JP2003074673A - プーリユニットの封止構造 - Google Patents

プーリユニットの封止構造

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JP2003074673A
JP2003074673A JP2002177349A JP2002177349A JP2003074673A JP 2003074673 A JP2003074673 A JP 2003074673A JP 2002177349 A JP2002177349 A JP 2002177349A JP 2002177349 A JP2002177349 A JP 2002177349A JP 2003074673 A JP2003074673 A JP 2003074673A
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肇 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プーリユニットと補機との対向箇所における防
水や防塵の信頼性の向上を図ることのできるプーリユニ
ットの封止構造を提供する。 【解決手段】プーリユニット1は、補機2のハウジング
4に軸受40で支持した入力軸3に連結する軸体部5を
有しており、この軸体部5に対して、一方向クラッチ6
およびその側方の転がり軸受7,8を介してプーリ10
が相対回転可能に設けられている。ハウジング4とプー
リユニット1との間で、かつ軸体部5周りの隙間空間部
Sに、軸体部5およびハウジング1の一方に固定される
シールドリング52が設けられている。シールドリング
52は、軸体部5およびハウジング4の他方との対向面
間に、ハウジング4に対する内外方向でラビリンス経路
長を備える微小隙間を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向クラッチを
備えたプーリユニットにおいて、このプーリユニットを
例えば自動車用エンジンの伝動対象装置としての補機
(一例として特にオルタネータ)へエンジンからの動力
を伝達する状態に取付けるためのプーリユニットの封止
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車エンジンに付設される各種
の補機は、自動車エンジンのクランクシャフトによりベ
ルトを介して駆動される構造となっている。ここで補機
のうち、例えばオルタネータの場合、クランクシャフト
の回転数が低下すると発電能力も低下することになる。
【0003】そこで、オルタネータに付設するプーリユ
ニットに一方向クラッチを内蔵させることで、クランク
シャフトの回転数が低下した場合には、オルタネータの
ロータの回転数を慣性力により継続させて発電効率を維
持するようにした技術が周知である。
【0004】そして、プーリユニットは、オルタネータ
に対して近接する状態で、かつ、オルタネータの入力軸
にプーリが連動連結する嵌合状態で、取り付けられてい
た。
【0005】この場合、プーリユニットにおけるオルタ
ネータとは反対側の外部に臨む自由端での軸体部やプー
リに対する封止は、専用のシール部や防水用カバーを設
けることによって、塵埃や泥水等がプーリユニット内に
入らないよう十分規制できるものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プーリ
ユニットとオルタネータとの軸心方向での対向面箇所に
おいては、互いを軸心方向で近接させることで、対向面
間の隙間を狭くしているものの、その内側における入力
軸近くでのシールは、シール部を設けるだけであったた
め、そのプーリユニットとオルタネータとの対向面箇所
の隙間を通して塵埃や泥水等がプーリユニットまたはオ
ルタネータに浸入するおそれが高いものとなっていた。
【0007】特に、エンジン等の洗浄時に水が侵入する
おそれがあった。
【0008】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
であって、プーリユニットと補機との対向箇所における
防水や防塵の信頼性の向上を図ることのできるプーリユ
ニットの封止構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプーリユニ
ットの封止構造は、請求項1に示すように、プーリユニ
