JP2017111668A - 管理装置、決済システム、端末装置及びプログラム - Google Patents

管理装置、決済システム、端末装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子決済が行われる際に電子決済手段を使い分けるための動作が行われなくとも、当該ユーザに付与される特典に応じた電子決済手段の使い分けを可能にする。【解決手段】カード型端末20は、電子決済を利用する場合において、ユーザUが利用可能な複数のクレジットカード機能の各々におけるPAN(Primary Account Number)を代替するマスタートークンを、店舗端末30へ送信する。トークン管理サーバ40は、店舗端末30からマスタートークンを受信すると、上記複数のクレジットカード機能の各々を電子決済に利用した場合にユーザUに付与される特典に応じて、いずれかのクレジットカード機能を選択する。トークン管理サーバ40は、選択したクレジット機能におけるPANを決済サーバ60へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが利用可能な複数の電子決済手段を選択的に用いて決済を行うための技術に関する。
店舗等の商業施設においては、複数の異なるクレジットカード発行会社(以下「イシュア」という。)のクレジットカード、或いは複数の異なるブランドのクレジットカードを利用可能な場合が多い。また、複数のイシュア、或いは複数のブランドのクレジットカードを所持し、これらを使い分ける顧客も存在する。このような場合、顧客は、クレジットカードを利用した場合に付与される特典を考慮して、決済に使用するクレジットカードを決めることがある。クレジットカードの使い分けに係る顧客の負担を軽減するために、特許文献1には、ユーザの携帯端末に登録された複数のクレジット決済サービスの中から、利用店舗においてユーザにとって最もメリットのあるサービスを受けることができるクレジット決済サービスを自動で選択することが記載されている。
特開2008-146240号公報
顧客にとっては、各照合施設でどのクレジットカードを利用するとどのような特典が付与されるか、また、どの特典が自身にとってメリットがあるかを事前に把握し、更に、複数のクレジットカードを持ち歩いてこれらを適切に使い分けることの負担は大きい。特許文献1に記載の技術によれば、ユーザ自身の負担が軽減されるが、代わりに、当該ユーザの携帯端末が、店舗に応じてクレジット決済サービスを選択して、その選択に応じて電子決済を行うための処理や送信するデータを切り替える仕組みを有していなければならない。更に、ユーザの携帯端末は、複数のカードに対応した決済機能を有する必要がある。この場合、携帯端末は、例えばNFC(Near Field Communication)に準拠した通信を行うモジュールに、複数のPIN(Personal Identification Number)を保存しておく必要がある。
そこで、本発明は、ユーザ又は当該ユーザの端末装置において、電子決済が行われる際に電子決済手段を使い分けるための動作が行われなくとも、当該ユーザに付与される特典に応じた電子決済手段の使い分けを可能にすることである。
上述した課題を解決するため、本発明の管理装置は、電子決済が行われる場合において、複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを受信する受信部と、受信した前記データに基づいて、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択する選択部と、選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて、前記電子決済を要求する決済要求を送信する決済制御部とを備える。
本発明の管理装置において、前記受信部は、前記データと、前記電子決済が利用される店舗を示す店舗情報とを受信し、前記選択部は、受信した前記データと前記店舗情報とに基づいて、前記複数の電子決済手段の各々を前記店舗での電子決済に利用した場合に付与される特典に応じて、いずれかの電子決済手段を選択してもよい。
本発明の管理装置において、前記選択部は、前記特典に加え、前記複数の電子決済手段の各々に関する前記電子決済の制限事項に基づいて、いずれかの電子決済手段を選択してもよい。
本発明の管理装置において、前記複数の電子決済手段の少なくともいずれかに、優先して利用すべきことを示す優先情報を設定する設定部を備え、前記選択部は、前記特典に加え、前記優先情報に基づいて、いずれかの電子決済手段を選択してもよい。
本発明の管理装置において、前記特典の種類の指定を受け付ける指定受付部を備え、前記選択部は、前記指定を受け付けた種類の特典の付与が優先されるように、前記電子決済手段を選択してもよい。
本発明の管理装置において、前記受信部は、前記識別情報を代替する第1データであって、前記複数の電子決済手段で共通する第1データ、又は予め指定された電子決済手段の前記識別情報を代替する第2データを受信し、前記決済制御部は、前記第1データを受信した場合は前記選択した電子決済手段における前記識別情報、前記第2データを受信した場合は前記指定された電子決済手段における前記識別情報に基づいて、前記決済要求を送信してもよい。
本発明の管理装置において、前記選択した電子決済手段をユーザに通知する通知部と、前記電子決済手段の通知に対する前記ユーザの応答を受け付ける応答受付部とを備え、前記選択部は、受け付けた前記応答に基づいて、前記電子決済手段の選択を変更してもよい。
本発明の決済システムは、ユーザの端末装置と管理装置とを備える決済システムにおいて、前記端末装置は、複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを記憶する記憶部と、電子決済が行われる場合において、記憶された前記データを、前記管理装置へ送信する送信部とを有し、前記管理装置は、前記端末装置により送信された前記データを受信する受信部と、受信した前記データに基づいて、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択する選択部と、選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて、前記電子決済を要求する決済要求を送信する決済制御部とを有する。
本発明の端末装置は、複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを記憶する記憶部と、電子決済が行われる場合において、記憶された前記データを、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択し、選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて前記電子決済を要求する決済要求を管理装置へ送信する送信部とを備える。
