JP2003077244A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2003077244A
JP2003077244A JP2001264609A JP2001264609A JP2003077244A JP 2003077244 A JP2003077244 A JP 2003077244A JP 2001264609 A JP2001264609 A JP 2001264609A JP 2001264609 A JP2001264609 A JP 2001264609A JP 2003077244 A JP2003077244 A JP 2003077244A
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case
drive device
shell
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Kengo Oishi
健吾 大石
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースをドライブ装置に位置決めするとき、
位置決めピンと基準孔とのカジリが生じないディスクカ
ートリッジを得る。 【解決手段】 シェル14、15の内面を凹設し、円孔
26及び長孔28の周縁部を薄肉としている。これによ
り、シェル14の内面とシェル15の内面との間には、
空間118が生じることとなる。ここで、円孔26の周
縁部と長孔28の周縁部との離間距離Hを、ディスクカ
ートリッジ12がドライブ装置内で位置決めされたと
き、位置決めピン116の先端部が空間118内に収ま
る長さとする。これにより、位置決めピン116の先端
部がシェル15側に到達したとしても空間118に位置
するため、位置決めピン116の先端部が円孔26と嵌
合することはなく、円孔26とのカジリは生じない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録用のディ
スクメディアを内部に収容し保護するためのディスクカ
ートリッジに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、いわゆる3.5インチのフレ
キシブルディスク(FD)やミニディスク(MD)等で
は、円盤状のディスクメディアがケースに収容されてお
り、ディスクメディアへの情報の記録時や読取時には、
ケースに形成された開口部から、ドライバ装置の記録部
材や読取部材がディスクメディアにアクセスするように
なっている。 【0003】また、ケースには開口部を開閉するシャッ
ター部材が設けられており、通常状態では、シャッター
部材は閉塞位置にあって、開口部を閉塞している。そし
て、必要に応じて、このシャッター部材がドライブ装置
により移動させられて開放位置に至り、開口部が開放さ
れる。 【0004】一方、ディスクメディアが収容されたケー
スをドライブ装置に挿入すると、ケースはドライブ装置
内で位置決めされる。一般的に、ケースには一対の位置
決め用の基準孔がドライブ装置への挿入方向と直交する
方向に沿って配置されており、ドライブ装置側の位置決
めピンが基準孔内へ嵌合可能となっている。 【0005】ここで、一方の基準孔を真円部とし、他方
の基準孔を長円部としている。これにより、ケースとド
ライブ装置との基準位置決めをまず真円部で行うが、長
円部ではケースとドライブ装置との位置ズレやケースの
着脱時にケースが傾いたときの真円部と位置決めピンと
の位置ズレを吸収する。これにより、位置決めピンと真
円部とのカジリを軽減する。 【0006】ところで、ディスクメディアの両面で記録
・再生が可能な場合、ケースの上下反転させてドライブ
装置に挿入する場合もある。このとき、前述した真円部
と長円部の位置が位置決めピンに対して逆になってしま
う。 【0007】このため、図4(A)に示すように、真円
部200と長円部202とを対向して配置し、ケース2
04(シェル206とシェル208とで構成される)の
上下に拘らず、ドライブ装置(図示省略)側に配設され
た基準位置決めピン210側に真円部200が配置され
るようにしている。 【0008】しかし、ケース204の超小型化に伴い、
ケース204の肉厚も薄くなっており、図4(B)に示
すように、基準位置決めピン210及び位置決めピン2
