JP2003078232A - プリント回路板目視検査支援システム - Google Patents

プリント回路板目視検査支援システム

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JP2003078232A
JP2003078232A JP2001270952A JP2001270952A JP2003078232A JP 2003078232 A JP2003078232 A JP 2003078232A JP 2001270952 A JP2001270952 A JP 2001270952A JP 2001270952 A JP2001270952 A JP 2001270952A JP 2003078232 A JP2003078232 A JP 2003078232A
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Masashi Shigemori
正志 重森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で正確かつ適切な目視検査部品指定図
を作成して、目視検査を効率的に行うためのプリント回
路板目視検査支援システムを提供する。 【解決手段】 回路設計データ1Aは、試験機別目視検
査対象部品抽出部11で読み取られ、試験機別検査対象
部品検査項目情報2に基づいて、試験機別目視検査対象
部品一覧3が作成される。試験機別目視検査部品指定図
作成部12において、回路設計データ1Bと部品情報デ
ータベース4に基づいてプリント回路板のレイアウト図
が作成される。更に、試験機別目視検査対象部品一覧3
に従って、作成されたレイアウト図上で目視検査の対象
となる部品が色塗りされ、試験機別目視検査部品指定図
ファイル5が作成される。試験機別目視検査部品指定図
ファイル5は表示制御部15によって読み出され、操作
部16からの検査員の指定に従って編集されて表示部1
7に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路板の
検査において、試験機で検査できない部品に対する目視
検査を効率的に行うためのプリント回路板目視検査支援
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に部品を搭載したプリント
回路板の検査は、通常、試験機を用いて行われる。試験
機では、搭載部品の有無、部品の種類、部品の搭載方
向、半田付けの良否等の検査が行われるが、1台の試験
機で検査できる検査項目や検査対象の部品の種類が限ら
れているため、複数の試験機が使用されることがある。
また、新規開発の部品や特殊部品の場合、試験機では検
査できないものもある。このため、試験機を用いて検査
を行った後、この試験機では検査できない部品に対し
て、検査員による目視検査が行われている。目視検査を
行うためには、検査の対象となる部品の搭載位置や部品
名等を指定した目視検査部品指定図を、予め準備してお
く必要がある。
【0003】従来、目視検査部品指定図は、次のように
して作成していた。まず、プリント回路板CAD(Comp
uter Aided Design)システムで得られた回路設計データ
を試験機に入力し、その試験機で検査することができな
い部品の一覧表(目視検査部品一覧表)を作成する。目
視検査部品一覧表は、試験機毎に作成される。
【0004】次に、プリント回路板CADシステムで得
られたレイアウト図に対して、目視検査部品一覧表で指
定された部品毎に、検査対象の部品位置の色塗りを行
う。例えば、1枚目のレイアウト図には、試験機Aで検
査できない部品位置の色塗りを行い、2枚目のレイアウ
ト図には、試験機Bで検査できない部品位置の色塗を行
う。このようにして、試験機毎に出力された目視検査部
品一覧表に対応して、複数の目視検査部品指定図を作成
する。
【0005】検査員は、このようにして作成された複数
の目視検査部品指定図を用いて、プリント回路板上の目
視検査の対象となる部品の位置と検査項目を知り、それ
らの各部品が正しく搭載されているか否かを検査する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
目視検査部品指定図の作成では、各試験機から出力され
た目視検査部品一覧表に従って、人間がレイアウト図上
の部品位置を探し出して色塗り作業を行っていた。この
ため、プリント回路板の回路規模の増加に伴い、目視検
査部品指定図の作成に多大な時間がかかるだけでなく、
色塗りする部品の指定誤りも発生していた。指定誤りが
発生すると、未検査の部品が搭載された製品が市場に流
出することになり、その部品に欠陥がある場合には大き
な問題となるおそれがあった。
【0007】また、各試験機毎に出力される目視検査部
品一覧表に基づいて、それぞれ目視検査部品指定図を作
成するため、他の試験機で検査できている部品を目視検
