JP2003078983A - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン

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JP2003078983A
JP2003078983A JP2001264601A JP2001264601A JP2003078983A JP 2003078983 A JP2003078983 A JP 2003078983A JP 2001264601 A JP2001264601 A JP 2001264601A JP 2001264601 A JP2001264601 A JP 2001264601A JP 2003078983 A JP2003078983 A JP 2003078983A
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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバユニットを保持するハウジングと、
そのハウジングに取付けられるアームで構成されるヘッ
ドホンを、簡単かつ良好に構成できるようにする。 【解決手段】 入力したオーディオ信号により駆動され
るドライバユニット101と、ドライバユニットを内部
に収納しイヤーパッド140を外部に装着するための第
1のフランジ部112を外周に有するハウジング110
と、ハウジング110に接続されるアーム130とを有
する構成とし、アーム130として、ハウジングに接続
したとき、ハウジング側の第1のフランジ部と連結され
る第2のフランジ部133を設け、ハウジング側のフラ
ンジ部112とアーム側のフランジ部133とで、イヤ
ーパッド140装着用のフランジとして機能するように
した。また、両フランジ部112,133でドライバユ
ニット101を保持する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドホン本体か
ら伸びたアームを耳介上部に掛けることで装着される形
状のヘッドホンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘッドホンとして例えば図18に
示す形状のものが実用化されている。図18は、ヘッド
ホンを真横から見た図であり、左側ハウジング1からア
ーム2が上部に伸び、図示しない反対側の右側ハウジン
グまで接続されている。ハウジング1の内部には、ケー
ブル4を介して供給されるオーディオ信号により駆動さ
れるドライバユニットが内蔵されて、ハウジング1の外
側にイヤーパッド4を取付けてある。
【0003】この図18に示す形状のヘッドホンを構成
させた場合、ハウジング1とアーム2の取付け部とを樹
脂で一体成形させることで、比較的部品点数の少ない簡
単な構成でヘッドホンを構成させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ハウジング
1とアーム2の取付け部とを樹脂で一体成形させた場
合、ハウジング1を樹脂成形する際に、アーム2の取付
け部とハウジング1とが重なる部分で、ハウジング1を
切り欠いた形状とする必要があり、比較的柔らかいスポ
ンジ状の樹脂などで形成されたイヤーパッド3を取付け
たとき、ハウジング1の切り欠き部に対応した凹み3a
が発生してしまう。
【0005】この凹みが発生する理由について説明する
と、ハウジング1とアーム2の取付け部とを一体に合成
樹脂で成形させた場合、その一体成形されたハウジング
1の近傍の形状は、例えば図19に示すようになる。図
19のAは裏面、図19のBは側面、図19のCは表面
を、それぞれ示してあり、図19のAに示す裏面に、図
示しないドライバユニットが配置され、イヤーパッド3
が取付けられて組み立てられた状態では、図19のCに
示す表面が外側に露出している。
【0006】ここで、図19のA,Cに示すように、ハ
ウジング1には、イヤーパッド3を取付けるためのフラ
ンジ1aが、ほぼ環状に形成してあり、そのフランジ1
aの上にイヤーパッド3を被せることで、イヤーパッド
3が取付けられる。但し、ハウジング1とアーム2の取
付け部とを一体に成形させるために、アーム2の取付け
部と重なる位置には、フランジ1aを設けることができ
ない。
【0007】即ち、この例では図19のBに示すよう
に、パーティングラインPを基準として、成形用金型を
コア側とキャビ側に分けて樹脂成形させるようにしてあ
り、アーム2の取付け部を成形させるために、その位置
と重なる部分(いわゆるアンダーカットになる範囲)に
は、フランジ1aを成形させることができない。従っ
て、アーム2と重なる位置は、イヤーパッド3を支える
部材がない状態となって、図18に示すような凹み3a
が発生してしまう。
【0008】成形用金型として、ここでは最も簡単な上
下押切り構造を採用してあり、スライド金型などのより
複雑な金型を使用することで、アンダーカット部にフラ
ンジを形成させることも不可能ではないが、このような
複雑な金型を使用して成形すると、それだけ製造コスト
が上昇する問題があり、ヘッドホンの価格が高くなって
しまう。
【0009】イヤーパッド3の形状によっては、凹み3
