JP2003079893A - パチンコ機のアース構造 - Google Patents

パチンコ機のアース構造

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JP2003079893A JP2001277365A JP2001277365A JP2003079893A JP 2003079893 A JP2003079893 A JP 2003079893A JP 2001277365 A JP2001277365 A JP 2001277365A JP 2001277365 A JP2001277365 A JP 2001277365A JP 2003079893 A JP2003079893 A JP 2003079893A
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誠 田結
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Toshiaki Sugita
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Yoshimichi Nozaki
祥導 野崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の組付部品のアース接続を簡単化
する。 【解決手段】 パチンコ機の本体枠に取り付けたミドル
プレート12の前面に発射レール固定用板金20を取り
付け、この発射レール固定用板金20の前面に発射レー
ル22を取り付ける。更に、発射レール固定用板金20
の前面に、弾性変形可能な板ばね状のアース用板金24
を、発射レール固定用板金20を固定するねじ21で共
締めして固定して、アース用板金24と発射レール22
とを発射レール固定用板金20を介して電気的に接続す
る。そして、パチンコ機下部の前面パネル15を閉鎖す
ると、アース用板金24の接触片部24cが前面パネル
15の裏面に設けた上皿板金26に圧接して、アース用
板金24と上皿板金26とが電気的に接続される。これ
により、発射レール22が発射レール固定用板金20、
アース用板金24、上皿板金26を介してアース接続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の本体
枠の前面側に前面扉を開閉可能に取り付けたパチンコ機
のアース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機内のパチンコ球は、
球通路を流下する過程で摩擦により静電気が帯電されや
すい。このパチンコ球の静電気がパチンコ機の電子部品
近傍で放電すると、該電子部品が誤動作したり、最悪の
場合には、故障してしまうおそれもある。この対策とし
て、従来より、発射レール等のパチンコ球が接触する組
付部品にアース用リード線やアース用板金の一端側を電
気的に接続し、このアース用リード線やアース用板金の
他端側をヒンジ金具等のグランド側導電部材に電気的に
接続することで、パチンコ球に帯電している静電気を取
り除くようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
ース構造では、パチンコ機を組み立てる際に、アース用
リード線やアース用板金の一端側を発射レール等の組付
部品にねじ止めや半田付け等で電気的に接続する作業
と、アース用リード線やアース用板金の他端側をヒンジ
金具等のグランド側導電部材にねじ止めや半田付け等で
電気的に接続する作業とが必要となるため、アース接続
の作業に手間が掛かり、その分、組立能率が低下して製
造コストが高くなるという欠点があった。特に、パチン
コ機の本体枠の下部前面側に位置する組付部品のアース
接続は、本体枠の下部前面側のスペースが比較的狭いこ
ともあって、アース用リード線やアース用板金が設置で
きる場所が限定されてしまい、上述した欠点が顕著に現
れる。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、組付部品をアース接
続するための作業を簡単化することができて、パチンコ
機の組立性を向上することができるパチンコ機のアース
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機のアース構造は、パ
チンコ機の本体枠の前面側に前面扉を開閉可能に取り付
けたパチンコ機において、本体枠側又は前面扉側にアー
ス用導電部材を設けて該アース用導電部材を本体枠側の
組付部品と前面扉側の導電部材のうちの一方側に電気的
に接続し、前面扉を閉鎖したときにアース用導電部材が
本体枠側の組付部品と前面扉側の導電部材のうちの他方
側に接触して電気的に接続される構成としたものであ
る。
【0006】この構成では、パチンコ機の組立時に、本
体枠側の組付部品と前面扉側の導電部材のうちの一方側
のみにアース用導電部材を適宜の固定方法(例えばねじ
