JP2003080384A - レーザマーカ - Google Patents

レーザマーカ

Info

Publication number
JP2003080384A
JP2003080384A JP2001275431A JP2001275431A JP2003080384A JP 2003080384 A JP2003080384 A JP 2003080384A JP 2001275431 A JP2001275431 A JP 2001275431A JP 2001275431 A JP2001275431 A JP 2001275431A JP 2003080384 A JP2003080384 A JP 2003080384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
expansion
storage area
setting information
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001275431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4778647B2 (ja
Inventor
Satoru Matsushita
悟 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP2001275431A priority Critical patent/JP4778647B2/ja
Publication of JP2003080384A publication Critical patent/JP2003080384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4778647B2 publication Critical patent/JP4778647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字開始までの平均待ち時間をできるだけ短
縮することが可能なレーザマーカを提供する。 【解決手段】 コントローラ部2は、外部機器3,32
から与えられる印字文字の種類及び印字位置を含む設定
情報を記憶するためのSRAM22と、印字加工に際し
てレーザ光がたどるべき軌跡を含む展開情報を記憶する
ためのDRAM23と、DRAM23から読み出した展
開情報にしたがってヘッド部1のレーザ発振器11及び
偏向光学系12を制御するMPU21とを備えている。
MPU21は、SRAM22に複数の設定情報を記憶さ
せると共に、複数の設定情報から展開した複数の展開情
報をDRAM23に記憶させ、DRAM23から選択的
に読み出した1つの展開情報にしたがってレーザ発振器
11及び偏向光学系12を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
対象物の表面に印字加工を行うためのレーザ発振器及び
偏向光学系を有するヘッド部と、レーザ発振器及び偏向
光学系を制御するコントローラ部とを備えたレーザマー
カに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレーザマーカは、レーザ光を用
いて樹脂、木、金属等の対象物の表面に文字等のマーキ
ングを行うための装置である。炭酸ガスレーザ又はYA
Gレーザのような比較的高い出力が得られるレーザから
発せられたレーザ光で樹脂、木、金属等の対象物の表面
を加熱し、表面を局部的に変色又は変形させることによ
り文字等のマーキングを行う。
【0003】マーキングすべき文字等に沿ってレーザ光
を偏向させる方法として、通常はベクタースキャンと呼
ばれる方法が用いられる。これは、ガルバノミラーを用
いてレーザ光のX方向及びY方向の偏向を同時に制御す
ることにより、文字又は線画に沿ってレーザ光の照射ス
ポットを移動させる方法である。効率よく短時間でマー
キングを行うように、できるだけ一筆書きとなる軌跡が
選択される。
【0004】レーザマーカはヘッド部とコントローラ部
からなり、ヘッド部にはレーザ発振器及びレーザ光の偏
向光学系が備えられている。コントローラ部には、レー
ザ発振器及び偏向光学系等の制御を行う処理手段(マイ
クロプロセッサ)が備えられている。また、印字文字の
種類及び印字位置を含む設定情報と、その設定情報から
生成される展開情報とを記憶するメモリがコントローラ
部に設けられている。展開情報は、レーザ光が対象物の
表面をたどるべき軌跡に関する情報である。
【0005】コントローラ部にはコンソールやパーソナ
ルコンピュータのような外部機器が接続され、設定情報
が外部機器からコントローラ部に与えられる。また、印
字加工の実行に関する指示も外部機器からコントローラ
部に与えられる。
【0006】外部機器からコントローラ部に与えられた
設定情報は一旦メモリに記憶され、印字加工を実行する
際に処理手段が設定情報の展開処理を実行する。つま
り、印字文字の種類及び印字位置を含む設定情報からレ
