JPH04231772A - エンジンないしモータのピストン - Google Patents
エンジンないしモータのピストンInfo
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- JPH04231772A JPH04231772A JP15033191A JP15033191A JPH04231772A JP H04231772 A JPH04231772 A JP H04231772A JP 15033191 A JP15033191 A JP 15033191A JP 15033191 A JP15033191 A JP 15033191A JP H04231772 A JPH04231772 A JP H04231772A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J1/00—Pistons; Trunk pistons; Plungers
- F16J1/02—Bearing surfaces
-
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- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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- F02F3/0015—Multi-part pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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- F05C2253/16—Fibres
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンないしモータ、
例えば内燃機関、のピストンに関する。
例えば内燃機関、のピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関用のピストンは通常クラウンお
よびスカートを有する。クラウンはアルミニウム、アル
ミニウム合金または鉄材料のような金属またはセラミッ
ク材料によって作られることができる。このようなクラ
ウンは燃焼ガスの力が作用する表面を提供し、またピス
トンが往復運動するシリンダー孔の面に対してピストン
を封止するリングが取付けられる溝を形成している。こ
のようなピストンのスカートはピストンをシリンダー孔
内で案内するのに役立つ。
よびスカートを有する。クラウンはアルミニウム、アル
ミニウム合金または鉄材料のような金属またはセラミッ
ク材料によって作られることができる。このようなクラ
ウンは燃焼ガスの力が作用する表面を提供し、またピス
トンが往復運動するシリンダー孔の面に対してピストン
を封止するリングが取付けられる溝を形成している。こ
のようなピストンのスカートはピストンをシリンダー孔
内で案内するのに役立つ。
【0003】多くの場合、ピストンのクラウンおよびス
カートは同じ材料で作られた一体構造である。通常、ス
カートはピストンを連接棒に連結させるピストンピンを
受入れる2つの別々の孔を形成されている。しかし、ク
ラウンから垂下してピストンピンを受入れる孔を形成す
るピストンピン用のボスを設け、金属のピストンのスカ
ートがこのボスを包囲するようにすることは公知である
(英国特許第1,422,776 号明細書参照)。こ
のような配置は、さらに短く、従ってさらに軽量のピス
トンピンの使用を可能にする。このようなボスはピスト
ンピンの両端を支持する2つの部分になされることがで
きる。
カートは同じ材料で作られた一体構造である。通常、ス
カートはピストンを連接棒に連結させるピストンピンを
受入れる2つの別々の孔を形成されている。しかし、ク
ラウンから垂下してピストンピンを受入れる孔を形成す
るピストンピン用のボスを設け、金属のピストンのスカ
ートがこのボスを包囲するようにすることは公知である
(英国特許第1,422,776 号明細書参照)。こ
のような配置は、さらに短く、従ってさらに軽量のピス
トンピンの使用を可能にする。このようなボスはピスト
ンピンの両端を支持する2つの部分になされることがで
きる。
【0004】製造を容易にするために、スカートがクラ
ウンとは異なる別個の部片として作られてこれに固定さ
れるようにすることも公知である。このような別個の部
片はまたクラウンとは異なる材料によって作られ、或い
は異なる材料を被覆されることができる。スカートが別
個の部片から作られている場合、このスカートはピスト
ンを介してクラウンに接合されることができ(英国特許
公報第2188122A号参照) 、または一部分をク
ラウンによって支持され、かつ一部分をピストンのボス
によって支持されることができ(英国特許公報第212
9523A号参照) 、これによって剛性的なスカート
が形成される。このようなスカートはプラスティック材
料を被覆されることができる。
ウンとは異なる別個の部片として作られてこれに固定さ
れるようにすることも公知である。このような別個の部
片はまたクラウンとは異なる材料によって作られ、或い
は異なる材料を被覆されることができる。スカートが別
個の部片から作られている場合、このスカートはピスト
ンを介してクラウンに接合されることができ(英国特許
公報第2188122A号参照) 、または一部分をク
ラウンによって支持され、かつ一部分をピストンのボス