ットと補機を、互いに近接する対向状態で設けたプーリ
ユニットの封止構造であって、前記プーリユニットは、
前記補機のハウジングに軸受支持した入力軸に連結する
軸体部が設けられ、この軸体部に対して、一方向クラッ
チおよびその側方の転がり軸受を介してプーリが相対回
転可能に設けられるとともに、前記補機の前記ハウジン
グと前記プーリユニットとの間で、かつ前記軸体部周り
に形成される隙間空間部に、前記軸体部および前記ハウ
ジングの一方に固定されるシールドリングを設け、該シ
ールドリングは、前記軸体部および前記ハウジングの他
方との対向面間に、前記ハウジングに対する内外方向で
ラビリンス経路長を備える微小隙間を形成してあること
を特徴とする。
【0010】本発明の請求項1に係る構成によれば、プ
ーリユニットと補機とのその対向箇所でかつ軸体部周り
に形成される隙間空間部にシールドリングを設けること
によって、ラビリンスとしての機能を発揮する微小隙間
が軸体部外周面もしくはハウジング内周面との間に形成
されるようにしているから、外部からの泥水や塵埃など
の補機ハウジング内への侵入を十分抑制できるものとな
っている。よって、プーリユニットと補機とを互いに近
接する状態で対向させている箇所における封止性能が高
められることになる。
【0011】本発明に係るプーリユニットの封止構造
は、請求項2に示すように、請求項1に記載のプーリユ
ニットの封止構造において、前記シールドリングは、前
記隙間空間部において、前記入力軸の前記ハウジングに
対する軸受装置寄りに偏らせて配置していることを特徴
とする。
【0012】本発明の請求項2に係る構成によれば、シ
ールドリングを、隙間空間部において、入力軸のハウジ
ングに対する軸受寄りに偏らせて配置していることによ
って、軸心方向での全幅にわたりシールドリングを設け
るものと比較して、小型のシールドリングを設けること
ができるとともに、シール対象である補機のハウジング
に近いところでシールすることでそのハウジングに対す
るシール性を安価に高めることができる。
【0013】本発明に係るプーリユニットの封止構造
は、請求項3に示すように、請求項1に記載のプーリユ
ニットの封止構造において、前記シールドリングは、前
記隙間空間部において、前記プーリユニットと前記補機
との間の軸心方向のほぼ全体にわたって前記微小隙間を
形成するように構成していることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3に係る構成によれば、隙
間空間部においては、プーリユニットに対しても、補機
に対してもそのシール性が高いものとなり、封止性能の
信頼性が高められることになる。
【0015】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項4に示すように、請求項2に記載のプーリユニット
の封止構造において、前記シールドリングとは別の第2
シールドリングを前記軸体部および前記プーリの一方に
固定して設け、前記第2シールドリングは、前記プーリ
ユニットに対する内外方向でラビリンス経路長を備える
微小隙間を形成してあることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4に係る構成によれば、複
数のシールドリングを隙間空間部に分散配置することに
よって、プーリユニットに対しても、また補機に対して
もその互いの対向箇所における封止性能が高められるこ
とになる。
【0017】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項5に示すように、請求項1に記載のプーリユニット
の封止構造において、前記シールドリングが、小筒部
と、この小筒部の軸方向一端から径方向外向きに立ち上
がる環状板部と、この環状板部の外周に一体に連接され
て前記小筒部に対して所定の隙間を介して同心状に配置
される大筒部とを有する形状であり、前記小筒部が、プ
ーリユニットの軸体部の外周面に対して所定のしめしろ
を持つ状態で外嵌装着されており、前記大筒部が、前記
ハウジングにおいて入力軸が挿通される孔の外側開口側
の内周面との間で前記ラビリンス経路長を有する微小隙
間を形成していることを特徴とする。この場合、大筒部
とハウジングとの間の微小隙間が、非接触でありながら
ある程度の密封作用を発揮するので、外部の泥水や塵埃
などが補機ハウジングの内部へ入ることを十分抑制でき
