JPH07189898A - 揺動斜板式圧縮機におけるピストン - Google Patents

揺動斜板式圧縮機におけるピストン

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JPH07189898A
JPH07189898A JP5332142A JP33214293A JPH07189898A JP H07189898 A JPH07189898 A JP H07189898A JP 5332142 A JP5332142 A JP 5332142A JP 33214293 A JP33214293 A JP 33214293A JP H07189898 A JPH07189898 A JP H07189898A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一体構成の片頭ピストンの軽量化及びピストン
とシリンダボアとの間の摺接部位の摩耗の防止を図る。 【構成】片頭ピストン8の頭部10には一対の肉取り部
8a,8bが形成されている。第1の肉取り部8aは、
片頭ピストン8の中心軸線C1 に関して斜板7の回転中
心軸線C0 とは反対側の片頭ピストン8の頭部10の周
面側にて中心軸線C1 側に向けて凹み形成されている。
第2の肉取り部8bは、片頭ピストン8の中心軸線C1
に関して斜板7の回転中心軸線C0 側の片頭ピストン8
の頭部10の周面側にて中心軸線C1 側に向けて凹み形
成されている。第1の肉取り部8aは第2の肉取り部8
bよりも頭部10の先端10aから遠い位置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、回転軸に傾動可能に支持された
斜板の両面と片頭ピストンの首部との間に介在されたシ
ューを介して斜板の回転運動を片頭ピストンの往復直線
運動に変換すると共に、クランク室内の圧力と吸入圧と
の片頭ピストンを介した差により斜板の傾角を制御する
揺動斜板式圧縮機におけるピストンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特開昭60−175783号公報、実開
平4−109481号公報に開示されるこの種の圧縮機
では、半球状のシューの球面部が片頭ピストンの首部の
球面凹部に嵌まり込み支持されていると共に、端面部が
斜板面に接している。このようなシュー支持構造によっ
て斜板の回転に伴って片頭ピストンが回転軸方向に往復
動可能である。又、回転軸に傾動可能かつ回転軸と一体
的に回転可能に支持された回転板上に斜板を相対回転可
能に支持すると共に、斜板と片頭ピストンとをピストン
ロッドで連結した揺動斜板式圧縮機においては斜板回り
止め機構が必要であるが、特開昭60−175783号
公報、実開平4−109481号公報の揺動斜板式圧縮
機では回転板及び回り止め機構が不要となり、機構の簡
素化が著しい。
【0003】この圧縮機には中空形状の片頭ピストンが
用いられている。片頭ピストンを中空形状とすることに
よって圧縮機全体の軽量化を図ることができる。しかも
片頭ピストンの軽量化はピストン慣性力の低減をもたら
し、高速回転時の容量制御性が向上する。即ち、ピスト
ン重量が大きいと高速回転時のピストン慣性力が大きく
なる。ピストン慣性力が大きいと吸入行程から吐出行程
への切り換え時には大きなピストン慣性力が斜板に加わ
り、斜板傾角が不要に大きくなる。このような不要な斜
板傾角増大を抑えるにはクランク室内の圧力を高くする
必要がある。即ち、斜板傾角が大きくなるほどクランク
室内の圧力を高めなければならない。しかし、このよう
な制御特性は、クランク室内の本来の圧力制御(斜板傾
角を大きくするにはクランク室内の圧力を降圧するこ
と)に反し、容量制御が不能となる。ピストンを軽量化
すればこのような容量制御不能は解消される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開平4−10948
1号公報の片頭ピストンでは2つの部品を溶接して片頭
ピストンを構成する製作工程が必要となるが、これは製
作コストの上昇をもたらす。
【0005】特開昭60−175783号公報の片頭ピ
ストンでは、頭部の中空部は首部側に開口しており、こ
の開口側から中空化加工を施せる。しかし、奥深くまで
削り込むことはできず、頭部の中空部の容積を大きくで
きない。従って、片頭ピストンの軽量化は十分ではな
く、実開平4−109481号公報の場合と同様に2つ
の部品を溶接して片頭ピストンを構成する必要がある。