止め、半田付け、かしめ等)により電気的に接続した状
態に取り付けて固定する。そして、パチンコ機の前面扉
を閉鎖すれば、アース用導電部材が本体枠側の組付部品
と前面扉側の導電部材のうちの他方側に接触して電気的
に接続され、本体枠側の組付部品のアース接続が完了す
る(本体枠側の組付部品をアース用導電部材と前面扉側
の導電部材とを介してアース接続する)。これにより、
従来のアース構造に比べてアース用導電部材をねじ止め
等により電気的に接続する作業を少なくすることができ
て、アース接続に要する作業時間を短縮することができ
る。
【0007】この場合、請求項2のように、アース用導
電部材は、弾性変形可能に形成すると良い。このように
すれば、前面扉を閉鎖してアース用導電部材を相手側に
接触させたときに、アース用導電部材を弾性変形させて
相手側に適度な弾性力で圧接させることができ、アース
用導電部材の電気的接続の信頼性を向上することができ
る。
【0008】アース用導電部材でアース接続する組付部
品は、種々の部品が考えられるが、例えば、請求項3の
ように、アース用導電部材を、本体枠側に設けて該本体
枠に組み付けられた発射レールに電気的に接続するよう
にしても良い。このようにすれば、パチンコ機の部品の
中でも特に静電気の帯電しやすく、また発生しやすい部
品の1つである発射レールのアース接続を簡単化するこ
とができる。
【0009】この場合、発射レールに、直接、アース用
導電部材を取り付けるようにしても良いが、取付方法に
よっては、前面扉の閉鎖時にアース用導電部材に加わる
力が発射レールに作用して、発射レールが微妙に変形し
発射球の発射方向が微妙に変化してしまう可能性があ
る。
【0010】その対策として、請求項4のように、アー
ス用導電部材を、発射レールが固定された発射レール固
定用板金に取り付けるようにしても良い。このようにす
れば、前面扉の閉鎖時にアース用導電部材に加わる荷重
を発射レール固定用板金で受け止めて、その荷重が発射
レールに作用することを回避することができるので、発
射レールの変形を防止できて、発射球の発射方向を安定
させることができる。
【0011】また、請求項5のように、本体枠側の遊技
盤取付用のミドルプレートを導電性樹脂で形成し、アー
ス用導電部材を本体枠側に設けてミドルプレートに電気
的に接続するようにしても良い。このようにすれば、ミ
ドルプレート及びミドルプレートに組み付けられた各部
品に帯電した静電気を逃がすことができ、パチンコ機の
各部の静電気を一括して除去することができる。
【0012】更に、請求項6のように、ミドルプレート
に、パチンコ球が流下する球通路が設けられている場合
は、アース用導電部材を、ミドルプレートのうちの球通
路付近に取り付けるようにしても良い。ミドルプレート
の球通路付近は、パチンコ球の流下時の摩擦により静電
気が帯電しやすいので、ミドルプレートの球通路付近に
アース用導電部材を取り付ければ、パチンコ球の流下時
の摩擦により発生する静電気を効果的に除去することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図6に基づいてパチンコ機
の前面側の構成を概略的に説明する。パチンコ機の本体
枠11には、各部品を組み付けるミドルプレート12
(図2参照)が取り付けられ、このミドルプレート12
の上部に、遊技盤13が取り付けられている。この遊技
盤13に、センター役物、入賞口、入賞装置等(図示せ
ず)が設けられている。
【0014】また、本体枠11の上部前面側(遊技盤1
3の前面側)には、ガラス扉14が開閉可能に取り付け
られ、本体枠11の下部前面側には、前面パネル15
(前面扉)が開閉可能に取り付けられている。この前面
パネル15に、パチンコ球を貯溜する上皿16が設けら
れ、前面パネル15の下方に下皿17が設けられてい
る。下皿17の右方には、球発射装置18(図2参照)
の発射操作ハンドル19が設けられている。
【0015】図1及び図2に示すように、ミドルプレー
ト12の下部前面(前面パネル15の後方)には、発射
レール固定用板金20がねじ21で締め付け固定されて
いる。この発射レール固定用板金20の前面に、少なく
とも一部が金属又は導電性部材で形成された断面略M字
形の発射レール22がねじ23で締め付け固定され、こ
の発射レール22によって、球発射装置18で発射され
たパチンコ球が遊技盤13に案内される。更に、発射レ
ール固定用板金20の前面には、弾性変形可能な導電性
板材で形成された板ばね状のアース用板金24(アース
用導電部材)が取り付けられて、アース用板金24と発
射レール22とが、発射レール固定用板金20を介して
電気的に接続されている。
【0016】アース用板金24は、弾性のある導電性の
金属板(例えばステンレス板、りん青銅板等)を折曲加
工して、発射レール固定用板金20に固定される取付片
部24aと、この取付片部24aから斜め前方に延びる
ように設けられたリード片部24bと、このリード片部
