JPH0874735A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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Publication number
JPH0874735A
JPH0874735A JP6238569A JP23856994A JPH0874735A JP H0874735 A JPH0874735 A JP H0874735A JP 6238569 A JP6238569 A JP 6238569A JP 23856994 A JP23856994 A JP 23856994A JP H0874735 A JPH0874735 A JP H0874735A
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JP
Japan
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discharge
valve
retainer
cylinder bore
discharge valve
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JP6238569A
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Inventor
Kenji Hashimoto
見次 橋本
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出弁の開閉を、円滑かつ迅速に行わせるこ
とにより、振動、騒音を大幅に低減し、しかも安定した
吐出能力を発揮できる圧縮機を提供する。 【構成】 周方向に複数配列されたシリンダボア19内
に往復動自在に配置されたピストン18と、内部に吸入
室23と吐出室24を有するシリンダヘッド3と、シリ
ンダヘッド3とシリンダボア19との間に設けられ、シ
リンダヘッド3と吐出室24とを連通する吐出孔27を
有する弁板30と、吐出弁28の開度を規制するリテー
ナ30とを有する圧縮機において、吐出弁28がリテー
ナ30に当接する際の、吐出弁28の反リテーナ当接面
28aの位置が弁板30の吐出室側の面30aと面一も
しくはそれよりもシリンダボア19側に設定されている
圧縮機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば車両用空調装
置等に用いられる圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用空調装置等に用いられ
る圧縮機としては、たとえば図7ないし図9に示すよう
なものが知られている。図において51は、ハウジング
を示している。ハウジング51の一端には、シリンダヘ
ッド53が設けられており、ハウジング51とシリンダ
ヘッド53の間には弁板52が設けられている。
【0003】また、圧縮機の周方向には、図8に示すよ
うに複数のシリンダボア54が設けられている。各シリ
ンダボア54a、54b、54c、54d内には対応す
るピストン55が往復動自在に配置されている。
【0004】弁板52には、各シリンダボア54に対応
する吸入孔56と吐出孔57とが穿設されている。吸入
孔56には吸入弁58が設けられており、吐出孔57に
は吐出弁59が設けられている。吐出弁59の開度は吐
出室62内に設けられたリテーナ60により規制される
ようになっている。
【0005】シリンダヘッド53内部は内壁70により
吸入室61と吐出室62とに画成されている。そして各
シリンダボア54は、吸入孔56を介して吸入室61
と、また吐出孔57を介して吐出室62とそれぞれ連通
される。
【0006】上記従来装置においては、各シリンダボア
54内を対応するピストン55が往復動し、吸入孔56
を通って吸入された流体(たとえば、冷媒)が圧縮さ
れ、圧縮流体が吐出孔57から吐出室62へと吐出され
る。このようにして、各シリンダボア54内で吸入、圧
縮、吐出が連続的に繰返されるようになっている。
【0007】上記従来装置の吐出行程においては、シリ
ンダボア54内で流体が圧縮され、シリンダボア54の
内圧が上昇すると、弁板52に当接されている吐出弁5
9が吐出室62内部に向かって開かれ(図9の矢印方
向)、吐出弁59はリテーナ60に当接することにより
その開度が規制されるようになっている。
【0008】また、図7、図9に示すように、リテーナ
