JP2003079513A - ゆで卵器、ゆで卵器制御プログラム及びそれを用いたゆで卵の製造方法 - Google Patents

ゆで卵器、ゆで卵器制御プログラム及びそれを用いたゆで卵の製造方法

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JP2003079513A
JP2003079513A JP2001274614A JP2001274614A JP2003079513A JP 2003079513 A JP2003079513 A JP 2003079513A JP 2001274614 A JP2001274614 A JP 2001274614A JP 2001274614 A JP2001274614 A JP 2001274614A JP 2003079513 A JP2003079513 A JP 2003079513A
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boiled
microwave
controller
hot water
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JP2001274614A
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Haruo Matsushima
治男 松島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 爆発の心配なしにマイクロ波による省エネゆ
で卵を作ること。 【解決手段】 着脱自在で透視可能な半円筒状蓋10
と、上面板12とで形成される空間12aに設けた卵保
持具26を、可動パイプ20、回動板30、31、コイ
ルバネ34等で支え、バネの変位をブザー36で電気信
号に変換して制御器45に入力し、計算で得られた必要
十分な電力量のマイクロ波を、湯中で卵がゆでられる際
の熱吸収曲線を近似させて時間配分し、前記空間12a
に結合されたマグネトロン16を前記配分に従って断続
動作させ、かつ赤外線温度センサー23の温度情報で時
間補正することにより、湯中でゆでられたと同様の熱流
を卵内部に生じせしめ、爆発せずに卵がゆでられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波を用い
たゆで卵器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゆで卵器は、爆発の危険
が有る為製品化は不可能と考えられていた。マイクロ波
加熱器としては電子レンジが広く普及しているが、生卵
を電子レンジで加熱すると加熱中に爆発し、扉が強く開
いて卵の破片が外にまで飛び散る。開く扉に当たれば危
険であり、また熱せられた卵の破片は火傷の原因とな
る。従って卵の加熱は取扱説明書の中で禁止事項となっ
ている。
【0003】試行錯誤で加熱時間を調節し、爆発する前
に加熱を停止すればゆで卵として食べられる場合も有
る。しかし首尾良く加熱しても、手元に取り出した時
や、さらには殻を取り除き口元に近づけた時に爆発する
場合があり、これを面白く扱って放映したテレビ番組等
により、卵のマイクロ波加熱が危険である事は広く知ら
れている。
【0004】しかしながらお湯や蒸気を用いて卵をゆで
る従来の方法は、比熱が大きい水を単なる熱媒体として
加熱し、しかも加熱して出来たお湯や蒸気は捨てられて
しまう事が一般的であるから、地球温暖化が懸念される
昨今、その浪費エネルギーの低減に強い関心が持たれて
いると同時に、お湯や蒸気による火傷の危険回避もまた
強く求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
課題を解決するもので、エネルギー浪費の元凶である水
を全く使用しない、マイクロ波を用いたゆで卵器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明のゆで卵器は、マイクロ波源と、この
マイクロ波源が結合された、卵を収容する空間と、前記
マイクロ波源を制御する制御器と、この制御器に接続さ
れた卵の重量入力手段とを有し、前記制御器は、卵の重
量により決定される、必要十分な電力量のマイクロ波
を、湯中で卵をゆでる際の熱吸収曲線に近似させた時間
配分で前記マイクロ波源を断続動作させるものである。
【0007】これによって、まず必要十分な電力量しか
投入されないので、不均一に加熱されても最高温度はあ
る程度制限される。必要十分とは例えばある重量の卵が
所定温度になった時に10キロカロリーが吸収されたと
仮定する。加熱途中に卵の表面から3.5キロカロリー
が放熱され、マイクロ波の吸収効率が40%であれば3
3.75キロカロリーが必要十分な投入電力量である。
【0008】湯中で卵をゆでる際の熱吸収曲線に近似さ
せた時間配分とは、例えば沸騰するお湯の中に15分間
卵を入れた時の経過時間と卵の中心温度との関係、一種
の指数関数であるが、この関数に近似させて前記33.