24bの先端に設けられた接触片部24cとが一体に形
成されている。アース用板金24は、取付片部24aに
形成された貫通孔25(図3参照)に、発射レール固定
用板金20を固定するねじ21を挿通して共締めされて
いる。
【0017】尚、図2に示すように、ミドルプレート1
2の下部前面の右端部には、上下方向にスライド可能な
フック部34が設けられ、前面パネル15には、該フッ
ク部34と係合する係合部(図示せず)が設けられて
る。これらフック部34と係合部で前面パネル15の開
閉ロック機構が構成されている。
【0018】一方、図1に示すように、前面パネル15
の裏面には、上皿16を支持するための上皿板金26
(導電部材)が設けられ、この上皿板金26が、ヒンジ
金具35(図2参照)等のグランド側導電部材に電気的
に接続されている。前面パネル15を閉鎖したときに、
アース用板金24の接触片部24cが上皿板金26の裏
面に当たって、アース用板金24が弾性変形すること
で、アース用板金24の接触片部24cが上皿板金26
の裏面に適度な弾性力で圧接して、アース用板金24と
上皿板金26とが電気的に接続される。
【0019】これにより、発射レール22が、発射レー
ル固定用板金20、アース用板金24、上皿板金26を
介してアース接続されるため、球発射装置18で発射さ
れたパチンコ球が発射レール22に接触することで、パ
チンコ球に帯電した静電気を取り除くことができる。ま
た、球発射装置18で発射されたパチンコ球と発射レー
ル22との摩擦により発生した静電気も除去することが
できる。また、アース用板金24は、前面パネル15
(上皿板金26)を前面側に押圧しているので、前面パ
ネル15のがたつきを小さくすることができる。
【0020】尚、前面パネル15を閉鎖してアース用板
金24が上皿板金26に当たって弾性変形したときに、
アース用板金24が本体枠11に設けられた金属枠33
(図1参照)にも接触して、発射レール22が、発射レ
ール固定用板金20、アース用板金24、金属枠33の
経路でもアース接続されるようにしても良い。
【0021】また、図2及び図4に示すように、ミドル
プレート12の下部前面の左側部には、球払出装置(図
示せず)から払い出されたパチンコ球が流下する球通路
27が形成されている。本実施形態では、ミドルプレー
ト12が導電性樹脂で形成され、このミドルプレート1
2のうちの球通路27付近に、弾性変形可能な板ばね状
のアース用板金28(アース用導電部材)が取り付けら
れて、アース用板金28とミドルプレート12とが電気
的に接続されている。
【0022】アース用板金28は、弾性のある導電性金
属板(例えばステンレス板、りん青銅板等)を折曲加工
して、ミドルプレート12に固定される取付片部28a
と、この取付片部28aから前方に延びるように設けら
れたリード片部28bと、このリード片部28bの先端
に設けられた接触片部28cとが一体に形成されてい
る。アース用板金28は、取付片部28aに形成された
貫通孔29(図5参照)に、ねじ30を挿通してミドル
プレート12に締め付け固定されている。
【0023】一方、図4に示すように、前面パネル15
の裏面側には、ミドルプレート12の球通路27に対応
する位置に球出口31が設けられ、球通路27を流下し
たパチンコ球が、この球出口31を通って上皿16内に
流入するようになっている。この球出口31の内壁面
は、上皿板金26に電気的に接続された球出口板金32
(導電部材)で形成され、この球出口板金32の後端に
設けられた接触端子部32aが球出口31の外側に折り
曲げられて露出している。
【0024】前面パネル15を閉鎖したときに、アース
用板金28の接触片部28cが球出口板金32の接触端
子部32aに当たって、アース用板金28が弾性変形す
ることで、アース用板金28の接触片部28cが球出口
板金32の接触端子部32aに適度な弾性力で圧接し
て、アース用板金28と球出口板金32(上皿板金2
5)とが電気的に接続される。
【0025】これにより、ミドルプレート12が、アー
ス用板金28、球出口板金32、上皿板金26を介して
アース接続されるため、ミドルプレート12及びミドル
プレート12に組み付けられた各部品に帯電した静電気
を逃がすことができる。更に、球通路27を流下したパ
チンコ球が球出口板金32に接触することで、パチンコ
球に帯電した静電気も取り除くことができる。また、ア
ース用板金28の適度な弾性力により、球通路27と球
出口31の位置関係を矯正することができる。
【0026】以上のように構成したパチンコ機のアース
構造では、パチンコ機の組立時に、発射レール固定用板
金20にアース用板金24をねじ21で締め付け固定し
て、アース用板金24と発射レール22とを電気的に接
続すると共に、ミドルプレート12にアース用板金28
をねじ30で締め付け固定して、アース用板金28とミ
ドルプレート12とを電気的に接続する。この後、パチ
ンコ機の前面パネル15を閉鎖すれば、アース用板金2