査する場合も発生し、不必要な目視検査によって工数が
増加するという問題もあった。
【0008】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、短時間で正確かつ適切な目視検査部品指定図
を作成することにより、目視検査を効率的に行うための
プリント回路板目視検査支援システムを提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、プリント回路板目視検
査支援システムにおいて、プリント回路板の回路設計デ
ータと該プリント回路板に搭載された部品を検査する試
験機の仕様に基づいて、該試験機で検査できない目視検
査対象の部品を抽出する目視検査対象部品抽出部と、前
記プリント回路板の回路設計データに基づいて該プリン
ト回路板のレイアウト図を作成すると共に、該レイアウ
ト図上で前記目視検査対象部品抽出部で抽出された目視
検査対象の部品の位置に目視検査を指定するための特定
の表示を行う目視検査部品指定図作成部とを備えてい
る。
【0010】第1の発明によれば、以上のようにプリン
ト回路板目視検査支援システムを構成したので、次のよ
うな作用が行われる。目視検査対象部品抽出部におい
て、プリント回路板の回路設計データと該プリント回路
板を検査する試験機の仕様に基づいて、この試験機では
検査できない目視検査対象の部品が抽出される。目視検
査部品指定図作成部では、プリント回路板の回路設計デ
ータに基づいてこのプリント回路板のレイアウト図が作
成され、このレイアウト図上の目視検査対象の部品の位
置に目視検査を指定するための特定の表示が行われる。
【0011】第2の発明は、プリント回路板目視検査支
援システムにおいて、プリント回路板の回路設計データ
と該プリント回路板に搭載された部品を検査する複数の
試験機の仕様に基づいて、各試験機毎に検査できない目
視検査対象の部品を抽出する試験機別目視検査対象部品
抽出部と、前記試験機別目視検査対象部品抽出部で抽出
された各試験機毎の目視検査対象の部品を検査項目別に
分類する検査項目別目視検査対象部品分類部と、前記プ
リント回路板の回路設計データに基づいて該プリント回
路板のレイアウト図を作成すると共に、該レイアウト図
上で前記検査項目別目視検査対象部品分類部で分類され
た目視検査対象部品の位置に目視検査を指定するための
特定の表示を行う目視検査部品指定図作成部とを備えて
いる。
【0012】第2の発明によれば、次のような作用が行
われる。試験機別目視検査対象部品抽出部において、プ
リント回路板の回路設計データと該プリント回路板を検
査する複数の試験機の仕様に基づいて、これらの試験機
毎にそれぞれ検査できない目視検査対象の部品が抽出さ
れる。試験機毎の目視検査対象の部品は、検査項目別目
視検査対象部品分類部によって、検査項目別の目視検査
対象の部品に分類される。目視検査部品指定図作成部で
は、回路設計データに基づいてプリント回路板のレイア
ウト図が作成され、このレイアウト図上の目視検査対象
の部品の位置に目視検査を指定するための特定の表示が
行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態を示す目視検査支援システムの構成
図である。目視検査支援システムは、プリント回路板の
自動検査用の試験機では検査できない搭載部品を目視検
査するため、検査員に対して目視検査の対象となる部品
の搭載位置を指定する目視検査部品指定図を作成するも
のである。
【0014】この目視検査支援システムは、図示しない
プリント回路板CADシステムで得られた回路設計デー
タ1Aと、試験機別検査対象部品検査項目情報2に基づ
いて、自動検査の対象とならない部品、即ち目視検査対
象部品を抽出し、試験機別目視検査対象部品一覧3を作
成する試験機別目視検査対象部品抽出部11を有してい
る。
【0015】試験機別目視検査対象部品抽出部11で作
成された試験機別目視検査対象部品一覧3は、試験機別
目視検査部品指定図作成部12と、自動検査対象外部品
抽出部13で参照されるようになっている。
【0016】試験機別目視検査部品指定図作成部12
は、プリント回路板CADシステムで得られた回路設計
データ1Bと部品の規格が登録された部品情報データベ
ース4に基づいて、プリント回路板のレイアウト図を作
成すると共に、試験機別目視検査対象部品一覧3を参照
し、このレイアウト図上の目視検査の対象となる部品を
色塗りして試験機別目視検査部品指定図ファイル5を作
成するものである。
【0017】自動検査対象外部品抽出部13は、試験機
別目視検査対象部品一覧3に基づいてどの試験機でも自
動検査の対象とならない部品を抽出し、自動検査対象外
部品一覧6を作成するものである。自動検査対象外部品
一覧6は、目視検査部品指定図作成部14で参照される
ようになっている。
【0018】目視検査部品指定図作成部14は、試験機
別目視検査部品指定図作成部12と同様に、回路設計デ
ータ1Bと部品情報データベース4に基づいてプリント