ーザ光がたどるべき軌跡に関する展開情報を生成する。
そして、生成された展開情報にしたがって処理手段はレ
ーザ発振器及び偏向光学系(ガルバノミラー)の駆動制
御を行う。
【0007】通常、設定情報を記憶するメモリにはバッ
テリーバックアップ可能なSRAM(スタティックラン
ダムアクセスメモリ)が用いられ、展開情報を記憶する
メモリにはビット単価の安い揮発性のDRAM(ダイナ
ミックランダムアクセスメモリ)が用いられる。設定情
報の記憶に要する記憶容量は比較的小さいが、展開情報
の記憶には大きい記憶容量を必要とするからである。S
RAMには通常、複数の設定情報が記憶される。外部機
器から印字指令があったときに、その印字内容の設定情
報がSRAMに記憶されている場合は、処理手段がSR
AMから設定情報を読み出し、設定情報から展開情報を
生成してDRAMに記憶させた後、その展開情報にした
がってレーザ発振器及び偏向光学系の制御を行う。
【0008】印字指令の内容がSRAMに記憶されてい
ない新たなものである場合は、処理手段は外部機器から
与えられた印字内容に関する設定情報をSRAMに記憶
すると共に展開情報を生成してDRAMに記憶させた
後、その展開情報にしたがってレーザ発振器及び偏向光
学系の制御を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
レーザマーカでは、印字文字の種類や印字位置等の設定
情報については複数種類の設定情報をSRAMに記憶し
ておき、電源オフの状態でもバッテリーバックアップに
よって設定情報の記憶を保持することができるが、DR
AMに記憶する展開情報については電源が切れれば無く
なる。したがって、印字指令を受けるたびにコントロー
ラ部の処理手段が印字内容を示す設定情報から展開情報
を生成してDRAMに記憶させる。この際、前回の印字
内容の展開情報がDRAMに残っている場合は、その展
開情報が新たな展開情報で書き換えられる。つまり、D
RAMには最新の印字内容に関する設定情報から生成さ
れた1つの展開情報のみが記憶される。
【0010】しかし、特に印字内容が複雑な場合は設定
情報から展開情報を生成する処理にかかる時間が長くな
り、その間は印字開始を待たされることになる。この無
駄な待ち時間の短縮が要望されている。
【0011】そこで、本発明は、印字開始までの平均待
ち時間をできるだけ短縮することができるレーザマーカ
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザマーカ
は、レーザ光を用いて対象物の表面に印字加工を行うた
めのレーザ発振器及び偏向光学系を有するヘッド部と、
レーザ発振器及び偏向光学系を制御するコントローラ部
とを備え、コントローラ部は、外部機器から与えられる
印字文字の種類及び印字位置を含む設定情報を記憶する
ための第1記憶領域と、印字加工に際してレーザ光がた
どるべき軌跡を含む展開情報を記憶するための第2記憶
領域と、設定情報から展開情報を生成して第2記憶領域
に記憶させると共に第2記憶領域から読み出した展開情
報にしたがってレーザ発振器及び偏向光学系を制御する
処理手段とを備えているレーザマーカであって、処理手
段は、第1記憶領域に複数の設定情報を記憶させると共
に、複数の設定情報から展開した複数の展開情報を第2
記憶領域に記憶させ、第2記憶領域から選択的に読み出
した1つの展開情報にしたがってレーザ発振器及び偏向
光学系を制御することを特徴とする。
【0013】このような構成によれば、第2記憶領域に
は複数の展開情報が記憶されているので、それらの展開
情報のうちの1つを用いて印字を行う場合は、設定情報
から展開情報を生成する処理が不要であり、印字指令か
ら待ち時間なしに印字を開始することができる。第2記
憶領域に揮発性のDRAMを用いる場合であっても、電
源を切らない限りDRAMに記憶された複数の展開情報
が保持されるので、同じ印字内容を頻繁に印字するよう
な場合には特に、印字開始までの平均待ち時間が短くな
る効果が得られる。
【0014】好ましい実施形態において、処理手段は、
複数の設定情報のそれぞれから順次展開情報を生成して
第2記憶領域に記憶させる際に、第2記憶領域の記憶容
量を越えたために記憶することができない展開情報が発
生した場合は、当該展開情報に対応する設定情報を第1
記憶領域から消去する。こうすれば、第1記憶領域(例
えばSRAM)に記憶される設定情報と第2記憶領域
(例えばDRAM)に記憶される展開情報とを常に1対
1で対応させることが可能になり、設定情報及び展開情
報の管理処理(古いものの削除、新たな情報の追加等)
が容易になる。
【0015】別の実施形態において、処理手段は、複数
の設定情報のそれぞれから順次展開情報を生成して第2
記憶領域に記憶させる展開処理に際し、第2記憶領域の
記憶容量を越えたために記憶することができない展開情
報が発生した場合はそのまま展開処理を終了し、第1記
憶領域に設定情報が記憶されているが第2記憶領域に展
開情報が記憶されていない内容での印字加工が指示され