75キロカロリーを時間配分する。直線3本で近似した
例を示すと、最初の4分に全体の2/3に当たる22.
5キロカロリーを均等、つまり1秒間に約392カロリ
ーの割合で投入し、続く4分間に7/30である7.8
75キロカロリーを約137カロリー/秒の割合で投
入。その次の4分で1/10の3.375カロリーを約
58.8カロリー/秒の割合で投入する。合計12分で
ある。
【0009】湯中の卵内部では表面から中心に向かう熱
流を生じる訳であるが、熱流の大きさは温度差に比例す
るから、当初は大きく、時間経過に伴って徐々に小さく
なる。マイクロ波も卵に当たれば吸収され、吸収された
分だけ弱まるから、表面付近が最も強く加熱され、熱だ
けに着目すれば湯中の卵と同様な現象が再現されている
のである。お湯の場合には卵の表面における熱抵抗があ
るのに対し、マイクロ波加熱は卵の表面を直接加熱する
為に時間短縮が図れ、合計時間12分となる。
【0010】断続動作を行わずに微弱なマイクロ波を連
続して照射すると、単位時間当たりの加熱の不均一が微
少であっても照射の間中、差は拡大を続ける。断続動作
であれば当初の不均一が多少大きくても、照射していな
い間の熱流により差が減少する。その結果爆発の心配無
しにマイクロ波でゆで卵が加熱できるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、マイク
ロ波源と、このマイクロ波源が結合された、卵を収容す
る空間と、前記マイクロ波源を制御する制御器と、この
制御器に接続された卵の重量入力手段とを有し、前記制
御器は、卵の重量により決定される、必要十分な電力量
のマイクロ波を、水を用いて卵をゆでる際の熱吸収曲線
に近似させた時間配分で前記マイクロ波源を断続動作さ
せることにより、湯中に浸されたと同様な熱流が卵内部
に再現され、その上マイクロ波は卵の表面付近の直接加
熱であるから、湯中に浸された場合に生じる卵表面の熱
抵抗が無く、その分時間短縮が図れ、結果として爆発の
心配無しにマイクロ波による省エネゆで卵が調理でき
る。
【0012】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載のゆで卵器に、温度センサーを制御器に接続し、
この温度情報により時間を補正することにより、卵の初
期温度バラツキ、電源電圧やマイクロ波源の効率等に起
因する電力量バラツキなどを加熱時間の補正により吸収
して爆発する事無しに一定状態に卵を加熱できる。
【0013】請求項3に記載の発明は、まず卵の重量を
測定し、必要十分なマイクロ波電力量を算出し、次に卵
を回転させ、そして湯中で卵をゆでる際の熱吸収曲線に
近似させた時間配分で、前記電力量のマイクロ波を断続
照射するゆで卵の製造方法であり、卵を回転させている
のでマイクロ波照射による不均一加熱が緩和されると同
時に黄身が偏らず、中央に位置し、湯中で卵をゆでる際
の熱吸収曲線に近似させた時間配分で前記電力量のマイ
クロ波を断続照射するので、湯中に浸されたと同様な熱
流が卵内部に再現され、その上マイクロ波は卵の表面付
近の直接加熱であるから、湯中に浸された場合に生じる
卵表面の熱抵抗が無く、その分時間短縮が図れ、結果と
して爆発の心配無しにマイクロ波による省エネゆで卵が
生産できる。
【0014】請求項4に記載の発明は、マイクロ波源を
制御する制御機能と、この制御器に接続された卵の重量
入力機能とを備え、前記制御機能は、卵の重量により決
定され、必要十分な電力量のマイクロ波を、湯中で卵を
ゆでる際の熱吸収曲線に近似させた時間配分で前記マイ
クロ波源を断続動作させるゆで卵器制御プログラムによ
り、湯中に浸されたと同様な熱流が卵内部に再現され、
その上マイクロ波は卵の表面付近の直接加熱であるか
ら、湯中に浸された場合に生じる卵表面の熱抵抗が無
く、その分時間短縮が図れ、結果として爆発の心配無し
