JP2003080159A - 回転塗布装置 - Google Patents

回転塗布装置

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JP2003080159A
JP2003080159A JP2001273813A JP2001273813A JP2003080159A JP 2003080159 A JP2003080159 A JP 2003080159A JP 2001273813 A JP2001273813 A JP 2001273813A JP 2001273813 A JP2001273813 A JP 2001273813A JP 2003080159 A JP2003080159 A JP 2003080159A
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cup
mist
cleaning liquid
cleaning
exhaust
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JP2001273813A
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English (en)
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Koji Kizaki
幸治 木▲崎▼
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気通路内への塗布液ミストの付着を防止す
ることにより、排気機能の低下等のトラブル発生を回避
する。 【解決手段】 基板Wをテーブル12に保持して回転さ
せながらその遠心力により基板Wの表面に塗布液を塗布
するスピンコータ1(回転塗布装置)において、塗布液
の外部飛散を防止するカップ4の内部に、カップ4の下
部20と整流板28とによって廃液貯溜部22に向って
開口する無端状の中空部分29を形成するとともに、こ
の中空部分29に対応する箇所に排気管26を接続し
た。これにより排気管26および中空部分29によりカ
ップ4内の雰囲気を排気する排気通路を構成した。排気
通路の排気口(開口30)近傍には、排気中に含まれる
塗布液ミストを捕捉するための多孔状の部材からなるミ
ストトラップ32を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶表示パ
ネル用のガラス基板、半導体ウエハ、半導体製造用のマ
スク基板などの基板(以下、単に『基板』という)の表
面に、例えばフォトレジスト液などの塗布液を塗布する
回転塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、テーブル上に吸着保持した基
板に塗布液を供給した後、基板とテーブルとを一体に回
転させることにより、遠心力を利用して塗布液を基板面
上に拡張させる、いわゆるスピンコータと呼ばれる塗布
装置は一般に知られている。
【0003】この装置では、テーブルの周囲が廃液回収
用のカップで覆われており、基板の処理中(回転中)
は、このカップの上部に蓋体がセットされて基板が閉空
間内に配置され、この状態で処理を行うことにより塗布
液の外部飛散を防止するように構成されている。
【0004】前記カップには、廃液口および排気口が開
口しており、処理中は、前記廃液口から廃液通路を通じ
てカップ内に溜まった廃液を排出するとともに、前記排
気口から排気通路を通じてカップ内の雰囲気(塗布液が
蒸発した溶剤ガスや塗布液ミストを含んだ空気)を吸引
するように構成されている。これによってカップ内で廃
液が乾燥固化することによりできる塵埃(パーティク
ル)や塗布液ミスト等が基板へ付着することに起因する
基板の汚損を防止するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に排気通路を通じてカップ内の空気を強制排気する装置
では、排気口から排気通路内にかけて塗布液ミストが付
着することとなる。
【0006】このような塗布液ミストの付着を長期に亘
って放置していると、塗布液ミスト(乾燥固化したも
の)が排気口や排気通路内壁に堆積して通路を塞ぎ、例
えばカップ内雰囲気の吸引力の低下を招くことが考えら
れる。このような場合には、処理中にカップ内の排気が
滞り、その結果、基板に対する塗布液ミストの付着防止
機能が低下することが考えられるため、何らかの対策を
打つ必要がある。
【0007】なお、特開平10−55948号公報に、
排気管の途中にミスト除去部を設けた装置が開示されて
いるが、この構成ではミスト除去部に至るまでの排気管
部分での塗布液ミストの付着を防ぐことはできず、依然
