JP2015103034A - プレミアム会員の発見システム及び発見方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客が持つクレジットカードに関する情報を店舗の店員に自動的に提示するシステムを提供する。【解決手段】会員が所有するホルダー端末1と,店舗の店員が所有するショップ端末2と,管理サーバ3を含む。管理サーバは,ホルダーIDとライセンスIDを関連付けて記憶するホルダー管理DBと,ライセンスIDとライセンス情報を関連付けて記憶するライセンサー管理DBを有する。ホルダー端末が,ホルダーIDをショップ端末に送信し,ショップ端末が,受信したホルダーIDを管理サーバに送信し,管理サーバ3が,受信したホルダーIDを用いてホルダー管理DBとライセンサー管理DBにアクセスしてホルダーIDに紐付くライセンス情報を読み出し,当該ライセンス情報をショップ端末に送信する。ショップ端末は,受信したライセンス情報を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は,クレジットカード等の所定のサービスに登録している会員を発見するためのシステム及び方法に関する。例えば,本発明のシステムは,クレジットカードの会員が店舗に入店してきたときに,その店舗の店員が,その会員を発見するために用いられる。また,本発明のシステムは,店舗に入店してきた会員が持つクレジットカードの種類やランクを,自動的に店員に提示することができる。このため,店舗の店員は,入店してきた会員に応じて適切なサービスを提供することができるようになる。
従来から,商品の販売やサービスの提供を行う業態の店舗において,顧客はその商品やサービスの対価を,クレジットカードを利用して支払うことができるようになっている。ここで,クレジットカードには,それを管理する会社に応じて,例えばVISAカード(登録商標)や,Masterカード(登録商標),AMEXカード(登録商標)など,様々な種類が存在する。また,各種のクレジットカードは,一般的に,例えばシルバーカードや,ゴールドカード,ブラックカードといったランク(グレード)に分類されている。クレジットカードのランクは,その会員の信用力に応じて階級分けされている。例えば,一般的に,シルバーカードの会員よりもゴールドカードの会員の方が信用力が高いものと認められていたり,ゴールドカードの会員よりもブラックカードの会員の方が信用力が高いものと認められている。また,クレジットカードは,種類やランクによって,利用可能上限金額や,入手方法,年会費,付帯サービスが異なっている。クレジットカードは,より信用力の高いカードほど利用上限額が高くなっていたり,より充実した付帯サービスを受けることができるようになっている。
このようなクレジットカードを利用した決済システムとしては,例えば,特開2008−176361号公報(特許文献1)に開示されるシステムが知られている。この特許文献1に記載のシステムは,複数の利用者の共通の支払いにおけるカード支払いを容易にすることによって,カードの利用を促進することとしている。
特開2008−176361号公報
ところで,商品の販売やサービスの提供に対する対価は,一般的に,後払いが多いとされている。顧客は,対価の支払いの際に財布からクレジットカードを取り出して店員に提示することとなるが,その対価の支払いが後払いであると,その店員は,最後の精算時までその顧客のクレジットカードの種類やランクを知ることができない。
一方で,商品を販売する店員やサービスの提供を行う店員が,顧客の入店時などの早い段階で,その顧客のクレジットカードの種類やランクを予め知ることができれば,その店員は顧客に対してより充実した接客を行うことができる場合がある。例えば,店舗に入店してきた顧客がブラックカードの会員であることが判れば,店舗の店員は,その顧客の信用力に応じた商品を提案することができたり,よりグレードの高いサービスを提供することができる。また,例えば,AMEXカード(登録商標)の加盟店である店舗の店員が,AMEXカード(登録商標)を持つ顧客が入店してきたことをすぐに知ることができれば,そのカードの種類に応じた追加的なサービスや商品を提供することもできる。また,顧客は予め自分のクレジットカードの種類やランクを店員に知らせることで,より優良なサービスの提供を受けることができるため,顧客にとっても好ましいことであるといえる。
このように,クレジットカードの種類やランクに関する情報は,商品の販売やサービスの提供などの商取引を促進させたり,商取引を円滑に進めるための有用な情報であるといえる。しかしながら,現在の商慣行や決済システムでは,店員が顧客のクレジットカードの種類やランクを予め知ることは難しくなっている。例えば,店員が顧客の入店時にクレジットカードの種類とランクを聞き出すことは,失礼にあたる行為であると認識される場合が多い。また,顧客が自らクレジットカードを店員に提示することもあまり印象の良い行為であるとはいえない。このため,顧客が店舗に入店した際に,暗黙の了解のうちに,顧客が持つクレジットカードに関する情報が店員に提示されるようになれば,顧客と店員の双方にメリットがあるといえる。
このため,本発明は,顧客が店舗に入店した際などに,その顧客が持つクレジットカードなどに関する情報を,その店舗の店員に自動的に提示することのできるシステムや方法を提供することを目的とする。
そこで,本発明の発明者は,上記の従来の問題点を解決する手段について鋭意検討した結果,クレジットカード等の会員が持つホルダー端末と,各種業態の店舗の店員が持つショップ端末との間で近距離線無線通信を行い,その店員が会員のクレジットカード等に関する情報を自動的に照会できるようにするという知見を得た。そして,本発明者は,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。
具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明の第1の側面は,会員発見システムに関する。
本発明の会員発見システムは,ホルダー端末1と,ショップ端末2と,管理サーバ3を含む。ホルダー端末1は,所定のサービスの会員によって保持される。ショップ端末2は,店舗に設置されるか又は当該店舗の店員によって保持される。管理サーバ3は,ショップ端末2と情報通信回線を通じて相互に接続される。
まず,ホルダー端末1は,ホルダーID記憶部11と,近距離送信部12と,を有する。ホルダーID記憶部11は,会員を特定するためのホルダーIDを記憶する。近距離送信部12は,ホルダーID記憶部11に記憶されているホルダーIDを,ショップ端末2に向けて送信する。
また,ショップ端末2は,近距離送信部22と,端末用の送信部23と,を有する。近距離送信部22は,近距離送信部12から送信されたホルダーIDを受信する。端末用の送信部23は,近距離受信部11が受信したホルダーIDを,管理サーバ3に向けて送信する。
また,管理サーバ3は,ホルダー管理DB31と,ライセンサー管理DB32と,サーバ用の受信部34と,管理制御部30と,サーバ用の送信部35と,を有する。ホルダー管理DB31は,ホルダーIDと関連付けて,会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスIDを記憶する。ライセンサー管理DB32は,ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶する。例えば,所定のサービスがクレジットカードに関するサービスである場合,「ライセンス情報」には,会員の個人情報や,クレジットカードの種類やランクに関する情報が含まれる。サーバ用の受信部34は,端末用の送信部23から送信されたホルダーIDを受信する。管理制御部30は,サーバ用の受信部34が受信したホルダーIDを用いて,ホルダー管理DB31及びライセンサー管理DB32にアクセスし,当該ホルダーIDに紐付くライセンス情報を読み出す。サーバ用の送信部35は,管理制御部30が読み出したライセンス情報を,ショップ端末2に向けて送信する。