にマイクロ波による省エネゆで卵が調理できる。
【0015】請求項5に記載の発明は、温度検出機能を
備え、この温度情報により時間を補正するゆで卵器制御
プログラムにより、卵の初期温度バラツキ、電源電圧や
マイクロ波源の効率等に起因する電力量バラツキなどを
加熱時間の補正により吸収して爆発する事無しに一定状
態に卵を加熱できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の実施例にお
けるゆで卵器の平面図(a)および正面からみた要部断
面図(b)である。
【0018】図1において、要部断面図(b)の上半分
に二点鎖線で描かれた蓋10は、外側のアクリル樹脂部
10a、内側の金網部10b、および内側底部を構成す
る板金製のチョーク対向板10cから成り、内側に空間
を有する半円筒形状である。金網部10bとチョーク対
向板10cとは溶接などにより機械的、かつ電気的に接
続される。蓋10の左右半球頂点底部にはN極S極一対
のフェライト磁石10dが固定される。左右のNS極配
置は、左は上からSN、右は同NSの様に点対称とす
る。
【0019】板金製の外箱11は長円筒状容器であり、
容器の上面は板金製上面板12で塞ぎ、底部に足ゴム1
3を取り付ける。外箱11と上面板12との間にはチョ
ーク14を形成し、前記チョーク対向板10cと対向す
る。チョーク14は対向板10cに対向する部分に周期
的にスリットを切った、所謂レイセオン方式とする。上
面板12の中央に凹所15を形成し、その中央付近にマ
グネトロン16を取り付ける。凹所15の中央部は板金
製カバー17で塞がれ、その左右に開口が形成される。
マグネトロン16の近くに高圧トランス18を取り付け
る。板金製上面板12と蓋10とで半円筒形状の空間1
2aが形成される。
【0020】上面板12の左右には上面板と垂直に金属
製固定パイプ19を左右一対取り付け、その内部を貫通
して可動パイプ20を挿入する。可動パイプ20の上端
には四角い金属箱21を取り付け、その左側内部には、
上にステッピングモータ22、その下に、狭い視野角度
を持つ赤外線温度センサー23を取り付ける。ステッピ
ングモータ22の出力軸22aは水平、右側に突き出さ
れる。右側の金属箱21内部の上には前記ステッピング
モータ22の出力軸22aと線対称形状を持つ保持軸2
4を回転自在に取り付け、コイルバネ25で常時左向き
の力を加える。その下には赤外線温度センサー23を左
側と対称位置に取り付ける。
【0021】ポリプロピレン樹脂製卵保持具26は卵2
7を保持した状態で前記出力軸22aと保持軸24との
間に取り付けられる。詳細は後述する。金属箱21の下
側の可動パイプ20には円形チョーク28が固定され
る。円形チョーク28の上端は可動パイプ20と接続さ
れ、前記固定パイプ19の上端を覆うと同時に側面は下
端で内側に折り返し、固定パイプ19に近接して対向す
る。これらの寸法は可動パイプ20と固定パイプ19と
の間隙からのマイクロ波漏洩を防止する様に決定され
る。
【0022】左右一対設けた可動パイプ20の下半分は
垂直なコの字形状の連結板29で両者が結合され、四角
い枠形状である上回動板30および下回動板31により
固定板32に上下可動状態で取り付けられる。固定板3
2は中央部に垂直面32aを有し、左右両端付近は前記
外箱11に固定される。垂直面32aと連結板29との
互いに対向する面の、上端及び下端付近に各々左右一
対、各々4個の切り起こし29aおよび32bを設け、
上回動板30および下回動板31の左右側面をこの切り
起こし29aおよび32bに対向させ、各々の対向部に
開けられた小丸孔に、金属ピン33を貫通させる事によ
り、連結板29は固定板32と常に平行を保ったまま上
下可動となる。
【0023】連結板29の下端付近には係止用切り起こ
し29cを左右に設け、ここにコイルバネ34の一端を
