JP5704617B2 - イヤホン - Google Patents

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Description

本発明は、インナータイプの耳栓型のイヤホンに関する。
従来から、ヘッドホンと共に、外耳道に挿入するインナータイプの小型軽量の耳栓型イヤホンが知られている。図1は、従来のインナータイプのイヤホン120をユーザの耳介110に装着した状態を説明するための概要図である。耳介110は、一般に、図1に示すように、耳輪111、対輪112、耳甲介腔113、耳珠114、対珠115、珠間切痕116(耳介110の下端の切れ込み)、耳垂117、耳輪脚118等からなる隆起部や沈降部で特徴付けられている。インナータイプのイヤホンは通常、耳珠114と対珠115との間にイヤホン本体の筐体部が配置され、本体部と一体形成されている耳栓部が外耳道119に挿入されることによって耳介110に保持される。そして、この挿入された耳栓部が外耳道119内で柔軟に変形することによって、イヤホンと耳介の密着性や着用感を高めている。
インナータイプの耳栓型イヤホンでは、イヤホンを使用するユーザ個々の耳介110の対珠115の大きさや形状、珠間切痕116の太さなどが装着安定性に大きく影響している。そこで従来から、スピーカユニット(SPユニット)を収容したイヤホン本体に耳介用支持部材を形成することによって脱落を防止するイヤホンに関する技術が知られている。
例えば、スピーカユニットを収容したハウジング(スピーカユニットの筐体)にループ状の弾性構造(ループサポート構造)の部材で耳介用支持部を形成することによって、当該ハウジングを耳介側に装着して使用する際に、イヤホンが耳介側から脱落することを防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されているイヤホンは、ループ状の弾性のある弾性支片部(ループサポート構造)で形成された耳介支持部材が耳介内の対応位置へ弾力的に接することを自在にしている。
また、ハウジングの中心軸に対して一定の傾斜角度で交差する方向に音導管を延在し、ハウジングを耳珠に接触させることなく幅を広げることを可能としたイヤホンに関する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示されたイヤホンは、ハウジングに収納されているドライバユニット内にある振動板の口径を拡げることを可能とし、また装着感を良くすることを目的としている。
特開2006−203420公報 特開2007−189468公報
しかしながら、従来のイヤホンの多くは、イヤホン本体の重みのためにユーザが軽く運動した程度でも緩んだり外れて落ちたりしてしまうことがある。また、緩みを防ぐためにイヤホンの外径が大きく形成され、ユーザが不快な装着感を感じたりすることがある。
例えば、上記特許文献1に記載の従来技術では、スピーカ筐体部を樹脂部材で覆うことによりループサポート構造をした弾性支片部を形成する必要がある。この場合、イヤホンの大きさが、スピーカユニットを収容するスピーカ筐体部の外径だけでなくループサポート構造のための樹脂部材の厚さも加わるために、大きくなってしまうという問題がある。そのため、ユーザがイヤホンを耳介に挿入した後に、例えばコードが引っ張られる等の外力が当該イヤホンに作用することで、イヤホンが容易に脱落してしまうことがある。
また、特許文献2に記載の従来技術では、イヤホンの音導管に構成された弾性体の耳介装着体のみでイヤホンを保持するため、コードが引っ張られる等の外力がイヤホンに作用することで、同様にイヤホンが容易に脱落してしまうという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題を解決することを課題の一例とするものであり、これらの課題を解決することができるイヤホンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係るイヤホンは、スピーカ本体部、スピーカ筐体部、音導管、耳栓を有し、前記スピーカ筐体部には、耳介挿入体が設けられ、前記耳介挿入体は、前記スピーカ筐体部の外周側面の一部からなる連続的に突出する突起部により形成され、前記耳介挿入体は、耳介の対輪又は対珠に対向することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、請求項2に記載の発明に係るイヤホンは、スピーカ本体部、スピーカ筐体部、を有し、前記スピーカ筐体部には、耳介挿入体が設けられ、前記耳介挿入体は、前記スピーカ筐体部の外周側面の一部のみから連続的に突出する突起部により形成され、前記耳介挿入体は、耳介の対輪又は対珠に対向することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、請求項3に記載の発明に係るイヤホンは、スピーカ筐体部を有し、前記スピーカ筐体部には、耳介挿入体が設けられ、前記耳介挿入体は、前記スピーカ筐体部の外周側面の一部から連続的に突出する突起部により形成され、前記耳介挿入体は、耳介の対輪又は対珠に対向することを特徴とする。