aは目立たなくすることも可能であるが、その場合で
も、イヤーパッド3の該当する部分を押すと、フランジ
がないために容易に凹んでしまう。また聴取者が装着し
た際には、フランジが該当部分にないことで、イヤーパ
ッド3が部分的に凹むことになり、耳介との接触状態に
違和感が生じてしまう。また、このような凹み3aが発
生することで、イヤーパッド3がハウジング1から外れ
易くなってしまう。さらに、イヤーパッド3が経時変化
で劣化した場合には、その部分からイヤーパッド3が裂
け易くなってしまう問題があった。
【0010】また、別の問題として、この種のヘッドホ
ンのハウジングには、内部に収納されたドライバユニッ
トに、外部からオーディオ信号などを供給するためのケ
ーブルを通す必要がある。ここで、ヘッドホンに取付け
られたケーブルが、外側から何らかの力で引っ張られた
とき、ドライバユニットとケーブルとの接続部に直接そ
の力が加わって、ドライバユニットからケーブルが外れ
ることがないように、ハウジングの途中で、ケーブルが
止まるような機構を設ける必要があった。
【0011】即ち、例えば図20に示す円形形状のハウ
ジング8が用意されて、そのハウジング8の内部8a
に、オーディオ信号を出力するドライバユニットを収納
する構成であったとする。このとき、樹脂で成形された
ハウジング8の側面には、透孔8bを設けておき、その
透孔8bにコード9を通過させる。この透孔8bを通し
たコード9の一端は、ハウジング8の内部でドライバユ
ニットにハンダ付けされて接続される、そして、この例
では、外側からコード9が引っ張られても、コード9と
ドライバとのハンダ付け箇所が切断することがないよう
に、ハウジング8の内部側で、一度コード9を結んた箇
所9aを形成させておき、外側からコード9が引っ張ら
れることがあっても、その結んた箇所9aが、透孔8b
に引っ掛かって、ハンダ付け箇所などに力が加わらない
ようにしてある。
【0012】このように構成することで、コードの断線
を防止できるが、ヘッドホンの組み立て作業時には、コ
ード9をハウジング8の透孔8bに通す作業が必要であ
り、またコード自体に結んた箇所9aを形成させる作業
が必要であり、組み立てに非常に手間がかかる問題があ
った。
【0013】本発明は、この種のヘッドホンを構成させ
る上での問題を解決することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、オーディオ信
号により駆動されるドライバユニットと、ドライバユニ
ットを内部に収納し、イヤーパッドを外部に装着するた
めの第1のフランジ部を外周に有するハウジングと、ハ
ウジングに接続され、耳介の上部後方に掛けられるアー
ムとを備えたヘッドホンにおいて、アームとして、ハウ
ジングに接続したとき、ハウジング側の第1のフランジ
部と連結される第2のフランジ部を設けたものである。
【0015】本発明によると、ハウジングと接続される
アーム側に、ハウジング側のフランジ部と連結されるフ
ランジ部を設けたことで、ハウジングを樹脂成形する際
のいわゆるアンダーカットになる範囲にも、フランジ部
が配置されることになって、ほぼ環状にイヤーパッド装
着用のフランジ部が形成されることになり、イヤーパッ
ドを良好に保持できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して、
本発明のヘッドホンの一実施の形態を説明する。
【0017】本例においては、聴取者の耳介にハンガー
状のアームを掛けることで、ヘッドホンを構成するユニ
ットが装着される、ヘヤーバンドのないタイプのヘッド
ホンとしたものである。即ち、図1に本例のヘッドホン
の全体構成を示すと、左耳の耳介に装着される左側ユニ
ット100と、右耳の耳介に装着される右側ユニット2
00とを有する。
【0018】また、オーディオ再生装置やラジオ受信機
などのオーディオ信号源のヘッドホンジャックに挿入さ
れるプラグ10が、コード21を介してコード接続部2
0に接続してあり、このコード接続部20と左側ユニッ
ト100との間に、コード22が接続してあり、さらに
コード接続部20と右側ユニット200との間に、コー
ド23が接続してある。コード22及び23は、左側ユ
ニット100及び右側ユニット200の内部でドライバ
ユニットに接続してある。プラグ10としては、例えば
3極の電極部11,12,13を備えたものが使用され
る。
【0019】左側ユニット100及び右側ユニット20
0は、それぞれABS樹脂等の比較的硬質の樹脂で成形
されたほぼ円形のハウジング110,210の内部に、
オーディオ信号を出力するドライバユニットが内蔵させ
てあり、各ハウジング110,210の外側には、キャ
ップ120,220が取付けてある。ハウジング11
0,210と耳が接触する部分には、イヤーパッドが取
付けてある。
【0020】そして、左右のハウジング110,210
の上部には、耳介に装着する際のハンガーとして機能す
るアーム130,230が取付けてある。このアーム1
30,230については、PP(ポリプロピレン),P
BT(ポリブチレンテレフタレート),POM(ポリア
セタール)等の比較的柔軟性のある樹脂で成形してあ
る。ハウジング110,210については、本例の場
合、左右で全く同一の形状であるが、アーム130,2
