JP2595355Y2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2595355Y2
JP2595355Y2 JP1992045607U JP4560792U JP2595355Y2 JP 2595355 Y2 JP2595355 Y2 JP 2595355Y2 JP 1992045607 U JP1992045607 U JP 1992045607U JP 4560792 U JP4560792 U JP 4560792U JP 2595355 Y2 JP2595355 Y2 JP 2595355Y2
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    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
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    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/02Carcasses
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    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/2003Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
    • B60C9/2006Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords consisting of steel cord plies only

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は1990年3月21日お
よび1991年3月21日米国の同時係属出願第07/
496,759号および第PCT/US91/0190
6号の一部継続出願である。譲受人の1990年10月
2日に発行された米国特許第4960473号には、強
度および柔軟性を高めたゴム製品の補強ワイヤ/フィラ
メント用鋼合金および製造工程が開示されており、参照
してここに組み入れられている。
【0002】本考案は車輛タイヤ用コード補強プライに
関する。
【0003】特に本考案は、タイヤカーカスもしくはベ
ルトに関し、多層ベルトの少くとも一層内にコードがあ
りそれはタイヤの回転方向に対してバイアスされ、か
つ、カーカスに対しては層内のコードはバイアスもしく
はラジアルとすることができる。より詳細には、本考案
はベルトおよび/もしくはカーカス内に超高張力補強材
を有するオフロード用大型タイヤに関する。
【0004】
【従来の技術】多フィラメントを互いに撚合することな
く全体を束にして撚合して(束コード)、コード構造を
簡単にする多フィラメント単ストランドコードが使用さ
れている。タイヤ構造の疲労寿命に対する要求が高くな
って、フィラメント径の小さいコードが使用されるよう
になり所要強度を得るのにより多くのフィラメントを必
要とするようになった。
【0005】前記束コードは強度が充分でないため、オ
フロードタイヤ等の大型タイヤには一般的に使用されな
い。乗用車タイヤに使用される譲受人の2Xコード等の
高抗張力フィラメントが出現した後でも、前記大型タイ
ヤには0.22mm径の7本のフィラメントから成る7
本のストランドにより構成される7X7X.22コード
等の通常抗張力タイヤコードフィラメントの標準コード
が継続的に使用された。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記鋼合金およびフィ
ラメントが開発された後でも克服されるべき問題点があ
った。高強度鋼合金によりコード係数が変化し、コード
とゴムの接着が適切な場合3つの要因に依存する。タイ
ヤベルト総荷重のパラメータを調整する可能性が生じ
た。要因とはコード係数、インチ当りコード端数で表わ
されることが多いコード体積対ゴム体積比、およびコー
ド補強材の角度である。コード補強材の角度がタイヤの
回転方向へ近づくと、横方向の補強材からのサポートは
ゼロへ向う。前記した他の2つのコード関連要因が増大
すると、一般的にベルト重量が増大する。重量増加はコ
スト増大およびタイヤの転がり抵抗の増大を意味する。
低係数の軽量コードでは問題は解決されず、それは軽量
ではあるがコード係数も低くコード対ゴム体積比を増大
させて相殺しなければならないためである。コード体積
の増加は、コードの物理的サイズおよびコード間に侵入
して接着を良くするゴムの能力を支配するコード間間隔
により制限される。
