JP2003074467A - 空気圧縮機 - Google Patents

空気圧縮機

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JP2003074467A
JP2003074467A JP2001263460A JP2001263460A JP2003074467A JP 2003074467 A JP2003074467 A JP 2003074467A JP 2001263460 A JP2001263460 A JP 2001263460A JP 2001263460 A JP2001263460 A JP 2001263460A JP 2003074467 A JP2003074467 A JP 2003074467A
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Japan
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piston
connecting rod
cylinder
bearing
air compressor
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JP2001263460A
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English (en)
Inventor
Arahisa Masubuchi
新寿 増渕
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Manabu Matsuchi
学 真土
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はピストンと連接棒との連結構造を簡
略化することを課題とする。 【解決手段】 空気圧縮機10は、シリンダヘッド12
が搭載されたシリンダ14と、シリンダ14内を往復動
可能に挿嵌されたピストン16と、ピストン16に連結
された連接棒17と、シリンダヘッド12とシリンダ1
4との間に設けられ、吸込口18、吐出口20を有する
弁座部材22と、を備えてなる。球面形状の嵌合部44
aが軸受40に圧入されることで、ピストン16と連接
棒17とは、揺動可能に連結される。このように、連接
棒17の球状突部44がピストン16の軸受40に分離
不可状態に嵌合するため、ピストンピンを使用せずに連
接棒17を揺動可能に連結することが可能になる。ピス
トン16は、樹脂製であり、上面の周縁部近傍に溝38
が設けられているので、圧縮工程で圧力が上昇すると、
溝38が外側に開いて周縁部外周をシリンダ14の内壁
に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気圧縮機に係り、
特にシリンダ内に挿入されたピストンを往復動させる空
気圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気機械としては、ピストンの往復運動
により空気の吸い込み、圧縮、吐出を行う往復動圧縮機
がある。
【0003】この種の往復動圧縮機は、ピストンが往復
動するシリンダと、吸込通路及び吐出通路を有するシリ
ンダヘッドと、シリンダとシリンダヘッドとの間に介在
する弁座部材とを有する。また、弁座部材は、平板状に
形成されており、吸込通路に連通される吸込ポート、及
び吐出通路に連通される吐出ポートが設けられている。
弁座部材の下面側には、吸込ポートを開閉するための吸
込弁座と、ピストンの往復動作に応じて吸込弁座に離着
座する吸込弁板が取り付けられている。また、弁座部材
の上面側には、吐出ポートを開閉するための吐出弁座
と、ピストンの往復動作に応じて吐出弁座に離着座する
吐出弁板が取り付けられている。
【0004】また、ピストンには、ピストンピンを介し
て連接棒の小端部が連結される構成のものと、連接棒の
小端部と一体形成されるものとがある。
【0005】さらに、連接棒の大端部はクランク軸の偏
心軸に連結されている。そのため、クランク軸がモータ
により回転駆動されると、連接棒が揺動しながらピスト
ンが往復運動する。そして、ピストンの動作方向に応じ
て吸込弁板、吐出弁板が開閉動作するため、ピストンが
シリンダ内を往復動する度に圧縮空気が吐出ポートから
吐出通路へ吐出されて空気タンクの圧力が上昇する。
