JP2003080320A - インクリメンタル成形押圧装置 - Google Patents
インクリメンタル成形押圧装置Info
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Abstract
インクリメンタル成形押圧装置を提供すること。 【解決手段】 板状の被加工材を保持する保持手段と,
被加工材の両側の面にそれぞれ対面するように配設され
る少なくとも一対の押圧工具2及び対向工具と,被加工
材を対向工具に対して相対的に移動させる被加工材移動
手段と,押圧工具を対向工具に対して相対的に移動させ
る工具移動手段とを有する。押圧工具2には,凹状に形
成された凹状押圧面20が設けられており,対向工具に
は,上記凹状押圧面内に対面する対向面が設けられてい
る。被加工材移動手段と工具移動手段によって被加工材
と押圧工具2及び対向工具との相対位置を逐次移動させ
ると共に押圧工具2の凹状押圧面20によって被加工材
を逐次押圧して対向工具の対向面との間に挟み込むこと
により被加工材を成形するよう構成されている。
Description
置,特に絞り変形が効率よくできるインクリメンタル成
形押圧装置に関する。
るには,専用の金型を作製し,プレス成形することが効
率的でコストダウンにもつながる。しかしながら,小ロ
ットの製品を作製する場合には,金型の作製コストが高
いため,プレス成形はむしろコストアップにつながるの
で,板金職人による一品生産が採用される場合がある。
しかしながらこの一品生産は,けっして効率のよいもの
ではなく,製造コストを低減させることが困難であっ
た。
業と同様の作業を機械化する検討がなされてきた。そし
て例えば,日本塑性加工学会 平成7年度塑性加工春季
講演会論文集,(1995),217.「ハンマリング
によるインクリメンタルフォーミングに関する研究−イ
ンクリメンタルハンマリング装置の試作と実験−」(長
谷部忠司他3名)に示されたような,成形方法及び装置
が提案されている。この方法及び装置では,共に半球面
状の先端形状を有する一対の工具を用いて板状の被加工
材を押圧して成形する方法である。
法では,上記工具により一度に押圧できる領域が狭く,
また,発生するしわを伸ばすために押圧ピッチが狭くな
る。つまり絞り変形の効率がよくない。また,成形時の
板厚減少率が大きく,成形品の剛性が低下してしまう。
されたもので,絞り変形の効率がよく,板厚減少率も少
ないインクリメンタル成形押圧装置を提供しようとする
ものである。
持する保持手段と,上記被加工材の両側の面にそれぞれ
対面するように配設される少なくとも一対の押圧工具及
び対向工具と,上記被加工材を上記対向工具に対して相
対的に移動させる被加工材移動手段と,上記押圧工具を
上記対向工具に対して相対的に移動させる工具移動手段
とを有し,上記押圧工具には,凹状に形成された凹状押
圧面が設けられており,一方,上記対向工具には,上記
凹状押圧面内に対面する対向面が設けられており,上記
被加工材移動手段と上記工具移動手段によって上記被加
工材と上記押圧工具及び上記対向工具との相対位置を逐
次移動させると共に上記押圧工具の上記凹状押圧面によ
って上記被加工材を逐次押圧して上記対向工具の上記対
向面との間に挟み込むことにより上記被加工材を成形す
るよう構成されていることを特徴とするインクリメンタ
ル成形押圧装置にある(請求項1)。
に形成された凹状押圧面を有するものを用いる。そのた
め,上記凹状押圧面により被加工材を押圧した際には,
従来のような半球面状の押圧面により押圧する場合より
も広い範囲を一度に押圧することができる。また,凹状
押圧面により押圧した際に被加工材上に生じるしわの発
生状態を均一化することができ,さらにそのしわを周囲
に逃げないように潰すことができる。そのため,絞り変
形を効率よく行うことができると共に,従来よりも板厚
減少率を低減することもできる。
効率がよく,板厚減少率も少ないインクリメンタル成形
押圧装置を提供することができる。
保持手段と,上記被加工材の両側の面にそれぞれ対面す
るように配設される少なくとも一対の押圧工具及び対向