【0007】その対抗策は、横方向の補強におけるコー
ド体積対ゴム体積比に悪影響を及ぼすことなく新しいコ
ード係数を利用できるコード構造を決定することであっ
た。
【0008】相当の研究、努力、テストおよび時間をか
けて、タイヤのコードサイズをほぼ縮小したオフロード
タイヤ用コードが考案された。コードサイズを縮小する
と重量低減も期待できそうだが、フィラメントサイズを
増大する場合には必ずしもそうはならない。このような
状況下で、ベルトおよびカーカスプライ内のインチ当り
端末(EPI)を変えることによりこれらのタイヤにコ
ードを使用することができた。本考案の他の利点とし
て、ゴム厚さの量の低減だけではなく、ベルト内のコー
ド層間のコードゴム皮覆厚さの低減、および補強材の重
量低減による重量低減が含まれる。また、本考案のタイ
ヤのコストも低減される。
【0009】本考案の目的は、高抗張力フィラメントで
あっても従来使用不能であったより強いフィラメントを
コード構造に使用し、かつタイヤ材料を低減するような
コード体積および角度を採用することにより重量および
コストを低減しながらタイヤベルトの総荷重をほぼ同じ
く維持しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案による空気入りタ
イヤのベルト構造は、トレッドとほぼ等しい幅を有しか
つ少くとも4層の半径方向に重畳されたメタルコード補
強のエラストマー織布を有し、該3層のメタルコード
は、各層内で互いに平行な5+8+14X.265ST
+1構造であって、タイヤ赤道面に対し21゜〜23゜
の角度で隣接層とは反対の角度で傾斜しており、また前
記ベルト構造は、3.14端末/cm(8EPI)の間
隔でメタルコードが配列されている半径方向最内側の第
1の層と、4.34端末/cm(11EPI)の間隔で
メタルコードが配列されている第1の層上の第2の層
と、4.34端末/cm(11EPI)の間隔でメタル
コードが配列されている第2の層上の第3の層と、第3
の層とは反対の傾斜で21゜〜23゜の角度で傾斜して
いる第3の層上の3.14端末/cm(8EPI)間隔
の3X7X.22HEコードの第4の層を有している。
【0011】更に、本考案による空気入りタイヤのベル
ト構造は、トレッド幅にほぼ等しい幅を有し、かつ、メ
タルコード補強のエラストマー織布の半径方向に重畳す
る多数の層の中の少くとも一層を有し、該少くとも一層
のメタルコードは0.265mm径のフィラメントを用
いた27X構造であって層内で互いに平行とされてお
り、コードの強度は少くとも4893N(1100ポン
ド)である。
【0012】
【作用】上記のように構成されたエラストマー織布の補
強用メタルコードに使用される超抗張力コードは、従来
の高強度スチールコードよりもコード破断荷重が7〜9
%高いという利点がある。これらのコードは、本考案の
少くとも一層のベルトもしくはプライの補強材に従来使
用されるコードよりもコード径が小さく、したがって使
用されるゴム厚は小さくてよい。コード径が小さいと補
強材の重量も低減される。
【0013】さらに、前記コードにより使用される補強
材の線密度が低下し、それにより補強材およびタイヤの
重量およびコストがさらに低減される。
【0014】
【実施例】1989年11月から1991年1月まで
に、合計549個の9種類のサイズのオフロード(OT
R)タイヤが製造され、かつフィールドテストを行うた
めに市販された。今日までに、これらのタイヤは従来の
タイヤと少くとも性能が同等であると結言するのに充分
な情報が集められた。テストは継続されていてここに記
載されていない利点も判明するものと思われるが、19
92年3月に最初のタイヤ生産を開始させるのに充分な
情報が現在存在している。明細書および請求の範囲で使
用される用語について、ここで説明する。
【0015】“軸方向”および“軸方向に”とは、タイ
ヤの回転軸に平行な線や方向のことである。
【0016】“ビード”とは、プライコードが巻き付け
られかつ、フリッパー、チッパー、アペックス、トーガ
ードおよびチェイファを具備するかもしくは具備せず
に、デザインリムに嵌合する形状とされた環状抗張部材
からなるタイヤ部のことである。
【0017】“ベルト構造”とは、トレッドの下層で、
ビードに係止されず、タイヤの赤道面に対して左右のコ
ード角を有し、織り込まれるかもしくは織り込まれな
い、少くとも2層あるいはプライの平行コードのことで
ある。
【0018】“カーカス”とは、ビードを含み、ベルト
構造、トレッド、アンダートレッド、およびプライ上の
サイドウォールゴムを除くタイヤ構造のことである。
【0019】“コード”とは、撚合されてもされなくて
も1本以上のフィラメント/ワイヤで形成されるか、も
しくはさらにストランドを含みそれらのストランドがま
