JP2003079320A - 大豆の組織化方法および組織化装置 - Google Patents

大豆の組織化方法および組織化装置

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JP2003079320A JP2001276335A JP2001276335A JP2003079320A JP 2003079320 A JP2003079320 A JP 2003079320A JP 2001276335 A JP2001276335 A JP 2001276335A JP 2001276335 A JP2001276335 A JP 2001276335A JP 2003079320 A JP2003079320 A JP 2003079320A
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soybean
screen
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Mitsuo Nagai
光男 永井
Osamu Moriyama
修 森山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高水分、高油分の大豆からでも、組織化され
た蛋白組織が緻密で、保水性等に優れた良質の組織状蛋
白を製造することができる、大豆の組織化方法を提供す
る。 【解決手段】 予め熱処理された大豆原料を、所要温度
に加熱されたシリンダバレル(1)の後端部に供給しな
がらスクリュ(5)を回転駆動して、先端部の方へ移送
しながら粗粉砕して蓄積し、次いでスクリュ(5)を軸
方向に駆動して蓄積された大豆原料をシリンダバレル
(1)の先端部に取り付けられたスクリーン(20)お
よびノズル(17)を高速、高圧で通過させ組織化して
押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大豆原科の組織化
方法およひ組繊化装置に関し、限定するものではないが
特に高水分、高油分の大豆原料を組織化するのに適した
大豆の組織化方法およびこの方法の実施に使用される組
織化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大豆蛋白を組織化する方法として、一軸
式或は二軸式エクストルーダーを用いたエクストルーダ
ークッキング法が広く一般的に用いられている。従来、
このエクストルーダークッキング法においては、一軸式
エクストルーダーが広く用いられていたが、高水分、高
油分領域での組織化が難しいことなどから、現在では、
様々な技術開発が行われ、二軸式エクストルーダーによ
る組織状大豆蛋白製造が主流となっている。これに伴
い、周知のように出願番号を列挙するまでもなく、大豆
蛋白の組織化に関する特許が数多く出願されている。ま
た、エクストルーダークッキング法以外にも、大豆蛋白
スラリーを背圧下に加熱流動させオリフィスを通して放
出して組織状蛋白製品を製造方法などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に大豆蛋白を組
織化する場合、ノズル(ダイ)からの押出(放出)速度が速
い方が、組織化した蛋白組織(繊維が細い)が緻密で、保
水性などが優れた良質の組織状蛋白となるとされてい
る。さらに、原料中に油分が含まれている方が、より風
味が良い良質の組織状蛋白となるとされている。しか
し、一軸式エクストルーダーに比較して二軸式エクスト
ルーダーの方が高水分、高油分領域での組織化には適し
ていると言われているが、二軸式エクストルーダーにお
いても、水分量が65%以上、油分が20%以上の大豆原
料では、エクストルーダー内でのクッキングが難しく、
さらに、油分により原料の見かけ粘度が低くなるため、
圧力を立てることが出来ず、そのため高速で押出すこと
が難しく、蛋白組織が緻密で保水性などに優れた良質の
組織状蛋白は得られ難いという課題があった。本発明
は、上記したような事情に鑑みてなされたものであっ
て、高水分、高油分の大豆原料からでも、組織化した蛋
白組織が緻密で、保水性などが優れた良質の組織状蛋白
を製造することのできる、大豆を組織化方法および組織
