JP2003080498A - プリント配線板穴あけ加工用シート - Google Patents

プリント配線板穴あけ加工用シート

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JP2003080498A
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Yasushi Oyama
泰 大山
Kazunori Sakuma
和則 佐久間
Atsushi Inoue
敦史 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドリルの軸ぶれが少なくドリルスミアや内壁
粗さを低減して高品質なプリント配線板を得ることので
きるプリント配線板穴あけ加工用シートを提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルムと金属箔とを潤滑
油を添加した粘着剤で貼リ合せてなるプリント配線板穴
あけ加工用シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板穴
あけ加工用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年パソコンや携帯電話等の普及によリ
電子製品は小型化・軽量化、高機能化が求められてい
る。それに伴い用いられるプリント配線板のパターンの
高密度化、高多層化が急速に進み、その結果プリント配
線板のライン幅と間隔は狭まリ、さらにスルーホールは
小口径化が進むと同時にその数は増大している。それに
加えて接続用の穴位置についても必然的に高い精度が要
求されてきている。今後もパターンの高密度化、高多層
化はより一層進行し、ドリルによる穴あけ加工の回数、
小口径化はますます増大するものと予想される。
【0003】このような小口径の穴あけ加工を行うに
は、一般的にプリント配線板に加工用シートを重ねてド
リル加工を行うことで、配線板に加工される穴位置の精
度が向上し、バリやかえりも生じずに穴あけが行うこと
ができることが知られている。ここで用いられる加工用
シートとしては、熱可塑性フィルムを用いてドリル加工
する方法(特公平7-50831号公報)、アルミニウム
箔の両面を紙で挟んだシートを用いてプリント配線板を
ドリル加工する方法(特開昭62-214000号公
報)、アルミニウム箔を接着剤で貼リ合せたシートを用
いる方法(特開平11-48196号公報)やアルミニウ
ム箔に水溶性樹脂および水溶性滑材からなるシートを用
いる方法(特開平10-335780号公報)などの小口
径穴あけ加工用シートが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平7−5
0831号公報に記載の熱可塑性フィルムを用いてドリ
ル加工する方法は、多層板配線板を重ねて穴あけ加工す
ると穴位置精度が悪化してしまう。特開昭62−214
000号公報に記載のアルミニウム箔の両面を紙で挟ん
だシートを用いてプリント配線板をドリル加工する方法
は、紙の粉末が発生しその後の工程に悪影響を及ぼす可
能性が高く、特開平11−48196号公報に記載のア
ルミニウム箔を接着剤で貼り合せたシートを用いる方法
では、アルミ箔を2枚貼り合せるためコストが高くなる
ことが否めない。また、特開平10−335780号公
報に記載のアルミニウム箔に水溶性樹脂および水溶性滑
材から生成した皮膜を構成したシートを用いる方法では
水溶性樹脂および水溶性滑材で構成されているため湿度
の管理が必要であり、さらに融点が常温に近いため温度
管理も必要になるといった問題がある。
【0005】本発明はかかる実状に鑑みなされたもの
で、プリント配線板の穴あけ加工を精度のよく行うこと
ができるプリント配線板穴あけ加工用シートを提供する
ものである。本発明は、また、ドリルの軸ぶれが少なく
ドリルスミアや内壁粗さを低減して高品質なプリント配
線板を得ることのできるプリント配線板穴あけ加工用シ
ートを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 1.熱可塑性樹脂フィルムと金属箔とを潤滑油を添加し
た粘着剤で貼リ合せてなるプリント配線板穴あけ加工用
シート。 2.熱可塑性樹脂フィルムが帯電防止処理を施した熱可
塑性樹脂である請求項1記載のプリント配線板穴あけ加
工用シート。 3.熱可塑性樹脂が90〜180℃の融点を有するもの
である請求項1又は2記載のプリント配線板穴あけ加工
用シート。 4.潤滑油の含有量が粘着剤100重量部に対し、5〜
70重量部である項1〜3のいずれかに記載のプリント
配線板穴あけ加工用シート。 5.アルミニウム箔の厚みが50〜200μmである項
1〜4のいずれかに記載のプリント配線板穴あけ加工用
シート。 6.アルミニウム箔の硬度がH10以上である項1〜5
のいずれかに記載のプリント配線板穴あけ加工用シー
ト。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明になるプリント配線板穴あ