【0006】ピストンピンを介して連接棒の小端部が連
結されたピストンは、連接棒の揺動により往復運動する
ように構成されている。この構成では、ピストンがシリ
ンダ内を直線的に往復動する構成であるが、連接棒とは
別体のピストン、ピストンピンが必要であり、その分部
品点数が多く、組み立て工程に時間がかかっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題を解
消するため、ピストンと連接棒とを一体化したものが開
発されている。この構成では、ピストンと連接棒とが鋳
物により一体成形されており、ピストン部が連接棒の揺
動により傾きながらシリンダ内を往復動する。そして、
ピストン部が傾いたときのシリンダ内壁との気密を保持
するため、ピストンの外周にリップリングと呼ばれるシ
ール部材を取り付け、円盤状の押さえ部材でリップリン
グの内周を挟持するようになっている。
【0008】しかしながら、ピストンと連接棒とが一体
成形された構成では、ピストンの外周にはシリンダ内壁
との摺動性を確保するためにリップリングと呼ばれる合
成樹脂製のリップリングを取り付ける必要があり、リッ
プリングを押さえる押さえ部材及び押さえ部材をピスト
ン上面に固定するビスなどが必要であり、部品点数が増
大するという問題があった。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決した空気
圧縮機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。
【0011】上記請求項1記載の発明は、シリンダと、
シリンダ内に挿入されたピストンと、ピストンを往復動
させる連接棒と、ピストンの吸引動作により開弁する吸
気弁と、ピストンの圧縮動作により開弁する吐出弁と、
を備えてなる空気圧縮機において、ピストンの下面に凹
部を設け、連接棒の端部に凹部に揺動可能に嵌合する突
部を設けたものであり、ピストンが傾くことを防止して
ピストンの外周に設けられていたシール部材及び押さえ
部材を削減する。
【0012】また、請求項2記載の発明は、凹部が、ピ
ストンの下面の開口部よりも内部空間が大となる形状に
形成され、突部が凹部の内部空間に揺動可能に嵌合する
形状に形成され、且つ開口部に挿通される括れ部を有
し、前記開口部が前記突部より小径であるので、ピスト
ンと連接棒の端部とを揺動可能に連結することが可能に
なると共に、ピストンが上死点から下支点へ移動する際
に突部が凹部から脱落することが防止される。
【0013】また、請求項3記載の発明は、ピストン
が、樹脂材により成形されており、シリンダ内壁に対す
る潤滑性を保持し、ピストンの外周に設けられていたシ
ール部材及び押さえ部材を削減する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。図1は本発明になる空気圧縮機の
一実施例を示す縦断面図である。図1に示されるよう
に、空気圧縮機10は、シリンダヘッド12が搭載され
たシリンダ14と、シリンダ14内を往復動可能に挿嵌
されたピストン16と、ピストン16に連結された連接
棒17と、シリンダヘッド12とシリンダ14との間に
設けられ、吸込口18、吐出口20を有する弁座部材2
2と、を備えてなる。
【0015】シリンダ14は、吸込口18に連通する吸
込経路24と、吐出口20に連通する吐出経路26とを
有する。また、弁座部材22の下面には、吸込弁28が
設けられ、弁座部材22の上面には、吐出弁30が設け
られている。
【0016】吸込弁28及び吐出弁30は、板状の弁体
の一端がボルト等の締結部材32,34で固定されてお
り、ピストン16が降下する吸込工程のとき吸込弁28
が開弁し、ピストン16が上昇する圧縮工程のとき吐出
弁30が開弁する。尚、吐出弁30の上側には、弁開度
調節板36が固定されており、吐出弁30は弁開度調節
板36に当接する位置まで開弁することができる。
【0017】図2はピストン16の構成を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は縦断面図、(C)は底面図
である。
【0018】図2(A)〜(C)に示されるように、ピ
ストン16は、潤滑性を有する樹脂製であり、上面16
aにシール性を高めるための溝38が周縁部近傍に設け
られている。また、ピストン16の下面側には、球面形