30については、左右対象の形状としてある。
【0021】図2,図3に本例のヘッドホンの装着例を
示すと、聴取者の左右の耳介eの上部後方にアーム13
0,230を通すことで、左右のユニット100,20
0が装着される。左右のユニット100,200を結ぶ
コード22,23は、例えば後頭部を通過させる。
【0022】ここで、プラグ10の各電極11,12,
13と、各ユニット内のドライバユニットとの接続例を
図4に示すと、左側ユニット100にドライバユニット
101が内蔵させてあり、右側ユニット200にドライ
バユニット102が内蔵させてあるとすると、プラグ1
0の先端側の電極11は、左側ユニット100内のドラ
イバユニット101の一方の極に接続させてあり、プラ
グ10の中央の電極12は、右側ユニット200内のド
ライバユニット102の一方の極に接続させてあり、プ
ラグ10の後端側の電極13は、各ユニット100,2
00内のドライバユニット101,102の他方の極に
接続させてある。
【0023】このように構成される本例のヘッドホン
は、ハウジング110,210とアーム130,230
の形状に特徴を有するものである。以下、その構成につ
いて説明する。図5,図6は、左側ユニット100を分
解して示す図である。なお、以下の説明では、左側ユニ
ット100についてだけ説明し、右側ユニット200の
構成については特に説明しないが、右側ユニット200
についてはアーム230が左側のアーム130と左右対
象の形状になる以外は、左側ユニット100と全く同一
の構成である。また、以下の説明では、表面と称するの
は、装着時に外側になる面のことであり、裏面と称する
には、装着時に内側を向く面のことであり、ドライバユ
ニットからの音は裏面側から出力される。
【0024】図5では、ハウジング110とアーム13
0は一体に接続した状態で示してあり、図6では、ハウ
ジング110とアーム130を分離した状態で示してあ
る。アーム130は、ハウジング接続部131が、ハウ
ジング110のひさし部113の内側に差し込むように
して接続させてあり、その接続部131からU字状に曲
折させた耳介通過用曲折部130aが形成されて、その
曲折部130aからさらに先端部132が長く伸びてい
る構成としてある。
【0025】このようなアーム130が接続されたハウ
ジング110は、ほぼ円形形状としてあり、その中央内
側にドライバ収納部111が構成してあり、このドライ
バ収納部111に、円形のドライバユニット101が取
付けられる。この円形のドライバユニット101の側面
には、ハウジング取付け用として、60°の等間隔で6
箇所にリブ101aが設けてある。ドライバユニット1
01に接続されたオーディオ信号供給用のコード22
は、ハウジング110に設けたフランジ部112の途
中、ここでは、ひさし部が形成された位置とはほぼ反対
側の位置に、コード挿通用切り欠き部115が設けてあ
り、その切り欠き部115にコード22を通過させるよ
うにしてある。
【0026】またハウジング110の周囲には、第1の
フランジ部112が形成させてある。但し、アーム13
0が接続される部分、即ちひさし部113が形成された
位置の内側のハウジング側には、フランジ部が設けてな
いが、本例の場合には、アーム130側に、第2のフラ
ンジ部133が設けてあり、ハウジング110とアーム
130を接続させた際には、ハウジング側のフランジ1
12と、アーム側のフランジ133とが一体に接続され
て、ほぼ環状のフランジとして構成される。
【0027】このフランジ部112,133には、円形
のイヤーパッド140が装着される。イヤーパッド14
0は、例えばスポンジ状の樹脂で構成されて、図5に示
すように円形の透孔141を有し、その透孔141をフ
ランジ部112,133に嵌めるようにして装着され
る。
【0028】そして、ハウジング110の外側には、円
形のキャップ120が取付けられる。キャップ120
は、ハウジング側のひさし部113を避けるための円形
の切り欠き部121が設けてあり、その切り欠き部12
1のほぼ中央の内側の淵に、係合用突起122が設けて
ある。そして、このキャップ120を取付けるために、
ハウジング110の外側中央には、キャップ取付け用孔
114が設けてあり、キャップ120側の係合用突起1
22を、ハウジング110の孔114に挿入すること
で、キャップ120がハウジング110に取付けられ
る。
【0029】また、キャップ120の内側には、図6に
破線で示すように、複数箇所に突起123が形成させて
あり、ハウジング110側のドライバ収納部111の側
壁部に設けた開口部116に、この突起123が嵌まっ
て、キャップ120の位置が定まるようにしてある。な
お、イヤーパッド140を嵌めた状態で、キャップ12
0を取付けたときには、イヤーパッド140の端部(開
口部141)が、キャップ120で隠れるようになる。
【0030】次に、本例のハウジング110とアーム1
30の詳細な構成を、図7〜図11を参照して説明す
る。図7は、ハウジング110とアーム130を表面側
から見た図であり、図8は、ハウジング110を裏面側
から見た図であり、図9は、ハウジング110にアーム
130を接続するために、アーム130を近接させた状
態を裏面側から見た図であり、図10は、完全に接続し