として排気能力の低下を避けることはできない。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、排気通路内への塗布液ミストの付着を防止す
ることにより、排気機能の低下等のトラブル発生を回避
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、基板を保持して回転させる基板保持部
と、この基板保持部を包囲して塗布液の外部飛散を防止
するカップと、前記カップに連通して該カップ内の雰囲
気を外部排気する排気通路とを備えた回転塗布装置にお
いて、前記排気通路内であって、かつ排気口近傍に、前
記雰囲気中に含まれる塗布液ミストを捕捉するためのミ
ストトラップが設けられているものである(請求項
1)。
【0010】この回転塗布装置によると、排気口近傍で
塗布液ミストが捕捉されるので、実質的な排気通路内へ
の塗布液ミストの侵入が抑えられ、排気通路内への塗布
液ミストの付着が略全域に亘って防止されることとな
る。
【0011】この装置において、特に、排気通路をカッ
プ内部に延設してミストトラップをカップ内に設けるよ
うにすれば(請求項2)、カップ外部への塗布液ミスト
の持ち出しを良好に防止することができる。
【0012】なお、ミストトラップは、前記排気通路を
塞ぐ多孔状の部材から構成されるものであってもよいし
(請求項3)、あるいは前記排気通路に凹凸を設けて通
路表面積を増大させることにより構成されるもの(請求
項4)であってもよい。
【0013】上記のような回転塗布装置においては、ミ
ストトラップに洗浄液を供給することにより付着した塗
布液ミストを洗浄、除去する洗浄手段を備えているのが
好ましい(請求項5)。
【0014】この装置によれば、ミストトラップを交換
することなく、ミストトラップに付着した塗布液ミスト
によって排気通路が塞がれるのを防止することができ
る。また、ミストトラップによって捕捉した塗布液ミス
トが乾燥してパーティクルが発生するのを有効に防止す
ることができる。
【0015】なお、塗布処理に伴い飛散した塗布液を溜
めながら排出する廃液貯溜部が前記カップ内に設けられ
ている場合には、排気通路の排気口をこの廃液貯溜部に
臨むように設け、排気通路におけるミストトラップより
も排気方向下流側から該ミストトラップに向って洗浄液
を供給するように前記洗浄手段を構成するのが好ましい
(請求項6)。
【0016】このようにすれば、合理的な構成で、塗布
液ミストが含まれた使用済みの洗浄液を排気と分離した
状態で廃液(飛散した塗布液)と共に外部に排出するこ
とができるようになる。
【0017】この場合、シャワーノズルや扇形ノズル
等、各種ノズルを使って洗浄液を直接ミストトラップに
吹き付けて洗浄してもよいが、例えば排気通路の排気口
を水平又は下向きに設け、さらに排気方向におけるミス
トトラップよりも下流側に洗浄液貯溜部を設けてこの洗
浄液貯溜部に洗浄液を貯溜しながらオーバーフローさせ
るように洗浄手段を構成してもよい(請求項7)。
【0018】このようなオーバーフロー方式の洗浄手段
によれば、洗浄液が排気通路に沿って流動しながらミス
トトラップに供給されるため、排気通路の形状、あるい
はミストトラップが設けられる場所等によっては、シャ
ワーノズル等により洗浄液を吹き付けて洗浄する場合に
比べ、少ない洗浄液で効率的にミストトラップ及びその
近傍を洗浄することが可能となる。
【0019】なお、こようなオーバーフロー方式の洗浄
手段においては、洗浄液貯溜部における洗浄液のオーバ
ーフロー部分に、洗浄液を通路幅方向に均等に案内する
凹凸が形成されているのがより好ましい(請求項8)。
【0020】このようにすれば、ミストトラップの特定
の部分に洗浄液が偏って供給されるのを防止することが
でき、より適切にミストトラップを洗浄することが可能
となる。
【0021】上記の回転塗布装置においては、洗浄手段
が洗浄液を吐出する複数のノズルと各ノズルに対して洗
浄液を供給する供給系統とを有する場合であって、例え
ば、洗浄エリアが広い場合等には、ノズルを洗浄液の供
給エリアに基づいて複数のグループに区分し、各グルー
プ毎に独立した供給系統を設けるのが好ましい(請求項
9)。
【0022】このようにすれば、洗浄エリアが広い場合
でも、洗浄液の供給時に要求される洗浄液の圧力や量を
より適切に確保することができるようになる。
【0023】また、洗浄手段は、洗浄液の供給源として
未使用の洗浄液と使用済みの洗浄液とを貯溜するタンク
を夫々有し、これらのタンクから選択的に洗浄液を供給
するように構成されているのが好ましい(請求項1
0)。
【0024】ミストトラップの洗浄は必ずしも未使用の
洗浄液を使用する必要はなく、洗浄能力を有していれば
使用済みの洗浄液を用いることも可能である。そのた
め、上記のように未使用の洗浄液と使用済みの洗浄液と
の使い分けが可能な構成とすることで、洗浄液を有効活