工具と,上記被加工材を上記対向工具に対して相対的に
移動させる被加工材移動手段と,上記押圧工具を上記対
向工具に対して相対的に移動させる工具移動手段とを有
し,上記押圧工具には,凹状を形取るように配設された
3つ以上の分割部材よりなると共に,これらの分割部材
の配置を変更できるよう構成された凹状押圧面が設けら
れており,一方,上記対向工具には上記凹状押圧面に対
面する対向面が設けられており,上記被加工材移動手段
と上記工具移動手段によって上記被加工材と上記押圧工
具及び上記対向工具との相対位置を逐次移動させると共
に上記押圧工具の上記凹状押圧面によって上記被加工材
を逐次押圧して上記対向工具の上記対向面との間に挟み
込むことにより上記被加工材を成形するよう構成されて
いることを特徴とするインクリメンタル成形押圧装置に
ある(請求項4)。
つ以上の分割部材を配置した上記凹状押圧面を有してい
る。この凹状押圧面は,互いの配置を変更して形取る凹
状形状を変更できるようになっている。そして,成形し
ようとする所望の形状に最適な凹状形状を有する凹状押
圧面を構成して加工することができる。そのため,効率
よくインクリメンタル成形を行うことができる。また,
そのため,押圧回数も減らすことができ,絞り変形効率
の向上に加えて板厚減少率の低減をも図ることができ
る。
押圧工具の上記凹状押圧面は,上記押圧工具の押圧方向
に対して傾いた斜めの基準線を谷部とする溝形状を呈し
ていると共に,上記基準線に直行する断面形状が略円弧
状であり,かつ,その曲率半径が上記基準線に沿って連
続的又は断続的に変化していることが好ましい(請求項
2)。この場合には,上記凹状押圧面における曲率が連
続的又は断続的に変化しているので,実際に押圧させる
部分をずらすことによって,異なる曲率の凹状の面を利
用することができ,様々な形状の成形を1つの押圧工具
で行うことができる。即ち汎用性が高い。なお,上記略
円弧状は,単純な円弧状,楕円状の他に,滑らかな曲線
形状あるいは折れ線形状をも含み,全体的にほぼ円弧状
となるあらゆる形状を含む概念である。また,上記基準
線は必ずしも直線である必要はなく,滑らかな曲線ある
いは折れ線状とすることもできる。
変化は,上記押圧方向に進むにつれて徐々に大きくなる
よう変化していることが好ましい(請求項3)。この場
合には,曲率半径が大きい先端側の面をより水平状に近
づけることができ,しわ潰し部分として利用しやすくす
ることができる。
割部材は円柱状とすることができる(請求項5)。この
場合には,上記分割部材の位置を変化させる際に,表面
の向きを考慮する必要が無く,その軸芯位置だけを制御
すればよく,制御が比較的容易である。なお,上記分割
部材としては,円錐状,四角柱状,凹面状を有する部材
など,様々な形状のものを採用することができる。
ても,上記対向工具の上記対向面は,半球面状であるこ
とが好ましい(請求項6)。この場合には,上記押圧工
具の凹状押圧面内に上記対向工具の上記半球面状の対向
面を配置することができる。そのため,少なくとも上記
凹状押圧面の両側端部の2点と上記半球面状の対向面の
1点,合計3点による被加工材に対する押圧を行うこと
もできる。そのため,いわゆる3点曲げを容易に行うこ
とができ,成形性をさらに向上させることができる。
メンタル成形押圧装置につき,図1〜図4を用いて説明
する。本例のインクリメンタル成形押圧装置1は,図4
に示すごとく,板状の被加工材8を保持する保持手段1
0と,被加工材8の両側の面にそれぞれ対面するように
配設される一対の押圧工具2及び対向工具3とを有す
る。また,インクリメンタル成形押圧装置1は,上記被
加工材8を対向工具3に対して相対的に移動させる被加
工材移動手段4と,上記押圧工具2を上記対向工具3に
対して相対的に移動させる工具移動手段5とを有してい
る。そして,押圧工具2には,凹状に形成された凹状押
圧面20が設けられている。また対向工具3には,上記
凹状押圧面20に対面する対向面30が設けられてい
る。
段5によって被加工材8と押圧工具2及び対向工具3と
の相対位置を逐次移動させると共に押圧工具2の凹状押
圧面20によって被加工材8を逐次押圧して上記対向工