また,ショップ端末2は,さらに,端末用の受信部24と,表示部25と,を有する。端末用の受信部24は,サーバ用の送信部35から送信されたライセンス情報を受信する。表示部25は,端末用の受信部24が受信したライセンス情報を表示する。
上記構成のように,クレジットカード等の会員を特定するためのホルダーIDは,この会員が持つホルダー端末1から,店舗の店員が持つショップ端末2へと送信される。このとき,ホルダーIDは,Bluetooth(登録商標)などの規格に準じた近距離無線通信によってホルダー端末1からショップ端末2へと送信される。このため,ホルダー端末1とショップ端末2との距離が近づいてきたときに,両者の間で通信が行われることとなる。従って,会員が店舗内に入店してきた時などに,ホルダー端末1とショップ端末2との間でホルダーIDが送受されることとなる。そして,ホルダーIDを受信したショップ端末2は,このホルダーIDを,インターネットなどを介して管理サーバ3へと転送する。このように,本発明では,ショップ端末2がインターネットに接続することのできる機器を具備していればよい。すなわち,ホルダー端末1は,管理サーバ3との間でインターネットを介した通信を行う必要がない。ホルダー端末1は,ショップ端末2との間で近距離無線通信を行うことができる構成を備えていれば十分であるため,ホルダー端末1自体の装置構成を簡易なものとすることができる。例えば,ホルダー端末1は,記憶部と近距離無線通信器を備えたタグによって実現できる。これにより,会員にとっては,ホルダー端末1の持ち運びが便利になる。さらに,管理サーバ3との通信を終えたショップ端末2は,ホルダーIDに紐付けられたライセンス情報を表示することができる。このライセンス情報には,例えば,会員の個人情報や,クレジットカードの種類,ランクに関する情報が含まれている。従って,ショップ端末2を所有する店員は,入店してきた顧客がどのようなクレジットカードの保持者(ホルダー)であるのかを自動的に確認できる。これにより,会員(顧客)と店員との間で,暗黙の了解の内に,クレジットカードに関する情報のやりとりすることができる。また,定員は,その会員のステータスに応じた適切なサービスを提供することが可能となる。
次に,本発明の第1の側面に係る会員発見システムの好ましい実施形態について説明する。
まず,ホルダー端末1は,ホルダーID記憶部11と,近距離送信部12と,を有する。ホルダーID記憶部11は,会員を特定するためのホルダーIDを記憶する。近距離送信部12は,ホルダーID記憶部11に記憶されているホルダーIDを,ショップ端末2に向けて送信する。
また,ショップ端末2は,ショップID記憶部21と,近距離送信部22と,端末用の送信部23と,を有する。ショップID記憶部21は,店舗を特定するためのショップIDを記憶する。近距離送信部22は,近距離送信部12から送信されたホルダーIDを受信する。端末用の送信部23は,近距離受信部11が受信したホルダーIDと共に,ショップID記憶部21に記憶されているショップIDを,管理サーバ3に向けて送信する。
また,管理サーバ3は,ホルダー管理DB31と,ライセンサー管理DB32と,サーバ用の受信部34と,管理制御部30と,サーバ用の送信部35と,を有する。ホルダー管理DB31は,ホルダーIDと関連付けて,会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスIDを記憶する。ライセンサー管理DB32は,ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶すると共に,当該ライセンス情報を提供することを許諾した店舗を特定するための情報としてショップIDを記憶する。サーバ用の受信部34は,端末用の送信部23から送信されたホルダーIDとショップIDを受信する。管理制御部30は,サーバ用の受信部34が受信したホルダーIDとショップIDを用いて,ホルダー管理DB31及びライセンサー管理DB32にアクセスし,当該ホルダーIDに紐付くライセンス情報が,当該ショップIDにより特定される店舗に提供することを許諾されたものであるか否かを判断する。サーバ用の送信部35は,管理制御部30がショップIDにより特定される店舗に提供することの許諾を受けたものであると判断したライセンス情報を,ショップ端末2に向けて送信する。
また,ショップ端末2は,さらに,端末用の受信部24と,表示部25と,を有する。端末用の受信部24は,サーバ用の送信部35から送信されたライセンス情報を受信する。表示部25は,端末用の受信部24が受信したライセンス情報を表示する。
上記構成のように,ライセンサー管理DB32には,ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報と共に,当該ライセンス情報を提供することを許諾した店舗を特定するための情報としてのショップIDが記憶されている。このため,例えば,クレジットカードの管理会社(ライセンサー)は,会員のライセンス情報を開示する店舗を選択することができるようになる。例えば,クレジットカードの管理会社が,会員のライセンス情報を開示することを許諾していない店舗には,その会員のライセンス情報が開示されないようにコントロールできる。このように,本システムは,クレジットカードの管理会社の許諾に基づいて,会員のライセンス情報を店舗に提供できるようになる。
本発明の会員発見システムにおいて,ショップ端末2は,さらに,制御部20を有することが好ましい。この制御部20は,近距離受信部22がショップIDを受信した以後に,ホルダー端末2の近距離送信部12から送信されるビーコンを近距離受信部22で受信して,当該ビーコンに基づいて当該ホルダー端末2までの距離を推測する。なお,ショップIDを受信した「以後」とは,ショップIDを受信すると同時,及びショップIDを受信した後を含む概念である。
上記構成のように,ショップ端末2がホルダー端末1までの距離を推測することで,ショップ端末2の表示部25には,ホルダー端末1までのおおよその距離を表示することが可能になる。このため,ショップ端末2を持つ店員は,自分の位置から会員(ホルダー端末1)までのおよその距離を把握できるため,会員の位置を把握しやすくなる。
本発明の会員発見システムにおいて,ショップ端末2の制御部20は,近距離受信部22がショップIDを受信した以後に,ホルダー端末2の近距離送信部12から時間間隔をおいて送信される複数のビーコンを近距離受信部22で時間間隔をおいて受信し,当該複数のビーコンに基づいて,当該ホルダー端末2までの距離が相対的に近づいているか又は遠のいているかを推測することとしてもよい。
上記構成のように,ショップ端末2の制御部20は,時間間隔を空けて受信した複数のビーコンに基づけば,各ビーコンから推測される距離の差分から,ホルダー端末2が近づいているか遠のいているかを判断できる。これにより,ショップ端末2を持つ店員は,ホルダー端末1を持つ会員1が自分に近づいているのか遠のいているのかを把握できるため,より確実にその会員を発見することができるようになる。
