JP2001230066A - 電気機器の安全装置 - Google Patents

電気機器の安全装置

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JP2001230066A
JP2001230066A JP2000037571A JP2000037571A JP2001230066A JP 2001230066 A JP2001230066 A JP 2001230066A JP 2000037571 A JP2000037571 A JP 2000037571A JP 2000037571 A JP2000037571 A JP 2000037571A JP 2001230066 A JP2001230066 A JP 2001230066A
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JP
Japan
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nut
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electric
boss
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JP2000037571A
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Inventor
Nobuhiro Asada
信弘 浅田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器内部の合成樹脂製構造物に装設され
た電気部品と、電気機器本体間の導通構成を達成し、且
つ、組立作業性の良い電気機器の安全装置を提供する。 【解決手段】 操作パネル4内側の角部の一端に形成さ
れたボス状部位12の先端部分には、ナット14がイン
サート成形により埋設され、このとき、ナット14の上
面はボス状部位12端面12aから突出させている。固
定用ビス13は、アース用リード線11のホルダ−11
aに挿入後、本体の前面部2aの後側から挿入孔15を
貫通し、前記ボス状部位12の先端部分に設けたナット
14に締め付けて、操作パネル4を本体2に固定する。
同時に、制御回路部6と本体2とは電気的に接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ等の電気
機器の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用電気機器の一例である電子レンジ
は、安全のため接地工事を必要とし、機器本体と大地間
をアース線で接続して使用されている。一方、電気機器
の内部では制御回路部やノイズフィルター等の電気部品
からアース用リード線を出して機器本体と接続し、導通
させている。そして、それぞれの基板上でショート等が
発生した場合には、電気部品から機器本体、更に機器本
体から大地へと導通させて人体や機器の安全を確保して
いた。
【0003】例えば、電子レンジの操作パネル内に設け
た制御回路部と電子レンジ本体間の導通構成を、図4及
び図5を参照して説明する。この電子レンジは、外装内
に導電性部材からなる本体2を設け、この本体2の前面
右側に合成樹脂製の操作パネル4を取り付けている。操
作パネル4の内部には、電子レンジ内の各部品を統括的
に制御する制御回路部6を備えている。
【0004】前記制御回路部6のプリント基板7には、
制御回路部6と本体2を導通させるためのアース用リー
ド線11が接続されている。このリード線11の先端部
にはアース締結用ビス20を保持するホルダ−11aが
備えられている。一方、本体2の導電性前面部2aに
は、アース用ビス20が挿入される孔21が設けられて
いる。前記ビス20は、アース用リード線11のホルダ
−11aに挿入後、前面部2aの後側から孔21を貫通
し、前面部2aの前側に配したナット22に締め付けて
いる。このようにして、制御回路部6は本体2と導通状
態を達成していた。
【0005】また、従来、操作パネル4は、内側の角部
の一端にボス状部位12を形成し、このボス状部位12
と、これに圧入する取付用ビス23と、本体の前面部2
aに設けた取付孔24とを利用して本体2に取り付けて
いた。すなわち、取付用ビス23を前面部2aの後側か
ら取付孔24に貫通後、前記ボス状部位12内に締め付
けて、操作パネル4を本体2に固定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成、すな
わち、制御回路部6と本体2をアース用リード線11に
よって電気的に接続する構成と、操作パネル4を本体2
に固定する構成は、共にビス締結によって達成されてお
り、ビス締結の箇所も近隣であった。しかし、これらの
構成は作業を別々に行っていたために、部品の数は多く
なり、また、組立時及び、点検、修理時の作業も複雑に
なっていた。
【0007】そこで、これらの作業を同時に行う方法と
して、操作パネル4を本体2に取り付ける際、取付用ビ
ス23をアース用リード線11のホルダ−11a内に挿
入して、前面板2aの後側から取付孔24に貫通させた
後、操作パネル4のボス状部位12内で共締めする方法
が考えられた。
【0008】しかし、上記のような共締め構成では、発
火等の異常時に起こり得るボス状部位の熱変形または、
径時変化による同部位の劣化等で、アース用リード線が
はずれてしまい導通構成を達成できなくなる可能性があ
った。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するた
めのなされたもので、その目的は、電気機器内部の合成
樹脂製構造物に装設された電気部品と、電気機器本体間
の導通構成を達成し、且つ、組立作業性の良い電気機器
の安全装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電気機器
の安全装置は、合成樹脂製構造物にナットをインサート
成形し、該ナットに電気機器本体の導電性部材に取付け
た固定ビスを締め付けて、合成樹脂製構造物と該合成樹
脂製構造物に装設された電気部品に接続されたアース用
リード線を前記導電性部材に機械的及び電気的に固着し
たことを特徴とする。
【0011】請求項2に係る電気機器の安全装置は、請
求項1において、前記合成樹脂製構造物にはボス状部位
を形成し、該ボス状部位にナットを埋め込んでいる。
【0012】請求項3に係る電気機器の安全装置は、請
求項2において、前記ナットはその一部がボス状部位端
面から突出するように埋め込まれいる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図中、同一符号は同一または
相当部分を示す。
【0014】図1〜図3を参照して、本発明の実施形態