具3の対向面30との間に挟み込むことにより被加工材
8を成形するよう構成されている。以下,これを詳説す
る。
は,図4に示すごとく,ハウジング11内にベース部1
2を有し,このベース部12上およびハウジング11に
すべての構成部分が配設されている。まずベース部12
上に立設された基台39上には対向工具3が固定されて
いる。本例の対向工具3は,凸状,具体的には半球面状
に形成された対向面30を有している。
配設されており,さらにその上に被加工材移動手段4が
配設されている。被加工材移動手段4は,同図に示すご
とく,2本のガイドポール41,42と,これらのガイ
ドポール41,42に沿って昇降可能な昇降部43,4
4を有している。2つの昇降部43,44は互いに連動
して昇降するように構成されている。
記被加工材8を保持する保持手段10が配設されてい
る。そして,保持手段10は,上記X−Yテーブル13
の移動に伴って平面状で任意の方向に移動し,上記昇降
部43,44の移動に伴って上下方向に移動するよう構
成されている。
を固定する固定部102を有している。固定部102
は,任意の方向に傾動可能に設けられている。そして,
被加工材8を,上記固定部102の傾動によって任意の
方向に傾けることができるよう構成されている。
上記押圧工具2をセットした工具移動手段5が配設され
ている。工具移動手段5は,上記押圧工具2を上下方向
に移動させ,押圧量(押し込み量)および対向工具との
X方向偏心量と回転方向相対位置を調整できるように構
成されている。押圧工具2は,図1〜図3に示すごと
く,円柱状の基部22と,工具移動手段5に固定するた
めの円柱状の固定端部23を有する。そして,上記基部
22には,その先端に上記凹状押圧面20を設けた押圧
面形成部21が配設されている。
押圧方向(矢印F)に直行する断面形状が台形状を呈し
ている。そして,その押圧方向の先端部分に設けられた
凹状押圧面20は,押圧方向に対して傾いた斜めの基準
線Sを谷部とする溝形状を呈していると共に,上記基準
線Sに直行する断面形状が略円弧状であり,かつ,その
曲率半径が上記基準線に沿って連続的断続的に変化して
いる。本例の基準線Sとしては,図2に示すごとく,押
圧方向からの傾き角度αが45°である直線を採用し
た。
線Sに沿った上記曲率半径の変化は,上記押圧方向に進
むにつれて徐々に大きくなるよう変化している。より具
体的には,最も後端側の曲率半径R1は14mmであ
り,最も先端側の曲率半径R2は50mmである。ま
た,図3に示すごとく,いずれの部分においても,上記
基準線Sに直交する断面形状の円弧の中心角βが約60
°となるように構成した。
面20の両側端部205は,凹状押圧面20の凹状と逆
の曲率を有する滑らかな曲面で面取りを行っている。ま
た,図1に示すごとく,凹状押圧面20の先端部204
も同様に滑らかな曲面で面取りを行っており,しわ伸ば
し部分としての役割をも果たせるように構成した。
形押圧装置1を用いて,板厚0.99mmの円盤状の被
加工材8を図6に示すごとく,外径約84mm,深さ1
9mmの浅円筒絞りを行って,浅いカップ状の成形品8
8を成形した。具体的には,図5に示すごとく,被加工
材移動手段4と工具移動手段5によって被加工材8と押
圧工具2及び対向工具3との相対位置を,被加工材8の
中心側から外周側に徐々に随時移動させると共に,被加
工材8を適度に傾けて回転させながら,上記押圧工具2
を随時押し込んだ。これにより,押圧工具2の凹状押圧
面20によって被加工材8を逐次押圧して対向工具3の
対向面30との間に挟み込むことにより被加工材8を成
形した。
例では,上記押圧工具2として上記凹状に形成された凹
状押圧面20を有するものを用いた。そのため,凹状押
圧面20により被加工材2を押圧した際には,従来のよ
うな半球面状の押圧面により押圧する場合よりも広い範
囲を一度に押圧することができた。また,凹状押圧面2
0により押圧した際に被加工材8上に生じるしわの発生
状態を均一化することができ,しわを周囲に逃げないよ
うにうまく潰すことができた。これにより発生するしわ
のピッチも大きくても良く,押圧ピッチも従来より大き
くすることができた。