たときは、当該印字加工のための展開情報を作成して第
2記憶領域に記憶する前に、第2記憶領域に記憶されて
いる複数の展開情報のうち使用日時が最も古いものから
1又は複数の展開情報を削除して空き領域を確保する。
この空き領域を確保するための方法は、キャッシュメモ
リ等で一般に使用される方法と同様である。
【0016】こうすれば、第2記憶領域には、使用日時
が最も新しい展開情報から順に記憶容量の許す範囲内で
複数の展開情報が記憶されるので、印字指令から印字開
始までの待ち時間が不要になる確率(すなわち印字内容
の展開情報が第2記憶領域に記憶されている確率)が高
くなる。つまり、印字指令から印字開始までの平均待ち
時間が短くなる。
【0017】別の実施形態において、処理手段は、複数
の設定情報のそれぞれから順次展開情報を生成して第2
記憶領域に記憶させる展開処理に際し、あらかじめ指定
されている設定情報の展開処理を優先的に実行する。あ
らかじめ指定されている設定情報の展開処理の終了後、
第2記憶領域に空き領域がある場合は、他の設定情報の
展開処理についても任意に実行すればよい。逆に、あら
かじめ指定されている設定情報の展開処理中に第2記憶
領域の空き領域が無くなった場合は、上記のように、使
用日時が最も古いものから1又は複数の展開情報を削除
すればよい。
【0018】また、展開処理を優先的に実行すべき複数
の設定情報の展開順位を指定しておき、その展開順位に
したがって展開処理を実行するようにしてもよい。例え
ば、印字加工の順番を指定した場合、その順番をそのま
ま展開順位として用いてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明の実施形態に係るレーザマ
ーカの概略構成図である。レーザマーカはヘッド部1と
コントローラ部2を備え、両者がケーブル4で接続され
ている。また、液晶表示器とタッチパネルを用いたコン
ソール(表示及び入力手段)3がケーブル5によってコ
ントローラ部2に接続されている。ヘッド部1からワー
ク(加工対象物)WKに対してレーザ光LBが照射さ
れ、このレーザ光LBがコントローラ部2の制御によっ
て偏向される。こうして、ワークWKの表面に所望の文
字や記号等を印字することができる。
【0021】図2は、本発明の実施形態に係るレーザマ
ーカの回路構成を示すブロック図である。ヘッド部1
は、レーザ発振器11、偏向光学系12、EEPROM
13及びリアルタイムクロック(RTC)14を内蔵し
ている。レーザ発振器11は、炭酸ガスレーザ又はYA
Gレーザを用いたレーザ管である。偏向光学系12は、
ガルバノミラー及び集光レンズ系で構成される。レーザ
発振器11から発したレーザ光LBはガルバノミラーに
よってX方向及びY方向に(二次元平面で)偏向される
と共に集光レンズ系によってワークWKの表面に集光さ
れる。
【0022】また、EEPROM13は電源が切れても
記憶内容を保持する不揮発性メモリであり、ヘッド部1
の固有情報、つまりレーザの種類、出力、集光レンズ系
の情報、積算稼働時間等を記憶するのに用いられる。リ
アルタイムクロック14は、稼働時間を積算してレーザ
のランプ交換時期を知らせるために使用される。あるい
は、現在の日時を出力して印字データに含ませることが
できる。
【0023】コントローラ部2は、処理手段であるマイ
クロプロセッサ(MPU)21、第1記憶領域であるS
RAM22及び第2記憶領域であるDRAM23を内蔵
している。マイクロプロセッサ21は、レーザ発振器1
1及び偏向光学系12を含むヘッド部1の制御、外部機
器3,32との通信、SRAM22及びDRAM23の
リード・ライト等、レーザマーカ全体の制御を司る。
【0024】SRAM22は、バッテリーバックアップ
によって電源オフ時にも記憶内容を保持することがで
き、外部機器3,32から受信した印字文字の種類及び
印字位置等の設定情報を記憶する。DRAM23は、設
定情報から生成された展開情報、つまり印字加工のため
にレーザ光がたどるべき軌跡に関する情報を記憶し、電
源オフ時に記憶内容は消える。
【0025】また、マイクロプロセッサ21は、外部機
器3,32から受信した設定情報をSRAM22に記憶
させると共に、設定情報から展開情報を生成してDRA
M23に記憶させる処理も実行する。SRAM22は複
数種類の設定情報を記憶することができ、それぞれの設
定情報から後述のようにして順次生成される複数の展開
情報をDRAM23に記憶させることができる。
【0026】コントローラ部2にはコンソール3の他
に、パーソナルコンピュータ32を接続することもでき
る。接続には例えばRS232Cシリアル通信が用いら
れる。この場合、パーソナルコンピュータ32の画面や
キーボードを用いてコンソール3と同様の表示及び入力
操作を行うことができる。また、コンソール3にはメモ
リカード31を着脱可能なスロットとリード・ライト用
のインターフェイスが備えられている。コンソール3か
ら入力した印字文字の種類及び印字位置等の設定情報を
メモリカード31に保存しておき、必要なときに読み出
