JPH0563904U - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH0563904U
JPH0563904U JP045607U JP4560792U JPH0563904U JP H0563904 U JPH0563904 U JP H0563904U JP 045607 U JP045607 U JP 045607U JP 4560792 U JP4560792 U JP 4560792U JP H0563904 U JPH0563904 U JP H0563904U
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    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/2003Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフロード用大型タイヤにおいて、高抗張力
フィラメントをコード構造に使用し、かつタイヤ材料を
低減するようなコード体積および角度を採用することに
よりタイヤ重量およびそのコストを低減する。 【構成】 ベルト構造は、半径方向に重畳された少くと
も4層のメタルコード補強のエラストマ−織布を有し、
該3層のメタルコードは各層内で互いに平行な構造であ
りタイヤ赤道面に対し21゜〜23゜の角度で隣接層と
は反対の角度で傾斜しており、最内の第1層は8EP
I、その上の第2および第3層は11EPI、第4層は
8EPIで配列されている。または半径方向重畳層の中
の少くとも一層を有し少くとも一層のメタルコードは2
7×構造でコード強度は少くとも4893Nである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は1990年3月21日および1991年3月21日米国の同時係属出 願第07/496,759号および第PCT/US91/01906号の一部継 続出願である。譲受人の1990年10月2日に発行された米国特許第4960 473号には、強度および柔軟性を高めたゴム製品の補強ワイヤ/フィラメント 用鋼合金および製造工程が開示されており、参照してここに組み入れられている 。
【0002】 本考案は車輛タイヤ用コード補強プライに関する。
【0003】 特に本考案は、タイヤカーカスもしくはベルトに関し、多層ベルトの少くとも 一層内にコードがありそれはタイヤの回転方向に対してバイアスされ、かつ、カ ーカスに対しては層内のコードはバイアスもしくはラジアルとすることができる 。より詳細には、本考案はベルトおよび/もしくはカーカス内に超高張力補強材 を有するオフロード用大型タイヤに関する。
【0004】
【従来の技術】
多フィラメントを互いに撚合することなく全体を束にして撚合して(束コード )、コード構造を簡単にする多フィラメント単ストランドコードが使用されてい る。タイヤ構造の疲労寿命に対する要求が高くなって、フィラメント径の小さい コードが使用されるようになり所要強度を得るのにより多くのフィラメントを必 要とするようになった。
【0005】 前記束コードは強度が充分でないため、オフロードタイヤ等の大型タイヤには 一般的に使用されない。乗用車タイヤに使用される譲受人の2Xコード等の高抗 張力フィラメントが出現した後でも、前記大型タイヤには0.22mm径の7本 のフィラメントから成る7本のストランドにより構成される7X7X.22コー ド等の通常抗張力タイヤコードフィラメントの標準コードが継続的に使用された 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記鋼合金およびフィラメントが開発された後でも克服されるべき問題点があ った。高強度鋼合金によりコード係数が変化し、コードとゴムの接着が適切な場 合3つの要因に依存する。タイヤベルト総荷重のパラメータを調整する可能性が 生じた。要因とはコード係数、インチ当りコード端数で表わされることが多いコ ード体積対ゴム体積比、およびコード補強材の角度である。コード補強材の角度 がタイヤの回転方向へ近づくと、横方向の補強材からのサポートはゼロへ向う。 前記した他の2つのコード関連要因が増大すると、一般的にベルト重量が増大す る。重量増加はコスト増大およびタイヤの転がり抵抗の増大を意味する。低係数 の軽量コードでは問題は解決されず、それは軽量ではあるがコード係数も低くコ ード対ゴム体積比を増大させて相殺しなければならないためである。コード体積 の増加は、コードの物理的サイズおよびコード間に侵入して接着を良くするゴム の能力を支配するコード間間隔により制限される。