本発明の第2の側面は,会員発見方法に関する。
本発明の会員発見方法は,基本的に,上記した第1の側面に係る会員発見システムにより実行される方法である。
会員発見システムは,所定のサービスの会員が所有するホルダー端末1と,店舗に設置されるか又は当該店舗の店員が所有するショップ端末2と,ショップ端末2と情報通信回線を通じて相互に接続された管理サーバ3と,を含む。また,管理サーバ3は,会員を特定するためのホルダーIDと関連付けて,会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスIDを記憶するホルダー管理DB31と,ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶するライセンサー管理DB32と,を有する。
ここで,会員発見方法は,
ホルダー端末1が,ホルダーIDをショップ端末2に向けて送信する工程と,
ショップ端末2が,ホルダー端末1から受信したホルダーIDを,管理サーバ3に向けて送信する工程と,
管理サーバ3が,ショップ端末2から受信したホルダーIDを用いて,ホルダー管理DB31及びライセンサー管理DB32にアクセスし,当該ホルダーIDに紐付くライセンス情報を読み出して,当該ライセンス情報を,前記ショップ端末2に向けて送信する工程と,
ショップ端末2が,管理サーバ3から受信したライセンス情報を表示する工程と,を含む。
本発明によれば,顧客が店舗に入店した際などに,その顧客が持つクレジットカードに関する情報などを,その店舗の店員に自動的に提示することができる。
図1は,本発明の会員発見システムの全体構成を示している。 図2は,本発明の会員発見システムの機能的構成を示したブロック図である。 図3は,各種DBの記憶構造の例を示している。 図4は,各種IDが紐づく関係性を概念的に示している。 図5は,本発明の会員発見システムが実行する会員発見方法のフロー図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
なお,本願明細書において,「A〜B」とは,「A以上B以下」であることを意味する。
また,「ID」との略語は,識別情報(Identification Data)を意味する。
また,「DB」との略語は,データベース(Data Base)を意味する。
図1は,本発明に係る会員発見システムの全体的な構成を概念的に示している。まず,図1を参照して,本発明の会員発見システムの概要について説明する。
図1に示されるように,会員発見システム100は,複数のホルダー端末1と,複数のショップ端末2と,管理サーバ3を有している。また,会員発見システム100には,複数のライセンサー端末4が含まれることとしてもよい。
ホルダー端末1は,所定のサービスの会員(Holder)が所有する端末である。所定のサービスは,例えば,クレジットカードに関するサービスである。ただし,本発明において,会員が登録する所定のサービスは,クレジットカードに関するサービスには限定されない。例えば,所定のサービスには,各店舗が実施しているフリークエンドショッパープログラムなども含まれる。例えば,所定のサービスには,各店舗が実施しているポイントカードや会員カードに関するサービスが含まれる。また,所定のサービスには,その他にもデビットカードや,スポーツクラブなど,会員登録を必要とする様々なサービスが含まれる。本発明は,会員登録が必要な所定のサービスに登録している会員を発見するシステムである。このため,本発明において,サービスの内容は特に限定されない。
ホルダー端末1は,ショップ端末2との間で近距離無線通信を行うための装置である。ホルダー端末1は,例えば,携帯電話やスマートフォンなどのような携帯型情報通信端末によって実現することとしてもよいし,近距離無線通信に特化した専用のタグなどによって実現することとしてもよい。
ホルダー端末1には,固有のホルダーID(Holder ID)が記憶されている。ホルダーIDは,ホルダー端末1を所有する会員を特定するための識別情報である。このため,ホルダーIDは,原則として,一つのホルダー端末1につき一つのホルダーIDが割り当てられる。例えば,クレジットカード等の会員には,固有のホルダーIDが予め記憶されたホルダー端末1を配布することとしてもよいし,会員が自分の携帯型情報端末(ホルダー端末1)にホルダーIDをダウンロードすることとしてもよい。例えば,本システムの運営者は,本システムを利用する者に対して,まず,その者の氏名,性別,年齢,職業,住所などの個人情報や,その者が所有するクレジットカードの種類やランクの情報などの必要な情報を申請してもらうように依頼する。また,本システムの運営者は,これらの個人情報とクレジットカードの情報を含むライセンス情報(License Information)を,ホルダーIDに紐づけてデータベースに記憶する。そして,本システムの運営者は,ライセンス情報とホルダーIDをデータベースにおいて紐付けた状態で,そのホルダーIDが記憶されているタグ(ホルダー端末1)を会員に対し郵便などで送り届ける。これにより,クレジットカードの会員が,タグ(ホルダー端末1)を所有することとなる。また,例えば,クレジットカードの会員が,ウェブサイトを通して,自分の個人情報やクレジットカードの情報などのライセンス情報をデータベースに登録し,そのライセンス情報に紐付けられたホルダーIDを,自分の携帯型情報端末(ホルダー端末1)にダウンロードすることもできる。これにより,クレジットカードの会員の携帯型情報端末が,ホルダー端末1となる。
ショップ端末2は,各種事業者の店舗(Shop)に設置されるか,その店舗(Shop)で働く店員によって保持される端末である。事業者の業種は特に限定されないが,例えば,飲食店や,衣料品店,小売店,宿泊施設,航空会社,フィットネスクラブ,エステティックサロンのような業種が挙げられる。
ショップ端末2は,ホルダー端末1との間で近距離無線通信を行うと共に,管理サーバ3との間でインターネット等を経由した情報通信を行う端末である。ホルダー端末1は,例えば,携帯型情報通信端末により実現される。携帯型情報通信端末の例は,スマートフォン,携帯電話,タブレット型コンピュータ,及びラップトップ型コンピュータである。
ショップ端末2には,固有のショップID(Shop ID)が記憶されている。ショップIDは,ショップ端末2が利用される店舗を特定するための識別情報である。このため,ショップIDは,原則として,一つの店舗につき一つのショップIDが割り当てられる。例えば,一つの店舗に複数のショップ端末2が存在する場合には,これらの複数のショップ端末2には同じショップIDを割り当てることとしてもよい。また,一つの店舗に複数のショップ端末2が存在する場合に,これら複数のショップ端末2が同じ店舗に所属することを判別できる態様で,各ショップ端末2に固有のショップIDを割り当てることもできる。例えば,ショップIDに,店舗を識別する情報と,端末を識別する情報が含まれるようにすればよい。また,各店舗には,固有のショップIDが予め記憶されたショップ端末2を配布することとしてもよいし,店員が携帯型情報端末(ホルダー端末1)に自らショップIDをダウンロードすることとしてもよい。
管理サーバ3は,本システムの運営者によって管理・保守されるサーバ装置である。管理サーバ3は,インターネット等を経由してショップ端末2と情報通信を行い,ショップ端末2に対して必要な情報を提供する。また,管理サーバ3は,本システムの運営に必要な各種情報を記憶するためのデータベース(Data Base)を備えている。