4の接触片部24cが上皿板金26に圧接して電気的に
接続されて、発射レール22のアース接続が完了すると
共に、アース用板金28の接触片部28cが球出口板金
32に圧接して電気的に接続されて、ミドルプレート1
2のアース接続が完了する。これにより、従来のアース
構造に比べてアース用導電部材をねじ止め等により電気
的に接続する作業を少なくすることができて、アース接
続に要する作業時間を短縮することができ、パチンコ機
の組立性を向上することができる。
【0027】しかも、本実施形態では、アース用板金2
4,28を、弾性変形可能な板ばね状に形成したので、
前面パネル15を閉鎖してアース用板金24,28を相
手側に接触させたときに、アース用板金24,28を弾
性変形させて相手側に適度な弾性力で圧接させることが
でき、アース用板金24,28の電気的接続の信頼性を
向上することができる。
【0028】また、本実施形態では、発射レール22用
のアース用板金24を、発射レール固定用板金20に取
り付けるようにしたので、前面パネル15の閉鎖時にア
ース用板金24に加わる荷重を発射レール固定用板金2
0で受け止めて、その荷重が発射レール22に作用する
ことを回避することができるので、発射レール22の変
形を防止できて、発射球の発射方向を安定させることが
できる。
【0029】しかしながら、発射レール22用のアース
用板金24を、必ずしも発射レール固定用板金20に取
り付ける必要はなく、アース用板金24を、直接、発射
レール22に共締め等により取り付けるようにしても良
い。また、発射レール22にアース用板金を一体に形成
して部品点数を削減するようにしても良い。
【0030】また、本実施形態では、ミドルプレート1
2を導電性樹脂で形成し、ミドルプレート12にアース
用板金28を取り付けてアース接続するようにしたの
で、ミドルプレート12及びミドルプレート12に組み
付けられた各部品に帯電した静電気を逃がすことがで
き、パチンコ機の各部の静電気をミドルプレート12を
利用して一括して除去することができる。
【0031】しかも、本実施形態では、ミドルプレート
12の球通路27付近は、パチンコ球の流下時の摩擦に
より静電気が帯電しやすいことを考慮して、ミドルプレ
ート12の球通路27付近に、アース用板金28を取り
付けるようにしたので、パチンコ球の流下時に球通路2
7付近で発生する静電気を効果的に除去することができ
る。
【0032】尚、上記実施形態では、アース用板金2
4,28を弾性変形可能に形成したが、アース用板金2
4,28は、必ずしも弾性変形可能に形成する必要はな
く、例えば、アース用板金24,28が接触する相手側
(上皿板金26、球出口板金32)を弾性変形させるよ
うにしても良い。
【0033】また、上記実施形態では、アース用板金2
4,28を本体枠11側に設けるようにしたが、アース
用板金24,28を前面パネル15側に設けて、前面パ
ネル15の閉鎖時にアース用板金24,28を本体枠1
1側の組付部品(発射レール22、ミドルプレート1
2)に接触させてアース接続するようにしても良い。
【0034】また、上記実施形態では、本発明を、発射
レール22のアース接続とミドルプレート12のアース
接続に適用したが、発射レール22とミドルプレート1
2のうちの一方のアース接続に本発明を適用するように
しても良い。
【0035】また、上記実施形態では、ミドルプレート
12を本体枠11と別体で設けるようにしたが、ミドル
プレート12を本体枠11に一体的に形成するようにし
ても良い。また、本発明は、発射レール22やミドルプ
レート12のアース接続に限定されず、その他の種々の
組付部品のアース接続に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機のアース構造によれば、アース
用導電部材を本体枠側の組付部品と前面扉側の導電部材
のうちの一方側に電気的に接続して設け、前面扉を閉鎖
したときにアース用導電部材が他方側に接触して電気的
に接続されることで、本体枠側の組付部品をアース用導
電部材と前面扉側の導電部材とを介してアース接続する
ようにしたので、本体枠側の組付部品のアース接続作業
を簡単化して、パチンコ機の組立性を向上することがで
きる。
【0037】更に、請求項2では、アース用導電部材を
弾性変形可能に形成したので、アース用導電部材の弾性
変形を利用してアース用導電部材を相手側に適度な力で
圧接させることができ、アース接続の信頼性を向上する
ことができる。
【0038】また、請求項3では、アース用導電部材を
発射レールに電気的に接続するようにしたので、発射レ
ールのアース接続を簡単化することができる。
【0039】更に、請求項4では、アース用導電部材を
発射レール固定用板金に取り付けるようにしたので、前
面扉の閉鎖時にアース用導電部材に作用する荷重で発射
レールが変形してしまうのを防止できて、発射球の発射
方向を安定させることができる。
