JP2003073936A - 合撚糸およびその製造方法 - Google Patents
合撚糸およびその製造方法Info
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Abstract
く、ドライ感、ソフト感のあるストレッチ布帛を得るこ
と。 【解決手段】構成成分の一方がポリエチレンテレフタレ
ートを主成分とし、他方の構成成分がポリトリメチレン
テレフタレートを主成分とするサイドバイサイド型また
は偏芯シース・コア型であるポリエステル系複合繊維と
他の繊維とが合撚されてなることを特徴とする合撚糸。
Description
高次加工して、衣服などに使用することにより、耐久
性、耐塩素性、耐光性に優れ、生地が薄く、フラット感
があり、ドライかつソフトな触感を有するストレッチ布
帛を得ることができるという合撚糸およびその製造方法
に関する。
ウレタン系弾性繊維を予め延伸した後、相手素材と引き
揃え合撚した弾性合撚糸が、ストッキング、インナー、
アウターなど一般衣料用途に使用されてきた。このよう
に、ポリウレタン系弾性繊維を用いた合撚糸で編織物を
形成する場合、高レベルの伸縮性を得ることができる
が、風合いが硬くなり、ドレープ性が低下し、布帛が厚
くなる。一般にポリウレタン系弾性繊維はその化学構造
から、塩素により脆化しやすく、光やガスにより黄化し
やすい欠点を有し、従来よりその塩素、光、ガスに対す
る耐久性、耐黄化性を向上させる技術が開示されてきた
が、不十分であり、これら欠点を改善できる合撚糸の開
発が急がれている。
加工して、衣服などに使用する際、従来の技術では得ら
れなかったソフトな風合い、耐久性、耐塩素性、耐光性
に優れ、生地が薄く、フラット感があり、シャリミのあ
る触感を有するストレッチ布帛を得ることができる合撚
糸およびその製造方法を提供することにある。
課題を解決するため以下の手段を採用する。
テレフタレートを主成分とし、他方の構成成分がポリト
リメチレンテレフタレートを主成分とするサイドバイサ
イド型または偏芯シース・コア型であるポリエステル系
複合繊維と他の繊維とが合撚されてなることを特徴とす
る合撚糸である。
課題を解決するため以下の手段を採用する。
テレフタレートを主成分とし、他方の構成成分がポリト
リメチレンテレフタレートを主成分とするサイドバイサ
イド型または偏芯シース・コア型であるポリエステル系
複合繊維と他の繊維を合撚することを特徴とする合撚糸
の製造方法である。
明する。図1は本発明の合撚糸の概略側面図である。本
発明の合撚糸(ハ)は、前記ポリエステル系複合繊維
(イ)と他の繊維であるポリアミド繊維またはポリエチ
レンテレフタレート繊維(ロ)が撚り合わさった構造を
有する合撚糸である。図2は98℃で30分間、無荷重
状態で沸騰水処理された本発明の合撚糸(ヘ)の概略側
面図である。前記ポリエステル系複合繊維(ニ)が、沸
騰水処理されることにより高収縮しながら潜在捲縮が発
現することにより、かさ高でストレッチ性に富む芯鞘構
造を発現することができる。
エチレンテレフタレートを主成分とし、他方の構成成分
がポリトリメチレンテレフタレートを主成分とするサイ
ドバイサイド型または偏芯シース・コア型であるポリエ
ステル系複合繊維を用いてなる。
粘度の異なる重合体を貼り合わせることによって、紡
糸、延伸時に高粘度側に応力が集中するため、2成分間
で内部歪みが異なる。そのため、延伸後の弾性回復率差
および布帛の熱処理工程での熱収縮差により高粘度側が
大きく収縮し、単繊維内で歪みが生じて3次元コイル捲
縮の形態をとる。この3次元コイルの径および単繊維長
当たりのコイル数は、高収縮成分と低収縮成分との収縮
差(弾性回復率差を含む)によって決まるといってもよ
く、収縮差が大きいほどコイル径が小さく、単位繊維長
当たりのコイル数が多くなる。
縮は、コイル径が小さく、単位繊維長当たりのコイル数
が多い(伸長特性に優れ、見映えがよい)、コイルの耐
へたり性がよい(伸縮回数に応じたコイルのへたり量が
小さく、ストレッチ保持性に優れる)、さらにはコイル
の伸縮特性は、低収縮成分を支点とした高収縮成分の伸
