JP2003076927A - クレジットカード処理方法およびクレジットカード処理プログラム - Google Patents

クレジットカード処理方法およびクレジットカード処理プログラム

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JP2003076927A
JP2003076927A JP2001263648A JP2001263648A JP2003076927A JP 2003076927 A JP2003076927 A JP 2003076927A JP 2001263648 A JP2001263648 A JP 2001263648A JP 2001263648 A JP2001263648 A JP 2001263648A JP 2003076927 A JP2003076927 A JP 2003076927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード会員や店舗のメリットを考慮して、複
数枚のクレジットカードに優先順位を付け、クレジット
カードを効果的に使い分けること。 【解決手段】 携帯端末9001 は、複数のクレジット
カードに関するクレジットカード情報を格納するクレジ
ットカード情報格納部913と、店舗へのカード会員の
入店をトリガとして、店舗サーバから送信される、複数
のクレジットカードの利用に関するメリットをキーとし
た優先順位情報に基づいて、複数のクレジットカードの
中から利用すべきクレジットカードをカード会員に選択
させるための決済カード選択画面を表示部905に表示
させる制御部903とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード会員や店舗
のメリットを考慮して、複数枚のクレジットカードに優
先順位を付け、クレジットカードを効果的に使い分ける
ためのクレジットカード処理方法およびクレジットカー
ド処理プログラムに関するものである。
【0002】近時、クレジットカード会社で実施してい
る利用金額に応じた景品プレゼントやポイントキャッシ
ュバック等のサービスの多様化に伴い、複数枚のクレジ
ットカードを保有し、サービスに応じてクレジットカー
ドを使い分けるというカード会員が増加している。
【0003】しかしながら、実際には、サービスの内容
を的確に把握しているカード会員が少ないため、クレジ
ットカードによる決済時に、複数枚のクレジットカード
の中から、いつも使い慣れている特定のクレジットカー
ドや、無造作に選択したクレジットカードを使って決済
を行っており、的確な使い分けを行うことが難しいので
ある。
【0004】
【従来の技術】従来より、デパート、ストア等の店舗で
は、現金決済の他に、クレジットカードによる決済が行
われている。通常、店舗では、複数のクレジットカード
会社により発行された複数のクレジットカードのうちい
ずれかのクレジットカードで決済ができるようになって
いる。従って、複数種類のクレジットカードを保有する
カード会員は、決済時に所望の1枚のカードを使って決
済を行う。
【0005】また、クレジットカード会社では、クレジ
ットカードの利用金額に応じて、景品のプレゼントや各
種特典等のサービスをカード会員に提供することによ
り、戦略的に自社のクレジットカードの利用率を上げる
企業努力をしている。
【0006】さらに、クレジットカード会社では、店舗
と提携し、店舗のブランド名が記された提携型のクレジ
ットカードも発行している。この提携型のクレジットカ
ードは、店舗からクレジットカード会社への手数料を割
引くことを条件として、店舗にカード会員の募集の宣伝
をさせ、カード会員を増加させることを目的としてい
る。
【0007】従って、店舗にとっては、非提携型の他の
クレジットカードで決済されるよりも、提携型のクレジ
ットカードで決済されるほうが、手数料割引というメリ
ットが出るため、できる限り提携型のクレジットカード
を使ってもらいたいというのが本音である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
店舗での決済時に、カード会員が、複数種類のクレジッ
トカードの中で、メリットが高いクレジットカードがど
れであるかを短時間で判断するのが難しい。これは、景
品の把握、景品獲得に要する利用金額や、ポイントアッ
プの条件等のように様々なファクタを瞬時に考慮して、
上記判断を行わなければならないからである。
【0009】このことから、従来では、メリットの有無
に関わらず、使い慣れたクレジットカードや、無造作に
選択したクレジットカードを用いて、店舗での決済を行
っているのが現状である。
【0010】一方、店舗側にとってみれば、手数料割引
等のメリットに鑑みて、決済時に提携型のクレジットカ
ードを利用してもらいたいが、クレジットカードの選択
がカード会員の専権事項であるため、販売員からの積極
的な推奨を行うことができない。このことから、従来で
は、提携型のクレジットカードの利用を飛躍的に高める
ための手段・方法が無く、宣伝等のありふれた手段・方
法でしか提携型のクレジットカードの利用を喚起するこ
とができない。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
カード会員や店舗のメリットを考慮して、複数枚のクレ
ジットカードを効果的に使い分けすることができるクレ
ジットカード処理方法およびクレジットカード処理プロ
グラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のクレジットカードに関するクレジ
ットカード情報を格納部に格納する格納工程と、店舗へ
のカード会員の入店をトリガとして、前記複数のクレジ
ットカードの利用に関するメリットをキーとした優先順
位情報を受信する優先順位情報受信工程と、前記優先順
位情報に基づいて、複数のクレジットカードの中から利
用すべきクレジットカードを選択させる選択工程とを含
むことを特徴とする。
【0013】また、本発明は、コンピュータを、店舗へ
のカード会員の入店をトリガとして、複数のクレジット
カードに関するクレジットカード情報を格納する格納手
段、前記複数のクレジットカードの利用に関するメリッ
トをキーとした優先順位情報を受信する優先順位情報受
信手段、前記優先順位情報に基づいて、複数のクレジッ
トカードの中から利用すべきクレジットカードを選択さ
せる選択手段として機能させるためのクレジットカード
処理プログラムである。
【0014】かかる発明によれば、店舗へのカード会員
の入店をトリガとして、複数のクレジットカードの利用
に関するメリットをキーとした優先順位情報を受信し、
この優先順位情報に基づいて、複数のクレジットカード
の中から利用すべきクレジットカードを選択させるよう
にしたので、カード会員や店舗のメリットを考慮して、
クレジットカードを効果的に使い分けることができる。
【0015】また、本発明は、複数のクレジットカード
の利用に関するメリットをキーとした優先順位情報を生
成する生成工程と、前記複数のクレジットカードに関す
るクレジットカード情報を有する携帯端末へ前記優先順
位情報を送信する優先順位情報送信工程とを含むことを
特徴とする。
【0016】この発明によれば、複数のクレジットカー
ドの利用に関するメリットをキーとした優先順位情報を
生成し、複数のクレジットカードに関するクレジットカ
ード情報を有する携帯端末へ上記優先順位情報を送信す
るようにしたので、携帯端末側で優先順位に基づいて利
用すべきクレジットカードを選択させることができ、カ
ード会員や店舗のメリットを考慮して、クレジットカー
ドを効果的に使い分けることができる。
【0017】また、本発明は、カード会員毎にクレジッ
トカードの利用状況を管理する管理工程と、複数のクレ
ジットカード会社のそれぞれから、自社のクレジットカ
ードを利用した際の特典情報を受信する特典情報受信工
程と、前記利用状況および前記特典情報に基づいて、複
数のクレジットカードの利用に関するメリットをキーと
した優先順位情報を生成する生成工程と、複数のクレジ
ットカードに関するクレジットカード情報を有する携帯
端末で用いられる前記優先順位情報を送信する優先順位
情報送信工程とを含むことを特徴とする。
【0018】また、本発明は、コンピュータを、カード
会員毎にクレジットカードの利用状況を管理する管理手
段、複数のクレジットカード会社のそれぞれから、自社
のクレジットカードを利用した際の特典情報を受信する
特典情報受信手段、前記利用状況および前記特典情報に
基づいて、複数のクレジットカードの利用に関するメリ
ットをキーとした優先順位情報を生成する生成手段、複
数のクレジットカードに関するクレジットカード情報を
有する携帯端末で用いられる前記優先順位情報を送信す
る優先順位情報送信手段として機能させるためのクレジ
ットカード処理プログラムである。
【0019】かかる発明によれば、複数のクレジットカ
ードに関するクレジットカード情報を有する携帯端末で
用いられ、カード会員毎のクレジットカードの利用状況
および特典情報に基づいて、生成された複数のクレジッ
トカードの利用に関するメリットをキーとした優先順位
情報を生成するようにしたので、携帯端末側で優先順位
に基づいて利用すべきクレジットカードを選択させるこ
とができ、カード会員や店舗のメリットを考慮して、ク
レジットカードを効果的に使い分けることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かるクレジットカード処理方法およびクレジットカード
処理プログラムの実施の形態1および2について詳細に
説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明にかかる
実施の形態1の構成を示すブロック図である。この図に
おいて、クレジットカード会社サーバ1001 〜100
n は、n社のクレジットカード会社側にそれぞれ設けら
れており、クレジットカードの会員登録、会員情報の管
理、クレジットカード利用時の与信(利用の可否)、ク
レジットカード会社から会員向けの販売促進情報(キャ
ンペーン情報)の管理、クレジットカード決済時の会員
への請求等に関する処理を実行する。
【0022】これらのクレジットカード会社サーバ10
1 〜100n は、ネットワーク200に接続されてい
る。ここで、実施の形態1におけるクレジットカード
は、一般で用いられる樹脂製のものではなく、携帯端末
等に電子データ形式で内蔵される電子クレジットカード
である。従って、以下の説明における「クレジットカー
ド」は、「電子クレジットカード」を指すものとする。
【0023】n社のクレジットカード会社は、それぞれ
独自にクレジットカードを発行している。従って、会員
は、1社または複数社のクレジットカードを保有してい
る。また、n社のクレジットカード会社は、経営戦略的
に店舗と提携しており、提携型のクレジットカードを発
行している。
【0024】このような提携型のクレジットカードで
は、提携先の店舗で利用された場合、当該店舗から当該
クレジットカード会社へ支払われる手数料が、非提携型
のクレジットカードの手数料に比べて安価に設定されて
いる。従って、店舗から見れば、提携型のクレジットカ
ードによる買い物をしてもらったほうが、非提携型のク
レジットカードによる買い物の場合に比べて、差額手数
料分だけ利益が上がることから、メリットが大きいので
ある。
【0025】ここで、同図では、クレジットカード会社
サーバ1001 は、クレジットカード会社としての「日
本クレジット」に設けられている。クレジットカード会
社サーバ1002 は、「まるとくカード」に設けられて
いる。以下同様にして、クレジットカード会社サーバ1
00n は、「丸菱カード」に設けられている。
【0026】同図では、「日本クレジット」は、「A店
舗」と提携関係にある。従って、「日本クレジット」の
クレジットカードが「A店舗」で利用された場合、「A
店舗」は、手数料の低減というメリットを享受できる。
【0027】同様にして、「まるとくカード」は、「B
店舗」と提携関係にある。従って、「まるとくカード」
のクレジットカードが「B店舗」で利用された場合、
「B店舗」は、手数料の低減というメリットを享受でき
る。同様にして、他のクレジットカード会社も他の店舗
と提携関係にある(図7参照)。
【0028】また、クレジットカード会社サーバ100
1 〜100n は、会員情報データベース1501 〜15
n によりクレジットカードの会員情報をそれぞれ管理
している。会員情報データベース1501 は、クレジッ
トカード会社サーバ1001にアクセスされ、「日本ク
レジット」で発行されたクレジットカードの会員に関す
る会員情報を格納するデータベースである。
【0029】具体的には、会員情報データベース150
1 は、図2に示したように、「会員ID」、「氏名」、
「性別」、「生年月日」、「メールアドレス」、「カー