12の先端部が、下側に配置されたシェル208から突
出し、上側に配置されたシェル206まで到達してしま
う場合がある。 【0009】この場合、位置決めピン212側では真円
部200と基準位置決めピン210との位置ズレ等を吸
収するため、長円部202としているにも拘らず、位置
決めピン212の先端部が、シェル206側の真円部2
00と嵌合してしまい、ケース204の着脱動作に不具
合が生じてしまう恐れがある。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、ケースをドライブ装置に位置決めするとき、位
置決めピンと基準孔とのカジリが生じないディスクカー
トリッジを得ることを課題とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、ケースには反転することで両面使用できるディスク
メディアが収容されている。このケースの両面には、真
円基準孔及び長円基準孔が設けられており、反転するこ
とでドライブ装置側の位置決めピンがそれぞれ挿入さ
れ、ケースが位置決めされる。 【0012】ここで、真円基準孔及び長円基準孔によっ
てケースの位置決めが行われるが、一方を長円基準孔を
することで、真円基準孔と位置決めピンとの位置ズレを
吸収することができるので、位置決めピンと真円基準孔
とのカジリが軽減される。 【0013】ところで、ケースの一方の面から形成され
た真円基準孔とケースの他方の面から形成された長円基
準孔とは連通している。この真円基準孔と長円基準孔と
の間に、ケースをドライブ装置内で位置決めしたとき位
置決めピンの先端部が干渉しないスペースを設けてい
る。 【0014】例えば、真円基準孔と長円基準孔との間
に、ケースをドライブ装置内で位置決めしたとき位置決
めピンの先端部が干渉しないスペースを設けていない場
合、位置決めピンの先端部が、ケースの他方の面から形
成された長円基準孔を通過して、真円基準孔に嵌合する
恐れが生じてしまう。 【0015】一方、真円基準孔と長円基準孔との間に、
ケースをドライブ装置内で位置決めしたとき位置決めピ
ンの先端部が干渉しないスペースを設けることで、位置
決めピンの先端部が、ケースの他方の面から形成された
長円基準孔を通過しても、真円基準孔と長円基準孔との
間に設けられたスペースによって、真円基準孔に嵌合す
ることはなく、位置決めピンの先端部と真円基準孔との
カジリは生じない。 【0016】ここで、真円基準孔と長円基準孔との間
に、位置決めピンの先端部が干渉しないスペースを設け
る方法として、ケースの内面側を凹設し、真円基準孔及
び長円基準孔の周縁部を薄肉とする。これにより、真円
基準孔と長円基準孔とを連通させた状態で、真円基準孔
の周縁部と長円基準孔の周縁部との間には、空間が生じ
ることとなる。 【0017】この空間の位置決めピンの軸方向に沿った
奥行き(真円基準孔の周縁部と長円基準孔の周縁部との
離間距離)を、ケースがドライブ装置内で位置決めされ
たとき位置決めピンの先端部が空間内に収まる奥行きと
する。これにより、位置決めピンの先端部が、ケースの
他方の面から形成された長円基準孔を通過して、真円基
準孔と干渉することはない。 【0018】また、これ以外にも、ケースの内面側に真
円基準孔と連通する長孔を設け、長孔の深さを、ケース
がドライブ装置内で位置決めされたとき位置決めピンの
先端部が長孔内に収まる深さとする。これにより、位置
決めピンの先端部は、ケースの他方の面から形成された
長円基準孔を通過しても長孔内に位置するので、真円基
準孔までは到達しない。このため、位置決めピンの先端
部が真円基準孔と嵌合することはない。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態に係るディスクカートリッジの概要を説明す
る。 【0020】図1に示すように、ディスクカートリッジ
12は、2枚の略矩形状のシェル14、15を重ね合わ
せることで構成される。ここで、シェル14とシェル1
5とが重なり合う面をシェル14、15の内面といい、
この反対側の面をシェル14、15の外面という。 【0021】シェル14、15の内面には、それぞれ突
起18と嵌合孔20が形成されている。2つのシェル1
4を重ね合わせると突起18と嵌合孔20がそれぞれが
嵌合して結合し、記録ディスク22の収納空間を構成す