け加工用シートを図面を用いて説明する。図1は、本発
明になるプリント配線板穴あけ加工用シートの一例の断
面図を示す。図1において、熱可塑性フィルム1と金属
箔3とが潤滑油を添加した粘着剤2を介して貼リ合わせ
られている。図2は、このプリント配線板穴あけ加工用
シートの使用方法を示す斜視図である。プリント配線板
穴あけ加工用シート4をプリント配線板5に金属箔面を
向けて重ね、本シートの上からドリルにより穴あけ加工
する。
【0008】本発明で用いる熱可塑性樹脂フィルムの材
質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン-ポリプロピレンブレンドポリマ、ポリビニルアル
コール、ポリアミド、ポリ塩化ビニール、ポリエチレン
テレフタレート、エチレン−酢酸ビニル共重合体等があ
げられるが、融点が90〜180℃のものが好ましい。
融点が低くなるとドリルヘの融着が顕著になる傾向があ
り、融点が高くなるとフィルムへの製膜が困維になる傾
向がある。
【0009】また、本発明の熱可塑性樹脂フィルムは帯
電防止処理を施したものが好ましい。帯電防止処理する
方法としては、熱可塑性樹脂に帯電防止剤を添加してフ
ィルム化する方法、フィルムの少なくとも片面に帯電防
止剤を塗布する方法等が挙げられるがこれらに限るもの
ではない。上記の帯電防止剤は、ドリルヘの切り屑の付
着を防止してスミアや内壁粗さを抑制する働きがある。
上記の帯電防止剤としては、グリセリン脂肪酸エステル
類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
アルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキルアミン
脂肪酸エステル類、N-ヒドロキシエチル−N−2−ヒ
ドロキシアルキルアミン類、アルキルジエタノールアミ
ド類に代表されるノニオン系界面活性剤、アルキルホス
フェート塩類に代表されるアニオン系界面活性剤、4級
アンモニウム塩類、アミド4級アンモニウム塩類に代表
されるカチオン系界面活性剤、アルキルペンダイン類ア
ルキルイミダゾリニウムベタイン調に代表される両性界
面活性剤、4級アンモニウム塩基を有する架橋型樹脂等
があげられ、また、これら2種類以上の混合物であって
もよい。
【0010】帯電防止処理の程度は、帯電防止処理した
フィルムの表面抵抗が1.0×10 10Ω以下(23℃,
60%RH条件)であることが好ましい。
【0011】本発明おける熱可塑性フィルムは、単層で
も2層以上の多層フィルムであってもよい。本発明おけ
る熱可塑性樹脂フィルムの厚みは40〜300μmであ
ることが好ましい。熱可塑性樹脂フィルムが薄すぎると
ドリルスミアや内壁粗さを抑える効果が低下する傾向が
あり、厚すぎると厚み精度が損なわれ穴あけ精度を低下
させる傾向がある。
【0012】熱可塑性樹脂フィルムと金属箔を貼り合わ
せのための粘着剤には、一般的にブチルアクリレート,
エチルアクリレート,ブチルメタクリレートに代表され
るアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの共重
合体であるアクリル系粘着剤、イソプレン等の天然ゴム
系粘着剤、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム,スチレン−エチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム,ポリイソブチレン等の
合成ゴム系粘着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系粘
着剤、およびこれらの混合系粘着剤を用いることができ
る。粘着剤は、潤滑油と共に、有機溶剤に溶解又は分散
させて粘度を調整し、熱可塑性樹脂フィルム又は金属箔
に塗工されるのが一般的である。この他、粘着剤を溶融
して、塗工する方法などの公知の方法を用いることがで
きる。
【0013】粘着剤に混合される潤滑油としては、グリ
セリン脂肪酸エステル等のエステル系合成油、ジフェニ
ルエーテル系合成油、シリコーン系合成油、鉱物油など
が挙げられるがこれに限定されるものではない。グリセ
リン脂肪酸エステルにおいて、脂肪酸としては炭素数1
0〜18の飽和脂肪酸が好ましく、エステルとしては、
トリエステル、ジエステル又はモノエステルが使用でき
るが、トリエステルを含むことが好ましい。潤滑油の使
用量は粘着剤100重量部に対し、5〜70重量部が好
ましく、15〜60重量部がさらに好ましい。潤滑油の
添加少なすぎるとドリルの滑りを促進させる効果が低下
し、多すぎると熱可塑性樹脂フィルムとの投錨性が失わ
れ剥がれてしまうという欠点がある。また、固形パラフ
ィンやポリエチレンワックスなどの固形潤滑剤を添加す
ることで潤滑油を添加した粘着剤を製膜し易くする効果
が得られる。固形潤滑剤は、前記粘着剤100重量部に
対して5〜25重量部が好ましい。また、固形潤滑剤
は、上記潤滑油に対して、15〜50重量%使用するこ