ライセンサー端末4は,本システムの運営に協力するライセンサー(Licenser)によって利用される端末である。例えば,ライセンサーは,ホルダー端末1を所有する会員に対して,所定のサービスを提供する事業者である。ライセンサーの例は,クレジットカードの管理会社である。ライセンサーの例としては,VISAカード(登録商標)や,Masterカード(登録商標),AMEXカード(登録商標)など,クレジットカード管理を行う各社を挙げることができる。その他,ライセンサーは,ポイントカードや,スポーツクラブなどの会員登録制のサービスを扱う事業者であってもよい。
ライセンサーは,ライセンサー端末4を利用して,管理サーバ3にアクセスできる。ライセンサーは,自己のサービス(クレジットカード)に関する情報を公開する範囲をコントロールするこのできる権限を持つ。例えば,ライセンサーは,自己のクレジットカードに関する情報を含むライセンス情報を,ある店舗には提供可能としたり,他の店舗には提供しないといったようなコントロールを行うことができる。すなわち,ライセンサーは,ライセンサー端末4を利用して,各店舗にライセンス情報を提供することの許諾(Permission)に関する情報を,管理サーバ3のデータベースに登録しておくことが可能である。これにより,ライセンサーは,自己のライセンス情報の公開の範囲を自由にコントロールできる。
図1に示されるように,ホルダー端末1とショップ端末2の距離が,近距離無線通信を行うことが出来る程度に近づくと,ホルダー端末1からショップ端末2に対してホルダーIDが送信される。例えば,会員が店舗に入店したときに,その会員が所有するホルダー端末1から,その店舗の店員が所有するショップ端末2にホルダーIDが送信される。ショップ端末2は,受信したホルダーIDと自己のショップIDを,インターネット経由で管理サーバ3へと送信する。管理サーバ3は,受信したホルダーIDとショップIDに基づいてデータベースから,ホルダーIDにより特定される会員のライセンス情報を読み出す。このライセンス情報には,例えば,会員の氏名,性別,職業,住所などの個人情報や,その会員が所有するクレジットカードの種類,ランクなどのクレジットカードに関する情報が含まれている。管理サーバ3は,データベースから読み出したライセンス情報を,ショップ端末2に送信する。これにより,ショップ端末2には,ライセンス情報が表示される。例えば,ショップ端末2の表示画面には,「AMEXカード(種類)のブラックカード(ランク)」を持つ会員が近くにいる旨が表示される。従って,店舗の店員は,このようなカードを持つ会員が入店してきたことを知ることができる。
続いて,図2,図3,及び図4を参照して,会員発見システム100の具体的な構成について説明する。図2は,会員発見システム100を構築するホルダー端末1,ショップ端末2,管理サーバ3,及びライセンサー端末2の機能的構成を示したブロック図である。また,図3は,管理サーバ3が備える各種DBのデータ構造の例を示している。図4は,各種DBの記憶されている各種IDの関連性を概念的に示している。
図2に示されるように,ホルダー端末1は,制御部10と,ホルダーID記憶部11と,近距離送信部12とを備える。ホルダー端末1の制御部10は,ホルダー端末1の全体の制御を行うためのCPU(Central Processing Unit)である。
ホルダーID記憶部11は,ホルダー端末1を所有する会員を特定するためのホルダーIDを記憶する。上述したように,ホルダーIDは,ホルダー端末1を所有する会員を特定するための識別情報であり,原則として,一つのホルダー端末1につき一つのホルダーIDが割り当てられる。ただし,ホルダーID記憶部11には,複数のホルダーIDを記憶することもできる。この場合,制御部10が,ホルダーID記憶部11に記憶されている複数のホルダーIDのうち,どのホルダーIDをショップ端末2に送信するかを,制御部10が決定するようにすればよい。すなわち,ホルダーIDが複数記憶されている場合,会員は,任意のホルダーIDをショップ端末2に送信するように設定することができる。ホルダーID記憶部11に記憶されているホルダーIDは,制御部10により読み出されて,近距離送信部12に送出される。
近距離送信部12は,ショップ端末2との間で近距離無線通信を行うための要素である。近距離送信部12は,制御部10による制御の下,ホルダーID記憶部12に記憶されているホルダーIDをショップ端末2に向けて送信する。近距離送信部12は,例えばBluetooth(登録商標)などの公知の規格に準じた無線通信を行うことができる。例えば,近距離送信部12がホルダーIDを送信可能な距離は,半径5〜150m以内,又は半径10〜100m以内とすることが好ましい。近距離送信部12は,常時ホルダーID情報を送信し続けることとしてもよいし,一定時間間隔(例:0.1〜5秒毎)でホルダーID情報を送信することもできる。
また,近距離送信部12は,ホルダーIDと同時に,又はホルダーIDを送信した後に,ショップ端末2に対して距離測定用のビーコンを送信することもできる。これにより,ビーコンを受信体ショップ端末2は,ホルダー端末1との距離を測定することが可能となる。また,近距離送信部12は,距離測定用のビーコンを,所定時間間隔毎(例:0.1〜5秒毎)に複数送信することが好ましい。これにより,複数のビーコンを受信したショップ端末2は,各ビーコンに基づいて測定した距離の差分に基づいて,ショップ端末2とホルダー端末1の距離が近づいているか遠のいているかを判断できる。なお,ビーコンを利用して端末間の距離を測定する技術は,例えばiBeaconなどの公知の技術を利用すればよい。
図2に示されるように,ショップ端末2は,制御部20と,ショップID記憶部21と,近距離受信部22と,送信部23と,受信部24と,表示部25とを備える。ショップ端末2の制御部20は,ショップ端末2の全体の制御を行うためのCPUである。
ショップID記憶部21は,ショップ端末2を扱う店舗を特定するためのショップIDを記憶する。上述したように,ショップ端末2が利用される店舗を特定するための識別情報であり,原則として,一つの店舗につき一つのショップIDが割り当てられる。
近距離受信部22は,ホルダー端末1の近距離送信部12との間で近距離無線通信を行うための要素である。近距離受信部22は,ホルダー端末1の近距離送信部12から送信されたホルダーIDを受信する。近距離受信部22は,近距離送信部12と同様に,例えばBluetooth(登録商標)などの公知の規格に準じた無線通信を行うことができる。例えば,近距離受信部22がホルダーIDを受信可能な距離は,半径5〜150m以内,又は半径10〜100m以内とすることが好ましい。近距離受信部22によって受信されたホルダーIDは,制御部20へと送出される。
また,近距離受信部22は,ホルダーIDと同時に,又はホルダーIDを受信した後に,ホルダー端末1の近距離送信部12から距離測定用のビーコンを送信することもできる。距離測定用のビーコンは,ショップ端末2の制御部20に送出される。制御部20は,ホルダー端末1から送信されたビーコンに基づいて,自己のショップ端末2からホルダー端末1までの距離を測定する。ビーコンに基づいて距離を測定する技術は公知である。制御部20は,測定したホルダー端末1までの距離に関する情報を,表示部25に表示することが好ましい。例えば,制御部20は,ホルダー端末1までの正確な距離を表示部25に表示することとしてもよいし,ホルダー端末1までのおよその距離を表す情報を表示することとしてもよい。例えば,制御部20は,ホルダー端末1までの距離が近ければ(例えば1〜30m以内)であれば,「near(近い)」という表示を行い,ホルダー端末1までの距離が遠ければ(例えば30m以上)であれば,「far(遠い)」という表示を行うことができる。