従来のインナータイプのイヤホン120をユーザの耳介120に装着した状態を説明するための概要図である。 本発明の一実施形態に係るイヤホンの外観を示す斜視図である。 図2に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンを構成する各部の構造を詳しく説明するための分解斜視図である。 図2に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの耳介挿入体16及びスピーカユニット31の形成状況を詳しく説明するための斜視図である。 図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の蓋部141の構造を詳しく説明するための斜視図である。 図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の筒状部142の構造を詳しく説明するための斜視図である。 図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の筒状部142に嵌合されるコード引出部15の構造を詳しく説明するための斜視図である。 図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の底面部143の構造を詳しく説明するための斜視図である。 図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの耳介挿入体16の構造を詳しく説明するための斜視図である。 図9に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの耳介挿入体16の構造を詳しく説明するための斜視図である。 図2に示す本発明の一実施形態に係るイヤホンをユーザの耳介110に挿入した時のイヤホンの装着状態を示すイメージ図である。 本発明の一実施形態に係るイヤホン150を備えたポータブルオーディオプレーヤ100の外観図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るイヤホンの好適な実施形態について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るイヤホンの外観を示す斜視図である。図2において、(a)は本発明の一実施形態に係るイヤホンの斜視図、(b)は同イヤホンを(a)とは別の角度から見た斜視図である。また、図2の各図には、右耳用のイヤホン11と左耳用のイヤホン12が示されている。
図2に示すように、本実施形態に係るイヤホンは、耳栓13、スピーカ筐体部14、コード引出部15及び耳介挿入体16を備えている。そして当該イヤホンは、図2に示すように、耳介への装着体としての機能を有する耳栓13と耳介挿入体16の両方で、ユーザの耳介から容易に脱落することなく、また不快な装着感を与えることなく耳介側で保持することを可能にしている。また、耳介挿入体16は、スピーカ筐体部14から外部に突出した突起部(後述する突起部33)が弾性部材で覆われることによって形成されている。
以下、図2に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの構造を詳細に説明する。
図3は、図2に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンを構成する各部の構造を詳しく説明するための分解斜視図である。図3に示すように、スピーカ筐体部14は、スピーカ本体部であるスピーカユニット31を収容する筐体であり、蓋部141、筒状部142及び底面部143の3つの部材から構成されている。図3に示すように、スピーカ筐体部14を構成する蓋部141はスピーカユニット31の音響放射側(図3に示すスピーカユニット31の中心軸方向であるx方向側)に配置される。また、筒状部142はスピーカユニット31の外周部を覆い、底面部143は蓋部141と対向して配置されている。
本実施形態において、スピーカユニット31は、図3に示すようにドーム形状に成形された振動板31aの外周縁部に断面形状が凹状に形成されたボイスコイル収容部が環状に設けられ、さらにボイスコイル収容部の外周縁部にエッジが一体化されている。このボイスコイル収容部にボイスコイルが収容される。尚、図3に示すような構造をしたスピーカユニット31は、本発明にかかるイヤホンのスピーカ筐体部14が収容するスピーカユニットの一例であって、当該スピーカ筐体部14に収容できるものであればスピーカユニットの構造自体はこれに限られない。