本発明のプログラムは、複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを記憶する記憶部を備える端末装置のコンピュータに、電子決済が行われる場合において、記憶された前記データを、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択し、選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて前記電子決済を要求する決済要求を管理装置へ送信するステップを実行させるためプログラムである。
本発明によれば、電子決済が行われる際に電子決済手段を使い分けるための動作が行われなくとも、当該ユーザに付与される特典に応じた電子決済手段の使い分けを可能にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る決済システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 同実施形態に係るカード型端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係るトークン管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係るカード型端末及びトークン管理サーバの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る決済システムでマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る決済システムで個別トークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係るカード選択テーブル及びトークン管理テーブルの構成を示す図。 同実施形態に係る決済システムでマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理の他の例を示すシーケンス図。 本発明の第2実施形態に係るトークン管理テーブルの構成を示す図。 同実施形態に係るカード型端末及びトークン管理サーバの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る決済システムでマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図。 本発明の第3実施形態に係るカード型端末及びトークン管理サーバの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る決済システムでマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る問い合わせ画面を示す図。 本発明の一変形例に係る無線通信端末及びトークン管理サーバの機能構成を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下、本発明の電子決済が、クレジットカード機能による電子決済手段を利用して行われる場合を説明する。クレジットカード機能の識別情報は、PAN(PAN:Primary Account Number)とも呼ばれるクレジットカード番号である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る決済システム1の全体構成を示す図である。決済システム1は、無線通信端末10と、カード型端末20と、店舗端末30(30P,30Q)と、トークン管理サーバ40と、CLO(Card Linked Offer)サーバ50と、決済サーバ60(60A,60B,60C)とを備える。店舗端末30とトークン管理サーバ40とは、専用回線等のネットワーク100Aを介して接続される。トークン管理サーバ40と無線通信端末10とは、インターネット等の公衆の通信回線であるネットワーク100Bを介して接続される。トークン管理サーバ40と無線通信端末10との接続は、少なくとも後述する第2実施形態において必要であるが、本実施形態ではこの接続がなくてもよい。
無線通信端末10、及びカード型端末20は、同一のユーザであるユーザUによって携帯、使用される端末装置である。無線通信端末10は、本実施形態ではスマートフォンであるが、フィーチャーフォンやタブレット型コンピュータ、ノート型パソコン、各種のウェアラブル型コンピュータ等の装置であってもよい。カード型端末20は、カード型の端末装置である。なお、カード型端末20は、ウェアラブル型やキーホルダ型等の、カード型でない端末装置で代用されてもよい。無線通信端末10、及びカード型端末20は、クレジットカード機能により電子決済を行う機能を有する。ユーザUは、この電子決済を行う際、店舗端末30(例えば電子レジスタ)のリーダライタ装置にカード型端末20又は無線通信端末10を近接させる。図1に示す店舗P及び店舗Qは、商品又はサービスを顧客に提供し、その提供の対価として顧客から金銭を受け取る商業施設の一例である。顧客は、提供された商品又はサービスの対価として、金銭(代金、料金或いは費用)を店舗へ支払う。店舗Pに設置された店舗端末を「店舗端末30P」、店舗Qに設置された店舗端末を「店舗端末30Q」と称する。
無線通信端末10とカード型端末20とは、或る距離以内に近接した場合に無線により接続することで無線通信(以下「近距離無線通信」という。)を行う機能を有する。無線通信端末10とカード型端末20とは、近距離無線通信を利用して、電子決済に係るデータの送受信を行う。
トークン管理サーバ40は、電子決済に用いられるトークンを管理する管理装置である。トークンは、PANを代替するデータで、PANから置き換えられた文字列を示す。ここにおいて、文字列は、複数の文字が連なって構成される。また、文字は、例えば数字又はアルファベットであるが、文字コードによって表される他の文字であってもよい。このように、PANの代替としてトークンが用いられる電子決済は、トークン決済と呼ばれることもある。トークン決済のメリットの一つとして、PANを扱うことなく電子決済を行うことが可能となるため、情報漏洩のリスクが低減される点がある。ただし、本実施形態の電子決済は、トークンとして、「マスタートークン」と、「個別トークン」との2種類がある点で、従来のトークン決済とは異なる。マスタートークンは、本発明の第1データの一例で、複数のクレジットカード機能の各々におけるPANを代替する文字列を示すデータであって、当該複数のクレジットカード機能で共通するデータである。即ち、マスタートークンは、互いに異なる複数のPANから置き換えられた共通の文字列を示す。これに対し、個別トークンは、本発明の第2データの一例で、いずれか1つのPANを代替するデータである。即ち、個別トークンは、1つのPANから置き換えられた単一の文字列を示す。
CLOサーバ50は、クレジットカード機能による電子決済を利用した顧客に付与される特典に関する情報を管理するサーバ装置である。本実施形態の特典は、例えば、本来顧客が支払うべき金銭を割り引く割引、当該金銭の一部又は全部の充当、ポイント(例えば買い物ポイント)の付与等の金銭価値である。また、特典は、景品や現金のキャッシュバック等の現物により顧客に付与されるものであってもよいし、金銭価値の付与に相当するものでなくてもよい。