によって支持されることができ(英国特許公報第212
9523A号参照) 、これによって剛性的なスカート
が形成される。このようなスカートはプラスティック材
料を被覆されることができる。
【0005】ピストンがエンジンないしモータの作動中
に往復運動する時に、ピストンは横方向の力を受けて、
ピストンが往復運動するようになされたシリンダー孔の
壁部に対してピストンを押圧する傾向がある。これは「
スラップノイズ」(slap noise)として知ら
れる騒音を発生させるが、この騒音は近代的な静かに作
動するエンジンにおいてはより顕著である。剛性のある
プラスティック材料スカートまたはプラスティック材料
を被覆されたスカートの使用は、プラスティック材料固
有の音響減衰特性によってスラップノイズを減少させる
が、それでもこのスラップノイズはなお著しく大きい。
に往復運動する時に、ピストンは横方向の力を受けて、
ピストンが往復運動するようになされたシリンダー孔の
壁部に対してピストンを押圧する傾向がある。これは「
スラップノイズ」(slap noise)として知ら
れる騒音を発生させるが、この騒音は近代的な静かに作
動するエンジンにおいてはより顕著である。剛性のある
プラスティック材料スカートまたはプラスティック材料
を被覆されたスカートの使用は、プラスティック材料固
有の音響減衰特性によってスラップノイズを減少させる
が、それでもこのスラップノイズはなお著しく大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ようなステップノイズを減少し得るピストンを提供する
ことである。
ようなステップノイズを減少し得るピストンを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、金属またはセラミック材料によって作
られたクラウンと、プラスティック材料によって作られ
たクラウンに固定されるスカートとを含み、このクラウ
ンが、ピストンを連接棒に連結するピストンピンを受入
れるように配置された垂下するボスと一体に形成され、
スカートがボスを包囲して、これから隔置されているエ
ンジンないしモータのピストンを提供するものである。
めに、本発明は、金属またはセラミック材料によって作
られたクラウンと、プラスティック材料によって作られ
たクラウンに固定されるスカートとを含み、このクラウ
ンが、ピストンを連接棒に連結するピストンピンを受入
れるように配置された垂下するボスと一体に形成され、
スカートがボスを包囲して、これから隔置されているエ
ンジンないしモータのピストンを提供するものである。
【0008】本発明によるピストンは、該ピストンが内
部で往復運動するシリンダー孔の側壁に対して衝撃を与
える時に生じるスラップノイズを減少させるスカートを
有する。このようなノイズの減少は、プラスティック材
料を使用することによるスラップノイズの減少作用に対
してさらに附加されるものである。また、このようなス
カートを使用することは、該スカートの順応性のために
シリンダー孔内の作動間隙をさらに小さくすることを可
能にし、このことがまたスラップノイズをさらに減少さ
せ、ピストンのリング詰物体(ring pack)
の封止能力を向上させる。ピストンを小さくでき、スカ
ートの重量を軽減できることもまた著しい重量の軽減を
可能にし、このことは往復運動する質量を減少させるこ
とにより燃料消費量を改善し、可能な作動速度の改善を
与えるのである。さらに、連接棒の重量の軽減および軸
受の小型化も可能になる。
部で往復運動するシリンダー孔の側壁に対して衝撃を与
える時に生じるスラップノイズを減少させるスカートを
有する。このようなノイズの減少は、プラスティック材
料を使用することによるスラップノイズの減少作用に対
してさらに附加されるものである。また、このようなス
カートを使用することは、該スカートの順応性のために
シリンダー孔内の作動間隙をさらに小さくすることを可
能にし、このことがまたスラップノイズをさらに減少さ
せ、ピストンのリング詰物体(ring pack)
の封止能力を向上させる。ピストンを小さくでき、スカ
ートの重量を軽減できることもまた著しい重量の軽減を
可能にし、このことは往復運動する質量を減少させるこ
とにより燃料消費量を改善し、可能な作動速度の改善を
与えるのである。さらに、連接棒の重量の軽減および軸
受の小型化も可能になる。
【0009】ピストンのスカートはクラウンに対して直
接に射出成形されるのが好ましく、すなわちクラウンが
射出成形機械のモールド内に置かれて、スカートが該ク
ラウンに対して射出成形されることが望ましい。もし、
クラウンが突起部を形成され、この突起部がスカートの
内部に埋設されてスカートをクラウンに固定するように
なされる場合には、スカートがクラウンに直接にモール
ド成形されるか否かに関係なく、スカートがクラウンに
強固に固定できる。
接に射出成形されるのが好ましく、すなわちクラウンが
射出成形機械のモールド内に置かれて、スカートが該ク
ラウンに対して射出成形されることが望ましい。もし、
クラウンが突起部を形成され、この突起部がスカートの
内部に埋設されてスカートをクラウンに固定するように
なされる場合には、スカートがクラウンに直接にモール
ド成形されるか否かに関係なく、スカートがクラウンに
強固に固定できる。
【0010】ピストンおよびこのピストンに組合される
シリンダーの間の摩擦を減少させるために、スカートは
該スカートの2つの推力面に一体的なパッドを形成され
