JP2003078342A - チップアンテナとその製造方法 - Google Patents

チップアンテナとその製造方法

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JP2003078342A JP2001267508A JP2001267508A JP2003078342A JP 2003078342 A JP2003078342 A JP 2003078342A JP 2001267508 A JP2001267508 A JP 2001267508A JP 2001267508 A JP2001267508 A JP 2001267508A JP 2003078342 A JP2003078342 A JP 2003078342A
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dielectric
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Hiroki Hamada
浩樹 浜田
Takahiro Ueno
孝弘 上野
Shinji Sato
新治 佐藤
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体チップの剥がれを招来することのな
い、機械的強度に優れた簡易な構造のチップアンテナを
提供する。 【解決手段】 放射部11とこの放射部に連接された端
子部12とからなるアンテナ導体10と、このアンテナ
導体の放射部を所定のチップ形状をなす誘電体20内に
埋め込むと共に端子部を上記誘電体から突出させてなる
構造を有し、特に所定のチップ形状をなす誘電体の前記
端子部が導出する部位を、その周囲よりも窪ませた形状
(凹部21)とする。特に誘電体チップから導出する端
子部を誘電体射出成形用金型30の上型と下型との間に
挟み込んでアンテナ導体を保持し、この状態で誘電体を
射出して放射部を埋め込む。この際、金型の前記端子部
を保持する部位を、金型の内側に突出させて設けてお
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射部とこの放射
部に連接された端子部とからなるアンテナ導体の上記放
射部を誘電体からなる基体内に埋め込むと共に、前記端
子部を基体から突出させた構造のチップアンテナとその
製造方法に関する。
【0002】
【関連する背景技術】本発明者らは先に携帯電話機や携
帯情報端末、更には無線LAN(ローカル・エリア・ネ
ットワーク)機器等に用いられる小型アンテナとして、
例えば図6に示すようなチップアンテナを提案した。こ
のチップアンテナは、例えばミアンダ形状に蛇行させた
線路をなす放射部1と、この放射部1に連接された端子
部2とからなるアンテナ導体3を主体とし、このアンテ
ナ導体3の上記放射部1を略直方体形状の基体4内に埋
め込むと共に、前記端子部2を基体4の端部から導出さ
せた構造を有する。尚、基体4の端部から外部に導出さ
れた端子部2は、例えば誘電体チップ4の下面側に向け
て折り曲げられて半田付け用の端子として用いられる。
【0003】このようなチップアンテナは、従来一般的
なホイップアンテナに比較してその全体形状の小型化を
図り得ると言う利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した構造
のチップアンテナは、通常、誘電体射出成形用金型(図
示せず)の内部にアンテナ導体3を保持し、この状態で
上記金型に誘電体を射出して該アンテナ導体3をその上
下面から包み込むように埋設して形成される。この際、
アンテナ導体3の上面側に射出された誘電体と該アンテ
ナ導体3の下面側に射出された誘電体(誘電体)とが、
前記アンテナ導体3の埋設部を境として上部誘電体層4
aと下部誘電体層4bとに分かれた層を形成し易い。こ
の為、例えば基体4から突出した端子部2に外力が加わ
ると、基体4のコーナ部(隅部)から上述した上部誘電
体層4aと下部誘電体層4bとが分離する(剥がれる)
虞がある。この為、基体4の端子部2を設けた側の端面
から放射部1までの距離を或る程度大きくして、誘電体
の肉厚を確保しなければならず、チップアンテナの小型
化の障害となっていた。
【0005】またチップアンテナの小型化を図るべく前
述した端子部2を予め内側に折り曲げておき、この端子
部2を誘電体射出成形用金型の内壁面に沿わせて設ける
ことで、上記端子部2を誘電体チップ4の表面に沿って
配設することも提唱されている。しかしながらこのよう
にしてチップアンテナを製造した場合、誘電体射出成形
用金型に射出した誘電体が前記端子部2の表面と前記金
型の内壁面との隙間に流れ込む(回り込む)ことも懸念
される。するとチップアンテナを回路基板上に実装する
際、端子部2の表面に流れ出た誘電体によって該端子部
2の半田付けが阻害される虞もあった。
【0006】本発明はこのような不具合を解消するべく
なされたもので、その目的は、誘電体チップの剥がれを
招来することのなくその小型化を図ることのできるチッ
プアンテナとその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係るチップアンテナは、放射部とこの放射