決済サーバ60は、トークン管理サーバ40から受信したPANに基づいて、決済金額の引落処理等の決済処理を行うサーバ装置である。決済サーバ60AはイシュアAによって管理、運用され、決済サーバ60BはイシュアBによって管理、運用され、決済サーバ60CはイシュアCによって管理、運用されるものとする。
なお、図1には、店舗端末30として、店舗端末30P及び30Qの2つが示されているが、実際にはより多数存在する。また、決済サーバ60は2台又は4台以上存在してもよい。
図2は、無線通信端末10のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、無線通信端末10は、制御部11と、UI(User Interface)部12と、記憶部13と、ネットワーク通信部14と、近距離無線通信部15と、非接触式ICチップ16とを備える。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含むメモリを含むプロセッサを備える。CPUは、ROM又は記憶部13に記憶されたプログラムを、RAMに読み出して実行することにより、無線通信端末10の各部を制御する。
UI部12は、表示面に画像を表示する表示部(例えば液晶ディスプレイ)と、当該表示部の表示面に重ねて設けられ、ユーザの接触による操作入力を受け付けるためのタッチセンサとを備えるユーザインタフェースである。無線通信端末10は、更に物理キー等の他の操作手段を備えてもよいし、音声入力による操作を受け付ける機能を備えてもよい。
記憶部13は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリ等の記憶装置を備え、制御部11により実行されるOS(Operating System)や、このOS上で動作するプログラム等のデータを記憶する。更に、記憶部13は、カード選択テーブル131を記憶する。カード選択テーブル131は、「カード選択」と、「ON/OFF」との各情報とを対応付けたテーブルである。図2の例では、「カード選択」のフィールドに格納された「自動」と、「ON/OFF」のフィールドに格納された「ON」とが対応付けられ、「カード選択」のフィールドに格納された「手動」と、「ON/OFF」のフィールドに格納された「OFF」とが対応付けられている。つまり、カード選択テーブル131においては、電子決済に利用するクレジットカード機能(本実施形態では、イシュア又はブランド)の選択を、ユーザの指定なしで、つまり自動で行う旨が設定されている。クレジットカードの選択を自動で行う場合には、マスタートークンを利用した電子決済が行われる。反対に、クレジットカードの選択を手動で行う場合、ユーザが指定した個別トークンを利用した電子決済が行われる。
なお、カード選択テーブル131は、ユーザのUI部12の操作等に応じて更新される。
ネットワーク通信部14は、例えば無線通信回路及びアンテナを有し、ネットワーク100Bに接続して通信を行う。
近距離無線通信部15は、外部装置と近距離無線通信を行う。近距離無線通信として、本実施形態ではBluetooth(登録商標)4.0(いわゆるBluetooth Low Energy)であるが、Wi−Fi(登録商標)やANT等の他方式が採用されてもよい。
非接触式ICチップ16は、プロセッサやアンテナ、データの読み書きに用いられるメモリ領域を有し、近接型の非接触通信を行うためのICチップである。本実施形態では、非接触式ICチップ16は、電子決済が行われるときに、マスタートークン又は個別トークンを送信する。
図3は、カード型端末20のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、カード型端末20は、制御部21と、非接触式ICチップ22と、近距離無線通信部23と、記憶部24とを備える。制御部21、非接触式ICチップ22、近距離無線通信部23、及び記憶部24の各々は、例えば、無線通信端末10が備える同名のハードウェア回路と同じ構成である。
制御部21において、CPUは、ROM又は記憶部24に記憶されたプログラムを、RAMに読み出して実行することにより、カード型端末20の各部を制御する。
記憶部24は、トークン管理テーブル241を記憶する。トークン管理テーブル241は、「トークン」と、「ステータス」との各情報を対応付けたテーブルである。「トークン」のフィールドには、マスタートークン又は個別トークンが格納される。「ステータス」のフィールドには、トークンの利用の有無の状態を示すステータス情報が格納される。図3の例では、「トークン」のフィールドに格納された「マスタートークンM」と、「ステータス」のフィールドに格納された「Active」とが対応付けられている。これは、電子決済に利用するトークンをマスタートークンMとすることを示す。また、図3の例では、「トークン」のフィールドに格納された「個別トークンIA」及び「個別トークンIB」と、「ステータス」のフィールドに格納された「Slave」とが対応付けられている。これは、個別トークンIA、及び個別トークンIBを電子決済に利用しないことを意味する。
トークン管理テーブル241は、例えば、ユーザのUI部12の操作等に応じて更新される。カード型端末20がUIを有する場合は、カード型端末20は、UIに対するユーザの操作を受け付けて、当該操作に応じてトークン管理テーブル241を更新してもよい。
図4は、トークン管理サーバ40のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、トークン管理サーバ40は、制御部41と、通信部42と、記憶部43とを備える。
制御部41は、演算処理装置としてのCPU、ROM及びRAMを含むメモリを含むプロセッサを備える。CPUは、ROM又は記憶部43に記憶されたプログラムを、RAMに読み出して実行することにより、トークン管理サーバ40の各部を制御する。
通信部42は、例えばモデムを備え、店舗端末30、CLOサーバ50、決済サーバ60の各々と通信する。
記憶部43は、例えばハードディスク装置を備え、制御部41により実行されるOSや、このOS上で動作するプログラム等のデータを記憶する。また、記憶部43は、トークン管理テーブル431、及び特典管理テーブル432を記憶する。
トークン管理テーブル431は、「トークン」と、「イシュア」と、「PAN」との各情報を対応付けたテーブルである。図4の例では、トークン「マスタートークンM」に、イシュアとして「イシュアA」、「イシュアB」及び「イシュアC」が対応付けられ、更に、イシュアAのクレジットカード機能のPANである「01234XXXXX」、イシュアBのクレジットカート機能のPANである「56789YYYYY」、及びイシュアCのクレジットカート機能のPANである「13579ZZZZZ」が対応付けられている。これは、マスタートークンMが、イシュアAのクレジットカードのPAN「01234XXXXX」と、イシュアBのクレジットカードのPAN「56789XXXXX」と、イシュアCのクレジットカードのPAN「13579ZZZZZ」とのいずれにも置き換え可能であることを意味する。