て、組合されるシリンダーの壁部に対するピストンの横
方向の押圧力の伝達を可能になし得る。これに代えて、
スカートは該スカートの2つの推力面に開口を形成され
、スカートの材料とは異なる材料で作られたインサート
がこれらの開口内に挿入されて、これらのインサートが
、組合されるシリンダーの壁部に対してピストンの横方
向の押圧力を伝達することができる。これらのインサー
トは開口内に、望ましくはスカートの内方に向いた面か
ら射出成形できる。それぞれのパッドは斜めに切除され
て、潤滑剤がピストンの往復運動の間に流体動力作用に
よってパッド上を強制流動され、摩耗を減少するように
なし得る。同様な構造の金属のスカートが英国特許公報
第2104188Aに記載されている。
シリンダーの間の摩擦を減少させるために、スカートは
該スカートの2つの推力面に一体的なパッドを形成され
て、組合されるシリンダーの壁部に対するピストンの横
方向の押圧力の伝達を可能になし得る。これに代えて、
スカートは該スカートの2つの推力面に開口を形成され
、スカートの材料とは異なる材料で作られたインサート
がこれらの開口内に挿入されて、これらのインサートが
、組合されるシリンダーの壁部に対してピストンの横方
向の押圧力を伝達することができる。これらのインサー
トは開口内に、望ましくはスカートの内方に向いた面か
ら射出成形できる。それぞれのパッドは斜めに切除され
て、潤滑剤がピストンの往復運動の間に流体動力作用に
よってパッド上を強制流動され、摩耗を減少するように
なし得る。同様な構造の金属のスカートが英国特許公報
第2104188Aに記載されている。
【0011】スカートおよびこれと別個のインサートは
ポリエーテルエーテルケトン(poly−ethere
therketone) 、ポリエーテルケトン(po
lyetherketone) 、ポリパライドロキシ
安息香酸酸(polyparaydroxy benz
oic acid) 、ポリエチレンテレフタール酸塩
(polyethyleneterephthalat
e) 、シリコン変成ポリエステル、ポリエーテルイミ
ド(polyetherimide)、ポリアリミド(
polyarimid)、ポリアミドイミド、硫化ポリ
フェニレン(polyphenylene sulph
ide)、ポリエーテルケトンおよび硫化ポリアリレン
(polyarylene sulphide)のプラ
スティック合金およびテレフタール酸によって変成され
たナイロン6(商標名)から選ばれたプラスティック材
料によって作ることができる。これらのプラスティック
材料は充填剤または繊維、例えばガラスまたはカーボン
の充填剤または繊維によって補強され、事後硬化できる
。別個のインサートはまたセラミック材料から作られる
こともできる。
ポリエーテルエーテルケトン(poly−ethere
therketone) 、ポリエーテルケトン(po
lyetherketone) 、ポリパライドロキシ
安息香酸酸(polyparaydroxy benz
oic acid) 、ポリエチレンテレフタール酸塩
(polyethyleneterephthalat
e) 、シリコン変成ポリエステル、ポリエーテルイミ
ド(polyetherimide)、ポリアリミド(
polyarimid)、ポリアミドイミド、硫化ポリ
フェニレン(polyphenylene sulph
ide)、ポリエーテルケトンおよび硫化ポリアリレン
(polyarylene sulphide)のプラ
スティック合金およびテレフタール酸によって変成され
たナイロン6(商標名)から選ばれたプラスティック材
料によって作ることができる。これらのプラスティック
材料は充填剤または繊維、例えばガラスまたはカーボン
の充填剤または繊維によって補強され、事後硬化できる
。別個のインサートはまたセラミック材料から作られる
こともできる。
【0012】
【実施例】以下、添付図を参照して、本発明の例示的な
3つの実施例の詳細な説明を行う。
3つの実施例の詳細な説明を行う。
【0013】最初の例示的なピストン10は内燃機関用
のものであって、アルミニウム合金によって作られたク
ラウン12およびポリエーテルエーテルケトンによって
作られたスカート30を含んでいる。スカート30は、
該スカートをクラウン12上に射出成形してクラウンの
突起部32がスカート30内に埋設されるようになすこ
とによって、クラウン12に対して固定されている。突
起部32はクラウン12の下側から伸長する環状リブの
形状で、球状の断面形状を有し、スカート30のプラス
ティック材料内に埋設固定されている。これの代替構造
においては、突起部32はアンダーカットされた溝に置
換えられることができる。
のものであって、アルミニウム合金によって作られたク
ラウン12およびポリエーテルエーテルケトンによって
作られたスカート30を含んでいる。スカート30は、
該スカートをクラウン12上に射出成形してクラウンの
突起部32がスカート30内に埋設されるようになすこ
とによって、クラウン12に対して固定されている。突
起部32はクラウン12の下側から伸長する環状リブの
形状で、球状の断面形状を有し、スカート30のプラス
ティック材料内に埋設固定されている。これの代替構造
においては、突起部32はアンダーカットされた溝に置
換えられることができる。
【0014】クラウン12は通常のピストンリング用の
リング帯体14を有し、またピストンピン18を受入れ
るように配置された垂下ボス16を一体に形成されて、