回路板のレイアウト図を作成すると共に、目視検査対象
部品一覧6を参照し、このレイアウト図上の目視検査の
対象となる部品を色塗りして目視検査部品指定図ファイ
ル7を作成するものである。試験機別目視検査部品指定
図ファイル5と目視検査部品指定図ファイル7は、表示
制御部15で参照されるようになっている。
【0019】表示制御部15は、操作部16からの指示
に従い、試験機別目視検査部品指定図ファイル5と目視
検査部品指定図ファイル7に基づいて目視検査部品指定
図を編集し、表示部17に表示するものである。表示制
御部15では、操作部16からの指示によって、目視検
査対象部品等の検索や、プリント回路板のレイアウト図
の拡大・縮小表示等ができるようになっている。
【0020】図2(a)〜(d)は図1の動作の一例を
示す説明図であり、図3は目視検査部品指定図の一例で
ある。以下、これらの図2(a)〜(d)及び図3を参
照しつつ、図1の動作を説明する。
【0021】まず、回路設計データ1がプリント回路板
CADシステムで作成され、目視検査支援システムに与
えられる。回路設計データ1は、例えば図2(a)に示
すように、回路を構成する部品を識別するため付与され
た部品番号と、その部品の型名、プリント回路板上の搭
載位置を示す座標値、及び搭載方向(例えば、基準方向
に対する回転角度)等の情報を、部品単位にまとめたも
のである。
【0022】回路設計データ1中の部品番号と部品型名
の情報は、試験機別目視検査対象部品抽出部11によっ
て読み取られ、試験機別検査対象部品検査項目情報2に
基づいて、試験機別目視検査対象部品一覧3が作成され
る。試験機別検査対象部品検査項目情報2は、例えば図
2(b)に示すように、試験機A,B,C毎に、自動検
査の対象となる部品の型名と、それらの部品に対する検
査項目が予め登録されたものである。
【0023】試験機別目視検査対象部品抽出部11で
は、試験機A,B,C毎に、回路設計データ1中の自動
検査の対象とならない部品、即ち目視検査対象部品が抽
出され、試験機別目視検査対象部品一覧3が作成され
る。図2(c)は、作成された試験機別目視検査対象部
品一覧3の一例である。試験機別目視検査対象部品一覧
3は、試験機別目視検査部品指定図作成部12と自動検
査対象外部品抽出部13に与えられる。
【0024】試験機別目視検査部品指定図作成部12で
は、図2(a)のような回路設計データ1と、部品の規
格(外形・寸法等)が登録された部品情報データベース
4に基づいてプリント回路板のレイアウト図が作成され
る。更に、試験機別目視検査対象部品一覧3が参照さ
れ、作成されたレイアウト図上で目視検査の対象となる
部品が色塗りされ、試験機別目視検査部品指定図ファイ
ル5が作成される。
【0025】自動検査対象外部品抽出部13では、試験
機別目視検査対象部品一覧3に基づいて、試験機A,
B,Cのいずれの試験機でも自動検査の対象とならない
部品が抽出され、図2(d)に示すような自動検査対象
外部品一覧6が作成される。自動検査対象外部品一覧6
は、目視検査部品指定図作成部14に与えられ、回路設
計データ1と部品情報データベース4に基づいてプリン
ト回路板のレイアウト図が作成され、自動検査の対象と
ならない部品が色塗りされた目視検査部品指定図ファイ
ル7が作成される。
【0026】試験機別目視検査部品指定図ファイル5と
目視検査部品指定図ファイル7は、表示制御部15に与
えられ、操作部16からの指示に従って目視検査部品指
定図が編集され、図3のような目視検査部品指定図が表
示部17に表示される。図3は、試験機Aに対応する目
視検査部品指定図で、このレイアウト図に示すように、
目視検査の対象となる部品(IC001,R002,C
002)が、例えば赤色に色塗りされて表示される。
【0027】検査員は、操作部16から表示指定の入力
操作を行うことにより、試験機A,B,C毎に目視検査
部品指定図を切り替えたり、表示画面の拡大や縮小を自
由に切り替えることができる。
【0028】以上のように、この第1の実施形態の目視
検査支援システムは、試験機別目視検査対象部品一覧3
に従って試験機別目視検査部品指定図ファイル5を作成
する試験機別目視検査部品指定図作成部12を有してい
る。これにより、手作業で目視検査対象部品の色塗りを
行う必要がなくなり、短時間で正確な目視検査部品指定
図が作成できるという利点がある。
【0029】更に、試験機別目視検査部品指定図ファイ
ル5や目視検査部品指定図ファイル7を、検査員の指定
に従って編集して表示する表示制御部15を有してい
る。これにより、目視検査を効率的に行うことができる
という利点がある。
【0030】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態を示す目視検査支援システムの構成図であ
り、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付され
ている。この目視検査支援システムは、図1と同様に、