また、トークン管理テーブル431においては、トークン「個別トークンIA」に、イシュアとして「イシュアA」が対応付けられ、更に、PANとして「01234XXXXX」が対応付けられている。これは、個別トークンIAは、イシュアAのクレジットカードのPAN「01234XXXXX」のみに変換が可能であることを意味する。トークン管理テーブル431においては、トークン「個別トークンIB」に、イシュアとして「イシュアB」が対応付けられ、更に、PANとして「56789YYYYY」が対応付けられている。これは、個別トークンIBは、イシュアBのクレジットカードのPAN「56789YYYYY」のみに変換が可能であることを意味する。更に、トークン管理テーブル431においては、トークン「個別トークンIC」に、イシュアとして「イシュアC」が対応付けられ、更に、PANとして「13579ZZZZZ」が対応付けられている。これは、個別トークンICは、イシュアCのクレジットカードのPAN「13579ZZZZZ」のみに変換が可能であることを意味する。
なお、トークン管理テーブル431においては、実際には、複数のユーザの各々に関するデータが格納されているが、図4では説明を簡単にするため、本実施形態ではユーザUに関するデータのみを示している。
特典管理テーブル432は、「店舗ID」と、「イシュア」と、「特典」との各情報を対応付けたテーブルである。店舗IDは、店舗を示す店舗情報に相当する。図4の例では、店舗ID「SH−P」に、イシュアとして「イシュアA」が対応付けられ、更に、特典して「代金5%OFF」が対応付けられている。これは、店舗ID「SH−P」が示す店舗30Pにおいて、イシュアAのクレジットカード機能で電子決済した場合には、決済金額が5%割引となる特典が付与されることを示す。また、図4の例では、店舗ID「SH−P」に、イシュアとして「イシュアB」が対応付けられ、更に、特典して「T社ポイント100ポイント」が対応付けられている。これは、店舗ID「SH−P」が示す店舗30Pにおいて、イシュアBのクレジットカード機能で電子決済した場合には、T社のポイントの100ポイントが特典として付与されることを示す。図4の例では、店舗ID「SH−P」に、イシュアとして「イシュアC」が対応付けられ、更に、特典して「K店500円割引クーポン」が対応付けられている。これは、店舗ID「SH−P」が示す店舗30Pにおいて、イシュアCのクレジットカード機能で電子決済した場合には、K店で使用できる500円割引のクーポンが特典として付与されることを示す。
なお、店舗30Qに関しても、「店舗ID」と、「イシュア」と、「特典」との各情報が対応付けられている。
図5は、カード型端末20及びトークン管理サーバ40の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、カード型端末20は、プログラムを実行することにより、トークン管理部201と、トークン送信部202とに相当する機能を実現する。
トークン管理部201は、無線通信端末10と通信することにより、トークン管理テーブル241の管理を行うデータ管理部として機能する。トークン送信部202は、電子決済が行われる場合において、トークン管理テーブル241に格納されたトークンのうち、ステータスが「Active」となっているトークンを、店舗端末30へ送信する送信部として機能する。トークン管理テーブル241が図3に示す状態の場合、トークン送信部202は、マスタートークンMを送信することとなる。
なお、トークン管理部201は、制御部21及び近距離無線通信部23により実現され、トークン送信部202は、制御部21及び非接触式ICチップ22により実現される。
トークン管理サーバ40は、プログラムを実行することにより、トークン受信部401と、選択部402と、決済制御部403とに相当する機能を実現する。
トークン受信部401は、電子決済が行われる場合において、トークン送信部202により送信されたトークンを受信する受信部として機能する。本実施形態では、トークン受信部401は、更に電子決済が利用される店舗を示す店舗IDを受信する。
選択部402は、トークン受信部401によりマスタートークンが受信された場合には、当該マスタートークンによって特定される複数のクレジットカード機能のうち、いずれかのクレジットカード機能を電子決済に利用するものとして選択する。この際、選択部402は、これらの複数のクレジットカード機能の各々を電子決済に利用した場合にユーザに付与される特典に応じて、いずれかのクレジットカード機能を選択する。本実施形態では、選択部402は、受信したトークンと店舗IDとに基づいて、マスタートークンによって特定される複数のクレジットカード機能の各々を、店舗IDが示す店舗での電子決済に利用した場合に付与される特典に応じて、いずれかのクレジットカード機能を選択する。
なお、選択部402は、トークン受信部401により個別トークンが受信された場合は、クレジットカード機能の選択を行わない。
決済制御部403は、マスタートークン又は個別トークンから特定されるPANに基づいて、電子決済を要求する決済要求を決済サーバ60へ送信する決済制御部である。マスタートークンによる電子決済が行われる場合、決済制御部403は、選択部402が選択したクレジットカード機能におけるPANに基づいて、決済要求を送信する。また、個別トークンによるトークン決済が行われる場合、決済制御部403は、当該個別トークンにより特定されるクレジットカード機能におけるPANに基づいて、決済要求を送信する。
なお、トークン受信部401は、制御部41及び通信部42によって実現される。選択部402は、制御部41によって実現される。決済制御部403は、制御部41及び通信部42によって実現される。
次に、本実施形態の動作を説明する。
<A:マスタートークンによる電子決済>
図6は、決済システム1でマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図である。例えば、ユーザUは、どのクレジットカードを利用して電子決済を行うかよりも、自身にとって価値の高い特典の付与を受けたい場合、トークン管理テーブル241を図3の状態に設定しておく。
CLOサーバ50は、所定のタイミングで(例えば1日1回)、特典管理テーブル432に特典の情報を設定するための設定データを、トークン管理サーバ40へ送信する(ステップS1)。トークン管理サーバ40は、受信した設定データに基づいて、特典管理テーブル432を更新する(ステップS2)。この設定により、特典管理テーブル432は、図4に示す状態になったものとする。