状の軸受(凹部)40が設けられている。この軸受40
は、下面側に開口する入り口(開口部)42がテーパ面
になっている。すなわち、入り口42は、下側が拡径さ
れ、内部へ入るに従って小径となる傾斜角度を有するテ
ーパになっている。よって、軸受40は、入り口42が
テーパ面により絞られており、内部が拡径された球面状
凹部になっている。
【0019】図3は連接棒17の構成を示す図であり、
(A)は正面図、(B)は側面図である。図3(A)
(B)に示されるように、連接棒17は、アルミニウム
合金により形成されており、一端にピストン16の軸受
40に嵌合する球状突部44が設けられ、他端に偏心ピ
ン46を有するクランク軸48が貫通する軸受部50が
設けられている。また、連接棒17の一端は、角部に面
取り52が設けられており、揺動によりピストン16の
下面に接触しないようになっている。
【0020】また、球状突部44は、軸受40に対応す
る大きさの球面形状に形成された嵌合部44aと、嵌合
部44aより小径とされた括れ部44bとを有する。
尚、嵌合部44aは、軸受40に対する摺動抵抗を軽減
するため、表面が鏡面研磨されている。
【0021】括れ部44bは、軸受40の入り口42よ
りも小径であり、入り口42に接触しないように揺動す
ることができる。また、球面形状の嵌合部44aは、樹
脂製のピストン16よりも硬度が高く、且つ摩擦係数が
小さいので、軸受40の入り口42から内部に圧入させ
ることができる。その際、嵌合部44aがテーパ状の入
り口42を押圧して拡径しながら軸受40の内部に圧入
される。
【0022】このように、球面形状の嵌合部44aが軸
受40に圧入されると、ピストン16と連接棒17と
は、どの方向へも揺動可能に連結される。また、球状突
部44の嵌合部44aは、入り口42が軸受40の内部
よりも小径であるので、軸受40の内部に圧入された後
は脱落しないように保持される。
【0023】すなわち、入り口42が球状突部44より
小径であるので、ピストン16と連接棒17の端部とを
揺動可能に連結することが可能になると共に、ピストン
16が上死点から下支点へ移動する際に球状突部44が
軸受40から脱落することが防止される。
【0024】このように、連接棒17の球状突部44が
ピストン16の軸受40に分離不可状態に嵌合するた
め、ピストンピンを使用せずに連接棒17を揺動可能に
連結することが可能になる。また、ピストンピンが不要
であるので、空気圧縮機10においては、部品点数を削
減して製造コストを安価に抑えられる。
【0025】また、ピストン16は、樹脂製であり、上
面の周縁部近傍に溝38が設けられているので、圧縮工
程で圧力が上昇すると、溝38が外側に開いて周縁部外
周をシリンダ14の内壁に密着させる。そのため、ピス
トン16が圧縮動作する過程では、ピストン16外周と
シリンダ14の内壁とのシール性を高められて圧縮効率
が向上するので、シール部材(リップリングまたはライ
ダリング)をピストン16の外周に設ける必要がない。
その分、空気圧縮機10においては、部品点数を削減し
て、製造コストを下げることが可能になる。
【0026】ここで、上記のように構成された空気圧縮
機10の動作について図4乃至図7を参照して説明す
る。
【0027】図4に示されるように、動作前の空気圧縮
機10は、ピストン16が上死点に上昇した状態で、吸
込弁28及び吐出弁30が閉弁しているものとする。ク
ランク軸48は、偏心ピン46を軸として反時計方向に
回転駆動される。
【0028】図5に示されるように、球面形状の嵌合部
44aが軸受40に圧入されてピストン16と連接棒1
7とは、揺動可能に連結されているため、クランク軸4
8が反時計方向に回転駆動されると、連接棒17が揺動
しながらピストン16を降下させる。ピストン16は、
連接棒17の傾斜角度に関係なく、水平状態のまま降下
し始める。これにより、シリンダ14の内部14aが負
圧になり、吸込弁28が開弁する。そのため、吸込口1
8からシリンダ14の内部14aに空気が導入される。
【0029】図6に示されるように、ピストン16が下
死点まで降下すると、ピストン16の降下速度がゼロに
なるので、シリンダ14の内部14aが大気圧になって
吸込弁28が閉弁する。ピストン16が上死点から下死
点に至るまでの間は、吸込工程である。
【0030】図7に示されるように、クランク軸48が
反時計方向に回転駆動されると、連接棒17の揺動動作