このピストンピンによってピストン10が連接棒24に
連結される。ボス16は2つの間隔をおかれた部分を有
し、これらの部分はそれぞれピストンピン18を受入れ
る孔22を有し、これらの孔の間に連接棒24の小さい
端部が配置されている。
リング帯体14を有し、またピストンピン18を受入れ
るように配置された垂下ボス16を一体に形成されて、
このピストンピンによってピストン10が連接棒24に
連結される。ボス16は2つの間隔をおかれた部分を有
し、これらの部分はそれぞれピストンピン18を受入れ
る孔22を有し、これらの孔の間に連接棒24の小さい
端部が配置されている。
【0015】ボス16はクラウン12の中央で下方に向
って突出し、スカート30はボス16を取囲み、該ボス
から隔置されている。従って、スカート30はクラウン
12の部分だけによってボス16から離隔して支持され
ているのである。
って突出し、スカート30はボス16を取囲み、該ボス
から隔置されている。従って、スカート30はクラウン
12の部分だけによってボス16から離隔して支持され
ているのである。
【0016】スカート30は、孔22内にピストンピン
18を組込むのを可能になすための2つの円形開口38
を設けられている。
18を組込むのを可能になすための2つの円形開口38
を設けられている。
【0017】図2および図3に示す第2の例示的なピス
トン40は多くの点で最初の例示的なピストン10と同
様であり、同様の部分は同じ符号を与えられている。
トン40は多くの点で最初の例示的なピストン10と同
様であり、同様の部分は同じ符号を与えられている。
【0018】このピストン40もまたリング帯体14お
よび突起部32を有するクラウン12を有し、突起部3
2はピストン10の突起部と同じ目的を有するが、外方
に角度を附されている。クラウン12もまたピストンを
受入れる孔22設けられたボス16を有する。
よび突起部32を有するクラウン12を有し、突起部3
2はピストン10の突起部と同じ目的を有するが、外方
に角度を附されている。クラウン12もまたピストンを
受入れる孔22設けられたボス16を有する。
【0019】このピストン40はまたクラウン12上に
射出成形されたスカート30を有する。このスカート3
0はピストン10のスカート30と同様で、開口38を
有するが、正弦曲線状の下縁部を有し、該スカートの2
つの推力面46がスカート30の残余の部分よりもさら
にクラウン12から遠くまで伸長している。
射出成形されたスカート30を有する。このスカート3
0はピストン10のスカート30と同様で、開口38を
有するが、正弦曲線状の下縁部を有し、該スカートの2
つの推力面46がスカート30の残余の部分よりもさら
にクラウン12から遠くまで伸長している。
【0020】推力面46はピストン40の中央軸線47
に対して直径方向に対向している。それぞれの推力面4
6は3つの一体のパッド48を形成されていて、これら
のパッドはスカート30の残余の部分よりもさらに軸線
47から遠くに突出している。これらのパッド48はピ
ストン40の横方向の押圧力を、組合されるシリンダー
(図示せず)の壁部に伝達する。それぞれのパッド48
は上部および下部の斜めの縁部50を有する。これらの
上部および下部の斜めの縁部50は、英国特許公報第2
104188A号に記載されているのと同様の方法でピ
ストン40の往復運動の間に流体動力作用によってパッ
ド48上を潤滑剤が強制流動されるようになす。これら
のパッド50は図3に示されるようにドームの形状で、
スカート30の射出成形の後で機械加工されてバリを除
去されて、形状を改善されることができる。
に対して直径方向に対向している。それぞれの推力面4
6は3つの一体のパッド48を形成されていて、これら
のパッドはスカート30の残余の部分よりもさらに軸線
47から遠くに突出している。これらのパッド48はピ
ストン40の横方向の押圧力を、組合されるシリンダー
(図示せず)の壁部に伝達する。それぞれのパッド48
は上部および下部の斜めの縁部50を有する。これらの
上部および下部の斜めの縁部50は、英国特許公報第2
104188A号に記載されているのと同様の方法でピ
ストン40の往復運動の間に流体動力作用によってパッ
ド48上を潤滑剤が強制流動されるようになす。これら
のパッド50は図3に示されるようにドームの形状で、
スカート30の射出成形の後で機械加工されてバリを除
去されて、形状を改善されることができる。
【0021】図4はクラウン12およびスカート30を
有する第3の例示的なピストン60を示している。クラ
ウン12およびピストンピンを受入れる孔22を設けら
れたボス16を有する。このピストン60のスカート3
0は、クラウン12の下側の溝62内に伸長していて、
スカート30がクラウン12上に射出成形されてスカー
ト30のプラスティック材料がアンダーカットされてい
る溝62に埋設されてスカート30がクラウン12に固
定されるようになされている点でピストン10および4
0の構造とは異なる。
有する第3の例示的なピストン60を示している。クラ
ウン12およびピストンピンを受入れる孔22を設けら
れたボス16を有する。このピストン60のスカート3
0は、クラウン12の下側の溝62内に伸長していて、
スカート30がクラウン12上に射出成形されてスカー
ト30のプラスティック材料がアンダーカットされてい
る溝62に埋設されてスカート30がクラウン12に固
定されるようになされている点でピストン10および4
0の構造とは異なる。
【0022】ピストン60のスカート30は該スカート