してコントローラ部2に送信することができる。
【0027】図3は、コントローラ部2が設定情報から
展開情報を生成する処理(展開処理)の概略を示すフロ
ーチャートである。まず、ステップ#101においてS
RAM22から設定情報を読み出す。続くステップ#1
02において、設定情報に含まれる印字する文字や記号
等を複数の曲線(加工用曲線)に分解する。この際、一
筆書きのようにレーザ光を連続して照射しながらレーザ
光のスポットを移動(偏向)するように、加工用曲線が
選択される。なお、1つの加工曲線の終端から次の加工
曲線の始端への移動(偏向)はレーザ光の照射を停止し
た(出力ゼロの)状態で行われる。
【0028】次のステップ#103において、加工用曲
線の並び替えを行う。レーザ光スポットの移動が最も効
率的になるように、すなわち、加工曲線間のゼロパワー
移動を含む全移動距離が最も短くなるように、加工用曲
線の順番が選択される。この後、1つの加工曲線の終端
から次の加工曲線の始端への移動用直線がステップ#1
04で付加される。こうして生成した展開情報をDRA
M23に書き込んで(ステップ#105)展開処理を終
了する。
【0029】本発明によるレーザマーカでは、コントロ
ーラ部2のマイクロプロセッサ21はSRAM22に複
数の設定情報を記憶させると共に、複数の設定情報から
展開した複数の展開情報をDRAM23に記憶させ、D
RAM23から選択的に読み出した1つの展開情報にし
たがってレーザ発振器11及び偏向光学系12を制御す
る。
【0030】1つの設定情報の記憶に要するSRAM2
2の記憶容量はその内容によって異なる。同様に、1つ
の設定情報から生成される1つの展開情報の記憶に要す
るDRAM23の記憶容量もその内容に応じて変化す
る。また、SRAM22の全記憶容量及びDRAM23
の全記憶容量は、コストも考慮に入れて適切な値に設定
される。このため、SRAM22に記憶された複数の設
定情報に対応する展開情報のすべてをDRAM23に記
憶することができない場合が発生し得る。その場合の処
理として、いくつかの例を以下に説明する。
【0031】図4は、設定情報及び展開情報の記憶管理
に関する処理の第1例を示すフローチャートである。レ
ーザマーカの電源がオンにされると、マイクロプロセッ
サ21はステップ#201でSRAM22から設定情報
を読み出し、展開情報を生成する(ステップ#20
3)。全ての設定情報について読み出しと展開情報の生
成が終了すれば(ステップ#202のYes)、ステッ
プ#206の通常処理へ移行する。
【0032】ステップ#203で生成された展開情報は
DRAM23に書き込まれる。書き込みが成功すれば
(ステップ#204のYes)ステップ#201に戻っ
て次の設定情報の展開を行うが、DRAM23の空き領
域が不足していて書き込みに失敗した場合(ステップ#
204のNo)は、対応する(元の)設定情報をSRA
M22から削除して(ステップ#205)からステップ
#201に戻る。
【0033】ステップ#207で設定削除が指示された
ときは、ステップ#213で対応する展開情報をDRA
M23から削除すると共にステップ#214で対応する
設定情報をSRAM22から削除する。
【0034】ステップ#208で設定追加が指示された
ときは、外部機器3又は32から受信した設定情報をS
RAM22に格納する(ステップ#209)。SRAM
22に空き領域が無くて格納に失敗した場合(ステップ
#210のNo)はそのままステップ#206に戻る。
格納に成功すれば(ステップ#210のYes)、続い
てステップ#211で展開情報を生成し、DRAM23
に書き込む。書き込みに成功すれば(ステップ#212
のYes)そのままステップ#206に戻る。DRAM
23の空き領域が無くて書き込みに失敗した場合は、ス
テップ#213で書きかけの展開情報をDRAM23か
ら削除すると共に、ステップ#214で元の設定情報を
SRAM22から削除した後ステップ#206に戻る。
【0035】上記のような処理により、SRAM22に
記憶されている設定情報とDRAM23に記憶されてい
る展開情報とが1対1で対応する。つまり、設定情報及
び展開情報の一方が記憶されておれば必ず他方も記憶さ
れていることになり、設定情報及び展開情報の管理処理
(古いものの削除、新たな情報の追加等)が容易にな
る。
【0036】図5は、設定情報及び展開情報の記憶管理
に関する処理の第2例を示すフローチャートである。レ
ーザマーカの電源がオンにされると、マイクロプロセッ
サ21はステップ#301でSRAM22から設定情報
を読み出し、展開情報を生成する(ステップ#30
3)。全ての設定情報について読み出しと展開情報の生
成が終了すれば(ステップ#302のYes)、ステッ
プ#305の通常処理へ移行する。
【0037】ステップ#303で生成された展開情報は
DRAM23に書き込まれる。書き込みが成功すれば
(ステップ#304のYes)ステップ#301に戻っ
て次の設定情報の展開を行うが、DRAM23の空き領