ド番号」、「提携先会員番号」、「カード有効期限」、
「利用限度額」、「利用額」、「利用残額」、「景品獲
得金額」、「景品獲得残額」、「景品有効期限」等のフ
ィールドを備えている。
【0030】「会員ID」は、全クレジットカード会社
における全会員に対してユニークに付与された識別子で
あり、全クレジットカード会社において会員を特定する
ための情報である。「氏名」は、「日本クレジット」で
発行されたクレジットカードの会員の氏名に関する情報
である。「性別」は、当該会員の性別に関する情報であ
る。「生年月日」は、当該会員の生年月日に関する情報
である。
【0031】「メールアドレス」は、当該会員に付与さ
れたクレジットカードを内蔵する携帯端末宛の電子メー
ルアドレスに関する情報である。「カード番号」は、
「日本クレジット」のクレジットカードを識別するため
の番号に関する情報である。「提携先会員番号」は、
「日本クレジット」の提携先である「A店舗」(図1お
よび図7参照)で独自に設定される会員番号に関する情
報である。
【0032】「カード有効期限」は、「日本クレジッ
ト」のクレジットカードの有効期限に関する情報であ
る。「利用限度額」は、「日本クレジット」のクレジッ
トカードを利用(買い物の支払いやキャッシング)する
際の限度金額に関する情報である。
【0033】「利用額」は、前月のクレジットカード請
求の支払いから現時点までの間に実際に「日本クレジッ
ト」のクレジットカードを利用した金額の合計に関する
情報である。「利用残額」は、「利用限度額」と「利用
額」との差であり、「日本クレジット」のクレジットカ
ードで利用可能な金額に関する情報である。
【0034】「景品獲得金額」は、「日本クレジット」
の販売促進キャンペーンとして同社から会員へ贈呈され
る景品の獲得基準(金額)に関する情報である。同図で
は、「利用額」が50000円以上である場合、当該会
員に景品が贈呈される。「景品獲得残額」は、「景品獲
得金額」と「利用額」との差であり、景品獲得の権利を
取得するまでの残り金額に関する情報である。
【0035】同図では、あと10000円分以上、同社
のクレジットカードが利用された場合、「利用金額」が
「景品獲得金額」以上となるため、当該会員は、景品獲
得の権利を取得する。「景品有効期限」は、景品の引き
換え期限に関する情報である。
【0036】図1に戻り、会員情報データベース150
2 は、クレジットカード会社サーバ1002 にアクセス
され、「まるとくカード」で発行されたクレジットカー
ドの会員に関する会員情報を格納するデータベースであ
る。
【0037】具体的には、図3に示した会員情報データ
ベース1502 は、上述した会員情報データベース15
1 (図2参照)と同様にして、「会員ID」、「氏
名」、「性別」、「生年月日」、「メールアドレス」、
「カード番号」、「提携先会員番号」、「カード有効期
限」、「利用限度額」、「利用額」、「利用残額」、
「景品獲得金額」、「景品獲得残額」、「景品有効期
限」等のフィールドを備えている。
【0038】「会員ID」は、会員情報データベース1
501(図2参照)の「会員ID」と同義である。「氏
名」は、「まるとくカード」で発行されたクレジットカ
ードの会員の氏名に関する情報である。ここで「日本
太郎」は、「まるとくカード」の他に、前述した「日本
クレジット」(図2参照)、後述する「丸菱カード」の
会員でもある。すなわち、「日本 太郎」は、三種類の
クレジットカードを保有している。
【0039】「性別」、「生年月日」および「メールア
ドレス」は、会員情報データベース1501(図2参
照)の「性別」、「生年月日」および「メールアドレ
ス」と同義である。「カード番号」は、「まるとくカー
ド」のクレジットカードを識別するための番号に関する
情報である。「提携先会員番号」は、「まるとくカー
ド」の提携先である「B店舗」(図1および図7参照)
で独自に設定される会員番号に関する情報である。
【0040】「カード有効期限」は、「まるとくカー
ド」のクレジットカードの有効期限に関する情報であ
る。「利用限度額」は、「まるとくカード」のクレジッ
トカードを利用(買い物の支払いやキャッシング)する
際の限度金額に関する情報である。
【0041】「利用額」は、前月のクレジットカード請
求の支払いから現時点までの間に、実際に「まるとくカ
ード」のクレジットカードを利用した金額の合計に関す
る情報である。「利用残額」は、「利用限度額」と「利
用額」との差であり、「まるとくカード」のクレジット
カードで利用可能な金額に関する情報である。
【0042】「景品獲得金額」は、「まるとくカード」
の販売促進キャンペーンとして同社から会員へ贈呈され
る景品の獲得基準(金額)に関する情報である。同図で
は、「利用額」が30000円以上である場合、当該会
員に景品が贈呈される。「景品獲得残額」は、「景品獲
得金額」と「利用額」との差であり、景品獲得の権利を
取得するまでの残り金額に関する情報である。
【0043】同図では、「日本 太郎」の場合、あと2
5000円分以上、同社のクレジットカードが利用され
ると、「利用金額」が「景品獲得金額」以上となるた
め、当該会員は、景品獲得の権利を取得する。「景品有
効期限」は、景品の引き換え期限に関する情報である。
【0044】なお、図1に示した会員情報データベース
1501 および1502 以外の会員情報データベース
(会員情報データベース150n 等)も、会員情報デー
タベース1501 等と同様のテーブル構造とされてい
る。
【0045】代行会社サーバ300は、上述した複数の
クレジット会社(「日本クレジット」、「まるとくカー
ド」、・・・、「丸菱カード」)における業務の一部を代
行する代行会社側に設置されている。
【0046】この代行会社サーバ300は、クレジット
カード会社サーバ1001 〜100 n のそれぞれから会
員情報を収集したり、クレジットカードに関するWeb
情報を後述する携帯端末9001 〜900s へ提供する
機能等を備えている。
【0047】また、代行会社サーバ300は、会員のク
レジットカードの利用状況に応じて、複数のクレジット
カードのうち当該会員にとって有益なクレジットカード
を選択させるためのカード利用優先度情報を送信した
り、店舗とクレジットカード会社との間におけるクレジ
ットカードの決済処理を仲介する機能等も備えている。
【0048】具体的には、図4に示した代行会社サーバ
300において、通信インタフェース301は、ネット
ワーク200に接続されており、ネットワーク200を
介しての通信を制御する。制御部302は、各部を制御
するものである。
【0049】会員情報収集部303は、ネットワーク2
00を介して、クレジットカード会社サーバ1001
100n (図1参照)のそれぞれからクレジットカード
会社別の会員情報を収集し、これらの会員情報を会員情
報データベース350に格納する。
【0050】従って、会員情報データベース350に
は、全クレジットカード会社の全会員に関する会員情報
が格納されている。具体的には、会員情報データベース
350は、図5に示したように、「会員ID」、「氏
名」、「性別」、「生年月日」、「メールアドレス」、
「クレジットカード会社」、「カード番号」、「提携先
会員番号」、「カード有効期限」、「利用限度額」、
「利用額」、「利用残額」、「景品獲得金額」、「景品
獲得残額」、「景品有効期限」等のフィールドを備えて
いる。
【0051】上記「クレジットカード会社」以外のそれ
ぞれのフィールドは、会員情報データベース150
1(図2参照)の各フィールドと同義である。「クレジ
ットカード会社」は、図1に示した「日本クレジッ
ト」、「まるとくカード」、・・・、「丸菱カード」を表
す情報である。
【0052】また、会員情報データベース350におい
ては、「会員ID」(「氏名」)をキーとしてソートが
掛けられているため、会員毎に複数(または単数)のク
レジットカード会社の会員情報が仕分けされている。
【0053】例えば、「会員ID」が「00001」の
「日本 太郎」の場合、会員情報データベース350に
は、「日本クレジット」、「まるとくカード」および
「丸菱カード」(図1参照)という三社の会員情報が格
納されている。すなわち、「日本 太郎」は、上記三社
からそれぞれ発行された三種類のクレジットカードを保
有している。
【0054】また、「会員ID」が「00002」の
「山田 花子」の場合、会員情報データベース350に
は、「まるとくカード」および「ABCファイナンス」
(図7参照)という二社の会員情報が格納されている。
すなわち、「山田 花子」は、上記二社からそれぞれ発
行された二種類のクレジットカードを保有している。
【0055】図4に戻り、カード会社販売促進情報収集
部304は、ネットワーク200を介して、クレジット
カード会社サーバ1001 〜100n から、それぞれの
クレジットカードにかかる販売を促進するためのクレジ
ットカード会社販売促進情報を収集し、これらをカード
会社販売促進情報データベース360に格納する。
【0056】従って、カード会社販売促進情報データベ
ース360には、クレジットカード会社毎のクレジット
カード会社販売促進情報が格納されている。具体的に
は、カード会社販売促進情報データベース360は、図
6に示したように、「クレジットカード会社」、「内
容」および「有効期限」というフィールドを備えてい
る。
【0057】「クレジットカード会社」は、図1に示し
た「日本クレジット」、「まるとくカード」、・・・、
「丸菱カード」を表す情報である。「内容」は、クレジ
ットカード会社側の販売促進(キャンペーン)に関する
情報であって、自社のクレジットカードの利用を交換条
件として、会員に対する各種プレゼント、優待、特典等
の案内情報である。「有効期限」は、上記「内容」の有
効期限に関する情報である。
【0058】図4に戻り、決済処理部305は、会員情
報データベース350(図5参照)に対応するクレジッ
トカードを用いた決済時に、店舗サーバとクレジットカ
ード会社サーバとの間を仲介する機能を備えている。
【0059】ここで、実施の形態1では、会員が複数の
クレジットカードを保有している場合、店舗や会員にと
って有益である順にクレジットカードに優先順位(以
下、カード利用優先順位と称する)を付け、最もカード
利用優先順位が高いクレジットカードにより決済を行わ
せるようにしている。このカード利用優先順位は、クレ
ジットカード毎に付与される基本優先度、提携優先度お
よび景品優先度を合計した合計優先度により決定され
る。
【0060】基本優先度は、図7に示したように、クレ
ジットカード会社(クレジットカード)毎に、デフォル
ト値として予め設定された優先度である。提携優先度
は、会員が入店した店舗において当該会員が保有してい
るクレジットカードのクレジットカード会社が当該店舗
と提携している場合、すなわち、提携店舗で提携型のク
レジットカードを当該会員が保有している場合、提携に
基づいて予め設定された優先度である。この提携優先度
は、提携型のクレジットカードを積極的に会員に利用さ
せるという観点から見て提携店舗に有益な情報であり、
優先順位情報データベース950(図14参照)に格納
されている。
【0061】景品優先度は、図5に示した景品獲得残額
が、予め設定されるしきい値(例えば、15000円)
以下である場合、上記景品獲得残額に対応するクレジッ
トカード会社からの景品を当該会員にいち早く獲得させ
るための優先度である。この景品優先度は、景品獲得の
観点から見て会員に有益な情報であり、優先順位情報デ
ータベース950(図14参照)に格納されている。図
4に示した決済処理部305は、上記景品優先度を決定
する機能も備えている。決済処理部305の動作の詳細
については後述する。
【0062】カード利用優先度情報データベース370
は、上述した基本優先度、提携優先度に関するカード利
用優先度情報を格納するデータベースである。具体的に
は、カード利用優先度情報データベース370は、図7
に示したように、「クレジットカード会社」、「提携店
舗」、「基本優先度」および「提携優先度」というフィ
ールドを備えている。
【0063】「クレジットカード会社」は、図1に示し
た「日本クレジット」、「まるとくカード」、・・・、
「丸菱カード」を表す情報である。「提携店舗」は、
「クレジットカード会社」とクレジットカードの手数料
の引き下げを前提とした店舗に関する情報である。
【0064】同図では、「日本クレジット」(図1参
照)は、「A店舗」と提携関係にあり、「まるとくカー
ド」は、「B店舗」と提携関係にある。以下同様にし
て、「丸菱カード」は、「J店舗」と提携関係にある。
「基本優先度」および「提携優先度」は、前述した通り
である。
【0065】図4に戻り、Web情報提供部306は、
各クレジットカード会社の紹介や会員登録方法等のWe
b情報を、ネットワーク200、移動通信ネットワーク
700および無線基地局800を介して、携帯端末90
1 〜900s (図1参照)のうち要求があった携帯端