の2つの推力面46にそれぞれ開口64を形成され、こ
れらの開口64内にあるインサート66がパッドを形成
して、ピストン40のパッド48と同様の方法でピスト
ン60の横方向の押圧力をシリンダーの壁部に伝達する
。これらのインサート66はスカート30の外方に向く
面上でパッド48と同様の形状を有する。インサート6
6はスカート30の内方に向いた面から開口64内に射
出成形される。
の2つの推力面46にそれぞれ開口64を形成され、こ
れらの開口64内にあるインサート66がパッドを形成
して、ピストン40のパッド48と同様の方法でピスト
ン60の横方向の押圧力をシリンダーの壁部に伝達する
。これらのインサート66はスカート30の外方に向く
面上でパッド48と同様の形状を有する。インサート6
6はスカート30の内方に向いた面から開口64内に射
出成形される。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されており、
ピストンが往復運動するシリンダー孔の側壁に対して衝
撃が与えられる時に生じるスラップノイズを減少させる
スカートを有するピストンが提供される。
ピストンが往復運動するシリンダー孔の側壁に対して衝
撃が与えられる時に生じるスラップノイズを減少させる
スカートを有するピストンが提供される。
【図1】本発明の第1の例示的なピストンを通る垂直断
面図。
面図。
【図2】本発明の第2の例示的なピストンの側面立面図
。
。
【図3】図2の線III−III に沿う半分の側の断
面図。
面図。
【図4】図3と同様であるが、第3の例示的なピストン
の半分の側の断面図。
の半分の側の断面図。
10 ピストン
12 クラウン
14 リング帯体
16 垂下ボス
18 ピストンピン
22 ピストンピン18を受入れる孔24 連接棒
30 スカート
32 突起部
38 円形開口
40 ピストン
46 推力面
47 中央軸線
48 パッド
50 パッド48の斜めの縁部
60 ピストン
62 溝
64 開口
66 インサート
Claims (7)
- 【請求項1】 金属またはセラミック材料によって作
られたクラウン(12)および該クラウン(12)に固
定されたプラスティック材料によって作られたスカート
(30)を含むエンジンないしモータのピストンにおい
て、前記クラウン(12)がピストンピン(18)を受
入れるように配置された垂下ボス(16)と一体に形成
され、このピストンピン(18)によりピストンが連接
棒(24)に連結され、前記スカート(30)が前記ボ
ス(16)を包囲し、このボスから隔置されていること
を特徴とするピストン。 - 【請求項2】 前記スカート(30)が前記クラウン
(12)に直接に射出成形されている請求項1に記載の
ピストン。 - 【請求項3】 前記クラウン(12)が突起部(32
)を形成されており、この突起部が前記スカート(30
)内に埋設されて、このスカートを前記クラウンに固定
する請求項1または請求項2に記載のピストン。 - 【請求項4】 前記スカート(30)が該スカートの
2つの推力面(46)上に一体のパッド(48)を形成
され、前記ピストンの横方向の押圧力を、組合されたシ
リンダーの壁部に伝達する請求項1から請求項3までの
何れか一項に記載のピストン。 - 【請求項5】 前記スカート(30)が該スカートの
2つの推力面(46)に開口(64)を形成され、これ
らの開口内にあるインサート(66)がパッドを形成し
て、前記ピストンの横方向の押圧力を、組合されたシリ
ンダーの壁部に伝達する請求項1から請求項3までの何
れか一項に記載のピストン。 - 【請求項6】 前記インサート(66)が前記開口(
64)内に射出成形されている請求項5に記載のピスト
ン。 - 【請求項7】 各パッド(48;66)が斜めに切除
されて、前記ピストンの往復運動の間に潤滑剤が流体動
力作用によって前記パッド上を強制流動されるようにな
す請求項4から請求項6までの何れか一項に記載のピス
トン。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB909014048A GB9014048D0 (en) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | Pistons for engines or motors |
GB90140484 | 1990-06-23 | ||
GB90140492 | 1990-06-23 | ||
GB909014049A GB9014049D0 (en) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | Pistons for engines or motors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231772A true JPH04231772A (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=26297245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15033191A Pending JPH04231772A (ja) | 1990-06-23 | 1991-06-21 | エンジンないしモータのピストン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0463767B1 (ja) |