60の吐出弁59の当接する面60aは、シリンダボア
54側から吐出室62側に向けて湾曲する円弧状の面と
して形成されている。このため吐出弁59がリテーナ6
0に当接する際には、吐出弁59は面60aに沿うよう
にして徐々に当接されるので、騒音やリテーナ60への
衝撃が緩和されるようになっている。なお、図10に示
すように、弁板52の吐出弁59の当接する面52aを
断面円弧状に湾曲する面として形成することにより、吐
出弁59が弁板52に当接する際の騒音や衝撃を緩和す
ることもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
においては、周方向に配列された各シリンダボア54で
順次吸入、吐出が行われる。また各シリンダボア54に
対応する吐出弁59は図9、図10の矢印方向に示すよ
うに、吐出室62の内部に向かって大きく開弁されるよ
うになっている。このため、たとえば、シリンダボア5
4aにおいて吐出行程が終了し、吸入行程に移行する際
には、シリンダボア54aに対応する吐出弁59は弁板
52方向に戻ろうとするが(図9、図10の反矢印方
向)この際、隣接するシリンダボア54b内は未だ吐出
行程の最終段階にあり、シリンダボア54bからは高圧
の流体が吐出室62内に吐出されている。この状態で
は、シリンダボア54aに対応する吐出弁59が、シリ
ンダボア54bから吐出されつつある流体の流れに影響
され閉弁動作に遅れが生じるおそれがある。
【0010】また、シリンダボア54aの吐出行程にお
いて、シリンダボア54aに対応する吐出弁59が開弁
してリテーナ60に当接しようとする際には、隣接する
シリンダボア(シリンダボア54aに対しボア54bと
反対側のシリンダボア)から流体の吐出は既に開始され
ていることになる。このため、シリンダボア54aに対
応する吐出弁59のリテーナ60への当接が隣接シリン
ダボアからの流体の流れに影響され、吐出弁59が正し
いタイミングや姿勢でリテーナ60に当接できなくなる
おそれがある。
【0011】上記のように、吐出弁59が隣接するシリ
ンダボアからの吐出流体の流れに影響され複雑な挙動を
呈すると、振動、騒音が発生したり、各シリンダボア5
4間の圧力バランスが失われ、圧縮機の吐出性能が損な
われるおそれがある。
【0012】本発明は、上記のような問題点に着目し、
隣接するシリンダボアからの吐出流体の流れが吐出弁の
開閉動作に与える影響を排除し、各シリンダボアの吐出
弁の開閉を正確かつ迅速に行わせることにより、振動、
騒音を大幅に低減でき、しかも安定した吐出能力を発揮
できる圧縮機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
圧縮機は、周方向に複数配列されたシリンダボアと、各
シリンダボア内に往復動自在に設置されたピストンと、
内部に吸入室と吐出室とを有するシリンダヘッドと、該
シリンダヘッドと前記シリンダボアとの間に設けられ、
シリンダボアと吸入室とを連通する吸入孔およびシリン
ダボアと吐出室とを連通する吐出孔を有する弁板と、吐
出孔を開閉する吐出弁と、前記吐出室内に設けられ前記
吐出弁の開度を規制するリテーナとを有する圧縮機にお
いて、前記吐出弁が前記リテーナに当接する際の、吐出
弁の反リテーナ当接面の位置が、前記弁板の吐出室側の
面と面一もしくはそれよりもシリンダボア側に設定され
ていることを特徴とするものからなる。
【0014】また、上記リテーナの吐出弁に当接する面
は、上記シリンダボア側から吐出室側へ湾曲する断面円
弧状の面として形成されていることが望ましい。
【0015】また、上記リテーナの吐出弁に当接する面
は、上記弁板の吐出室側の面と面一もしくはそれよりも
シリンダヘッド側に設定することも可能である。
【0016】さらに、上記リテーナの吐出弁に当接する
面上には、緩衝材層が設けられていることが望ましい。
【0017】
【作用】上記のような圧縮機においては、吐出弁がリテ
ーナに当接する際の、吐出弁の反リテーナ当接面の位置
が、弁板の吐出室側の面と面一もしくはそれよりもシリ
ンダボア側に設定されているので、吐出弁の開度はその
位置で規制され、吐出弁がそれ以上吐出室内へ向けて開
かれることはない。つまり、吐出弁の開閉は略弁板の厚
みの範囲内で行われ、吐出弁が開き切った状態でも、吐
出弁のシリンダボア側の面は、弁板の吐出室側の面より
も吐出室側にはみ出ることはない。したがって、隣接す
るシリンダボアから吐出室内に圧縮流体が吐出されて
も、圧縮流体の流れに吐出弁の開閉動作が影響を受ける