スピーカ筐体部14の蓋部141には、スピーカユニット31から放射された音波が通過するための開口部(後述する音導141a)と、当該開口部(音導141a)を通過した音波を規定方向(図3に示す音導管32の中心軸方向であるy軸方向)に導くための音導管32が形成されている。尚、スピーカ筐体部14の筒状部142の中心軸は上記y軸と略同一である。また、本実施形態では、図3のx軸方向とy軸方向は一定の角度で交差している。また、耳栓13は音導管32と連通するための筒形状部(図示略)を内部に備え、外周部13aが弾性変形可能に形成されている。耳栓13は、例えばシリコン、ゴム等の弾性部材が材質として用いられる。音導管32の耳栓13側の開口部(音導141a)にはリップ32aが設けられており、当該リップ32aは耳栓13の内部に設けられたストッパ機能となる筒形状部(図示略)と係合するように構成される。
また、耳栓13と音導管32との間には音質の調整やごみ等の侵入を防止するための音響用フィルタ34が保持されており、スピーカユニット31から放射された音波は当該音響用フィルタ34を通して外部に放射される。尚、本実施形態では音響用フィルタ34が音導管32に設けられた構成となっているが、音響用フィルタの配置位置は特に音導管32の先端位置だけに限られることはなく、音導管32の基端部や中間部であってもよい。
また、蓋部141の外周側面の一部には、弾性部材で成形された耳介挿入体16を形成するための突起部33が一体形成されている。図3に示すように、突起部33はスピーカ筐体部14から外部に向かって幅が拡大する、略台形の平面部33aを備える平板形状に形成されている。これによって、耳介挿入体16との連結の際に、当該耳介挿入体16に形成された開口部(後述する開口部165)に突起部33が埋設される際に、当該突起部33の開口部33cと耳介挿入体16の開口部165内に形成された突起部(後述する耳介挿入体16の突起部166)の嵌合を強固にしてイヤホンがユーザの耳介から脱落しにくくさせることを可能にしている。
図4は、図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの耳介挿入体16及びスピーカユニット31の形成状況を詳しく説明するための斜視図である。図4(a)には耳介挿入体16及びスピーカユニット31の装着前の蓋部141の一部と筒状部142が示されている。尚、図4の各図は手前側(音響放射側)に耳栓13が位置することになる。本実施形態では、耳介挿入体16の金型内にスピーカ筐体部14の突起部33を、例えば金型の内側に設けられる空間内にあらかじめ配置しておき、この空間内に弾性部材を充填して形成するインサート成形によって、スピーカ筐体部14に耳介挿入体16を一体形成している。図4(b)は(a)の状態に耳介挿入体16がインサート成形された様子を示す図である。また、図4(c)は(b)の状態にスピーカユニット31が接着によって保持(固定)された様子を示す図である。図3及び図4に示すように、本実施形態に係るスピーカユニット31は、スピーカ筐体部14の蓋部141の端部と筒状部142とで形成される筒状の開口部の端縁に配置されている。
図2、3及び図4等に示すように、耳介挿入体16は、スピーカ筐体部14とインサート成形されることで連続的に一体形成され、当該スピーカ筐体部14の外周側面から外部に突出するように形成された突起部33を埋設している。そして、スピーカ筐体部14が耳介110の耳珠114と対珠115との間に配置されたときに、耳介110の対輪112及び対珠115の側面と対向する面を有するように当該耳介挿入体16は構成されている。
図5は、図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の蓋部141の構造を詳しく説明するための斜視図である。図5において、(a)はスピーカ筐体部14の蓋部141の斜視図、(b)は蓋部141を(a)とは別の角度から見た斜視図である。尚、図5の各図には、右耳用のイヤホン11のスピーカ筐体部14の蓋部141が示されている。
図5(a)に示すように、蓋部141には、スピーカユニット31から放射された音波が外部へと放射する際に通過する開口部としての音導141aが形成されており、当該開口部(音導141a)を通過した音波を規定方向に導くための音導管32がさらに一体となって形成されている。本実施形態において音導管32は、スピーカ筐体部14の中心軸(図2におけるx軸方向)に対して一定の角度で交差する方向(図3におけるy軸方向)に向かって延在している。これにより、耳珠114の外側にスピーカ筐体部14を配置することができ、イヤホンの装着が困難になることを抑止することができる。
また、上記のような構成によって耳珠114と対珠115の間にスピーカ筐体部14を配置することが可能となり、スピーカ筐体部14の大きさを比較的大きくすることができる。したがって、スピーカユニット31そのものに関して大きな外径のものを使用することができ、スピーカの出力音圧特性を向上させることができる。
また、図5に示すように、蓋部141には2つの音響用孔部(第1の音響用孔部141b、第2の音響用孔部141c)が形成されている。第1の音響用孔部141bは、スピーカユニット31の音響放射側におけるスピーカユニット31と蓋部141との間の空間を開放すべく、蓋部141の前面(耳栓13側)に形成されている。第1の音響用孔部141bは、スピーカユニット31の振動板31aと蓋部141bとで囲まれた音響放射側の空間と外部とを連通することによって、振動板31aに作用する空気圧を調整している。尚、本実施形態では、第1の音響用孔部141bは図5等に示すように、後述するコード引出部15との接合部分に近い蓋部141の一部に形成されているが、これ以外の位置であっても構わない。