と共にピストン16が下死点から上昇し、シリンダ14
の内部14aの空気を圧縮する。ピストン16の上昇と
共に、シリンダ14の内部14aの圧力が上昇するた
め、シリンダ14の内部14aの圧力が吐出経路26の
圧力よりも高くなった時点で吐出弁30が開弁して圧縮
空気が吐出経路26へ吐出される。この後、ピストン1
6は、図4に示す上死点の位置に至るまで上昇して圧縮
空気を吐出経路26へ吐出させる。ピストン16が下死
点から上死点に至るまでの間は、圧縮工程である。
【0031】このように、空気圧縮機10は、図4乃至
図7に示す動作を繰り返すことにより、圧縮空気を生成
する。また、ピストン16と連接棒17との間は、球面
形状の嵌合部44aが軸受40に圧入されて揺動可能に
連結されているため、空気圧縮機10は、クランク軸4
8が回転駆動されると、連接棒17が揺動しながらピス
トン16を低負荷でスムーズに往復動させて吸込工程と
圧縮工程とを交互に行う。
【0032】ここで、本発明の変形例について説明す
る。図8は変形例のピストンの構成を示す図であり、
(A)は平面図、(B)は縦断面図、(C)は底面図であ
る。図9は変形例の連接棒の構成を示す図であり、
(A)は正面図、(B)は側面図である。尚、図8(A)〜
(C)及び図9(A)(B)において、上記実施例と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】図8(A)〜(C)に示されるように、変形
例のピストン60は、半径方向に延在する円柱形状の軸
受(凹部)62を有する。また、ピストン60の下面に
は、軸受62に連通する長方形状の入り口64が開口し
ている。また、入り口64は、テーパ状の傾斜面に形成
されている。すなわち、入り口64は、下側が幅広とさ
れ、内部へ入るに従って幅狭となる方向に傾斜してい
る。よって、軸受62は、入り口64が傾斜面により絞
られており、内部が拡径された球面状凹部になってい
る。
【0034】図9(A)(B)に示されるように、連接
棒66は、アルミニウム合金により形成されており、一
端にピストン60の軸受62に嵌合する円柱状突部68
が設けられ、他端に偏心ピン46を有するクランク軸4
8が貫通する軸受部50が設けられている。また、連接
棒66の一端は、角部に面取り52が設けられており、
揺動によりピストン16の下面に接触しないようになっ
ている。
【0035】また、円柱状突部68は、軸受62に対応
する大きさの円柱形状に形成された嵌合部68aと、嵌
合部68aより小径とされた括れ部68bとを有する。
尚、嵌合部68aは、軸受62に対する摺動抵抗を軽減
するため、表面が鏡面研磨されている。
【0036】括れ部68bは、軸受62の入り口64よ
りも小径であり、入り口64に接触しないように揺動す
ることができる。また、球面形状の嵌合部68aは、樹
脂製のピストン60よりも硬度が高く、且つ摩擦係数が
小さいので、軸受62の入り口64から内部に圧入させ
ることができる。その際、嵌合部68aがテーパ状の入
り口64を押圧して拡径しながら軸受62の内部に圧入
される。
【0037】このように、円柱形状の嵌合部68aが軸
受62に圧入されると、ピストン60と連接棒66と
は、円柱形状の嵌合部68a及び軸受62の延在方向と
直交する半径方向へ回動可能に連結される。この回動方
向は、ピストン60を往復動させる際の連接棒66の揺
動方向と一致するように組み付けられる。また、円柱状
突部68の嵌合部68aは、入り口64が軸受62の内
部よりも小径であるので、軸受62の内部に圧入された
後は脱落しないように保持される。
【0038】このように、連接棒66の円柱状突部68
がピストン60の軸受62に分離不可状態に嵌合するた
め、ピストンピンを使用せずに連接棒66を揺動可能に
連結することが可能になる。
【0039】尚、上記実施例では、ピストン16,60
を樹脂材で一体成形するものとしたが、これに限らず、
ピストン16,60をアルミニウム合金などの金属材で
形成するようにしても良い。その場合、ピストン16,
60の軸受40,62に対して球状突部44、円柱状突
部68を圧入させて連結する構成としたが、ピストン1
6,60の側方から半径方向に貫通する貫通孔を設け、
この貫通孔に球状突部44、円柱状突部68を挿入する
ようにする。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、シリンダと、シリンダ内に挿入されたピストンと、