ことはなく、各シリンダボアの吐出弁の円滑な開閉動作
が確保され、動作タイミングの遅れや、吐出弁のねじ
れ、リテーナへの片当り等が防止される。
【0018】また、リテーナの吐出弁に当接する面を、
シリンダボア側からの吐出室側へ湾曲する円弧状の面と
して形成することにより、吐出弁は上記円弧状の面に沿
うようにして徐々に当接されるので、振動、騒音をより
確実に防止できる。
【0019】また、リテーナの吐出弁に当接する面を、
弁板の吐出室側の面と面一もしくはそれよりもシリンダ
ヘッド側に設定することにより、吐出弁は常に弁板の厚
みの範囲内で作動することになる。この場合、隣接する
シリンダボアから吐出される圧縮流体により吐出弁の挙
動が影響を受けるおそれは略完全に排除されるので、一
層確実に吐出弁の円滑で迅速な作動を得ることができ
る。
【0020】また、リテーナの吐出弁に当接する面上
に、緩衝材層を設けることにより、リテーナの受ける衝
撃が大幅に緩和されるので、振動、騒音の防止のみなら
ず、リテーナの耐久性、ひいては圧縮機自身の耐久性も
向上できる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明に係る圧縮機の望ましい実施
例を図面を参照して説明する。図1ないし図5は本発明
の第1実施例に係る圧縮機を示している。図において、
1はハウジングを示している。ハウジング1の両端は、
フロントハウジング2とシリンダヘッド3とで閉塞され
ており、その内部にはクランク室4が形成されている。
ハウジング1とシリンダヘッド3との間には弁板30が
設けられている。クランク室4の内部には、斜板5が配
置されている。斜板5の中央部には、駆動軸6が挿通さ
れている。駆動軸6は、ベアリング7により回転自在に
支持されている。
【0022】斜板5の一面上には、ロータ8に向かって
延びる耳部9が設けられている。耳部9には長穴10が
穿設されている。長穴10にはピン部材11が挿通さ
れ、斜板5の傾斜角が変化した際にも斜板5とロータ8
とが実質的に連結されるようになっている。また、ロー
タ8は、フロントハウジング2の内壁にスラスト軸受1
2を介してスラスト支持され、駆動軸6と一体的に回転
するようになっている。
【0023】斜板5には、スラスト軸受14を介して揺
動板13が設けられている。スラスト軸受14により斜
板5は揺動板13に対して回転自在とされている。
【0024】揺動板13の外周部には、球面座15が設
けられている。該球面座15には、ピストンロッド16
の一端のピボット17aが接続されている。一方、ピス
トンロッド16の他端のピボット17bにはピストン1
8が接合されている。揺動板13には、図2に示すよう
に圧縮機周方向に複数のピストンが上記と同様に接続さ
れており、対応する各シリンダボア19a、19b、1
9c、19d、19e、19f、19g内に往復動自在
に配置されている。
【0025】また、揺動板13の外周近傍には、該揺動
板13の回転を抑止する回転阻止機構20が設けられて
いる。
【0026】フロントハウジング2の端部には、クラッ
チ部21が設けられている。そして、駆動軸6に伝達さ
れる駆動力は、クラッチ部21のオン・オフにより、伝
達されたり、遮断されたりするようになっている。
【0027】シリンダヘッド3の内部は、内壁22によ
り吸入室23と吐出室24とに画成されている。また弁
板30には、各シリンダボア19に対応する吸入孔25
と吐出孔27とが穿設されている。そして吸入室23
は、吸入弁26を有する吸入孔25を介して各シリンダ
ボア19内に連通されている。また吐出室24は、図3
に示す吐出弁28を有する吐出孔27を介して各シリン
ダボア19内に連通されている。
【0028】吐出室24内には、リテーナ31が設けら
れている。吐出弁28は、リテーナ31の吐出弁に当接
する面31aに当接することにより開度が規制されるよ
うになっている。また、リテーナ31の面31a上に
は、緩衝材層31bが設けられている。本実施例におい
ては、緩衝材層31bはテフロン樹脂により形成されて
いるが、他のフッ素系樹脂で形成することも可能であ
る。但し、緩衝材層31bは上記フッ素系樹脂に限定さ
れるものではなく、緩衝機能を有するものであれば他の
公知部材から任意に選択し適用することも可能である。
また、緩衝材層31bの施設方法も限定されるものでは
なく、公知の方法から適宜選択できる。
【0029】本実施例の圧縮機においては、たとえば駆
動モータや自動車エンジン等の駆動源(図示略)からの
