が、タイヤ周方向に対し10゜〜40゜傾斜
したコード角で長軸をカーカス1の外面に平行するよう
に交互に配列してなるワイヤ層9に被覆ゴム10を被覆
した2枚のベルトプライ2a、2bは、ワイヤの傾斜方
向が相互反対向きになるように重合されてベルト2を形
成する。なお、本発明に係るタイヤのベルトプライに於
ける縦波ワイヤと横波ワイヤの配列は、図4に例示した
縦波ワイヤと横波ワイヤの交互配列に限定されるもので
はなく、発明の趣旨を逸脱しない限り、他のいかなる配
列であっても差支えない。
【0011】
【実施例】短軸径が0.37mm、長軸径が0.43mmの
断面小判形ワイヤに短軸方向に屈曲する第1表に示す振
幅とピッチの波形に型付けされた第1表に示す破断伸と
強力を有する縦波ワイヤと、縦波ワイヤと断面が同形の
ワイヤに長軸方向に屈曲する第1表に示す振幅とピッチ
の波形に型付けされた第1表に示す破断伸と強力を有す
る横波ワイヤとを長軸を対向させながらベルト長手方向
に対するコード角を20゜、5cm当たりの打ち込数を3
8本にして交互に配列したワイヤ層にゴム被覆してベル
トプライを試作した。試作ベルトプライの2枚をコード
角の傾斜方向が相互反対向きになるように重合して作製
したベルトを用いてタイヤサイズ135/80R13ラ
ジアルタイヤを試作した。上記試作タイヤの他に、ワイ
ヤの型付けされた波形のピッチと振幅、破断伸、強力お
よびプライのワイヤ配列を第1表の比較例1〜4に示す
条件にした以外は実施例と同じ条件にした比較例タイヤ
を作製した。試作タイヤ及び比較例タイヤについて、下
記に示す方法で操縦安定性、乗心地、ワイヤ折れ性を評
価した。結果を第1表に示した。
【0012】
【表1】
【0013】評価方法 操縦安定性:乗用車に被試験タイヤを装着してタイヤテ
ストコースのドライアスファルト路を走行しながら、運
転者がハンドル応答性、剛性感、グリップ性などに注意
して官能評価を行い、10点法で評点した。点数が高い
ほど操縦安定性に優れる。 乗心地性:乗用車に被試験タイヤを装着してタイヤテス
トコースのアスファルト舗装段差路、砂利道路を走行し
ながら、運転者がゴツゴツ感、突き上げダンピングなど
に注意して官能評価を行い、10点法で評点した。点数
が高いほど乗り心地が優れる。 ベルト折れ性:乗用車に被試験タイヤを装着して8の字
旋回テストを1000サイクル行った後、タイヤを取り
外してベルト部のX線撮影を行ってベルトワイヤの破断
箇所を数え、比較例1を100とした指数で表した。指
数が大きいほどベルト折れ性に劣る。
【0014】ベルトプライを縦波ワイヤのみ配列して形
成した比較例1と比較して、縦波ワイヤと横波ワイヤを
交互に配列した実施例は、乗り心地とワイヤ折れ性が優
れ、操縦安定性は同等である。横波ワイヤのみを配列し
た比較例2は、面内剛性が低いので乗り心地とワイヤ折
れ性は優れているが、操縦安定性が悪い。剛性が高くて
破断伸びがともに2.6%より小さい縦波ワイヤと横波
ワイヤを交互に配列した比較例3は、操縦安定性はよい
が、ワイヤ折れ性が悪い。破断伸びが3.4%より大き
い縦波ワイヤと横波ワイヤを交互に配列した比較例4
は、乗り心地とワイヤ折れ性はよいが、操縦安定性が悪
い。
【0015】
【発明の効果】断面が小判形の偏平ワイヤに断面の短径
方向に屈曲する波形を型付けした縦波ワイヤと長径方向
に屈曲する波形を型付けした横波ワイヤを配列してベル
トプライを形成することにより、軽量化を図りながら操
縦安定性、乗心地、耐久性をバランスよく向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の空気入りラジアルタイヤの
右半分の断面図である。
【図2】 図2は、断面の短軸方向に屈曲する波形に型
付けした縦波ワイヤの概略を示し、(a)は断面図、
(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図3】 図3は、断面の長軸方向に屈曲する波形に型
付けした横波ワイヤの概略を示し、(a)は断面図、
(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図4】 図4は、ベルトの拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 カーカス 2 ベルト 2a ベルトプライ 2b ベルトプライ 3 トレッド 4 カーカスプライ 5 ビードコア 6 サイドウォールゴム 7 縦波ワイヤ 8 横波ワイヤ 9 ワイヤ層 10 被覆ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の線状補強材がタイヤ周方向に対し
    傾斜して配列した層にゴム被覆したベルトプライの複数
    層が線状補強材の傾きを交互反対向きにして積層したベ
    ルトをラジアル構造のカーカスのクラウン部外面に巻装
    し、その外面をトレッドで覆った空気入りラジアルタイ
    ヤにおいて、ベルトプライの少なくとも1層が、断面が
    小判形であって断面の短軸方向に屈曲する波形に型付け
    した縦波ワイヤと長軸方向に屈曲する波形に型付けした
    横波ワイヤよりなる線状補強材を配列して形成されたワ
    イヤ層を被覆ゴムで被覆してなることを特徴とする空気
    入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 ベルトプライが縦波ワイヤと横波ワイヤ
    を交互に配列して被覆ゴムで被覆してなる請求項1記載
    の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 波形に型付けした縦波ワイヤ及び横波ワ
    イヤの破断伸びが3±0.4%である請求項1又は2記
    載の空気入りラジアルタイヤ。
JP2001278972A 2001-09-14 2001-09-14 空気入りラジアルタイヤ Withdrawn JP2003080904A (ja)

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