た形成されてもされなくてもよいようにつくられタイヤ
のプライを構成する1個以上の補強エレメントのことで
ある。
【0020】“クラウン”とはタイヤトレッドの幅限度
内のタイヤ部分のことである。
【0021】“密度”とは単位長当りの量のことであ
る。
【0022】“赤道面(EP)”とはタイヤの回転軸と
直角でそのトレッド中心を通る面のことである。
【0023】“ゲージ”とは材料厚のことである。
【0024】“半径方向”および“半径方向に”とは半
径方向にタイヤの回転軸へ向うもしくはそこから離れる
方向のことである。
【0025】“リベット”とは層内のコード間の開放空
間のことである。
【0026】“断面幅”とはタイヤを、無荷重で、正規
の圧力で24時間膨張させる時および膨張させた後の、
ラベリング、装飾もしくは保護バンドによるサイドウォ
ールの増大を除く、サイドウォール外面間のタイヤ軸に
平行な最大直線距離のことである。
【0027】“スチフネス比”とは、コード両端を固定
し固定端間中心の荷重により曲げられる固定3点曲げテ
ストにより値を決定する場合に、もう一つのベルト構造
の値をコントロールベルト構造スチフネスで除した値で
ある。
【0028】“超抗張力スチール”(ST:super tens
ile)とは前記特許第4960473号で定義されてい
る鋼、すなわち引張強度が少くともTS=K1 −K2
であり、ここにK1 =4080/MM2 ,K2 =20
00N/MM2 ,Dはフィラメント径MMである鋼のこ
とである。
【0029】“トレッド”とは、タイヤを正規の荷重の
状態で正規に膨張させる場合に道路に接触するタイヤ部
分のことである。図1〜図3を参照すると、カーカスを
有する空気入りタイヤ10内にプライ12が示されてお
り、同じ要素には同じ番号が付されている。図1および
図2のタイヤ10はラジアルカーカスを有し、図3のタ
イヤはバイアスカーカスを有している。本考案の目的の
ために、カーカス補強プライのコードがタイヤの赤道面
(EP)に対して75゜〜90゜の角度範囲の方位とさ
れている場合には、タイヤはラジアルプライカーカス構
造を有し、そうでない場合にはバイアスプライとされ
る。1つのカーカスに2つ以上のプライを使用すること
ができる。
【0030】タイヤ10は互いに軸方向に間隔のとられ
たほぼ伸張しない一対の環状ビード16,18を有して
いる。各ビード16,18はビード座に適合するように
構成されかつタイヤ10を搭載するように設計されてい
る(不図示)リムのフランジを保持する外面を有するタ
イヤ10のビード部に配置される。プライは本考案の横
並び補強コード、もしくは他の適切な材料とすることが
でき、カーカス構造の軸方向外部を各ビード周りに折り
曲げながらビード間を延在する。
【0031】エラストマーのサイドウォール22,24
がカーカス構造の軸方向外向きに配置されている。実施
例において4層28,30,32,34(図1および図
3)、もしくは6層28,30,32,34,36,3
8(図2)からなり好ましくはその各々がスチール補強
コード40(図5)からなる円周方向に延在するベルト
構造26は、0.20mmフィラメントサイズに対して
少くとも3650N/mm2 の破断強度を有するフィラ
メント42を有するコード40を特徴とする。4層およ
び6層のベルトが図示されたが、他の層数の場合も同様
に適用できる。
【0032】好ましくは、コード40は精密絞り超抗張
力鋼線の27フィラメントで構成される。前記参照出願
で説明したように、超抗張力(ST)引張強度が得られ
るいくつかの冶金術実施例がある。表1にさまざまなフ
ィラメント径について、従来の高張力(high tensile s
trength)フィラメント(以下、HTと称す。)と比較
した場合の超抗張力フィラメントのフィラメント破断荷
重の計算値を示す。第1の群は製造されたフィラメント
であり、第2の群は有用であると確認されて製造される
付加サイズを示す。いずれの場合にも、超抗張力フィラ
メントの方がより高い値となる。
【0033】
【表1】 前記候補に超抗張力スチールの資格を与える決定を行う
他に、さらに疲労寿命を長くできるもの、特にタイヤコ
ードフィラメントに適用できるものであることを決定す
る必要もあった。強度的には超抗張力である候補であっ
ても必ずしも疲労寿命が長いとは限らなかった。したが
って、あるものは適当であるが、別のものは不適当であ
り、他のものが好ましい場合もあった。
【0034】製作例で使用したコード40は、0.26
5mm径超抗張力鋼線の27フィラメント構造を有しコ
ード40の破断強度は4900±245ニュートンであ
る。好ましくは、各コード40は16mmの縒長で撚合
された5本のフィラメント44〜52を有し、これら5
