JP2003073536A - 耐熱性に優れたポリトリメチレンテレフタレート樹脂組成物 - Google Patents

耐熱性に優れたポリトリメチレンテレフタレート樹脂組成物

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JP2003073536A
JP2003073536A JP2001270319A JP2001270319A JP2003073536A JP 2003073536 A JP2003073536 A JP 2003073536A JP 2001270319 A JP2001270319 A JP 2001270319A JP 2001270319 A JP2001270319 A JP 2001270319A JP 2003073536 A JP2003073536 A JP 2003073536A
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acid
polytrimethylene terephthalate
resin
terephthalate resin
mono
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JP2001270319A
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Hideki Nakamura
秀樹 中村
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性に優れ、成形品の反り変形が小さく表
面外観に優れ、且つ高温雰囲気下での高度な機械特性と
耐熱変形性に優れるポリトリメチレンテレフタレート樹
脂組成物の提供。 【解決手段】 (A)ポリトリメチレンテレフタレート
樹脂と(B)ポリフェニレンエーテル系樹脂とからなる
樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子分野の
コネクター等の部品、自動車分野のコネクター等の電装
部品、その他有用な部品材料に好適に用いられるポリト
リメチレンテレフタレート樹脂組成物に関する。本発明
は、成形性が良好で成形品の反り変形が小さく、成形品
外観が良好で、高温時剛性に優れたポリトリメチレンテ
レフタレート組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートやポリブチ
レンテレフタレートに代表される熱可塑性ポリエステル
は、機械特性、耐薬品性、電気的特性に優れるため、自
動車部品、電気・電子部品などの広い分野でその使用が
期待されている。そして当該市場の多様化に伴い、高度
な性能、用途に応じた特殊性能、高度な品質が求められ
ている。たとえば、エンジン廻りの自動車部品、高温雰
囲気下使用の電気・電子部品の場合、更に高度の耐熱変
形性の要求があり、その対応が迫られてきた。
【0003】かかる状況において、ポリエチレンテレフ
タレート及びポリブチレンテレフタレートはそれぞれに
対応技術の検討を行っているが満足できるものではな
い。ポリエチレンテレフタレートの場合、射出成形等の
通常の成形では離型時に成形品の変形が生じ、得られる
成形品も本来の機械特性を具現出来ない等、高度の耐熱
変形性を賦与する以前の問題があり、市場要求に応えら
れない。一方ポリブチレンテレフタレートの場合、成形
性は上記したポリエチレンテレフタレートに比べれば幾
分良好であるが、高温雰囲気下での高度な機械特性及び
耐熱変形性の要求に対しては、対応検討にも拘わらず、
固有のガラス転移温度の低さから物性が著しく低下し、
かかる市場要求には対応できない。また、得られた成形
品の反り変形が大きく、成形品外観も不良で、精密部品
や外装部品等の市場での要求を満足することが出来な
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】機械特性、耐薬品性、
電気的特性に加え、成形性、成形品外観が良好で成形品
の反り変形が小さく、加えて高温雰囲気下使用時の、高
度な機械特性及び耐熱変形性の市場要求を十分満足する
成形品材料を提供することが本発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明者等は、(A)ポリトリメチレンテレ
フタレート樹脂、(B)ポリフェニレンエーテル系樹脂
とからなる樹脂組成物により、上記課題を解決できるこ
とを見出し、本発明に至った。
【0006】すなわち本発明は、 1.(A)ポリトリメチレンテレフタレート樹脂と
