JPH0486386A - 圧縮機のピストン装置 - Google Patents

圧縮機のピストン装置

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JPH0486386A
JPH0486386A JP20202390A JP20202390A JPH0486386A JP H0486386 A JPH0486386 A JP H0486386A JP 20202390 A JP20202390 A JP 20202390A JP 20202390 A JP20202390 A JP 20202390A JP H0486386 A JPH0486386 A JP H0486386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
sphere
compressor
spherical body
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP20202390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tanaka
清 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0486386A publication Critical patent/JPH0486386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、クランク軸とピストンを連結する連接棒の一
端に球体を設け、Cの球体の前面を前記ピストンの内面
に設けた球座に当接させている所謂ボールジヨイント式
の圧縮機のピストン装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の圧縮機のピストン装置は、特開昭594
006/1号公報に記載さねでいるように、クランク軸
とピストンを連結する連接棒の一端に球体を設も〕、こ
の球体の前面を前記ピストンの内面に設けた球座に当接
さぜる一方、この球体の後面を前記ピストンにに設けた
カシメ部でカシメてピストンと球体を連結してなり、か
つ、前記球体の後面とカシメ部の間には合成樹脂製のパ
ツキンが介在されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、」二元の構成によると連接棒、球体、及
び円筒体は通常、鋼材で形成されているため、重量が重
く往復質量が多いf(め圧縮機の性能を思うように向」
−てきないばかりでなく 、Fi体の摺動抵抗を低減す
るtこめに、ピストンの座面や球体の表面には油溝を切
削加工しなければならず、製作が複雑であるという問題
があると共に、連接棒、球体、及び円筒体は全て金属製
であるtこめ、給油量が足りないと摺動面の摩耗や騒音
を発生ずるという問題があった。更に、ノJシメ結合部
には別部品のパツキンを必要とするjCめ、部品点数が
多く、組立て作業が面倒であっlこ。
本発明は斯る点に鑑みなされたものであり、lどストン
装置の往復質量を低減し圧縮機の性能を向上すると共に
、給油特性を維持しつつ切削加工を廃止して装置の製作
を簡略し、更に、摺動面の潤滑特性の向上、部品点数の
削減、及び摺動音の低減が図ねる圧縮機のピストン装置
を提供することを特徴とする。
く二)課題を解決するtこめの手段 本発明は、クランク軸とピストンを連結する連接棒の一
端に球体を他端に円筒体を設け、この球体の前面を前記
ピストンの内面に設けた球座に当接させる一方、この球
体の後面を前記ピストンにに設けたカシメ部でカシメて
ピストンと連接棒を連結しているものにおいて、前記球
体を合成樹脂材にて形成しlこものである。
また、−1−記構成において、連接棒、球体、円筒体を
合成樹脂材にて一体形成しtζものである。
(ホ)作用 本発明の圧縮機のピストン装置は上記の構成により、球
体は合成樹脂材にて形成されているので球体の質量を従
来より低減し往復質量の減少により圧縮機の性能を向上
できると共に、給油のtこめの油溝は球体の射出成形時
に簡単に成形でき、給油特性を維持しつつ切削加工を廃
止することができ、装置の製作を簡略できる。また、球
体は自己潤滑性に富むので、摺動面の摺動抵抗を低減し
て圧縮機の人力を減少させることができ、更に、球体自
身の弾性によりカシメ部との間に介在されていtこ)<
フキンを不要にでき、部品点数を削減できる。加えて、
給油量不足時でも摺動音の発生は抑制される。
虫jこ、連接棒、球体、円筒体を合成樹脂材にて体形成
すれば、往復質量の低減や製作の簡略化を一層促進でき
る。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基すいて説明する。
1は底部に潤滑油を貯溜した密閉ケース2内の上部に圧
縮機部3を下部に電動機部4を収納してなり、かつ、両
磯部3.4をクランク軸14で連結してなる密閉型圧縮
機である。6は前記圧縮機部3を構成するピストン装置
であり、この装置は内面に座面7、後端部に円筒状のノ
ノシメ部8を有するピストン9と、前面をピストン9の
座面7に当接し後面を前記カシメ部8のノ7シメにより
固定されtコ合成樹脂製の球体10と、この球体を一端
に接続し他端に円筒体12を有する連接棒13とを備え
、この連接棒の円筒体12をクランク軸14のクランク
ビン15に嵌押させることにより、ピストン9をシリン
ダ16内で往復摺動させている。ここで、前記球体10
は強度的に強い耐冷媒性、耐油性、耐熱性を有するエン
ジニアリングプラスチックの射出成形にて形成されてい
る。エンジニアリングプラスチックとは、引張強度5 
k g/ m m 2以−1−1長期耐熱温度100°
C以」二の合成樹脂であるが、本発明にあっては、特に
線膨張係数が鋳鉄にそれ(] 、  l X ] O−
5/’C)に近く、耐冷媒性、耐油性、耐熱性に優れた