用することが可能となる。なお、ここで「使用済みの洗
浄液」は、ミストトラップの洗浄に使用されたものに限
らず、例えば基板自体の洗浄等、基板の一連の処理工程
で使用された洗浄液であっても構わない。
【0025】なお、上記の回転塗布装置において、排気
通路を通じてカップ内を強制的に吸引する吸引手段を有
する場合、この吸引手段は、塗布処理以外のときには、
吸引を停止し、又は塗布処理中の吸引力よりも低い吸引
力でカップ内を吸引するように構成されているのが好ま
しい(請求項11)。
【0026】このようにすれば、ミストトラップによっ
て捕捉した塗布液ミストが乾燥するのを抑制することが
でき、捕捉した塗布液ミストに起因するパーティクルの
発生を有効に防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0028】図1及び図2は、本発明に係る回転塗布装
置(スピンコータ)を断面図で概略的に示している。こ
の図に示すように、スピンコータ1は、基板Wを保持す
るための基板保持部2と、この基板保持部2を包囲する
カップ4と、このカップ4の上部開口4aを塞ぐ蓋部材
6とを備えている。
【0029】前記基板保持部2は、基板Wを支持するた
めのテーブル12を有している。このテーブル12は、
駆動シャフト10の先端(上端)にボス10aを介して
結合されており、図外のモータの作動による駆動シャフ
ト10の回転駆動に伴い該シャフト10と一体に回転す
るように構成されている。
【0030】テーブル12の表面(上面)には、吸着部
(図示せず)が設けられるとともに、所定の配列で支持
ピン14が突設されており、処理時には、基板Wが前記
ピン14a上に支持され、かつ吸着部に真空吸着された
状態でテーブル上に保持されるように構成されている。
【0031】また、テーブル12の周縁部には、円環状
のスペーサ16が設けられており、処理時には、蓋部材
6を構成する後記トッププレート44がこのスペーサ1
6を介してテーブル12上に合体することにより、テー
ブル12、スペーサ16及びトッププレート44により
略密閉された基板処理用の空間をテーブル12上に形成
するように構成されている。
【0032】前記カップ4は、前記テーブル12の下側
を覆う円盤状の下部20の周囲にテーブル12を外側か
ら覆う無端状の外周部21を備えた皿型の部材である。
【0033】このカップ4において下部20の周縁部分
には、カップ中心から径方向外側に向って先下がりの傾
斜面20aが形成されており、これによってカップ4の
周縁部分に、その全周に亘って溝状の廃液貯溜部22が
形成されている。
【0034】廃液貯溜部22の底部には廃液管24が接
続されており、処理に伴い飛散して廃液貯溜部22に溜
まった塗布液や、あるいは後述するようにミストトラッ
プの洗浄に供されて廃液貯溜部22に溜まった洗浄液等
の廃液がこの廃液管24を通じて外部に排出されるよう
になっている。なお、図示していないが、廃液管24
は、例えばカップ4の周方向に均等な間隔で複数箇所に
接続されている。
【0035】また、カップ4内において、廃液貯溜部2
2の内側(カップ4の径方向内側)の部分には、前記下
部20と整流板28とによって廃液貯溜部22に向って
開口(開口30)する無端円環状の中空部分29が形成
されている。より詳しく説明すると、前記整流板28
は、カップ4と中心を同じくする略円環形状であって、
図2に示すようにその外周部分が下部20の前記傾斜面
20aの部分まで延設されて該傾斜面20aと平行に延
びており、その結果、前記中空部分29は、その外周部
分がカップ4の径方向中心から外側に向って先下がりに
形成されて開口30が廃液貯溜部22内に下向きに臨ん
だ状態で形成されている。
【0036】カップ4の下部20において中空部分29
に対応する箇所には排気管26が接続されており、処理
中は、カップ4内の雰囲気が前記開口30から中空部分
29および排気管26を通って図外の吸引手段により吸
引されながら外部排気されるように構成されている。つ
まり、当実施形態では、排気管26および中空部分29
等により本発明の排気通路が、前記開口30により本発
明の排気口が夫々構成されている(以下、排気管26お
よび中空部分29等に形成される通路を必要に応じて排
気通路とよぶことにする)。なお、前記排気管26は複
数箇所に接続されており、当実施形態では、図3に示す
ように周方向に均等な間隔で4本の排気管26がカップ
4に接続されている。
【0037】排気通路を構成する前記中空部分29に
は、排気される雰囲気中に含まれる塗布液ミストを捕捉
するためのミストトラップ32と、このミストトラップ
32を洗浄するための洗浄手段が設けられている。
【0038】ミストトラップ32は、排気通路を塞ぐ多
孔状の部材で、排気中に含まれる塗布液ミストを付着さ