【0007】 その対抗策は、横方向の補強におけるコード体積対ゴム体積比に悪影響を及ぼ すことなく新しいコード係数を利用できるコード構造を決定することであった。
【0008】 相当の研究、努力、テストおよび時間をかけて、タイヤのコードサイズをほぼ 縮小したオフロードタイヤ用コードが考案された。コードサイズを縮小すると重 量低減も期待できそうだが、フィラメントサイズを増大する場合には必ずしもそ うはならない。このような状況下で、ベルトおよびカーカスプライ内のインチ当 り端末(EPI)を変えることによりこれらのタイヤにコードを使用することが できた。本考案の他の利点として、ゴム厚さの量の低減だけではなく、ベルト内 のコード層間のコードゴム皮覆厚さの低減、および補強材の重量低減による重量 低減が含まれる。また、本考案のタイヤのコストも低減される。
【0009】 本考案の目的は、高抗張力フィラメントであっても従来使用不能であったより 強いフィラメントをコード構造に使用し、かつタイヤ材料を低減するようなコー ド体積および角度を採用することにより重量およびコストを低減しながらタイヤ ベルトの総荷重をほぼ同じく維持しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案による空気入りタイヤのベルト構造は、トレッドとほぼ等しい幅を有し かつ少くとも4層の半径方向に重畳されたメタルコード補強のエラストマー織布 を有し、該3層のメタルコードは、各層内で互いに平行な5+8+14X.26 5ST+1構造であって、タイヤ赤道面に対し21゜〜23゜の角度で隣接層と は反対の角度で傾斜しており、また前記ベルト構造は、3.14端末/cm(8 EPI)の間隔でメタルコードが配列されている半径方向最内側の第1の層と、 4.34端末/cm(11EPI)の間隔でメタルコードが配列されている第1 の層上の第2の層と、4.34端末/cm(11EPI)の間隔でメタルコード が配列されている第2の層上の第3の層と、第3の層とは反対の傾斜で21゜〜 23゜の角度で傾斜している第3の層上の3.14端末/cm(8EPI)間隔 の3X7X.22HEコードの第4の層を有している。
【0011】 更に、本考案による空気入りタイヤのベルト構造は、トレッド幅にほぼ等しい 幅を有し、かつ、メタルコード補強のエラストマー織布の半径方向に重畳する多 数の層の中の少くとも一層を有し、該少くとも一層のメタルコードは27X構造 であって層内で互いに平行とされており、コードの強度は少くとも4893N( 1100ポンド)である。
【0012】
【作用】
上記のように構成されたエラストマー織布の補強用メタルコードに使用される 超抗張力コードは、従来の高強度スチールコードよりもコード破断荷重が7〜9 %高いという利点がある。これらのコードは、本考案の少くとも一層のベルトも しくはプライの補強材に従来使用されるコードよりもコード径が小さく、したが って使用されるゴム厚は小さくてよい。コード径が小さいと補強材の重量も低減 される。
【0013】 さらに、前記コードにより使用される補強材の線密度が低下し、それにより補 強材およびタイヤの重量およびコストがさらに低減される。
【0014】
【実施例】
1989年11月から1991年1月までに、合計549個の9種類のサイズ のオフロード(OTR)タイヤが製造され、かつフィールドテストを行うために 市販された。今日までに、これらのタイヤは従来のタイヤと少くとも性能が同等 であると結言するのに充分な情報が集められた。テストは継続されていてここに 記載されていない利点も判明するものと思われるが、1992年3月に最初のタ イヤ生産を開始させるのに充分な情報が現在存在している。 明細書および請求の範囲で使用される用語について、ここで説明する。
【0015】 “軸方向”および“軸方向に”とは、タイヤの回転軸に平行な線や方向のこと である。
【0016】 “ビード”とは、プライコードが巻き付けられかつ、フリッパー、チッパー、 アペックス、トーガードおよびチェイファを具備するかもしくは具備せずに、デ ザインリムに嵌合する形状とされた環状抗張部材からなるタイヤ部のことである 。
【0017】 “ベルト構造”とは、トレッドの下層で、ビードに係止されず、タイヤの赤道 面に対して左右のコード角を有し、織り込まれるかもしくは織り込まれない、少 くとも2層あるいはプライの平行コードのことである。
【0018】 “カーカス”とは、ビードを含み、ベルト構造、トレッド、アンダートレッド 、およびプライ上のサイドウォールゴムを除くタイヤ構造のことである。