る。 【0022】また、シェル14、15は同一形状とされ
ており、金型の製造コストと組付けの容易性が担保され
ている。さらに、シェル14、15の前後寸法(挿入F
方向の寸法)を左右寸法に対して大きくして、ディスク
カートリッジ12が、ドライブ装置(図示省略)に対し
て、誤って左右方向から挿入できないようにしている。 【0023】また、シェル14、15には、それぞれ所
定位置に、位置決め用の円孔(真円基準孔)26及び長
孔(長円基準孔)28が形成されており、ディスクカー
トリッジ12をドライブ装置に装填したとき、図2
(B)に示すように、ドライブ装置に配設された基準位
置決めピン114が円孔26に挿入され、位置決めピン
116が長孔28に挿入される。 【0024】これにより、ディスクカートリッジ12が
ドライブ装置の水平方向(前後左右方向)で位置決めさ
れる(後述する)。このとき、基準位置決めピン114
及び位置決めピン116の基部に設けられた基準面11
4A、116Aがシェル15の外面に当接することで、
ディスクカートリッジ12がドライブ装置の垂直方向
(上下方向)で位置決めされる。 【0025】一方、シェル14の内面略中央には、円盤
状の記録ディスク22を収納する円周壁24が立設され
ており、記録ディスク22を回転可能に保持すると共
に、ゴミや埃の侵入を防止している。 【0026】さらに、シェル14には、鍵穴形状の窓部
32が形成されている。窓部32の円形部32Aは、収
納された記録ディスク22と同芯とされており、この円
形部32Aからスピンドル(図示省略)が記録ディスク
22のコア部22Aを保持して回転させる。また、円形
部32Aから連続して、且つ円周壁24に至る長方形状
の書込読取用開口部32Bが形成されている。この書込
読取用開口部32Bからは、ドライブ装置の記録再生ヘ
ッド(図示省略)が記録ディスク22の記録面にアクセ
スし、記録ディスク22に対し情報の書込み又は読取を
行う。 【0027】シェル14の前面部は、他の3辺より薄肉
とされており、2つのシェル14、15を重ね合わせた
ときシェル14、15の前面部に渡ってガイド溝52が
構成される。このガイド溝52へ、ドライブ装置側のシ
ャッター開閉ピン34が挿入されてスライドする構成で
ある。 【0028】一方、それぞれのシェル14、15の外面
には、独立して移動する2枚の同一形状のシャッター3
6が配置されている。シャッター36は、少なくとも窓
部32を閉塞可能な大きさとされたシャッター本体部4
0と、このシャッター本体部40の前側から延出された
シャッターガイド部42と、を有する略L字状に形成さ
れている。 【0029】シャッターガイド部42からは略直角に立
ち上がる接触片70が立設され、さらに接触片70の端
部から、シャッターガイド部42と平行に2つの案内片
72、74が形成されている。また、シャッター本体部
40の後端近傍には、シャッターガイド部42と同方向
に延出され、先端がシャッター本体部40と平行に曲げ
られた案内片76が形成されている。 【0030】シャッター36がシェル14、15の所定
位置に配置されると、接触片70と案内片72、74が
シェル14、15の前面部を挟持し、窓部32の後方部
分に左右方向へ形成された案内孔78へ案内片76が挿
入されて、シャッター36の不用意な脱落やがたつきが
なくなる。 【0031】このシャッター36のスライド方向の終端
でシェル14、15の側縁部には、シャッター操作部3
8が立設されており、シャッター開閉ピン34がガイド
溝52内を移動するとき、シャッター開閉ピン34はシ
ャッター操作部38の根元側に接触して、シャッター3
6をスライドさせる。これにより、書込読取用開口部3
2Bが開放され、記録ディスク22に対し情報の書込み
又は読取が行われる。 【0032】一方、2つのシェル14、15の間には、
図示しないロック部材が1つ配置されている。ロック部
材は線対称形状になっており、回動部を中心に揺動す
る。そして、ロック部材の自由端部側をシャッター開閉
ピン34の先端で押圧すると、回動部を中心に揺動し
て、シャッター36のロックが解除され、スライド可能
となり、ロック部材の自由端部側の押圧状態が解除され
ると、弾性力で回動部を中心に揺動し、再び、シャッタ
ー36がロックされる。 【0033】さらに、シェル14とシェル15との間に
は図示しない1つのバネ部材が、シェル14、15の前
面部幅方向の長さに渡って配置されている。バネ部材