域が不足していて書き込みに失敗した場合(ステップ#
304のNo)は展開処理を終了してステップ#305
へ移行する。このとき、SRAM22に記憶されている
設定情報は消去せずそのままにしておく。
【0038】ステップ#306で設定削除が指示された
ときは、ステップ#307で対応する展開情報をDRA
M23から削除すると共にステップ#308で対応する
設定情報をSRAM22から削除する。
【0039】ステップ#309で設定追加が指示された
ときは、外部機器3又は32から受信した設定情報をS
RAM22に格納する(ステップ#310)。SRAM
22に空き領域が無くて格納に失敗した場合(ステップ
#311のNo)はそのままステップ#305に戻る。
格納に成功すれば(ステップ#311のYes)、続い
てステップ#312で展開情報を生成し、DRAM23
に書き込む。書き込みに成功すれば(ステップ#313
のYes)そのままステップ#305に戻る。DRAM
23の空き領域が無くて書き込みに失敗した場合(ステ
ップ#313のNo)は、ステップ#314で書きかけ
の展開情報をDRAM23から削除した後ステップ#3
06に戻る。
【0040】この第2例では、第1例と異なり、DRA
M23の記憶容量不足のためにDRAM23に記憶でき
なかった展開情報が発生したときに、対応する設定情報
はSRAM22から消去せずに残す。したがって、SR
AM22に記憶された複数の設定情報のうち、1又は複
数の設定情報については対応する展開情報がDRAM2
3に記憶されていない場合が発生する。このような設定
情報の内容で印字加工が指示されたときは、印字加工の
ための展開情報を作成してDRAM23に記憶する前
に、DRAM23に記憶されている複数の展開情報のう
ち使用日時が最も古いものから1又は複数の展開情報を
削除して空き領域を確保する処理を実行する。この空き
領域を確保するための方法は、キャッシュメモリ等で一
般に使用される方法と同様である。
【0041】図6は、設定情報及び展開情報の記憶管理
に関する処理の第3例を示すフローチャートである。レ
ーザマーカの電源がオンにされると、マイクロプロセッ
サ21はステップ#401でSRAM22から設定情報
を読み出し、ステップ#402でその設定情報に優先指
定があるか否かをチェックする。すなわち、展開処理を
優先的に実行すべき設定情報についてはあらかじめ優先
指定がなされている。優先指定が無い場合はステップ#
401に戻って次の設定情報の読み出しを行う。
【0042】優先指定がある場合は、ステップ#403
でその設定情報の展開情報を生成し、DRAM23に書
き込む。DRAM23の空き領域が不足していて書き込
みに失敗した場合(ステップ#404のNo)は、展開
処理を終了してステップ#406の通常処理へ移行す
る。展開情報のDRAM23への書き込みに成功した場
合は、ステップ#405で全ての設定情報の読み出しと
展開処理が終了したか否かをチェックし、終了するまで
ステップ#401からステップ#405が繰り返され
る。
【0043】全ての設定情報の読み出しと展開処理が終
了すれば、ステップ#406の通常処理へ移行する。ス
テップ#406以降の処理については、図5(第2例)
のステップ#305以降の処理と同様である。
【0044】なお、優先指定のある全ての設定情報につ
いて展開処理とDRAM23への記憶が終了した状態で
DRAM23に空き領域がある場合は、優先指定の無い
他の設定情報の展開処理について任意に実行してもよ
い。逆に、優先指定のある全ての設定情報について展開
処理中に第2記憶領域の空き領域が無くなった場合は、
第2例で説明したように、使用日時が最も古いものから
1又は複数の展開情報を削除すればよい。
【0045】上記の第3例の変形例として、展開処理を
優先的に実行すべき設定情報について優先指定をする代
わりに、展開処理を無条件に行う必要の無い設定情報を
あらかじめ指定するようにしてもよい。例えば、非常に
少ない頻度で印字加工が行われる設定情報であって、印
字加工の際に外部機器3又は32から設定情報を読み込
む手間を省くためにSRAM22には記憶しておきたい
設定情報が、展開処理を無条件に行う必要の無い設定情
報に該当する。この場合は、図6のフローチャートのス
テップ#402の処理において、指定があればステップ
#401に戻り、指定が無ければステップ#403に移
行するように変えればよい。なお、展開処理を無条件に
行う必要の無い設定情報として指定されている場合であ
っても、外部機器3又は32からの指示があれば展開処
理を行うようにしてもよい。
【0046】また、上記の第3例の別の変形例として、
展開処理を優先的に実行すべき複数の設定情報に優先順
位(展開順位)を設定しておき、優先順位の高い設定情
報から順番に展開処理を実行するようにしてもよい。D
RAM23の空き領域が無くなれば、その時点で展開処
理を中止する。展開順位第1位の展開情報がDRAM2
3に書き込まれた時点でレーザマーカは印字加工可能と
なる。優先順位(展開順位)が高いほど早く印字加工が
可能な状態になる。