た状態を示した図である。図11は、この接続状態での
縦断面を示した図である。
【0031】図7及び図8に示すように、本例のハウジ
ング110は、円形に立ち上がったドライバ収納部11
1の周囲に、第1のフランジ部112が形成してあり、
ドライバ収納部111の側壁部には、複数の開口部11
6が形成してある。そして、アーム130と接続される
部分には、表面側に、ひさし部113が形成してある。
ひさし部113は、ほぼ円形形状をして、最終的にヘッ
ドホンとして組み立てられた状態のときには、ハウジン
グ110のひさし部113だけが外側に露出する。ひさ
し部113の先端には、突起117が設けてあり、アー
ム130を取付けたとき、アーム側のハウジング接続用
溝135に、この突起117が納まる形状としてある。
【0032】ハウジング110の第1のフランジ部11
2は、ひさし部113の下側になる部分を除いて形成さ
せてある。ひさし部113の下側になる部分は、いわゆ
る樹脂成形時のアンダーカットになる範囲であり、単純
な上下押し切り構造の金型を使用したとき、このアンダ
ーカットになる範囲にフランジ部を形成させることはで
きない。このひさし部113の下部を避けたフランジ部
112の一方及び他方の端部には、アーム側のフランジ
部と嵌合させるための凹部112aが設けてある。この
凹部112aは、図7に示すように、端部の表面側を削
った形状として形成させたものである。
【0033】第1のフランジ部112の途中に設けたコ
ード挿通用切り欠き部115は、図8などに示すよう
に、ドライバ収納部111の側壁部(即ち開口部116
と隣接した位置)まで深く切り欠いてあり、その切り欠
き部115の途中には、曲折部115aを設けてある。
曲折部115aよりも奥の切り欠き部115は、幅が狭
くなって、通過させたコード22を挟むようにしてあ
る。ドライバユニット101に接続されたコード22を
通す場合には、この切り欠き部115の奥まで差し込ん
で、コード22を通すようにする。
【0034】また図8に示すように、ハウジング110
の裏面側のほぼ中央部には、アーム接続用孔118が設
けてあり、この孔118の近傍には、アーム接続用突起
118aも形成させてある。なお、アーム接続用孔11
8は、ハウジング110の表面中央のキャップ取付け用
孔114(図7など参照)と連続した孔になっている。
【0035】また図8に示すように、フランジ部112
の裏面側には、複数箇所にドライバ固定用リブ119が
設けてあり、そのリブ119と近傍した位置の外周側
に、ドライバ固定用溝119aが設けてある。本例の場
合には、60°間隔で4箇所にリブ119及び溝119
aを設けてある。なお、上下押し切り構造の金型で溝1
19aを形成させるために、フランジ部112の溝11
9aの形成位置には、開口部119bが設けてある。
【0036】アーム130については、図7に示すよう
に、ハウジング側のフランジ部112と連続する形状の
第2のフランジ部133が、細長く伸びたハウジング接
続部131の左右に形成させてある。図9などに示すよ
うに、ハウジング接続部131の真下になる位置には、
アーム形成時のアンダーカットになる範囲であるために
フランジ部が設けてないが、ハウジング接続部131の
幅を比較的狭く形成させてあるので、フランジ部がない
区間の長さはわずかである。
【0037】アーム130に設けた第2のフランジ部1
33の一方及び他方の先端部には、凸部133aが形成
させてある。この凸部133aは、図7に示すように、
端部の表面側を突出させた形状で形成させたものであ
り、その突出形状が、ハウジング側のフランジ部112
の端部の凹部112aと嵌合するようにしてある。
【0038】アーム130の細長く伸びたハウジング接
続部131の先端131aは、ハウジング110側のア
ーム接続用孔118に挿入できる形状(厚さ)としてあ
り、接続部131をアーム接続用孔118に挿入したと
き、ハウジング110側のアーム接続用突起118aと
接触する位置に、ハウジング接続用孔134が形成させ
てある。さらに、アーム130のフランジ部133の取
付け部の近傍には、ハウジング接続用溝135が形成さ
せてある。この溝135は、ハウジング110側のひさ
し部113の先端の突起117が挿入できる形状として
ある。
【0039】またアーム130の裏面側を示した図9に
示すように、アーム130の各フランジ部133の裏面
側には、左右に1箇所ずつ、ドライバ固定用リブ136
と、そのリブ136と近傍した位置の外周側に、ドライ
バ固定用溝136aとを設けてある。この2箇所のリブ
136等は、60°間隔で配置してある。溝136aを
形成させるために、フランジ部133の溝136aの形
成位置には、開口部136bが設けてある。この第2の
フランジ部133のリブ136,溝136a,開口部1
36bの形成状態は、ハウジング110側のリブ13
6,溝136a,開口部136bの形成状態と全く同じ
にしてある。そして、後述するようにアーム130とハ
ウジング110とを接合したときには、図10に示すよ
うに、一体化された第1,第2のフランジ部112,1
33に、60°間隔で6箇所にドライバ固定用のリブ
(119,136)と溝(119a,136a)が並ぶ
ようになる。
【0040】このように構成されるハウジング110に