(B)ポリフェニレンエーテル系樹脂とからなる樹脂組
成物、 2.(A)ポリトリメチレンテレフタレート樹脂が、数
平均分子量が5,000〜100,000、分子量分布
(Mw/Mn)が1.2〜4.5であり、かつ分子量1
00,000以上の分子を1〜20%含有するポリトリ
メチレンテレフタレート樹脂であることを特徴とする上
記1に記載の樹脂組成物、 3.(A)ポリトリメチレンテレフタレート樹脂が1〜
99重量部であり、(B)ポリフェニレンエーテル系樹
脂が99〜1重量部であることを特徴とする上記1また
は2に記載の樹脂組成物、である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関して具体的に説
明する。まず、本発明組成物の(A)成分としてのポリ
トリメチレンテレフタレートについて記述する。本発明
におけるポリトリメチレンテレフタレート(以下、PT
Tと略称することがある。)とは、酸成分としてテレフ
タル酸を用い、グリコール成分としてトリメチレングリ
コールを用いたポリエステルポリマーを表わす。本発明
においてトリメチレングリコールとしては、1,3−プ
ロパンジオール、1,2−プロパンジオール、1,1−
プロパンジオール、2,2−プロパンジオール、あるい
はこれらの混合物の中から選ばれるが、安定性の観点か
ら1,3−プロパンジオールが特に好ましい。
【0008】このほかに、本発明の目的を損なわない範
囲で、酸成分として、テレフタル酸以外の芳香族ジカル
ボン酸、例えばフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェ
ニルエーテルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカル
ボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸、ジフェニルケ
トンジカルボン酸、ジフェニルスルフォンジカルボン酸
等;コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカ
ルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカ
ルボン酸;ε−オキシカプロン酸、ヒドロキシ安息香
酸、ヒドロキシエトキシ安息香酸等のオキシジカルボン
酸を用い、グリコール成分として、エチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、オクタメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメ
タノール、キシリレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリオキシアルキレングリコール、ハイドロキノン
などを一部用いて共重合することができる。
【0009】共重合する場合の共重合の量は、本発明の
目的を損なわない範囲であれば特に制限はないが、通常
酸成分の20モル%以下、あるいはグリコール成分の2
0モル%以下であることが好ましい。また、上述のポリ
エステル成分に分岐成分、例えばトリカルバリル酸、ト
リメシン酸、トリメリット酸等の、三官能または四官能
のエステル形成能を持つ酸、またはグリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリトリットなどの、三官能
または四官能のエステル形成能を持つアルコールを共重
合してもよく、その場合にそれらは全ジカルボン酸成分
の1.0モル%以下、好ましくは、0.5モル%以下、
さらに好ましくは、0.3モル%以下である。
【0010】本発明のPTTは、その数平均分子量が
5,000〜100,000であることが好ましく、分
子量分布を示すMw/Mnが1.2〜4.5であること
が好ましい。さらには、分子量100,000以上の分
子が、1〜20%含有されることが好ましい。数平均分
子量が5,000未満の場合、機械的強度が低下するお
それがあり、100、000を超えると流動性が問題と
なる可能性がある。また、Mw/Mnが1.2〜4.5
の範囲をはずれると、成形性と機械特性のバランスが悪
化する可能性がある。特に重要なのは分子量100,0
00以上の分子の含有量であり、1%未満では、特に高
温高湿下での機械的強度が低下する懸念がある。20%
以上では、成形性が低下し、成形時間が長くなる可能性
がある。更に、PTTはこれら共重合成分を2種類以上
組み合わせて使用しても構わない。
【0011】本発明に用いられるPTTの製造方法は、
特に限定されるものではないが、例えば、特開昭51−