化装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明による大豆の組織化方法
は、上記目的を達成するために、大豆原料を、所要温度
に加熱されたシリンダバレルの後端部に供給しながらス
クリュを回転駆動して、先端部の方へ移送しながら粗粉
砕して前記シリンダバレルの先端部に蓄積し、次いで前
記スクリュを軸方向に駆動して蓄積された大豆原料を前
記シリンダバレルの先端部分に取付けられたスクリーン
を通過させ、そしてノズルから押出すことにより組織化
を行うことを特徴としている。
【0005】また、本発明による大豆の組織化方法は、
大豆原料を、所要温度に加熱されたシリンダバレルの後
端部に供給しながらスクリュを回転駆動して、先端部の
方へ移送しながら粗粉砕して前記シリンダバレルの先端
部に蓄積し、次いで前記スクリュを軸方向に駆動して蓄
積された大豆原料を前記シリンダバレルの先端部分に取
付けられたスクリーンを通過させることにより組織化を
行うことを特徴としている。
【0006】本発明による大豆の組織化装置は、上記目
的を達成するために、シリンダバレルと、該シリンダバ
レル内に回転方向と軸方向に駆動可能に設けられている
スクリュと、該スクリュを回転方向と軸方向に駆動する
駆動装置と、スクリーンからなり、前記シリンダバレル
の外周部には、発熱温度が調整可能な発熱体が取り付け
られ、後端部には大豆原料供給部が設けられ、そして前
記スクリーンは、前記シリンダバレルの先端部分に取り
付けられていることを特徴としている。
【0007】また、本発明による大豆の組織化装置は、
シリンダバレルと、該シリンダバレル内に回転方向と軸
方向に駆動可能に設けられているスクリュと、該スクリ
ュを回転方向と軸方向に駆動する駆動装置と、スクリー
ンと、押出ノズルとからなり、前記シリンダバレルの外
周部には、発熱温度が調整可能な発熱体が取り付けら
れ、後端部には大豆原料供給部が設けられ、そして前記
スクリーンは、前記押出ノズルを前記シリンダバレルの
先端部分に取り付けることにより、前記シリンダバレル
の先端部に取り付けられていることを特徴とする。
【0008】本発明による大豆の組織化装置のスクリー
ンは、複数個の透孔が明けられているサポータを介して
シリンダバレルの先端部分に取り付けられていると共
に、その目は60〜200メッシュに選定されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1、2によって本発明の
実施の形態を説明する。本実施の形態に係わる大豆原料
の組織化装置は、図1に示されているように、シリンダ
バレル1を備えている。そして、このシリンダバレル1
の先方すなわち図1において左方の先端部には均質化ユ
ニット10が、後方端部にはスクリュ駆動装置30が、
そして後方端部寄りに大豆原料供給装置40がそれぞれ
設けられている。
【0010】シリンダバレル1は、軸方向に所定長さを
有し、その先端部の外周部に取付環3が圧入され、後端
部寄りにシリンダバレル1の内孔に達する大豆原料供給
孔4が明けられている。そして、シリンダバレル1の外
周部および取付環3の外周部には、従来周知のような発
熱温度が個々に制御される複数個の発熱体2、2、…が
取り付けられている。このように構成されているシリン
ダバレル1の内孔に、スクリュ5が回転方向と軸方向す
なわち進退方向とに駆動可能に設けられている。スクリ
ュ5の先端部には、図1に示されているように、押出終
了時に均質化ユニット10まで達するスクリュヘッド6
が形成されている。スクリュ5のスクリュ軸7は、シリ
ンダバレル1の後端部から外部へ出てスクリュ駆動装置
30に機械的に接続されている。
【0011】均質化ユニット10は、図2の(イ)にも
拡大して示されているように、シリンダバレル1の先端
部に嵌合され、そして取付環3に複数本のボルト11、
11、…で取り外し自在に取り付けられているスクリー
ン取付体12、このスクリーン取付体12に複数本のボ
ルト15、15、…で取り外し自在に取り付けられてい
る押出ノズル16、この押出ノズル16により固定保持
されているスクリーン20、このスクリーン20をサポ
ートしているスクリーンサポータ21等からなってい
る。
【0012】スクリーン取付体12の中心部には、シリ