とがさらに好ましい。
【0014】前記金属箔としては、アルミニウム箔、銅
箔等がある。金属箔にはドリルによって穴加工された周
辺部分のバリを抑制するという効果がある。金属箔は穴
あけ加工されるプリント配線板に密着させて使用される
ことが好ましい。金属箔の厚みが厚いほどその効果は大
きいがコスト高になるため、その厚さは50〜200μ
mが望ましい。また、同様に金属箔の硬度が高いほうが
バリ高さを抑制する効果は高く、金属箔の硬度がJIS
H 0001で規定された硬度H10以上であること
が好ましい。
【0015】ここでシートを作製する方法には有機溶剤
により潤滑油を添加した粘着剤の粘度を調整し、塗布あ
るいはドライラミネート等の手段により熱可塑性樹脂フ
ィルムあるいは金属箔の支持体上に潤滑剤層を形成した
後、金属箔あるいは熱可塑性樹脂フィルムをラミネート
する方法が挙げられる。
【0016】本発明おける加工シートを用いる穴あけ加
工の対象物として金属箔と絶縁物の積層体がある。さら
に具体的には、穴あけ加工の対象物となるのはプリント
配線板があり、これは特に制限されないが、2層以上の
多層板が特に適している。穴あけ加工は、主にプリント
配線板へのスルーホールの加工である。このとき使用さ
れるドリルとしては特に制限はない。本発明おける加工
シートを用いる穴あけ加工においては、高回転で、直径
0.1〜1.0mmのような小口径穴あけ用のドリルで
あっても好適に穴あけ加工できる。本発明おける加工シ
ートは、穴あけ加工の際には加工するプリント配線板に
金属箔面をむけて、さらにはドリルの進入側には熱可塑
性樹脂フィルム面を向けて積層することが好ましい。ま
た、その最下層にバックアップボードを重ねて粘着テー
プなどを用いて四隅を仮固定することが好ましい。装置
としては、NC加工機を用いて穴あけ加工するのが一般
的な加工方法である。本発明において、穴あけ対象物の
表面又は裏面に、潤滑油を配置してドリル等による穴あ
け加工をすることによりスミヤをなくし、穴内の壁粗さ
を小さくすることができる。潤滑油を配置するには、前
記の加工シートを介在させればよく、その他潤滑油又は
これと熱可塑性樹脂若しくは前記固形潤滑剤の混合物を
含浸させた基材(基材としてはポリエステル繊維、ガラ
ス繊維等の織布又は不職布がある)を介在させてもよ
く、その基材と金属箔を熱可塑性樹脂フィルムを介して
貼り合わせたシートなどを介在させてもよい。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれらの実施例によリ限定されるものでな
い。 (実施例1)厚みが120μmのポリプロピレンフィルム
に帯電防止剤ボンディップPA-100(コニシ(株)製
商品名)を3μm厚に塗布した。フィルムの表面抵抗が
1.0×10Ω(23℃,60%RH条件)であった。
この後にSEBS系粘着剤G-1657(シェル化学
(株)製商品名)100重量部に対し潤滑油ネオクール
FL-1(松村石油研究所製商品名)20重量部添加した
粘着剤をトルエンで溶解し、塗布量20μmとなるよう
に塗布し、硬度H18で厚みが100μmのアルミニウ
ム箔(住友軽金属(株)製)と貼リ合わせして穴あけ加工
用シートとした。これを4層の銅張り積層板を3枚重ね
たものにアルミニウム箔面を向けて積層し最下部には紙
フェノール板を重ねた。さらにφ0.3mのドリルを用い
て60krpm、1.8m/min、30μ/revの条
件で4000穴の穴あけ加工をし、3981〜4000
ショットの20穴について最上部の多層板穴部のスミア
の有無、バリ高さ、穴壁粗さを観察した。結果を表1に
示す。
【0018】(実施例2)熱可塑性フィルムを外層がポリ
プロピレンKS-2512A(住友化学工業(株)製商品
名)、内層がポリエチレンスミカセンF-235P(住友
化学工業(株)製商品名)の3層押し出しフィルムにし
た他は実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示
す。
【0019】(実施例3)帯電防止剤ボンディップPA−
100を塗布しない熱可塑性樹脂フィルムを用いた他は
実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
【0020】(実施例4)潤滑油ネオクールFL-1(松村
石油研究所製商品名)を10重量部添加した他は実施例
1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
【0021】(実施例5)潤滑油ネオクールFL-1を3
0重量部添加した他は実施例1と同様にして試験した。
結果を表1に示す。
【0022】(実施例6)潤滑油ネオクールFL-1を4
0重量部添加した他は実施例1と同様にして試験した。
結果を表1に示す。
【0023】(実施例7)潤滑油ネオクールFL-1を5
0重量部添加した他は実施例1と同様にして試験した。
結果を表1に示す。
【0024】(実施例8)潤滑油ネオクールFL-1を6
0重量部添加した他は実施例1と同様にして試験した。
結果を表1に示す。