の第一例である電子レンジについて説明する。
【0015】1は外装、2は外装1内に設け、被加熱物
を収納する筐体の加熱室を形成した金属製の本体、3は
前記加熱室の前面開口を開閉するドア、4はドア3と隣
接して右側に配置した合成樹脂製の操作パネルである。
操作パネル4には、表面にユーザーが加熱条件を設定す
るためのキーボード5が取り付けられ、内部に加熱条件
に基づいて電子レンジ内の各部品を統括的に制御する制
御回路部6を備えている。
【0016】前記制御回路部6は、プリント基板7に制
御トランス8やマイクロコンピューター(図示せず)等
が搭載されて構成し、プリント基板7の端部に貫通させ
た装設用ビス9を操作パネル4の内面に設けたボス状の
取付部10内に締め付けて、操作パネル4内に装設して
いる。また、前記プリント基板7には制御回路部6と本
体2を導通させるためのアース用リード線11が接続さ
れており、このリード線11の先端部分には、後に説明
する固定用ビス13を保持するためのホルダ−11aが
備えられている。
【0017】次に、本発明の特徴部分である安全装置の
取付方法、すなわち制御回路部6と本体2の導通構成に
ついて説明する。
【0018】12は前記操作パネル4内側の角部の一端
に形成され、操作パネル4を本体2に取り付ける際に利
用するボス状部位である。13及び14は、操作パネル
4を本体2に取り付ける際、固定のために使用する固定
用ビス及びナット、15は本体2の金属製(導電性)前
面部2aに設けた固定用ビス13が挿入される挿入孔1
5である。前記ボス状部位12の先端部分には、ナット
14がインサート成形により埋設され、このとき、ナッ
ト14の上面はボス状部位12端面12aから突出させ
ている。
【0019】前記固定用ビス13は、アース用リード線
11のホルダ−11aに挿入後、本体2前面部2aの後
側から挿入孔15を貫通し、前記ボス状部位12の先端
部分に設けたナット14に締め付けて、操作パネル4を
本体2に固定する。同時に、制御回路部6と本体2は電
気的に接続される。
【0020】上記の構成によると、操作パネル4を本体
2に固定する作業と、アース用リード線11を接続する
作業が同時に行えるため、組立作業性が向上する。ま
た、前記リード線11が操作パネル4のボス状部位12
の端面12aから突出した状態で接続されているので、
発火等の異常時に起こり得るボス状部位の熱変形また
は、径時変化による同部位の劣化等で、万一、操作パネ
ル4が本体2から離脱したとしても、ナット14は本体
2側に残っている。すなわち、アース用リード線11は
本体2と接続されているので、制御回路部6と本体2と
の導通構成は確実に保たれる。
【0021】なお、実施の形態の一例として、電子レン
ジの操作パネル内に設けた制御回路部と電子レンジ本体
との導通構成を示したが、本発明はこれに限らず、洗濯
機、衣類乾燥機、食器洗い乾燥機等の電気機器に適用可
能なものである。また、本発明は前記操作パネル内の制
御回路部だけでなく、電気機器に取り付けられた樹脂製
構造物に装設し、且つ、アース用リード線を用いて電気
機器本体と導通させる構成の電気部品、例えば、ノイズ
フィルター回路部やインバーター回路部等にも利用でき
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1の電気機器の安全装置によれ
ば、合成樹脂製構造物にナットをインサート成形し、該
ナットに電気機器本体の導電性部材に取付けた固定ビス
を締め付けて、合成樹脂製構造物と該合成樹脂製構造物
に装設された電気部品に接続されたアース用リード線を
前記導電性部材に機械的及び電気的に固着しているの
で、合成樹脂製構造物を電気機器本体に固定する作業
と、アース用リード線を電気機器本体の導電性部材に電
気的に接続する作業が同時に行え、組立時及び、点検、
修理時の作業が簡単になる。
【0023】請求項2及び3の電気機器の安全装置によ
れば、前記合成樹脂製構造物にはボス状部位を形成し、
該ボス状部位の端面から前記ナットの一部が突出するよ
うに埋め込まれているので、発火等の異常時に起こり得
るボス状部位の熱変形または、径時変化による同部位の
劣化等で、万一、合成樹脂製構造物が電気機器本体から
離脱したとしても、ナットは電気機器本体側に残り、ア
ース用リード線は機器本体と接続されているため、合成
樹脂製構造物に装設された電気部品と電気機器本体との
導通構成は確実に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例である電子レンジの外
観斜視図。
【図2】図1に示した電子レンジの本体及び、操作パネ
ル部の分解斜視図。
【図3】図2に示した本体及び、操作パネル部の拡大断
面図。
【図4】従来例の電子レンジの本体及び、操作パネル部
の分解斜視図。
【図5】図4に示した本体及び、操作パネル部の拡大断
面図。
【符号の説明】
2 本体 2a 前面部 4 操作パネル 6 制御回路部 7 プリント基板 11 アース用リード線 11a ホルダー 12 ボス状部位 13 固定用ビス 14 ナット 15 挿入孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器本体の導電性部材に取り付けら
    れた合成樹脂製構造物に装設された電気部品と電気的に
    接続されたアース用リード線を、前記導電性部材に導通
    させた電気機器の安全装置において、前記合成樹脂製構
    造物にはナットをインサート成形し、該ナットに前記導
    電性部材に取付けた固定ビスを締め付けて合成樹脂製構
    造物とリード線を前記導電性部材に機械的及び電気的に
    固着したことを特徴とする電気機器の安全装置。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂製構造物にはボス状部位を
    形成し、該ボス状部位にナットを埋め込んだ請求項1に
    記載の電気機器の安全装置。
  3. 【請求項3】 前記ナットは、その一部がボス状部位端
    面から突出するように埋め込まれた請求項2に記載の電
    気機器の安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414178C (zh) * 2003-02-21 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 微波炉的接地结构
CN100455893C (zh) * 2003-07-29 2009-01-28 乐金电子(天津)电器有限公司 微波炉的控制面板的接地结构
WO2009151055A1 (ja) 2008-06-10 2009-12-17 東ソー株式会社 塩素化ポリエーテル及びそれより得られるポリウレタン

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