一方、第2の音響用孔部141cは、スピーカユニット31と蓋部141との間に形成されると共に、スピーカユニット31の音響放射側とは逆側の空間を外部と連通させている。この第2の音響用孔部141cは、スピーカユニット31が蓋部141に収容された際、スピーカユニット31に対してスピーカ筐体部14の底面部143側における蓋部141の外周側面に形成されている。第2の音響用孔部141cは、スピーカユニット31の音響放射側に対して逆側における、スピーカユニット31と蓋部141の外周側面とで囲まれた空間と外部とを連通することによって、振動板31aの背面(音響放射側に対して逆側の面)に作用する空気圧(背圧)の調整をしている。尚、本実施形態では、第2の音響用孔部141cは図5等に示すように、突起部33の近傍におけるスピーカ筐体部14の一部分に形成されているが、これ以外の位置であっても構わない。
図5に示すように、本実施形態に係るイヤホンでは、蓋部141の音響放射側に形成される前面に第1の音響用孔部141bを形成し、突起部33の近傍であって蓋部141の外周側面に第2の音響用孔部141cを形成している。これによって、スピーカユニット31の音響放射側及び逆側における空間内の空気圧を調整できるので、所望の音響特性を調整することができる。
尚、前述のように第2の音響用孔部141cが形成される位置は、スピーカ筐体部14の外周側面で、突起部33の近傍に形成することで、金型成形が簡易になり、コストを削減することができる。
また、蓋部141には、筒状部142と蓋部141とを所定の位置にて嵌合するために、内側に向かって凸状の位置決め部141dが蓋部141の内側側面に形成されている。また、位置決め部141dは、突起部33の内側側面141fにて、音響放射方向に向かって、その幅が小さくなる平面形状を備えている。尚、図示の例では2箇所の位置決め部141dが形成されているが必要に応じて変更して構わなく、特に限定しない。第2の音響用孔部141cは、位置決め部141dの間に設けられている。また、位置決め部141dと第2の音響用孔部141cとの間における蓋部141の内側側面141fには段部141eが形成されている。この段部141eが形成されているので、第2の音響用孔部141cが形成される内側側面141gは、位置決め部141dが形成される内側側面141fに対して外側に向かって突出した位置となり、段部141eで囲まれる所定の空間が形成される。
スピーカユニット31が蓋部141に取り付けられる際、スピーカユニット31の外周側面と位置決め部141dが形成される内側側面141fとが接する一方、スピーカユニット31と第2の音響用孔部141cが形成される内側側面141gとの間には所定の空隙が形成される。この空隙は、段部141eで囲まれる空間であり、スピーカユニット31の背面側(音響放射側とは逆側)の空間と連通している。また、第2の音響用孔部141cは外部と連通しているので、スピーカユニット31の背面側における空間と外部とを連通させて、空気圧の調整をすることを可能にする。
図6は、図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の筒状部142の構造を詳しく説明するための斜視図である。図6において、(a)はスピーカ筐体部14の筒状部142の斜視図、(b)は同筒状部142を(a)とは別の角度から見た斜視図である。尚、図6の各図には、右耳用のイヤホン11のスピーカ筐体部14の筒状部142が示されている。また、本実施形態では、図6に示すように、スピーカユニット31の収納が最低限可能な程度にまでスピーカ筐体部14の外径を抑えてイヤホン自体が大きくなることを抑止すると共に一定の強度を保持するために、筒状部142はその周方向において実質的に略同じ厚さに形成されている。
図6に示すように、筒状部142の外周側面には、前述した蓋部141に形成されている位置決め部141dに対応した被位置決め部142aが、外側に凹状になるように形成されている。この被位置決め部142aは、突起部33が一体形成された蓋部141に対し筒状部142を位置決めする。本実施形態では、筒状部142の外周側面には被位置決め部142aとして2か所の凹状の部位が形成されている。尚、本実施形態では、蓋部141の位置決め部141d及び筒状部142の被位置決め部142aとしてそれぞれ2か所の凸状部位及び凹状部位が形成されているが、形成される部位数は2か所に限定されることはなく、1か所或いは3か所以上であってもよい。また、本実施形態では、蓋部141に凸状の位置決め部141dを、筒状部142に凹状の被位置決め部142aを形成しているが、蓋部141に凹状の被位置決め部を形成し、筒状部142に凸状の位置決め部を形成してもよい。