末へ提供する。
【0066】Web情報データベース380は、クレジ
ットカード会社毎のWeb情報を格納するデータベース
である。メール制御部307は、電子メールの作成、送
信、受信を制御する。
【0067】図1に戻り、店舗ST1 〜STm は、前述
した複数のクレジットカード会社(「日本クレジッ
ト」、「まるとくカード」、・・・、「丸菱カード」)で
発行された複数種類のクレジットカードで買い物が可能
なデパート、ストア等である。
【0068】また、店舗ST1 〜STm は、クレジット
カードの手数料割引に関して、クレジットカード会社と
それぞれ提携している。例えば、図7に示したように、
店舗ST1 (A店舗)は、「日本クレジット」と提携し
ている。
【0069】図1に戻り、店舗ST1 (A店舗)には、
店舗サーバ4001 、入出店検出器5001 および携帯
端末コネクタ6001 が設けられている。店舗サーバ4
00 1 は、ネットワーク200に接続されており、代行
会社サーバ300および携帯端末9001 〜900s
アクセス可能とされている。
【0070】入出店検出器5001 は、A店舗の出入口
に設けられており、クレジットカードの会員の入店およ
び出店を検出する。具体的には、それぞれの会員に携帯
されている携帯端末9001 〜900s からは、会員を
識別するための会員IDが発信されている。
【0071】入出店検出器5001 は、上記会員IDを
受信することにより、会員がA店舗に入店したこと、ま
たはA店舗から会員が出店したことを検出する。携帯端
末コネクタ6001 は、A店舗の支払いカウンタ(レ
ジ)に設けられており、決済時に、クレジットカード機
能を有する携帯端末9001 〜900s のうちいずれか
の携帯端末と接続される。
【0072】店舗サーバ4001 は、会員情報の収集、
A店舗に入店した会員の分布解析、店舗販売促進情報の
管理、前述したクレジットカードのカード利用優先順位
に関する情報の送信、クレジットカードの決済、POS
(Point Of Sales)システムによる販売時点情報の管理
等を行うサーバである。
【0073】具体的には、図8に示した店舗サーバ40
1 において、通信インタフェース401は、ネットワ
ーク200に接続されており、ネットワーク200を介
しての通信を制御する。制御部402は、各部を制御す
るものである。
【0074】会員情報収集部403は、ネットワーク2
00を介して、代行会社サーバ300(図1参照)から
クレジットカード会社別の会員情報を収集し、これらの
会員情報を会員情報データベース450に格納する。
【0075】会員情報データベース450は、図9に示
したように、「会員ID」、「入店フラグ」、「氏
名」、「性別」、「生年月日」、「メールアドレス」、
「クレジットカード会社」、「提携フラグ」、「カード
番号」、「提携先会員番号」、「カード有効期限」等の
フィールドを備えている。
【0076】「会員ID」、「氏名」、「性別」、「生
年月日」、「メールアドレス」、「クレジットカード会
社」、「カード番号」、「提携先会員番号」および「カ
ード有効期限」は、図5に示した会員情報データベース
350における「会員ID」、「氏名」、「性別」、
「生年月日」、「メールアドレス」、「クレジットカー
ド会社」、「カード番号」、「提携先会員番号」および
「カード有効期限」に対応している。
【0077】「入店フラグ」は、当該会員がA店舗に入
店しているか否かを表すフラグである。この「入店フラ
グ」が「1」である場合には、当該会員がA店舗に入店
していることを意味している。一方、「入店フラグ」が
「0」である場合には、当該会員がA店舗から出店して
いることを意味している。
【0078】「提携フラグ」は、A店舗とクレジットカ
ード会社との提携関係を表すフラグである。この「提携
フラグ」が「1」である場合には、当該クレジットカー
ド会社とA店舗とが提携していることを意味している。
同図の場合、「日本 太郎」に対応する「日本クレジッ
ト」とA店舗とが提携している。一方、「提携フラグ」
が「0」である場合には、当該クレジット会社とA店舗
とが提携していないことを意味している。
【0079】図8に戻り、会員分布解析部404は、A
店舗に入店した全会員を対象として、会員情報データベ
ース450(図9参照)における入店フラグおよび属性
情報(性別、年齢別)に基づいて、クレジットカード会
社別の人数、男女、年齢別構成比等の分布を解析し、解
析結果を会員分布情報として、会員分布情報データベー
ス460に格納する。
【0080】会員分布情報データベース460は、図1
0に示したように、「クレジットカード会社」、「提携
フラグ」、「男女人数(比率)」、「男性人数(比
率)」、「女性人数(比率)」、「男性年齢別人数(比
率)」、「女性年齢別人数(比率)」等のフィールドを
備えている。
【0081】「クレジットカード会社」および「提携フ
ラグ」は、図9に示した会員情報データベース450に
おける「クレジットカード会社」および「提携フラグ」
に対応している。「男女人数(比率)」は、クレジット
カード会社別の男女(会員)の人数、および全人数に占
める比率に関する情報である。
【0082】同図に示した例では、A店舗には、500
人(合計)の男女(会員)が入店している。そのうち、
「日本クレジット」のクレジットカードを保有している
会員は、250人(50%)である。
【0083】「まるとくカード」のクレジットカードを
保有している会員は、40人(8%)である。以下同様
にして、「丸菱カード」のクレジットカードを保有して
いる会員は、50人(10%)である。従って、A店舗
においては、500人の会員のうち、50%の会員が提
携型のクレジットカード(「日本クレジット」)を保有
しているのである。
【0084】「男性人数(比率)」は、「男女人数(比
率)」のうち、男性の人数および男女人数に占める男性
の比率に関する情報である。「女性人数(比率)」は、
「男女人数(比率)」のうち、女性の人数および男女人
数に占める女性の比率に関する情報である。
【0085】「男性年齢別人数(比率)」は、「男性人
数(比率)」のうち、年齢別(20歳〜30歳、31歳
〜40歳、41歳〜50歳および51歳以上)の人数お
よび比率に関する情報である。「女性年齢別人数(比
率)」は、「女性人数(比率)」のうち、年齢別(20
歳〜30歳、31歳〜40歳、41歳〜50歳および5
1歳以上)の人数および比率に関する情報である。
【0086】図8に戻り、店舗販売促進処理部405
は、会員分布情報データベース460(図10参照)の
会員分布情報および会員情報データベース450に基づ
いて、会員の属性(性別、年齢層)に対応する店舗販売
促進情報を、当該会員の携帯端末へ送信する処理を実行
する。この店舗販売促進情報は、A店舗に対応する提携
型のクレジットカード(「日本クレジット」)を保有し
ている会員に対して、各種特典、プレゼントをきっかけ
として、当該クレジットカードによる商品の購入を促進
するための情報であり、店舗販売促進情報データベース
470に格納されている。
【0087】図11に示した店舗販売促進情報データベ
ース470は、「属性」および「内容」というフィール
ドを備えている。「属性」は、上記クレジットカード
(「日本クレジット」)の会員の性別、年齢層に関する
属性情報である。「内容」は、A店舗側の販売促進(キ
ャンペーン)に関する情報であって、「日本クレジッ
ト」のクレジットカードを保有する会員に限定された各
種プレゼント、優待、特典等の案内情報である。
【0088】決済処理部406は、クレジットカードの
利用に際して、前述したカード利用優先順位の決定、与
信、請求等のカード決済に関する処理を実行する。この
カード利用優先順位は、カード利用優先度情報データベ
ース480(図12参照)における基本優先度および提
携優先度と、代行会社サーバ300における景品優先度
との合計優先度により決定される。
【0089】図12に示したカード利用優先度情報デー
タベース480は、カード利用優先度情報データベース
370(図7参照)と同一のデータ構造のデータベース
であり、「クレジットカード会社」、「提携店舗」、
「基本優先度」および「提携優先度」というフィールド
を備えている。
【0090】図8に戻り、POS処理部407は、商品
が売買された時点で商品コード等の販売時点情報をコン
ピュータに通知し、商品の販売数や売筋商品をリアルタ
イムに集計、分析する。表示部408は、CRT(Cath
ode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等
であり、決済情報等を表示する。
【0091】図1に戻り、店舗ST2(B店舗)には、
店舗ST1 と同様にして、店舗サーバ4002 、入出店
検出器5002 、携帯端末コネクタ6002 が設けられ
ている。以下、同様にして、店舗STm にも、店舗ST
1 と同様にして、店舗サーバ400m 、入出店検出器5
00m、携帯端末コネクタ600m が設けられている。
【0092】移動通信ネットワーク700は、ネットワ
ーク200に接続されており、無線基地局800および
無線リンクを介して、携帯端末9001 〜900s に接
続される。携帯端末9001 〜900s は、クレジット
カード機能を備えた携帯電話機、PHS(Personal Han
dyphone System)、PDA(Personal Digital Assista
nce )等であり、前述したクレジットカードの会員にそ
れぞれ携帯される。
【0093】ここで、図13を参照して、携帯端末90
1 の構成について詳述する。ここで、実施の形態1で
は、図9に示した「日本 太郎」が携帯端末9001
携帯しているとする。
【0094】同図において、アンテナ901は、無線基
地局800(図1参照)との間で電波を送受信する。送
受信部902は、アンテナ901を介して、データの送
受信を行う。制御部903は、各部を制御する。
【0095】通話部904は、音声通信における通話を
制御する。表示部905は、LCDであり、クレジット
カードの会員登録や、クレジットカード会社および店舗
からの販売促進情報等に関する各種画面(図31〜図3
7参照)を表示する。操作キー部906は、電話番号、
URL(Uniform Resource Locator)、メールアドレス
等の入力に用いられるテンキーや英字キー、各種ファン
クションキーから構成されている。
【0096】マイク907は、話者の音声を音声信号に
変換する機能を備えている。スピーカ908は、音声、
着信音、警告音等を発する。バイブレータ909は、着
信や警告を振動により伝達する機能を備えている。We
bブラウザ910は、クレジットカード会社サーバ10
1 〜100n 、代行会社サーバ300やその他サーバ
から提供されるWeb情報を閲覧する機能を備えてい
る。
【0097】メール制御部911は、電子メールの作
成、送信、受信を制御する。コネクタ912は、クレジ
ットカード決済時に、携帯端末コネクタ6001 〜60
m (図1参照)のうちいずれかの携帯端末コネクタに
接続される。
【0098】クレジットカード情報格納部913は、図
9に示した「日本 太郎」が会員となっている「日本ク
レジット」、「まるとくカード」および「丸菱カード」
に対応する三種類のクレジットカードに関するクレジッ
トカード情報(会員ID、氏名、クレジットカード会
社、カード番号、提携先会員番号、カード有効期限等)
を格納している。
【0099】優先順位情報データベース950は、上記
「日本クレジット」、「まるとくカード」および「丸菱
カード」に対応する三種類のクレジットカードから決済
用のクレジットカードを選択する際の優先順位情報を格
納するデータベースである。
【0100】具体的には、優先順位情報データベース9
50は、図14に示したように、「クレジットカード会
社」、「提携フラグ」、「基本優先度」、「提携優先
度」、「景品優先度」、「優先度合計」、「優先順
位」、「景品獲得残額」等のフィールドを備えている。
【0101】「クレジットカード会社」および「提携フ
ラグ」は、図9に示した会員情報データベース450に
おける「クレジットカード会社」および「提携フラグ」
に対応している。「基本優先度」および「提携優先度」
は、図7に示したカード利用優先度情報データベース3
70における「基本優先度」および「提携優先度」に対
応している。ただし、「提携フラグ」が「0」である場
合、これに対応する「提携優先度」は、「0」とされ
る。
【0102】「景品優先度」は、図5に示した「景品獲
得金額」が、しきい値(例えば、15000円)以下で
ある場合の優先度(例えば、20)であり、カード会社
等により設定される。「優先度合計」は、「基本優先
度」、「提携優先度」および「景品優先度」の合計であ
る。
【0103】「優先順位」は、クレジットカードを選択
する際の優先順位であり、「優先度合計」が高い順に関
する情報である。「景品獲得残額」は、図5に示した会