回転駆動力が駆動軸6に伝達されると、該回転駆動力は
ロータ8を介して斜板5に伝達され、斜板5が所定の角
度に傾斜した状態で回転される。斜板5は揺動板13に
回転自在に設けられており、該揺動板13は回転阻止機
構20によって回転が抑止されるので、揺動板13は、
傾斜した状態で回転される斜板5の回転に伴って揺動さ
れる。そして、揺動板13に接続されたピストン18が
シリンダボア19内を往復動される。各シリンダボア1
9内におけるピストン18の往復動により、吸入孔25
から吸入された流体が圧縮され、圧縮流体が吐出孔27
から吐出されるようになっている。
【0030】つまり、本実施例の圧縮機においては、流
体吸入時には図4に示すように吸入弁26が開弁され、
吸入孔25が開かれ実線矢印で示すようにシリンダボア
19内に流体が吸入される。そして、ピストン18の往
復動に伴って流体が圧縮されシリンダボア19の内圧が
上昇すると、図5に示すように吐出弁28が開弁され吐
出孔27が開かれて、図5の矢印で示すように圧縮流体
が吐出される。この際の、吐出弁28の開度は、該吐出
弁28がリテーナ31の面31aに当接することにより
規制される。
【0031】そして、上記のように吐出弁28が、リテ
ーナ31の面31aに当接する際の吐出弁28の反リテ
ーナ当接面28aの位置は、弁板30の吐出室側の面3
0aと面一もしくはそれよりもシリンダボア19側に設
定されている。このため、吐出弁28の開閉動作は、ほ
ぼ弁板30の厚みの範囲内で行われることになるので、
隣接するシリンダボアからの吐出流体の流れに吐出弁2
8の挙動が左右されることはない。したがって、吐出弁
28の円滑な開閉動作および正確な開閉タイミングが確
保されるとともに、吐出弁28の目標とする所望の姿勢
が確保される。その結果、振動や騒音が大幅に低減でき
るとともに、各シリンダボア19a、19b、19c、
19d、19e、19f、19g間の圧力バランスが維
持され、安定した吐出能力が発揮される。
【0032】また、リテーナ30の面31aには、緩衝
材層31bが形成されているので、吐出弁28当接時の
衝撃は緩衝材層31bで効果的に吸収される。したがっ
て、リテーナ30自身の受ける衝撃や吐出弁28当接時
の振動や騒音が大幅に低減できる。また、リテーナ30
の受ける衝撃が緩和されるのでリテーナ30自身の耐久
性、ひいては圧縮機自身の耐久性も向上できる。
【0033】図6は、本発明の第2実施例に係る圧縮機
の吐出部を示している。本実施例においては、リテーナ
35の吐出弁に当接する面35aは、シリンダボア19
側から吐出室24側に向かって湾曲する円弧状の面から
なっている。また、面35aには緩衝材層35bが形成
されている。そして、リテーナ35の面35aの位置
は、弁板39の吐出室側の面30aと面一、もしくはそ
れよりもシリンダボア19側、つまり図6に示すよう
に、面30aよりも下方になるように設定されている。
【0034】本実施例のような構成においても、前記第
1実施例に記載したと同様の作用、効果を得ることがで
きるが、リテーナ35の面35aと弁板30の面30a
との位置関係は、より有利なもの、つまり、吐出弁28
が隣接シリンダボアからの吐出流体の影響をより受けに
くいものとなっている。さらに、本実施例においては、
吐出弁28は、上記のように湾曲した円弧状の面からな
る面35aに沿うようにして徐々に当接されるので、一
層効果的に衝撃や騒音を低減できる。
【0035】また、本実施例においては、リテーナ35
の面35aの位置が弁板30の吐出室側の面30aと面
一もしくはそれよりもシリンダボア19側になるように
設定されているが、上記第1実施例と同様に吐出弁28
の反リテーナ当接面28aの位置が弁板30の吐出室側
の面と面一もしくはそれよりもシリンダボア19側にな
るように設定してもよい。
【0036】なお、上記第1、第2実施例は、本発明を
容量可変型圧縮機に適用した場合を示しているが、これ
に限定されるものではなく、容量固定型圧縮機に適用す
ることも可能である。また、本発明は斜板式圧縮機以外
の他の型式の圧縮機にも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧縮機に
よるときは、吐出弁が、該吐出弁の開度を規制するリテ
ーナに当接する際の吐出弁の反リテーナの当接面の位置
が、弁板の吐出室側の面と面一もしくはそれよりもシリ
ンダボア側になるように設定されているので、吐出弁の
開閉が隣接するシリンダボアから吐出される流体の流れ