次に、ユーザUが店舗Pを訪れて買い物をし、カード型端末20を利用して電子決済を行おうとしたとする。この場合、ユーザUは、カード型端末20を店舗端末30Pのリーダライタ装置に近接させる。そして、カード型端末20は、トークン管理テーブル241においてステータスが「Active」となっているトークンである「マスタートークンM」を、非接触式ICチップ22を介して店舗端末30Pへ送信する(ステップS3)。店舗端末30Pは、カード型端末20からマスタートークンMを受信すると、受信したマスタートークンMに、店舗ID「SH−P」を対応付けて、トークン管理サーバ40へ送信する(ステップS4)。
トークン管理サーバ40は、マスタートークンM及び店舗IDを受信すると(ステップS5)、マスタートークンから特定される複数のクレジットカード機能のうち、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択する(ステップS6)。トークン管理サーバ40は、ここでは、受信した店舗IDに対応付けて特典管理テーブル432に格納された複数のイシュアの特典を参照する。そして、トークン管理サーバ40は、複数のイシュアの特典のうち、ユーザUにとって最も価値の高い特典を特定する。例えば、トークン管理サーバ40は、決済金額5%OFF相当の金銭価値と、T社ポイント100ポイントの金銭価値と、K店の500円割引クーポンの金銭価値とを比較して、最も金銭価値(つまり貨幣による価格での価値が最も高い)特典を特定する。そして、トークン管理サーバ40は、この特典が付与されるイシュアのクレジットカード機能を、電子決済に利用するものとして選択する。
トークン管理サーバ40は、選択したクレジットカード機能におけるPANを含む決済要求を、決済サーバ60へ送信する(ステップS7)。決済サーバ60は、受信した決済要求に含まれるPANに基づき、電子決済を完了させるための決済処理を行う。ステップS6でイシュアAのクレジットカード機能を選択した場合、トークン管理サーバ40は、PANとして「01234XXXXX」を含む決済要求を、決済サーバ60Aへ送信する。この場合、決済サーバ60Aは、受信したPAN「01234XXXXX」によって特定されるクレジットカード機能を利用した決済処理を行う。イシュアBのクレジットカード機能を選択した場合、トークン管理サーバ40は、PANとして「56789YYYYY」を、決済サーバ60Bへ送信する。ステップS6でイシュアCのクレジットカード機能を選択した場合、トークン管理サーバ40は、PANとして「13579ZZZZZ」を、決済サーバ60Cへ送信する。その後、決済サーバ60と店舗端末30との間でオーソリゼーションが行われて、決済サーバ60で決済処理が完了する。
以上のように、トークン管理サーバ40は、ユーザUに付与される特典に応じて、電子決済に利用するクレジットカード機能を自動選択する。一方で、カード型端末20が送信するトークンは、どのクレジットカード機能が選択される場合もマスタートークンである。よって、カード型端末20は、複数のクレジットカード機能を使い分ける場合でも、送信するトークンを切り替えるための動作を行わなくてよい。また、ユーザUにとっても、複数のクレジットカードを持ち歩いてこれらを使い分ける動作をしなくてもよい。
<B:個別トークンによる電子決済>
図7は、決済システム1で個別トークンを利用して電子決済が行われるときの処理を示すシーケンス図である。ユーザUは、自身が指定したイシュアAのクレジットカード機能を使用して電子決済を行いたい場合、トークン管理テーブル241を図8の状態に設定しておく。
なお、S1,S2の処理は、マスタートークンによる電子決済の場合と共通するため、図7では図示を省略している。
ユーザUが店舗Pを訪れて買い物をし、カード型端末20を店舗端末30Pのリーダライタ装置に近接させたとする。この近接に応じて、カード型端末20は、トークン管理テーブル241においてステータスが「Active」となっているトークンである、「個別トークンIA」を、非接触式ICチップ22を介して店舗端末30Pへ送信する(ステップS11)。店舗端末30Pは、カード型端末20から個別トークンIAを受信すると、受信した個別トークンIAに、店舗ID「SH−P」を対応付けて、トークン管理サーバ40へ送信する(ステップS12)。
トークン管理サーバ40は、個別トークンIA及び店舗IDを受信すると(ステップS13)、個別トークンIAに対応付けられたPAN「12345XXXXX」を、トークン管理テーブル431から取得する。そして、トークン管理サーバ40は、PAN「12345XXXXX」を含む決済要求を、決済サーバ60Aへ送信する(ステップS14)。決済サーバ60Aは、受信した決済要求に従い、PAN「12345XXXXX」によって特定されるクレジットカード機能を利用した決済処理を行う。
なお、ステップS11で個別トークンIBが送信された場合、トークン管理サーバ40は、PAN「56789YYYYY」を、決済サーバ60Bへ送信する。ステップS11で個別トークンICが送信された場合、トークン管理サーバ40は、PAN「13579ZZZZZ」を、決済サーバ60Cへ送信する。
このように、ユーザUは、自身が指定したクレジットカード機能で電子決済を行いたい場合には、カード型端末20はその指定に応じた個別トークンを送信する。
<C:制限事項を踏まえたマスタートークンによる電子決済>
クレジットカードにおいては、電子決済の制限事項が設定されている場合がある。制限事項とは、利用限度額や支払方法(例えば分割払いの回数)等の、電子決済の利用の制限に関する事項をいう。そこで、トークン管理サーバ40は、ステップS5でマスタートークンを受信すると、制限事項に基づいて、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択してもよい。
図9は、決済システム1でマスタートークンを利用して電子決済が行われるときの処理を示すシーケンス図である。
ステップS1〜S4の処理は、既に説明したとおりである。トークン管理サーバ40は、ステップS5でマスタートークンMを受信すると、決済サーバ60A,60B,60Cの各々にユーザUに関する制限事項の問い合わせを行う(ステップS8)。そして、トークン管理サーバ40は、決済サーバ60A,60B、60Cの各々から制限事項の通知を受け付けると(ステップS9)、特典に加え、ユーザUに関する制限事項に基づいて、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択する(ステップS6A)。トークン管理サーバ40は、例えば、制限事項(例えば、利用金額が利用限度額に達している等)により利用できないクレジットカード機能を除外し、それ以外のクレジットカード機能の中から特典に応じたクレジットカード機能を選択する。そして、トークン管理サーバ40は、選択したクレジットカード機能に応じた決済サーバ60(図9の例では決済サーバ60A)へ決済要求を送信する(ステップS7)。
このように、トークン管理サーバ40が制限事項を踏まえて、クレジットカード機能を選択することにより、電子決済に係る処理を円滑に実行することができる。