熱硬化性のエンジニアリングプラスチック、例えば、強
化エポキシ樹脂等で形成するのが好ましい。尚強化樹脂
とは、ガラス繊維や炭素繊維等のフィラーが入った樹脂
である。17はこの球体10のりを周面に、ピストン9
の摺動方向に沿って等間隔で成形されtこ4本の油溝で
あり、この油溝17は、球体10の射出成形時に金をに
よって一体成形される。
穿設されtこ複数の孔であり、この孔は、jノシメ部8
をカシメる前に予め設けられており、カシメ部8を−J
ノシメlこ後に、その開口が弾性体11と球体10の双
方に跨って位置するように形成されている。18はピス
トン9のスカート部〕9の周面に間隔を空けて複数段け
られtこ孔であり、この孔は前記ノノシメ部8の孔17
の各々に相対向する位置に形成されている。まtこ、ク
ランクビン15にはクランク軸14の油孔20に連通し
tこオイル噴出(L21が形成されている。そして、密
閉ケース2内の底部に貯溜された潤滑油は、クランク軸
14の遠心ポンプ作用により油孔2oを介して汲み七げ
られた後、クランクどン15のオイル噴出孔21から回
転方向に飛散されている。
このように構成さねた圧縮機のピストン装置において、
球体10はエンジニアリングプラスチックにて形成され
ているので球体1oの質量を従来より低減し往復質量の
減少により圧縮機の性能を向上できる。また、給油のt
(めの油溝17は球体10の射出成形時に簡単に成形で
き、給油特性を維持しつつ切削加工を廃止することがで
き、装置の製作を簡略できる。また、球体1oは自己潤
滑性に富むので、球体10と座面7との間の摺動面の摺
動抵抗を低減して圧縮機の人力を減少させることができ
る。更に、球体1o自身の弾性により持にカシメ部8と
球体1oの間にパツキンを介在させるまでもな(、ガタ
の発生を抑制できるtこめパツキンを不要にでき、部品
点数を削減できる。
加えて、球体10の有する自己潤滑性、及び弾性により
、摺動面の給油量が不足しいてる場合でも摺動音の発生
は抑制される。油溝17の一部をカシメ部8から露出さ
ぜ、連接棒13側に開口させることにより、クランクビ
ン15の噴出孔21から飛散され球体10の後面に付着
する潤滑油を該球体10の前面まで導くことができ、給
油特性を向上できる。
まt(、連接棒13、球体10、円筒体12をエンジニ
アリングプラスチックにて一体形成ずねばピストン装置
の重量を更に低減でき、往復質量の低減や円筒体12と
クランクビン15の間の摺動抵抗の低減により性能アッ
プを促進できると共に装置の製作も簡略化できる。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、球体の質量を従来より低
減し往復質量の減少により圧縮機の性能を向上できると
共に、給油のtこめの油溝は球体の射出成形時に簡単に
成形でき、給油特性を維持しつつ切削加工を廃止するこ
とがてき、装置の製作を簡略できる。まtこ、球体は自
己潤滑性に富むので、摺動面の摺動抵抗を低減して圧縮
機の人力を減少させることができ、更に、球体自身の弾
性によりノJシメ部との間に介在されてぃtこパツキン
を不要にでき、部品点数を削減できる。加えて、給油量
不足時でも摺動音の発生は抑制される。
また、連接棒、球体、円筒体を合成樹脂材にて一体形成
すれば、往復質量の低減や製作の簡略化を一層促進でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す密閉型圧縮機の縦断面図
、第2図はピストン装置の平断面図、第3図は連接棒の
縦断面図である。 6・・・ピストン装置、7・−座面、8・・カシメ部、
9−どストン、10球体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クランク軸とピストンを連結する連接棒の一端に
    球体を他端に円筒体を設け、この球体の前面を前記ピス
    トンの内面に設けた球座に当接させる一方、この球体の
    後面を前記ピストンにに設けたカシメ部でカシメてピス
    トンと連接棒を連結しているものにおいて、前記球体を
    合成樹脂材にて形成したことを特徴とする圧縮機のピス
    トン装置。
  2. (2)連接棒、球体、円筒体を合成樹脂材にて一体形成
    したことを特徴とする請求項1記載の圧縮機のピストン
    装置。
JP20202390A 1990-07-30 1990-07-30 圧縮機のピストン装置 Pending JPH0486386A (ja)

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JP (1) JPH0486386A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003074467A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Tokico Ltd 空気圧縮機
US7225724B2 (en) 2005-06-16 2007-06-05 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Hermetic compressor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003074467A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Tokico Ltd 空気圧縮機
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CN100408856C (zh) * 2005-06-16 2008-08-06 三星光州电子株式会社 封闭式压缩机

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