せることにより捕捉するもので、当実施形態では、図5
に示すような格子状のミストトラップ32が採用されて
いる。ミストトラップ32は、図2に示すように開口3
0(排気口)の直ぐ近傍であって中空部分29の全周に
亘って設けられており、塗布液ミストの付着面積をでき
るだけ多く確保できるように奥行き方向(排気方向)に
ある程度厚みを有して設けられている。
【0039】洗浄手段は、洗浄液を貯溜しつつオーバー
フローさせる洗浄液貯溜部34と、洗浄液をミストトラ
ップ32に対して噴射するノズル36と、これら洗浄液
貯溜部34およびノズル36に対して洗浄液を供給する
洗浄液の供給系統とから構成されている。
【0040】前記洗浄液貯溜部34は、図2及び図3に
示すように、カップ4の前記下部20であって、排気管
26の直ぐ外側(すなわち傾斜面20aの上端部分)に
形成される無端状の溝からなる。洗浄液貯溜部34の底
部にはポート38が周方向に一定の間隔で設けられてお
り、これらポート38に対して洗浄液の供給管39が接
続されている。つまり、供給管39およびポート38を
通じて洗浄液貯溜部34に洗浄液を供給することによ
り、一定量の洗浄液を洗浄液貯溜部34に貯溜しながら
オーバーフローさせ、これによって洗浄液をその自重に
より傾斜面20aに沿って流下させながらミストトラッ
プ32を洗浄するように構成されている。
【0041】なお、洗浄液貯溜部34の側壁のうち内側
の側壁(径方向内側の側壁;図2では左側の側壁)は外
側の側壁よりも高く形成されており、その結果、貯溜さ
れる洗浄液は傾斜面20a側にのみオーバーフローする
ようになっている。また、洗浄液貯溜部34の外側の側
壁上端部分(洗浄液のオーバーフロー部分)には、カッ
プ4の径方向に延びる細溝が周方向に等間隔で刻設され
ており、これによって洗浄液がカップ4の全周に亘って
均等にオーバーフローし得るように構成されている。
【0042】前記ノズル36は、洗浄液の噴射孔を一定
の間隔で備えた円環状のパイプノズルであって、図2に
示すように洗浄液貯溜部34内であってその内側の側壁
に沿って固定され、ミストトラップ32およびその近傍
の整流板28に対して洗浄液を吹き付けるように設けら
れている。なお、当実施形態においてこのノズル36
は、図3及び図4に示すようにカップ4の周方向に分割
された4つの単位ノズル36a〜36dからなり、これ
ら単位ノズル36a〜36dが協働して円環状の前記ノ
ズル36を構成している。そして、各単位ノズル36a
〜36dに夫々独立した処理液の供給管37が接続され
ることにより独立した供給系統に接続され、洗浄時に
は、各単位ノズル36a〜36d毎に夫々処理液が供給
されるように構成されている。
【0043】一方、蓋部材6は、図1に示すように、上
部フード42と、その下側に連結されるトッププレート
44とから構成されている。
【0044】上部フード42は、図外の駆動機構により
昇降可能に支持されており、処理時には、下降端位置に
セットされることによりカップ4の前記上部開口4aを
塞いでカップ4内に閉空間を形成するように構成されて
いる。
【0045】トッププレート44は、上部フード42と
共に昇降し、処理時には、前記スペーサ16を介してテ
ーブル12上に合体することにより、テーブル12、ス
ペーサ16及びトッププレート44によってテーブル上
に閉空間を形成し、テーブル12上に保持された基板W
をその空間内に配するように構成されている。
【0046】上部フード42及びトッププレート44
は、上部フード42の中央部分に形成された中空部45
にトッププレート42上部に形成された円盤状の被係合
部44aが介装されることにより連結されており、蓋部
材6の上昇時には、上部フード42に連設される係合部
42aが被係合部44aに対して下側から係合すること
により(図1の二点鎖線図参照)、トッププレート44
と上部フード42とが一体に上昇するように構成されて
いる。なお、処理に伴う蓋部材6の下降時には、まずト
ッププレート44がテーブル12に合体して被係合部4
2aと被係合部44aとの係合状態が解除され、その
後、トッププレート44がカップ4上にセットされて上
部開口4aを塞ぐように前記係合部42a及び被係合部
44aの位置関係が設定されており(図1の実線図参
照)、これによって基板Wの処理中は、トッププレート
44が上部フード42から独立(分離)した状態とな
り、トッププレート44がテーブル12と共に一体に回
転するように構成されている。
【0047】また、上記フード42の中央部分近傍に
は、クリーンルーム内の清浄な下降気流を取り入れるた
めの開口42bが形成されている。
【0048】次に、以上のように構成されたスピンコー
タ1の動作について説明する。
【0049】まず、蓋部材6が所定の上昇端位置にセッ
トされ、これによりカップ4の上部開口4aが開放され