るものとなる。しかも、シールドリングの形状が、例え
ば一枚の金属板をプレス加工などで屈曲して製作するこ
とが可能であると言えるから、製作コストを低減するう
えで有利となる。
【0018】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項6に示すように、請求項5に記載のプーリユニット
の封止構造において、前記プーリの内周部で前記補機の
ハウジング寄りの位置に、前記プーリまたは軸体部の一
方に対して固定されて、前記他方に対して接触される接
触タイプのシールリングが設けられており、前記シール
ドリングの環状板部が、前記入力軸支持用の軸受寄りに
配置されており、前記シールドリングの大筒部が、前記
接触タイプのシールリングに対して非接触でありながら
密封作用を発揮する微小隙間を介して対向されているこ
とを特徴とする。この場合、シールリングでプーリユニ
ットを密封したうえで、シールドリングで外部の水分が
前記シールリングに対してかかりにくいようにしている
から、プーリユニット内部の密封性が高められる。
【0019】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項7に示すように、プーリユニットと、補機とを、互
いに近接する対向状態で設けたプーリユニットの封止構
造であって、前記プーリユニットは、前記補機のハウジ
ングに軸受支持した入力軸に連結する軸体部が設けら
れ、この軸体部に対して、一方向クラッチおよびその側
方の転がり軸受を介してプーリが相対回転可能に設けら
れるとともに、前記補機の前記ハウジングと前記プーリ
ユニットとの間で、かつ前記入力軸周りに形成される隙
間空間部に、前記入力軸および前記ハウジングの一方に
固定されるシールドリングを設け、該シールドリング
は、前記入力軸および前記ハウジングの他方との対向面
間に、前記ハウジングに対する内外方向でラビリンス経
路長を備える微小隙間を形成してあることを特徴とす
る。
【0020】本発明の請求項7に係る構成によれば、プ
ーリユニットと補機とのその対向箇所でかつ入力軸周り
に形成される隙間空間部にシールドリングを設けること
によって、ラビリンスとしての機能を発揮する微小隙間
が入力軸外周面もしくはハウジング内周面との間に形成
されるようにしているから、外部からの泥水や塵埃など
の補機ハウジング内への侵入を十分抑制できるものとな
っている。よって、プーリユニットと補機とを互いに近
接する状態で対向させている箇所における封止性能が高
められることになる。
【0021】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項8に示すように、請求項7に記載のプーリユニット
の封止構造において、前記シールドリングは、前記隙間
空間部において、前記入力軸の前記ハウジングに対する
軸受寄りに偏らせて配置していることを特徴とする。
【0022】本発明の請求項8に係る構成によれば、シ
ールドリングを、隙間空間部において、入力軸のハウジ
ングに対する軸受寄りに偏らせて配置していることによ
って、軸心方向での全幅にわたりシールドリングを設け
るものと比較して、小型のシールドリングを設けること
ができるとともに、シール対象である補機のハウジング
に近いところでシールすることでそのハウジングに対す
るシール性を安価に高めることができる。
【0023】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項9に示すように、請求項7に記載のプーリユニット
の封止構造において、前記シールドリングは、前記隙間
空間部において、前記プーリユニットと前記補機との間
の軸心方向のほぼ全体にわたって前記微小隙間を形成す
るように構成していることを特徴とする。
【0024】本発明の請求項9に係る構成によれば、隙
間空間部においては、プーリユニットに対しても、補機
に対してもそのシール性が高いものとなり、封止性能の
信頼性が高められることになる。
【0025】本発明のプーリユニットの封止構造は、請
求項10に示すように、請求項8に記載のプーリユニッ
トの封止構造において、前記シールドリングとは別の第
2シールドリングを前記軸体部および前記プーリの一方
に固定して設け、前記第2シールドリングは、前記プー
リユニットに対する内外方向でラビリンス経路長を備え
る微小隙間を形成してあることを特徴とする。
【0026】本発明の請求項10に係る構成によれば、