引っかけ、他端は外箱11に固定された係止金具35に
引っかける。連結板29の下端には周波数4KHz程度の
圧電ブザー36を取り付け、対向する外箱11底面付近
にも同一のブザー37を取り付ける。この圧電ブザー3
6のリード線および可動パイプ20の内部を貫通して引
き出される前記ステッピングモータ22のリード線、赤
外線温度センサー23のリード線は、細く、軟らかな線
を採用し、かつコイル状に巻くなど長さに十分な余裕を
持たせる。
【0024】ホールIC38は磁石のN極に反応する面
を上に向けた素子と、S極に反応する面を上に向けた素
子とを近接させ、外箱11の左右上部の半円頂点部分に
取り付けられる。前記蓋10に固定されたフェライト磁
石10dに対向すると共にNSの極性も一致させる。右
側にも同一のホールIC38Rを取り付ける。
【0025】図2は本実施例の回路図である。AC10
0Vへの接続に続いてヒューズ39を介した後に、二つ
の低圧トランス40及び41を接続する。低圧トランス
40の二次側には電源を含むスイッチ回路42が接続さ
れる。スイッチ回路42の入力には前記NS一対のホー
ルIC38を接続し、出力にはa接点を有するリレー4
3及びb接点を有するリレー44のコイルを接続する。
つまりホールIC38がNS各々対応する極磁を近づけ
られて二つ共ONすると、リレー43の接点は閉じ、リ
レー44の接点は開く。逆に磁石が遠ざかればリレー4
3は開き、リレー44は閉じる。
【0026】低圧トランス41の二次側には電源および
マイクロプロセッサーを含む制御回路45を接続する。
制御回路45は前記スイッチ回路42を除く全ての入出
力を扱う。図の左端には前記二つの赤外線温度センサー
23が増幅器46を介してA/D入力端子に接続され、
その下にはNS一対のホールIC38Rが入力端子に接
続される。その右には前記ブザー36が出力端子に接続
され、対向して設けられたブザー37はコンパレーター
47を介して排他的論理和素子48の一方の入力端子に
接続され、他方の入力端子には抵抗50、51を介して
前記ブザー36が接続された出力端子に接続される。排
他的論理和素子48の出力は抵抗、容量から成る積分回
路52を介してA/D入力端子に接続される。
【0027】その右側には操作部53が入出力端子に接
続される。操作部53は、三つの数字表示器54および
その周囲に配置された硬スイッチ55、軟スイッチ5
6、増スイッチ57、減スイッチ58、及び入/切スイ
ッチ59の五つのスイッチから成る。その上側の出力端
子4本には前記ステッピングモータ22が接続され、さ
らにその上側には発光ダイオード60が出力端子に接続
され、その左側にはリレー61のコイルが出力端子に接
続される。
【0028】フューズ39の後ろのAC100Vライン
は、前記リレー43の接点を介してリレー44のb接点
がライン両側を短絡する位置に接続され、続いてリレー
61の接点を介してマグネトロン用低圧トランス63に
接続される。トランス63の二次側は前記マグネトロン
16のヒーターに接続される。
【0029】AC100Vラインは続いて雑音防止コイ
ル64を介して雑音防止コンデンサー65およびバリス
ター66、さらにはマグネトロン冷却用ファンモーター
67に接続され、続いて前記発光ダイオード60の受光
位置に置かれたフォトトライアック68をゲート端子に
接続されたトライアック69を介して前記高圧トランス
18が接続される。 高圧トランス18の二次側は進相
コンデンサ70を介してダイオード71およびマグネト
ロン16に接続される。図の左下に描いたサーミスター
72及び抵抗73の直列接続は、抵抗端がアースされ、
サーミスター端は直流電源(図示せず)に接続され、中
点はA/D入力端子に接続される。また図1には描いて
ないが、サーミスター72はブザー37の近くに取り付
ける。