縮特性が支配的となるため、高収縮成分に用いる重合体
には高い伸長性および回復性が要求される。そこで、本
発明者らはポリエステルの特性を損なうことなく前記特
性を満足させるために鋭意検討した結果、低収縮成分に
ポリエチレンテレフタレートを主成分とし、高収縮成分
に、ポリトリメチレンテレフタレートを主成分としたポ
リエステル系複合繊維を用いることを見いだした。ポリ
トリメチレンテレフタレート繊維は、代表的なポリエス
テル繊維であるポリエチレンテレフタレート繊維やポリ
ブチレンテレフタレート繊維と同等の力学的特性や化学
的特性を有しつつ、伸長回復性がきわめて優れている。
これは、ポリトリメチレンテレフタレートの結晶構造に
おいてアルキレングリコール部のメチレン鎖がゴーシュ
−ゴーシュ構造(分子鎖が90度に屈曲)であること、
さらにはベンゼン環同士の相互作用(スタッキング、並
列)による拘束点密度が低く、フレキシビリティーが高
いことから、メチレン基の回転により分子鎖が容易に伸
長・回復するためと考えている。
合繊維の構成成分であるポリエチレンテレフタレートと
は、エチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位
とするポリマー成分からなるものが好ましい。すなわ
ち、本発明におけるポリエチレンテレフタレートとして
は、テレフタル酸を主たる酸成分とし、エチレングリコ
ールを主たるグリコ−ル成分として得られるポリエステ
ルが好ましい。ただし、他のエステル結合を形成可能な
共重合成分が20モル%以下の割合で含まれるものも好
ましく、10モル%以下の割合で含まれるものはより好
ましい。共重合可能な化合物として、たとえばスルフォ
ン酸、ナトリウムスルフォン酸、硫酸、硫酸エステル、
硫酸ジエチル、硫酸エチル、脂肪族スルフォン酸、エタ
ンスルフォン酸、クロロベンゼンスルフォン酸、脂環式
スルフォン酸、イソフタル酸、セバシン酸、アゼライン
酸、ダイマー酸、アジピン酸、シュウ酸、デカンジカル
ボン酸などのジカルボン酸、p−ヒドロキシ安息香酸、
ε−カプロラクトンなどのヒドロキシカルボン酸などの
ジカルボンサン類、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、
ペンタンジオール、ハイドロキノン、ビスフェノールA
などのジオール類が好ましく使用される。
化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗
酸化剤としてヒンダードフェノール誘導体、着色顔料な
どを添加してもよい。
合繊維の他の構成成分であるポリトリメチレンテレフタ
レートとは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる
繰り返し単位とする重合体成分からなるものが好まし
い。
ンテレフタレートとしては、テレフタル酸を主たる酸成
分とし、1,3プロパンジオ−ルを主たるグリコ−ル成
分として得られるポリエステルが好ましい。ただし、他
のエステル結合を形成可能な共重合成分が20モル%以
下の割合で含まれるものも好ましく、10モル%以下の
割合で含まれるものはより好ましい。共重合可能な化合
物として、たとえばイソフタル酸、コハク酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸、アジピン酸、ダイマ酸、セバシン
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボ
ン酸類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキ
サンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコールなどのジオール類が好ましく使用され
る。
化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗
酸化剤としてヒンダードフェノール誘導体、着色顔料な
どを添加してもよい。
せ、編織物を形成した際に所望の伸縮性を得る観点か
ら、ポリトリメチレンテレフタレートの極限粘度は1.
0以上であるのが好ましく、1.2以上であるのがより
好ましい。
の単糸断面形状はサイドバイサイド型または偏芯シース
・コア型とするものである。
シース・コア型でないと、糸条に熱が付与された際に、
コイル状捲縮が発現せず、糸条に伸縮性を付与すること
ができない問題がある。
リエチレンテレフタレート/ポリトリメチレンテレフタ
レートの重量比率は、製糸性および繊維長さ方向のコイ
ルの寸法均質性の観点から30/70以上70/30以
下の範囲であることが好ましい。
的に応じて20デシテックス以上1000デシテックス
以下の範囲が好ましい。
は、用途に応じて0.4デシテックス以上25デシテッ
クス以下の範囲が好ましい。
アミドまたはポリエチレンテレフタレートからなるフィ
ラメント糸または紡績糸のいずれであってもよい。具体
的には、フィラメント糸は、原糸、仮ヨリ加工糸、撚
糸、もしくは先染め糸などのいずれであってもよく、ま
た、これらの複合糸であってもよい。
であることが好ましい。
目的に応じて適宜選択するのが好ましい。
デシテックス以上1000デシテックス以下の範囲が好
ましい。
じて0.4デシテックス以上25デシテックス以下の範
囲が好ましい。
たは混紡されたもののいずれであってもよい。
明する。
示す概略模式図である。
ては、市販のアップツイスタ、カバリング機、イタリ式
撚糸機、ダウンツイスタ、ダブルツイスタなどが好まし
い。
維がコイル状の顕在捲縮を有するため、顕在捲縮を伸ば
した状態で合撚し、撚糸上がりの状態で、合撚糸が芯鞘
構造を形成するのを促進する効果を得る観点から、図3
において、ポリエステル系複合繊維1は、撚糸機のフィ
ードローラ8とデリベリローラ10との間のドラフトゾ
ーンに挿入される直前のワッシャーテンサ4とフィード
ローラ8の間で、0.01cN/dtex以上のプレテ
ンションがかかるようにすることが好ましい。
についても、安定した糸の供給が行え、糸長手方向に均
一な合撚糸を得る観点から、ワッシャーテンサ3とデリ
ベリローラ10との間で0.01cN/dtex以上
で、かつ前記ポリエステル系複合繊維よりも小さいプレ
テンションがかかるようにするのが好ましい。
材にプレテンションをかける方法としては、ワッシャー
テンサやマグネットテンサなどを挿入することが好まし
い。
鞘構造を形成するのを促進させ、伸縮性を向上させる観
点から、フィードローラ8とデリベリローラ10との間
でドラフトを1.0以上1.6以下の範囲となるように
かけることが好ましい。
れポリエステル系複合繊維1と引き揃えられ、スピンド
ル14が回転することにより合撚される。
なる他の繊維の繊度、フィラメント数により適宜選択す
ればよいが、100〜2000T/mの範囲であること
が好ましい。ヨリ数が100T/m未満であれば、布帛
を形成し、熱処理した後、芯糸と鞘糸間に発生する糸長
差が大きくなり、鞘糸が芯糸から浮いた状態となり、布
帛にしたとき、目向きが発生したり、ふかつき感のある
ものとなったりする傾向がある。一方、ヨリ数が200
0T/mより大きければ、芯糸が鞘糸に拘束されてしま
うため、布帛の伸縮性が大幅に低減する傾向がある。
る。
で求めた。ただし、本発明がこれら実施例により限定さ
れるものではない。 [極限粘度(η)]オルソクロロフェノール10mlに
対し試料0.10gを溶解し、温度25℃においてオス
トワルド粘度計を用いて測定した。
リメチレンテレフタレートと極限粘度が0.52のポリ
エチレンテレフタレートをそれぞれ別々に溶融し、紡糸
温度260℃で24孔の複合紡糸口金よりポリエチレン
テレフタレート/ポリトリメチレンテレフタレートの重
量比率が50/50となるように吐出し、紡糸速度14
00m/分で引き取り、165dtex24フィラメン
トの未延伸糸を得た。さらに、ホットロール−熱板系延
伸機を用い、ホットロール温度70℃、熱板温度145
℃延伸倍率3.0で延伸して、55dtex24フィラ
メントのサイドバイサイド型ポリエステル系複合繊維
(延伸糸)を得た。得られたポリエステル系複合繊維と
33dtex6フィラメントポリアミド延伸糸を用い、
図3に示される合撚工程を使用して、以下の条件で合撚
を施した。なお、前記ポリエステル系複合繊維は、相手
素材と引き揃えられる前に、ワッシャーテンサを介し
て、0.01cN/dtex以上のプレテンションがか
かるよう給糸し、フィードローラとデリベリローラ間で
ドラフトした。
し、ポリエステル用分散染料と酸性染料で一浴染色し、
仕上げ加工した結果、着用時の耐久性、耐塩素性、耐光
性に優れ、生地が薄く、ドライかつソフト感を有するス
トレッチ性の良好な編地を得た。
て織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリラックス精
練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイル織物を得
た。本発明の合撚糸を使用した織物はドライかつソフト
感を持ち、ストレッチ性が良好であった。
じ55dtex24フィラメントのサイドバイサイド型
ポリエステル系複合繊維と55dtex18フィラメン
トのポリエチレンテレフタレート延伸糸を用い、実施例
1と同様に以下の条件で合撚を施し、合撚糸を得た。
ジ、1口編機で編成し、ポリエステル用分散染料で染
色、仕上げ加工した結果、着用時の耐久性、耐塩素性、
耐光性に優れ、生地が薄くドライ感を有するストレッチ
性の良好な編地を得た。さらに、得られた合撚糸を緯糸
として用いて織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリ
ラックス精練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイ
ル織物を得た。本発明の合撚糸を使用した織物はハリ、
コシ、反発性に富み、ドライかつヌメリ感を併せ持ち、
ストレッチ性が良好であった。
じ55dtex24フィラメントのサイドバイサイド型
ポリエステル系複合繊維と#80のポリエチレンテレフ
タレートスパン糸を用い実施例1と同様に以下の条件で
合撚を施し、合撚糸を得た。
ジ、1口編機で編成し、ポリエステル用分散染料で染
色、仕上げ加工した結果、着用時の耐久性、耐塩素性、
耐光性に優れ、生地が薄くフラット感があり、スパン調
の触感を有し、ストレッチ性に富み、インナーウェアに
好適な編地を得た。
いて織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリラックス
精練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイル織物を
得た。本発明の合撚糸を使用した織物は反発性に富み、
シャリミ感を併せ持ち、ストレッチ性が良好であった。
じ55dtex24フィラメントのサイドバイサイド型
ポリエステル系複合繊維と78dtex36フィラメン
トのポリエチレンテレフタレートウーリー加工糸を用
い、実施例1と同様に以下の条件で合撚を施し、合撚糸
を得た。
し、ポリエステル用分散染料で染色、仕上げ加工した結
果、着用時の耐久性、耐塩素性、耐光性に優れ、実施例
1よりもさらにソフトな触感を有し、仕立て映えがよ
く、ストレッチ性の良好な編地を得た。
用いて織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリラック
ス精練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイル織物
を得た。本発明の合撚糸を使用した織物はハリ、コシ、
反発性に富み、ソフト感を併せ持ち、ストレッチ性が良
好であった。
糸と33dtex6フィラメントポリアミド延伸糸を用
い、実施例1と同様に以下の条件で合撚を施し、合撚糸
を得た。ただし、ポリウレタン系弾性繊維の給糸は、転
がし給糸で行い、給糸ローラとデリベリーローラ間でポ
リウレタン系弾性繊維のみにドラフトを施した後、ポリ
アミド延伸糸と引き揃えて合撚した。
ジ、1口編機で編成し、酸性染料で染色、仕上げ加工し
た結果、高レベルの伸縮性はあるものの、着用時の耐久
性、耐塩素性、耐光性に劣り、生地が厚く、風合いの硬
い編地を得た。
て織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリラックス精
練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイル織物を得
た。得られた織物は伸縮性に富むが、風合いが硬い織物
であった。
系弾性繊維をドラフトした後、55dtex18フィラ
メントのポリエチレンテレフタレート延伸糸と引き揃
え、合撚を施し、合撚糸を得た。
ジ、1口編機で編成し、ポリエステル用分散染料で染
色、仕上げ加工した結果、高レベルの伸縮性はあるもの
の、着用時の耐久性、耐塩素性、耐光性に劣り、生地が
厚く、風合いの硬い編地を得た。さらに、得られた合撚
糸を緯糸として用いて織物を形成し、引き続き97℃の
熱水でリラックス精練、160℃で仕上熱固定し、1/
3のツイル織物を得た。得られた織物は伸縮性に富むが
目向きが発生したり、風合いが硬いなどの問題が発生し
た。
系弾性繊維をドラフトした後、#80のポリエチレンテ
レフタレートスパン糸と引き揃え合撚を施し、合撚糸を
得た。
ジ、1口編機で編成し、酸性染料で染色、仕上げ加工し
た結果、高レベルの伸縮性はあるものの、着用時の耐久
性、耐塩素性、耐光性に劣り、生地が厚く、風合いの硬
い編地を得た。
て織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリラックス精
練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイル織物を得
た。得られた織物は伸縮性に富むが、生地が厚く風合い
が硬いなどの問題が発生した。
xのポリウレタン系弾性繊維をドラフトした後、78d
tex36フィラメントのポリエチレンテレフタレート
ウーリー加工糸と引き揃え合撚し、合撚糸を得た。
し、ポリエステル用分散染料で染色、仕上げ加工した結
果、着用時の耐久性、耐塩素性、耐光性に劣り、生地が
厚く、風合いの硬い編地を得た。
て織物を形成し、引き続き97℃の熱水でリラックス精
練、160℃で仕上熱固定し、1/3のツイル織物を得
た。得られた織物はハリ、コシ、伸縮性に富み、ソフト
感を併せ持つが、生地が厚く、風合いも硬いものとなっ
た。
性に優れ、生地が薄く、ドライ感、ソフト感のあるスト
レッチ布帛を得ることができる。
る。
の一例を示す概略側面図である。
示す概略模式図である。
Claims (5)
- 【請求項1】構成成分の一方がポリエチレンテレフタレ
ートを主成分とし、他方の構成成分がポリトリメチレン
テレフタレートを主成分とするサイドバイサイド型また
は偏芯シース・コア型であるポリエステル系複合繊維と
他の繊維とが合撚されてなることを特徴とする合撚糸。 - 【請求項2】前記ポリエステル系複合繊維のポリエチレ
ンテレフタレート/ポリトリメチレンテレフタレートの
重量比率が30/70〜70/30であることを特徴と
する請求項1に記載の合撚糸。 - 【請求項3】他の繊維がポリアミド繊維であることを特
徴とする請求項1または2に記載の合撚糸。 - 【請求項4】他の繊維がポリエチレンテレフタレート繊
維であることを特徴とする請求項1または2に記載の合
撚糸。 - 【請求項5】構成成分の一方がポリエチレンテレフタレ
ートを主成分とし、他方の構成成分がポリトリメチレン
テレフタレートを主成分とするサイドバイサイド型また
は偏芯シース・コア型であるポリエステル系複合繊維と
他の繊維を合撚することを特徴とする合撚糸の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259164A JP2003073936A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 合撚糸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259164A JP2003073936A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 合撚糸およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003073936A true JP2003073936A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19086581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001259164A Pending JP2003073936A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 合撚糸およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003073936A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107400961A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-11-28 | 江苏金太阳纺织科技股份有限公司 | 一种磨毛面料及其加工方法 |
CN114150407A (zh) * | 2021-10-20 | 2022-03-08 | 浙江凯悦纺织股份有限公司 | 一种抗菌性涤纶纱线绞线加工装置 |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001259164A patent/JP2003073936A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107400961A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-11-28 | 江苏金太阳纺织科技股份有限公司 | 一种磨毛面料及其加工方法 |
CN114150407A (zh) * | 2021-10-20 | 2022-03-08 | 浙江凯悦纺织股份有限公司 | 一种抗菌性涤纶纱线绞线加工装置 |
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