員情報データベース350における「景品獲得残額」に
対応している。
【0104】つぎに、実施の形態1の動作について、図
16〜図30に示したフローチャートおよび図31〜図
37に示した各種画面を参照しつつ詳述する。以下で
は、携帯端末9001 を携帯する会員がA店舗に入店
し、「日本クレジット」のクレジットカードで決済する
場合を例にとって説明する。
【0105】図16に示したステップSA1では、クレ
ジットカード会社サーバ1001 は、携帯端末9001
〜900s のうちいずれかの携帯端末から、無線基地局
800、移動通信ネットワーク700およびネットワー
ク200を介して、クレジットカードの会員登録要求が
あるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」と
する。
【0106】ステップSA2では、クレジットカード会
社サーバ1001 は、代行会社サーバ300からの与信
情報を受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を
「No」とする。ステップSA3では、クレジットカー
ド会社サーバ1001 は、「日本クレジット」の担当者
により、新規のカード会社販売促進情報が入力されたか
否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
【0107】ステップSA4では、クレジットカード会
社サーバ1001 は、代行会社サーバ300より請求情
報を受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を
「No」とする。以後、クレジットカード会社サーバ1
001 は、判断結果が「Yes」となるまで、ステップ
SA1〜ステップSA4の判断を繰り返す。
【0108】また、図23に示したステップSH1で
は、図8に示した店舗サーバ4001の制御部402
は、代行会社サーバ300よりカード利用優先度情報を
受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を「N
o」とする。ステップSH2では、会員情報収集部40
3は、代行会社サーバ300より会員情報を受信したか
否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
【0109】ステップSH3では、制御部402は、携
帯端末9001 〜900s のうちいずれかの携帯端末か
ら送信された会員IDが入出店検出器5001 (図1参
照)に検出されたか否かを判断し、この場合、判断結果
を「No」とする。
【0110】ステップSH4では、決済処理部406
は、携帯端末9001 〜900s のうちいずれかの携帯
端末が携帯端末コネクタ6001 (図1参照)に接続さ
れたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」と
する。以後、店舗サーバ400 1 では、判断結果が「Y
es」となるまでステップSH1〜ステップSH4が繰
り返される。なお、クレジットカード会社サーバ100
2 〜100n も、上述したクレジットカード会社サーバ
1001 と同様に動作する。
【0111】また、図19に示したステップSD1で
は、図4に示した代行会社サーバ300の制御部302
は、カード利用優先度情報データベース370(図7参
照)からカード利用優先度情報を取得する。ステップS
D2では、制御部302は、ネットワーク200を介し
て、上記カード利用優先度情報を店舗サーバ4001
400m へそれぞれ送信する。
【0112】そして、カード利用優先度情報が図8に示
した店舗サーバ4001 に受信されると、制御部402
は、図23に示したステップSH1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSH5では、制御部402は、カ
ード利用優先度情報をカード利用優先度情報データベー
ス480(図12参照)に格納する。同様にして、店舗
サーバ4002 〜400m においても、受信されたカー
ド利用優先度情報がカード利用優先度情報データベース
(図示略)に格納される。
【0113】図19に戻り、ステップSD3では、カー
ド会社販売促進情報収集部304は、クレジットカード
会社サーバ1001 〜100n からのカード会社販売促
進情報を受信したか否かを判断し、この場合、判断結果
を「No」とする。ステップSD4では、会員情報収集
部303は、クレジットカード会社サーバ1001 〜1
00n からの会員情報を受信したか否かを判断し、この
場合、判断結果を「No」とする。
【0114】ステップSD5では、決済処理部305
は、店舗サーバ4001 〜400m のうちいずれかの店
舗サーバからの会員ID(景品優先度問い合わせ用)を
受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を「N
o」とする。ステップSD6では、決済処理部305
は、店舗サーバ4001 〜400m のうちいずれかの店
舗サーバからの与信情報を受信したか否かを判断し、こ
の場合、判断結果を「No」とする。
【0115】ステップSD7では、決済処理部305
は、店舗サーバ4001 〜400m のうちいずれかの店
舗サーバからの請求情報を受信したか否かを判断し、こ
の場合、判断結果を「No」とする。以後、代行会社サ
ーバ300においては、判断結果が「Yes」となるま
で、ステップSD3〜ステップSD7が繰り返される。
【0116】また、図29に示したステップSN1で
は、図13に示した携帯端末9001の制御部903
は、会員登録を目的として、クレジットカード会社サー
バ100 1 〜100n のうちいずれかのクレジットカー
ド会社サーバへのアクセス要求があるか否かを判断し、
この場合、判断結果を「No」とする。
【0117】ステップSN2では、制御部903は、代
行会社サーバ300からのカード会社販売促進情報を受
信したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」
とする。ステップSN3では、制御部903は、店舗サ
ーバ4001 〜400m のうちいずれかの店舗サーバか
らの店舗販売促進情報を受信したか否かを判断し、この
場合、判断結果を「No」とする。
【0118】ステップSN4では、制御部903は、携
帯端末コネクタ6001 〜600mのうちいずれかの携
帯端末コネクタにコネクタ912が接続されたか否かを
判断し、この場合、判断結果を「No」とする。以後、
携帯端末9001 においては、判断結果が「Yes」と
なるまで、ステップSN1〜ステップSN4が繰り返さ
れる。なお、携帯端末9002 〜900s も、上述した
携帯端末9001 と同様に動作する。
【0119】そして、クレジットカード会社で新規のカ
ード会社販売促進情報が入力されると、クレジットカー
ド会社サーバ1001 は、図16に示したステップSA
3の判断結果を「Yes」とする。ステップSA7で
は、クレジットカード会社サーバ1001 は、ネットワ
ーク200を介して、カード会社販売促進情報を代行会
社サーバ300へ送信する。なお、クレジットカード会
社サーバ1002 〜100n も、クレジットカード会社
サーバ1001 と同様にカード会社販売促進情報を代行
会社サーバ300へ送信する。
【0120】これらのカード会社販売促進情報を受信す
ると、図4に示した代行会社サーバ300のカード会社
販売促進情報収集部304は、図19に示したステップ
SD3の判断結果を「Yes」とする。ステップSD8
では、カード会社販売促進情報収集部304は、カード
会社販売促進情報をカード会社販売促進情報データベー
ス360(図6参照)に格納する。
【0121】ここで、図1に示した携帯端末9001
携帯している「日本 太郎」は、「まるとくカード」お
よび「丸菱カード」という二社のクレジットカードを保
有しているとする。この状態で、「日本 太郎」は、
「日本クレジット」に新規会員登録すべく、図13に示
した操作キー部906を操作して、クレジットカード会
社サーバ1001 (「日本クレジット」)のURLを入
力する。
【0122】これにより、制御部903は、図29に示
したステップSN1の判断結果を「Yes」とする。ス
テップSN8では、制御部903は、ネットワーク20
0を介して、クレジットカード会社サーバ1001 にア
クセスし、会員登録処理を実行する。
【0123】そして、会員登録要求があると、クレジッ
トカード会社サーバ1001 は、図16に示したステッ
プSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップSA
5では、クレジットカード会社サーバ1001 は、会員
登録処理を実行する。
【0124】具体的には、図17に示したステップSB
1では、クレジットカード会社サーバ1001 は、携帯
端末9001 の表示部905に、図31に示した会員登
録画面1000を表示させる。ステップSB2では、ク
レジットカード会社サーバ1001 は、会員登録画面1
000に対応する会員情報を受信したか否かを判断し、
この場合、判断結果を「No」として同判断を繰り返
す。
【0125】この会員登録画面1000は、クレジット
カードの新規会員登録のための画面であり、会員情報を
入力するための画面である。「日本 太郎」は、図13
に示した操作キー部906を操作して、会員登録画面1
000の「氏名」、「性別」、「生年月日」、「メール
アドレス」等の会員情報を入力した後、送信指示を出
す。
【0126】そして、上記会員情報がクレジットカード
会社サーバ1001 に受信されると、クレジットカード
会社サーバ1001 は、図17に示したステップSB2
の判断結果を「Yes」とする。ステップSB3では、
クレジットカード会社サーバ1001 は、図2に示した
会員情報データベース1501 に、「会員ID」に対応
付けて上記会員情報を格納する。
【0127】ステップSB4では、クレジットカード会
社サーバ1001 は、図32に示した登録完了画面11
00を表示部905(図13)に表示させる。ステップ
SB5では、クレジットカード会社サーバ1001 は、
会員情報データベース150 1 に格納された会員情報
(会員ID=00001)を携帯端末9001 (「日本
太郎」)および代行会社サーバ300へ送信する。
【0128】そして、上記会員情報が図13に示した携
帯端末9001 に受信されると、制御部903は、会員
情報をクレジットカード情報としてクレジットカード情
報格納部913に格納する。これにより、図29に示し
たステップSN8の会員登録処理が終了する。
【0129】一方、上記会員情報が代行会社サーバ30
0に受信されると、図4に示した代行会社サーバ300
の会員情報収集部303は、図19に示したステップS
D4の判断結果を「Yes」とする。ステップSD9で
は、会員情報収集部303は、会員登録処理を実行す
る。
【0130】具体的には、図20に示したステップSE
1では、会員情報収集部303は、図5に示した会員情
報データベース350に、受信した会員情報を格納す
る。ステップSE2では、会員情報収集部303は、店
舗サーバ4001 〜400m へ上記会員情報を送信す
る。
【0131】そして、会員情報が図8に示した店舗サー
バ4001 に受信されると、会員情報収集部403は、
図23に示したステップSH2の判断結果を「Yes」
とする。ステップSH6では、会員情報収集部403
は、上記会員情報を図9に示した会員情報データベース
450に格納する。他の店舗サーバ4002 〜400m
においても、店舗サーバ4001 と同様にして、会員情
報が会員情報データベース(図示略)にそれぞれ格納さ
れる。
【0132】図20に戻り、ステップSE3では、代行
会社サーバ300(図4参照)の制御部302は、図6
に示したカード会社販売促進情報データベース360か
ら、当該会員情報(「日本クレジット」)に対応するカ
ード会社販売促進情報を取得する。ステップSE4で
は、制御部302は、携帯端末9001 へ上記カード会
社販売促進情報を送信する。具体的には、上記カード会
社販売促進情報は、図5に示した「日本 太郎」の「メ
ールアドレス」(=taro@abc.com)宛に送信される。
【0133】そして、カード会社販売促進情報が図13
に示した携帯端末9001 に受信されると、制御部90
3は、図29に示したステップSN2の判断結果を「Y
es」とする。ステップSN9では、制御部903は、
カード会社販売促進情報(「日本クレジット」)に基づ
いて、図33に示したカード会社販売促進画面1200
を表示部905に表示させる。これにより、「日本 太
郎」が「日本クレジット」に会員登録するための一連の
処理が終了する。
【0134】つぎに、A店舗において、「日本 太郎」
がクレジットカードで買い物の決済を行う例について説
明する。携帯端末9001 を携帯した「日本 太郎」が