アーム130を接合する際には、図9に示すように、ア
ーム130のハウジング接続部131の先端131a
を、ハウジング110の裏面のアーム接続用孔118に
挿入して、図10に示す状態として、ハウジング110
のアーム接続用突起118aを、アーム130のハウジ
ング接続用孔134に挿入させる。また、図11の断面
で接合状態を示すように、ハウジング110側のひさし
部113の先端の突起117を、アーム130のハウジ
ング接続部131の溝135に挿入させる。このように
嵌め合わせて接合させることで、ハウジング110とア
ーム130との接合状態が確実に維持されるようにな
る。
【0041】ハウジング110とアーム130とを接合
させたときには、図10に示すように、ハウジング11
0側のフランジ部112と、アーム130側のフランジ
部133とが一体となって、ほぼ環状のフランジ部が形
成されることになる。このとき、ハウジング110側の
フランジ部112と、アーム130側のフランジ部13
3とが接触する部分には、相互に嵌合する形状の凹部1
12aと凸部133aが形成させてあり、両フランジ部
112,133が一体のフランジになるようにしてあ
る。
【0042】このようにハウジング110にアーム13
0が接合された状態で、既に図5を参照して説明したよ
うに、ハウジング110のドライバ収納部111に、ド
ライバユニット101を収納させる。このときには、一
体となったフランジ部112,133の裏面側に、等間
隔でドライバ固定用リブ(119又は136)と、ドラ
イバ固定用溝(119a又は136a)が配置され、ド
ライバユニット101の外周部に等間隔で設けられたリ
ブ101aを、このフランジ部のリブと溝の間に挿入さ
せることで、ドライバユニット101がハウジング11
0に固定される。図12は、このドライバユニット10
1をハウジング110に固定した状態を断面で示した図
である。
【0043】なお、ドライバユニット101を取付ける
際には、ドライバユニット101に接続されたコード2
2を、ハウジング110の切り欠き部115を通過させ
て、外部に引き出すようにする。
【0044】そして、ドライバユニット101が取付け
られたハウジング110及びアーム130のフランジ部
112,133に、図5に示した如きイヤーパッド14
0を被せることで、ヘッドホンとして組み立てられる。
さらに、図5に示したキャップ120を、ハウジング1
10の外側のキャップ取付け用孔114を使用して取付
けることで、図13に示したように組み立てられる。
【0045】このように構成される本例のヘッドホンに
よると、簡単な構成で良好な形状のヘッドホンとするこ
とができる。即ち、ヘッドホン本体を構成する部材とし
ては、図5に示したように、ドライバユニットと、その
ドライバユニットを収納するハウジングと、ハウジング
と結合されるアームと、イヤーパッド及びキャップだけ
で良く、ハウジングとアームについては、それぞれ上下
押し切り構造の金型で成形できる簡単な構成としてあ
り、安価に製造できる。
【0046】ここで、ハウジングを上下押し切り構造の
金型で成形できる簡単な構成としたとき、アームとの結
合部と重なる部分(いわゆるアンターカットになる範
囲)には、イヤーパッド装着用のフランジを設けること
ができないが、アーム側にそのフランジ部を設ける構成
としたことで、アームとの結合部にもイヤーパッド装着
用のフランジが存在することになり、イヤーパッドをほ
ぼ完全な円形形状でフランジ部が保持することができ、
従来例として図18に示した如きイヤーパッドの変形を
阻止でき、また装着時に違和感を感じることもなく、イ
ヤーパッドの破れなどの損傷も効果的に防止できる。
【0047】なお、ハウジング側のフランジ部112と
アーム側のフランジ部133とが接する部分には、相互
に嵌合する形状の凹部112aと凸部133aが形成さ
せてあり、両フランジ部112,133が一体のフラン
ジになるようにしてあるので、ハウジング側のフランジ
部112とアーム側のフランジ133とがずれるような
ことがなく、イヤーパッド装着用の機構として良好に機
能する。
【0048】また、ハウジング側のフランジ部112と
アーム側のフランジ部133の双方に、ドライバユニッ
ト101を保持する機構としてのリブと溝を設けたの
で、ドライバユニット101の保持がそれだけ良好に行
われるようになる。
【0049】また本例の場合には、ヘッドホン内のドラ
イバユニットに接続されるコード22を、単にハウジン
グ110に設けた切り欠き部115に通すだけの簡単な
構成したが、この切り欠き部115の途中に曲折部11
5aを設けてあり、その曲折部よりも奥でコードを挟む
ようにしてあるので、コード22が外れ難く、万一、ヘ
ッドホンの外側からコード22を引っ張る力が加わって
も、切り欠き部115を経由してハウジング110の内
部に配置されたコード22とドライバユニット101と
の接続部には力が加わり難く、コード22とドライバユ
ニット101とのハンダ付け箇所が切断するようなこと
を、簡単な構成で効果的に防止できる。従って、従来例
として図20に示したように、コードの途中に結んた箇
所を設けるような処理が必要なくなり、組み立て時の作
業性が向上する。
【0050】さらに本例の場合には、キャップ120を