に影響されることはなく、吐出弁の円滑な開閉動作と正
確な開閉タイミングを確保できる。従って、吐出弁開閉
時の振動、騒音が大幅に低減されるとともに、安定した
吐出能力を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る圧縮機の縦断面図で
ある。
【図2】図1の圧縮機のII−II線に沿う縦断面図で
ある。
【図3】図1の圧縮機の吐出弁の平面図である。
【図4】図1の圧縮機の流体吸入時の吐出弁の位置を示
す部分拡大縦断面図である。
【図5】図1の圧縮機の流体吐出時の吐出弁の位置を示
す部分拡大縦断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る圧縮機の弁板の部分
拡大縦断面図である。
【図7】従来の圧縮機の部分拡大縦断面図である。
【図8】図7の圧縮機のVIII−VIII線に沿う部
分拡大縦断面図である。
【図9】図7の圧縮機の弁板の部分拡大縦断面図であ
る。
【図10】図9とは別の従来の圧縮機の弁板の部分拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 フロントハウジング 3 シリンダヘッド 4 クランク室 5 斜板 6 駆動軸 7 ベアリング 8 ロータ 9 耳部 10 長穴 11 ピン部材 12、14 スラスト軸受 13 揺動板 15 球面座 16 ピストンロッド 17a、17b ピボット 18 ピストン 19、19a、19b、19c、19d、19e、19
f、19g シリンダボア 20 回転阻止機構 21 クラッチ部 22 内壁 23 吸入室 24 吐出室 25 吸入孔 26 吸入弁 27 吐出孔 28 吐出弁 28a 反リテーナ当接面 30 弁板 30a 吐出室側の面 31、35 リテーナ 31a、35a 吐出弁に当接する面 31b、35b 緩衝材層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に複数配列されたシリンダボア
    と、各シリンダボア内に往復動自在に設置されたピスト
    ンと、内部に吸入室と吐出室とを有するシリンダヘッド
    と、該シリンダヘッドと前記シリンダボアとの間に設け
    られ、シリンダボアと吸入室とを連通する吸入孔および
    シリンダボアと吐出室とを連通する吐出孔を有する弁板
    と、吐出孔を開閉する吐出弁と、前記吐出室内に設けら
    れ前記吐出弁の開度を規制するリテーナとを有する圧縮
    機において、前記吐出弁が前記リテーナに当接する際
    の、吐出弁の反リテーナ当接面の位置が、前記弁板の吐
    出室側の面と面一もしくはそれよりもシリンダボア側に
    設定されていることを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記リテーナの前記吐出弁に当接する面
    が、前記シリンダボア側から吐出室側に向けて湾曲する
    円弧状の面からなる、請求項1の圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記リテーナの前記吐出弁に当接する面
    の位置が、前記弁板の吐出室側の面と面一もしくはそれ
    よりもシリンダボア側に設定されている、請求項1また
    は2の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記リテーナの前記吐出弁に当接する面
    上に緩衝材層が設けられている、請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の圧縮機。
JP6238569A 1994-09-06 1994-09-06 圧縮機 Pending JPH0874735A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999030036A1 (fr) * 1997-12-05 1999-06-17 Zexel Corporation Compresseur a piston
KR20030018849A (ko) * 2001-08-31 2003-03-06 엘지전자 주식회사 스크롤 압축기의 소음 저감 구조
JP2007092539A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉型圧縮機

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