は、一本の線材を加工したもので、シェル14、15の
幅方向に渡る直線部と、直線部の両端に形成された大小
2つのループ部から構成されている。 【0034】そして、バネ部材の終端部には、略直角に
折り曲げられたフック部が形成されており、シャッター
36の案内片72に切り欠かれたバネ受け部に連結され
ている。バネ部材によって、シャッター36が開放方向
へと移動しようとすると、フック部がバネ受け部に押さ
れバネ部材が変形し、シャッター36を閉止方向へ付勢
する大きな弾性力を発揮する。 【0035】また、本形態のディスクカートリッジ12
では、ディスクカートリッジ12を上下反転させてドラ
イブ装置に装填すれば、シェル14、15の両面から、
それぞれ記録ディスク22の記録面にアクセスして情報
の書込みや読取を行うことができるように両面同一形状
とされている。 【0036】また、上下のシェル14、15を同一形状
とし、さらに、シャッター36も同一形状とし、加え
て、ロック部材及びバネ部材は、2つのシェル14、1
5及びシャッター36に対し、それぞれ1つ設けてい
る。従って、シェルやシャッターを別々の形状としたも
のや、2つのシェル及びシャッターに対しロック部材及
びバネ部材をそれぞれ設けたものと比較して、部品点数
が少なくなり、部品数管理も容易になると共に、部品コ
ストを低減させることが可能になる。 【0037】次に、本形態に係るディスクカートリッジ
の要旨について説明する。 【0038】図2(A)に示すように、シェル14、1
5には、それぞれ所定位置に位置決め用の円孔(真円基
準孔)26及びディスクカートリッジ12の幅方向に沿
った長孔(長円基準孔)28が形成されている。ここ
で、シェル14、15は同形状であり、メディア収容部
24(図1参照)が互いに対向するように重ね合わせて
いるため、上下に位置するシェル14、15において、
円孔26と長孔28とが連通することとなる。 【0039】一方、このディスクカートリッジ12で
は、記録ディスク22(図1参照)の両面において記録
・再生が可能となっており、ディスクカートリッジ12
の上下を反転させた状態でもドライブ装置(図示省略)
内にディスクカートリッジ12を装填させることができ
る。 【0040】ドライブ装置内にディスクカートリッジ1
2が装填されると、図2(B)に示すように、ディスク
カートリッジ12はドライブ装置に配設された基準位置
決めピン114及び位置決めピン116によって位置決
めされる。 【0041】すなわち、ドライブ装置にディスクカート
リッジ12が装填されると、シェル14に形成された円
孔26には基準位置決めピン114が挿入され、長孔2
8側には位置決めピン116が挿入されてディスクカー
トリッジ12がドライブ装置内で位置決めされるが、長
孔28によって、円孔26と基準位置決めピン114と
の位置ズレが吸収され、これにより、ディスクカートリ
ッジ12がドライブ装置の水平方向(前後左右方向)で
位置決めされる。 【0042】また、この状態で、基準位置決めピン11
4及び位置決めピン116の基部に設けられた基準面1
14A、116Aがシェル15の外面に当接すること
で、ディスクカートリッジ12がドライブ装置の垂直方
向(上下方向)で位置決めされる。 【0043】ここで、シェル14、15の外面側に位置
する円孔26及び長孔28の内縁部には、テーパー部2
6A、28Aを設け、位置決めピン114、116の先
端部の周縁が円孔26及び長孔28の内縁部をカジらな
いようにしている。 【0044】一方、図2(A)に示すように、シェル1
4、15の内面を凹設し、円孔26及び長孔28の周縁
部を薄肉としている。これにより、シェル14とシェル
15とを重ね合わせた状態(円孔26と長孔28とを連
通させた状態)で、シェル14の内面とシェル15の内
面との間には、空間118が生じることとなる。 【0045】ここで、円孔26の周縁部と長孔28の周
縁部との離間距離Hを、図2(B)に示すように、ディ
スクカートリッジ12がドライブ装置内で位置決めされ
たとき、位置決めピン116の先端部が空間118内に
収まる長さとする。 【0046】これにより、位置決めピン116の先端部
が、シェル14に形成された長孔28を通過してシェル
15の内面側に到達したとしても、連通する長孔28と
円孔26との間に設けられた空間118に位置決めピン