部に連接された端子部とからなるアンテナ導体と、この
アンテナ導体の上記放射部を所定のチップ形状をなす基
体内に埋め込むと共に前記端子部を上記基体から突出さ
せてなる構造を有するものであって、特に前記所定のチ
ップ形状をなす基体の前記端子部が導出する部位を、そ
の周囲よりも窪ませた形状としたことを特徴としてい
る。
【0008】より具体的には前記アンテナ導体は、所定
のアンテナパターン形状をなす放射部の端部に端子部を
連接したものからなる。また前記基体は、前記放射部が
なすアンテナパターン面に沿って該放射部をその中心部
に埋め込み、その端面から前記端子部を導出させた誘電
体からなる略直方体のチップ形状をなす。そして略直方
体形状をなす基体から前記端子部が導出する部位を、そ
の端面よりも窪ませた形状としたことを特徴としてい
る。換言すれば略直方体形状をなす基体の端面における
前記端子部が導出する部位よりも、その周囲を突出させ
ることで該基体のコーナ部を大きくした形状としたこと
を特徴としている。
【0009】また本発明に係るチップアンテナの製造方
法は、放射部とこの放射部に連接された端子部とからな
るアンテナ導体の上記放射部を所定のチップ形状をなす
基体内に埋め込むと共に、前記端子部を上記基体から突
出させてなるチップアンテナの製造方法であって、前記
端子部の前記基体から導出させる部位を、誘電体射出成
形用金型の上型と下型との間に挟み込んで前記放射部を
前記誘電体射出成形用金型の内部に位置付けた後、該誘
電体射出成形用金型に誘電体を射出して該誘電体にて前
記放射部を埋め込み成型することを特徴としている。
【0010】具体的には前記誘電体射出成形用金型の上
型および下型は、略直方体形状の内部空間を形成したも
のからなる。そしてこの誘電体射出成形用金型の前記端
子部を上下から挟み込む部位を、該誘電体射出成形用金
型の内部空間に向けて突出させて設け、前記端子部が基
体(誘電体チップ)から導出する部位をその端面よりも
内側に位置付ける形状のものからなる。
【0011】また本発明に係るチップアンテナの製造方
法は、更に前記基体から突出した前記端子部を、例えば
誘電体からなる略直方体形状をなす基体の端面位置に合
わせる等して、所定の長さに切断する工程を含むことを
特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るチップアンテナと、その製造方法につい
て説明する。図1はこの実施形態に係るチップアンテナ
の概略構成を示す斜視図であり、図2はその平面図、図
3はその断面構造を示す図である。このチップアンテナ
は、基本的には、放射部11とこの放射部11の端部に
連接された端子部12とからなるアンテナ導体10と、
このアンテナ導体10の放射部11をその内部に埋め込
み、前記端子部12をその端部から外部に導出した略直
方体形状の基体20からなる。尚、基体20は、合成樹
脂とセラミック粉末を混合した誘電体によって形成され
る。
【0013】ちなみに放射部11は、所定の導体板を打
ち抜き加工やエッチング等によってパターニングし、例
えば図2に示すように数ターンに亘る折り返し部を経て
ミアンダ状に蛇行する線路を所定のピッチで平行に設け
たものからなる。具体的には上記放射部11は、例えば
厚み100μmの導体板をパターンニングして、導体幅
(線路幅)0.18mm、蛇行幅8.7mm、蛇行ピッチ
0.8mmの線路導体を30ターンに亘って形成したも
のからなる。
【0014】また端子部12は、上記放射部11の端部
から、該放射部11の長手方向に向けて所定の長さに亘
って延出された部位からなる。特にこの実施形態におい
ては上記端子部12は、図3に示すように誘電体チップ
20の端部から導出される位置にて下方に向けてL字形
に折り曲げられ(第1折曲点a)、更に前記放射部11
の取り付け高さを規定する位置にて外側に向けてL字形
に折り曲げられて(第2折曲点b)鈎型状の前記放射部
11の脚部をなしている。このような脚部をなす端子部
12は、基体20を形成した直後には、図1〜3におい
て二点鎖線で示すように、最終的にチップアンテナが必
要とする長さ(端子長)よりも長く設定されている。即
ち、この端子部12は、後述するように前記アンテナ導
体10の放射部11を基体20により埋め込み形成した
後、つまりチップアンテナとして製造した後、必要に応
じて所定の長さに切断される。この例では、端子部12
の長さは、基体20の端面20aと同一位置に設定され
る。
【0015】また前記誘電体チップ20は、図2および
図3にそれぞれ示すように前記放射部11がなす上述し
たアンテナパターン面に沿って該放射部11をその中心
部に埋め込むと共に、その端面から前記端子部12を導
出させた略直方体のチップ形状をなす。このようにして
アンテナ導体10の放射部11を誘電体チップ20にて
埋め込んで形成される略直方体形状のチップアンテナ
は、概略的には幅9.0mm、長さ16mm、厚み1.2
mm程度の大きさのものとして実現される。
【0016】さてこの実施形態に係るチップアンテナが
特徴とするところは、基体20における前記端子部12
を導出した端面における該端子部12を導出した中央の