また、被位置決め部142aが形成される筒状部142の外周側面の厚さが比較的小さくなることを抑止すべく、被位置決め部142aの形状に対応する位置にて、内側に向かって突出する突出部を形成しても構わなく、本実施形態では、突出部142gとして筒状部142の外周側面に形成されている。
上述したように筒状部142の外周側面に、蓋部141が有する位置決め部141dに対応する被位置決め部142aを形成している。これにより、蓋部141と筒状部142との連結の際に、突起部33を筒状部142に対して位置決めしつつ、容易に連結させることができる。
筒状部142の外周部には切欠部142eが形成されている。また、この切欠部142eは被位置決め部142aの間に設けられている。蓋部141と筒状部142とを取り付ける際、第2の音響用孔部141cが切欠部142eに対面する位置に配置される。このため、第2の音響用孔部141cは、筒状部142によってスピーカユニット31の背面側の空間と外部との空気の出入りが遮断されることなく、外部とスピーカユニット31の背面側の空間とを連通させることができる。尚、図示の例では切欠部142eが形成されているが、これに限定されることなく、スピーカユニット31の背面側の空間と外部とを、第2の音響用孔部141cを介して連通させることができればよく、例えば貫通孔等の空気が出入りする経路を筒状部142の外周側面や内部に形成しても構わない。
また、筒状部142には、図6に示すように、後述するコード引出部15の端部が嵌合して取り付けられるための連結部142bが外周側面に形成されている。図7は、図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の筒状部142に嵌合されるコード引出部15の構造を詳しく説明するための斜視図である。
本実施形態に係るコード引出部15は、略円柱形状の本体部15aと、本体部15aと一体形成されて筒状部142と嵌合する接続端部15bを備えている。また、接続端部15bには内部にスピーカユニット31と電気的に接続されたコード(配線)が挿入されるためのコード挿入口15cが形成されている。また、スピーカユニット31からのコードがコード挿入口15cを通して接続端部15b及び本体部15aの内部を通って外部と電気的な接続ができるようにコード引出部15は中空に形成されている。
ここで、コード引出部15をスピーカ筐体部14に形成するために、本実施形態のように筒状部142に開口部142fを有する連結部142bを形成することの他に、例えば、筒状部142から底面部143にわたってコード引出部15との連結部である開口部を形成することが挙げられる。筒状部142と底面部143の両方にわたって開口部を形成する場合には、筒状部142と底面部143との連結部分における強度(剛性)や接合強度が低減してしまう場合がある。本実施形態では、筒状部142に開口部142fを設けると共に、筒状部142の開口部142fの近傍で且つ底面部143側に補強部142cを設けている。この補強部142cは、筒状部142の開口部142fの底面部143側にて開口部142fを覆うように設けられている。この補強部142cは、開口部142fを形成することによって剛性が小さくなる筒状部142の一部分の強度(剛性)及び接合強度を比較的大きくしている。
さらに、筒状部142には、図6に示すように、スピーカユニット31の底面部(スピーカ筐体部14の底面部143側の面)を支持するための支持部142dが、筒状部142の内周側面に内側に突起した形状で形成されている。
また、この支持部142dを設けることで、筒状部142の剛性を比較的大きくでき、イヤホン11全体の剛性を高めて変形が生じることを抑止することができる。
図8は、図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンのスピーカ筐体部14の底面部143の構造を詳しく説明するための斜視図である。図8において、(a)はスピーカ筐体部14の底面部143の斜視図、(b)は同底面部143を背面側から見た斜視図である。尚、図8の各図には、右耳用のイヤホン11のスピーカ筐体部14の底面部143が示されている。
図8に示すように、底面部143には、前述したコード引出部15を通過するコード(配線)を挿入するための切欠部143aが形成されている。切欠部143aは、筒状部142の連結部142bと共に、コード引出部15の接続端部15bを挟持してこれを固定するためのものである。また、底面部143には、筒状部142の補強部142cが挿入されるための段部である凹部143bが形成されている。当該凹部143cに筒状部142の開口部の近傍に形成された凸形状の補強部142cが挿入されることによって、筒状部142と底面部143との接合部における剛性を比較的大きくしつつ、筒状部142と底面部143とを嵌合させることができる。
