JP2003004124A - プーリユニット - Google Patents

プーリユニット

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JP2003004124A
JP2003004124A JP2001186254A JP2001186254A JP2003004124A JP 2003004124 A JP2003004124 A JP 2003004124A JP 2001186254 A JP2001186254 A JP 2001186254A JP 2001186254 A JP2001186254 A JP 2001186254A JP 2003004124 A JP2003004124 A JP 2003004124A
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pulley
annular
shield plate
shaft body
seal
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Hideki Fujiwara
英樹 藤原
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プーリユニットにおいて、泥水などが侵入する
厳しい環境下でも泥水などの異物を侵入しにくくするこ
と。 【解決手段】プーリ1と、ロータ軸2と、一方向クラッ
チ3と、玉軸受4と、ころ軸受5とを含み、ころ軸受5
の外面側に設けられてころ軸受5を外部に対して密封す
る環状シール61と、環状シール61の外面側において
ロータ軸2の外周に嵌着した環状シールド板7とを有
し、環状シール7の外面に、先端を環状シールド板7の
内面に対して接触する環状リップ8が一体成形されてい
る構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向クラッチを
備えるプーリユニットに関する。このプーリユニット
は、例えば自動車などのエンジンのクランクシャフトか
らベルトを介して駆動される補機に装備することができ
る。補機としては、例えば自動車のエアコンディショナ
用コンプレッサ、ウォーターポンプ、オルターネータ、
冷却ファンなどが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンに装着される各種の補機
は、エンジンのクランクシャフトによりベルトを介して
駆動されるようになっている。ここで、補機のうち、例
えばオルタネータの場合、エンジンのクランクシャフト
と同期回転するように連結していると、クランクシャフ
トの回転数が低下するとき、オルタネータの発電能力が
低下する。そこで、本願出願人は、オルタネータのプー
リ部分に上記一方向クラッチを内蔵し、クランクシャフ
トの回転数が低下するときに、オルタネータのロータの
回転をその慣性力により継続させるようにして、発電効
率を高められるようにしたプーリユニットのいくつかを
既に出願している。
【0003】図4は、そのプーリユニットの一つを示
す。図4において、1は、プーリ、2は、ロータ軸、3
は、一方向クラッチ、4は、玉軸受、5は、ころ軸受、
61,62は、環状シール、7は、環状シールド板であ
る。
【0004】なお、図中、軸方向一端側となる右側はエ
ンジン側であり、ロータ軸2の内周にその右側からクラ
ンクシャフトが挿入されるようになっており、左側は軸
方向他端側としてエンジンとは反対側になる。
【0005】このプーリユニットは、プーリ1とロータ
軸2との回転差に応じて一方向クラッチ3を動力を伝達
するロック状態と動力伝達を遮断するフリー状態とに切
り替え、プーリ1とロータ軸2との間で動力を伝達させ
たり遮断させたりするようになっている。
【0006】そして、環状シールド板7は、プーリ1と
ロータ軸2との環状空間へ外側から水が浸入するのを防
止して耐水性を高めるものであり、ロータ軸2に対して
その内周に圧入されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記プーリユニットを
オルタネータとして搭載している車両の場合、ガソリン
スタンドに装備されている洗車機で高速で洗車されるな
ど、泥水や小さな石の塊などの異物が浸入しやすい厳し
い環境下では、環状シールド板7だけで、そうした異物
の侵入を防止しにくい。
【0008】したがって、本発明は、プーリユニットに
おいて、前記した厳しい環境下でも泥水などの異物を侵
入しにくくすることを解決しようとする課題としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明第1は、プーリ
と、このプーリと互いに相対回転可能にかつこれの内側
に同心状に配設された軸体と、前記プーリと軸体との間
の環状空間に介装される一方向クラッチと、前記環状空
間において一方向クラッチの両側に設けられる転がり軸
受とを含むプーリユニットであって、前記プーリと軸体
との間の環状空間における自由端側の転がり軸受の外面
側に設けられて該転がり軸受を外部に対して密封する環