本のフィラメント44〜52には8本のフィラメントが
重畳され、それには16mmの縒長で14本のフィラメ
ントが順繰りに重畳され同方向に撚合されている。この
最も好ましいコードを5+8+14STとして示す。こ
のコード構造はコンパクトで、強度およびコード効率が
高いことが知られている。0.265はフィラメント径
mmを示し、STは超抗張力材を示す。コード40はラ
ップフィラメント54を有することができる。
【0035】コード40はベルトおよびカーカス内で7
×7×.25+1HTおよび7×7×.22+1NTと
置換される。さらに、新しいコードは置換された候補よ
りもコード径が小さくなりかつ構造が簡単である。すな
わち、前記小径コードによりタイヤが軽量低廉となって
厚さおよびコストが低減されるだけでなくフィラメント
が少なくなりコード効率を高めるためのストランドが無
くなる。本コードの径は1.59mm,7×7コ−ドに
対しては0.25mmおよび0.22mm径フィラメン
トを有するコードに対してそれぞれ2.25mmおよび
1.98mmのコード径である。
【0036】前記したように、エラストマの補強構造に
おいて主に変動するのは端末数すなわちEPI(インチ
当り端末)であり、エラストマが補強される方向に対し
て横方向における単位長当りのコード数である。本OT
Rタイヤの場合、補強コードと簡単に置換される材料が
無かっただけでなく、コードは変えられた。フィラメン
トが増大し、超抗張力コードの強度が増大したため、リ
ベットは増大せずEPIを低減することもないことがわ
かった。むしろ、フィラメント径を増大してコード径を
小さくすると、端末数が増加して、これらの変化が相殺
されリベットは縮小された。一般的に、エラストマを埋
設してコード間に適切に侵入させるには最小限0.45
7mm(0.018″)のリベットを維持しなければな
らない。この最小リベットは特に小径の簡単な(無スト
ランドコード)コード構造で得ることができる。
【0037】前記単層または単プライに対して存在する
問題は、例えば表2のタイヤ例24.00R35に示す
多層および/もしくはベルト構造に対しても存在する。
表2中、インチ強度は幅に対するインチあたりのベルト
の強度を示す。
【0038】
【表2】 図1の24.00R35タイヤに対する上表の変化はベ
ルト構造26の中間部に5+8+14×.265STの
2つの付加層が付加されている図2の36.00R51
タイヤにも適用される。これらのタイヤはいずれも同じ
構造のラジアルカーカスを有している。図3は図1と同
じ層を有する補強ベルト構造を有する45/65−45
バイアスタイヤを示す。
【0039】前記タイヤは全て前記コード径短縮の他に
エラストマ厚の低減によりベルト厚が縮小された。例え
ば、図1の24.00R35タイヤ構造の詳細な図4に
示され、このベルト構造のゲージGが硬化タイヤ内の層
間ゲージgと共に示されている。表3に、図示されたタ
イヤおよび表2のコントロールタイヤに対するベルト厚
を示す。図4には赤道面EPに対するコード40角も示
されており、コード40角は層ごとに交番することが判
る。
【0040】
【表3】
【0041】
【考案の効果】再び、例えば、24.00R35タイヤ
を例にとって述べると、このタイヤはそれぞれコントロ
ールタイヤ内の従来のベルト、および製作例の超抗張力
ベルトに対して表2に示す4層ベルトを有している。製
作例タイヤベルトはコントロールタイヤベルトよりもコ
ードによるベルト重量が15%低減され、それに伴って
コストも低減された。同様に、図3のバイアスタイヤの
ベルトに対して6〜7%、図2の36.00R51タイ
ヤベルトに対しては7%低減された。
【0042】実証されてはいないが、理論的にベルト重
量の低減によりタイヤ性能が改善される、もしくは少な
くとも改善に対して寄与する。
【0043】21.00R35,24.00R49,2
6.5R25,27.00R49および33.00R5
1サイズラジアルタイヤおよび35/65−33バイヤ
スタイヤ等のオフロードタイヤ候補についてテストが継
続されている。これら大型タイヤについてはデータが戻
ってくるのが遅い。
【0044】考案像の条件にしたがってタイヤの原理お
よび動作モードを説明し、かつ最良実施例と考えられる
ものについて説明してきた。しかしながら、本考案はそ
の精神および範囲から逸脱することなく実施例とは別様
に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による構造を有するタイヤの略断面図で
ある。
【図2】本考案による構造を有するタイヤの略断面図で
ある。
【図3】本考案による構造を有するタイヤの略断面図で
ある。
【図4】本考案による構造の部分略図である。