なお、トークン管理サーバ40は、制限事項を問い合わせる処理を行わなくてもよい。この場合、トークン管理サーバ40は、特典に応じて選択したクレジットカード機能におけるPANを決済サーバ60に送信する。そして、トークン管理サーバ40は、制限事項を原因として電子決済が不可能である旨が決済サーバ60から通知されてきた場合は、当該クレジットカード機能を除く他のクレジットカード機能の中から、特典に応じたクレジットカード機能を選択する。つまり、トークン管理サーバ40は、いずれかのクレジットカード機能で電子決済が完了すると、図9の処理を終了させる。
[第2実施形態]
本実施形態の決済システム1は、特典だけでなく、個々のユーザにとって望ましい種類の特典を優先して付与できるようにするための構成が備えられている点で、上述した第1実施形態と相違する。本実施形態では、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同等に機能する。
図10は、本実施形態のトークン管理テーブル431Aの構成を示すブロック図である。
トークン管理テーブル431Aは、「トークン」と、「イシュア」と、「PAN」とに加え、「利用優先情報」と、「付与優先特典」との各情報を対応付けたテーブルである。「利用優先情報」は、本発明の優先情報に相当する情報で、複数のクレジットカード機能の少なくともいずれかに設定され、優先して利用すべきことを示す情報である。図10の例では、トークン「マスタートークンM」に、イシュアAのクレジットカード機能の優先度が「1」、イシュアBのクレジットカード機能の優先度が「2」、イシュアCのクレジットカード機能の優先度が「3」として対応付けられている。ここでは、利用の優先度が高いクレジットカード機能ほど、小さい数値の優先度が対応付けられている。本実施形態では、トークン管理テーブル431Aにおいて、利用の優先度を示す数値がマスタートークンに対応する全てのPANに対応付けられているが、一部のPANのみに対応付けられていてもよい。また、利用優先情報は、優先して利用すべきことを示すフラグ形式のデータであってもよく、具体的なデータ形式は問わない。
付与優先特典は、優先して付与すべき特典の種類を示す情報である。図9の例では、トークン「マスタートークンM」に、付与優先特典として「T社ポイント」が対応付けられている。また、特定の店舗では特定のクレジットカード機能が優先的に利用されるように、トークン管理サーバ40は、トークン管理テーブル431Aの各情報に、当該情報が適用される店舗の店舗IDを対応付けたテーブルを有していてもよい。
図11は、カード型端末20及びトークン管理サーバ40の機能構成を示すブロック図である。
トークン管理サーバ40は、プログラムを実行することにより、トークン受信部401と、選択部402Aと、決済制御部403とに加え、指定受付部404と、設定部405とに相当する機能を実現する。トークン受信部401及び決済制御部403の機能は、上述した第1実施形態と同じである。
指定受付部404は、無線通信端末10を介してユーザUによる特典の種類の指定を受け付ける指定受付部として機能する。この場合、ユーザUは、無線通信端末10を操作して利用優先情報又は付与優先特典の設定を行う。
設定部405は、指定受付部404が受け付けた指定に基づいて、トークン管理テーブル431Aの設定を行う設定部として機能する。
なお、指定受付部404は、制御部41及び通信部42によって実現される。設定部405は、制御部41によって実現される。
図12は、決済システム1でマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図である。
ユーザUが利用優先情報又は付与優先特典の指定を行った場合、無線通信端末10は、この指定内容に応じた設定要求をトークン管理サーバ40へ送信する(ステップS21)。そして、トークン管理サーバ40は、受信した設定要求に従って、トークン管理テーブル431Aを設定する(ステップS22)。この設定により、特典管理テーブル432は、図10に示す状態になったものとする。
ユーザUが店舗Pを訪れて買い物をし、カード型端末20を店舗端末30Pのリーダライタ装置に近接させたとする。この近接に応じて、カード型端末20は、「マスタートークンM」を、非接触式ICチップ22を介して店舗端末30Pへ送信する(ステップS3)。店舗端末30Pは、カード型端末20からマスタートークンMを受信すると、受信したマスタートークンMに、店舗ID「SH−P」を対応付けて、トークン管理サーバ40へ送信する(ステップS4)。
トークン管理サーバ40は、マスタートークンM及び店舗IDを受信すると(ステップS5)、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択する(ステップS6B)。ここにおいて、トークン管理サーバ40は、利用優先情報が設定されている場合は、利用優先情報が最も高いクレジットカード機能を選択する。また、トークン管理サーバ40は、付与優先特典が設定されている場合は、付与優先特典が示す特典が付与されるクレジットカード機能を選択する。ただし、トークン管理サーバ40は、制限事項の関係で利用できないクレジットカード機能が含まれる場合は、それ以外のクレジットカード機能の中から、利用優先情報又は付与優先特典に応じて、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択する。
そして、トークン管理サーバ40は、ステップS6Bで選択したクレジットカード機能におけるPANを含む決済要求を、該当の決済サーバ60へ送信する。
[第3実施形態]
本実施形態の決済システム1は、個々のユーザにとって望ましい種類の特典を優先して付与できるようにするために、ユーザに付与されることになる特典に応じて選択した電子決済手段を当該ユーザに通知し、更に、当該ユーザからの応答に応じて最終的に利用する電子決済手段を選択する構成を備える。本実施形態では、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同等に機能する。
図13は、カード型端末20及びトークン管理サーバ40の機能構成を示すブロック図である。
トークン管理サーバ40は、プログラムを実行することにより、トークン受信部401と、選択部402Bと、決済制御部403とに加え、通知部406と、応答受付部407と、設定部408とに相当する機能を実現する。トークン受信部401及び決済制御部403の機能は、上述した第1実施形態と同じである。
通知部406は、選択部402Bによりユーザに付与される特典に応じて選択されたクレジットカード機能を、当該ユーザに通知する通知部として機能する。具体的には、通知部406は、ユーザUが使用する無線通信端末10に、選択したクレジットカード機能を通知するための通知データを送信する。無線通信端末10は、受信した通知データに基づいて、トークン管理サーバ40により選択されたクレジットカード機能による電子決済の可否、更には、この電子決済を許可しない場合には、どのクレジットカード機能により電子決済を行うかを、ユーザUに問い合わせる。