ンダバレル1の内孔の径から先端部に向かって縮径され
たテーパ孔13と平行孔13’が連続して形成され、こ
のテーパ孔13にスクリュヘッド6が押出終了時に着座
するようになっている。また、スクリーン取付体12の
先端部の中心部には、先端部に向かって突き出たスクリ
ーン受14が形成されている。押出ノズル16は、全体
として概略筒状を呈しているが、その中心部には先端に
向かってテーパ状に縮径された所定径状のノズル17が
形成されている。このノズルの形状により、所望の形状
の製品が得られることになる。押出ノズル16の後端部
には、スクリーン受14に対応した大きさで、スクリー
ン20とスクリーンサポータ21の厚みに相当した深さ
の凹部18が形成されている。この凹部18にスクリー
ン20とスクリーンサポータ21とが挿入される。その
ために、スクリーン20の外径は上記凹部18の径より
も多少小さく、その目の大きさは、60〜200メッシ
ュになっている。また、スクリーンサポータ21は、本
実施の形態では直径が1mm程度の透孔22、22、…
が多数形成されている多孔板からなり、その大きさはス
クリーン20と略同じ大きさになっている。
【0013】本実施の形態によると、均質化ユニット1
0は上記のように構成されているので、均質化ユニット
10を先に組み立てておき、これをシリンダバレル1の
先端に取り付けることもできる。すなわち、スクリーン
取付体12のスクリーン受14にスクリーン20とスク
リーンサポータ21とをこの順序で乗せ、そして押出ノ
ズル16の後端面の凹部18でスクリーンサポータ21
を抑え、そしてボルト15、15、…により押出ノズル
16をスクリーン取付体12に取り付けると、図2の
(イ)に示されているような均質化ユニット10が組み
立てられる。この均質化ユニット10を、シリンダバレ
ル1の先端部に圧着されている取付環3にボルト11、
11、…により取り付ける。あるいは、取付環3にスク
リーン取付部体12を取り付け、それからスクリーンサ
ポータ21のスクリーン受14にスクリーン20とスク
リーンサポータ21を装着して、押出ノズル16を取り
付けることにより組み立てる。
【0014】スクリュ駆動装置30は、計量用モータ3
1と押出用モータ35とを備えている。計量用モータ3
1の出力軸32は、伝動機構33を介してスクリュ軸7
に接続されている。伝動機構33自体は、従来周知であ
るので詳しい説明はしないが、例えばスプライン機構を
備え、計量用モータ31によりスクリュ軸7が回転駆動
されるときも、スクリュ軸7は軸方向に移動できるよう
になっている。また、押出用モータ35の出力軸36
も、伝動機構37を介して同様にスクリュ軸7に接続さ
れている。この伝動機構37は、ボールネジ、このボー
ルネジに螺合しているボールナット等を備えている。こ
れにより、押出用モータ35の回転運動がスクリュ軸7
を軸方向に駆動する運動に変換される。
【0015】大豆原料供給装置40は、ホッパ41、こ
のホッパ41の内部に設けられている攪拌送り装置4
4、この攪拌送り装置44を駆動するモータ48等から
なっている。ホッパ41は、従来周知のように漏斗状を
呈し、その下端部が支持部材42によりシリンダバレル
1に取り付けられている。これにより、ホッパ41の下
端開口部はシリンダバレル1の大豆原料供給孔4に連通
している。攪拌送り装置44は、ホッパ41の内部に垂
直に設けられている駆動軸45、この駆動軸45に取り
付けられている複数枚の攪拌羽根46、46、…、攪拌
羽根46、46、…の下方において駆動軸45に取り付
けられている送りスクリュ47等からなっている。送り
スクリュ47の下端部は、シリンダバレル1の内孔に達
し、モータ48はホッパ41の蓋体43の上に載置され
ている。
【0016】次に、上記組織化装置を使用した組織化方
法を、自動操作もできるが、便宜上自動と手動操作が混
合したような操作例について説明する。ホッパ41に蒸
煮された半割大豆、水に浸漬させた大豆等の大豆原料を
入れる。また、シリンダバレル1の外周部に設けられて
いる発熱体2、2、…の発熱温度、スクリュ5の回転速
度、計量ストローク、計量時間を設定する。大豆原料供
給装置40のモータ48、計量用モータ31および押出
用モータ35を起動する。そうすると、ホッパ41内の
大豆原料は、攪拌羽根46、46、…により解され、そ