設ける構成としたことで、ハウジング110とイヤーパ
ッド140との境界部の近傍が、キャップ120で隠れ
る形状となり、ヘッドホンとしての見栄えが良くなる。
特に、ハウジング110は、ひさし部113だけが外側
に露出した状態となり、フランジ部などは全く外側から
は見えないため、ハウジング110とアーム130が別
の素材で構成されていても、そのことが目立つようなこ
とはない。また、ハウジング110やアーム130を構
成する素材が、印刷や塗装などが困難な素材であって
も、外側から目立つ部品であるキャップ120だけを、
印刷や塗装など容易に行える素材で形成させて、そのキ
ャップに商品性を高める印刷や塗装などを行えば良く、
簡単な構成で、ヘッドホンとしてのデザインの自由度が
向上する。
【0051】なお、ここまで説明したヘッドホンは、左
右独立にユニットを構成させて、その左右独立のユニッ
トを、それぞれのアームで左右の耳介に掛けるタイプの
ヘッドホンとしたが、1本のアーム(バンド)で左右の
ユニットを結合させるタイプのヘッドホンにも適用可能
である。
【0052】即ち、例えば図14に示すように、1本の
アーム300が、装着者の後頭部を通過するいわゆるネ
ックバンド方式のものとして構成する。そして、そのア
ーム300の一端に、左側のハウジング110が取付け
られ、図示しないアーム300の他端に、右側のハウジ
ング210が取付けられるように構成する。アーム30
0のハウジング取付け部の形状としては、図5〜図11
で説明した構成と全く同じであり、アーム300の端部
に、ハウジング接続部301を構成させて、その接続部
301から伸びた部分を、曲折部302として、耳介の
上部後方に掛けられる形状とし、さらにその後方をネッ
クバンド部303とする。そして、ハウジング接続部3
01の左右に、第2のフランジ部304を設けて、ハウ
ジング110側のフランジ部と結合させる。
【0053】この図14に示すように構成することで、
ネックバンド方式にも適用可能である。図15は、この
ネックバンド方式のヘッドホンとして構成したものを、
聴取者が装着した例を示したものである。ネックバンド
方式のヘッドホンの左側ユニット100′が、聴取者の
左の耳介に掛けるようにして装着されている。
【0054】また、左右2つのユニットを備えたヘッド
ホンとして構成させるのではなく、左右いずれか一方の
耳にだけ装着される、いわゆるモノラルタイプのイヤー
ホンとして構成させる場合に、ハウジングとアームとの
構造を上述したように構成しても良い。
【0055】また、ここまで説明した実施の形態では、
オーディオ信号を出力させる機能だけを備えたヘッドホ
ンとして構成したが、マイクロホンを備えたヘッドセッ
トとして構成したものにも適用可能である。
【0056】即ち、例えば図16に示したように、アー
ム130′で耳介に掛けられる形状の左側ユニット10
0には、棒状のマイクロホン接続部材150の先端にマ
イクロホン151を取付けておく。アーム230′で耳
介に掛けられる形状の右側ユニット200には、マイク
ロホンを取付けない。そして、左側ユニット100と右
側ユニット200とをコード23′で接続し、左側ユニ
ット100から伸びたコード21′には、オーディオ信
号用の信号線とマイクロホン用の信号線を通しておき、
オーディオ信号入力用のプラグ10の他に、マイクロホ
ン用のプラグ30を接続する構成とする。なお、図16
の例では、アーム130′,230′については、図1
に示したアーム130,230よりも幅の狭い形状とし
てある。
【0057】また、例えば図17に示したように、左側
ユニット100とプラグ10との間のコード23″の途
中に、マイクロホン40を取付ける構成としても良い。
なお、この図17の例では、マイクロホン用のプラグ5
1については、コード23″の途中に設けたマイクロホ
ン用プラグ固定部材50に取付ける構成としてある。な
お、マイクロホン用のプラグとオーディオ入力用のプラ
グは、1つのプラグで構成させても良い。
【0058】また、上述した実施の形態では、外部から
コードを介して入力したオーディオ信号によりドライバ
ユニットが駆動されるヘッドホンに適用したが、例えば
ヘッドホン内に、半導体メモリなどを使用したオーディ
オ信号源を内蔵させたヘッドホンとして構成したり、或
いは無線信号を受信する回路をヘッドホンに内蔵させ
て、無線信号としてオーディオ信号が伝送されるように
しても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明によると、ハウジングと接続され
るアーム側に、ハウジング側のフランジ部と連結される
フランジ部を設けたことで、ほぼ環状にイヤーパッド装
着用のフランジ部が形成されることになる。即ち、ハウ
ジングにアーム接続部を設けるために、そのアーム接続
部と重なる位置で、ハウジング側にフランジ部を形成す
ることが困難であっても、その位置にアーム側のフラン
ジ部が位置することになり、イヤーパッドをほぼ環状な
形状で良好に保持できるようになる。従って、フランジ
部が部分的に無いことによる装着時の違和感がなく、イ
ヤーパッドの破れなどの損傷も効果的に防止できる。
【0060】この場合、ハウジングには、ドライバユニ
ットの収納部から張り出した、ひさし部を外側に有し、
ハウジングとアームとを接続させたとき、第2のフラン