【0019】 “コード”とは、撚合されてもされなくても1本以上のフィラメント/ワイヤ で形成されるか、もしくはさらにストランドを含みそれらのストランドがまた形 成されてもされなくてもよいようにつくられタイヤのプライを構成する1個以上 の補強エレメントのことである。
【0020】 “クラウン”とはタイヤトレッドの幅限度内のタイヤ部分のことである。
【0021】 “密度”とは単位長当りの量のことである。
【0022】 “赤道面(EP)”とはタイヤの回転軸と直角でそのトレッド中心を通る面の ことである。
【0023】 “ゲージ”とは材料厚のことである。
【0024】 “半径方向”および“半径方向に”とは半径方向にタイヤの回転軸へ向うもし くはそこから離れる方向のことである。
【0025】 “リベット”とは層内のコード間の開放空間のことである。
【0026】 “断面幅”とはタイヤを、無荷重で、正規の圧力で24時間膨張させる時およ び膨張させた後の、ラベリング、装飾もしくは保護バンドによるサイドウォール の増大を除く、サイドウォール外面間のタイヤ軸に平行な最大直線距離のことで ある。
【0027】 “スチフネス比”とは、コード両端を固定し固定端間中心の荷重により曲げら れる固定3点曲げテストにより値を決定する場合に、もう一つのベルト構造の値 をコントロールベルト構造スチフネスで除した値である。
【0028】 “超抗張力スチール”(ST)とは前記特許第4960473号で定義されて いる鋼、すなわち引張強度が少くともTS=K1 −K2 Dであり、ここにK1 = 4080M/MM2 ,K2 =2000N/MM2 ,Dはフィラメント径MMであ る鋼のことである。
【0029】 “トレッド”とは、タイヤを正規の荷重の状態で正規に膨張させる場合に道路 に接触するタイヤ部分のことである。 図1〜図3を参照すると、カーカスを有する空気入りタイヤ10内にプライ1 2が示されており、同じ要素には同じ番号が付されている。図1および図2のタ イヤ10はラジアルカーカスを有し、図3のタイヤはバイアスカーカスを有して いる。本考案の目的のために、カーカス補強プライのコードがタイヤの赤道面( EP)に対して75゜〜90゜の角度範囲の方位とされている場合には、タイヤ はラジアルプライカーカス構造を有し、そうでない場合にはバイアスプライとさ れる。1つのカーカスに2つ以上のプライを使用することができる。
【0030】 タイヤ10は互いに軸方向に間隔のとられたほぼ伸張しない一対の環状ビード 16,18を有している。各ビード16,18はビード座に適合するように構成 されかつタイヤ10を搭載するように設計されている(不図示)リムのフランジ を保持する外面を有するタイヤ10のビード部に配置される。プライは本考案の 横並び補強コード、もしくは他の適切な材料とすることができ、カーカス構造の 軸方向外部を各ビード周りに折り曲げながらビード間を延在する。
【0031】 エラストマーのサイドウォール22,24がカーカス構造の軸方向外向きに配 置されている。実施例において4層28,30,32,34(図1および図3) 、もしくは6層28,30,32,34,36,38(図2)からなり好ましく はその各々がスチール補強コード40(図5)からなる円周方向に延在するベル ト構造26は、0.20mmフィラメントサイズに対して少くとも3650N/ mm2 の破断強度を有するフィラメント42を有するコード40を特徴とする。 4層および6層のベルトが図示されたが、他の層数の場合も同様に適用できる。
【0032】 好ましくは、コード40は精密絞り超抗張力鋼線の27フィラメントで構成さ れる。前記参照出願で説明したように、超抗張力(ST)引張強度が得られるい くつかの冶金術実施例がある。表1にさまざまなフィラメント径について、従来 の高張力フィラメントと比較した場合の超抗張力フィラメントのフィラメント破 断荷重の計算値を示す。第1の群は製造されたフィラメントであり、第2の群は 有用であると確認されて製造される付加サイズを示す。いずれの場合にも、超抗 張力フィラメントの方がより高い値となる。
【0033】
【表1】 前記候補に超抗張力スチールの資格を与える決定を行う他に、さらに疲労寿命 を長くできるもの、特にタイヤコードフィラメントに適用できるものであること を決定する必要もあった。強度的には超抗張力である候補であっても必ずしも疲 労寿命が長いとは限らなかった。したがって、あるものは適当であるが、別のも のは不適当であり、他のものが好ましい場合もあった。