JP (1) | JPH04231772A (ja) |
DE (1) | DE69101593T2 (ja) |
GB (1) | GB2245683B (ja) |
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---|---|---|---|---|
DE4412298C2 (de) * | 1994-04-09 | 1996-05-23 | Daimler Benz Ag | Steuerkolben für eine Motorbremseinrichtung an einer Brennkraftmaschine |
DE19605369A1 (de) * | 1996-02-14 | 1997-08-21 | Schaeffler Waelzlager Kg | Kolbenmaschine mit Kunststoffkolben |
DE19954334C2 (de) * | 1999-11-11 | 2003-04-17 | Federal Mogul Nuernberg Gmbh | Kolben für einen Verbrennungsmotor |
DE102008006854A1 (de) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kolben mit Drahtkissenkörper |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR651046A (fr) * | 1928-03-20 | 1929-02-13 | Perfectionnements aux pistons | |
FR651929A (fr) * | 1928-03-29 | 1929-03-01 | Midland Motor Cylinder Company | Perfectionnements apportés aux pistons pour moteurs à combustion interne |
US3152523A (en) * | 1962-08-16 | 1964-10-13 | Whitfield Lab Inc | Piston for internal combustion engines |
GB974270A (en) * | 1963-09-02 | 1964-11-04 | Caterpillar Tractor Co | Rod and piston connection |
GB1422776A (en) * | 1972-03-07 | 1976-01-28 | Ass Eng Ltd | Pistons |
US4013057A (en) * | 1975-05-14 | 1977-03-22 | Dana Corporation | Piston assembly |
DE3036792A1 (de) * | 1980-09-30 | 1982-05-13 | Karl Schmidt Gmbh, 7107 Neckarsulm | Verbundkolben |
LU84311A1 (fr) * | 1981-08-11 | 1984-03-23 | Ae Plc | Pistons |
GB2129523A (en) * | 1982-10-20 | 1984-05-16 | Ae Plc | Composite pistons |
GB2162614B (en) * | 1984-08-03 | 1987-10-21 | Ae Plc | Bearing surfaces for internal combustion engine pistons |
GB8606998D0 (en) * | 1986-03-20 | 1986-04-23 | Ae Plc | Pistons |
GB2198210B (en) * | 1986-12-05 | 1990-07-18 | Ae Plc | Pistons |
-
1991
- 1991-06-11 DE DE1991601593 patent/DE69101593T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-11 EP EP19910305257 patent/EP0463767B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-17 GB GB9113048A patent/GB2245683B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-21 JP JP15033191A patent/JPH04231772A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69101593T2 (de) | 1994-09-22 |
GB2245683A (en) | 1992-01-08 |
EP0463767B1 (en) | 1994-04-06 |
GB2245683B (en) | 1994-04-27 |
EP0463767A1 (en) | 1992-01-02 |
GB9113048D0 (en) | 1991-08-07 |
DE69101593D1 (de) | 1994-05-11 |
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