た状態で(図1の二点鎖線に示す状態)、図外の搬送手
段により基板Wが搬入されて前記テーブル12上にセッ
トされる。
【0050】基板Wがセットされると、移動可能な塗布
液供給ノズル(図示せず)がテーブル12の中央であっ
て、かつその上方に設定された液供給位置に配置され、
所定量の塗布液が基板Wの中央部分に滴下される。
【0051】そして、カップ4の外部に塗布液供給ノズ
ルが移動した後、蓋部材6が下降し、図1の実線図に示
すように、テーブル12上にトッププレート44が合体
するとともに、カップ4の上部開口4aが上部フード4
2によって塞がれる。
【0052】こうして処理準備が完了すると、排気管2
6に接続された図外の吸引手段が吸引動作を開始し、カ
ップ4内の雰囲気が開口30から排気通路を通じて外部
排気され始めるとともに、図外のモータの作動によりテ
ーブル12が回転駆動され、これにより基板Wが高速で
回転する。このように基板Wが回転すると、その遠心力
により塗布液が基板上に拡散され、その結果、塗布液が
基板上に薄く塗布されることとなる。
【0053】なお、このような基板Wの処理中、回転に
よって基板Wから振り切られた余剰の塗布液は、前記ス
ペーサ16とテーブル12との間に形成された隙間16
aを通じてカップ4内に流出、あるいは飛散しながら底
部の廃液貯溜部22内に案内され、この廃液貯溜部22
に廃液として集められ、前記廃液管24を通じて外部に
排出されることとなる。
【0054】また、上記のように排気通路を通じてカッ
プ4内が吸引されることによりカップ4内の雰囲気(空
気)が開口30からカップ4外へ排気され、これにより
空気中に含まれる塗布液ミスト等の基板Wへの付着が防
止される。排気によって陰圧となったカップ4内には、
開口42bを介して清浄な気体が取り入れられ、これに
よりトッププレート44上で中心から外向きの気流が生
じ、カップ4内の円滑な排気が実現されている。なお、
空気と共に開口30から排気通路内に吸引された塗布液
ミストは、排気通路(中空部分29)内でミストトラッ
プ32を通過する際にこれに付着し、排気管26に至る
ことなくカップ4内で捕捉されることとなる。
【0055】基板Wの塗布処理が完了すると、テーブル
20が停止し、蓋部材6が上昇端位置にリセットされる
ことによりカップ4が開放される。また、これと同時に
カップ4内の吸引が停止される。そして、テーブル12
から前記搬送手段に基板Wが受け渡され、該搬送手段に
より基板Wが搬出される。これにより当該基板Wに対す
る塗布液の塗布処理が終了することとなる。
【0056】そして、例えば予め設定された数の基板W
に対して処理液の塗布動作が繰り返された後、あるいは
生産ロットの切替え等のタイミングでミストトラップ3
2の洗浄が行われ、ミストトラップ32に付着した塗布
液ミストが除去される。これにより、ミストトラップ3
2に塗布液ミストが堆積して排気通路面積が縮小するの
が防止され、また、塗布液ミストが乾燥固化することに
よるパーティクルの発生が防止されることとなる。
【0057】ミストトラップ32の洗浄は、上述したよ
うに、洗浄液貯溜部34に洗浄液を貯溜しながらオーバ
ーフローさせるとともに、ノズル36からミストトラッ
プ32およびその近傍の整流板28に洗浄液を噴射する
ことにより行われる。このようにすると、洗浄液貯溜部
34からオーバーフローした洗浄液が傾斜面20aに沿
って流下し、該傾斜面20aおよびミストトラップ32
に付着した塗布液ミストを溶解しながら廃液貯溜部22
内に流入する一方、ノズル36から噴射された洗浄液が
整流板28およびミストトラップ32に付着した塗布液
ミストを溶解しながら傾斜面20aおよび整流板28に
沿って廃液貯溜部22内に流下することとなる。従っ
て、ミストトラップ32のみならずその近傍の傾斜面2
0aや整流板28に付着した塗布液ミストも洗浄除去さ
れることとなる。なお、上記のように洗浄に供された洗
浄液は、全て廃液貯溜部22に集められて廃液として廃
液管24を通じて外部に排出されることとなる。
【0058】以上のようなスピンコータ1によると、排
気通路を通じてカップ4内の空気(雰囲気)を排気する
構成において、その排気口(開口30)近傍にミストト
ラップ32を設けることによって排気通路内への塗布液
ミストの侵入を防止するようにしているので、排気通路
内への塗布液ミストの付着、堆積を略全域に亘って防止
することができる。従って、排気通路内に塗布液ミスト
が堆積することによるトラブル、例えば実質的な排気通
路面積の縮小に伴うカップ内の吸引力低下(排気機能の
低下)といった事態の発生を有効に防止することができ
る。特に、このスピンコータ1では、カップ4内に形成
した中空部分29に排気管26を連通接続して排気通路
を構成し、ミストトラップ32を前記中空部分29に設
けているので、すなわちカップ4内にミストトラップ3