【0030】図3は前記卵保持具26の平面図(a)お
よびそのA−A‘断面図(b)である。軸26aは前記
ステッピングモータ22の出力軸22aおよび保持軸2
4に挿入勘合可能な形状であり、左右両側が平行にカッ
トされた円筒である。上下同一線上に一対設ける。爪部
26bは一種の梃子であり、断面図(b)の右に描いた
如く、本体と連続する部分が支点の役割を持ち、上側は
作用点の役割の鍵型部26c、下側は力点の役割の解除
レバー26dである。同図の中心の一点鎖線に対して対
称位置にはこの鍵型部26cに係止勘合する形状の凹部
26eを設ける。二点鎖線で描いた様に中心で折り返
し、右側を左側の上に重ねた時、鍵型部26cが凹部2
6eに勘合し、左右が重なったままで保持される。左右
各々10個設けた旭日形状の孔26fの内径は小さい卵
の直径より小さく、旭日の先端を結ぶ円の直径は大きな
卵の直径より大きくし、左右重ねた状態で卵27を保持
できる。
【0031】以上述べた構成全体の作用説明は図4に沿
って行うが、そこでの理解を助ける為に、先に説明すべ
き作用を一部延べておく。図2(b)に描かれた如く、
卵保持具26はその軸26aの一方を保持軸24に挿入
結合し、押し込んだ状態で反対側の軸26aをステッピ
ングモーター22の出力軸22aに挿入すれば、コイル
バネ25により両者の間に橋渡し状態となる。保持軸2
4が回転自在に取り付けられているから、ステッピング
モーター22が回転すれば卵保持具26は水平な軸を中
心に回転する。
【0032】この卵保持具26を左右で支える一対の可
動パイプ20を連結固定する連結板29は、固定板32
と常に平行を保ちながら上下に移動可能であり、コイル
バネ34で上に引っ張られているので、卵の重量により
上下の移動距離が変化するバネ秤である。この移動量は
二つのブザー36、37により電気信号に変換される
が、詳細は後述する。
【0033】図4は前記制御回路45に用いたマイクロ
プロセッサーのプログラムの流れ図である。この図を説
明しながら、補足を加える事により本実施例の作用を説
明する。説明に先立ち、一般的な約束事及び省略事項を
述べる。図4の流れ図において、ひし形は判断分岐を表
すが、命題が真あるいはフラッグ、出力等が1の時には
下に進み、命題が偽あるいはフラッグ、出力等が0の時
は左右いずれかの横に進むものとする。また実際のプロ
グラムは1ステップをナノ秒あるいはマイクロ秒単位で
実行し、例えば人間による0.5秒程度の操作に対して
二重操作防止、雑音除去など種々の処理が必要となるが
これらの説明をすると煩雑になり、かつ当業者には常識
でもあるから、操作は一回だけ正しく行われるとして扱
い、その他細かい所は省略し、大きな流れのみの説明と
する。
【0034】AC100V電源に接続されるとプログラ
ムがスタートし、STEP1として初期処理が行われ
る。STEP2では硬さ3表示が、続くSTEP3では
個数0表示が実行される。これは図2の中央付近に描い
た三つの数字8表示の中で、硬さを表す左端の、5が描
かれた数字を3にし、右端の数字を0、中央の数字を消
灯する。STEP4では動作フラッグの確認を行う。1
であればSTEP23に進むが、初期処理直後は0であ
るからSTEP5のブザーONへ進む。図2の左下に描
かれたブザー36へ、4KHzの矩形波を出力する。ブザ
ー36からは4KHzのほぼ正弦波の甲高い音が出され、
対向して設置されたブザー37に受信される。この信号
がコンパレーター47で増幅され、矩形波化され、排他
的論理和素子48の一方の端子に入力する。他方はブザ
ー36に加えられた矩形波がそのままの位相で入力され
る。音速を約340m/sと仮定すると4KHzの半波長は約
45mmである。排他的論理和素子48の二つの入力に加
えられる4KHzの矩形波の位相差は、二つのブザー36
と37の距離変化に伴って増減するから、その出力矩形