【図5】本考案の実施例によるコードの断面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ 12 プライ 16 ビード 18 ビード 22 サイドウォール 24 サイドウォール 26 ベルト構造 28 層 30 層 32 層 34 層 36 層 38 層 40 コード 42 フィラメント 44 フィラメント 46 フィラメント 48 フィラメント 50 フィラメント 52 フィラメント 54 ラップフィラメント
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D07B 1/06 D07B 1/06 A (73)実用新案権者 590002976 1144 East Market Str eet,Akron,Ohio 44316 −0001,U.S.A. (72)考案者 ポール ウィリアム ホバート アメリカ合衆国 44281 オハイオ州 ウォズワース ヒルサイド サークル 303 (72)考案者 イタロウ マーツイアーレイ シノポリ アメリカ合衆国 44709 オハイオ州 キャントン イエール アヴェニュー エヌ.ダブリュ. 4646 (56)参考文献 特開 昭60−143105(JP,A) 特開 平3−76882(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 9/00 - 9/20

Claims (34)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードを有するカーカスと、軸方向にお
    けるタイヤ断面の幅を限定するところの距離だけ離れた
    2つのサイドウォールと、各々の周りにカーカスのコー
    ドの端部が折り返されている2つのビードと、カーカス
    のクラウン上に配置されたトレッドと、円周方向でトレ
    ッドとカーカス間に間挿されたベルト構造からなる空気
    入りタイヤであって、 前記ベルト構造はトレッド幅にほぼ等しい幅を有し、か
    つ少くとも4層の半径方向に重畳されたメタルコード補
    強のエラストマー織布を有し、該3層のメタルコード
    は、各層内で互いに平行な5+8+14X.265ST
    +1構造であって、タイヤの赤道面に対して21゜〜2
    3゜の角度で隣接層とは反対の角度で傾斜しており、ま
    た、前記ベルト構造は、3.14端末/cm即ち8EP
    Iの間隔でメタルコードが配列されている半径方向最内
    側の第1の層と、4.34端末/cm即ち11EPIの
    間隔でメタルコードが配列されている第1の層上の第2
    の層と、4.34端末/cm即ち11EPIの間隔でメ
    タルコードが配列されている第2の層上の第3の層と、
    第3の層とは反対の傾斜で21゜〜23゜の角度で傾斜
    している第3の層上の3.14端末/cm即ち8EPI
    間隔の3X7X.22HEコードの第4の層を有する、
    空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーカスコードが27X.265ST構
    造である、請求項1記載のタイヤ。
  3. 【請求項3】 ベルト構造コードが22゜の角度で傾斜
    している、請求項1もしくは2記載のタイヤ。
  4. 【請求項4】 カーカスコードがラジアル方位とされて
    いる、請求項3記載のタイヤ。
  5. 【請求項5】 カーカスコードが5+8+14X.26
    5ST+1構造である、請求項4記載のタイヤ。
  6. 【請求項6】 カーカスコードが3.14端末/cm
    (8EPI)の間隔とされている、請求項3記載のタイ
    ヤ。
  7. 【請求項7】 ベルト構造厚さが14mmよりも小さ
    い、請求項1もしくは2記載のタイヤ。
  8. 【請求項8】 ベルト構造厚さが13.3mmである、
    請求項7記載のタイヤ。
  9. 【請求項9】 任意の2つのベルト層間の厚さが2mm
    よりも小さい、請求項1もしくは2記載のタイヤ。
  10. 【請求項10】 任意の2つのベルト層間の厚さが2m
    mである、請求項9記載のタイヤ。
  11. 【請求項11】 コードを有するカーカスと、軸方向に
    おけるタイヤ断面の幅を限定するところの距離だけ離れ
    た2つのサイドウォールと、各々の周りにカーカスのコ
    ードの端部が折り返されている2つのビードと、カーカ
    スのクラウン上に配置されたトレッドと、円周方向でト
    レッドとカーカス間に間挿されたベルト構造を有する空
    気入りタイヤであって、 前記ベルト構造はトレッド幅にほぼ等しい幅を有し、か
    つ、メタルコード補強のエラストマー織布の半径方向に