A店舗の出入口から入店すると、携帯端末9001 から
送信されている会員ID(=00001)が入出店検出
器5001 に検出される。
【0135】これにより、図8に示した店舗サーバ40
1 の制御部402は、図23に示したステップSH3
の判断結果を「Yes」とする。ステップSH7では、
入出店処理が実行される。
【0136】具体的には、図24に示したステップSI
1では、制御部402は、図9に示した会員情報データ
ベース450を参照して、会員ID(=00001、
「日本太郎」)に対応する「入店フラグ」が「1」であ
るか否かを判断する。この場合、「入店フラグ」は、
「0」(入店直前の状態)である。従って、制御部40
2は、ステップSI1の判断結果を「No」とする。
【0137】ステップSI2では、制御部402は、入
店処理を実行する。具体的には、図25に示したステッ
プSJ1では、制御部402は、図9に示した会員情報
データベース450における会員ID(=00001、
「日本 太郎」)に対応する「入店フラグ」を「0」か
ら「1」に設定する。これにより、「日本 太郎」は、
A店舗に入店している状態とされる。
【0138】ステップSJ2では、会員分布解析部40
4は、会員情報データベース450から、会員ID(=
0001)をキーとして、「日本 太郎」に関する属性
情報(「性別」、「生年月日」、「クレジットカード会
社」)を取得する。
【0139】ステップSJ3では、会員分布解析部40
4は、属性情報に基づいて、図10に示した会員分布情
報データベース460を更新する。具体的には、会員分
布解析部404は、「日本 太郎」が会員となっている
クレジットカード会社として「日本クレジット」、「ま
るとくカード」および「丸菱カード」という三社を認識
する。つぎに、会員分布解析部404は、「生年月日」
および「性別」より、「日本 太郎」の年齢(=例え
ば、30歳)および男であることを認識する。
【0140】つぎに、会員分布解析部404は、図10
に示した会員分布情報データベース460において、
「日本 太郎」に関する数値を更新する。ここで、更新
される数値は、上記三社に関する「男女人数(比
率)」、「男性人数(比率)」、「女性人数(比率)」
(ただし、(比率)のみ)「男性年齢別人数(比率)」
(20歳〜30歳)および「合計」である。このよう
に、実施の形態1では、会員が店舗に入店すると、リア
ルタイムで会員の分布が解析される。
【0141】図25に戻り、ステップSJ4では、店舗
販売促進処理部405は、会員ID(=00001)を
キーとして、図9に示した会員情報データベース450
の「提携フラグ」が「1」であるか否かを判断する。こ
の場合、A店舗と提携している「日本クレジット」の
「提携フラグ」が「1」とされている。すなわち、「日
本 太郎」は、「日本クレジット」の提携型のクレジッ
トカードを保有しているのである。
【0142】従って、この場合には、店舗販売促進処理
部405は、ステップSJ4の判断結果を「Yes」と
する。ステップSJ5では、店舗販売促進処理部405
は、図11に示した店舗販売促進情報データベース47
0から、A店舗に入店した「日本 太郎」の属性情報
(男、30歳)をキーとして、店舗販売促進情報を取得
する。
【0143】この場合は、「男女共通」、「男性」およ
び「男性20歳〜30歳」に対応する店舗販売促進情報
が取得される。ステップSJ6では、店舗販売促進処理
部405は、会員情報データベース450から得られる
(図9参照)携帯端末900 1 のメールアドレス宛に、
ステップSJ5で取得した店舗販売促進情報を送信す
る。なお、「提携フラグ」が「0」である場合、ステッ
プSJ4の判断結果が「No」とされる。なお、実施の
形態1では、会員情報データベース450から得られる
属性情報に基づいて、店舗販売促進情報を当該携帯端末
へ送信するようにしてもよい。
【0144】そして、上記店舗販売促進情報が図13に
示した携帯端末9001 に受信されると、制御部903
は、図29に示したステップSN3の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSN10では、制御部903は、
店舗販売促進情報に基づいて、表示部905に、図34
に示した店舗販売促進画面1300を表示させる。
【0145】これにより、「日本 太郎」は、「日本ク
レジット」のクレジットカード(提携型)を用いて、A
店舗で各種メリットを享受できる。一方、A店舗にとっ
てみれば、上記各種メリットをトリガとして、他のクレ
ジットカードに先駆けて、「日本クレジット」のクレジ
ットカードを「日本 太郎」に積極的に利用してもらう
可能性が高まる。
【0146】そして、「日本 太郎」が商品をレジに持
ち込み、クレジットカードでの決済を販売員に申し出る
と、販売員は、「日本 太郎」から携帯端末9001
預かり、携帯端末コネクタ6001 (図1参照)をコネ
クタ912(図13参照)に接続する。
【0147】これにより、携帯端末9001 の制御部9
03は、図29に示したステップSN4の判断結果を
「Yes」とする。ステップSN5では、制御部903
は、会員ID(=00001)をコネクタ912および
図1に示した携帯端末コネクタ6001 を介して、店舗
サーバ4001 へ送信する。
【0148】ステップSN6では、制御部903は、店
舗サーバ4001 からの優先順位情報を受信したか否か
を判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判
断を繰り返す。
【0149】また、携帯端末コネクタ6001 (図1参
照)にコネクタ912(図13参照)が接続されると、
図8に示した店舗サーバ4001 の決済処理部406
は、図23に示したステップSH4の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSH8では、決済処理部406
は、カード決済処理を実行する。
【0150】具体的には、図27に示したステップSL
1では、決済処理部406は、携帯端末9001 からの
会員ID(=00001)を受信したか否かを判断し、
この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返
す。そして、ステップSN5(図29参照)で送信され
た会員ID(=00001)が店舗サーバ4001 に受
信されると、決済処理部406は、ステップSL1の判
断結果を「Yes」とする。
【0151】ステップSL2では、決済処理部406
は、カード利用優先順位決定処理を実行する。具体的に
は、図28に示したステップSM1では、決済処理部4
06は、代行会社サーバ300へ会員ID(=0000
1)を送信する。ステップSM2では、決済処理部40
6は、代行会社サーバ300から景品優先度情報を受信
したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」と
して同判断を繰り返す。
【0152】そして、会員ID(=00001)が図4
に示した代行会社サーバ300に受信されると、決済処
理部305は、図19に示したステップSD5の判断結
果を「Yes」とする。ステップSD10では、決済処
理部305は、景品優先度決定処理を実行する。
【0153】具体的には、図21に示したステップSF
1では、決済処理部305は、図5に示した会員情報デ
ータベース350から、「日本 太郎」に関する会員I
D(=00001)をキーとして、「クレジットカード
会社」に対応付けて「景品獲得残額」を取得する。この
場合、以下の情報が取得される。
【0154】 (クレジットカード会社) (景品獲得残額) 日本クレジット 10000 まるとくカード 25000 丸菱カード 20000
【0155】ステップSF2では、決済処理部305
は、上記景品獲得残額と、予め設定されているしきい値
(=15000)とを比較する。ステップSF3では、
決済処理部305は、ステップSF2の比較結果に基づ
いて、クレジットカード会社毎に景品優先度を決定す
る。具体的には、景品獲得残額がしきい値以下である場
合には、景品優先度が「20」とされる。一方、景品獲
得残額がしきい値より大きい場合には、景品優先度が
「0」とされる。以下に、決定された景品優先度を列挙
する。
【0156】 (クレジットカード会社) (景品獲得残額) (景品優先度) 日本クレジット 10000 20 まるとくカード 25000 0 丸菱カード 20000 0
【0157】ステップSF4では、決済処理部305
は、会員ID(=00001)、クレジットカード会
社、景品獲得残額および景品優先度を図15に示した景
品優先度情報Jとして、店舗サーバ4001 へ送信す
る。
【0158】そして、景品優先度情報Jが図8に示した
店舗サーバ4001 に受信されると、決済処理部406
は、図28に示したステップSM2の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSM3では、決済処理部406
は、図12に示したカード利用優先度情報データベース
480から基本優先度および提携優先度の情報を取得す
る。
【0159】具体的には、決済処理部406は、図9に
示した会員情報データベース450から、会員ID(=
00001)をキーとして、「クレジットカード会社」
(「日本クレジット」、「まるとくカード」および「丸
菱カード」)の情報を取得する。
【0160】つぎに、決済処理部406は、「クレジッ
トカード会社」(「日本クレジット」、「まるとくカー
ド」および「丸菱カード」)をキーとして、図12に示
したカード利用優先度情報データベース480から、
「基本優先度」および「提携優先度」の情報をカード会
社毎に取得する。以下に、取得された情報を列挙する。
【0161】 (クレジットカード会社) (基本優先度) (提携優先度) 日本クレジット 50 20 まるとくカード 60 20 丸菱カード 10 20
【0162】つぎに、決済処理部406は、図12に示
したカード利用優先度情報データベース480の「提携
店舗」の情報を参照し、取得された三社分の「提携優先
度」のうち、A店舗が提携店舗となっている「提携優先
度」はそのままに、一方、A店舗が提携店舗となってい
ない「提携優先度」を「0」にする。以下、その結果を
列挙する。
【0163】 (クレジットカード会社) (基本優先度) (提携優先度) 日本クレジット 50 20 まるとくカード 60 0 丸菱カード 10 0
【0164】ステップSM4では、決済処理部406
は、「クレジットカード会社」、「提携フラグ」、「基
本優先度」、「提携優先度」、「景品優先度」、「優先
度合計」、「優先順位」、「景品獲得残額」等(図14
参照)からなる優先順位情報を携帯端末9001 へ送信
する。
【0165】つぎに、図27に示したステップSL3で
は、決済処理部406は、携帯端末9001 からのクレ
ジットカード情報を受信したか否かを判断し、この場
合、判断結果を「No」とし、同判断を繰り返す。
【0166】そして、ステップSM4(図28参照)で
送信された優先順位情報が図13に示した携帯端末90
1 に受信されると、制御部903は、図29に示した
ステップSN6の判断結果を「Yes」とする。ステッ
プSN7では、制御部903は、決済カード選択処理を
実行する。
【0167】具体的には、図30に示したステップSO
1では、制御部903は、図14に示した優先順位情報
データベース950に、受信した優先順位情報を格納す
る。この図からわかるように、優先順位は、「日本クレ
ジット」(提携型)、「まるとくカード」、「丸菱カー
ド」とされている。
【0168】ステップSO2では、制御部903は、図
14に示した優先順位情報データベース950におい
て、「優先順位」が「1」に対応する景品優先度が「2
0」であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Y
es」とする。なお、ステップSO2の判断結果が「N
o」である場合、制御部903は、ステップSO3の処
理を実行する。
【0169】ステップSO8では、制御部903は、図
14に示した優先順位が「1」である「日本クレジッ
ト」および「景品獲得残額」(=10000)に基づい
て、図35に示した景品獲得画面1400を表示部90
5に表示させる。
【0170】これにより、「日本 太郎」は、「日本ク
レジット」のクレジットカードを10000円以上利用
した場合、景品が獲得できることを認識する。すなわ
ち、この場合には、A店舗に手数料割引等のメリットが
ある「日本クレジット」のクレジットカードを「日本
太郎」に積極的に宣伝しているのである。
【0171】図30に戻り、ステップSO3では、制御
部903は、優先順位情報データベース950(図14
参照)の「優先順位」および「クレジットカード会社」
に基づいて、図36に示した決済カード選択画面150
0を表示部905に表示させる。この決済カード選択画