く,得られた成形品88の板厚を測定した。その結果を
図7に示す。同図は,横軸に成形品88の端部89から
の距離をとり,縦軸に板厚ひずみεをとったものであ
る。なお,図7中のa,bは,図6中のa,bの位置に
対応した位置を示している。また板厚ひずみεは,ε=
ln(t/to),ここで,to;変形前の板厚,t;
変形後の板厚,という関係式により求めたものである。
図7より知られるごとく,全体的に板厚ひずみεがおよ
そ±0.15の範囲内に収まっており,板厚減少率が非
常に小さかった。
とく,実施例1の優位性をさらに明らかにするため,半
球面状の凸状の押圧面920を有する押圧工具92を用
いて実施例1と同様に成形を行い,実施例1と比較し
た。比較例1のインクリメンタル成形押圧装置9は,図
8に示すごとく,半球面状の押圧面920を有する押圧
工具92を用いた点以外は実施例1のインクリメンタル
成形押圧装置1と同様である。
の押圧工具2,92の押圧回数を表1に示す。表1より
知られるごとく,実施例1のように凹状押圧面20を有
する押圧工具2を採用することにより,半球面状の凸状
の押圧面920を有する押圧工具92を使用する場合と
比べて,押圧回数を半分以下に減少させることができ
た。
ごとく,押圧工具7として,凹状を形取るように配設さ
れた3つの分割部材701〜703よりなると共に,こ
れらの分割部材701〜703の配置を変更できるよう
構成された凹状押圧面70を設けたものを用いた。その
他の装置の構成は実施例1と同様である。
とく,円柱状の基部72と,工具移動手段5(図4参
照)に固定するための円柱状の固定端部73を有する。
そして,上記基部72には,その先端に上記凹状押圧面
70を設けた押圧面形成部71が配設されている。
押圧方向(矢印F)に直行する断面形状が台形状を呈し
ている。そして,その押圧方向の先端部分には,基準面
700が設けられ,この基準面700から複数の油圧シ
リンダ708を介して分割部材701〜703が配設さ
れている。
であり,その位置を上記油圧シリンダ708の伸縮によ
り変更可能に構成されている。図10に示すごとく,各
分割部材701〜703の配置は,初期設定では,中央
の分割部材701の上面が押圧方向Fに対して傾斜角度
が45°となるようにし,その両側に2つの分割部材7
02,703を末広がりとなるように配置してある。
は,互いの表面が円弧状の接線Tに接するようにした。
また,その円弧状の接線Tの上記分割部材701の軸方
向に直行する断面の曲率半径は,各分割部材701〜7
03の位置変更により変更できるようになっている。初
期設定では,上記分割部材の後端側に接する円弧状の接
線Tの曲率半径R3が14mm,中心角γが60°とな
るように設定した。また,上記分割部材の先端側に接す
る円弧状の接線の曲率半径は50mm,中心角が60°
となるように設定した。即ち,凹状押圧面70の基本的
な凹状形状が実施例1の場合と同様となるようにした。
の伸縮によって,分割部材701〜703の位置を変更
し,凹状押圧面70の凹状形状を変更することができ
る。そのため,成形しようとする所望の形状に最適な凹
状形状を有する凹状押圧面70を構成して加工すること
ができる。そのため,効率よくインクリメンタル成形を
行うことができる。また,そのため,押圧回数も減らす
ことができ,絞り変形効率の向上に加えて板厚減少率の
低減をも図ることができる。
割部材701〜703を用いたが,図11に示すごと
く,種々の形状の分割部材74〜78を適用することも
できる。同図(a)に示すものは,上記と同様の円柱状
の分割部材74であり,同図(b)に示すものは,若干
大径化した円柱状の分割部材75である。同図(c)に
示すものは四角柱状の分割部材76である。同図(d)
に示すものは,四角柱の一つ面770を凹状にした分割
部材77である。同図(e)に示すものは,円錐状の分
割部材78である。いずれの形状の分割部材でも,上記
と同様の作用効果が得られる。
図。
図。
装置の構成を示す説明図。
って被加工材を成形している状態を示す説明図。
示す説明図。
の測定結果を示す説明図。
って被加工材を成形している状態を示す説明図。