【0006】本発明は、一体構成の片頭ピストンの軽量
化及びピストンとシリンダボアとの間の摺接部位の摩耗
の防止を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、ピストンの中心軸線に関して斜板の回転
中心軸線とは反対側の片頭ピストンの頭部の周面側に
は、ピストンの中心軸線側に向けて凹ませた第1の肉取
り部を設け、ピストンの中心軸線に関して斜板の回転中
心軸線側の片頭ピストンの頭部の周面側には、ピストン
の中心軸線側に向けて凹ませた第2の肉取り部を設け、
第1の肉取り部は第2の肉取り部よりも頭部の先端から
遠い位置に設定した。
【0008】請求項2に記載の発明では、片頭ピストン
が下死点位置にあるときには前記第1の肉取り部がシリ
ンダボアの開口縁からはみ出すようにした。請求項3に
記載の発明では、片頭ピストンが下死点位置と上死点位
置との中間位置にある場合には前記第2の肉取り部がシ
リンダボアの開口縁より内側にあるようにした。
【0009】
【作用】第1及び第2の肉取り部はいずれも片頭ピスト
ンの頭部の周面から斜板の半径方向へ凹んでおり、第1
及び第2の肉取り部を有する一体構成の片頭ピストンの
形成は容易である。片頭ピストンが下死点付近にあると
きには片頭ピストンの慣性力が最も大きく、斜板はこの
慣性力の反力を片頭ピストンに与える。この反力は斜板
の回転中心軸線から半径方向へ離間する方向への分力を
有し、この分力が片頭ピストンの頭部周面の特定部位を
シリンダボアの周面に押し付ける。この押し付け力は片
頭ピストンとシリンダボアとの間の摺接部位の摩耗を防
止するために小さいほどよく、第1及び第2の肉取り部
の頭部先端からの遠近配置は前記押し付け力を小さくす
るのに適している。
【0010】請求項2に記載の発明では、前記分力によ
って頭部周面の特定部位に当たるシリンダボアの周面は
開口縁となる。そのため、前記押し付け力が最も小さく
なる。
【0011】片頭ピストンが下死点位置と上死点位置と
の中間にあるとき、この付近から上死点位置までの範囲
では斜板から片頭ピストンに与えられる圧縮反力は斜板
の回転中心軸線側に向かう分力を有する。この分力が片
頭ピストンの頭部周面の特定部位をシリンダボアの周面
に押し付けるが、請求項3に記載の発明ではこの特定部
位は第2の肉取り部の縁から外れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図7に基づいて説明する。図1に示すように圧縮機全体
のハウジングの一部となるシリンダブロック1の前後に
はフロントハウジング2及びリヤハウジング3が接合固
定されている。シリンダブロック1及びフロントハウジ
ング2には回転軸4が回転可能に支持されている。フロ
ントハウジング2内にて回転軸4には回転支持体5が止
着されており、回転支持体5の周縁部に形成された支持
アーム5aにはガイド孔5bが形成されている。
【0013】回転軸4には斜板7が回転軸4方向へ傾動
可能かつスライド可能に支持されている。斜板7には連
結片7aが止着されていると共に、連結片7aの先端部
にはガイドピン6が取り付けられている。ガイドピン6
はガイド孔5bに係合しており、ガイド孔5bはガイド
ピン6を介して斜板7の傾動を案内する。これにより斜
板7が回転軸4方向へ揺動可能かつ回転軸4と一体的に
回転可能である。
【0014】クランク室2a、リヤハウジング3内の吸
入室3a及び吐出室3bを互いに接続するようにシリン
ダブロック1に貫設されたシリンダボア1a内には片頭
ピストン8が収容されている。片頭ピストン8の首部9
の内側には一対の半球状の支持凹部9aが対向形成され
ており、支持凹部9aには半球状のシュー11が嵌入支
持されている。斜板7の周縁部は両シュー11間に入り
込み、斜板7の両面には両シュー11の端面が接する。
従って、斜板7の回転運動がシュー11を介して片頭ピ
ストン8の前後往復揺動に変換され、片頭ピストン8が
シリンダボア1a内を前後動する。これにより吸入室3
aからシリンダボア1a内へ吸入された冷媒ガスが圧縮
されつつ吐出室3bへ吐出される。
【0015】片頭ピストン8のストロークはクランク室
2a内の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧との片頭ピ
ストン8を介した差圧に応じて変わり、圧縮容量を左右
する斜板7の傾角が変化する。クランク室2a内の圧力
はシリンダブロック1内の図示しない容量制御弁により
制御される。
【0016】図3及び図6に示すように片頭ピストン8