【0047】図7は設定情報の展開順位を指定するため
のコンソール3の画面表示例を示す図である。コンソー
ル3の画面40に表示された設定情報の番号、コメント
及び展開順位の一覧表41において任意の行を触れる
と、その行の展開順位が変更可能な状態になり、例えば
テンキーのような数字入力手段(インターフェイス)が
画面40に重ねて表示される。数字(展開順位)を入力
すれば、数字入力手段の表示が消え、入力した数字が変
更後の展開順位として設定される。一覧表41の右側に
は、スクロールバーが表示され、これを用いて一覧表4
1のスクロールを行い、複数ページを参照することがで
きる。
【0048】コンソール3の代わりに、パーソナルコン
ピュータ32を用いて展開順位を設定することも可能で
ある。また、例えば、印字加工の順番を指定した場合
に、その順番をそのまま展開順位として用いてもよい。
【0049】図8は、設定情報及び展開情報の記憶管理
に関する処理の第4例を示すフローチャートである。こ
の例では、電源オン後の自動的な展開処理は行わず、必
要が生じた都度展開処理を行い、生成した展開情報をD
RAM23に書き加えていく。すなわち、通常処理(ス
テップ#501)の後のステップ#502で外部機器3
又は32から展開指示があったか否かチェックする。
【0050】展開指示があった場合は、ステップ#50
3で展開情報を生成してDRAM23に書き込む。書き
込みが成功すれば(ステップ#504のYes)、ステ
ップ#501に戻る。DRAM23の空き領域が不足し
ていて書き込みに失敗した場合(ステップ#504のN
o)は、書きかけのデータ(書き込み失敗データ)をD
RAM23から削除(ステップ#505)してステップ
#501に戻る。この場合は、不要な展開情報をDRA
M23から削除した後、再度展開指示を行うことにな
る。
【0051】なお、SRAM22に記憶する複数の設定
情報及びDRAM23に記憶する複数の展開情報の記憶
管理に関して、上記の各例を適宜組み合わせて実施して
もよい。本発明は上記の実施形態に限らず、種々の形態
で実施することが可能である。
【0052】例えば、展開情報を記憶させる第2記憶領
域として、DRAMに代えてSRAMを用いてもよい。
更に、バッテリーバックアップされたSRAM又は不揮
発性のメモリ(例えばフラッシュメモリ)を用いて電源
オフ時でも展開情報の記憶を保持するようにしてもよ
い。
【0053】また、第2記憶領域(DRAM)に空き領
域が無い場合にそれを確保する方法は、上記の実施形態
のように使用日時が最も古いものから1又は複数の展開
情報を削除する方法に限るわけではなく、例えば使用頻
度の低い展開情報から順番に削除してもよいし、記憶さ
れた日時が古い展開情報から順番に削除するようにして
もよい。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のレーザ
マーカによれば、第2記憶領域(DRAM)には複数の
展開情報が記憶されているので、それらの展開情報のう
ちの1つを用いて印字を行う場合は、設定情報から展開
情報を生成する処理が不要であり、印字指令から待ち時
間なしに印字を開始することができる。同じ印字内容を
頻繁に印字するような場合には特に、印字開始までの平
均待ち時間が短くなる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るレーザマーカの概略構
成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るレーザマーカの回路構
成を示すブロック図である。
【図3】コントローラ部が設定情報から展開情報を生成
する処理の概略を示すフローチャートである。
【図4】設定情報及び展開情報の記憶管理に関する処理
の第1例を示すフローチャートである。
【図5】設定情報及び展開情報の記憶管理に関する処理
の第2例を示すフローチャートである。
【図6】設定情報及び展開情報の記憶管理に関する処理
の第3例を示すフローチャートである。
【図7】設定情報の展開順位を指定するためのコンソー
ルの画面表示例を示す図である。
【図8】設定情報及び展開情報の記憶管理に関する処理
の第4例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ヘッド部 2 コントローラ部 3 コンソール(外部機器) 11 レーザ発振器 12 偏向光学系 21 マイクロプロセッサ(処理手段) 22 SRAM(第1記憶領域) 23 DRAM(第2記憶領域) 32 パーソナルコンピュータ(外部機器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を用いて対象物の表面に印字加工
    を行うためのレーザ発振器及び偏向光学系を有するヘッ
    ド部と、前記レーザ発振器及び偏向光学系を制御するコ
    ントローラ部とを備え、 前記コントローラ部は、外部機器から与えられる印字文
    字の種類及び印字位置を含む設定情報を記憶するための