波のパルス幅が増減する。従って出力の積分値は二つの
ブザーの距離に比例する。これをA/D入力端子に入力
する事により電気信号化される。音速は温度により変化
するが、サーミスター72がブザー37の近くに置かれ
ているので温度補正が可能である。
【0035】STEP6でそのA/D入力が行われ、そ
の値を記憶し、STEP7はその値を60で割った値を
四捨五入し、結果を個数として記憶する。60とは卵1
個の平均的重量であり、単位はグラムである。STEP
8ではこの数値を図2の操作部53の数字表示器54の
右二つに表示する。STEP9は増スイッチ57が押さ
れているか否かの確認であり、押されていればSTEP
10で個数の数値を1だけ増加し、押されていなければ
スキップしてSTEP11に進む。以下STEP16ま
では同様であり、減スイッチ58が押されていれば個数
を1減じ、硬スイッチ55と軟スイッチ56とにより硬
さの数値を、1回押される度に1だけ増減する。5が硬
さの上限であり、ハードボイルドを意味し、下限の1は
ゆるい状態を意味する。
【0036】STEP17個数有判定は、上記STEP
7で記憶されている個数の内容を確認し、個数0ならば
横に抜け、STEP4に戻る。個数が1以上ならば次の
STEP18、入/切スイッチ59の確認を行う。ON
であればSTEP19および20へと進み、STEP1
9では動作フラッグを1にし、STEP20はステージ
フラッグを1にする。OFFならばSTEP21で動作
フラッグを0とし、STEP22へ進む。
【0037】STEP22ではT1からL3までの常数
を決定し、記憶する。本実施例では指数関数を3本の直
線で近似する。第一の直線で近似している状態をステー
ジ1とし、前述のステージフラッグを1にしておく。こ
れをS1と表現する。これに対応する三つの常数、T
1、D1及びL1を設定し、記憶する。D1は断続比率
であり、例えば1秒間に392カロリーの電力量を投入
する為には出力600Wのマイクロ波照射源を3秒間O
Nし、1.6秒間OFFすると言った所定のON及びO
FF時間の組合せである。T1は温度値であり、赤外線
温度センサーの温度がこの値に到達すると第二ステージ
に移行する。L1はリミット時間であり、温度がT1に
到達しなくとも時間がL1になれば第二ステージに強制
移行する。第二の直線で近似している状態をステージ
2、S2、第三をステージ3、S3とし、各々D2、T
2、L2とD3、T3、L3を決定し、記憶する。ちな
みにD2は3秒ON、10.1秒OFF、D3は3秒O
N、27.5秒OFFとなる。
【0038】STEP4に戻り、動作フラッグが0のま
まであればそのまま周回を続け、動作フラッグが1にな
っていればSTEP23に進む。ここではRを1にす
る。つまりリレー61をONし、STEP24ではLを
0にして時間計測を開始する。STEP25ではホール
IC38Rが二つ共ONである事を確認する。図1
(b)の様に蓋10が二点鎖線で描いた正規の位置にあ
り、フェライト磁石10dがホールIC38RにNSの
極性正しく近接した場合にのみ二つ共ONする。一方で
もOFFならばSTEP51へ飛ぶ。磁石が近接して有
り、ホールIC38Rが二つ共ONならばSTEP26
に進み、動作フラッグ確認を行う。STEP4で1にな
った直後であるが、万一0ならばSTEP27に進む。
【0039】STEP28では入/切スイッチ59の再
確認を行い、1ならば切りと判断し、STEP29、動
作フラッグを0に変え、STEP27に進む。入/切ス
イッチ59が0ならばSTEP30、動作フラッグを1
とし、STEP31ステッピングモータ22を回転させ
る。続くSTEP32でステージが1であるか否かを確
認し、1ならばSTEP33のD1動作つまりD1とし
て記憶されている所定の秒数マイクロ波源をONし、他
の所定秒数OFFする動作を繰り返す。