部位が、その周囲よりも窪んだ形状をなしている点にあ
る。即ち、基体20の前記端子部12を導出した端面の
中央部は、上下方向に延びる溝状の凹部21をなしてお
り、その周囲よりも内側に窪ませた形状となっている。
そしてこの凹部21の底部から前記アンテナ導体10の
端子部12を導出している。換言すれば前記基体20の
前記端子部12が導出された部位(凹部)21よりもそ
の周囲が突出した端面形状をなしており、端子部12の
周囲にアンテナ導体10で上下に分離されることのない
広い誘電体領域を形成したものとなっている。そして端
子部12は、その両側に位置付けられる基体20の端面
20aと同一位置にて切断されている。
【0017】ちなみにこのような基体20の端面形状
は、例えば図4にその断面構造を、また図5にその平面
構造を示すような誘電体の射出成型用金型(モールド用
金型)30を用いて形成される。この誘電体の射出成型
用金型30は、概略的には内部に前記チップアンテナの
基体20の外形形状を規定する略直方体形状の空間を形
成した一対の上型31と下型32とからなり、その内部
空間に前述したアンテナ導体10を保持するように構成
される。この金型30によるアンテナ導体10の保持
は、前記端子部12の前記基体20から導出させる部
位、具体的には前述したように第2折曲点bにて外側に
向けてL字形に折り曲げられて前記放射部11の取り付
け高さを規定する鈎型状の脚部を、前記上型31と下型
32との間に挟み込むことによって行われる。特に金型
30の上記脚部をその上下から挟み込む部位は、該金型
30の内部空間に向けて突出形成された壁面をなす張出
部33として設けられて脚部(端子部12)の上下面に
それぞれ位置付けられるようになっている。
【0018】このようにして脚部(端子部12)をその
上下から挟み込んで金型30の内部にアンテナ導体10
を保持した状態において、前記金型30のゲート(誘電
体注入口)34を介して誘電体を注入することにより該
誘電体にて前記アンテナ導体10の放射部10がその内
部に埋め込まれる。この際、前記張出部33にて挟持さ
れている脚部(端子部12)には誘電体の回り込みが阻
止されるので、この脚部(端子部12)は、金型30を
用いて成型された基体20の端面から外部に導出される
ことになる。そして端子部12が導出した基体20の端
面の該端子部12が位置付けられている部位の領域は、
前述した張出部33によって形成された凹部21をなす
ことなる。
【0019】かくして上述した如く端子部12を金型3
0に挟み込み、この状態で放射部11を誘電体にて埋め
込んで製造されるチップアンテナによれば、基体20の
端面20aよりも内側に窪んだ凹部21からアンテナ導
体10の端子部12が導出されるので、チップアンテナ
全体の外形寸法を規制してその小型化を図る場合であっ
ても、誘電体チップ20の端面から導出される端子部1
2が邪魔になることがない。また基体20の凹部21か
らなる窪み分、端子部12の半田付けする面の長さを長
くすることができるので、半田による接合強度の確保も
可能になる。
【0020】また端子部12を導出させた部位以外は、
基体20の端面を外側に突出させることができるので、
その分、端子部12の周囲に、特に基体20のコーナ部
(隅部)における誘電体領域を広くすることができる。
しかもこの誘電体チップ20のコーナ部(隅部)には、
アンテナ導体10の放射部11が埋設されることがない
ので、アンテナ導体10の上面側に位置付けられる上部
誘電体層と該アンテナ導体10の下面側に位置付けられ
る下部誘電体層との接合を強固なものとすることができ
る。むしろ当該コーナ部(隅部)における誘電体層を、
アンテナ導体10によって区分されることのない一体的
なものとすることができ、その機械的強度を十分に高め
ることができる。これ故、誘電体チップ20の端面から
導出した端子部12に外力が加わっても、基体20がそ
のコーナ部(隅部)から上下に剥がれるような不具合を
効果的に防ぐことができる。
【0021】更にはその製造時に誘電体チップ20の端
面から導出されるアンテナ導体10の端子部12が金型
30(張出部33)によりその上下面から挟み込まれて
いるので、端子部12の表面に誘電体が回り込むことが
ない。従って、例えば基体20から導出する端子部12
の長さを短くしてチップアンテナの小型化を図るにして
も、該端子部12の半田付け性を十分に高く維持するこ
とができる。ちなみに基体20から導出する端子部12
の長さは、前述した如くアンテナ導体10を基体20に
埋設してチップアンテナを製造した後、端子部12を上
記誘電体チップ20の端面位置に合わせて切断する際
に、その長さ(端子長)を調整するようにすれば良い。
【0022】また上述したようには金型30(張出部3
3)により端子部12を挟み込んだ状態で放射部11を
誘電体チップ20に埋め込むので、チップアンテナにお
ける放射部11の高さ位置を高精度に規制することがで
きる。これ故、チップアンテナにおける放射部11の高
さに起因するアンテナ特性のバラツキを抑えることがで
き、品質の安定したチップアンテナを大量生産するに好
適である等の効果も奏せられる。