    第1記憶領域と、印字加工に際して前記レーザ光がたど
    るべき軌跡を含む展開情報を記憶するための第2記憶領
    域と、前記設定情報から前記展開情報を生成して前記第
    2記憶領域に記憶させると共に第2記憶領域から読み出
    した展開情報にしたがって前記レーザ発振器及び偏向光
    学系を制御する処理手段とを備えているレーザマーカで
    あって、 前記処理手段は、前記第1記憶領域に複数の設定情報を
    記憶させると共に、前記複数の設定情報から展開した複
    数の展開情報を前記第2記憶領域に記憶させ、前記第2
    記憶領域から選択的に読み出した1つの展開情報にした
    がって前記レーザ発振器及び偏向光学系を制御すること
    を特徴とするレーザマーカ。
  2. 【請求項2】前記処理手段は、前記複数の設定情報のそ
    れぞれから順次展開情報を生成して前記第2記憶領域に
    記憶させる際に、前記第2記憶領域の記憶容量を越えた
    ために記憶することができない展開情報が発生した場合
    は、当該展開情報に対応する設定情報を前記第1記憶領
    域から消去することを特徴とする請求項1記載のレーザ
    マーカ。
  3. 【請求項3】前記処理手段は、前記複数の設定情報のそ
    れぞれから順次展開情報を生成して前記第2記憶領域に
    記憶させる展開処理に際し、前記第2記憶領域の記憶容
    量を越えたために記憶することができない展開情報が発
    生した場合はそのまま展開処理を終了し、前記第1記憶
    領域に設定情報が記憶されているが前記第2記憶領域に
    展開情報が記憶されていない内容での印字加工が指示さ
    れたときは、当該印字加工のための展開情報を作成して
    前記第2記憶領域に記憶する前に、前記第2記憶領域に
    記憶されている複数の展開情報のうち使用日時が最も古
    いものから1又は複数の展開情報を削除して空き領域を
    確保することを特徴とする請求項1記載のレーザマー
    カ。
  4. 【請求項4】前記処理手段は、前記複数の設定情報のそ
    れぞれから順次展開情報を生成して前記第2記憶領域に
    記憶させる展開処理に際し、あらかじめ指定されている
    設定情報の展開処理を優先的に実行することを特徴とす
    る請求項1記載のレーザマーカ。
  5. 【請求項5】展開処理を優先的に実行すべき複数の設定
    情報の展開順位を指定しておき、前記展開順位にしたが
    って展開処理を実行することを特徴とする請求項4記載
    のレーザマーカ。
JP2001275431A 2001-09-11 2001-09-11 レーザマーカ Expired - Fee Related JP4778647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275431A JP4778647B2 (ja) 2001-09-11 2001-09-11 レーザマーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275431A JP4778647B2 (ja) 2001-09-11 2001-09-11 レーザマーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003080384A true JP2003080384A (ja) 2003-03-18
JP4778647B2 JP4778647B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=19100296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001275431A Expired - Fee Related JP4778647B2 (ja) 2001-09-11 2001-09-11 レーザマーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4778647B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005138443A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 King Jim Co Ltd 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05270071A (ja) * 1992-03-30 1993-10-19 Canon Inc 画像形成装置
JPH1015676A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Miyachi Technos Corp スキャニング式レーザマーキング装置
JPH1120245A (ja) * 1997-07-03 1999-01-26 Oki Data:Kk 画像処理装置及び画像処理方法