【0040】STEP34では赤外線温度センサー23
からの温度情報Tが、記憶されているT1以上か否かを
確認し、以上であればSTEP36に進みステージを2
にする。温度TがT1未満ならばSTEP35に進み、
現在時間Lが、記憶されているL1時間以上か否かを確
認、以上ならば前述のSTEP36へ、未満ならばこれ
をスキップし、STEP49に進む。ここで時間経過を
測定し、0.1秒増加のたびにLの数値を0.1増加さ
せる。次にSTEP25に戻り、同じ動作を繰り返す。
【0041】周回中にSTEP32でステージが1でな
くなったらSTEP37に進み、以下STEP41まで
ステージ1と同様なステージ2の動作を行う。周回を続
ける中でSTEP37でステージが2でなくなればST
EP43に進み、ステージ3の動作を行う。この時、S
TEP44でTがT3に到達するか又はSTEP45で
LがL3に到達するとSTEP46に進みステージSを
0に戻し、STEP47で動作フラッグを0にし、ST
EP48で全ての出力端子をOFFし、ブザー36を所
定時間ONした後にこれもOFFし、終了する。一度A
C100V電源から切り離し、再接続しない限り再スタ
ートしない。
【0042】右中央のSTEP27ではステッピングモ
ータ22をOFFし、STEP42でステージを0に
し、STEP50でSTEP4へ飛ぶ。右上のSTEP
51ではRを0、つまりリレー61をOFFし、STE
P52で出力停止、つまり発光ダイオード60をOFF
し、STEP53で動作フラッグを0にし、STEP5
4でSTEP4に飛ぶ。
【0043】次に個々の構成に基づく作用、効果を補足
する。蓋10はヒンジなどで固定されず、完全に取り外
す事ができ、その結果上方が全て開放されるので卵保持
具26への卵の装着、取り外し作業が容易である。また
蓋10装着時は内部照明無しでも金網部10bとアクリ
ル樹脂部10aを通して外から内部が容易に見え、さら
に蓋10の形状が左右対称であり、フェライト磁石10
dも点対称に取り付けられているので左右方向の規制無
しに着脱できる。フェライト磁石はNS両極が接近して
設けられているので、いたずらされて外部から磁石が近
づけられ、一方の極がONしても他方はOFFのままで
あり、蓋10無しでマイクロ波が照射される事は無い。
【0044】バネ秤を構成する左右一対の可動パイプ2
0を橋渡しする様に卵保持具26を取り付けたので保持
具26に卵27を載せれば自動的に重量が測定でき、ま
たステッピングモータ22を取り付け、そのまま卵27
が回転されるので加熱の偏りが減少すると同時に、黄身
が中心に位置するきれいなゆで卵ができる。卵保持具2
6は旭日形状の孔26fに卵27を載せ、保持具の左右
を重ねるだけで卵が保持され、また保持の解除も解除レ
バー26dを押すだけであり、容易に操作できる。
【0045】狭い視野角度を持つ赤外線温度センサー2
3は卵27が5個並んだ方向と平行に取り付けられてい
るので、卵が10個の旭日孔26fのいかなる位置に置
かれても、左右端に置かれた卵の温度を見る事ができ
る。またセンサー23の開口がステッピングモータ22
の出力軸22aの下、及び保持軸24の下に位置してい
るので、雑音となる外部からの光が入り難く、作業中に
触れられる危険も少ない。
【0046】以上のように、本実施例においては、単純
な構成で高い精度が得られるバネ秤をマイクロ波加熱空
間に設け、バネの変位を周波数4KHzの一対のブザーで
電気信号化し、重量情報から必要十分な電力量を算出
し、硬さ情報で電力量を若干増減し、卵を湯中で加熱す
る際の熱吸収曲線に近似させた時間配分でその電力量の
マイクロ波を断続照射し、赤外線温度素子から得られる
温度情報により加熱時間を補正することにより、卵内部
に湯中での加熱と同様の熱流を生じさせ、かつマイクロ
波は卵の表面を直接加熱するので湯中における湯と卵表