ジ部が、ひさし部のほぼ内側に位置する形状としたこと
で、ひさし部で隠れる位置に、ハウジングとアームとの
接続部が位置することになり、ハウジングとアームとの
接続状態が目立たなくなる。
【0061】また、第1のフランジ部の端部と、第2の
フランジ部の端部とには、接続したとき嵌合する凸部又
は凹部を設けたことで、ハウジングとアームを接続した
とき、それぞれのフランジ部が凸部又は凹部で嵌合して
一体形状となり、イヤーパッド装着用のフランジ部とし
て良好な形状になる。
【0062】また、ハウジングのドライバユニットが取
付けられる内面側に、アームの端部が差し込まれる孔又
は溝を設けたことで、その孔又は溝を使って、ハウジン
グにアームを取付けることが簡単かつ確実に行える。
【0063】また、このようにアームの端部が差し込ま
れる孔又は溝をハウジングに設けた場合に、その孔又は
溝に差し込まれたアームの端部と、ハウジングの内面側
とには、接続したとき嵌合する凸部又は凹部を設けたこ
とで、さらにその凸部又は凹部の嵌合で、ハウジングと
アームとの接続状態の維持が良好に行われる。
【0064】また、ハウジングのドライバユニットが取
付けられる内面側に、ドライバユニットを固定する突起
又は溝を設けたことで、ドライバユニットのハウジング
への固定が簡単に行えるようになる。
【0065】また、このようにハウジング側にドライバ
ユニットを固定する突起又は溝を設けた場合に、さら
に、アームの第2のフランジ側にも、ドライバユニット
を固定する突起又は溝を設けたことで、ハウジングと一
体となったアーム側でも、ドライバユニットを保持する
ので、より良好にドライバユニットを保持できるように
なる。
【0066】また、ハウジングの第1のフランジ部に
は、ドライバユニットに一端が接続されたコードを通す
ための切り込み部を設けたことで、ドライバユニットに
オーディオ信号などを供給するコードを簡単に通すこと
ができるようになる。
【0067】さらに、このようにコードを通す切り込み
部を設けた場合に、その切り込み部は、曲折した形状と
したことで、その曲折形状でコードを係止させることが
でき、コードを止めるための機構を別途設けることな
く、簡単にコードをハウジング内に係止できるようにな
る。
【0068】また、ハウジングの外側に、所定形状のキ
ャップを取付けるための接続機構部を設け、その接続機
能部に取付けられたキャップにより、第1,第2のフラ
ンジ部に装着されたイヤーパッドとハウジングとの境界
部が隠れる形状としたことで、部品点数の少ない簡単な
構成で、良好な形状のヘッドホンとして構成できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるヘッドホンの全体
構成例を示した平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるヘッドホンの装着
例を示した正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるヘッドホンの装着
例を示した側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるヘッドホンの接続
例を示した回路図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるヘッドホンの構成
例を示した分解斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるハウジングとアー
ムの例を分解して示す平面図である。
【図7】本発明の一実施の形態によるハウジングとアー
ムの例を分解して示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態によるハウジングの裏面
側の例を示す斜視図である。
【図9】本発明の一実施の形態によるハウジングとアー
ムを接合する途中の状態の例を示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態によるハウジングとア
ームを接合した状態の例を示す斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態によるハウジングとア
ームを接合した状態の例を示す断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態によるハウジングにド
ライバを取付けた状態の例を示す断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態によるヘッドホンの左
側ユニットを組み立てた状態の例を示す斜視図である。
【図14】本発明の一実施の形態によるヘッドホンをネ
ックバンド方式とした場合の例を示す平面図である。
【図15】図14の例のヘッドホンを装着した例を示す
側面図である。
【図16】本発明の一実施の形態によるヘッドホンにマ
イクロホンを取付けた場合の例を示す平面図である。
【図17】本発明の一実施の形態によるヘッドホンをマ
イクロホンを取付けた場合のさらに別の例を示す平面図
である。
【図18】従来のヘッドホンの一例を示した側面図であ
る。
【図19】図18に示したヘッドホンのハウジングを示