図9は、図3に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの耳介挿入体16の構造を詳しく説明するための斜視図である。図9において、(a)は図2及び図3等に示した耳介挿入体16の斜視図、(b)は同耳介挿入体16を別方向から見た斜視図である。尚、本実施形態において耳介挿入体16は、蓋部141の突起部33に対し弾性部材をインサート成形することでスピーカ筐体部14と一体形成される。
図9に示すように、本実施形態において耳介挿入体16は、耳栓13側(音響放射側)の側面及び底面部143側(音響放射側とは逆側)の側面が平面形状に形成されている。耳介挿入体16が有する側面のうち、スピーカ筐体部14と対向する内側の側面(内側側面161)は、スピーカ筐体部14の外周側面に沿って延在すると共に、外側に向かって凸状に湾曲するように形成されている。また、対珠115と対向する外側の側面(外側側面162)は、内側側面161に対向する形状、具体的にはスピーカ筐体部14の外周側面に沿って延在すると共に、外側に向かって凸状に湾曲するように形成されている。すなわち、耳介挿入体16は、スピーカ筐体部14の外周側面に沿って設けられ、耳介110の対輪112及び対珠115に亘って接触可能なように延びる略三日月型の平板形状に形成されている。そして、スピーカ筐体部14が耳珠114と対珠115の間に配置される時、耳介110の対輪112及び対珠115の側面に接触する耳介接触部を有するように当該耳介挿入体16は構成されている。
また、外側側面162は、その断面形状が湾曲状に形成されており、言い換えれば外側側面162の角部はユーザの耳介との装着感等を考慮して、曲面状に形成されている。
さらに、耳介挿入体16は、図9に示すようにスピーカ筐体部14に連結される内側側面161から外側側面162までの幅に比して小さく形成された突出部163を有する。突出部163は耳介挿入体16の端部をスピーカ筐体部14に連結される内側側面161側からコード引出部15の本体部15aに向かって延在する平面形状を備える。また、突出部163が有する内側側面164は、内側側面161とは異なる平面形状、図示の例では内側側面161の湾曲径に対して小さい湾曲径にて形成されている。また、突出部163のスピーカ筐体部14側の端部は、スピーカ筐体部14又はコード引出部15との間に、規定間隔を設けている。また、突出部163は平板状に形成されている。
尚、本実施形態では、図9に示すように内側側面164を設けることによって耳介挿入体16にスピーカ筐体部14側に湾曲した窪みを設けることによって、スピーカ筐体部14との間に規定の間隔を形成することができる。例えば、図9に示す例では、湾曲した窪みを設けることによって形成した内側側面164の端部の厚みは、内側側面161の端部の厚みと比較して厚さが略半分になっている。但し、図9に示す突出部163の厚みは一例であって、これよりも厚い又は薄くても構わない。そして、耳介挿入体16の一部が耳珠114や対珠115と接触する際、耳介挿入体16に弾性を付加することで、イヤホン11を装着するユーザの耳介110の耳珠114や対珠115等の形状に対応して、耳介挿入体16の突出部163が弾性変形し、イヤホンと耳介との装着状態を良好に維持することができる。
図10は、図9に示した本発明の一実施形態に係るイヤホンの耳介挿入体16の構造を詳しく説明するための斜視図である。図9及び図10等に示すように、本実施形態に係る耳介挿入体16は、スピーカ筐体部14から外部に向かう方向における幅は、スピーカ筐体部14からコード引出部15に近づくにつれて、その幅が小さくなるような平面形状に形成されている。また、スピーカ筐体部14からコード引出部15に沿う方向における耳介挿入体16の幅は、外側からスピーカ筐体部14に近づくにつれて、大きくなる平面形状を備えている。
スピーカ筐体部14からコード引出部15に沿う方向における耳介挿入体16の幅のうち、耳介挿入体16の外周部近傍における幅16aは、突起部33の外周部近傍における幅33bに対して比較的大きく形成されている。そして、耳介挿入体16は、図10に示すように突起部33を内含しない、弾性部材で形成された突出部163を当該耳介挿入体16の端部に有している。また、本実施形態に係るイヤホンでは、突出部163は、スピーカ筐体部14の近傍に配置されている。
また、図9に示すように、耳介挿入体16には開口部165が形成されており、スピーカ筐体部14の蓋部141に形成されている突起部33が配置されることによって、耳介挿入体16をスピーカ筐体部14の蓋部141に固定することを可能にしている。尚、突起部33は、前述のように蓋部141の外周側面から連続的に突出して一体形成されている。そして、当該突起部33は、スピーカ筐体部14から外部に向かってスピーカ筐体部14からコード引出部15に沿う方向における幅が拡大した略逆台形の平板形状で形成されている。このように、略逆台形の平板形状をした突起部33を耳介挿入体16の開口部165に配置することによって、耳介挿入体16が突起部33を埋設して強固にスピーカ筐体部14と連結することができる。