複数のシールドリングを隙間空間部に分散配置すること
によって、プーリユニットに対しても、また補機に対し
てもその互いの対向箇所における封止性能が高められる
ことになる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係るプー
リユニット1は、エンジンの補機に付設されるものであ
って、この補機と称されるものには、例えばオルタネー
タ2、エアコンディショナ用コンプレッサ、ウォータポ
ンプ、冷却ファンなどがある。そして、以下において、
特にオルタネータ2を具体例として説明する。
【0028】まず、図1に基づいて本発明の実施の形態
に係るプーリユニット1を説明すると、これは、エンジ
ンの駆動部とオルタネータ2の発電用回転軸(入力軸に
相当する)3とを連結する部分に配置されるもので、こ
のプーリユニット1は、ハウジング4から側方に突出し
た発電用回転軸3の突出部に外嵌する中空の軸体部(以
下、ロータ軸という)5を有している。
【0029】また、このロータ軸5に対し、公知の一方
向クラッチ6およびその両側方、すなわちオルタネータ
2側に配置した玉軸受7、すなわち深溝玉軸受およびこ
の玉軸受7の反対側に配置したころ軸受8(いずれも転
がり軸受の一例)を介して、エンジンからの動力が伝達
される動力伝達用ベルト(Vリブドベルト)9を巻回す
るプーリ10を有している。
【0030】そして、一方向クラッチ6により、プーリ
10とロータ軸5とは互いに相対回転可能に構成されて
いる。
【0031】なお、プーリ10の外周面には、ベルト9
内周面の凹凸が嵌合する波状の溝が形成されている。
【0032】一方向クラッチ6は、プーリ10とロータ
軸5とが対向する環状空間11の軸心方向中央位置に配
置され、転動体としてのころ12の内輪軌道はロータ軸
5の外周面に、外輪軌道はプーリ10の内周面にそれぞ
れ一体形成されている。
【0033】また、一方向クラッチ6は、合成樹脂製の
環状のころ保持器13、ころ12を、図示しない楔状空
間の狭い側(ロック側)へ付勢する機能を有する楕円形
のコイルばね14を有している。
【0034】ころ軸受け8は、ころ8aの内輪軌道をロ
ータ軸5の外周面に、外輪軌道をプーリ10の内周面に
それぞれ一体形成され、保持器15にて保持されてい
る。
【0035】玉軸受7は玉16の内輪軌道をロータ軸5
の外周面に、外輪軌道をプーリ10の内周面にそれぞれ
一体形成し、保持器17にて保持されている。
【0036】そして、ころ軸受8および玉軸受7のそれ
ぞれの軸心方向26外側に、環状空間11をシールする
シールリング18が装着され、これらシールリング18
は、環状芯金19とその外側に被着した弾性体20から
なり、この弾性体20のラジアル方向一端側がプーリ1
0の内径面に固着され、他端側がシールリップ21とさ
れてロータ軸5の外周面に接触した構成となっている。
なお、ころ軸受8側のシールリング18の外側には、当
該シールリング18を外部から隠蔽するための環状板3
0が配設されている。この環状板30は、ロータ軸5の
外周に外嵌固定されるとともに、プーリ10の内周面に
対して微小隙間を介して対向されている。この微小隙間
は、非接触でありながらある程度の密封作用を発揮する
ラビリンスシール部になっている。
【0037】ロータ軸5の中心孔22の自由端側に、ロ
ータ軸5を回転させるための工具(例えば六角レンチ)
が嵌合する操作溝23が形成され、また中心孔22の途
中に、発電用回転軸3の途中に形成した雄ねじ部24が
螺合する雌ねじ部25が形成されている。
【0038】次に、本発明に係る構成について説明す
る。
【0039】プーリユニット1は、軸心方向でオルタネ
ータ2に近接させているので、プーリユニット1のプー
リ10のオルタネータ2側の端面は、オルタネータ2の
ハウジング4の外周面に対してかなり接近したものとな
っている。
【0040】したがって、プーリ10のその端面とハウ
ジング4の外周面との間の隙間は比較的狭いものとなっ
ており、ある程度径方向で経路長を有していることから
ラビリンスとしての機能を備えている。
【0041】そして、ハウジング4における発電用回転
軸3を回転自在に支持する玉軸受40の内輪42端面に
ロータ軸5の端面を当接する状態に、ハウジング4に形
成された貫通孔51に対して、ロータ軸5を入り込ませ
ている。
【0042】なお、ハウジング4の玉軸受40は、ハウ