【0040】また、請求項5では、遊技盤取付用のミド
ルプレートを導電性樹脂で形成し、このミドルプレート
にアース用導電部材を電気的に接続するようにしたの
で、ミドルプレートを利用してパチンコ機の各部の静電
気を一括して除去することができる。
【0041】更に、請求項6では、ミドルプレートのう
ちの球通路付近にアース用導電部材を取り付けるように
したので、ミドルプレートの球通路付近でパチンコ球流
下時の摩擦により発生する静電気を効果的に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における発射レールのアー
ス構造を示す縦断面図
【図2】前面パネルを取り付ける前の状態を示すパチン
コ機下部の正面図
【図3】(a)は発射レール用のアース用板金の正面
図、(b)は同縦断面図
【図4】ミドルプレートのアース構造を示す横断面図
【図5】(a)はミドルプレート用のアース用板金の正
面図、(b)は同横断面図
【図6】パチンコ機の正面図
【符号の説明】
11…本体枠、12…ミドルプレート、15…前面パネ
ル(前面扉)、16…上皿、17…下皿、20…発射レ
ール固定用板金、22…発射レール、24…アース用板
金(アース用導電部材)、26…上皿板金(導電部
材)、27…球通路、28…アース用板金(アース用導
電部材)、31…球出口、32…球出口板金(導電部
材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田結 誠 東京都中野区新井4丁目4番3号 (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西2丁目14番地の15 (72)発明者 粱川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 (72)発明者 鈴木 富士夫 名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会 社エムアールディー内 (72)発明者 杉田 利明 名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会 社エムアールディー内 (72)発明者 野崎 祥導 名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会 社エムアールディー内 (72)発明者 山本 健二 名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会 社エムアールディー内 Fターム(参考) 2C088 BC68 DA09 EA02 EA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の本体枠の前面側に前面扉を
    開閉可能に取り付けたパチンコ機において、 前記本体枠側又は前記前面扉側にアース用導電部材が設
    けられて該アース用導電部材が前記本体枠側の組付部品
    と前記前面扉側の導電部材のうちの一方側に電気的に接
    続され、前記前面扉が閉鎖されたときに前記アース用導
    電部材が前記本体枠側の組付部品と前記前面扉側の導電
    部材のうちの他方側に接触して電気的に接続されるよう
    にしたことを特徴とするパチンコ機のアース構造。
  2. 【請求項2】 前記アース用導電部材は、弾性変形可能
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパ
    チンコ機のアース構造。
  3. 【請求項3】 前記アース用導電部材は、前記本体枠側
    に設けられて該本体枠に組み付けられた発射レールに電
    気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のパチンコ機のアース構造。
  4. 【請求項4】 前記アース用導電部材は、前記発射レー
    ルが固定された発射レール固定用板金に取り付けられて
    いることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ機のア
    ース構造。
  5. 【請求項5】 前記本体枠側の遊技盤取付用のミドルプ
    レートが導電性樹脂で形成され、 前記アース用導電部材は、前記本体枠側に設けられて前
    記ミドルプレートに電気的に接続されていることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパチンコ機の
    アース構造。
  6. 【請求項6】 前記ミドルプレートには、パチンコ球が
    流下する球通路が設けられ、 前記アース用導電部材は、前記ミドルプレートのうちの
    前記球通路付近に取り付けられていることを特徴とする
    請求項5に記載のパチンコ機のアース構造。
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