上述したように本実施形態に係るイヤホン11は、コード引出部15の近傍まで形成された耳介挿入体16を備えている。また、耳介挿入体16は、耳珠114と対珠115との間に配置されている。具体的には、イヤホン11が耳介110に取り付けられる時、耳介挿入体16の一部である突出部163が珠間切痕116の近傍まで延在する形状に形成されている。このため、耳介挿入体16と耳珠114又は対珠115とが接触する面積を比較的大きくできるので、イヤホン11と耳介110との装着状態を良好に維持することができる。また、耳介挿入体16の突出部163が耳介110の形状に合わせて撓むことによって、ユーザの耳介110の形状が個人によって異なっていても、本実施形態に係るイヤホン11は耳珠114や対珠115と接触する耳介挿入体16の剛性を大きくすることができ、イヤホン11の良好な装着感を提供することができる。
また上述したように、本実施形態では、耳介挿入体16は弾性部材でインサート成形されるが、当該弾性部材は、突起部33の内側に形成された開口部33cを満たすと共に、突起部33の外周側面を覆うように成形される。したがって、この場合は、耳介挿入体16の開口部165内には突起部33の開口部33cの形状に対応した突起部166が形成されるようになる。そして、蓋部14に形成された突起部33が耳介挿入体16に埋設される際に、当該突起部166が突起部33の開口部33cに嵌め込まれることによって、より強固な装着が可能となる。
尚、本発明に係るイヤホンの別の実施形態として、上記突起部33の内側の開口部33cと耳介挿入体16の突起部166とを設けないイヤホンを採用しても構わなく、インサート成形によって耳介挿入体16と突起部166とを強固に固定することができる。
尚、本実施形態では、耳介挿入体16としてプラスチックのように簡単に加工することができる弾性素材である熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomer:TPE)を採用するがこれに限定されることはない。例えば、耳介挿入体16の素材として、プラスチック、ゴム、熱硬化性樹脂等の公知の樹脂材料が挙げられる。また、TPEを採用することによって、装着性を向上させるための形状設計が自由にでき、デザイン性の自由度も高くなる。一方、スピーカ筐体部14は例えばABS樹脂のような射出形成可能な材料等の公知の樹脂材料を用いることができる。
上述のように本実施形態は、スピーカ筐体部14を形成した後に当該スピーカ筐体部14の突起部33を覆うように耳介挿入体16をスピーカ筐体部14を構成する部材とは別部材でインサート成形することによってイヤホンを形成している。このように、弾性体である耳介挿入体16をハウジング(スピーカ筐体部)周りに取り付ける構成にすることによって、スピーカ筐体部14の外径を小さくすることが可能になる。さらに、スピーカ筐体部14の外径が比較的大きくなることを抑止しつつ、比較的大きな外径のスピーカユニットを使用することが可能となる。
このように、本実施形態に係るイヤホンは弾性体で形成された耳介挿入体16をスピーカ筐体部14の突起部33にインサート成形することで一体形成しているので、スピーカ筐体部16の外径は主としてスピーカユニット31に依存し、当該外径が不必要に大きくなることを抑止している。また、耳介内にイヤホンの耳栓13及び耳介挿入体16を収めることでしっかりとイヤホンを耳に装着させることができ、耳介からイヤホンが容易に脱落することを抑止することができる。
また、イヤホンを耳にしっかりと装着できる範囲内でスピーカ筐体部14の外径をさらに大きく設計することも可能である。この場合には、スピーカユニット31の外径を大きくする、すなわち内蔵されるスピーカユニット31そのものを大きくすることが可能となり、イヤホンの出力音圧特性を向上させることができる。
上述したように、本発明の一実施形態に係るイヤホンは、弾性部材で覆われた突起部33であって耳介接触部として機能する耳介挿入体16の一端が、スピーカ筐体部14の外周側面に設けられたコード引出部15の近傍まで伸びている。また、当該イヤホンは、耳介挿入体16が耳介110の耳珠114と対珠115との間に配置されたときに、耳介挿入体16が耳介110の対輪112及び対珠115の側面と対向する面を有するように構成されている。図11は、図2に示す本発明の一実施形態に係るイヤホンをユーザの耳介110に挿入した時のイヤホンの装着状態を示すイメージ図である。耳介挿入体16が耳介110の対輪112及び対珠115の側面と対向する面を有することによって、耳介挿入体16と耳珠114又は対珠115との接触面積を比較的大きくすることが可能となり、ユーザに良好な装着感を与えつつ、イヤホンを耳介110にしっかりと装着させることが可能となっている。
また、耳介挿入体16の突出部163は耳珠114と対珠115との間に配置されていると共に、突出部163の一部が対珠115の耳垂117側に延在している。そのため、突出部163の一部が対珠115との接触面積が拡大されるので、耳介110と耳介挿入体16との接触面積を拡大でき、イヤホンを耳介110にしっかりと装着させることができる。また、必要に応じて、突出部163を対珠115の耳垂117近傍まで延ばして、耳珠114と対珠115との間に形成される空間内に突出部163を収納させても構わない。この場合には、耳珠114又は対珠115との接触面積をより拡大させ、イヤホンをしっかりと耳介110に装着させることができる。