【0025】(実施例9)厚みが60μmのアルミニウム
箔を用いた他は実施例1と同様にして試験した。結果を
表1に示す。
【0026】(実施例10)厚みが200μmのアルミニ
ウム箔を用いた他は実施例1と同様にして試験した。結
果を表1に示す。
【0027】(実施例11)厚みが120μmのポリプロ
ピレンフィルムに帯電防止剤ボンディップPA-100
(コニシ(株)製商品名)を3μm厚に塗布した後にSB
S系粘着剤YA−714 (日立化成ポリマ(株)製商品
名)100重量部に対しグリセリン脂肪酸トリエステル
イソカカオMO−5 50重量部,固形パラフィン
WEISSEN−T−68(日本製蝋(株)製商品名)20
重量部添加した粘着剤をトルエンで溶解し、塗布量20
μmとなるように塗布し、硬度H18で厚みが100μ
mのアルミニウム箔(住友軽金属(株)製)と貼リ合わせ
して穴あけ加工用シートとした。その他は実施例1と同
様にして試験した。結果を表1に示す。
【0028】(実施例12)実施例11において、固形パ
ラフィンの使用量を15重量部としたこと以外は、実施
例11に準じて行った。結果を表1に示す。
【0029】(実施例13)実施例11において、固形パ
ラフィンの使用量を7重量部としたこと以外は、実施例
11に準じて行った。結果を表1に示す。
【0030】(比較例1)潤滑油の添加量を0%とした他
は実施例1と同様に試験した。結果を表1に示す。 (比較例2)厚みが120μmのポリプロピレンフィルム
を、硬度H18で厚みが100μmのアルミニウム箔に
120℃の条件で加熱ラミネートし貼リ合わせして穴あ
け加工用シートとした。その他は実施例1と同様にして
試験した。結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】実施例1〜11はすべてスミアの発生がな
く、穴部バリ高さ、穴壁粗さについても良好であった。
それに対し、比較例1は潤滑剤が無いために潤滑効果が
低下し、穴壁の粗さが大きくなり、比較例2でも同様に
潤滑効果は低下し穴内壁粗さが大きくなった。
【0033】
【発明の効果】本発明の加工用シートは、高精度な穴あ
けが要求されるプリント配線板の穴あけをする際に用い
られ、スミアの発生がなく、バリが少なく、さらに穴壁
の粗さが小さい高品質なプリント配線板を得ることがで
きる。それに加えドリルの破損を防止し、寿命を延ばす
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプリント配線板穴あけ加工用シ
ートの断面図。
【図2】プリント配線板穴あけ加工用シートを用いた穴
あけ加工方法を示す概念図。
【符号の説明】
1 帯電防止処理を施した熱可塑性樹脂フィルム 2 潤滑油を添加した粘着剤 3 アルミニウム箔 4 加工用シート 5 多層プリント配線板 6 ドリル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂フィルムと金属箔とを潤滑油
    を添加した粘着剤で貼リ合せてなるプリント配線板穴あ
    け加工用シート。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂フィルムが帯電防止処理を施
    した熱可塑性樹脂である請求項1記載のプリント配線板
    穴あけ加工用シート。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂が90〜180℃の融点を有
    するものである請求項1又は2記載のプリント配線板穴
    あけ加工用シート。
  4. 【請求項4】潤滑油の含有量が粘着剤100重量部に対
    し、5〜70重量部である請求項1〜3のいずれかに記
    載のプリント配線板穴あけ加工用シート。
  5. 【請求項5】アルミニウム箔の厚みが50〜200μm
    である請求項1〜4のいずれかに記載のプリント配線板
    穴あけ加工用シート。
  6. 【請求項6】アルミニウム箔の硬度がH10以上である
    請求項1〜5のいずれかに記載のプリント配線板穴あけ
    加工用シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7914898B2 (en) 2003-12-09 2011-03-29 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Resin-coated metal plate for use in perforating printed-wiring board
JP2011518059A (ja) * 2008-06-06 2011-06-23 アイ.エス テック カンパニー リミティッド 印刷回路基板用穿孔加工シート
KR101466473B1 (ko) * 2012-11-30 2014-12-02 연-차오 예 천공용 다층 커버 플레이트

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