ジング4に嵌着する外輪部材41、発電用回転軸3に嵌
着する内輪部材42、転動体としての玉43、その保持
器44、両側のシールリング45から構成される。
【0043】ロータ軸5の外周面27と、貫通孔51の
内周面との間には、隙間空間部Sが環状に形成されるこ
とになり、前記隙間50を介してこの隙間空間部Sは外
部に通じるものとなっている。
【0044】そしてこの隙間空間部Sにおける玉軸受4
0寄り部分を埋めるように、金属製もしくは弾性ゴム製
のシールドリング52を、ロータ軸5外周の端部に外嵌
している。
【0045】このシールドリング52の外周面と貫通孔
51との間に、ラビリンス経路長を備える微小隙間が形
成されている。このラビリンス経路長を備える微小隙間
とは、非接触でありながらある程度の密封作用を発揮す
るもののことであり、いわゆるラビリンスシール部Lと
なる。
【0046】したがって、このラビリンスシール部Lが
設けられることで、隙間50を通して外部から隙間空間
部Sまで水もしくは塵埃等の異物が侵入してきても、玉
軸受40までそれら異物が侵入しないよう阻止されるこ
とになる。
【0047】(別の実施の形態)本発明は、上記実施の
形態に限定されるものではなく、以下に示すものも含む
ものである。なお、上記実施の形態と同様の構造につい
てはその説明を省略するとともに、同一の符号を付す。
【0048】(1)図2に示すように、隙間空間部Sに
軸心方向でのほぼ全範囲にわたって金属製もしくは弾性
ゴム性のシールドリング53を、ロータ軸5外周に外嵌
して、このシールドリング53外周面と貫通孔51内周
面との間の微小隙間にてラビリンスシール部Lを構成し
ている。
【0049】この場合、隙間空間部Sが軸心方向でのほ
ぼ全範囲にわたってシールドリング53によって埋めら
れた状態となるから、ラビリンスシール部Lによって、
玉軸受40に対する異物の侵入が一層阻止されることに
なる。
【0050】(2)図3に示すように、隙間空間部Sの
軸心方向での玉軸受40寄り箇所と、プーリ10側箇所
とに、それぞれ振り分けてシールドリング54,55
を、ロータ軸5外周に外嵌して、シールドリング54外
周面と貫通孔51内周面との間の微小隙間にてラビリン
スシール部L1を構成し、シールドリング55外周面と
プーリ10内周面との間の微小隙間にてラビリンスシー
ル部L2を構成している。
【0051】この場合、ラビリンスシール部L1によっ
て、玉軸受40に対する異物の侵入の阻止が図れるとと
もに、ラビリンスシール部L2によって、プーリユニッ
ト1における玉軸受7や一方向クラッチ6等への隙間空
間部S側からの異物の侵入を阻止できる。
【0052】上述の実施の形態では、シールドリング5
4をロータ軸5に設け、ラビリンスシール部L2の微小
隙間をハウジング4とシールドリング54との間に設け
たものを示したが、シールドリング54をハウジング4
側に設けて、ラビリンスシール部L2の微小隙間をロー
タ軸5とシールドリング54との対向面間に形成するよ
うにしても良い。
【0053】(3)図4に示すように、上記各実施の形
態とは異なり、オルタネータ2側におけるロータ軸5の
端面とプーリ10の端面とをほぼ面一状に構成し、その
ロータ軸5端面と玉軸受40との間で、かつ発電用回転
軸3の外周面との間に囲まれるように隙間空間部Sを形
成し、この隙間空間部Sのほぼ全体を埋めるように構成
したシールドリング56を発電用回転軸3に外嵌して、
シールドリング56外周面と貫通孔51内周面との間の
微小隙間にてラビリンスシール部Lを構成している。
【0054】この場合、ラビリンスシール部Lによっ
て、玉軸受40に対する異物の侵入の阻止が図れるとと
もに、プーリユニット1における玉軸受7や一方向クラ
ッチ6等への隙間空間部S側からの異物の侵入を阻止で
きる。
【0055】なお、図4に示すように、隙間空間部Sが
ロータ軸5端面と玉軸受40との間で、かつ発電用回転
軸3の外周面との間に囲まれるように形成されたものに
おいて、シールドリング56を、隙間空間部Sにおい
て、(a)発電用回転軸3のハウジング4に対する玉軸
受40寄りに偏らせて配置すること、(b)シールドリ
ング56を、隙間空間部Sにおいて、プーリユニット1
とオルタネータ2との間の軸心方向のほぼ全体にわたっ
て微小隙間を形成するように構成すること、(c)シー
ルドリング56とは別の第2シールドリングを軸体部お
よびプーリの一方に固定して設けることも、本発明に含
まれる。