応答受付部407は、通知部406による通知に対する応答を、無線通信端末10を介してユーザUから受け付ける応答受付部として機能する。
選択部402Bは、応答受付部407が受け付けた応答に基づいて、電子決済に利用するクレジットカード機能の選択を変更する。
設定部408は、応答受付部407が受け付けた応答に基づいて、トークン管理テーブル431の設定を行う設定部として機能する。
なお、通知部406及び応答受付部407は、制御部41及び通信部42によって実現される。設定部408は、制御部41によって実現される。
図14は、決済システム1でマスタートークンを利用して決済が行われるときの処理を示すシーケンス図である。
ステップS1,S2の処理の後、ユーザUが店舗Pを訪れて買い物をし、カード型端末20を店舗端末30Pのリーダライタ装置に近接させたとする。この近接に応じて、カード型端末20は、「マスタートークンM」を、非接触式ICチップ22を介して店舗端末30Pへ送信する(ステップS3)。店舗端末30Pは、カード型端末20からマスタートークンMを受信すると、受信したマスタートークンMに、店舗ID「SH−P」を対応付けて、トークン管理サーバ40へ送信する(ステップS4)。トークン管理サーバ40は、マスタートークンM及び店舗IDを受信すると(ステップS5)、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択する(ステップS6)。
次に、トークン管理サーバ40は、選択したクレジットカード機能を通知するための通知データを、無線通信端末10へ送信する(ステップS31)。無線通信端末10は、例えば、図15に示す画面をUI部12に表示させる。この画面には、「イシュアAのクレジットカードで決済します。よろしいですか?」というメッセージと、利用を許可するための「はい」と記されたボタンB1と、別のクレジットカード機能を選択するためのプルダウンメニューPと、プルダウンメニューPで選択されたクレジットカード機能の利用を確定するための「OK」と記されたボタンB2とが配置されている。
そして、無線通信端末10は、プルダウンメニューP、ボタンB1及びボタンB2の操作に応じて、ユーザUへの問い合わせに対する応答を、トークン管理サーバ40へ送信する(ステップS32)。そして、トークン管理サーバ40は、ユーザUからの応答を受け付けると(ステップS33)、この応答に基づいて、電子決済に利用するクレジットカード機能のPANを再選択する(ステップS34)。トークン管理サーバ40は、例えば、特典に応じてイシュアAのクレジットカード機能を選択した場合であっても、ユーザUによりイシュアBのクレジットカード機能が指定された場合は、イシュアBのクレジットカード機能におけるPANを含む決済要求を、決済サーバ60へ送信する。このクレジットカード機能の再選択に係る構成により、ユーザUの意図に沿ったクレジットカード機能で電子決済が行われやすくなる。
本実施形態の構成は、上述した第2実施形態の構成と組み合わされてもよい。この場合、トークン管理サーバ40(設定部405)は、ステップS33で受け付けた応答に応じて、トークン管理テーブル431Aにおける利用優先情報、又は付与優先特典を設定し直してもよい。例えば、トークン管理サーバ40は、再選択したイシュアについて利用優先情報を「1」とし、そのときに付与される特典を付与優先特典とする。これにより、ステップS21,S22の処理による利用優先情報、又は付与優先特典の事前設定がなくとも、次回以降の電子決済において、ユーザUの意図に沿ったクレジットカード機能で電子決済が行われやすくなる。また、トークン管理サーバ40は、所定回数以上にわたって同じ応答内容をユーザUから受け付けた場合に、当該応答内容に従って利用優先情報又は付与優先特典を設定し直してもよい。また、トークン管理サーバ40は、付与優先特典を優先度と関連付けて、複数設定してもよい。この場合、トークン管理サーバ40は、この優先度が高い特典が付与されるクレジットカード機能を優先的に選択して電子決済を行う。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
上述した第1実施形態では、カード型端末20がマスタートークンを送信して電子決済を行う場合を説明したが、無線通信端末10がマスタートークンを送信して電子決済を行ってもよい。
図16は、この変形例に係る無線通信端末10及びトークン管理サーバ40の機能構成を示すブロック図である。この場合の無線通信端末10は、プログラムを実行することにより、トークン管理部101と、トークン送信部102とに相当する機能を実現する。トークン管理部101は、UI部12の操作に応じて、トークン管理テーブル241の管理を行うデータ管理部として機能する。トークン送信部102は、電子決済が行われる場合に、トークン管理テーブル241に格納されたトークンのうち、ステータスが「Active」となっているトークンを、店舗端末30へ送信する送信部として機能する。トークン管理テーブル241が図3に示す状態の場合、トークン送信部102は、マスタートークンMを送信することとなる。
なお、トークン管理部101は、制御部11により実現され、トークン送信部102は、制御部11及び非接触式ICチップ16により実現される。
本変形例の決済システムにおけるその余の構成は、上述した実施形態と同じでよい。
カード型端末20は、トークン管理テーブル241を記憶しない構成であってもよい。カード型端末20は、例えば、無線通信端末10と近距離無線通信を行ってカード選択テーブル131に格納されたトークンを取得する。そして、カード型端末20は、制御部21のRAMにトークンを記憶し、電子決済を利用する際には当該トークンを送信する。
トークン管理サーバ40は、電子決済が行われる機会の度に、CLOサーバ50に特典の情報を問い合わせて、電子決済に利用するクレジットカード機能を選択してもよい。この場合、トークン管理サーバ40は、受信したトークンがマスタートークンと個別トークンとのどちらであるかを判定(識別)する。そして、トークン管理サーバ40は、マスタートークンであると判定した場合は、CLOサーバ50に特典の情報を問い合わせる一方、個別トークンであると判定した場合は、この問合せをしない。
また、クレジットカード機能の利用によって顧客に付与される特典は、複数の店舗で共通していてもよい。この場合、ステップS4の処理で店舗IDが送信されなくてもよい。
本発明の電子決済は、ICチップをリーダライタ装置に近接させて行われるものに限られない。本発明の電子決済は、非接触式ICチップを用いて行われる方法でなくてもよい。本発明の電子決済は、例えば、バッテリを利用して電力を動的磁気ストライプ(Dynamic Magnetic Stripe)に供給するカードが用いられてもよい。例えば、オンライン・ショッピング・サイトでの電子決済に本発明が適用されてもよい。例えば、商品購入を確定する操作を無線通信端末10において行われた場合に、無線通信端末10からトークン管理サーバ40にマスタートークン又は個別トークンが送信される。