回路設計データ1Aと試験機別検査対象部品検査項目情
報2に基づいて、目視検査対象部品を抽出して試験機別
目視検査対象部品一覧3を作成する試験機別目視検査対
象部品抽出部11を有している。試験機別目視検査対象
部品一覧3は、検査項目別目視検査対象部品分類部18
で参照されるようになっている。
【0031】検査項目別目視検査対象部品分類部18
は、試験機別目視検査対象部品一覧3で目視検査の対象
として指定された部品を検査項目別に分類し、検査項目
別目視検査対象部品一覧8を作成するものである。検査
項目別目視検査対象部品一覧8は、検査項目別目視検査
部品指定図作成部19で参照されるようになっている。
【0032】検査項目別目視検査部品指定図作成部19
は、図1中の試験機別目視検査部品指定図作成部12と
同様に、回路設計データ1Bと部品情報データベース4
に基づいてプリント回路板のレイアウト図を作成すると
共に、検査項目別目視検査対象部品一覧8を参照し、こ
のレイアウト図上の目視検査の対象となる部品を特定の
色に色塗りして検査項目別目視検査部品指定図ファイル
9を作成するものである。
【0033】検査項目別目視検査部品指定図ファイル9
は、図1と同様の表示制御部15で参照され、操作部1
6からの指示に基づいて検査項目別に目視検査部品指定
図が編集され、表示部17に表示されるようになってい
る。
【0034】図5は、図4の動作の一例を示す説明図で
ある。以下、この図5を参照しつつ、図4の動作を説明
する。図1の目視検査支援システムと同様に、プリント
回路板CADシステムで作成された回路設計データ1
が、試験機別目視検査対象部品抽出部11によって読み
取られ、試験機別検査対象部品検査項目情報2に基づい
て、試験機別目視検査対象部品一覧3が作成される。
【0035】試験機別目視検査対象部品一覧3は、検査
項目別目視検査対象部品分類部18に与えられ、検査項
目別目視検査対象部品一覧8が作成される。図5は、作
成された検査項目別目視検査対象部品一覧8の一例であ
る。これにより、例えば、どの試験機でも半田付けの検
査の対象となっていない部品や、部品種別の検査の対象
となっていない部品が分類されて検査項目別目視検査対
象部品一覧8として出力される。検査項目別目視検査対
象部品一覧8は、検査項目別目視検査部品指定図作成部
19に与えられる。
【0036】検査項目別目視検査部品指定図作成部19
では、図1の試験機別目視検査部品指定図作成部12と
同様に、回路設計データ1と部品情報データベース4に
基づいてプリント回路板のレイアウト図が作成される。
更に、検査項目別目視検査対象部品一覧8が参照され、
作成されたレイアウト図上で目視検査の対象となる部品
が色塗りされ、検査項目別目視検査部品指定図ファイル
9が作成される。
【0037】検査項目別目視検査部品指定図ファイル9
は、表示制御部15に与えられ、操作部16からの指示
に従って目視検査部品指定図が編集され、目視検査部品
指定図が表示部17に表示される。検査員は、操作部1
6から表示指定を行うことにより、検査項目毎に目視検
査部品指定図を切り替えたり、表示画面の拡大や縮小を
自由に切り替えることができる。
【0038】以上のように、この第2の実施形態の目視
検査支援システムは、検査項目別目視検査対象部品一覧
8に従って検査項目別目視検査部品指定図ファイル9を
作成する検査項目別目視検査部品指定図作成部19を有
している。これにより、重複した検査が排除された適切
な目視検査部品指定図を作成することが可能になり、第
1の実施形態と同様の利点に加えて、目視検査を更に効
率的に行うことができるという利点がある。
【0039】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。 (a) 図1及び図4の目視検査支援システムは、説明
の都合上、個別の処理部によって処理を行うように構成
しているが、実際には、コンピュータを使用してプログ
ラム制御によって各処理部に対応する処理を、順次実行
するように構成することが一般的である。
【0040】(b) 図1の目視検査支援システムは、
複数の試験機を使用することを前提としているが、試験
機が1つの場合でも同様に適用可能である。
【0041】(c) 図1の試験機別目視検査部品指定
図作成部12では、目視検査の対象となる部品を特定の
色に色塗りしているが、レイアウト図に特定の記号等を
付加して表示するようにしても良い。
【0042】(d) 図1の試験機別目視検査部品指定
図作成部12では、試験機別に目視検査部品指定図ファ
イル5を作成するようにしているが、1枚のレイアウト
図を使用して目視検査指定部品を試験機別の色に塗り分
けるようにしても良い。これにより、レイアウト図が集
約されて操作性を向上することができる。
【0043】(e) 図4の検査項目別目視検査部品指
定図作成部19では、検査項目別に目視検査部品指定図
ファイル9を作成するようにしているが、1枚のレイア
ウト図を使用して目視検査指定部品を検査項目別の色に