【0056】なお、シールドリング56をハウジング4
に固定して、隙間空間部をプーリユニット1と補機2の
ハウジング4との間で、かつ入力軸3周りに備えるもの
の場合でもよい。また、シールドリング56を、隙間空
間部における軸心方向でのプーリユニット1寄り箇所
と、ハウジング4の入力軸3に対する軸受40寄り箇所
との複数箇所に振り分けて設けても良い。
【0057】上記各実施の形態では、一方向クラッチ6
の両側に設けられる転がり軸受7,8の外輪および内輪
をそれぞれプーリ10およびロータ軸5が一体に兼用す
る構造を示したが、その転がり軸受7,8の外輪および
内輪をそれぞれプーリ10およびロータ軸5とは別体の
ものに構成しても良い。
【0058】(4)図5にハブユニット1の他の実施形
態を示す。ここでのハブユニット1の基本構成は、上述
した各実施形態と同じであるが、シールドリング57を
変えている。
【0059】ここでのシールドリング57は、図6に示
すように、小筒部57aと、この小筒部57aの軸方向
一端から径方向外向きに立ち上がる環状板部57bと、
この環状板部57bの外周に一体に連接されて小筒部5
7aに対して所定の隙間を介して同心状に配置される大
筒部57cとを有している。
【0060】このようなシールドリング57は、一枚の
金属板をプレス加工して製作することができるが、その
他、切削加工により製作することもできる。なお、シー
ルドリング57を金属板のプレス加工とする場合には、
基材となる金属板をステンレス鋼などの耐腐食性に優れ
たものとすることができるが、耐腐食性をもたない金属
材に対して耐腐食性に優れた膜をコーティングしたり、
表面処理を施したりしたものとしてもよい。
【0061】そして、上記小筒部57aは、ロータ軸5
に対して所定のしめしろを持つ状態で外嵌装着されてい
る。このロータ軸5において、小筒部57aが嵌合装着
される領域は、玉軸受7の軌道面となる領域よりも小径
に設定されている。上記環状板部57bは、発電用回転
軸3の支持用の玉軸受40に装着してあるシールリング
45の外側面に対して微小隙間を介して対向されてい
る。また、大筒部57cは、ハウジング4において発電
用回転軸3が挿通される貫通孔51の外側開口側の内周
面、つまりハウジング4において径方向内向きのフラン
ジ4aの内周面に対して微小隙間を介して対向されてお
り、この大筒部57cの先端は、ハブユニット1の玉軸
受7寄りに設けてあるシールリング18の外側面に対し
て微小隙間を介して対向されている。これらすべての微
小隙間は、非接触でありながらある程度の密封作用を発
揮するラビリンスシール部になっている。
【0062】このようなシールドリング57を用いれ
ば、プーリユニット1の玉軸受7と、発電用回転軸3を
支持するための玉軸受40とを同時に密封することがで
きる。仮に、外部の水が、プーリ10とハウジング4と
の間の微小隙間を通じて、シールドリング57の内部の
環状空間58にまで入ったとしても、シールリング18
のラジアルリップ21a,21bが小筒部57aよりも
外径側に段違いに配置されている関係より、前記環状空
間58に入った水分を前記シールリング18のラジアル
リップ21a,21bから遠ざけることができるので、
当該ラジアルリップ21a,21bによる密封性を確保
できるようになる。しかも、環状空間58に入った水分
は、当該環状空間58の下半分の領域においてシールド
リング57の大筒部57cの先端とシールリング18と
の間の微小隙間から外部に排出されることになる。
【0063】なお、図5に示すハブユニット1では、図
1から図4に示す環状板30の替わりに、環状芯金に弾
性体からなるラジアルリップを被着した構成のシールリ
ング31を用いている。このシールリング31は、ロー
タ軸5の先端側外周に装着されて、そのラジアルリップ
がプーリ10の先端側の内周面に設けられる周溝の段壁
面に対して接触されるようになっている。
【0064】(5)上記図5および図6に示したシール
ドリング57について、図7および図8に示すように、
大筒部57cの軸方向他端に径方向外向きに立ち上がる
フランジ57dを設けることができる。さらに、玉軸受
7寄りに設けてあるシールリング18について、環状芯
金19の内周に設けてある2つのラジアルリップ21
a,21bの他に、環状芯金19の外側面にアキシアル
リップ21cを設けている。このアキシアルリップ21
cは、その付け根から先端へ向けて漸次拡径された形状