面1500は、「日本 太郎」が保有している三種類の
クレジットカードのうちいずれかを決済カードとして選
択させるための画面である。
【0172】ステップSO4では、制御部903は、決
済カード選択画面1500より決済カードが選択された
か否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とし
て、同判断を繰り返す。そして、「日本 太郎」は、景
品獲得(景品獲得画面1400:図35参照)や優先順
位の観点から、例えば、優先順位が「1」の「日本クレ
ジット」のクレジットカードを選択する。
【0173】これにより、制御部903は、ステップS
O4の判断結果を「Yes」とする。ステップSO5で
は、制御部903は、図37に示した決済カード確認画
面1600を表示部905に表示させる。この決済カー
ド確認画面1600は、選択されたクレジットカード
(この場合、「日本クレジット」)で決済するか、また
は他のクレジットカードで決済するかを「日本 太郎」
に確認させるための画面である。
【0174】ステップSO6では、制御部903は、図
37に示した「1.OK」が選択されたか否かを判断す
る。ここで、図37に示した「2.他のクレジットカー
ドで決済」が選択された場合、制御部903は、ステッ
プSO6の判断結果を「No」として、前述したステッ
プSO3以降の処理を実行し、決済カードを再度選択さ
せる。
【0175】この場合、図37に示した「1.OK」が
選択されたとすると、制御部903は、ステップSO6
の判断結果を「Yes」とする。ステップSO7では、
制御部903は、当該決済カード(この場合、「日本ク
レジット」)に対応するクレジットカード情報をクレジ
ットカード情報格納部913から取得した後、コネクタ
912および携帯端末コネクタ6001(図1参照)を
介して、このクレジットカード情報を店舗サーバ400
1 へ送信する。
【0176】そして、「日本クレジット」に対応するク
レジットカード情報が図8に示した店舗サーバ4001
に受信されると、決済処理部406は、図27に示した
ステップSL3の判断結果を「Yes」とする。
【0177】ステップSL4では、決済処理部406
は、「日本 太郎」に関する与信情報(会員ID、カー
ド番号、利用金額(例えば、5000円)等)を代行会
社サーバ300へ送信する。ステップSL5では、決済
処理部406は、上記与信情報の応答としての与信結果
情報を受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を
「No」として、同判断を繰り返す。
【0178】そして、与信情報が図4に示した代行会社
サーバ300に受信されると、決済処理部305は、図
19に示したステップSD6の判断結果を「Yes」と
する。ステップSD11では、決済処理部305は、与
信処理を実行する。
【0179】具体的には、図22に示したステップSG
1では、決済処理部305は、与信情報をクレジットカ
ード会社サーバ1001(日本クレジット」)へ送信す
る。ステップSG2では、決済処理部305は、図1に
示したクレジットカード会社サーバ1001 からの与信
結果情報および更新情報を受信したか否かを判断し、こ
の場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返
す。
【0180】そして、与信情報がクレジットカード会社
サーバ1001 に受信されると、クレジットカード会社
サーバ1001 は、図16に示したステップSA2の判
断結果を「Yes」とする。ステップSA6では、クレ
ジットカード会社サーバ1001 は、与信処理を実行す
る。
【0181】具体的には、図18に示したステップSC
1では、クレジットカード会社サーバ1001 は、与信
情報に含まれるカード番号をキーとして、図2に示した
会員情報データベース1501 を照会する。ステップS
C2では、クレジットカード会社サーバ1001 は、
「日本 太郎」に対応する「利用額」(40000+5
000)が「利用限度額」(=300000)以下であ
るか否かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」と
する。すなわち、この場合には、「日本 太郎」に関す
る与信結果がOK(カード決済可能)とされたのであ
る。
【0182】ステップSC3では、クレジットカード会
社サーバ1001 は、会員情報データベース1501
おける「日本 太郎」に関する「利用額」、「利用残
額」および「景品獲得残額」(更新情報)を会員情報デ
ータベース1501 に上書きする。ステップSC4で
は、クレジットカード会社サーバ1001 は、与信結果
情報(=OK)および更新情報を代行会社サーバ300
へ送信する。
【0183】なお、ステップSC2の判断結果が「N
o」である場合、すなわち、「日本太郎」に関する与信
結果がNG(カード決済不可)である場合、ステップS
C5では、クレジットカード会社サーバ1001 は、与
信結果情報(=NG)を代行会社サーバ300へ送信す
る。
【0184】そして、クレジットカード会社サーバ10
1 からの与信結果情報(=OK)および更新情報が図
4に示した代行会社サーバ300に受信されると、決済
処理部305は、図22に示したステップSG2の判断
結果を「Yes」とする。ステップSG3では、決済処
理部305は、与信結果情報から得られる与信結果がO
Kであるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Ye
s」とする。
【0185】ステップSG4では、決済処理部305
は、「日本 太郎」および「日本クレジット」に対応す
る更新情報(「利用額」、「利用残額」および「景品獲
得残額」)に基づいて、図5に示した会員情報データベ
ース350を更新する。
【0186】ステップSG5では、決済処理部305
は、店舗サーバ4001 へ与信結果情報(=OK)を送
信する。なお、ステップSG3の判断結果が「No」で
ある場合、ステップSG6では、決済処理部305は、
店舗サーバ4001 へ与信結果情報(=NG)を送信す
る。
【0187】そして、代行会社サーバ300からの与信
結果情報(=OK)が図8に示した店舗サーバ4001
に受信されると、決済処理部406は、図27に示した
ステップSL5の判断結果を「Yes」とする。ステッ
プSL6では、決済処理部406は、与信結果情報から
得られる与信結果がOKであるか否かを判断し、この場
合、判断結果を「Yes」とする。
【0188】ステップSL7では、決済処理部406
は、「日本クレジット」のクレジットカードの利用金額
(5000円)、会員ID等を含む請求情報を代行会社
サーバ300へ送信する。ステップSL8では、決済処
理部406は、携帯端末900 1 の表示部905(図1
3参照)にカード決済が完了した旨を表す決済情報を表
示させる。
【0189】なお、ステップSL6の判断結果が「N
o」である場合、すなわち、与信結果がNGである場
合、ステップSL9では、決済処理部406は、携帯端
末900 1 の表示部905に、「日本クレジット」のク
レジットカードで決済ができない旨を表す決済拒絶情報
を表示させる。
【0190】そして、ステップSL7で送信された請求
情報が図4に示した代行会社サーバ300に受信される
と、代行会社サーバ300の決済処理部305は、図1
9に示したステップSD7の判断結果を「Yes」とす
る。
【0191】ステップSD12では、決済処理部305
は、クレジットカード会社サーバ1001 (「日本クレ
ジット」)へ請求情報を送信する。この請求情報がクレ
ジットカード会社サーバ1001 に受信されると、クレ
ジットカード会社サーバ1001 は、図16に示したス
テップSA4の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SA8では、請求情報に基づいて、カード会員の金融機
関口座から利用金額を引き落とすための請求処理を実行
する。
【0192】図19に示したステップSD13では、決
済処理部305は、利用店舗名、利用日時、カード会
社、カード番号、利用金額等からなる利用明細情報を店
舗サーバ4001 へ送信する。これにより、一連のカー
ド決済が完了する。
【0193】そして、カード決済を終えた「日本 太
郎」がA店舗の出入口から出店すると、携帯端末900
1 から送信されている会員ID(=00001)が入出
店検出器5001 に検出される。
【0194】これにより、図8に示した店舗サーバ40
1 の制御部402は、図23に示したステップSH3
の判断結果を「Yes」とする。ステップSH7では、
前述した入出店処理が実行される。
【0195】すなわち、図24に示したステップSH1
では、制御部402は、図9に示した会員情報データベ
ース450を参照して、会員ID(=00001、「日
本太郎」)に対応する「入店フラグ」が「1」であるか
否かを判断する。この場合、「入店フラグ」は、「1」
(出店直前の状態)である。従って、制御部402は、
ステップSI1の判断結果を「Yes」とする。
【0196】ステップSI3では、制御部402は、出
店処理を実行する。具体的には、図26に示したステッ
プSK1では、制御部402は、図9に示した会員情報
データベース450における会員ID(=00001、
「日本 太郎」)に対応する「入店フラグ」を「1」か
ら「0」に設定する。これにより、「日本 太郎」は、
A店舗から出店している状態とされる。
【0197】ステップSK2では、会員分布解析部40
4は、会員情報データベース450から、会員ID(=
0001)をキーとして、「日本 太郎」に関する属性
情報(「性別」、「生年月日」、「クレジットカード会
社」)を取得する。
【0198】ステップSK3では、会員分布解析部40
4は、属性情報に基づいて、図10に示した会員分布情
報データベース460を更新する。具体的には、会員分
布解析部404は、「日本 太郎」が会員となっている
クレジットカード会社として「日本クレジット」、「ま
るとくカード」および「丸菱カード」という三社を認識
する。つぎに、会員分布解析部404は、「生年月日」
および「性別」より、「日本 太郎」の年齢(=例え
ば、30歳)および男であることを認識する。
【0199】つぎに、会員分布解析部404は、図10
に示した会員分布情報データベース460において、
「日本 太郎」に関する数値を更新する。ここで、更新
される数値は、上記三社に関する「男女人数(比
率)」、「男性人数(比率)」、「女性人数(比率)」
(ただし、(比率)のみ)、「男性年齢別人数(比
率)」(20歳〜30歳)および「合計」である。
【0200】なお、実施の形態1では、会員分布情報デ
ータベース460の人数や比率と、予め設定されたしき
い値との比較結果に基づいて、カード会員へ報知すべき
情報を変化させるようにしてもよい。また、会員分布情
報データベース460は、店舗におけるマーケティング
にも利用される。
【0201】また、実施の形態1においては、図14に
示した「基本優先度」、「提携優先度」および「景品優
先度」に基づいて優先順位を決定する例について説明し
たが、「基本優先度」のみ、「提携優先度」のみ、「景
品優先度」のみ、「基本優先度」+「提携優先度」、
「基本優先度」+「景品優先度」または「提携優先度」
+「景品優先度」に基づいて、優先順位を決定するよう
にしてもよい。
【0202】また、実施の形態1においては、図30に
示したステップSO4で決済カードが選択された後に、
当該決済カードに対応するカード会社販売促進情報(カ
ード会社販売促進情報データベース360:図6参照)
を図13に示した携帯端末9001 の表示部905に表
示させるようにしてもよい。
【0203】また、実施の形態1においては、図1に示
した携帯端末コネクタ6001 に携帯端末9001 が接
続された時点でカード会員の入店を検出し、また、接続
が解除された時点でカード会員の出店を検出するように
してもよい。
【0204】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、携帯端末9001 〜900s のうちいずれかの携帯
端末において、図1に示したA店舗〜M店舗のうちいず
れかの店舗へのカード会員の入店をトリガとして、複数
のクレジットカードの利用に関するメリットをキーとし
た優先順位情報を店舗サーバ4001 〜400m のうち
いずれかの店舗サーバより受信し、この優先順位情報に
基づいて、複数のクレジットカードの中から利用すべき
クレジットカードを選択させるようにしたので、カード
会員や店舗のメリットを考慮して、クレジットカードを
効果的に使い分けることができる。
【0205】また、実施の形態1によれば、携帯端末9
001 〜900s のうちいずれかの携帯端末において、
クレジットカードの景品獲得残額(利用状況)に基づく
優先順位情報や、クレジットカードを発行しているクレ