【0034】 製作例で使用したコード40は、0.265mm径超抗張力鋼線の27フィラ メント構造を有しコード40の破断強度は4900±245ニュートンである。 好ましくは、各コード40は16mmの縒長で撚合された5本のフィラメント4 4〜52を有し、これら5本のフィラメント44〜52には8本のフィラメント が重畳され、それには16mmの縒長で14本のフィラメントが順繰りに重畳さ れ同方向に撚合されている。この最も好ましいコードを5+8+14STとして 示す。このコード構造はコンパクトで、強度およびコード効率が高いことが知ら れている。0.265はフィラメント径mmを示し、STは超抗張力材を示す。 コード40はラップフィラメント54を有することができる。
【0035】 コード40はベルトおよびカーカス内で7×7×.25+1HTおよび7×7 ×.22+1NTと置換される。さらに、新しいコードは置換された候補よりも コード径が小さくなりかつ構造が簡単である。すなわち、前記小径コードにより タイヤが軽量低廉となって厚さおよびコストが低減されるだけでなくフィラメン トが少なくなりコード効率を高めるためのストランドが無くなる。本コードの径 は1.59mm,7×7コ−ドに対しては0.25mmおよび0.22mm径フ ィラメントを有するコードに対してそれぞれ2.25mmおよび1.98mmの コード径である。
【0036】 前記したように、エラストマの補強構造において主に変動するのは端末数すな わちEPI(インチ当り端末)であり、エラストマが補強される方向に対して横 方向における単位長当りのコード数である。本OTRタイヤの場合、補強コード と簡単に置換される材料が無かっただけでなく、コードは変えられた。フィラメ ントが増大し、超抗張力コードの強度が増大したため、リベットは増大せずEP Iを低減することもないことがわかった。むしろ、フィラメント径を増大してコ ード径を小さくすると、端末数が増加して、これらの変化が相殺されリベットは 縮小された。一般的に、エラストマを埋設してコード間に適切に侵入させるには 最小限0.457mm(0.018″)のリベットを維持しなければならない。 この最小リベットは特に小径の簡単な(無ストランドコード)コード構造で得る ことができる。
【0037】 前記単層または単プライに対して存在する問題は、例えば表2のタイヤ例24 .00R35に示す多層および/もしくはベルト構造に対しても存在する。
【0038】
【表2】 図1の24.00R35タイヤに対する上表の変化はベルト構造26の中間部 に5+8+14×.265STの2つの付加層が付加されている図2の36.0 0R51タイヤにも適用される。これらのタイヤはいずれも同じ構造のラジアル カーカスを有している。図3は図1と同じ層を有する補強ベルト構造を有する4 5/65−45バイアスタイヤを示す。
【0039】 前記タイヤは全て前記コード径短縮の他にエラストマ厚の低減によりベルト厚 が縮小された。例えば、図1の24.00R35タイヤ構造の詳細な図4に示さ れ、このベルト構造のゲージGが硬化タイヤ内の層間ゲージgと共に示されてい る。表3に、図示されたタイヤおよび表2のコントロールタイヤに対するベルト 厚を示す。図4には赤道面EPに対するコード40角も示されており、コード4 0角は層ごとに交番することが判る。
【0040】
【表3】
【0041】
【考案の効果】
再び、例えば、24.00R35タイヤを例にとって述べると、このタイヤは それぞれコントロールタイヤ内の従来のベルト、および製作例の超抗張力ベルト に対して表2に示す4層ベルトを有している。製作例タイヤベルトはコントロー ルタイヤベルトよりもコードによるベルト重量が15%低減され、それに伴って コストも低減された。同様に、図3のバイアスタイヤのベルトに対して6〜7% 、図2の36.00R51タイヤベルトに対しては7%低減された。
【0042】 実証されてはいないが、理論的にベルト重量の低減によりタイヤ性能が改善さ れる、もしくは少なくとも改善に対して寄与する。
【0043】 21.00R35,24.00R49,26.5R25,27.00R49お よび33.00R51サイズラジアルタイヤおよび35/65−33バイヤスタ イヤ等のオフロードタイヤ候補についてテストが継続されている。これら大型タ イヤについてはデータが戻ってくるのが遅い。
【0044】 考案像の条件にしたがってタイヤの原理および動作モードを説明し、かつ最良 実施例と考えられるものについて説明してきた。しかしながら、本考案はその精 神および範囲から逸脱することなく実施例とは別様に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による構造を有するタイヤの略断面図で