140992号公報、特開平5−262862号公報、
特開平8−311177号公報等に記載されている方法
によって、テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導
体(例えばジメチルエステル、モノメチルエステル等の
低級アルキルエステル)とトリメチレングリコールまた
はそのエステル形成性誘導体とを、触媒の存在下、好適
な温度・時間で加熱反応させ、更に得られるテレフタル
酸のグリコールエステルを触媒の存在下、好適な温度・
時間で所望の重合度まで重縮合反応させる方法が挙げら
れる。
【0012】数平均分子量、および分子量分布の測定方
法については、例えば分子量測定の方法は、浸透圧法や
末端定量法、或いはGPC法(ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー)により測定することができる。例え
ば、東ソー(株)製HLC−8120及びカラムとして
昭和電工(株)HFIP804−803(30cmカラ
ム2本)、キャリアとしてヘキサフルオロイソプロパノ
ール(以後「HFIP」と呼ぶ)を用い、標準試料とし
てポリマーラボラトリー社製PMMAを用いて、温度4
0℃、流量0.5ml/分で実施することができる。次
に、本発明組成物の(B)成分であるポリフェニレンエ
ーテル樹脂とは、次に示す一般式(1)、
【0013】
【化1】
【0014】(式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6
炭素数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン、水
素等の一価の残基であり、R5,R6は同時に水素ではな
い)を繰り返し単位とし、構成単位が一般式(1)の
〔a〕及び〔b〕からなる単独重合体、あるいは共重合
体が使用できる。ポリフェニレンエーテル樹脂の単独重
合体の代表例としては、ポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エ
チル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−
ジエチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−
エチル−6−n−プロピル−1,4−フェニレン)エー
テル、ポリ(2,6−ジ−n−プロピル−1,4−フェ
ニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−n−ブチル
−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−
6−イソプロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポ
リ(2−メチル−6−クロロエチル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ヒドロキシエチ
ル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル
−6−クロロエチル−1,4−フェニレン)エーテル等
のホモポリマーが挙げられる。
【0015】ポリフェニレンエーテル共重合体は、2,
6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェ
ノールとの共重合体、2,6−ジメチルフェノールとo
−クレゾールとの共重合体、あるいは2,6−ジメチル
フェノールと2,3,6−トリメチルフェノール及びo
−クレゾールとの共重合体等、ポリフェニレンエーテル
構造を主体としてなるポリフェニレンエーテル共重合体
を包含する。また、本発明のポリフェニレンエーテル樹
脂中には、本発明の主旨に反しない限り、従来ポリフェ
ニレンエーテル樹脂中に存在させてもよいことが提案さ
れている他の種々のフェニレンエーテルユニットを部分
構造として含んでいても構わない。少量共存させること
が提案されているものの例としては、特願昭63−12
698号公報、及び特開昭63−301222号公報に
記載されている、2−(ジアルキルアミノメチル)−6
−メチルフェニレンエーテルユニットや、2−(N−ア
ルキル−N−フェニルアミノメチル)−6−メチルフェ
ニレンエーテルユニット等が挙げられる。
【0016】また、ポリフェニレンエーテル樹脂の主鎖
中にジフェノキノン等が少量結合したものも含まれる。
さらに、例えば特開平2−276823、特開昭63−
108059、特開昭59−59724等に記載されて
いる、炭素−炭素二重結合を持つ化合物により変性され