塗り分けるようにしても良い。これにより、レイアウト
図が集約されて操作性を向上することができる。
【0044】(f) 図1及び図4の目視検査支援シス
テムは、表示制御部15によって目視検査部品指定図を
表示部17に表示するようにしているが、プリンタを用
いて目視検査部品指定図を印刷するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、試験機では検査できない目視検査対象の部品
を抽出する目視検査対象部品抽出部と、抽出された目視
検査対象の部品に特定の表示を行ったプリント回路板の
レイアウト図を作成する目視検査部品指定図作成部を有
している。これにより、短時間で正確かつ適切な目視検
査部品指定図が作成でき、目視検査を効率的に行うこと
ができる。
【0046】第2の発明によれば、複数の試験機毎に目
視検査対象の部品を抽出する試験機別目視検査対象部品
抽出部と、各試験機毎の目視検査対象の部品を検査項目
毎に分類する検査項目別目視検査対象部品分類部と、分
類された検査項目毎の目視検査対象の部品に特定の表示
を行ったプリント回路板のレイアウト図を作成する目視
検査部品指定図作成部を有している。これにより、重複
した目視検査の指定が排除されるので、第1の発明と同
様の効果に加えて、更に効率的に目視検査を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す目視検査支援シ
ステムの構成図である。
【図2】図1の動作の一例を示す説明図である。
【図3】目視検査部品指定図の一例である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す目視検査支援シ
ステムの構成図である。
【図5】図4の動作の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1A,1B 回路設計データ 2 試験機別検査対象部品検査項目情報 3 試験機別目視検査対象部品一覧 4 部品情報データベース 5 試験機別目視検査部品指定図ファイル 6 自動検査対象外部品一覧 7 目視検査部品指定図ファイル 8 検査項目別目視検査対象部品一覧 9 検査項目別目視検査部品指定図ファイル 11 試験機別目視検査対象部品抽出部 12 試験機別目視検査部品指定図作成部 13 自動検査対象外部品抽出部 14 目視検査部品指定図作成部 15 表示制御部 16 操作部 17 表示部 18 検査項目別目視検査対象部品分類部 19 検査項目別目視検査部品指定図作成部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路板の回路設計データと該プ
    リント回路板に搭載された部品を検査する試験機の仕様
    に基づいて、該試験機で検査できない目視検査対象の部
    品を抽出する目視検査対象部品抽出部と、 前記プリント回路板の回路設計データに基づいて該プリ
    ント回路板のレイアウト図を作成すると共に、該レイア
    ウト図上で前記目視検査対象部品抽出部で抽出された目
    視検査対象の部品の位置に目視検査を指定するための特
    定の表示を行う目視検査部品指定図作成部とを、 備えたことを特徴とするプリント回路板目視検査支援シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 プリント回路板の回路設計データと該プ
    リント回路板に搭載された部品を検査する複数の試験機
    の仕様に基づいて、各試験機毎に検査できない目視検査
    対象の部品を抽出する試験機別目視検査対象部品抽出部
    と、 前記試験機別目視検査対象部品抽出部で抽出された各試
    験機毎の目視検査対象の部品を検査項目別に分類する検
    査項目別目視検査対象部品分類部と、 前記プリント回路板の回路設計データに基づいて該プリ
    ント回路板のレイアウト図を作成すると共に、該レイア
    ウト図上で前記検査項目別目視検査対象部品分類部で分
    類された目視検査対象部品の位置に目視検査を指定する
    ための特定の表示を行う目視検査部品指定図作成部と
    を、 備えたことを特徴とするプリント回路板目視検査支援シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096331A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Shimadzu Corp X線検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096331A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Shimadzu Corp X線検査装置

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