ある。
【図2】本考案による構造を有するタイヤの略断面図で
ある。
【図3】本考案による構造を有するタイヤの略断面図で
ある。
【図4】本考案による構造の部分略図である。
【図5】本考案の実施例によるコードの断面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ 12 プライ 16 ビード 18 ビード 22 サイドウォール 24 サイドウォール 26 ベルト構造 28 層 30 層 32 層 34 層 36 層 38 層 40 コード 42 フィラメント 44 フィラメント 46 フィラメント 48 フィラメント 50 フィラメント 52 フィラメント 54 ラップフィラメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ポール ウィリアム ホバート アメリカ合衆国 44281 オハイオ州 ウ ォズワース ヒルサイド サークル 303 (72)考案者 イタロウ マーツイアーレイ シノポリ アメリカ合衆国 44709 オハイオ州 キ ャントン イエール アヴェニュー エ ヌ.ダブリュ. 4646

Claims (34)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードを有するカーカスと、軸方向にお
    けるタイヤ断面の幅を限定するところの距離だけ離れた
    2つのサイドウォールと、各々の周りにカーカスのコー
    ドの端部が折り返されている2つのビードと、カーカス
    のクラウン上に配置されたトレッドと、円周方向でトレ
    ッドとカーカス間に間挿されたベルト構造からなる空気
    入りタイヤであって、 前記ベルト構造はトレッド幅にほぼ等しい幅を有し、か
    つ少くとも4層の半径方向に重畳されたメタルコード補
    強のエラストマー織布を有し、該3層のメタルコード
    は、各層内で互いに平行な5+8+14X.265ST
    +1構造であって、タイヤの赤道面に対して21゜〜2
    3゜の角度で隣接層とは反対の角度で傾斜しており、ま
    た、前記ベルト構造は、3.14端末/cm即ち8EP
    Iの間隔でメタルコードが配列されている半径方向最内
    側の第1の層と、4.34端末/cm即ち11EPIの
    間隔でメタルコードが配列されている第1の層上の第2
    の層と、4.34端末/cm即ち11EPIの間隔でメ
    タルコードが配列されている第2の層上の第3の層と、
    第3の層とは反対の傾斜で21゜〜23゜の角度で傾斜
    している第3の層上の3.14端末/cm即ち8EPI
    間隔の3X7X.22HEコードの第4の層を有する、
    空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーカスコードが27X.265ST構
    造である、請求項1記載のタイヤ。
  3. 【請求項3】 ベルト構造コードが22゜の角度で傾斜
    している、請求項1もしくは2記載のタイヤ。
  4. 【請求項4】 カーカスコードがラジアル方位とされて
    いる、請求項3記載のタイヤ。
  5. 【請求項5】 カーカスコードが5+8+14X.26
    5ST+1構造である、請求項4記載のタイヤ。
  6. 【請求項6】 カーカスコードが3.14端末/cm
    (8EPI)の間隔とされている、請求項3記載のタイ
    ヤ。
  7. 【請求項7】 ベルト構造厚さが14mmよりも小さ
    い、請求項1もしくは2記載のタイヤ。
  8. 【請求項8】 ベルト構造厚さが13.3mmである、
    請求項7記載のタイヤ。
  9. 【請求項9】 任意の2つのベルト層間の厚さが2mm
    よりも小さい、請求項1もしくは2記載のタイヤ。
  10. 【請求項10】 任意の2つのベルト層間の厚さが2m
    mである、請求項9記載のタイヤ。
  11. 【請求項11】 コードを有するカーカスと、軸方向に
    おけるタイヤ断面の幅を限定するところの距離だけ離れ
    た2つのサイドウォールと、各々の周りにカーカスのコ
    ードの端部が折り返されている2つのビードと、カーカ
    スのクラウン上に配置されたトレッドと、円周方向でト
    レッドとカーカス間に間挿されたベルト構造を有する空
    気入りタイヤであって、 前記ベルト構造はトレッド幅にほぼ等しい幅を有し、か
    つ、メタルコード補強のエラストマー織布の半径方向に
    重畳する多層の中の少くとも一層を有し、該少くとも一