【0023】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えばチップアンテナにおける各部の
寸法等はその仕様に応じて定めればよいものであり、端
子部12を導出する部位における凹部21の窪みの深さ
についても、例えば端子部12の板厚程度としたり、或
いは半田付けに必要とする端子長程度に設定すれば十分
である。
【0024】またアンテナ導体10としては、ミアンダ
状の蛇行導体からなる放射部11を形成したもののみな
らず、放射部11が平板状のもの等であっても良い。更
には端子部12の取り出し箇所についても、誘電体チッ
プ20の長手方向の両端部からそれぞれ取り出すことに
代えて、一方の端部から2つの端子部12を並べて取り
出すようにしても良い。
【0025】また誘電体チップ20については、例えば
PPS(ポリフェニレン・サルファイド)と、BaO-N
d23-TiO2系のセラミクスの粉末を混合したもの等を
用いることができる。またその誘電率については、アン
テナ仕様にもよるが、例えば[20]程度のものを用い
るようにすれば良い。その他、本発明はその要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誘
電体チップの剥がれを招来することなく、その小型化を
図ることのできる機械的強度に優れた簡易な構造のチッ
プアンテナを提供することができる等の実用上多大なる
効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るチップアンテナの概
略構成を示す斜視図。
【図2】図1に示すチップアンテナの平面構成を示す
図。
【図3】図1に示すチップアンテナの断面構造を示す
図。
【図4】図1に示すチップアンテナの製造に用いられる
誘電体射出成型用金型の断面構造と、この金型にアンテ
ナ導体を装着した様子を示す図。
【図5】図4に示す誘電体射出成型用金型の平面構造を
示す断面図。
【図6】従来の一般的なチップアンテナの概略構造を示
す斜視図。
【符号の説明】
10 アンテナ導体 11 放射部 12 端子部 20 誘電体チップ 21 凹部 30 誘電体射出成型用金型 33 張出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 新治 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5J045 AB02 AB06 DA09 HA02 KA05 LA03 MA01 NA03 5J046 AA07 AA09 AA10 AA14 AB13 PA04 PA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射部とこの放射部に連接された端子部
    とからなるアンテナ導体と、このアンテナ導体の上記放
    射部を所定のチップ形状をなす基体内に埋め込むと共に
    前記端子部を上記基体から突出させてなるチップアンテ
    ナであって、 前記所定のチップ形状をなす基体は、前記端子部を導出
    する部位を、その周囲よりも窪ませた形状をなすことを
    特徴とするチップアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ導体は、所定のアンテナパ
    ターン形状をなす放射部の端部に端子部を連接したもの
    であって、 前記基体は、前記放射部がなすアンテナパターン面に沿
    って該放射部をその中心部に埋め込んだ略直方体形状を
    なし、前記端子部を導出した端面における前記端子部が
    導出する部位を上記端面よりも窪ませてなる請求項1に
    記載のチップアンテナ。
  3. 【請求項3】 放射部とこの放射部に連接された端子部
    とからなるアンテナ導体の上記放射部を誘電体からなる
    所定のチップ形状をなす基体内に埋め込むと共に、前記
    端子部を上記基体から突出させてなるチップアンテナの
    製造方法であって、 前記端子部の前記基体から導出させる部位を、誘電体射
    出成形用金型の上型と下型との間に挟み込んで前記放射
    部を前記誘電体射出成形用金型の内部に位置付けた後、
    該誘電体射出成形用金型に誘電体を射出して前記放射部
    を埋め込み成型することを特徴とするチップアンテナの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記誘電体射出成形用金型の上型および
    下型は、略直方体形状の内部空間を形成したものであっ
    て、前記端子部を上下から挟み込む部位を該誘電体射出
    成形用金型の内部空間に向けて突出させた形状のものか
    らなる請求項3に記載のチップアンテナの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のチップアンテナの製造
    方法であって、 更に前記基体から突出した前記端子部を所定の長さに切
    断する工程を含むことを特徴とするチップアンテナの製
    造方法。
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