の首部9の背面には回り止め部9bが一体形成されてい
る。回り止め部9bはフロントハウジング2の内周面形
状と略同径の円周面を有しており、回り止め部9bの円
周面がフロントハウジング2の内壁面に接して片頭ピス
トン8の回転を防止する。
【0017】図1及び図4に示すように片頭ピストン8
の頭部10には一対の肉取り部8a,8bが形成されて
いる。第1の肉取り部8aは、片頭ピストン8の中心軸
線C 1 に関して斜板7の回転中心軸線C0 とは反対側の
片頭ピストン8の頭部10の周面側にて中心軸線C1
に向けて凹み形成されている。第2の肉取り部8bは、
片頭ピストン8の中心軸線C1 に関して斜板7の回転中
心軸線C0 側の片頭ピストン8の頭部10の周面側にて
中心軸線C1 側に向けて凹み形成されている。第1の肉
取り部8aは第2の肉取り部8bよりも頭部10の先端
10aから遠い位置にある。図5は図1のB−B線拡大
断面図、図6は図1のC−C線拡大断面図である。
【0018】片頭ピストン8は肉取り部8a,8bの形
成によって軽量化される。第1の肉取り部8a及び第2
の肉取り部8bは頭部10の周面から切削形成したり、
あるいは型抜き形成され、片頭ピストン8は一体構成で
ある。従って、片頭ピストン8の素材として一体のブロ
ックを用いることができ、ピストン製作が従来よりも容
易となり、製作コストが低減する。
【0019】図1に示すように、片頭ピストン8の中心
軸線C1 に関して斜板7の回転中心軸線C0 とは反対側
のシリンダボア1aの内周面部の開口縁部位1a1 はシ
リンダボア1aの開口縁の他部位よりもクランク室2a
側に突出している。図1の下側の片頭ピストン8は下死
点位置にあり、この状態では第1の肉取り部8aは開口
縁部位1a1 よりもクランク室2a側にはみ出してい
る。即ち、片頭ピストン8が下死点位置にあるときには
第1の肉取り部8aの縁部8a1 とシリンダボア1aの
開口縁部位1a1 とは一致する。
【0020】図7では片頭ピストン8は下死点位置と上
死点位置との中間位置にある。この状態では第2の肉取
り部8bは全てシリンダボア1a内に入り込んでいる。
片頭ピストン8が下死点位置付近にあるときの片頭ピス
トン8の慣性力は図1の矢印F0 で表される。片頭ピス
トン8は斜板7の傾きによって位置Pから慣性力F0
反力を矢印Fsで示すように受ける。反力Fsは、片頭
ピストン8の往復動方向の分力f1 と、斜板7の回転中
心軸線C0 から半径方向へ離間する方向への分力f2
に分解される。片頭ピストン8は分力f2 により傾こう
とし、第1の肉取り部8aの縁部8a1 がシリンダボア
1aの内周面から分力f2 (押し付け力)に対する反力
Faを受けると共に、頭部10の先端10aの縁部10
1 がシリンダボア1aの内周面から分力f2 (押し付
け力)に対する反力Fbを受ける。
【0021】斜板7の傾きをθ、頭部10の先端10a
から第1の肉取り部8aの縁部8a 1 までの距離を
1 、頭部10の先端10aから位置Pまでの距離をL
2 とすると、θ,L1 ,L2 ,F0 ,Fs,Fa,Fb
の間には式(1),(2),(3)で示す関係がある。 Fs・ cosθ=F0 ・・・(1) Fs・ sinθ−Fa+Fb=0 ・・・(2) L1 ・Fa−L2 ・Fs・ sinθ=0・・・(3) 式(1),(2),(3)より次式(4),(5)が得
られる。 Fa=L2 ・Fs・ sinθ/L1 ・・・(4) Fb=(L2 −L1 )・Fs・ sinθ/L1 ・・・(5) 式(4),(5)は距離L1 が大きくなるほど反力F
a,Fbが小さくなることを表す。反力Fa,Fbが小
さいほど片頭ピストン8とシリンダボア1a内周面との
間の摺接部位の摩耗を少なくできる。
【0022】本実施例では、第1の肉取り部8aが第2
の肉取り部8bよりも頭部10の先端10aから遠い位
置に設定してある。従って、第2の肉取り部8bが第1
の肉取り部8aよりも頭部10の先端10aから遠い位
置に設定した場合に比して距離L1 を稼ぐことができ
る。このような第1及び第2の肉取り部8a,8bの配
置により反力Fa,Fbの低減化が図られている。又、
片頭ピストン8が下死点位置にあるときには第1の肉取
り部8aの縁部8a1 とシリンダボア1aの開口縁部位
1a1 とが一致するようにしてあり、第1及び第2の肉
取り部8a,8bによる片頭ピストン8の軽量化及び反
力Fa,Fbの低減化のバランスが最もよい。さらに開
口縁部位1a1 をクランク室2a側に延出することによ
って距離L 1 が稼がれており、開口縁部位1a1 の延出