2を設けているので、カップ4外への塗布液ミストの持
ち出しを効果的に防止することができる。従って、排気
管26等、カップ4以外の部分への塗布液ミストの堆積
をより効果的に防止することができ、排気管26等の保
守点検作業を軽減することができるという利点がある。
【0059】しかも、このスピンコータ1では、洗浄手
段を設けてミストトラップ32に付着した塗布液ミスト
を洗浄、除去できるように構成されているので、ミスト
トラップ32に付着した塗布液ミストによって排気通路
が塞がれたり、あるいは塗布液ミストが乾燥固化するこ
とに起因してパーティクルが発生するといった弊害を有
効に防止することができる利点がある。特に、このスピ
ンコータ1では、ミストトラップ32の洗浄に供した洗
浄液が自ずと廃液貯溜部22内に流入するように排気通
路や洗浄手段が構成されているので、使用済みの洗浄液
を廃液(飛散した塗布液)と共に外部に排出することが
できる合理的な構成が達成されるという利点がある。
【0060】次に、本発明の第2の実施形態について図
6を用いて説明する。
【0061】この図は、排気通路をカップ4の外周部2
1に設けた構成のスピンコータ1を断面図で概略的に示
している。すなわち、図6に示すスピンコータ1では、
カップ4を構成する外周部21の内側に沿って整流板2
8が設けられており、この整流板28と外周部21とに
よって真下に向って開口する無端状の中空部分29が形
成されている。そして、この中空部分29に対して外周
部21の外側から排気管26が接続されることにより、
これら中空部分29及び排気管26により排気通路が構
成されている。
【0062】また、中空部分29の開口30の近傍にミ
ストトラップ32が設けられ、中空部分29の内部であ
ってこのミストトラップ32に対向する位置に洗浄手段
としてノズル36が設けられている。
【0063】このように排気通路の排気口(開口30)
は、必ずも第1の実施形態のようにカップ4の下部20
(テーブル12の下側)に設けられている必要はなく、
カップ4の外周部21に設けられているものであっても
よく、このような第2の実施形態の構成においても第1
の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0064】次に、本発明の第3の実施形態について図
7を用いて説明する。
【0065】この図は、ミストトラップとして第1の実
施形態のような多孔状の部材かなるミストトラップ32
を設けるのではなく、排気通路自体に通路表面積を増大
させるような形状的な特徴を持たせることによりミスト
トラップを設けた構成を示している。
【0066】すなわち、この図に示すスピンコータ1で
は、開口30の近傍、具体的にはカップ4の傾斜面20
aの部分において整流板28および傾斜面20aの相対
向する面に凹凸を適宜形成し、排気通路自体をラビリン
ス状に形成することによりミストトラップが構成されて
いる。
【0067】このような構成によると、開口30の近傍
において排気通路内壁面に塗布液ミストが効果的に付着
することとなり、第1の実施形態の同様、塗布液ミスト
を開口30近傍で良好に捕捉することができる。なお、
同図においては、便宜上洗浄手段の図示を省略している
が、勿論、この構成においても洗浄手段を設けて付着し
た塗布液ミストを洗浄、除去するのが好ましい。
【0068】次に、本発明の第4の実施形態について図
9を用いて説明する。
【0069】この図は、第1の実施形態において、ミス
トトラップ32を傾斜面20aに設ける代わりに洗浄液
貯溜部34に設けたものである。すなわち、上記ノズル
36の代わりにミストトラップ32を洗浄液貯溜部34
に設け、ミストトラップ32の一部をここに貯溜される
洗浄液に浸漬した状態で設けたものである。
【0070】このような構成によると、ミストトラップ
32に付着した塗布液ミストに対して洗浄液が自然と含
浸し、これにより付着した塗布液ミストが溶けだして除
去されることとなる。そして、除去された塗布液ミスト
は、洗浄液貯溜部34からオーバーフローする洗浄液と
共に傾斜面20aに沿って流下する。なお、この構成に
おいても洗浄液貯溜部34は、貯まった洗浄液が傾斜面
20aの方へオーバーフローするように内外(同図では
左右)の側壁高さが設定されている。
【0071】ところで、第1〜第4の実施形態に示した
スピンコータ1は、本発明に係る回転塗布装置の代表的
な構成例であって、その具体的な構成は、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、以下
のような構成を採用することもできる。
【0072】 ミストトラップとして多孔状の部材を
排気通路に介設する場合、ミストトラップ32は、第1
の実施形態のような格子状のものに限らず、図8に示す
ように多数の円形開口を打ち抜いたパンチング板や、あ