また、本発明の一実施形態に係るイヤホンは、図1に示す例では、耳栓13の外径とスピーカ筐体部14の外径とが実質的に略同径になっている。これにより、特許文献1〜3に記載されているような従来のイヤホンよりも、スピーカ筐体部14の外径が比較的小さくなっている。このようにスピーカ筐体部14の外径が比較的大きくなることを抑止して耳介110内に耳栓13及び耳介挿入体16を収めることで、イヤホンをしっかりと耳介110に装着させ、耳介110からイヤホンが容易に脱落することを抑止することができる。
また、上記イヤホンを、例えばポータブルオーディオプレーヤ、ポータブルビデオプレーヤ等の電子機器に用いても構わない。図12は、本発明の一実施形態に係るイヤホン150を備えたポータブルオーディオプレーヤ100の外観図である。ポータブルオーディオプレーヤ100は、樹脂材料や金属部材で形成された携帯型ケース101、携帯型ケース101の正面102上に設けられた各種操作スイッチ103及びディスプレイ104を備える。また、ポータブルオーディオプレーヤ100は、底面107にコネクタを備え、ポータブルオーディオプレーヤ100内の信号生成装置と、他の電子機器内の信号処理装置とを相互に電気的に接続することができる。
イヤホン150は、ポータブルオーディオプレーヤ100に外付品として取り付けられる。イヤホン150は、リモートコントローラ部151、イヤホン部152、プラグ部153及びコード部154を備える。リモートコントローラ部151は、その小型スイッチ、小型モニタ等により、ポータブルオーディオプレーヤ100を、コード部154を介して、リモートコントロール可能に構成されている。リモートコントローラ部151は、例えば、音量調整、左右のイヤホン部152のバランス制御、画面表示内容や番組或いはゲーム内容の選択、変更等を外部操作により実行可能に構成されている。また、このような制御は、正面102上に設けられた操作スイッチ103で行うことも可能である。また、イヤホン部152は、コード部154を介して受信した音声信号を音波に変換して音声出力するように構成されている。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用することができる。
11、12、150 イヤホン
13 耳栓
14 スピーカ筐体部
15 コード引出部
15a 本体部
15b 接続端部
15c コード挿入口
16 耳介挿入体
16a 耳介挿入体の幅
31 スピーカユニット
32 音導管
33 突起部
33a 平面部
33b 突起部33の幅
33c 開口部
34 音響用フィルタ
100 ポータブルオーディオプレーヤ
141 蓋部
141a 音導
141b 第1の音響用孔部
141c 第2の音響用孔部
141d 位置決め部
142 筒状部
142a 被位置決め部
142b 連結部
142c 補強部
142d 支持部
142e 切欠部
142f 開口部
142g 突出部
143 底面部
143a 切欠部
143b 凹部
151 リモートコントローラ部
152 イヤホン部
153 プラグ部
154 コード部
161、164 内側側面
162 外側側面
163 突出部
165 開口部
166 突起部

Claims (5)

  1. スピーカ本体部、スピーカ筐体部、音導管、耳栓を有し、
    前記スピーカ筐体部には、耳介挿入体が設けられ、
    前記耳介挿入体は、前記スピーカ筐体部の外周側面の一部からなる連続的に突出する突起部により形成され
    前記耳介挿入体は、耳介の対輪又は対珠に対向することを特徴とするイヤホン。
  2. スピーカ本体部、スピーカ筐体部、を有し、
    前記スピーカ筐体部には、耳介挿入体が設けられ、
    前記耳介挿入体は、前記スピーカ筐体部の外周側面の一部のみから連続的に突出する突起部により形成され、
    前記耳介挿入体は、耳介の対輪又は対珠に対向することを特徴とするイヤホン。
  3. スピーカ筐体部を有し、
    前記スピーカ筐体部には、耳介挿入体が設けられ、
    前記耳介挿入体は、前記スピーカ筐体部の外周側面の一部から連続的に突出する突起部により形成され、
    前記耳介挿入体は、耳介の対輪又は対珠に対向することを特徴とするイヤホン。
  4. 前記突起部は、前記スピーカ筐体部に一体形成されていることを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載のイヤホン。
  5. 前記突起部の幅は、前記スピーカ筐体部から外部に向かって拡大することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のイヤホン。
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