ジットカード会社と店舗との提携の有無に基づく優先順
位情報を受信するようにしたので、店舗のメリット(手
数料割引等)を考慮してクレジットカードを効果的に使
い分けることができる。
【0206】また、実施の形態1によれば、携帯端末9
001 〜900s のうちいずれかの携帯端末において、
クレジットカード会社からカード会員への景品プレゼン
ト(特典)に連動する景品獲得残額(利用金額)に基づ
く優先順位情報を受信するようにしたので、景品を早期
に獲得させるために、カード会員に対して当該クレジッ
トカードの選択を喚起することができる。
【0207】また、実施の形態1によれば、携帯端末9
001 〜900s のうちいずれかの携帯端末において、
店舗サーバ4001 〜400m のうちいずれかの店舗サ
ーバから提供される店舗販売促進情報(店舗販売促進情
報データベース470:図11参照)を受信し、この店
舗販売促進情報をカード会員に提示(店舗販売促進画面
1300:図34参照)するようにしたので、提携型の
クレジットカードの利用をカード会員に喚起することが
できる。
【0208】また、実施の形態1によれば、携帯端末9
001 〜900s のうちいずれかの携帯端末において、
カード会員の属性(性別、年齢等)に応じた店舗販売促
進情報を受信するようにしたので、喚起のターゲットを
絞ることができ、より効果的に提携型のクレジットカー
ドの利用をカード会員に喚起することができる。
【0209】また、実施の形態1によれば、携帯端末9
001 〜900s のうちいずれかの携帯端末において、
複数のクレジットカードを発行している複数のクレジッ
トカード会社からそれぞれ提供されるカード会社販売促
進情報(カード会社販売促進情報データベース360:
図6参照)を受信し、このカード会社販売促進情報をカ
ード会員に提示(カード会社販売促進画面1200:図
33参照)するようにしたので、クレジットカードの利
用をカード会員に喚起することができる。
【0210】また、実施の形態1によれば、携帯端末9
001 〜900s のうちいずれかの携帯端末において、
選択されたクレジットカードに関するカード会社販売促
進情報をカード会員に提示するようにしたので、特定の
クレジットカードの利用をカード会員に喚起することが
できる。
【0211】また、実施の形態1によれば、店舗サーバ
4001 〜400m のうちいずれかの店舗サーバにおい
て、複数のクレジットカードに関するクレジットカード
情報を有する携帯端末9001 〜900s のうちいずれ
かの携帯端末へ上記優先順位情報を送信するようにした
ので、携帯端末側で優先順位に基づいて利用すべきクレ
ジットカードを選択させることができ、カード会員や店
舗のメリットを考慮して、クレジットカードを効果的に
使い分けることができる。
【0212】また、実施の形態1によれば、代行会社サ
ーバ300において、店舗サーバ4001 〜400m
うちいずれかの店舗サーバへ、景品優先度情報J(図1
5参照)へ送信するようにしたので、携帯端末側で、景
品優先度情報Jに対応する優先順位に基づいて利用すべ
きクレジットカードを選択させることができ、カード会
員や店舗のメリットを考慮して、クレジットカードを効
果的に使い分けることができる。
【0213】(実施の形態2)さて、実施の形態1で
は、図1に示した入出店検出器5001 により携帯端末
9001 から送信された会員IDを検出し、店舗サーバ
4001 側で入店および出店を認識する例について説明
したが、これに限られることなく、携帯端末9001
で入店および出店を認識するように構成してもよい。以
下では、この構成例を実施の形態2として説明する。
【0214】実施の形態2において、携帯端末9001
〜900m のそれぞれには、携帯端末(会員)の位置を
測定する測位手段としてのGPS(Global Positioning
System)および図38に示した店舗位置情報データベ
ース1700をそれぞれ備えている。GPSは、24個
の人工衛星のうち、最も受信しやすい3個の衛星からの
電波を受信することによって、携帯端末位置(x、y)
を求める機能を備えている。
【0215】図38に示した店舗位置情報データベース
1700は、図1に示したA店舗〜M店舗と、これらに
それぞれ対応する店舗位置範囲とに関する店舗位置情報
を格納するデータベースである。具体的には、店舗位置
情報データベース1700は、「店舗ID」、「店
舗」、「店舗位置範囲」、「店舗サーバURL」等のフ
ィールドを備えている。
【0216】「店舗ID」は、図1に示したA店舗〜M
店舗をそれぞれ識別するための識別子である。「店舗」
は、店舗の名称(A店舗〜M店舗)に関する情報であ
る。「店舗位置範囲」は、会員(携帯端末)が店舗に入
店したことを認識するための位置範囲を表す情報であ
る。
【0217】例えば、A店舗の場合には、GPSの測位
結果である携帯端末位置(x、y)が、店舗位置範囲P
1(x1±Δx1、y1±Δy1)内であるとき、携帯
端末側で入店が認識される。また、入店が認識された
後、携帯端末位置(x、y)が、店舗位置範囲P1(x
1±Δx1、y1±Δy1)を逸脱した場合、携帯端末
側で出店が認識される。
【0218】「店舗サーバURL」は、図1に示した店
舗サーバ4001 〜400m のそれぞれのURLに関す
る情報であり、携帯端末から店舗サーバへ入店または出
店を通知する場合に用いられる。また、実施の形態2で
は、店舗側で入店および出店を検出する必要が無いた
め、図1に示した入出店検出器5001 〜500m が不
要となる。
【0219】上記構成において、例えば、図1に示した
携帯端末9001 では、所定時間間隔で、GPSの測位
結果である携帯端末位置(x、y)と、店舗位置情報デ
ータベース1700(図38参照)の「店舗位置範囲」
とが比較される。ここで、携帯端末9001 を携帯して
いる「日本 太郎」がA店舗に入店すると、上記携帯端
末位置(x、y)が、図38に示した店舗位置範囲P1
(x1±Δx1、y1±Δy1)内となるため、制御部
903は、入店を検出する。
【0220】つぎに、制御部903は、移動通信ネット
ワーク700およびネットワーク200を介して、店舗
位置情報データベース1700(図38参照)における
A店舗に対応する店舗サーバURL(http://www.aaa.c
om)にアクセスし、「日本太郎」の会員ID(=000
01)と入店情報とを店舗サーバ4001 へ送信する。
この入店情報を受信すると、店舗サーバ4001 側で当
該会員の入店を認識し、前述した入出店処理(ステップ
SH7:図23参照)以降の処理が実行される。
【0221】そして、携帯端末9001 を携帯している
「日本 太郎」がA店舗から出店すると、上記携帯端末
位置(x、y)が、図38に示した店舗位置範囲P1
(x1±Δx1、y1±Δy1)を逸脱するため、制御
部903は、出店を検出する。
【0222】つぎに、制御部903は、移動通信ネット
ワーク700およびネットワーク200を介して、A店
舗に対応する店舗サーバURL(http://www.aaa.com)
にアクセスし、「日本 太郎」の会員ID(=0000
1)と出店情報とを店舗サーバ4001 へ送信する。こ
の出店情報を受信すると、店舗サーバ4001 側で当該
会員の出店を認識し、前述した入出店処理(ステップS
H7:図23参照)以降の処理が実行される。
【0223】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、携帯端末9001 〜900s に測位手段としてのG
PSをそれぞれ設け、携帯端末位置が店舗位置範囲(店
舗位置情報データベース1700:図38参照)内にあ
る場合、カード会員の入店を検出するようにしたので、
店舗側で入出店検出器(入出店検出器5001 〜500
m:図1参照)が不要となり、店舗側のコストを削減す
ることができる。
【0224】以上本発明にかかる実施の形態1および2
について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成
例はこれらの実施の形態1および2に限られるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
【0225】例えば、実施の形態1および2において
は、図1に示した携帯端末9001 に上記説明で述べた
クレジットカード情報だけを格納しておき、優先順位情
報や販売促進情報等を受信するのみとし、実際の決済
は、従来通り、樹脂製のクレジットカードを用いた方法
により行っても構わない。
【0226】また、前述した実施の形態1および2にお
いては、代行会社サーバ300、店舗サーバ4001
400m または携帯端末9001 〜900s の機能を実
現するためのクレジットカード処理プログラムを図39
に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体1900
に記録して、この記録媒体1900に記録されたクレジ
ットカード処理プログラムを同図に示したコンピュータ
1800に読み込ませ、実行することにより前述した機
能を実現するようにしてもよい。
【0227】コンピュータ1800は、上記クレジット
カード処理プログラムを実行するCPU1810と、キ
ーボード、マウス等の入力装置1820と、各種データ
を記憶するROM(Read Only Memory)1830と、演
算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memo
ry)1840と、記録媒体1900からクレジットカー
ド処理プログラムを読み取る読取装置1850と、ディ
スプレイ、プリンタ等の出力装置1860と、装置各部
を接続するバス1870とから構成されている。
【0228】CPU1810は、読取装置1850を経
由して記録媒体1900に記録されているクレジットカ
ード処理プログラムを読み込んだ後、このクレジットカ
ード処理プログラムを実行することにより、前述した機
能を実現する。なお、記録媒体1900には、光ディス
ク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク
等の可搬型の記録媒体が含まれることはもとより、ネッ
トワークのようにデータを一時的に記録保持するような
伝送媒体も含まれる。
【0229】(付記1)複数のクレジットカードに関す
るクレジットカード情報を格納部に格納する格納工程
と、店舗へのカード会員の入店をトリガとして、前記複
数のクレジットカードの利用に関するメリットをキーと
した優先順位情報を受信する優先順位情報受信工程と、
前記優先順位情報に基づいて、複数のクレジットカード
の中から利用すべきクレジットカードを選択させる選択
工程と、を含むことを特徴とするクレジットカード処理
方法。 (付記2)前記優先順位情報受信工程では、クレジット
カードの利用状況、またはクレジットカードを発行して
いるクレジットカード会社と店舗との提携の有無に基づ
く前記優先順位情報を受信することを特徴とする付記1
に記載のクレジットカード処理方法。 (付記3)前記利用状況は、クレジットカード会社から
カード会員への特典に連動する利用金額であることを特
徴とする付記2に記載のクレジットカード処理方法。 (付記4)店舗から提供される店舗販売促進情報を受信
する店舗販売促進情報受信工程と、受信された前記店舗
販売促進情報をカード会員に提示する店舗販売促進情報
提示工程とを含むことを特徴とする付記1〜3のいずれ
か一つに記載のクレジットカード処理方法。 (付記5)前記店舗販売促進情報受信工程では、カード
会員の属性に応じた前記店舗販売促進情報を受信するこ
とを特徴とする付記4に記載のクレジットカード処理方
法。 (付記6)前記複数のクレジットカードを発行している
複数のクレジットカード会社からそれぞれ提供されるカ
ード会社販売促進情報を受信するカード会社販売促進情
報受信工程と、受信された前記カード会社販売促進情報
をカード会員に提示するカード会社販売促進情報提示工
程とを含むことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つ
に記載のクレジットカード処理方法。 (付記7)前記カード会社販売促進情報提示工程では、
前記選択工程で選択されたクレジットカードに関するカ
ード会社販売促進情報をカード会員に提示することを特
徴とする付記6に記載のクレジットカード処理方法。 (付記8)前記優先順位情報受信工程では、外部装置か
ら通知される店舗へのカード会員の入店をトリガとし
て、前記優先順位情報を受信することを特徴とする付記
1〜7のいずれか一つに記載のクレジットカード処理方
法。 (付記9)自位置を測位する測位工程と、前記自位置と
店舗位置とを比較する比較工程と、前記自位置と前記店
舗位置とが所定の誤差内で一致した場合、カード会員の
入店を検出する入店検出工程とを含み、前記優先順位情
報受信工程では、前記入店検出工程に基づく店舗へのカ