になっている。
【0065】そして、シールドリング57のフランジ5
7dをシールリング18の外側面に対して微小隙間を介
して対向させているとともに、シールリング18のアキ
シアルリップ21cをシールドリング57において大筒
部57cとフランジ57dとの連接部分に対して微小隙
間を介して対向させている。これらの微小隙間は、非接
触でありながらある程度の密封作用を発揮するラビリン
スシール部になっている。
【0066】このようなシールドリング57を用いてい
れば、仮に外部の水が、プーリ10とハウジング4との
間の微小隙間に入ったとしても、この水がシールドリン
グ57の内部の環状空間58に対して入りにくくなると
ともに、大筒部57cとハウジング4のフランジ4a内
周面との間の微小隙間に対して入りにくくなる。これに
より、プーリユニット1の玉軸受7や発電用回転軸3を
支持するための玉軸受40の密封性を上記(4)の構成
よりもさらに高めることができる。しかも、仮に、シー
ルドリング57の内部の環状空間58に対して水などが
入ったとしても、この水は前記微小隙間のうち、下半分
の領域から外部に排出される。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、プーリユニットと補機
とのその対向箇所でかつ入力軸もしくは軸体部周りに形
成される隙間空間部にラビリンスシール部が設けられる
ことによって、その隙間空間部は狭くなるので、外部か
らの水や塵埃などのプーリユニットや補機ハウジング内
への侵入を十分抑制できるものとなっている。よって、
プーリユニットと補機とを互いに近接する状態で対向さ
せている箇所における封止性能が高められることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態のプーリユニット等を
示す展開断面図
【図2】本発明に係る別の実施の形態(1)におけるプ
ーリユニット等の上半部を示す断面図
【図3】本発明に係る別の実施の形態(2)におけるプ
ーリユニット等の上半部を示す断面図
【図4】本発明に係る別の実施の形態(3)におけるプ
ーリユニット等の上半部を示す断面図
【図5】本発明に係る別の実施の形態(4)におけるプ
ーリユニット等を示す断面図
【図6】図5のシールドリング付近を示す拡大図
【図7】本発明に係る別の実施の形態(5)におけるプ
ーリユニット等を示す断面図
【図8】図7のシールドリング付近を示す拡大図
【符号の説明】
1 プーリユニット 2 オルタネータ(補機) 3 発電用回転軸(入力軸) 4 ハウジング 5 ロータ軸(軸体部) 6 一方向クラッチ 7 玉軸受(転がり軸受) 8 ころ軸受(転がり軸受) 10 プーリ 52〜57 シールドリング L ラビリンスシール部 S 隙間空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J016 AA02 BB03 BB17 CA07 3J031 AC10 BA08 BA19 CA02 3J042 AA03 AA11 BA01 CA10 DA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリユニットと補機を、互いに近接す
    る対向状態で設けたプーリユニットの封止構造であっ
    て、 前記プーリユニットは、前記補機のハウジングに軸受支
    持した入力軸に連結する軸体部が設けられ、この軸体部
    に対して、一方向クラッチおよびその側方の転がり軸受
    を介してプーリが相対回転可能に設けられるとともに、 前記補機の前記ハウジングと前記プーリユニットとの間
    で、かつ前記軸体部周りに形成される隙間空間部に、前
    記軸体部および前記ハウジングの一方に固定されるシー
    ルドリングを設け、 該シールドリングは、前記軸体部および前記ハウジング
    の他方との対向面間に、前記ハウジングに対する内外方
    向でラビリンス経路長を備える微小隙間を形成してある
    ことを特徴とするプーリユニットの封止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記シールドリングは、前記隙間空間部において、前記
    入力軸の前記ハウジングに対する軸受寄りに偏らせて配
    置していることを特徴とするプーリユニットの封止構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記シールドリングは、前記隙間空間部において、前記