116の先端部が位置するため、位置決めピン116の
先端部がシェル15と干渉することはない。従って、位
置決めピン116の先端部が、円孔26と嵌合すること
はなく、円孔26とのカジリは生じない。 【0047】また、円孔26及び長孔28の周縁部を薄
肉とすることで、円孔26及び長孔28の周縁部におい
て、ひけが生じることはなく、円孔26及び長孔28の
寸法精度を向上させることができる。 【0048】なお、ここでは、円孔26及び長孔28の
周縁部を薄肉としたが、連通する円孔26と長孔28と
の間に、ディスクカートリッジ12をドライブ装置に位
置決めしたとき位置決めピン116の先端部が干渉しな
いようなスペースを設ければ良いため、必ずしも、円孔
26及び長孔28の周縁部を薄肉にして円孔26の周縁
部と長孔28の周縁部との間に空間118を設けなくて
も良い。 【0049】例えば、図3(A)、(B)に示すよう
に、シェル120に形成された円孔122側において、
シェル120の内面側には、円孔122と連通する長孔
124を設けても良い。この長孔124は円孔122の
内径寸法よりも大きく、深さをディスクカートリッジ1
26がドライブ装置内で位置決めされたとき位置決めピ
ン116の先端部が長孔124内に収まる深さとする。 【0050】これにより、位置決めピン116の先端部
が、シェル128に形成された長孔130を通過してシ
ェル120の内面側に到達したとしても、位置決めピン
116の先端部は長孔124内に位置するため、位置決
めピン116の先端部が円孔122までは到達すること
はない。このため、位置決めピン116の先端部が円孔
122と嵌合することはなく、円孔122とのカジリは
生じない。 【0051】 【発明の効果】本発明は上記構成としたので、位置決め
ピンの先端部が、ケースの他方の面から形成された長円
基準孔を通過しても、真円基準孔と長円基準孔との間に
設けられたスペースによって、真円基準孔に嵌合するこ
とはなく、位置決めピンの先端部と真円基準孔とのカジ
リは生じない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係るディスクカートリッジ
を示す斜視図である。 【図2】本発明の実施形態に係るディスクカートリッジ
において、ドライブ装置との位置決めを行う円孔及び長
孔を示す断面図であり、(A)は位置決めピンが挿入し
ていない状態を示し、(B)は位置決めピンが挿入され
た状態を示している。 【図3】本発明の実施形態に係るディスクカートリッジ
において、ドライブ装置との位置決めを行う円孔及び長
孔の他の例を示す断面図であり、(A)は位置決めピン
が挿入していない状態を示し、(B)は位置決めピンが
挿入された状態を示している。 【図4】従来のディスクカートリッジにおいて、ドライ
ブ装置との位置決めを行う円孔及び長孔の他の例を示す
断面図であり、(A)は位置決めピンが挿入していない
状態を示し、(B)は位置決めピンが挿入された状態を
示している。 【符号の説明】 12 ディスクカートリッジ 14 シェル(ケース) 15 シェル(ケース) 26 円孔(真円基準孔) 28 長孔(長円基準孔) 118 空間(スペース) 120 シェル(ケース) 122 円孔(真円基準孔) 124 長孔(スペース) 126 ディスクカートリッジ 128 シェル(ケース) 130 長孔(長円基準孔)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 反転することで両面使用できるディスク
    メディアを収容するケースと、 前記ケースの両面に設けられ、反転することでそれぞれ
    ドライブ装置側の位置決めピンが挿入されケースの位置
    決めを行う真円基準孔と、 前記ケースの両面に設けられ、反転することでそれぞれ
    ドライブ装置側の位置決めピンが挿入され真円基準孔と
    共にケースの位置決めを行う長円基準孔と、 を備え、 前記ケースの一方の面から形成された前記真円基準孔と
    ケースの他方の面から形成され真円基準孔と連通する前
    記長円基準孔との間に、前記ケースを前記ドライブ装置
    内で位置決めしたとき前記位置決めピンの先端部が干渉
    しないスペースを設けたことを特徴とするディスクカー
    トリッジ。
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