JPH11149317A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Nikon Corp 加工装置
JP2001121277A (ja) * 1999-10-22 2001-05-08 Sunx Ltd レーザマーカ
JP2002321072A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Sunx Ltd レーザマーキング装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05270071A (ja) * 1992-03-30 1993-10-19 Canon Inc 画像形成装置
JPH1015676A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Miyachi Technos Corp スキャニング式レーザマーキング装置
JPH1120245A (ja) * 1997-07-03 1999-01-26 Oki Data:Kk 画像処理装置及び画像処理方法
JPH11149317A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Nikon Corp 加工装置
JP2001121277A (ja) * 1999-10-22 2001-05-08 Sunx Ltd レーザマーカ
JP2002321072A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Sunx Ltd レーザマーキング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005138443A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 King Jim Co Ltd 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム
JP4491220B2 (ja) * 2003-11-07 2010-06-30 株式会社キングジム 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4778647B2 (ja) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4575812B2 (ja) レーザーマーキング装置及びそれを用いたバーコード印字方法
US4707153A (en) Printer controller
EP0510899A2 (en) Printer control program transfer method and printer capable of receiving a control program
JP4778647B2 (ja) レーザマーカ
JP4514628B2 (ja) レーザマーキング装置及びそれを用いたバーコード印字方法
JP4388749B2 (ja) レーザマーキング装置の高速文字変更制御方法及びレーザマーキング装置
JP4778649B2 (ja) レーザマーカ
JP3181776B2 (ja) 画像記録装置およびその制御方法
JPH01290448A (ja) 文字発生装置
JP4363857B2 (ja) レーザマーカの印字制御方法及びレーザマーカ
JP2004243328A (ja) レーザマーカの設定データ管理方法及びコンピュータプログラム
JPH09190545A (ja) 図形処理装置
JP3391185B2 (ja) 描画処理装置
JP2004157618A (ja) レーザマーカの印字データ生成方法及びコンピュータプログラム
JP3046429B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JP2713219B2 (ja) 図形表示装置
JP3035126B2 (ja) 情報処理装置
JP3378662B2 (ja) 文書処理装置
JP2998915B2 (ja) 両面印刷装置
JP2005305814A (ja) 出力システム、ホストコンピュータ、出力デバイスおよびプログラム
JPH10187714A (ja) 文書作成装置及び文書作成方法
JP2005309734A (ja) 出力システム、ホストコンピュータ、出力デバイス、プログラムおよび出力システムの制御方法
JPS60221865A (ja) 文書処理装置
JPH0793321A (ja) 文書修正機能を有する文書処理装置
JPH10240484A (ja) ペンプロッタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20050810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4778647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees