JPH0932730A - 弁板装置 - Google Patents

弁板装置

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JPH0932730A
JPH0932730A JP20906195A JP20906195A JPH0932730A JP H0932730 A JPH0932730 A JP H0932730A JP 20906195 A JP20906195 A JP 20906195A JP 20906195 A JP20906195 A JP 20906195A JP H0932730 A JPH0932730 A JP H0932730A
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JP
Japan
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valve
discharge valve
retainer
valve plate
discharge
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JP20906195A
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Kenji Hashimoto
見次 橋本
Yoshito Matsumura
義人 松村
Yoshinobu Ichikawa
喜伸 市川
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出弁の開閉に伴う振動、騒音を一層効果的
に低減できるようにするとともに、圧縮機等の装置の過
圧縮、体積効率の低下を防止可能な弁板装置を提供す
る。 【解決手段】 弁板30の吐出弁28閉時の吐出弁28
への当接面32を、吐出弁28の弁板30への取付部3
5側から吐出弁28先端側に近づくにつれ徐々にシリン
ダ側に近づく方向に湾曲した傾斜凹部に形成するととも
に、リテーナ31の吐出弁への当接面33を、粗面38
に形成した弁板装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば斜板式圧
縮機等のピストンを有する流体機器に用いられる弁板装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、圧縮機等に用いられる弁板装
置として、図5、図6に示すようなものが知られてい
る。図において、40は本体ハウジングを示しており、
その中に形成されたシリンダ41にピストン42が挿入
されている。本体ハウジング40の一端部にはシリンダ
ヘッド43が設けられており、本体ハウジング40とシ
リンダヘッド43との間に弁板44が設けられている。
弁板44には、吐出室45とシリンダ41内を連通する
吐出孔46と、吸入室47とシリンダ41とを連通する
吸入孔48とが穿設されており、それぞれに対して、吐
出弁49と吸入弁50が設けられている。
【0003】吐出弁49は、たとえば図6に示すよう
に、取り付けボルト51を介して弁板44に取付けられ
ており、反取付側部分(つまり弁先端側部分)で吐出孔
46を開閉するようになっている。吐出弁49の開方向
へのリフト量を規制するリテーナ52は、図に示すよう
な湾曲した形状に形成されている。
【0004】上記のような装置においては、吸入孔48
を介してシリンダ41内に吸入された流体(たとえば、
冷媒)が、ピストン42による圧縮動作によって加圧さ
れるが、シリンダ41内の内圧が上昇すると、吐出弁4
9が開弁され、リテーナ52の下面(吐出弁当接面)5
2aに当接し、開方向へのリフト量が規制される。一方
シリンダ41内の内圧が低下すると、吐出弁49が弁板
44の上面(吐出弁当接面)44aに当接し、吐出孔4
6が閉塞される。
【0005】しかし、上記図5、図6に示したような弁
板装置においては、吐出弁49の開閉時に、吐出弁当接
面44a、52aへの衝突による衝撃力が加わり、それ
によって振動、騒音が大きくなるという問題がある。
【0006】上記問題を解消すべく、たとえば弁板44
の上面44aに粗面部を設け、吐出弁49の開弁特性を
向上し、過圧縮を防止し、振動、騒音を低減する装置が
提案されている(特開平2−218875号公報)。し
かし、該提案においては、吐出弁49が繰り返し弁板4
4の上面44aに当接するため、粗面部が次第に平滑化
され、当初の効果を長期間にわたり維持できないおそれ
がある。
【0007】また、粗面部の平滑化を防止すべく、粗面
部の硬度を向上する提案(特開平3−253779号公
報)もなされているが、粗面部の硬度を向上するために
は、たとえば焼き入れ等の処理が必要になりコストアッ
プを招くおそれがある。
【0008】また、上記提案においては、弁板44の上
面44a上に粗面部を形成することにより、吐出弁49
は上面44a上から離間し易くなり、開弁特性が向上す
るため過圧縮は防止できるものの、逆に体積効率の低下
を招くおそれがある。
【0009】この問題を解消すべく、図7に示すような
弁板装置が先に本出願人により提案されている(特願平
6−238569号)。この提案装置においては、弁板
61の吐出弁当接面61aが、リテーナ62の湾曲側と
反対側に傾斜する面として形成されている。つまり、面
61aが吐出孔64方向に傾斜しているので、閉弁時に
吐出弁63が弁板61の面61aに衝突する際の衝撃力
が緩和され、振動、騒音が低減できる。また、図6に示
すような装置に比べリテーナ62の湾曲を小さく設定す
ることができるから、開弁時に吐出弁63がリテーナ6
2に当接する際の衝撃力が緩和され、振動、騒音が低減
できるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
6−238569号記載の装置においては、弁板61の
吐出弁当接面61aと吐出弁63との当接に起因する振
動、騒音や過圧縮、体積効率の低下等に関しては改善さ
れてはいるが、吐出弁63とリテーナ62との当接に起
因する振動、騒音や過圧縮、体積効率の低下等を改善す
るには至っていない。すなわち、吐出弁63とリテーナ
62との当接面は、それぞれ平坦なままであるので各々
の面での保油性が低く衝撃力が大きい。このため、リテ
ーナ62の湾曲を小さくしたことによる衝撃力の緩和だ
けでは十分に振動、騒音が低減できなくなるおそれがあ
る。
【0011】かかる問題を解消すべく、さらに、面61
aの傾斜を大きくするとともにリテーナ62の湾曲を小
さく設定すると、それに応じてリテーナ62に開弁時に
当接する際の吐出弁63の湾曲も小さくなる。このた
め、吐出弁63が弁板61方向へ復元しようとする反発
のエネルギーも小さくなり、結果的にすみやかな閉弁動
作が阻害されるおそれがある。とくに、低速回転時に
は、吐出弁63の開閉動作が高速回転時に比べ遅くなる
ので、吐出弁63がリテーナ62に衝突する際の速度も
遅く吐出弁63の運動エネルギーが小さくなるととも
に、吐出弁63自身の振動も小さくなる。しかも、吐出
弁63とリテーナ62との当接面は、それぞれ平坦であ
るから吐出弁63がリテーナ62に張り付き易くなり体
積効率の低下を招くおそれがある。
【0012】本発明の課題は、吐出弁の開閉に伴う振
動、騒音を一層効果的に低減できるようにするととも
に、圧縮機等の装置の過圧縮、体積効率の低下を防止可
能な弁板装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の弁板装置は、ピストンが往復動自在に挿入
されたシリンダの頂部に設けられ、吐出孔を有する弁板
と、該弁板上に取り付けられ、反取付側部分で前記吐出
孔を開閉する吐出弁と、該吐出弁上に設けられ、該吐出
弁の開方向へのリフト量を規制するリテーナとを備えた
弁板装置において、前記弁板の前記吐出弁閉時の吐出弁
への当接面を、吐出弁の弁板への取付部側から吐出弁先
端側に近づくにつれ徐々にシリンダ側に近づく方向に湾
曲した傾斜凹部に形成するとともに、前記リテーナの吐
出弁への当接面を、粗面に形成したものからなる。
【0014】また、上記粗面の表面粗さは、上記吐出弁
のリテーナの当接面の表面粗さよりも粗いことが望まし
い。
【0015】また、上記表面粗さは、とくに限定される
ものではないが、10点平均粗さ(RZ )が10〜50
μmの範囲にあることが望ましい。
【0016】また、リテーナの吐出弁への当接面に、シ
ョットブラスティング(ショットピーニング)、ローレ
ット加工等を施すことにより容易に上記粗面を形成する
ことができる。
【0017】上記のような弁板装置においては、リテー
ナの吐出弁への当接面が粗面に形成されているので、圧
縮機内を流通する流体に含まれる潤滑油は、上記当接面
上に効率よく保持される。したがって、開弁時に吐出弁
がリテーナに当接する際には、当接面上に保持される潤
滑油が緩衝材的な機能を果たし、開弁時の吐出弁のリテ
ーナへの衝突による衝撃力が大幅に緩和され、振動、騒
音が低減される。また、リテーナの吐出弁への当接面を
粗面に形成することにより、該当接面と吐出弁との面同
士の密着が防止され、圧縮機低速回転時においても、両
部材間の僅かな空隙(粗面により形成される空隙)に容
易に流体が流入でき、ピストンが吸入行程に移行する際
の、吐出弁のリテーナからの離間が容易になる。その結
果、迅速な閉弁動作を確保することができるので、閉弁
時の応答性が良くなって(応答遅れがなく)、体積効率
の低下を防止できる。
【0018】さらに、弁板の吐出弁への当接面をシリン
ダ側に近づく方向に湾曲した傾斜凹部に形成することに
より、閉弁時、吐出弁が弁板に当接する際の衝撃力が大
幅に緩和され、振動、騒音を一層低減できる。
【0019】また、上記粗面の表面粗さを、吐出弁のリ
テーナへの当接面の表面粗さよりも粗くすることによ
り、リテーナの吐出弁への当接面上に十分に潤滑油を保
持させることができるようになるとともに、吐出弁とリ
テーナとの面同士の好ましくない密着を確実に防止する
ことができるので、閉弁動作の遅れが解消され、一層効
果的に体積効率を向上することができる。
【0020】さらに、弁板の吐出弁への当接面がシリン
ダ側に近づく方向に湾曲していることにより、吐出弁閉
状態では該弁自身に該弁を少し開く方向の復元力が作用
している状態になっており、したがって開弁方向には極
めて動作しやすい状態に保持されている。その結果、圧
縮行程終了時において吐出弁が開弁する際、該弁は所定
のタイミングで容易に開くことができ、開弁タイミング
の遅れが生じることはなく、過圧縮の防止も同時に達成
される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る弁板装置の
望ましい実施態様を、図面を参照して説明する。図1な
いし図3は、本発明の一実施態様に係る弁板装置を適用
した斜板式圧縮機、およびその弁板装置部分を示してい
る。なお、以下の実施態様においては、本発明に係る弁
板装置を圧縮機に適用したものを示しているが、これに
限定されるものではなく、往復動型のピストンを有する
流体機器の弁板装置として広く適用可能である。
【0022】図1において、1は本体ハウジングを示し
ている。本体ハウジング1の両端は、フロントハウジン
グ2とシリンダヘッド3とで閉塞されており、その内部
にはクランク室4が形成されている。本体ハウジング1
とシリンダヘッド3との間には弁板30が設けられてい
る。クランク室4の内部には、斜板5が配置されてい
る。斜板5の中央部には、駆動軸6が挿通されている。
駆動軸6は、ベアリング7により回転自在に支持されて
いる。
【0023】斜板5の一面上には、ロータ8に向かって
延びる耳部9が設けられている。耳部9には長穴10が
穿設されている。長穴10にはピン部材11が挿通さ
れ、斜板5の傾斜角が変化した際にも斜板5とロータ8
とが実質的に連結されるようになっている。また、ロー
タ8は、フロントハウジング2の内壁にスラスト軸受1
2を介してスラスト支持され、駆動軸6と一体的に回転
するようになっている。
【0024】斜板5には、スラスト軸受14を介して揺
動板13が設けられている。スラスト軸受14により斜
板5は揺動板13に対して回転自在とされている。
【0025】揺動板13の外周部には、球面座15が設
けられている。該球面座15には、ピストンロッド16
の一端のピボット17aが接続されている。一方、ピス
トンロッド16の他端のピボット17bには、シリンダ
19内に往復動自在に挿入されたピストン18が接合さ
れている。
【0026】また、揺動板13の外周近傍には、該揺動
板13の回転を抑止する回転阻止機構20が設けられて
いる。
【0027】フロントハウジング2の端部には、クラッ
チ部21が設けられている。そして、駆動軸6に伝達さ
れる駆動力は、クラッチ部21のオン・オフにより、伝
達されたり、遮断されたりするようになっている。
【0028】シリンダヘッド3の内部は、内壁22によ
り吸入室23と吐出室24とに画成されている。また弁
板30には、シリンダ19に連通する吸入孔25と吐出
孔27とが穿設されている。そして吸入室23は、吸入
弁26を有する吸入孔25を介してシリンダ19内に連
通されている。また吐出室24は、吐出弁28を有する
吐出孔27を介してシリンダ19内に連通されている。
【0029】図2にも示すように、吐出弁28はボルト
35aにより、弁板30上で取付部35に固定されてお
り、反取付部側、つまり吐出弁28の先端部側で吐出孔
27を開閉するようになっている。吐出弁28の上方に
は、同じくボルト35aを介して固定されたリテーナ3
1が設けられており、該リテーナ31によって吐出弁2
8の開方向へのリフト量が所定量に規制されるようにな
っている。
【0030】また、リテーナ31の吐出弁28への当接
面33は粗面38に形成されており、本実施態様におい
ては、粗面38の表面粗さは10点平均粗さ(RZ )が
10〜50μmの範囲になるように設定されている。な
お、粗面38は当接面33に、ショットブラスティング
(ショットピーニング)、ローレット加工等を施すこと
により容易に形成することができる。
【0031】また、本実施態様においては、粗面38の
表面粗さは、吐出弁28のリテーナ31への当接面39
の表面粗さより粗くなるように設定されている。
【0032】弁板30の吐出弁28閉時の吐出弁28へ
の当接面32は、吐出弁28の弁板30への取付け部3
5側から吐出弁28の先端側に近づくにつれて徐々にシ
リンダ19側に近づく方向に湾曲した傾斜凹部に形成さ
れている。また、リテーナ31の吐出弁28への当接面
33は、吐出弁28の弁板30への取付部35側から吐
出弁28の先端側に近づくにつれ徐々に弁板30から離
れる方向に湾曲した上方湾曲面に形成されている。
【0033】本実施態様に係る圧縮機においては、たと
えば駆動モータや自動車のエンジン等の駆動源(図示
略)からの回転駆動力が駆動軸6に伝達されると、該回
転駆動力はロータ8を介して斜板5に伝達され、斜板5
が所定の角度に傾斜した状態で回転される。斜板5は揺
動板13に回転自在に設けられており、該揺動板13は
回転阻止機構20によって回転が抑止されるので、揺動
板13は、傾斜した状態で回転される斜板5の回転に伴
って揺動される。そして、揺動板13に接続されたピス
トン18がシリンダ19内を往復動される。シリンダ1
9内におけるピストン18の往復動により、吸入孔25
から吸入された流体が圧縮され、圧縮流体が吐出孔27
から吐出されるようになっている。
【0034】また、本実施態様に係る弁板装置において
は、リテーナ31の吐出弁28への当接面33は粗面3
8に形成されているので、圧縮機内を流通する流体に含
まれる潤滑油は当接面33上に効率よく保持される。し
たがって、開弁時に吐出弁28の当接面39がリテーナ
31の当接面33に当接する際には、粗面38上に保持
された潤滑油が緩衝材的な機能を果たすので、吐出弁2
8がリテーナ31に当接する際の衝撃力が大幅に緩和さ
れ、振動、騒音を低減できる。また、当接面33を粗面
38に形成することにより、両当接面33、39が面同
士で密着するようなことはなくなるので、両当接面3
3、39の空隙に容易に流体が流入する。つまり、ピス
トン18が、吸入行程に移行する際の吐出弁28のリテ
ーナ31の当接面33からの離間が容易になるので、迅
速な閉弁動作が確保できる。したがって、圧縮機低速回
転時においても閉弁動作の遅れを確実に防止することが
でき、体積効率を向上できる。
【0035】また、当接面33の粗面38の表面粗さ
は、当接面39の表面粗さより粗くなっているので、当
接面33上の潤滑油の保持効果を向上しつつ、両当接面
33、39同士の密着をより確実に防止することができ
る。したがって、一層効果的に体積効率を向上できる。
【0036】また、弁板30の吐出弁28への当接面3
2は、傾斜凹部に形成されているので、閉弁時には吐出
弁28はその取付部35側からあたかもむちがしなうよ
うにして順次円滑に当接面32に当接される。したがっ
て、衝突の際の衝撃力が一層大きく緩和され、振動、騒
音を低減できる。
【0037】さらに、弁板30の吐出弁28への当接面
32にシリンダ19側に湾曲させた傾斜凹部を形成する
ことにより、吐出弁28閉弁状態では該弁28自身に開
弁方向への復元力が作用している。したがって、吐出弁
28は開弁方向には動作し易い状態に保持されている。
その結果、圧縮行程終了時に、吐出弁28が開弁する
際、該吐出弁28は所定のタイミングで容易に開くこと
ができ、開弁タイミングの遅れが生じることはなく、過
圧縮の防止も同時に達成できる。
【0038】なお、上記実施態様においては、リテーナ
31の当接面33の全面に粗面38を形成したものを示
しているが、たとえば図4に示すように粗面38は、当
接面33の反取付部側にのみ形成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の弁板装置
によるときは、過圧縮、体積効率の低下を確実に防止で
きるとともに、より一層効果的に振動、騒音を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る弁板装置を適用した
圧縮機の縦断面図である。
【図2】図1の圧縮機の弁板装置部の拡大断面図であ
る。
【図3】図1の圧縮機のリテーナの平面図である。
【図4】図3のリテーナとは別の態様のリテーナの平面
図である。
【図5】従来の弁板装置の断面図である。
【図6】図5の装置の拡大断面図である。
【図7】先に本出願人が提案した弁板装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 2 フロントハウジング 3 シリンダヘッド 4 クランク室 5 斜板 6 駆動軸 7 ベアリング 8 ロータ 9 耳部 10 長穴 11 ピン部材 12、14 スラスト軸受 13 揺動板 15 球面座 16 ピストンロッド 17a、17b ピボット 18 ピストン 19 シリンダ 20 回転阻止機構 21 クラッチ部 22 内壁 23 吸入室 24 吐出室 25 吸入孔 26 吸入弁 27 吐出孔 28 吐出弁 30 弁板 31 リテーナ 32 弁板の吐出弁への当接面 33 リテーナの吐出弁への当接面 35 取付部 35a ボルト 38 粗面 39 吐出弁のリテーナへの当接面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンが往復動自在に挿入されたシリ
    ンダの頂部に設けられ、吐出孔を有する弁板と、該弁板
    上に取り付けられ、反取付側部分で前記吐出孔を開閉す
    る吐出弁と、該吐出弁上に設けられ、該吐出弁の開方向
    へのリフト量を規制するリテーナとを備えた弁板装置に
    おいて、前記弁板の前記吐出弁閉時の吐出弁への当接面
    を、吐出弁の弁板への取付部側から吐出弁先端側に近づ
    くにつれ徐々にシリンダ側に近づく方向に湾曲した傾斜
    凹部に形成するとともに、前記リテーナの吐出弁への当
    接面を、粗面に形成したことを特徴とする弁板装置。
  2. 【請求項2】 前記粗面の表面粗さが、前記吐出弁のリ
    テーナへの当接面の表面粗さよりも粗い、請求項1の弁
    板装置。
JP20906195A 1995-07-24 1995-07-24 弁板装置 Pending JPH0932730A (ja)

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