るいはネット状のものであってもよい。
【0073】 第1の実施形態では、洗浄手段である
ノズル36を4つの単位ノズル36a〜36dから構成
し、洗浄液の供給系統として各単位ノズル36a〜36
d毎に独立した供給系統を設けるようにしているが、勿
論、ノズル36を単一のノズル構成とし一つの供給系統
で洗浄液を供給するようにしてもよい。但し、広域に亘
って設けたノズルに対して単一の供給系統で洗浄液を供
給しようとすると、要求される圧力や量を確保すること
が難しくなるため、洗浄エリアが広い場合には、第1の
実施形態のようにノズルを洗浄液の供給エリアに基づい
て複数のグループに区分し、各グループ毎に独立した供
給系統を設けるのが好ましい。
【0074】 ミストトラップの洗浄は必ずしも未使
用の洗浄液を使用する必要はなく、使用済みの洗浄液を
用いるようにしてもよい。例えば、この種のスピンコー
タ1には、通常、その後工程として基板縁部に塗布され
た塗布液を洗浄除去する除去装置が設置されるため、こ
の除去装置で使用された洗浄液を再度ミストトラップの
洗浄液として使用するように構成してもよい。これによ
れば洗浄液を有効活用することが可能となる。なお、こ
の場合、未使用の洗浄液と使用済みの洗浄液を夫々貯溜
するタンクを設け、これらのタンクから選択的に洗浄液
を供給できるように洗浄液の供給系統を構成し、ミスト
トラップへの塗布液ミストの付着具合に応じて未使用の
洗浄液と使用済みの洗浄液とを使い分けるように構成し
てもよい。これによれば、洗浄液を有効活用しながら、
塗布液ミストの付着具合に応じた効果的な洗浄が可能に
なるというメリットがある。
【0075】 上記スピンコータ1では吸引手段によ
り排気通路を通じてカップ4内を吸引するように構成
し、塗布処理中にのみカップ4内を吸引するようにして
いるが、係るカップ4内の吸引は、例えば常時行うよう
にしてもよい。但し、カップ4内を常時吸引すると、排
気通路内の気流によってミストトラップ32に付着した
塗布液ミストの乾燥が促進され、パーティクルが発生し
易くなることが考えられる。そのため、カップ4内を常
時吸引する場合には、非処理時のカップ4内の吸引力を
塗布処理中の吸引力よりも低く設定して排気通路内での
気流の発生を抑え、これにより塗布液ミストの乾燥を抑
制するのが好ましい。なお、吸引手段としては、排気管
26に吸引ポンプを設けてもよいし、クリーンルームに
設置されている排気手段に接続して吸引手段として利用
してもよい。吸引の断続制御は、吸引ポンプのオン・オ
フ、あるいは、排気管26内にダンパーを設けてそれを
開閉すること等により実現することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、液飛散
防止用のカップ内で基板を回転させて塗布液を塗布しな
がら、カップに連通した排気通路を通じてカップ内の雰
囲気を外部排気するようにした回転塗布装置において、
排気通路の排気口近傍にミストトラップを設けて塗布液
ミストを捕捉するようにしたので、排気通路内への塗布
液ミストの付着を略全域に亘って防止することができ
る。従って、塗布液ミストの付着による排気機能の低下
等のトラブル発生を回避することができる。
【0077】特に、ミストトラップに洗浄液を供給して
付着した塗布液ミストを洗浄する洗浄手段を設けるよう
にすれば、ミストトラップを交換することなく、ミスト
トラップに付着した塗布液ミストによって排気通路が塞
がれるのを防止することができ、また、ミストトラップ
によって捕捉した塗布液ミストが乾燥してパーティクル
が発生するのを有効に防止することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転塗布装置(第1の実施の形
態)の一例を示す断面略図である。
【図2】排気通路の排気口近傍を示す回転塗布装置の要
部断面図である。
【図3】洗浄手段の具体的な構成を示すカップ内部の平
面図である。
【図4】単位ノズルの構成を示す平面略図である。
【図5】ミストトラップの具体的な形状を示す図1のA
―A断面図である。
【図6】本発明に係る回転塗布装置(第2の実施の形
態)の一例を示す断面略図である。
【図7】本発明に係る回転塗布装置(第3の実施の形
態)の一例を示す断面略図である。
【図8】第1の実施の形態におけるミストトラップの変
形例を示す断面図である。
【図9】本発明に係る回転塗布装置(第4の実施の形
態)の一例を示す断面略図である。
【符号の説明】
1 スピンコータ 2 基板保持部 4 カップ 20 下部 20a 傾斜面 26 排気管 28 整流板 29 中空部分 30 開口(排気口) 32 ミストトラップ W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA18 AB16 EA05 4F042 AA06 AA07 AB00 CC03 CC07 CC28 DF09 DF28 DF32 EB05 EB09 EB24 5F046 JA05 JA08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持して回転させる基板保持部