設状態を示す説明図。
数の変形例を示す説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 板状の被加工材を保持する保持手段と,
上記被加工材の両側の面にそれぞれ対面するように配設
される少なくとも一対の押圧工具及び対向工具と,上記
被加工材を上記対向工具に対して相対的に移動させる被
加工材移動手段と,上記押圧工具を上記対向工具に対し
て相対的に移動させる工具移動手段とを有し,上記押圧
工具には,凹状に形成された凹状押圧面が設けられてお
り,一方,上記対向工具には,上記凹状押圧面内に対面
する対向面が設けられており,上記被加工材移動手段と
上記工具移動手段によって上記被加工材と上記押圧工具
及び上記対向工具との相対位置を逐次移動させると共に
上記押圧工具の上記凹状押圧面によって上記被加工材を
逐次押圧して上記対向工具の上記対向面との間に挟み込
むことにより上記被加工材を成形するよう構成されてい
ることを特徴とするインクリメンタル成形押圧装置。 - 【請求項2】 請求項1において,上記押圧工具の上記
凹状押圧面は,上記押圧工具の押圧方向に対して傾いた
斜めの基準線を谷部とする溝形状を呈していると共に,
上記基準線に直行する断面形状が略円弧状であり,か
つ,その曲率半径が上記基準線に沿って連続的又は断続
的に変化していることを特徴とするインクリメンタル成
形押圧装置。 - 【請求項3】 請求項2において,上記基準線に沿った
上記曲率半径の変化は,上記押圧方向に進むにつれて徐
々に大きくなるよう変化していることを特徴とするイン
クリメンタル成形押圧装置。 - 【請求項4】 板状の被加工材を保持する保持手段と,
上記被加工材の両側の面にそれぞれ対面するように配設
される少なくとも一対の押圧工具及び対向工具と,上記
被加工材を上記対向工具に対して相対的に移動させる被
加工材移動手段と,上記押圧工具を上記対向工具に対し
て相対的に移動させる工具移動手段とを有し,上記押圧
工具には,凹状を形取るように配設された3つ以上の分
割部材よりなると共に,これらの分割部材の配置を変更
できるよう構成された凹状押圧面が設けられており,一
方,上記対向工具には上記凹状押圧面に対面する対向面
が設けられており,上記被加工材移動手段と上記工具移
動手段によって上記被加工材と上記押圧工具及び上記対
向工具との相対位置を逐次移動させると共に上記押圧工
具の上記凹状押圧面によって上記被加工材を逐次押圧し
て上記対向工具の上記対向面との間に挟み込むことによ
り上記被加工材を成形するよう構成されていることを特
徴とするインクリメンタル成形押圧装置。 - 【請求項5】 請求項4において,上記分割部材は円柱
状であることを特徴とするインクリメンタル成形押圧装
置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
上記対向工具の上記対向面は,半球面状であることを特
徴とするインクリメンタル成形押圧装置。
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JP2018196892A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 日産自動車株式会社 | 逐次成形方法及び逐次成形装置 |
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JPH10305321A (ja) * | 1997-05-12 | 1998-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 縁曲げ成形方法及び装置 |
JP2000153313A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-06-06 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | インクリメンタル押圧成形装置 |
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