ード会員の入店をトリガとして、前記優先順位情報を受
信することを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記
載のクレジットカード処理方法。 (付記10)複数のクレジットカードの利用に関するメ
リットをキーとした優先順位情報を生成する生成工程
と、前記複数のクレジットカードに関するクレジットカ
ード情報を有する携帯端末へ前記優先順位情報を送信す
る優先順位情報送信工程と、を含むことを特徴とするク
レジットカード処理方法。 (付記11)カード会員毎にクレジットカードの利用状
況を管理する管理工程と、複数のクレジットカード会社
のそれぞれから、自社のクレジットカードを利用した際
の特典情報を受信する特典情報受信工程と、前記利用状
況および前記特典情報に基づいて、複数のクレジットカ
ードの利用に関するメリットをキーとした優先順位情報
を生成する生成工程と、複数のクレジットカードに関す
るクレジットカード情報を有する携帯端末で用いられる
前記優先順位情報を送信する優先順位情報送信工程と、
を含むことを特徴とするクレジットカード処理方法。 (付記12)コンピュータを、複数のクレジットカード
に関するクレジットカード情報を格納する格納手段、店
舗へのカード会員の入店をトリガとして、前記複数のク
レジットカードの利用に関するメリットをキーとした優
先順位情報を受信する優先順位情報受信手段、前記優先
順位情報に基づいて、複数のクレジットカードの中から
利用すべきクレジットカードを選択させる選択手段、と
して機能させるためのクレジットカード処理プログラ
ム。 (付記13)コンピュータを、複数のクレジットカード
の利用に関するメリットをキーとした優先順位情報を生
成する生成手段、前記複数のクレジットカードに関する
クレジットカード情報を有する携帯端末へ前記優先順位
情報を送信する優先順位情報送信手段、として機能させ
るためのクレジットカード処理プログラム。 (付記14)コンピュータを、カード会員毎にクレジッ
トカードの利用状況を管理する管理手段、複数のクレジ
ットカード会社のそれぞれから、自社のクレジットカー
ドを利用した際の特典情報を受信する特典情報受信手
段、前記利用状況および前記特典情報に基づいて、複数
のクレジットカードの利用に関するメリットをキーとし
た優先順位情報を生成する生成手段、複数のクレジット
カードに関するクレジットカード情報を有する携帯端末
で用いられる前記優先順位情報を送信する優先順位情報
送信手段、として機能させるためのクレジットカード処
理プログラム。 (付記15)複数のクレジットカードに関するクレジッ
トカード情報を格納する格納手段と、店舗へのカード会
員の入店をトリガとして、前記複数のクレジットカード
の利用に関するメリットをキーとした優先順位情報を受
信する優先順位情報受信手段と、前記優先順位情報に基
づいて、複数のクレジットカードの中から利用すべきク
レジットカードを選択させる選択手段と、を備えたこと
を特徴とする携帯端末。 (付記16)複数のクレジットカードの利用に関するメ
リットをキーとした優先順位情報を生成する生成手段
と、前記複数のクレジットカードに関するクレジットカ
ード情報を有する携帯端末へ前記優先順位情報を送信す
る優先順位情報送信手段と、を備えたことを特徴とする
クレジットカード処理装置。 (付記17)カード会員毎にクレジットカードの利用状
況を管理する管理手段と、複数のクレジットカード会社
のそれぞれから、自社のクレジットカードを利用した際
の特典情報を受信する特典情報受信手段と、前記利用状
況および前記特典情報に基づいて、複数のクレジットカ
ードの利用に関するメリットをキーとした優先順位情報
を生成する生成手段と、複数のクレジットカードに関す
るクレジットカード情報を有する携帯端末で用いられる
前記優先順位情報を送信する優先順位情報送信手段と、
を備えたことを特徴とするクレジットカード処理装置。
【0230】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
店舗へのカード会員の入店をトリガとして、複数のクレ
ジットカードの利用に関するメリットをキーとした優先
順位情報を受信し、この優先順位情報に基づいて、複数
のクレジットカードの中から利用すべきクレジットカー
ドを選択させるようにしたので、カード会員や店舗のメ
リットを考慮して、クレジットカードを効果的に使い分
けることができるという効果を奏する。
【0231】また、本発明によれば、複数のクレジット
カードの利用に関するメリットをキーとした優先順位情
報を生成し、複数のクレジットカードに関するクレジッ
トカード情報を有する携帯端末へ上記優先順位情報を送
信するようにしたので、携帯端末側で優先順位に基づい
て利用すべきクレジットカードを選択させることがで
き、カード会員や店舗のメリットを考慮して、クレジッ
トカードを効果的に使い分けることができるという効果
を奏する。
【0232】また、本発明によれば、複数のクレジット
カードに関するクレジットカード情報を有する携帯端末
で用いられ、カード会員毎のクレジットカードの利用状
況および特典情報に基づいて、生成された複数のクレジ
ットカードの利用に関するメリットをキーとした優先順
位情報を生成するようにしたので、携帯端末側で優先順
位に基づいて利用すべきクレジットカードを選択させる
ことができ、カード会員や店舗のメリットを考慮して、
クレジットカードを効果的に使い分けることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した会員情報データベース1501
テーブル構造を示す図である。
【図3】図1に示した会員情報データベース1502
テーブル構造を示す図である。
【図4】図1に示した代行会社サーバ300の構成を示
すブロック図である。
【図5】図4に示した会員情報データベース350のテ
ーブル構造を示す図である。
【図6】図4に示したカード会社販売促進情報データベ
ース360のテーブル構造を示す図である。
【図7】図4に示したカード利用優先度情報データベー
ス370のテーブル構造を示す図である。
【図8】図1に示した店舗サーバ4001 の構成を示す
ブロック図である。
【図9】図8に示した会員情報データベース450のテ
ーブル構造を示す図である。
【図10】図8に示した会員分布情報データベース46
0のテーブル構造を示す図である。
【図11】図8に示した店舗販売促進情報データベース
470のテーブル構造を示す図である。
【図12】図8に示したカード利用優先度情報データベ
ース480のテーブル構造を示す図である。
【図13】図1に示した携帯端末9001 の構成を示す
ブロック図である。
【図14】図13に示した優先順位情報データベース9
50のテーブル構造を示す図である。
【図15】同実施の形態1における景品優先度情報Jの
一例を示す図である。
【図16】図1に示したクレジットカード会社サーバ1
001 〜100n の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図17】図16に示した会員登録処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】図16に示した与信処理を説明するフローチ
ャートである。
【図19】図1および図4に示した代行会社サーバ30
0の動作を説明するフローチャートである。
【図20】図19に示した会員登録処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図21】図19に示した景品優先度決定処理を説明す
るフローチャートである。
【図22】図19に示した与信処理を説明するフローチ
ャートである。
【図23】図1および図8に示した店舗サーバ4001
〜400m の動作を説明するフローチャートである。
【図24】図23に示した入出店処理を説明するフロー
チャートである。
【図25】図24に示した入店処理を説明するフローチ
ャートである。
【図26】図24に示した出店処理を説明するフローチ
ャートである。
【図27】図23に示したカード決済処理を説明するフ
ローチャートである。
【図28】図27に示したカード利用優先順位決定処理
を説明するフローチャートである。
【図29】図1および図13に示した携帯端末9001
〜900s の動作を説明するフローチャートである。
【図30】図29に示した決済カード選択処理を説明す
るフローチャートである。
【図31】同実施の形態1における会員登録画面100
0を示す図である。
【図32】同実施の形態1における登録完了画面110
0を示す図である。
【図33】同実施の形態1におけるカード会社販売促進
画面1200を示す図である。
【図34】同実施の形態1における店舗販売促進画面1
300を示す図である。
【図35】同実施の形態1における景品獲得画面140
0を示す図である。
【図36】同実施の形態1における決済カード選択画面
1500を示す図である。
【図37】同実施の形態1における決済カード確認画面
1600を示す図である。
【図38】本発明にかかる実施の形態2における店舗位
置情報データベース1700のテーブル構造を示す図で
ある。
【図39】本発明にかかる実施の形態1および2の変形
例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1001 〜100n クレジットカード会社サーバ 300 代行会社サーバ 302 制御部 303 会員情報収集部 304 カード会社販売促進情報収集部 305 決済処理部 4001 〜400m 店舗サーバ 402 制御部 403 会員情報収集部 404 会員分布解析部 405 店舗販売促進処理部 406 決済処理部 5001 〜500m 入出店検出器 9001 〜900s 携帯端末 903 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクレジットカードに関するクレジ
    ットカード情報を格納部に格納する格納工程と、 店舗へのカード会員の入店をトリガとして、前記複数の
    クレジットカードの利用に関するメリットをキーとした
    優先順位情報を受信する優先順位情報受信工程と、 前記優先順位情報に基づいて、複数のクレジットカード
    の中から利用すべきクレジットカードを選択させる選択
    工程と、 を含むことを特徴とするクレジットカード処理方法。
  2. 【請求項2】 複数のクレジットカードの利用に関する
    メリットをキーとした優先順位情報を生成する生成工程
    と、 前記複数のクレジットカードに関するクレジットカード
    情報を有する携帯端末へ前記優先順位情報を送信する優
    先順位情報送信工程と、 を含むことを特徴とするクレジットカード処理方法。
  3. 【請求項3】 カード会員毎にクレジットカードの利用
    状況を管理する管理工程と、 複数のクレジットカード会社のそれぞれから、自社のク
    レジットカードを利用した際の特典情報を受信する特典
    情報受信工程と、 前記利用状況および前記特典情報に基づいて、複数のク
    レジットカードの利用に関するメリットをキーとした優
    先順位情報を生成する生成工程と、 複数のクレジットカードに関するクレジットカード情報
    を有する携帯端末で用いられる前記優先順位情報を送信
    する優先順位情報送信工程と、 を含むことを特徴とするクレジットカード処理方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、 複数のクレジットカードに関するクレジットカード情報
    を格納する格納手段、 店舗へのカード会員の入店をトリガとして、前記複数の
    クレジットカードの利用に関するメリットをキーとした
    優先順位情報を受信する優先順位情報受信手段、 前記優先順位情報に基づいて、複数のクレジットカード
    の中から利用すべきクレジットカードを選択させる選択
    手段、 として機能させるためのクレジットカード処理プログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 カード会員毎にクレジットカードの利用状況を管理する
    管理手段、 複数のクレジットカード会社のそれぞれから、自社のク
    レジットカードを利用した際の特典情報を受信する特典
    情報受信手段、 前記利用状況および前記特典情報に基づいて、複数のク
    レジットカードの利用に関するメリットをキーとした優
    先順位情報を生成する生成手段、 複数のクレジットカードに関するクレジットカード情報
    を有する携帯端末で用いられる前記優先順位情報を送信
    する優先順位情報送信手段、 として機能させるためのクレジットカード処理プログラ
    ム。
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