    と、この基板保持部を包囲して塗布液の外部飛散を防止
    するカップと、前記カップに連通して該カップ内の雰囲
    気を外部排気する排気通路とを備えた回転塗布装置にお
    いて、 前記排気通路内であって、かつ排気口近傍に、前記雰囲
    気中に含まれる塗布液ミストを捕捉するためのミストト
    ラップが設けられていることを特徴とする回転塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転塗布装置において、 前記排気通路がカップ内部に延設されて前記ミストトラ
    ップがカップ内に設けられていることを特徴とする回転
    塗布装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の回転塗布装置にお
    いて、 前記ミストトラップは、前記排気通路を塞ぐ多孔状の部
    材からなることを特徴とする回転塗布装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の回転塗布装置にお
    いて、 前記ミストトラップは、前記排気通路に凹凸を設けて通
    路表面積を増大させることにより構成されていることを
    特徴とする回転塗布装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の回転塗
    布装置において、 前記ミストトラップに洗浄液を供給することにより付着
    した塗布液ミストを洗浄、除去する洗浄手段を備えてい
    ることを特徴とする回転塗布装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の回転塗布装置において、 塗布処理に伴い飛散した塗布液を溜めながら排出する廃
    液貯溜部が前記カップ内に設けられるものであって、前
    記排気通路の排気口がこの廃液貯溜部に臨むように設け
    られ、前記洗浄手段は、排気通路におけるミストトラッ
    プよりも排気方向下流側から該ミストトラップに向って
    洗浄液を供給するように構成されていることを特徴とす
    る回転塗布装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の回転塗布装置において、 前記排気通路の排気口が水平又は下向きに設けられるも
    のであって、前記洗浄手段は、排気方向におけるミスト
    トラップよりも下流側に洗浄液貯溜部を有し、この洗浄
    液貯溜部に洗浄液を洗浄しながらオーバーフローさせる
    ように構成されていることを特徴とする回転塗布装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の回転塗布装置において、 前記洗浄液貯溜部における洗浄液のオーバーフロー部分
    に、洗浄液を通路幅方向に均等に案内する凹凸が形成さ
    れていることを特徴とする回転塗布装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8の何れかに記載の回転塗
    布装置において、 前記洗浄手段は洗浄液を吐出する複数のノズルと各ノズ
    ルに対して洗浄液を供給する供給系統とを有するもので
    あって、前記ノズルが洗浄液の供給エリアに基づいて複
    数のグループに区分され、各グループ毎に独立した前記
    供給系統が設けられていることを特徴とする回転塗布装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至9の何れかに記載の回転
    塗布装置において、 前記洗浄手段は、洗浄液の供給源として未使用の洗浄液
    と使用済みの洗浄液とを貯溜するタンクを夫々有し、こ
    れらのタンクから選択的に洗浄液を供給するように構成
    されていることを特徴とする回転塗布装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の回
    転塗布装置において、 前記排気通路を通じて前記カップ内を強制的に吸引する
    吸引手段を有するものであって、この吸引手段は、塗布
    処理以外のときには、吸引を停止し、又は塗布処理中の
    吸引力よりも低い吸引力でカップ内を吸引するように構
    成されていることを特徴とする回転塗布装置。
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