たポリフェニレンエーテルも含む。(B)成分はポリフ
ェニレンエーテル樹脂の他に、任意の割合でポリスチレ
ン系樹脂を含むことができる。ポリスチレン系樹脂と
は、スチレン系化合物単独、またはスチレン系化合物お
よびそれと共重合可能な化合物をゴム質重合体存在また
は非存在下に重合して得られる重合体である。スチレン
系化合物とは、一般式〔2〕
【0017】
【化2】
【0018】(式中、Rは水素、低級アルキル、または
ハロゲンを示し、Zはビニル、水素、ハロゲン、及び低
級アルキルよりなる群から選択され、pは0〜5の整数
である。)で表される化合物を意味する。これらの具体
例としては、スチレン、α−メチルスチレン、2,4−
ジメチルスチレン、モノクロロスチレン、p−メチルス
チレン、p−tert−ブチルスチレン、エチルスチレ
ン等が挙げられる。また、スチレン系化合物と共重合可
能な化合物としては、メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート等のメタクリル酸エステル類;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル化合物
類;無水マレイン酸等の酸無水物等が挙げられ、スチレ
ン系化合物と共に使用される。また、ゴム質重合体とし
ては、共役ジエン系ゴム、共役ジエンと芳香族ビニル化
合物のコポリマー、またはこれらの水添物、あるいはエ
チレン-プロピレン共重合体系ゴム等が挙げられる。本
発明のために好適なスチレン系樹脂はポリスチレンおよ
びゴム強化ポリスチレンである。
【0019】かかるポリフェニレンエーテル系樹脂の製
造方法は公知の方法で得られるものであれば特に限定さ
れるものではなく、例えば、米国特許第3306874
号明細書記載のHayによる第一銅塩とアミンのコンプ
レックスを触媒として用い、例えば2,6−キシレノー
ルを酸化重合することにより容易に製造でき、そのほか
にも米国特許第3306875号、同第3257357
号および同第3257358号明細書、特公昭52−1
7880号および特開昭50−51197号および同6
3−152628号等に記載された方法で容易に製造で
きる。
【0020】本発明に用いるポリフェニレンエーテル樹
脂としては、固有粘度(クロロホルム溶液、30℃)で
0.30〜1.5、好ましくは0.35〜1.0の範囲
のものが好適である。固有粘度が低いポリフェニンエー
テル樹脂を用いた場合は、成形流動性が高く、成形品外
観がよくなる傾向にあり、固有粘度が高いポリフェニレ
ンエーテル樹脂を用いた場合は、衝撃強度や引張強度等
の機械的性質が高くなる傾向にある。
【0021】分子量分布は、通常1.5〜3.5のもの
が用いられるが、本発明の組成物の場合、低い分子量の
重合体と高い分子量の重合体の併用、あるいは重合した
ポリマーの分子切断反応によって得られる分子量分布が
広い重合体、例えば、3.5〜6.0の分子量分布を有
するポリマーを用いることは、成形流動性と衝撃強度、
引張強度などの機械的性能が同時に高く、成形品外観が
良い組成物を得るために好ましい。
【0022】本発明の樹脂組成物は、ポリトリメチレン
テレフタレート樹脂が1〜99重量部,ポリフェニレン
エーテル系樹脂が99〜1重量部からなる樹脂組成物が
好ましく,更に好ましくは、ポリトリメチレンテレフタ
レート樹脂が20〜95重量部,ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂が80〜5重量部からなる樹脂組成物であり,
最も好ましくはポリトリメチレンテレフタレート樹脂が
50〜90重量部,ポリフェニレンエーテル系樹脂が5
0〜10重量部からなる樹脂組成物である。
【0023】ポリフェニレンエーテル系樹脂の配合量が
1重量部以下では、本発明の効果が十分に発揮できず、
99重量部以上では、ポリトリメチレンテレフタレート
樹脂が本発明樹脂組成物に寄与する優れた特性が損なわ
れるため好ましくない。本発明組成物に結晶核剤をさら
に配合すると、より本発明の目的により合致した組成物
が得られる。結晶核剤としては、有機物、無機物いずれ
も使用することができる。無機物としては、Zn粉末、Al
粉末、グラファイト、カーボンブラックなどの単体や、
ZnO 、MgO 、Al2O3、TiO2、MnO2、SiO2、Fe3O4などの金
属酸化物、窒化アルミ、窒化硅素、窒化チタン、ボロン
ナイトライドなどの窒化物、Na2CO3、CaCO3、MgCO3、Ca
SO4、CaSiO3、BaSO4、Ca3(PO4)3、などの無機塩、タル
ク、カオリン、クレー、白土などの粘土類を単独又は2