ピストンを往復動させる連接棒と、ピストンの吸引動作
により開弁する吸気弁と、ピストンの圧縮動作により開
弁する吐出弁と、を備えてなる空気圧縮機において、ピ
ストンの下面に凹部を設け、連接棒の端部に凹部に揺動
可能に嵌合する突部を設けたため、ピストンが傾くこと
を防止してピストンの外周に設けられていたシール部材
及び押さえ部材を削減し、組立工程の工数を減らして製
造コストを安価に抑えることができる。
【0041】また、請求項2記載の発明は、凹部が、ピ
ストンの下面の開口部よりも内部空間が大となる形状に
形成され、突部が凹部の内部空間に揺動可能に嵌合する
形状に形成され、且つ開口部に挿通される括れ部を有
し、前記開口部が前記突部より小径であるので、ピスト
ンと連接棒の端部とを揺動可能に連結することが可能に
なると共に、ピストンが上死点から下支点へ移動する際
に突部が凹部から脱落することを防止できる。
【0042】また、請求項3記載の発明は、ピストン
が、樹脂材により成形されているため、シリンダ内壁に
対する潤滑性を保持し、ピストンの外周に設けられてい
たシール部材及び押さえ部材を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる空気圧縮機の一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】ピストン16の構成を示す図であり、(A)は
平面図、(B)は縦断面図、(C)は底面図である。
【図3】連接棒17の構成を示す図であり、(A)は正
面図、(B)は側面図である。
【図4】ピストンが上死点に停止した状態を示す縦断面
図である。
【図5】ピストンが上死点から降下した吸込工程の動作
状態を示す縦断面図である。
【図6】ピストンが下死点に移動した状態を示す縦断面
図である。
【図7】ピストンが下死点から上昇した圧縮工程の動作
状態を示す縦断面図である。
【図8】変形例のピストンの構成を示す図であり、
(A)は平面図、(B)は縦断面図、(C)は底面図であ
る。
【図9】変形例の連接棒の構成を示す図であり、(A)
は正面図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
10 空気圧縮機 12 シリンダヘッド 14 シリンダ 16,60 ピストン 17,66 連接棒 18 吸込口 20 吐出口 22 弁座部材 24 吸込経路 26 吐出経路 28 吸込弁 30 吐出弁 38 溝 40,62 軸受 42,64 入り口 44 球状突部 48 クランク軸 68 円柱状突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真土 学 神奈川県綾瀬市小園1116番地 トキコ株式 会社相模工場内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AC02 AD03 CB02 CE04 3H076 AA02 BB41 CC24 CC28 CC31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、該シリンダ内に挿入された
    ピストンと、該ピストンを往復動させる連接棒と、前記
    ピストンの吸引動作により開弁する吸気弁と、前記ピス
    トンの圧縮動作により開弁する吐出弁と、を備えてなる
    空気圧縮機において、 前記ピストンの下面に凹部を設け、 前記連接棒の端部に前記凹部に揺動可能に嵌合する突部
    を設けたことを特徴とする空気圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、前記ピストンの下面の開口
    部よりも内部空間が大となる形状に形成され、前記突部
    は前記凹部の内部空間に揺動可能に嵌合する形状に形成
    され、且つ前記開口部に挿通される括れ部を有し、前記
    開口部が前記突部より小径であることを特徴とする請求
    項1記載の空気圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記ピストンは、樹脂材により成形した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の空気圧縮機。
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