    プーリユニットと前記補機との間の軸心方向のほぼ全体
    にわたって前記微小隙間を形成するように構成している
    ことを特徴とするプーリユニットの封止構造。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記シールドリングとは別の第2シールドリングを前記
    軸体部および前記プーリの一方に固定して設け、 前記第2シールドリングは、前記プーリユニットに対す
    る内外方向でラビリンス経路長を備える微小隙間を形成
    してあることを特徴とするプーリユニットの封止構造。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記シールドリングが、小筒部と、この小筒部の軸方向
    一端から径方向外向きに立ち上がる環状板部と、この環
    状板部の外周に一体に連接されて前記小筒部に対して所
    定の隙間を介して同心状に配置される大筒部とを有する
    形状であり、 前記小筒部が、プーリユニットの軸体部の外周面に対し
    て所定のしめしろを持つ状態で外嵌装着されており、 前記大筒部が、前記ハウジングにおいて入力軸が挿通さ
    れる孔の外側開口側の内周面との間で前記ラビリンス経
    路長を有する微小隙間を形成していることを特徴とする
    プーリユニットの封止構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記プーリの内周部で前記補機のハウジング寄りの位置
    に、前記プーリまたは軸体部の一方に対して固定され
    て、前記他方に対して接触される接触タイプのシールリ
    ングが設けられており、 前記シールドリングの環状板部が、前記入力軸支持用の
    軸受寄りに配置されており、 前記シールドリングの大筒部が、前記接触タイプのシー
    ルリングに対して非接触でありながら密封作用を発揮す
    る微小隙間を介して対向されていることを特徴とするプ
    ーリユニットの封止構造。
  7. 【請求項7】 プーリユニットと、補機とを、互いに近
    接する対向状態で設けたプーリユニットの封止構造であ
    って、 前記プーリユニットは、前記補機のハウジングに軸受支
    持した入力軸に連結する軸体部が設けられ、この軸体部
    に対して、一方向クラッチおよびその側方の転がり軸受
    を介してプーリが相対回転可能に設けられるとともに、 前記補機の前記ハウジングと前記プーリユニットとの間
    で、かつ前記入力軸周りに形成される隙間空間部に、前
    記入力軸および前記ハウジングの一方に固定されるシー
    ルドリングを設け、 該シールドリングは、前記入力軸および前記ハウジング
    の他方との対向面間に、前記ハウジングに対する内外方
    向でラビリンス経路長を備える微小隙間を形成してある
    ことを特徴とするプーリユニットの封止構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記シールドリングは、前記隙間空間部において、前記
    入力軸の前記ハウジングに対する軸受寄りに偏らせて配
    置していることを特徴とするプーリユニットの封止構
    造。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のプーリユニットの封止
    構造において、 前記シールドリングは、前記隙間空間部において、前記
    プーリユニットと前記補機との間の軸心方向のほぼ全体
    にわたって前記微小隙間を形成するように構成している
    ことを特徴とするプーリユニットの封止構造。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のプーリユニットの封
    止構造において、 前記シールドリングとは別の第2シールドリングを前記
    軸体部および前記プーリの一方に固定して設け、 前記第2シールドリングは、前記プーリユニットに対す
    る内外方向でラビリンス経路長を備える微小隙間を形成
    してあることを特徴とするプーリユニットの封止構造。
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