種以上混合して使用することができる。又、有機物とし
ては、シュウ酸カルシウム、シュウ酸ナトリウム、安息
香酸カルシウム、フタル酸カルシウム、酒石酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、ポリアクリル酸塩など
の有機塩類、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の高分子、高分子の架橋物などを単独又は2種以
上混合して使用することができる。特に好ましいものは
ボロンナイトライド、或いはタルク、カオリン、クレ
ー、白土等の粘土類である。これら結晶核剤の添加量に
ついては、PTT100重量部に対し、0.001〜5
重量部であるが、0.01〜3重量部の添加量が機械的
特性面において特に好ましい。
【0024】本発明の組成物に、さらに成形性改良剤を
添加するとより本発明の目的に合致した樹脂組成物が得
られる。成形性改良剤としては、リン酸エステル類、亜
リン酸エステル類、高級脂肪酸類、高級脂肪酸金属塩
類、高級脂肪酸エステル類、高級脂肪酸アミド化合物
類、ポリアルキレングリコールあるいはその末端変性物
類、低分子量ポリエチレンあるいは酸化低分子量ポリエ
チレン類、置換ベンジリデンソルビトール類、ポリシロ
キサン類、カプロラクトン類が挙げられるが、特に好ま
しいのは、(a)高級脂肪酸類、(b)高級脂肪酸金属
塩類、(c)高級脂肪酸エステル類である。以下これら
成形性改良剤について詳細に説明する。
【0025】(a)高級脂肪酸類 高級脂肪酸類としては、高級飽和脂肪酸類、高級不飽和
脂肪酸類あるいはこれらの混合物が好ましく用いられ
る。 (a−1)高級飽和脂肪酸類 高級脂飽和肪酸類は、例えばカプリン酸、ウラデシル
酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタ
デシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン
酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリ
ン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メリ
シン酸、ラクセル酸など、あるいはこれらの混合物を挙
げることができる。 (a−2)高級不飽和脂肪酸類 高級不飽和脂肪酸類としては、炭素数が6〜22の不飽
和脂肪酸が好ましく用いられ、中でも、より好ましいも
のとしては、例えばウンデシレン酸、オレイン酸、エラ
イジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソ
ルビル酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、ス
テアロール酸、2−ヘキサデセン酸、7−ヘキサデセン
酸、9−ヘキサデセン酸、ガドレイン酸、ガドエライジ
ン酸、11−エイコセン酸など、あるいはこれらの混合
物を挙げることができる。
【0026】(b)高級脂肪酸金属塩類 高級脂肪酸金属塩類としては、高級飽和脂肪酸金属塩
類、高級不飽和脂肪酸金属塩類あるいはこれらの混合物
が好ましく用いられる。 (b−1)高級飽和脂肪酸金属塩類 高級脂飽和肪酸類は、下記一般式で示される。 CH3(CH2nCOO(M) ここで、n=8〜30であり、金属元素(M)が、元素
周期律表の1A、2A、3A族元素、亜鉛、アルミニウ
ムなどが好ましく用いられる。中でも、より好ましいも
のとしては、例えばカプリン酸、ウラデシル酸、ラウリ
ン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、
パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、ノナデ
カン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロ
チン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メリシン酸、ラ
クセル酸のリチウム塩、ナトリウム塩、マグネシウム
塩、カルシウム塩、亜鉛塩、アルミニウム塩など、ある
いはこれらの混合物を挙げることができる。
【0027】(b−2)高級不飽和脂肪酸金属塩類 高級不飽和脂肪酸金属塩類としては、炭素数が6〜22
の不飽和脂肪酸と、元素周期律表の1A、2A、3A族
元素、亜鉛、アルミニウムなどとの金属塩が好ましく用
いられ、中でも、より好ましいものとしては、ウンデシ
レン酸、オレイン酸、エライジン酸、セトレイン酸、エ