状シールと、前記プーリと軸体との間の環状空間におけ
る前記環状シールの外面側において前記軸体の外周に嵌
着した環状シールド板とを有し、前記環状シールの外面
に、先端を前記環状シールド板の内面に対して接触する
環状リップが一体成形されていることを特徴とする。
【0010】本発明第2は、プーリと、このプーリと互
いに相対回転可能にかつこれの内側に同心状に配設され
た軸体と、前記プーリと軸体との間の環状空間に介装さ
れる一方向クラッチと、前記環状空間において一方向ク
ラッチの両側に設けられる転がり軸受とを含むプーリユ
ニットであって、自由端側の転がり軸受の外面側におい
て前記プーリの内周面に固定され先端のシールリップが
前記軸体の外周面に当接する接触形態とされた環状シー
ルと、前記環状シールの外面側において内周側が前記軸
体の外周面に固定され外周側が前記プーリの内周面との
間で隙間を隔てて対向する環状シールド板とを有し、前
記環状シールの外面に、先端を前記環状シールド板の内
面に対して接触する環状リップが一体成形されているこ
とを特徴とする。
【0011】本発明第1および第2によると、環状シー
ルド板内面と環状シール外面との間に環状リップが位置
し、かつ、その環状リップが環状シールド板内面に接触
しているから、環状シールド板だけでその侵入を防止で
きない厳しい環境下で環状シールド板を超えて内部に泥
水などの異物が侵入してきても環状リップにより環状シ
ールにまでそれら異物が侵入するようなことがなくな
る。したがって、本発明のプーリユニットは、泥水など
の侵入を高い信頼性で防止できる構造を提供することが
できる。
【0012】上記本発明第1および第2の場合、環状リ
ップが、径方向外向きに傾斜されていると、さらに異物
の侵入を効果的に防止できるようになって好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0014】図1ないし図3は、本発明の実施形態にか
かり、図1は、プーリユニットの縦断面図、図2は、図
1の(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、図1の要
部の拡大図である。
【0015】図例のプーリユニットAは、プーリ1、ロ
ータ軸2、一方向クラッチ3、玉軸受4、ころ軸受5、
環状シール61,62、環状シールド板7、および環状
リップ8を有している。
【0016】このプーリユニットAは、部品点数ならび
に製造コストを削減するために、一方向クラッチ3の内
・外輪、玉軸受4およびころ軸受5の各内・外輪を省略
し、これらの内輪についてプーリユニットAのロータ軸
2で兼用させて、外輪についてプーリ1で兼用させた構
成としている。
【0017】プーリ1は、例えば自動車エンジンのクラ
ンクシャフトによりVリブドベルトBを介して回転駆動
されるもので、その外周にはVリブドベルトBが巻き掛
けられる波状溝が形成されている。
【0018】プーリ1の内周面において軸方向固定側の
領域には、深溝玉軸受からなる玉軸受4の玉41が介装
される軌道溝が形成されている。
【0019】ロータ軸2は、中空の軸体として、プーリ
1内部に挿通されて、図示しないが自動車エンジンの補
機の入力軸(例えばオルタネータのロータ)に固定され
る。
【0020】ロータ軸2の外周面において軸方向中間領
域2aの円周数カ所には、一方向クラッチ3の平坦なカ
ム面31が形成され、その軸方向両側領域2b,2cに
は、玉軸受4およびころ軸受5の内輪軌道が確保されて
いる。
【0021】ロータ軸2の中間領域2aは八角形に、両
側領域2b,2cは円形に形成されている。
【0022】ロータ軸2において玉軸受4の内輪軌道と
なる領域2bの外径寸法が、ころ軸受5の内輪軌道とす
る領域2cの外径寸法よりも大きく設定されているが、
これは、プーリ1とロータ軸2との間に、一方向クラッ
チ3や玉軸受4およびころ軸受5を軸方向固定側から順
番に簡単に組み込めるようにするためである。このロー
タ軸2の領域2bには、深溝玉軸受からなる玉軸受4の
玉41が介装される軌道溝が形成されている。
【0023】また、ロータ軸2の外周面において小径に
設定した軸方向自由端側の領域2cには、周溝2dが設
けられており、この周溝2dに対してころ軸受5の保持
器51の内周面に設けられてある径方向内向きの輪状突
起52が係入されることにより、当該保持器51が軸方
向に位置決めされるようになっている。
【0024】一方向クラッチ3は、プーリ1とロータ軸
2との対向環状空間Sの軸方向中央に介装されており、
その内輪軌道はロータ軸2の外周面で、その外輪軌道は
プーリ1の内周面で構成されている。
【0025】一方向クラッチ3は、合成樹脂製の円環状
の保持器32、転動体としての複数のころ33、弾性部
材として楕円形のコイルバネ34を備えている。
【0026】この場合、一方向クラッチ3の保持器32
は、プーリ1とロータ軸2の対向環状空間Sに配設され
て周方向ならびに軸方向に位置決めされた状態で外装さ
れており、ロータ軸2の外周面においてその円周方向数
カ所のカム面3aに対応する領域に径方向内外に貫通す
るポケット35が設けられている。このポケット35そ