構成も反力Fa,Fbの低減化に寄与している。
【0023】図7では片頭ピストン8が下死点位置と上
死点位置との中間位置にある。この付近から上死点位置
までの範囲では圧縮反力が慣性力に対する反力を上回
り、この差の反力Fkは片頭ピストン8が前記中間位置
を越えると斜板7の回転中心軸線側に向かう分力f3
有する。この分力f3 により片頭ピストン8が傾くが、
第2の肉取り部8bが全てシリンダボア1a内に入り込
んでおり、第2の肉取り部8bの縁部8b1 はシリンダ
ボア1a内に入り込んでいる。斜板7の回転中心軸線側
に向かう分力f3 が生じているときに縁部8b1 がシリ
ンダボア1aの開口縁と擦れ合うことはなく、片頭ピス
トン8及びシリンダボア1aが傷つくことはない。
【0024】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図8に示すように第1の肉取り部
8aと第2の肉取り部8bとが片頭ピストン8Aの内部
で繋がるようにした構成も可能である。このようにすれ
ば片頭ピストン8Aが前記実施例に比して一層軽量にな
る。この場合にも両肉取り部8a,8bを共に型形成す
ることができ、製作は容易である。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、ピストン
の中心軸線に関して斜板の回転中心軸線とは反対側の片
頭ピストンの頭部の周面側には、ピストンの中心軸線側
に向けて凹ませた第1の肉取り部を設け、ピストンの中
心軸線に関して斜板の回転中心軸線側の片頭ピストンの
頭部の周面側には、ピストンの中心軸線側に向けて凹ま
せた第2の肉取り部を設け、第1の肉取り部は第2の肉
取り部よりも頭部の先端から遠い位置に設定したので、
一体構成の片頭ピストンの軽量化を達成し得ると共に、
片頭ピストンとシリンダボアとの間の摺接部位の摩耗を
防止し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施例の圧縮機全体の
側断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 片頭ピストンの斜視図である。
【図4】 片頭ピストンの斜視図である。
【図5】 図1のB−B線断面図である。
【図6】 図1のC−C線断面図である。
【図7】 要部側断面図である。
【図8】 片頭ピストンの別例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1a…シリンダボア、1a1 …開口縁部位、8,8A…
片頭ピストン、8a…第1の肉取り部、8b…第2の肉
取り部、9…首部、10…頭部、10a1 …先端、C0
…回転中心軸線、C1 …中心軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諸井 隆宏 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に傾動可能に支持された斜板の両面
    とシリンダボア内に収容された片頭ピストンの首部との
    間に介在されたシューを介して斜板の回転運動を片頭ピ
    ストンの往復直線運動に変換すると共に、クランク室内
    の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介した差により斜板
    の傾角を制御する揺動斜板式圧縮機において、 ピストンの中心軸線に関して斜板の回転中心軸線とは反
    対側の片頭ピストンの頭部の周面側には、ピストンの中
    心軸線側に向けて凹ませた第1の肉取り部を設け、ピス
    トンの中心軸線に関して斜板の回転中心軸線側の片頭ピ
    ストンの頭部の周面側には、ピストンの中心軸線側に向
    けて凹ませた第2の肉取り部を設け、第1の肉取り部は
    第2の肉取り部よりも頭部の先端から遠い位置に設定し
    た揺動斜板式圧縮機におけるピストン。
  2. 【請求項2】前記第1の肉取り部は、片頭ピストンが下
    死点位置にあるときにはシリンダボアの開口縁からはみ
    出している請求項1に記載の揺動斜板式圧縮機における
    ピストン。
  3. 【請求項3】前記第2の肉取り部は、片頭ピストンが下
    死点位置と上死点位置との中間位置にある場合にはシリ
    ンダボアの開口縁より内側にある請求項1及び請求項2
    のいずれかに記載の揺動斜板式圧縮機におけるピスト
    ン。
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