ルカ酸、ブラシジン酸、ソルビル酸、リノール酸、リノ
レン酸、アラキドン酸、ステアロール酸、2−ヘキサデ
セン酸、7−ヘキサデセン酸、9−ヘキサデセン酸、ガ
ドレイン酸、ガドエライジン酸、11−エイコセン酸の
リチウム塩、ナトリウム塩、マグネシウム塩、カルシウ
ム塩、亜鉛塩、アルミニウム塩など、あるいはこれらの
混合物を挙げることができる。
【0028】(c)高級脂肪酸エステル類 本発明における高級脂肪酸エステル類は、高級アルコー
ルと高級脂肪酸とのエステル、あるいは多価アルコール
と高級脂肪酸とのエステル、あるいはこれらの混合物が
好ましく用いられる。
【0029】(c−1)高級アルコールと高級脂肪酸と
のエステル類 高級アルコールと高級脂肪酸とのエステル類として、好
ましいのは、炭素数8以上の脂肪族アルコールと炭素数
8以上の高級脂肪酸とのエステル類である。好ましい高
級脂肪酸エステル類としては、例えばラウリルラウレー
ト、ラウリルミリステート、ラウリルパルミテート、ラ
ウリルステアレート、ラウリルベヘネート、ラウリルリ
グノセレート、ラウリルメリセート、ミリスチルラウレ
ート、ミリスチルミリステート、ミリスチルステアレー
ト、ミリスチルベヘネート、ミリスチルリグノセレー
ト、ミリスチルメリセート、パルミチルラウレート、パ
ルミチルミリステート、パルミチルステアレート、パル
ミチルベヘネート、パルミチルリグノセレート、パルミ
チルメリセート、ステアリルラウレート、ステアリルミ
リステート、ステアリルパルミテート、ステアリルステ
アレート、ステアリルベヘネート、ステアリルアラキネ
ート、ステアリルリグノセレート、ステアリルメリセー
ト、アイコシルラウレート、アイコシルパルミテート、
アイコシルステアレート、アイコシルベヘネート、アイ
コシルリグノセレート、アイコシルメリセート、ベヘニ
ルラウレート、ベヘニルミリステート、ベヘニルパルミ
テート、ベヘニルステアレート、ベヘニルベヘネート、
ベヘニルアラキネート、ベヘニルメリセート、テトラコ
サニルラウレート、テトラコサパルミテート、テトラコ
サニルステアレート、テトラコサニルベヘネート、テト
ラコサニルリグノセレート、テトラコサニルセロテー
ト、セロチニルステアレート、セロチニルベヘネート、
セロチニルセロチネート、メリシルラウレート、メリシ
ルステアレート、メリシルベヘネート、メリシルメリセ
ートなど、あるいはこれらの混合物を挙げることができ
る。
【0030】(c−2)多価アルコールと高級脂肪酸と
のエステル類 多価アルコールと高級脂肪酸の部分エステル類は、多価
アルコールとして、例えばグリセリン、1,2,3−ブタ
ントリオール、1,2,3−ペンタントリオール、エリス
リット、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパ
ン、マニトール、ソルビトールなどが好ましく用いら
れ、また高級脂肪酸としては、例えばカプリン酸、ウラ
デシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、
ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステ
アリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグ
ノセリン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン
酸、メリシン酸、ラクセル酸などが好ましく用いられ
る。
【0031】これら多価アルコールと高級脂肪酸とのエ
ステル類は、モノエステル類、ジエステル類またはトリ
エステルのいずれであってもかまわない。より好ましい
ものとしては、例えばグリセリンモノラウレート、グリ
セリンモノミリステート、グリセリンモノステアレー
ト、グリセリンモノベヘネート、グリセリンモノリグノ
セレート、グリセリンモノメリセートなどの高級脂肪酸
モノグリセリド、ペンタエリスリトール−モノまたはジ
−ラウレ−ト、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−
ラウレ−ト、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−ミ
リステ−ト、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−パ
ルミテート、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−ス
テアレート、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−ベ