して送りスクリュ47によりシリンダバレル1内へ強制
的に供給される。供給された大豆原料は、スクリュ5に
より先方へ送られる過程で、粗粉砕される。スクリュ5
は回転し大豆原料を先方へ送りながら、設定された計量
時間で、設定された計量ストロークまで後退し、大豆原
料はシリンダバレル1の先方に蓄積され、計量は終了す
る。
【0017】計量が終わると、大豆原料供給装置40の
モータ48と計量用モータ31が停止し、押出用モータ
35だけが起動する。そうすると、スクリュ5が設定さ
れた速度で先方へ駆動される。これにより、蓄積された
大豆原料は、スクリーン20およびスクリーンサポータ
21を通ってノズル17から外部へ押出される。スクリ
ーン20を通過するときに粗粉砕されている大豆原料は
微細化されながら組織化される。押出すときの圧力によ
るスクリーン20の変形は、スクリーンサポータ21に
より防止される。押出が終了すると、再び大豆原料供給
装置40のモータ48、計量用モータ31および押出用
モータ35を起動させて計量作業に移る。以下同様にし
て組織化する。
【0018】以上のように、組織化に必要な熱量が与え
られた大豆原料がスクリーン20を通過するときに、圧
力およびせん断力を受け組織化されるが、本実施の形態
によると、スクリーンサポータ21が設けられているの
で、このスクリーンサポータ21を通過するとき、より
高い圧力およびせん断力を受ける。これにより、良好な
組織化が行われ、また熱量が少なくてすむので、製品の
色、香り、食感等の劣化が小さくて済む利点が得られ
る。
【0019】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく、色々な形で実施できる。例えば、スクリーン2
0およびスクリーンサポータ21は、所定厚さの板材に
電子ビーム等により孔明け加工することにより形成する
こともできる。このように実施すると、スクリーン20
およびスクリーンサポータ21は、所定の強度を有する
ので、押出ノズル16がなくても実施できる。この例が
図2の(ロ)に示されている。図2の(イ)に示されて
いる実施の形態の構成要素と同じ要素には同じ参照数字
を付けて重複説明はしないが、本実施の形態によると、
スクリーン20およびスクリーンサポータ21がボルト
15’、15’、…により直接スクリーン取付体12に
取り付けられている。本実施の形態によると、押出ノズ
ルがないので、製品を賦形せず組織化された短い蛋白繊
維の組織化物を得るときに有効である。また、スクリー
ンサポータ21は、スクリーンの変形を防止するもので
あるから、図示の実施の形態に限定されることがなく、
例えばクロス状のバーで実施できることも明らかであ
る。
【0020】実施例:組織化装置には図1に示されてい
るような、スクリュ径が46mm、シリンダバレルの軸
長が600mm、ノズルはその孔径が横100mm、縦
8mmの方形の、株式会杜目本製鋼所製のものを使用し
た。大豆原料には市販されている半割大豆を鍋で約30
分茄でたものを使用した。この茹でた市販の大豆は、水
分65%、油分14%の高水分、高油分の大豆であっ
た。上記組織化装置および大豆原料を使用し、スクリー
ンは60〜150メッシュ、スクリーンサポータには直
径が1mmの孔が211個形成されているものを使用し
た。シリンダバレル温度は120〜180℃、押出速度
は40〜415cm3/sで押出テストを行った。このと
き、押出圧力は8.0〜45.0MPaであつた。
【0021】スクリーンのメッシュ、シリンダバレルの
温度、押出速度、押出圧力等を上記範囲内で色々変えて
テストした。テストの結果、大豆蛋自が熟変性する加熱
温度および高い押出圧力により、大豆蛋白が均一に可塑
化し、さらに、スクリーンを通過するときに均一に可塑
化した大豆原料にせん断が掛かると同時に、大豆のヘソ
部分、外皮部分までも微細にされ、高水分、高油分の大
豆からでも食感、風味、色共に優れた組織状大豆蛋白製
品が得られることが判明した。さらには、計量から押出
終了までが5〜15秒であるので、食品原料の熱的劣化
が無く、風味、色合いを損なうこともなかった。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、大豆原
料を所要温度に加熱されたシリンダバレルの後端部に供