れぞれの周方向間には軸方向の柱部36が存在してい
る。
【0027】一方向クラッチ3のころ33は、保持器1
2の各ポケット35に1つずつ周方向転動範囲が規制さ
れた状態で収納される。
【0028】一方向クラッチ3のコイルバネ34は、保
持器32の各柱部36の内壁面に突設される突起37に
対して装着されて、ころ33をカム面31とプーリ1の
内周面とで形成するくさび状空間の狭い側(ロック側)
へと押圧するものである。
【0029】一方向クラッチ3の保持器32の内周面
は、ロータ軸2の軸方向中間領域2aの八角形の外周面
形状に合致嵌合する形状に形成することにより、保持器
32をロータ軸2に対して周方向に回り止めさせてい
る。
【0030】また、一方向クラッチ3の保持器32は、
ロータ軸2における中間領域2aのカム面31と大径の
領域2bとを連接するテーパ状段差部2eによって、玉
軸受4側への動きが封じられ、ロータ軸2に対して軸方
向位置決めされたころ軸受5の保持器51によってころ
軸受5側への動きが封じられるようになっている。
【0031】玉軸受4ところ軸受5は、転がり軸受とし
て、プーリ1とロータ軸2との対向環状空間Sにおい
て、一方向クラッチ3の軸方向両側に1つずつ介装され
る。
【0032】玉軸受4は、その内輪軌道がロータ軸2の
軸方向一方領域2bにおける外周面で、その外輪軌道が
プーリ1の内周面で構成されていて、転動体としての複
数の玉41およびそれを保持する冠形保持器42からな
る一般的な深溝型玉軸受とされている。
【0033】ころ軸受5は、その内輪軌道がロータ軸2
の軸方向他方領域2cにおける外周面で、その外輪軌道
がプーリ1の内周面で構成されていて、転動体としての
複数のころ53およびそれを保持する保持器51からな
るケージアンドローラとされている。
【0034】前記環状空間Sにおいて、玉軸受4および
ころ軸受5の軸方向外端側に環状シール61,62が装
着されている。各環状シール61,62は、環状芯金の
外周に被着した弾性体の一端側をプーリ1の内周面に固
着し、その他端側をシールリップ61a、62aとして
ロータ軸2の外周面に当接した接触形態のものである。
【0035】上記プーリユニットAの動作としては、要
するに、プーリ1とロータ軸2との回転速度差に応じ
て、一方向クラッチ3がロック状態またはフリー状態と
なり、プーリ1からロータ軸2へ動力を伝達したり、動
力伝達を遮断したりする。なお、一方向クラッチ3がフ
リー状態となったときは、ロータ軸2が自身の回転慣性
力により回転継続する。
【0036】本実施の形態は、プーリ1とロータ軸2と
の間の環状空間Sにおける自由端側のころ軸受5の外面
側に設けられて該ころ軸受5を外部に対して密封する一
方の環状シール61と、前記プーリ1とロータ軸2との
間の環状空間Sにおける環状シール61の外面側におい
てロータ軸2の外周に嵌着した環状シールド板7とを有
し、環状シール61の外面に周方向に延設され、先端を
環状シールド板7の内面に対して接触する環状リップ8
が一体成形されていることを特徴とする。
【0037】上記構成においては、まず、環状シールド
板7が、ロータ軸2の外周面に圧入で固定されるととも
に、その外周面がプーリ1の内周面との間でラビリンス
隙間を隔てて対向していることで、少ない降雨などそれ
程環境が厳しくない場合では、この環状シールド板7で
泥水等の異物の侵入が抑制される。
【0038】そして、高速洗車などで泥水の量や小さな
石の塊などの異物が多数侵入してくるような厳しい環境
下では、環状シールド板7だけで、そうした異物の侵入
を防止しにくくなる。
【0039】このような場合、環状シールド板7とプー
リ1との間の隙間を越えて内部にそうした異物が侵入し
てくることがある。そうした場合、環状シール61の外
面に一体とされその先端が環状シールド板7の内面に接
触している環状リップ8により、その異物は、その環状
リップ8によりそれ以上の侵入が抑制される。
【0040】そして、この場合、環状リップ8は、径方
向外向きに傾斜されているとともに、所要の締め代をも
って環状シールド板7の内面に接触しているために、さ
らに異物の侵入は効果的に防止される。
【0041】つまり、上記傾斜構造の場合、環状シール
61の外面と環状リップ8の内面との間に上半分におけ
る側面視形状が逆L字形となる環状の異物収納部Cが構
成できる。
【0042】そうすると、外部からプーリ1の内周と環
状シールド板7の外周との間の隙間から前記異物収納部
Cの上半分側から環状シールド板7と環状シール61と
の間に異物が侵入してきた場合、その異物は、前記異物
収納部Cの上半分側から異物収納部Cの下半分側へ、そ
して、再び、前記隙間から外部へと誘導させやすくな
る。
【0043】また、環状リップ8は前記締め代で環状シ
ールド板7の内面に接触しているから、プーリ1とロー
タ軸2との相対回転が停止状態のときは、異物は、その
異物収納部Cの下半分側から重力の作用で、前記プーリ
1の内周と環状シールド板7の外周との間の隙間から外
部へと誘導させやすい。また、プーリ1とロータ軸2と
の相対回転中のときは、異物は、その異物収納部Cの全