本発明の電子決済手段は、クレジットカード機能により電子決済を行う手段に限られない。本発明の電子決済手段は、プリペイド式の電子マネー、デビットカード、ポイント(買い物ポイント等)、クーポン(電子クーポン)等の、貨幣と同等又は貨幣に準じた金銭価値を有するデータ(つまりバリュー)と呼ばれる電子データが用いられる電子的な決済手段であればよい。これらの場合の電子決済手段の識別情報は、ユーザが電子決済のために使用するカード等の媒体に割り当てられた識別番号や、会員番号等に相当する。
また、本発明は、上述した実施形態の個別トークンによる電子決済を行わない決済システムにも適用可能である。
上述した実施形態の無線通信端末10の制御部11、カード型端末20の制御部21、トークン管理サーバ40の制御部41が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現され得る。制御部11,21,41の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、決済制御方法として把握することも可能である。
1…決済システム、10…無線通信端末、11,21,41…制御部、12…UI部、13,24,43…記憶部、131…カード選択テーブル、14…ネットワーク通信部、15,23…近距離無線通信部、16,22…非接触式ICチップ、20…カード型端末、101,201…トークン管理部、102,202…トークン送信部、241…トークン管理テーブル、30…店舗端末、40…トークン管理サーバ、401…トークン受信部、402,402A,402B…選択部、403…決済制御部、404…指定受付部、405,408…設定部、406…通知部、407…応答受付部、42…通信部、431,431A…トークン管理テーブル、432…特典管理テーブル、50…CLOサーバ、60,60A,60B,60C…決済サーバ

Claims (10)

  1. 電子決済が行われる場合において、複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを受信する受信部と、
    受信した前記データに基づいて、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択する選択部と、
    選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて、前記電子決済を要求する決済要求を送信する決済制御部と
    を備える管理装置。
  2. 前記受信部は、前記データと、前記電子決済が利用される店舗を示す店舗情報とを受信し、
    前記選択部は、受信した前記データと前記店舗情報とに基づいて、前記複数の電子決済手段の各々を前記店舗での電子決済に利用した場合に付与される特典に応じて、いずれかの電子決済手段を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記選択部は、
    前記特典に加え、前記複数の電子決済手段の各々に関する前記電子決済の制限事項に基づいて、いずれかの電子決済手段を選択する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記複数の電子決済手段の少なくともいずれかに、優先して利用すべきことを示す優先情報を設定する設定部を備え、
    前記選択部は、
    前記特典に加え、前記優先情報に基づいて、いずれかの電子決済手段を選択する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記特典の種類の指定を受け付ける指定受付部を備え、
    前記選択部は、
    前記指定を受け付けた種類の特典の付与が優先されるように、前記電子決済手段を選択する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記受信部は、
    前記識別情報を代替する第1データであって、前記複数の電子決済手段で共通する第1データ、又は予め指定された電子決済手段の前記識別情報を代替する第2データを受信し、
    前記決済制御部は、
    前記第1データを受信した場合は前記選択した電子決済手段における前記識別情報、前記第2データを受信した場合は前記指定された電子決済手段における前記識別情報に基づいて、前記決済要求を送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記選択した電子決済手段をユーザに通知する通知部と、
    前記電子決済手段の通知に対する前記ユーザの応答を受け付ける応答受付部と
    を備え、
    前記選択部は、
    受け付けた前記応答に基づいて、前記電子決済手段の選択を変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. ユーザの端末装置と管理装置とを備える決済システムにおいて、
    前記端末装置は、
    複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを記憶する記憶部と、
    電子決済が行われる場合において、記憶された前記データを、前記管理装置へ送信する送信部と
    を有し、
    前記管理装置は、
    前記端末装置により送信された前記データを受信する受信部と、
    受信した前記データに基づいて、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択する選択部と、
    選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて、前記電子決済を要求する決済要求を送信する決済制御部と
    を有する決済システム。
  9. 複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを記憶する記憶部と、
    電子決済が行われる場合において、記憶された前記データを、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択し、選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて前記電子決済を要求する決済要求を管理装置へ送信する送信部と
    を備える端末装置。
  10. 複数の電子決済手段の各々の識別情報を代替するデータであって、当該複数の電子決済手段で共通するデータを記憶する記憶部を備える端末装置のコンピュータに、
    電子決済が行われる場合において、記憶された前記データを、前記複数の電子決済手段の各々を前記電子決済に利用した場合に付与される特典に応じていずれかの電子決済手段を選択し、選択した電子決済手段における前記識別情報に基づいて前記電子決済を要求する決済要求を管理装置へ送信するステップ
    を実行させるためプログラム。
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