給しながらスクリュを回転駆動して、先端部の方へ移送
しながら粗粉砕して蓄積し、次いで前記スクリュを軸方
向に駆動して蓄積された大豆原料を高温・高圧で前記シ
リンダバレルの先端部分に取り付けられたスクリーンを
通過させ、そしてノズルから押出すことにより組織化す
るので、高水分・高油分の大豆原料を安定して押出すこ
とができる。さらには、大豆原料をシリンダバレルから
の加熱だけでなく、高い圧力およびスクリーンでのせん
断力の相乗効果により組織化するため、大豆原料への熱
的劣化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる組織化装置を一部
断面にして示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる均質化ユニット部
分の拡大図で、その(イ)は図1に示す部分の、そして
その(ロ)は他の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダバレル 2 発熱体 5 スクリュ 10 均質化
ユニット 16 押出ノズル 20 スク
リーン 21 スクリーンサポータ 40 大豆
原料供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B020 LB24 LB30 LC04 LG01 LP03 LP08 LP30 4B048 PE03 PK01 PK06 PM03 PM15 PS01 PS18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆原料を、所要温度に加熱されたシリ
    ンダバレルの後端部に供給しながらスクリュを回転駆動
    して、先端部の方へ移送しながら粗粉砕して前記シリン
    ダバレルの先端部に蓄積し、次いで前記スクリュを軸方
    向に駆動して蓄積された大豆原料を前記シリンダバレル
    の先端部分に取付けられたスクリーンを通過させ、そし
    てノズルから押出すことにより組織化を行うことを特徴
    とする大豆の組織化方法。
  2. 【請求項2】 大豆原料を、所要温度に加熱されたシリ
    ンダバレルの後端部に供給しながらスクリュを回転駆動
    して、先端部の方へ移送しながら粗粉砕して前記シリン
    ダバレルの先端部に蓄積し、次いで前記スクリュを軸方
    向に駆動して蓄積された大豆原料を前記シリンダバレル
    の先端部分に取付けられたスクリーンを通過させること
    により組織化を行うことを特徴とする大豆の組織化方
    法。
  3. 【請求項3】 シリンダバレルと、該シリンダバレル内
    に回転方向と軸方向に駆動可能に設けられているスクリ
    ュと、該スクリュを回転方向と軸方向に駆動する駆動装
    置と、スクリーンとからなり、 前記シリンダバレルの外周部には、発熱温度が調整可能
    な発熱体が取り付けられ、後端部には大豆原料供給部が
    設けられ、そして前記スクリーンは前記シリンダバレル
    の先端部分に取り付けられていることを特徴とする大豆
    の組織化装置。
  4. 【請求項4】 シリンダバレルと、該シリンダバレル内
    に回転方向と軸方向に駆動可能に設けられているスクリ
    ュと、該スクリュを回転方向と軸方向に駆動する駆動装
    置と、スクリーンと、押出ノズルとからなり、 前記シリンダバレルの外周部には、発熱温度が調整可能
    な発熱体が取り付けられ、後端部には大豆原料供給部が
    設けられ、そして前記スクリーンは前記押出ノズルを前
    記シリンダバレルの先端部分に取り付けることにより、
    前記シリンダバレルの先端部分に取り付けられているこ
    とを特徴とする大豆の組織化装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のスクリーン
    は、複数個の透孔が明けられているサポータを介してシ
    リンダバレルの先端部分に取り付けられていると共に、
    その目は60メッシュ〜200メッシュに選定されてい
    る大豆の組織化装置。
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