体から回転遠心力の作用で、前記プーリ1の内周と環状
シールド板7の外周との間の隙間から外部へと誘導させ
やすい。
【0044】さらに、環状リップ8の先端は、前記傾斜
状態で環状シールド板7の内面に所要の締め代でもって
接触しているから、環状リップ8と環状シールド板7と
の間に異物が侵入できるような隙間は形成されにくく、
したがって、環状シール61にまで異物が侵入するよう
なことを無くすことができる。
【0045】この場合、環状リップ8の先端は、プーリ
1とロータ軸2との相対回転に伴い、環状シールド板7
の内面と摺動接触するが、その回転速度が低速のとき
は、前記締め代は十分な余裕でもって環状シールド板7
の内面に摺動接触する一方、回転速度が高速のときは、
環状リップ8に回転遠心力が作用して締め代が小さくな
るから、環状リップ8の先端における環状シールド板7
の内面との摺動接触による摩擦熱の発生は実用上無視で
きる程度に小さく抑制される。
【0046】なお、本発明は、上記実施形態で示される
環状リップ8にその形態が限定されるものではなく、例
えば、傾斜することなく水平に突出するような各種形態
のものを適用することができることは勿論である。
【0047】また、玉軸受4、ころ軸受5の内・外輪を
プーリ1ならびにロータ軸2上に一体形成したプーリユ
ニットに限るものではなく、さらに一方向クラッチ3の
両側に設ける転がり軸受も上記実施形態に限らず、各種
形態のプーリユニットに適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プーリ
と軸体との間の環状空間における自由端側の転がり軸受
の外面側に設けられて該転がり軸受を外部に対して密封
する環状シールと、前記プーリと軸体との間の環状空間
における前記環状シールの外面側において前記軸体の外
周に嵌着した環状シールド板とを有し、前記環状シール
の外面に、先端を前記環状シールド板の内面に対して接
触する環状リップが一体成形されているので、まず、環
状シールド板によりある程度の異物を防止できるととも
に、環状シールド板だけでその侵入を防止できない厳し
い環境下で環状シールド板を超えて内部に泥水などの異
物が侵入してきても環状リップにより環状シールにまで
それら異物が侵入するようなことがなくなる。したがっ
て、本発明のプーリユニットは、泥水などの侵入を高い
信頼性で防止できる構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプーリユニットの縦断面図
【図2】図1の(2)−(2)線断面の矢視図
【図3】図1の環状リップの上半分における周辺要部の
拡大図
【図4】従来のプーリユニットの縦断面図
【符号の説明】
A プーリユニット B ベルト S 環状空間 1 プーリ 2 ロータ軸 3 一方向クラッチ 4 玉軸受 5 ころ軸受 6 環状シール 7 環状シールド板 8 環状リップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プーリと、このプーリと互いに相対回転可
    能にかつこれの内側に同心状に配設された軸体と、前記
    プーリと軸体との間の環状空間に介装される一方向クラ
    ッチと、前記環状空間において一方向クラッチの両側に
    設けられる転がり軸受とを含むプーリユニットであっ
    て、 前記環状空間における自由端側の転がり軸受の外面側に
    設けられて該転がり軸受を外部から密封する環状シール
    と、 前記環状空間における前記環状シールの外面側において
    前記軸体の外周に嵌着された環状シールド板と、 を有し、 前記環状シールの外面に、先端を前記環状シールド板の
    内面に対して接触する環状リップが一体成形されてい
    る、ことを特徴とするプーリユニット。
  2. 【請求項2】プーリと、このプーリと互いに相対回転可
    能にかつこれの内側に同心状に配設された軸体と、前記
    プーリと軸体との間の環状空間に介装される一方向クラ
    ッチと、前記環状空間において一方向クラッチの両側に
    設けられる転がり軸受とを含むプーリユニットであっ
    て、 自由端側の転がり軸受の外面側において前記プーリの内
    周面に固定され先端のシールリップが前記軸体の外周面
    に当接する接触形態とされた環状シールと、 前記環状シールの外面側において内周側が前記軸体の外
    周面に固定され外周側が前記プーリの内周面との間で隙
    間を隔てて対向する環状シールド板と、 を有し、 前記環状シールの外面に、先端を前記環状シールド板の
    内面に対して接触する環状リップが一体成形されてい
    る、ことを特徴とするプーリユニット。
  3. 【請求項3】請求項1または2のプーリユニットにおい
    て、 前記環状リップが、径方向外向きに傾斜されている、こ
    とを特徴とするプーリユニット。
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Cited By (2)

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