した平面図であり、図18Aは裏面、図10Bは平面、
図10Cは表面を示した図である。
【図20】従来のヘッドホンのハウジングの別の例を示
した斜視図である。
【符号の説明】
10…プラグ、11,12,13…電極部、20…コー
ド接続部、21,21′,21″,22,23,23′
…コード、30…プラグ、40…マイクロホン、50…
マイクロホン用プラグ固定部材、51…プラグ、10
0,100′…左側ユニット、101,102…ドライ
バユニット、101a…リブ、110…ハウジング、1
11…ドライバ収納部、112…第1のフランジ部、1
12a…凹部、113…ひさし部、114…キャップ取
付け用孔、115…コード挿通用切り欠き部、115a
…曲折部、116…開口部、117…突起、118…ア
ーム接続用孔、118a…アーム接続用突起、119…
ドライバ固定用リブ、119a…ドライバ固定用溝、1
19b…開口部、120…キャップ、121…切り欠き
部、122…係合用突起、123…突起、130,13
0′…アーム、130a…耳介通過用曲折部、131…
ハウジング接続部、132…先端部、133…第2のフ
ランジ部、133a…凸部、134…ハウジング接続用
孔、135…ハウジング接続用溝、136…ドライバ固
定用リブ、136a…ドライバ固定用溝、136b…開
口部、140…イヤーパッド、141…孔、150…マ
イクロホン接続部材、151…マイクロホン、200…
左側ユニット、210…ハウジング、220…キャッ
プ、230,230′,300…アーム、301…ハウ
ジング接続部、302…曲折部、303…ネックバンド
部、304…第2のフランジ部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 聴取者の耳介に装着されるヘッドホンに
    おいて、 オーディオ信号により駆動されるドライバユニットと、 上記ドライバユニットを内部に収納し、イヤーパッドを
    外部に装着するための第1のフランジ部を外周に有する
    ハウジングと、 上記ハウジングに接続され、耳介の上部後方に掛けられ
    る形状の部品であり、上記ハウジングに接続されること
    で、上記第1のフランジ部と連結される第2のフランジ
    部を有するアームとを備えたヘッドホン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘッドホンにおいて、 上記ハウジングには、上記ドライバユニットの収納部か
    ら張り出した、ひさし部を外側に有し、上記ハウジング
    と上記アームとを接続させたとき、上記第2のフランジ
    部が、ひさし部のほぼ内側に位置する形状としたヘッド
    ホン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のヘッドホンにおいて、 上記第1のフランジ部の端部と、上記第2のフランジ部
    の端部とには、接続したとき嵌合する凸部又は凹部を設
    けたヘッドホン。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のヘッドホンにおいて、 上記ハウジングの上記ドライバユニットが取付けられる
    内面側に、上記アームの端部が差し込まれる孔又は溝を
    設けたヘッドホン。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のヘッドホンにおいて、 上記孔又は溝に差し込まれたアームの端部と、上記ハウ
    ジングの内面側とには、接続したとき嵌合する凸部又は
    凹部を設けたヘッドホン。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のヘッドホンにおいて、 上記ハウジングの上記ドライバユニットが取付けられる
    内面側に、上記ドライバユニットを固定する突起又は溝
    を設けたヘッドホン。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のヘッドホンにおいて、 さらに、上記アームの第2のフランジ側にも、上記ドラ
    イバユニットを固定する突起又は溝を設けたヘッドホ
    ン。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のヘッドホンにおいて、 上記ハウジングの第1のフランジ部には、上記ドライバ
    ユニットに一端が接続されたコードを通すための切り込
    み部を設けたヘッドホン。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のヘッドホンにおいて、 上記切り込み部は、曲折した形状としたヘッドホン。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のヘッドホンにおいて、 上記ハウジングの外側に、所定形状のキャップを取付け
    るための接続機構部を設け、 その接続機能部に取付けられたキャップにより、上記第
    1,第2のフランジ部に装着されたイヤーパッドとハウ
    ジングとの境界部が隠れる形状としたヘッドホン。
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