ヘネート、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−リグ
ノセレート、ペンタエリスリトール−モノまたはジ−メ
リセートなどのペンタエリスリトールのモノまたはジ高
級脂肪酸エステル、トリメチロールプロパン−モノ−ま
たはジ−ラウレート、トリメチロールプロパン−モノ−
またはジ−ミリステート、トリメチロールプロパン−モ
ノ−またはジ−パルミテート、トリメチロールプロパン
−モノ−またはジ−ステアレート、トリメチロールプロ
パン−モノ−またはジ−ベヘネート、トリメチロールプ
ロパン−モノ−またはジ−リグノセレート、トリメチロ
ールプロパン−モノ−またはジ−メリセートなどのトリ
メチロールプロパンのモノ−またはジ−高級脂肪酸エス
テル、ソルビタン−モノ、ジまたはトリ−ラウレート、
ソルビタン−モノ、ジまたはトリ−ミリステート、ソル
ビタン−モノ、ジまたはトリ−ステアレート、ソルビタ
ン−モノ、ジまたはトリ−ベヘネート、ソルビタン−モ
ノ、ジまたはトリ−リグノセレート、ソルビタン−モ
ノ、ジまたはトリ−メリセートなどのソルビタン−モ
ノ、ジ、またはトリ高級脂肪酸エステル、マンニタン−
モノ、ジまたはトリ−ラウレート、マンニタン−モノ、
ジまたはトリ−ミリステート、マンニタン−モノ、ジま
たはトリ−パルミテート、マンニタン−モノ、ジまたは
トリ−ステアレート、マンニタン−モノ、ジまたはトリ
−ベヘネート、マンニタン−モノ、ジまたはトリ−リグ
ノセレート、マンニタン−モノ、ジまたはトリ−メリセ
レートなどのマンニタン−モノ、ジまたはトリ−高級脂
肪酸エステルなど、あるいはこれらの混合物を挙げるこ
とができる。
【0032】これら(a)高級脂肪酸類、(b)高級脂
肪酸金属塩類、(c)高級脂肪酸エステル類の配合量
は、本発明のPTT樹脂組成物中のPTT100重量部
に対して、0.001〜5重量部であることが好まし
く、より好ましくは0.01〜3重量部である。前記の
成形性改良剤の配合量が、0.001重量部未満の場合
には、成形加工性が本発明の目的を達成するまでに向上
せず好ましくなく、また5重量部を越える場合には、成
形品表面に、銀状を発生させたり、成形品の機械的物性
を低下させる傾向にあるので好ましくない。また、本発
明の組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、本
発明の組成物にポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン
系樹脂(ゴム強化ポリスチレン、アクリロニトリルーブ
タジエンースチレン樹脂など)の熱可塑性樹脂の1種又
は2種以上を混合してもよい。
【0033】本発明の樹脂組成物の製造方法は特に限定
されないが、ポリトリメチレンテレフタレート樹脂及び
ポリフェニレンエーテル系樹脂、その他の添加剤の混合
物を単軸または多軸の押出機、ニーダー、ミキシングロ
ール、バンバリーミキサー等の公知の溶融混練機を用い
て、240〜400℃の温度で溶融混練する方法を挙げ
ることができる。特に、押出機を用いて溶融混練するこ
とが簡便で望ましい。本発明の組成物は、射出成形など
公知の方法によって、電気電子部品、工業部品、自動車
用途などの各種成形品に成形される。以下実施例で本発
明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に
限定するものではない。なお、実施例および比較例に記
載した諸特性は以下の方法により評価した。
【0034】(試料の成形方法)試料は、射出成形機を
用いて成形した。装置は日精樹脂(株)製PS40E、
金型温度95℃に設定し、射出17秒、冷却20秒の射
出成形条件で、成形品を得た。なお、シリンダー温度は
250℃とした。
【0035】(評価方法) (1)荷重たわみ温度(℃) ASTM D648に準じて行った。(荷重1.82M
Pa) (2)曲げ強度(MPa)、曲げ弾性率(GPa) ASTM D790に準じて行った。23℃と60℃に
おいてそれぞれ試験片を1時間以上放置した後、測定を
行った。 (3)曲げ強度保持率(%)、曲げ弾性率保持率(%) 曲げ強度保持率=曲げ強度(60℃)/曲げ強度(23
℃)×100、 曲げ弾性率保持率=曲げ弾性率(60℃)/曲げ弾性率
(23℃)×100 とし、保持率の高いものほど高温雰囲気下での高度な機
械特性を有するものとした。
【0036】(4)反り変形性 厚み3mm,一辺150mmの金型を用いて射出成形し
た射出成形した平板を水平面に置き,水平面との最大隙
間間隔を測定した。数値が3mm以下の場合には○、3