また,制御部20は,近距離受信部22が,ホルダー端末1の近距離送信部12から時間間隔をおいた複数のビーコンを受信したときには,各ビーコンを解析して,各ビーコンに基づいてホルダー端末1までの距離を測定する。また,制御部20は,距離ビーコンに基づいて得られた複数の距離に基づいて,ホルダー端末1がショップ端末2から近づいているか遠のいているかを判定する。例えば,制御部20は,複数の距離の差分に基づいて,ショップ端末2が近づいているか遠のいているかを判断すればよい。例えば,第1ビーコンに基づいて測定したホルダー端末1までの距離が10mであり,その後の第2ビーコンに基づいて測定したホルダー端末1までの距離が15mであった場合に,ショップ端末2の制御部20は,その距離の差分(+5m)から,ホルダー端末1が離れていると判断できる。また,ショップ端末2の制御部20は,上記のようにして得られたホルダー端末1の移動に関する情報を,表示部25に表示することが好ましい。
端末用の送信部23は,インターネットなどの情報通信回線を介して,管理サーバ3に情報を送信する。具体的には,図2に示されるように,端末用の送信部23は,ホルダー端末1から受信したホルダーIDと共に,ショップID記憶部21に記憶されているショップIDを,管理サーバ3に向けて送信する。端末用の送信部23は,無線基地局と通信するCDMA方式の無線通信回路やベースバンド回路により実現できる。端末用の送信部23は,無線通信を行うための搬送波を送受信するアンテナを有していてもよい。
端末用の受信部24は,インターネットなどの情報通信回線を介して,管理サーバ3から送信された情報を受信する。図2に示されるように,管理サーバ3は,ショップ端末2に対して,ライセンス情報(License Information)を送信する。端末用の受信部24は,このライセンス情報を管理サーバ3から受信する。端末用の受信部24が受信したライセンス情報は,制御部20へと送出される。なお,図2の例では,端末用の送信部23と端末用の受信部24を分けて示しているが,これらの要素は送受信部として一体のものであってもよい。
表示部25は,各主の画像や動画を表示するためのディスプレイである。表示部25は,制御部20による制御に基づいた表示を行う。具体的には,表示部25は,管理サーバ3から受信したライセンス情報を表示する。ライセンス情報には,例えば,会員の氏名,性別,年齢,職業,住所などの個人情報や,その会員が所有するクレジットカードの種類,ランクなどのクレジットカードに関する情報が含まれている。このため,このライセンス情報を表示部25に表示することで,ショップ端末1を所有する店員は,このライセンス情報に基づいてクレジットカードの会員を店内から発見することができる。このため,ライセンス情報には,会員の性別や年齢などのその人物を特定するヒントになるような情報が含まれていることが好ましい。表示部25は,例えばLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)やOELD(Organic Electro Luminescence Display;有機ELディスプレイ)のような表示装置である。表示部25は,タッチパネルディスプレイであってもよい。
図2に示されるように,管理サーバ3は,管理制御部30と,ホルダー管理DB31と,ライセンサー管理DB32と,ショップ管理DB33と,サーバ用の受信部34と,サーバ用の送信部35とを備える。管理制御部30は,管理サーバ3の全体の制御を行うためのCPUである。
ホルダー管理DB31は,主として,ホルダー端末1を所有する会員(Holder)に関する情報を管理するためのデータベースである。ホルダー管理DB31は,主に,各会員のホルダーIDと関連付けて,各会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスID(License ID)を記憶している。
例えば,図3(a)には,ホルダー管理DB31のデータ構造の例が示されている。図3(a)に示されるように,ホルダー管理DB31には,ホルダーIDをキー情報として,会員固有のパスワードや,会員の個人情報,会員のライセンスIDが関連付けて記憶されている。パスワードは,会員が自己のホルダーIDに関連付けられた個人情報やライセンスIDを修正したり追加したりする際に用いられる認証情報である。また,個人情報には,各会員の氏名,性別,職業等の種々の情報が含まれる。この個人情報は,ライセンス情報の一部である。また,ライセンスIDは,会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための識別情報である。例えば,ライセンスIDは,クレジットカードに関するサービスである場合,カードの種類やカードのランクごとに設定されている。例えば,ある会員が,VISAカード(登録商標),Masterカード(登録商標),及びAMEXカード(登録商標)など複数種類のカードを所持しており,各カードのサービスに登録している場合に,その会員のホルダーIDには,各カードの種類毎にライセンスIDが割り当てられる。また,例えば,ある会員が,AMEXカード(登録商標)について,シルバーカードとゴールドカードなど,複数のランクのカードを所持しており,各ランクのサービスに登録している場合にも,その会員のホルダーIDには,各カードのランク毎にライセンスIDが割り当てられる。このように,会員のホルダーIDには,複数のライセンスIDを関連付けて記憶することができる。また,会員が所持するクレジットカードの種類やランクが増減した場合,適宜,ホルダー管理DB31に記憶されている情報を更新することができる。また,ホルダー管理DB31には,参考までに,各ライセンスIDにより特定されるサービスを提供するライセンサーの名称などを登録しておくこともできる。
ライセンサー管理DB32は,主として,ライセンサーに関する情報を管理するためのデータベースである。ライセンサー管理DB32は,主に,ライセンスIDと関連付けて,各ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶している。また,ライセンサー管理DB32は,ライセンスIDと関連付けて,ライセンス情報を提供することを許諾した店舗を特定するための情報としてのショップIDを記憶している。