    重畳する多層の中の少くとも一層を有し、該少くとも一
    層のメタルコードは0.265mm径のフィラメントを
    用いた27X構造であって層内で互いに平行とされてお
    り、コードの強度は少くとも4893N(1100ポン
    ド)である、空気入りタイヤ。
  12. 【請求項12】 少くとも一層のインチ強度が5382
    1N(12100ポンド)である、請求項11記載のタ
    イヤ。
  13. 【請求項13】 コードが3.14端末/cm(8EP
    I)の間隔で配列されている、請求項11もしくは12
    記載のタイヤ。
  14. 【請求項14】 コードが4.34端末/cm(11E
    PI)の間隔で配列されている、請求項11もしくは1
    2記載のタイヤ。
  15. 【請求項15】 少くとも一層は半径方向に重畳する多
    層の半径方向最内側層である、請求項13記載のタイ
    ヤ。
  16. 【請求項16】 コードは5+8+14X.265ST
    +1構造である、請求項15記載のタイヤ。
  17. 【請求項17】 少くとも一層のコードはタイヤの赤道
    面に対して21゜〜23゜の角度で傾斜している、請求
    項16記載のタイヤ。
  18. 【請求項18】 少くとも一層は半径方向に重畳する多
    層の最内側および最外側層間でラジアルである、請求項
    14記載のタイヤ。
  19. 【請求項19】 コードは5+8+14X.256ST
    +1構造である、請求項18記載のタイヤ。
  20. 【請求項20】 少くとも一層のコードはタイヤの赤道
    面に対して21゜〜23゜の角度で傾斜している、請求
    項19記載のタイヤ。
  21. 【請求項21】 メタルコード補強エラストマー織布の
    半径方向に重畳する多層の中の少くとも2層は、層内で
    互いに平行とされ少くとも4893N(1100ポン
    ド)のコード強度を有する27Xコード構造により補強
    されている、請求項11記載のタイヤ。
  22. 【請求項22】 メタルコード補強エラストマー織布の
    半径方向に重畳する多層の中の少くとも3層は、層内で
    互いに平行とされ少くとも4893N(1100ポン
    ド)のコード強度を有する27Xコード構造により補強
    されている、請求項11記載のタイヤ。
  23. 【請求項23】 少くとも2層および少くとも3層のイ
    ンチ強度は53821N(12100ポンド)である、
    請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  24. 【請求項24】 少くとも2層においてコードは4.3
    4端末/cm(11EPI)の間隔で配列されている、
    請求項11記載のタイヤ。
  25. 【請求項25】 少くとも3層の中の1層ではコードが
    3.14端末/cm(8EPI)間隔で配列され、他の
    2層では4.34端末/cm(11EPI)間隔で配列
    されている、請求項12記載のタイヤ。
  26. 【請求項26】 少くとも1層のコードはタイヤの赤道
    面に対して21゜〜23゜の角度で傾斜している、請求
    項11もしくは12記載のタイヤ。
  27. 【請求項27】 コードは5+8+14X.256ST
    +1構造である、請求項11もしくは12記載のタイ
    ヤ。
  28. 【請求項28】 カーカスコードは27X.265ST
    構造である、請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  29. 【請求項29】 カーカスコードがラジアル方位とされ
    ている、請求項28記載のタイヤ。
  30. 【請求項30】 カーカスコードは5+8+14X.2
    65ST+1構造である、請求項29記載のタイヤ。
  31. 【請求項31】 カーカスコードが3.14端末/cm
    (8EPI)の間隔で配列されている、請求項30記載
    のタイヤ。
  32. 【請求項32】 ベルト構造厚さが14mmよりも小さ
    い、請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  33. 【請求項33】 ベルト構造厚さが13.3mmであ
    る、請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  34. 【請求項34】 任意の2つのベルト層間の厚さが2m
    mよりも小さい、請求項11もしくは12記載のタイ
    ヤ。
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