mmを超える場合には×とした。 (5)成形体の外観 堀場製ハンディー光沢計IG320を用いて、上記
(4)の試験平板をJIS−K7150に準じてGs6
0°を測定した。数値が70以上の場合には○、70未
満の場合には×とした。実施例及び比較例で用いた材料
を以下に記す。
【0037】(A)PTT:ポリトリメチレンテレフタ
レート樹脂。極限粘度[η]1.01×102cm3・g
-1のポリトリメチレンテレフタレートなお,極限粘度
[η]は次の定義式に基づいて求められた。 [η]=lim (1/C)×(ηr−1)[C→0] 定義式のηrは、純度98%以上のo−クロロフェノー
ルで溶解したポリトリメチレンテレフタレートの希釈溶
液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶剤自
体の粘度で割った値で相対粘度と定義されているもので
ある。またCは上記溶液100ml中のグラム単位によ
る溶質重量値である。数平均分子量9800、Mw/M
n=2.5、10万以上の分子が占める割合が5.8%
であった。
【0038】なお、ポリトリメチレンテレフタレート樹
脂の分子量および分子量分布については、GPC(ゲル
パーミエーションクロマトグラフィー)により測定し
た。測定条件は、東ソー(株)製HLC−8120及び
カラムとして昭和電工(株)HFIP804−803
(30cmカラム2本)、キャリアとしてHFIPを用
い、温度40℃、流量0.5ml/分で実施した。標準
試料としてポリマーラボラトリー社製PMMAを用いて
検量線を作成し測定した。標準PMMAの分子量は、6
20、1680、3805、7611、13934、2
4280、62591、186000のものを用いた。
【0039】(B)PPE:ポリフェニレンエーテル樹
脂 旭化成(株)製 ザイロン 500H PBT:ポリブチレンテレフタレート樹脂 ポリプラスチックス(株)製 ジュラネックス 200
2 PET:ポリエチレンテレフタレート樹脂 極限粘度 0.68の ポリエチレンテレフタレート
【0040】
【実施例1〜3、および比較例1〜3】(A)ポリトリ
メチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、又はポリブチレンテレフタレート樹脂、及び
(B)ポリフェニレンエーテル樹脂を表1に示す配合割
合で、ブレンダーを用いて予備混合後、二軸押出機(東
芝機械製TEM35)を用いてシリンダー設定温度26
0℃、スクリュウ回転数200rpmの条件下で、溶融
混練し、ストランド状に取り出し、冷却後カッターで造
粒しペレットを得た。得られたペレットを前記した測定
法によって諸特性を調べた。その結果を表1に示す。な
お、PET:ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いた
比較例2 においては射出成形の段階で離型不良等の成
形性に問題を生じ、物性の評価をするにいたらなかっ
た。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明のポリトリメチレンテレフタレー
ト樹脂組成物は,成形性に優れ、成形品の反り変形が小
さく、表面外観にも優れた成形材料で、且つ高温雰囲気
下での高度な機械特性及び耐熱変形性に優れるため,家
電部品、電子部品、自動車部品等における高度の実用物
性を求める用途に用いることが出来る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリトリメチレンテレフタレート
    樹脂と(B)ポリフェニレンエーテル系樹脂とからなる
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)ポリトリメチレンテレフタレート
    樹脂が、数平均分子量が5,000〜100,000、
    分子量分布(Mw/Mn)が1.2〜4.5であり、か
    つ分子量100,000以上の分子を1〜20%含有す
    るポリトリメチレンテレフタレート樹脂であることを特
    徴とする請求項1に記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (A)ポリトリメチレンテレフタレート
    樹脂が1〜99重量部であり、(B)ポリフェニレンエ
    ーテル系樹脂が99〜1重量部であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の樹脂組成物。
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