面との熱抵抗が無い分時間短縮も図れ、爆発の心配をせ
ずに、安心して省エネゆで卵を調理することができる。
【0047】また、本実施例では、卵の上下を変える方
向の回転をさせながら加熱したことにより、一層の均一
加熱が実現されるだけでなく、黄身の偏りが発生せず、
中心に位置するきれいなゆで卵ができる。
【0048】なおここまでに述べた如く、本発明におい
て卵の重量は必須であるが、秤は省略可能である。つま
り外部の秤で重量を測定し、その結果を操作部から使用
者が入力する方法、または卵の個数のみを入力し、重量
バラツキを赤外線温度センサーで吸収する方法等で代用
できる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、爆発の
心配無しにマイクロ波による省エネゆで卵を調理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のゆで卵器の平面図 (b)同正面から見た要部断面図
【図2】本発明のゆで卵器の回路図
【図3】(a)本発明の卵保持具の平面図 (b)同、平面図のA−A’断面図
【図4】本発明のゆで卵器制御のフローチャート
【符号の説明】
10 蓋 12a 空間 16 マグネトロン(マイクロ波源) 20 可動パイプ(卵の重量入力手段) 26 卵保持具(卵の重量入力手段) 27 卵 29 連結板(卵の重量入力手段) 30 上回動板(卵の重量入力手段) 31 下回動板(卵の重量入力手段) 32 固定板(卵の重量入力手段) 36、37 ブザー(卵の重量入力手段) 45 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/68 310 H05B 6/68 310Z 320 320S Fターム(参考) 3K086 BA08 CA01 CB03 CC01 CD10 DA04 3L086 CB04 CB08 CC04 CC12 DA29 4B042 AC10 AD29 AE03 AE10 AG07 AH09 AP10 AT04 AT05 4B055 AA28 BA27 DA02 DA08 DB01 DB15 GC13 GD01 GD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波源と、このマイクロ波源が結
    合された、卵を収容する空間と、前記マイクロ波源を制
    御する制御器と、この制御器に接続された卵の重量入力
    手段とを備え、前記制御器は、卵の重量により決定さ
    れ、必要十分な電力量のマイクロ波を、湯中で卵をゆで
    る際の熱吸収曲線に近似させた時間配分で前記マイクロ
    波源を断続動作させるゆで卵器。
  2. 【請求項2】 温度センサーを制御器に接続し、この温
    度情報により時間を補正する請求項1に記載のゆで卵
    器。
  3. 【請求項3】 次のプロセスに従うゆで卵の製造方法。 (1)卵の重量を測定し、必要十分なマイクロ波電力量
    を算出する。 (2)卵を回転させる。 (3)湯中で卵をゆでる際の熱吸収曲線に近似させた時
    間配分で前記電力量のマイクロ波を断続照射する。
  4. 【請求項4】 マイクロ波源を制御する制御機能と、こ
    の制御器に接続された卵の重量入力機能とを備え、前記
    制御機能は、卵の重量により決定され、必要十分な電力
    量のマイクロ波を、湯中で卵をゆでる際の熱吸収曲線に
    近似させた時間配分で前記マイクロ波源を断続動作させ
    るゆで卵器制御プログラム。
  5. 【請求項5】 温度検出機能を備え、この温度情報によ
    り時間を補正する請求項4に記載のゆで卵器制御プログ
    ラム。
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