例えば,図3(b)には,ライセンサー管理DB32のデータ構造の例が示されている。図3(b)に示されるように,ライセンサー管理DB32には,ライセンスIDをキー情報として,ライセンサー固有のパスワードや,ライセンサーに関する情報(ライセンサー情報)と,そのライセンサーがライセンス情報を開示することを許諾した店舗に関するショップIDが関連付けて記憶されている。パスワードは,ライセンサーが自己のライセンサー情報や,許諾したショップIDを修正したり追加したりする際に用いられる認証情報である。ライセンサー情報は,ライセンサーの名称や,ライセンサーが提供するサービスに関する情報や,その他各種情報が含まれる。ライセンサー情報は,ライセンス情報の一部である。クレジットカードに関連するサービスを例に説明すると,ライセンサーの名称の例は,VISAやMasterである。また,ライセンサーが提供するサービスに関する情報としては,クレジットカードのカードのランクに関する情報が含まれる。例えば,クレジットカードのランクとしては,ブラックカードや,ゴールドカード,プラチナカードなどの名称を登録しておけばよい。また,図3(b)に示されるように,ライセンサー管理DB32には,各ライセンスID毎に,そのライセンスIDに関するライセンス情報を開示することを許諾した店舗を特定するショップIDが記憶されている。このショップIDは,ライセンスID毎に複数登録することができる。また,ライセンサー管理DB32に記憶するショップIDは,ライセンサーが任意に追加したり削除したりすることが可能である。ライセンサーは,ある店舗に自己のライセンス情報を開示することを許諾した場合に,その店舗を特定するためのショップIDをライセンサー管理DB32に追加すればよい。反対に,ライセンサーは,ある店舗に自己のライセンス情報を開示することの許諾を取り消した場合には,その店舗を特定するためのショップIDをライセンサー管理DB32から削除すればよい。各ライセンサーは,ライセンサー端末4を介して,ライセンサー管理DB32にアクセスし,ライセンサー管理DB32に記憶するショップIDを追加・削除することができる。
ショップ管理DB33は,主として,店舗に関する情報を管理するためのデータベースである。例えば,図3(c)には,ショップ管理DB33のデータ構造の例が示されている。図3(c)に示されるように,ショップ管理DB33には,ショップIDをキー情報として,店舗固有のパスワードや,店舗に関する情報(店舗情報)が関連付けて記憶されている。パスワードは,店舗の担当者が自己の店舗情報を修正したり追加したりする際に用いられる認証情報である。店舗情報には,店舗の名称や,住所,連絡先などに関する種々の情報が含まれる。店舗情報は,適宜更新することができる。
ここで,図4は,ホルダーID(Holder ID)と,ライセンスID(License ID)と,ショップID(Shop ID)の関連性を概念的に示している。図4に示されるように,ホルダー管理DB31には,1つのホルダーIDに関連付けて,複数のライセンスIDを記憶することができるようになっている。このように,本発明では,一人の会員(Holder)が,複数のサービスに登録している場合を想定している。また,ライセンサー管理DB32には,各ライセンスIDと関連付けて,複数のショップIDを記憶することができるようになっている。このように,本発明では,ライセンサーが,一つのライセンスIDに関係するライセンス情報を,複数の店舗に開示することを許諾した場合を想定している。また,各店舗を特定するショップIDは,ショップ管理DB33にも記憶されている。従って,図4に示されるように,一つのホルダーIDをキーとして,各種DB31,32,33をアクセスすれば,会員が登録している一又は複数のサービスの内容(クレジットカードの種類やランク等)と,そのサービスの内容を開示することの許諾を受けている店舗の情報を得ることができるようになっている。
サーバ用の受信部34は,インターネットなどの情報通信回線を介して,ショップ端末2から送信された情報を受信する。図2に示されるように,ショップ端末2は,管理サーバ3に対して,ホルダーID(Holder ID)とショップID(Shop ID)を送信する。サーバ用の受信部34は,これらのホルダーIDとショップIDをショップ端末2から受信する。サーバ用の受信部34が受信したホルダーIDとショップIDは,管理制御部30へと送出される。
サーバ用の送信部35は,インターネットなどの情報通信回線を介して,ショップ端末2に情報を送信する。具体的には,図2に示されるように,サーバ用の送信部35は,管理制御部30によってホルダー管理DB31やライセンサー管理DB32から読み出されたライセンス情報(License Information)を,ショップ端末2に向けて送信する。なお,図2の例では,サーバ用の受信部34とサーバ用の送信部25を分けて示されているが,これらの要素は送受信部として一体のものであってもよい。
管理サーバ3の管理制御部30は,ショップ端末2から受信した受信したホルダーIDとショップIDを用いて,ホルダー管理DB31とライセンサー管理DB32にアクセスし,これらのDBに記憶されているライセンス情報を読み出す処理を行う。ここで,管理制御部30が行う処理については,図5に示されたフロー図を参考にして詳しく説明する。
図5は,会員発見システム100により実行される会員発見方法の各工程を示したフロー図である。図5では,既に本システムの利用登録を済ませている会員(顧客)が,店舗に入店してから,店舗のショップ端末2にその会員のライセンス情報が表示されるまでの一連の流れを示している。すなわち,会員は,既にホルダーIDが割り当てられたホルダー端末1を所有している。また,その会員のホルダーIDに関連付けて,会員が利用しているクレジットカード等に関するライセンスIDが,ホルダー管理DBに登録されている。
まず,会員は,自己のホルダーIDが記憶されたホルダー端末1を所持しながら,店舗に入店する。そして,会員が所持しているホルダー端末1とその店舗内の店員が所持しているショップ端末2との距離が,近距離無線通信が出来る程度(例えば半径5〜150m以内)に近づくと,両端末1,2の間で近距離無線通信が開始される。すなわち,ホルダー端末1は,ホルダーID記憶部21に記憶されているホルダーIDを,近距離送信部12を通じて常時又は定期的に発信している(ステップS1)。このため,ショップ端末2の近距離受信部23は,ホルダー端末1との距離が近くなったときに,このホルダー端末1から発信されているホルダーIDを受信することができる(ステップS2)。また,ホルダー端末1は,ホルダーIDと共に距離測定用のビーコンをショップ端末2に向けて送信している。ショップ端末2の近距離受信部12は,ホルダーIDと共に距離測定用のビーコンを受信する。ショップ端末2の近距離受信部22は,ホルダー端末1からホルダーIDとビーコンを受信すると,これらのホルダーIDとビーコンを制御部20へと送出する。
ショップ端末2の制御部20は,ホルダー端末1から送信されたビーコンを受け取ると,そのビーコンに基づいて,そのショップ端末2からホルダー端末1までの距離を測定する(ステップS3)。また,制御部20は,ホルダー端末1までの距離の測定結果をメモリなどに一時的に記憶しておく。
続いて,ショップ端末2は,ショップID記憶部21に記憶されているショップIDを読み出し,このショップIDを,ホルダー端末1から受信したホルダーIDと共に,管理サーバへ向けて送信する(ステップS4)。ホルダーIDとショップIDの送信処理は,ショップ端末2の制御部20の制御の下,端末用の送信部23を介して行われる。
続いて,管理サーバ3は,サーバ用の受信部24を介して,ショップ端末2から送信されたショップIDとホルダーIDを受信する(ステップS5)。サーバ用の受信部24は,受け取ったショップIDとホルダーIDを,管理制御部30へと送出する。
ここで,管理制御部30は,ショップIDとホルダーIDを受け取る。ここで,管理制御部30は,ショップIDにより特定される店舗が,ホルダーIDにより特定される会員に関するライセンス情報の提供を受けることについて,ライセンサーから許諾を受けているか否かを確認する(ステップS6)。すなわち,本発明のシステムにおいて,ライセンサー(VISA社やAMEX社など)は,商品の販売などを行う各店舗について,ライセンス情報(クレジットカード会員の個人情報や,クレジットカードの種類・ランク)を開示するか否かを自由に決定することができる。このため,ライセンサーから許諾を得た店舗のみが,会員のライセンス情報の提供を受けることができる。