    層のメタルコードは27X構造であって層内で互いに平
    行とされており、コードの強度は少くとも4893N
    (1100ポンド)である、空気入りタイヤ。
  12. 【請求項12】 少くとも一層のインチ強度が5382
    1N(12100ポンド)である、請求項11記載のタ
    イヤ。
  13. 【請求項13】 コードが3.14端末/cm(8EP
    I)の間隔で配列されている、請求項11もしくは12
    記載のタイヤ。
  14. 【請求項14】 コードが4.34端末/cm(11E
    PI)の間隔で配列されている、請求項11もしくは1
    2記載のタイヤ。
  15. 【請求項15】 少くとも一層は半径方向に重畳する多
    層の半径方向最内側層である、請求項13記載のタイ
    ヤ。
  16. 【請求項16】 コードは5+8+14X.265ST
    +1構造である、請求項15記載のタイヤ。
  17. 【請求項17】 少くとも一層のコードはタイヤの赤道
    面に対して21゜〜23゜の角度で傾斜している、請求
    項16記載のタイヤ。
  18. 【請求項18】 少くとも一層は半径方向に重畳する多
    層の最内側および最外側層間でラジアルである、請求項
    14記載のタイヤ。
  19. 【請求項19】 コードは5+8+14X.256ST
    +1構造である、請求項18記載のタイヤ。
  20. 【請求項20】 少くとも一層のコードはタイヤの赤道
    面に対して21゜〜23゜の角度で傾斜している、請求
    項19記載のタイヤ。
  21. 【請求項21】 メタルコード補強エラストマー織布の
    半径方向に重畳する多層の中の少くとも2層は、層内で
    互いに平行とされ少くとも4893N(1100ポン
    ド)のコード強度を有する27Xコード構造により補強
    されている、請求項11記載のタイヤ。
  22. 【請求項22】 メタルコード補強エラストマー織布の
    半径方向に重畳する多層の中の少くとも3層は、層内で
    互いに平行とされ少くとも4893N(1100ポン
    ド)のコード強度を有する27Xコード構造により補強
    されている、請求項11記載のタイヤ。
  23. 【請求項23】 少くとも2層および少くとも3層のイ
    ンチ強度は53821N(12100ポンド)である、
    請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  24. 【請求項24】 少くとも2層においてコードは4.3
    4端末/cm(11EPI)の間隔で配列されている、
    請求項11記載のタイヤ。
  25. 【請求項25】 少くとも3層の中の1層ではコードが
    3.14端末/cm(8EPI)間隔で配列され、他の
    2層では4.34端末/cm(11EPI)間隔で配列
    されている、請求項12記載のタイヤ。
  26. 【請求項26】 少くとも1層のコードはタイヤの赤道
    面に対して21゜〜23゜の角度で傾斜している、請求
    項11もしくは12記載のタイヤ。
  27. 【請求項27】 コードは5+8+14X.256ST
    +1構造である、請求項11もしくは12記載のタイ
    ヤ。
  28. 【請求項28】 カーカスコードは27X.265ST
    構造である、請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  29. 【請求項29】 カーカスコードがラジアル方位とされ
    ている、請求項28記載のタイヤ。
  30. 【請求項30】 カーカスコードは5+8+14X.2
    65ST+1構造である、請求項29記載のタイヤ。
  31. 【請求項31】 カーカスコードが3.14端末/cm
    (8EPI)の間隔で配列されている、請求項30記載
    のタイヤ。
  32. 【請求項32】 ベルト構造厚さが14mmよりも小さ
    い、請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  33. 【請求項33】 ベルト構造厚さが13.3mmであ
    る、請求項11もしくは12記載のタイヤ。
  34. 【請求項34】 任意の2つのベルト層間の厚さが2m
    mよりも小さい、請求項11もしくは12記載のタイ
    ヤ。
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