具体的に説明すると,管理制御部30は,ショップ端末2から受信したホルダーIDとショップIDを用いて,ホルダー管理DB31(図3(a)参照)とライセンサー管理DB32(図3(b)参照)にアクセスする。すなわち,まず,管理制御部30は,ホルダーIDを検索データとしてホルダー管理DB31にアクセスし,このホルダーIDに関連付けられている一又は複数のライセンスIDを読み出す。このホルダーIDに関連付けられているライセンスIDは,ホルダーIDにより特定される会員が登録しているサービスを特定するための情報である。また,管理制御部30は,ホルダー管理DB31から読み出した各ライセンスIDを検索データとしてライセンサーDBにアクセスし,このライセンスIDに関連付けられている一又は複数のショップIDを読み出す。ここで,ライセンサー管理DB32において,ライセンスIDに関連付けて記憶されているショップIDは,そのライセンスIDに関するライセンス情報を開示することの許諾を受けた店舗を特定するための情報である。すなわち,管理制御部30は,ライセンサー管理DB32に記憶されているショップIDの店舗に対して,ライセンス情報を開示することができる。このため,管理制御部30は,ライセンサー管理DB32からライセンスIDに関連付けられている一又は複数のショップIDを読み出すと,この読み出したショップIDの中に,ショップ端末2から受信したショップIDが含まれているかどうかを判断する。ライセンサー管理DB32から読み出したショップIDの中に,ショップ端末2から受信したショップIDが含まれている場合,管理制御部30は,ショップ端末2から受信したショップIDにより特定される店舗に対して,会員のライセンス情報を提供して良いものと判断する。反対に,ライセンサー管理DB32から読み出したショップIDの中に,ショップ端末2から受信したショップIDが含まれていない場合,管理制御部30は,ショップ端末2から受信したショップIDにより特定される店舗に対して,会員のライセンス情報を提供しない。このような場合,管理制御部30は,ショップ端末2に対しては何ら回答せずに「無回答」とし,一連の処理を終了させる(ステップS7)
次に,ステップS6において,店舗がライセンサーからの許諾を受けていると判断した場合,管理制御部30は,ホルダー管理DB31とライセンサー管理DB32から,ライセンス情報を読み出す(ステップS8)。具体的に説明すると,管理制御部30は,まず,管理制御部30は,ホルダーIDを検索データとしてホルダー管理DB31にアクセスし,このホルダーIDに関連付けられているライセンスIDと共に,会員の個人情報を読み出す。この会員の個人情報は,ライセンス情報に含まれる情報である。このとき,管理制御部30は,ホルダー管理DB31に記憶されている会員の個人情報を全て読み出す必要なく,その一部(例えば氏名と性別だけ)を読み出すこととしてもよい。また,管理制御部30は,ホルダー管理DB31から読み出したライセンスIDを検索データとしてライセンサーDBにアクセスし,このホルダーIDに関連付けられているライセンサーに関する情報(ライセンサー情報)を読み出す。ライセンサー情報には,例えば,クレジットカード管理会社の名前や,クレジットカードの種類,クレジットカードのランクなどが含まれる。このライセンサー情報は,ライセンス情報に含まれる情報である。すなわち,ライセンス情報は,会員の個人情報と,ライセンサーに関する情報の両方を含む。
続いて,管理サーバ3は,管理制御部30が各種DBから読み出したライセンス情報を,サーバ用の送信部35を介して,ショップ端末2に送信する(ステップS10)。ここで,管理サーバ3がライセンス情報を送信するショップ端末2は,当然のことながら,ステップS4において管理サーバ3に対しホルダーIDとショップIDを送信してきたショップ端末2である。ショップ端末2は,端末用の受信部24を介して,管理サーバ3から送信Sなれたライセンス情報を受信する(ステップS10)。
その後,ショップ端末2は,管理サーバ3から受信したライセンス情報を表示部25に表示する(ステップS11)。このとき,ショップ端末2は,ステップS3で測定したホルダー端末1までの距離に関する情報を,表示部25に表示することもできる。例えば,図1には,ショップ端末2の表示部25に表示されるライセンス情報と距離に関する情報の例が示されている。例えば,図1に示されるように,表示部25には,「Black Card Find!!」のように,ブラックカードを持つ会員を発見した旨が表示される。また,併せて,表示部25には,「near」のように,ブラックカードを持つ会員のホルダー端末1が,ショップ端末2から近い旨の情報が表示される。これにより,ショップ端末2を持つ店員は,ブラックカードを持つ会員が店内に入店してきたことを知ることができる。また,店員は,ショップ端末2に表示されている距離に基づいて,その会員を発見することが可能となる。例えば,会員発見の知らせを受けた店員は,その会員のステータスに応じた適切なサービスを提供することができる。また,ショップ端末2に会員の氏名を表示させることとすれば,店員は,会員に話しかける前であってもその会員の氏名を知ることができるため,「○○様」などのように声を掛けて円滑に接客を行うことができる。
また,ショップ端末2は,再度,ホルダー端末1から発信されているビーコンを受信して,そのホルダー端末1までの距離を測定することとしてもよい(ステップS12)。ここで,ショップ端末2のメモリには,ステップS4で測定した距離の情報が記憶されている。このため,ショップ端末2の制御部20は,ステップS4で測定した距離と,ステップS12で測定した距離との差分に基づいて,ステップS4で距離を測定した時点から,ステップS12で距離を測定するまでの間に,ホルダー端末1がショップ端末2に対して近づいているのか,それとも遠のいているのかを判断できる。また,ショップ端末2は,ホルダー端末1までの距離の変動に関する情報を,表示部25に表示することが好ましい(ステップS13)。例えば,ショップ端末2の制御部20が,ホルダー端末1までの距離が近づいていると判断した場合には,表示部25にはその旨が表示される。このため,店舗の店員は,自分に近づいている顧客に注意することで,ホルダー端末1を持つ会員を探し当てやすくなる。反対に,ショップ端末2の表示部25にホルダー端末1との距離が遠のいている旨が表示された場合には,店員は,自分から遠のいている顧客の中から,ホルダー端末1を持つ会員を探し当てるようにすることができる。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
本発明は,クレジットカードなどの会員を発見するためのシステム及び発見方法に関する。このため,本発明は小売業やサービス産業において好適に利用し得る。
1…ホルダー端末 2…ショップ端末
3…管理サーバ 4…ライセンサー端末
10…制御部(ホルダー端末) 11…ホルダーID記憶部
12…近距離送信部 20…制御部(ショップ端末)
21…ショップID記憶部 22…近距離受信部
23…端末用の送信部 24…端末用の受信部
25…表示部 30…管理制御部(管理サーバ)
31…ホルダー管理DB 32…ライセンサー管理DB
33…ショップ管理DB 34…サーバ用の受信部
35…サーバ用の送信部

Claims (5)

  1. 所定のサービスの会員が所有するホルダー端末(1)と,
    店舗に設置されるか又は当該店舗の店員が所有するショップ端末(2)と,
    前記ショップ端末(2)と情報通信回線を通じて相互に接続された管理サーバ(3)と,を含む
    会員発見システムであって,
    前記ホルダー端末(1)は,
    前記会員を特定するためのホルダーIDを記憶するホルダーID記憶部(11)と,
    前記ホルダーID記憶部(11)に記憶されている前記ホルダーIDを,前記ショップ端末(2)に向けて送信する近距離送信部(12)と,を有し,
    前記ショップ端末(2)は,
    前記近距離送信部(12)から送信された前記ホルダーIDを受信する近距離受信部(22)と,
    前記近距離受信部(11)が受信した前記ホルダーIDを,前記管理サーバ(3)に向けて送信する端末用の送信部(23)と,を有し,
    前記管理サーバ(3)は,
    前記ホルダーIDと関連付けて,前記会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスIDを記憶するホルダー管理DB(31)と,
    前記ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶するライセンサー管理DB(32)と,
    前記端末用の送信部(23)から送信された前記ホルダーIDを受信するサーバ用の受信部(34)と,
    前記サーバ用の受信部(34)が受信した前記ホルダーIDを用いて,前記ホルダー管理DB(31)及び前記ライセンサー管理DB(32)にアクセスし,当該ホルダーIDに紐付く前記ライセンス情報を読み出す管理制御部(30)と,
    前記管理制御部(30)が読み出した前記ライセンス情報を,前記ショップ端末(2)に向けて送信するサーバ用の送信部(35)と,を有し,
    前記ショップ端末(2)は,さらに,
    前記サーバ用の送信部(35)から送信された前記ライセンス情報を受信する端末用の受信部(24)と,
    前記端末用の受信部(24)が受信した前記ライセンス情報を表示する表示部(25)と,を有する
    会員発見システム。
  2. 所定のサービスの会員が所有するホルダー端末(1)と,
    店舗に設置されるか又は当該店舗の店員が所有するショップ端末(2)と,
    前記ショップ端末(2)と情報通信回線を通じて相互に接続された管理サーバ(3)と,を含む
    会員発見システムであって,
    前記ホルダー端末(1)は,
    前記会員を特定するためのホルダーIDを記憶するホルダーID記憶部(11)と,
    前記ホルダーID記憶部(11)に記憶されている前記ホルダーIDを,前記ショップ端末(2)に向けて送信する近距離送信部(12)と,を有し,
    前記ショップ端末(2)は,
    前記店舗を特定するためのショップIDを記憶するショップID記憶部(21)と,
    前記近距離送信部(12)から送信された前記ホルダーIDを受信する近距離受信部(22)と,
    前記近距離受信部(11)が受信した前記ホルダーIDと共に,前記ショップID記憶部(21)に記憶されている前記ショップIDを,前記管理サーバ(3)に向けて送信する端末用の送信部(23)と,を有し,
    前記管理サーバ(3)は,
    前記ホルダーIDと関連付けて,前記会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスIDを記憶するホルダー管理DB(31)と,
    前記ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶すると共に,当該ライセンス情報を提供することを許諾した店舗を特定するための情報として前記ショップIDを記憶するライセンサー管理DB(32)と,
    前記端末用の送信部(23)から送信された前記ホルダーIDと前記ショップIDを受信するサーバ用の受信部(34)と,
    前記サーバ用の受信部(34)が受信した前記ホルダーIDと前記ショップIDを用いて,前記ホルダー管理DB(31)及び前記ライセンサー管理DB(32)にアクセスし,当該ホルダーIDに紐付く前記ライセンス情報が,当該ショップIDにより特定される店舗に提供することを許諾されたものであるか否かを判断する管理制御部(30)と,
    前記管理制御部(30)が前記ショップIDにより特定される店舗に提供することの許諾を受けたものであると判断した前記ライセンス情報を,前記ショップ端末(2)に向けて送信するサーバ用の送信部(35)と,を有し,
    前記ショップ端末(2)は,さらに,
    前記サーバ用の送信部(35)から送信された前記ライセンス情報を受信する端末用の受信部(24)と,
    前記端末用の受信部(24)が受信した前記ライセンス情報を表示する表示部(25)と,を有する
    会員発見システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の会員発見システムであって,
    前記ショップ端末(2)は,さらに,
    前記近距離受信部(22)が前記ショップIDを受信した以後に,前記ホルダー端末(2)の前記近距離送信部(12)から送信されるビーコンを前記近距離受信部(22)で受信して,当該ビーコンに基づいて当該ホルダー端末(2)までの距離を推測する制御部(20)を有する
    会員発見システム。
  4. 請求項3に記載の会員発見システムであって,
    前記ショップ端末(2)の前記制御部(20)は,
    前記近距離受信部(22)が前記ショップIDを受信した以後に,前記ホルダー端末(2)の前記近距離送信部(12)から時間間隔をおいて送信される複数のビーコンを前記近距離受信部(22)で時間間隔をおいて受信し,当該複数のビーコンに基づいて,当該ホルダー端末(2)までの距離が相対的に近づいているか又は遠のいているかを推測する
    会員発見システム。
  5. 所定のサービスの会員が所有するホルダー端末(1)と,
    店舗に設置されるか又は当該店舗の店員が所有するショップ端末(2)と,
    前記ショップ端末(2)と情報通信回線を通じて相互に接続された管理サーバ(3)と,を含むシステムにより提供される
    会員発見方法であって,
    前記管理サーバ(3)は,
    前記会員を特定するためのホルダーIDと関連付けて,前記会員が登録している一又は複数のサービスを特定するための一又は複数のライセンスIDを記憶するホルダー管理DB(31)と,
    前記ライセンスIDと関連付けて,当該ライセンスIDにより特定されるサービスに関するライセンス情報を記憶するライセンサー管理DB(32)と,を有し,
    前記会員発見方法は,
    前記ホルダー端末(1)が,前記ホルダーIDを前記ショップ端末(2)に向けて送信する工程と,
    前記ショップ端末(2)が,前記ホルダー端末(1)から受信した前記ホルダーIDを,前記管理サーバ(3)に向けて送信する工程と,
    前記管理サーバ(3)が,前記ショップ端末(2)から受信した前記ホルダーIDを用いて,前記ホルダー管理DB(31)及び前記ライセンサー管理DB(32)にアクセスし,当該ホルダーIDに紐付く前記ライセンス情報を読み出して,当該ライセンス情報を,前記ショップ端末(2)に向けて送信する工程と,
    前記ショップ端末(2)が,前記管理サーバ(3)から受信した前記ライセンス情報を表示する工程と,を含む
    会員発見方法。
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