JP2003072893A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2003072893A JP2001255456A JP2001255456A JP2003072893A JP 2003072893 A JP2003072893 A JP 2003072893A JP 2001255456 A JP2001255456 A JP 2001255456A JP 2001255456 A JP2001255456 A JP 2001255456A JP 2003072893 A JP2003072893 A JP 2003072893A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷水循環式断熱飲料ホースの装置本体側接続
部の水漏れ等に対する信頼性の向上及びランニングコス
トの削減化を図ることができる飲料供給装置を提供す
る。 【解決手段】 断熱飲料ホース8の飲料供給装置1側の
端縁部は、該断熱飲料ホース8の外周部に嵌挿される所
定厚さ寸法の略円環状のガイド部材9を介して、装置本
体15の外装ケース20の右側面上部に形成されるU字
形切欠部65Aに嵌め込まれて取り付けられている。ま
た、断熱飲料ホース8の飲料供給装置1側の端縁部に
は、断熱カバー12の内面と冷却管10の外周面との間
に略筒状で樹脂製の挿入部材51が挿入されて固定さ
れ、該断熱カバー12の外周部にガイド部材9の内径よ
りも大きい外径を有する膨出部が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料が貯留される
貯留容器から水槽内の冷却水で冷却される飲料冷却管の
一方の端部に飲料を供給する飲料供給管内の飲料を冷却
手段を介して水槽内の冷却水の一部を循環させて冷却す
ると共に、この冷却手段の外側を断熱部材で覆う飲料供
給装置に関し、特に、断熱部材の装置本体側端縁部を摺
動可能に取り付けることによって、貯留容器交換時など
において飲料供給管や断熱部材等の装置本体側端縁部の
捻れや損傷を防止することができると共に、水漏れ等に
対する信頼性の向上及びランニングコストの削減化を図
ることができる飲料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビール等の飲料を冷却して供
給する飲料供給装置について種々提案されている。例え
ば、実開平6−76194号公報に記載された炭酸飲料
用瞬冷式サーバでは、冷却液を収容する冷却槽と、冷却
槽内に配設され炭酸飲料を冷却するための冷却管と、炭
酸飲料を貯留容器から冷却管の一方の端部に供給するた
めの供給ホースと、冷却管の他方の端部に設けられた注
出口とを有する炭酸飲料用瞬冷式サーバにおいて、冷却
槽内に吸入口および吐出口を備えた冷却液循環ポンプ
と、供給ホースを冷却するために、供給ホースに接して
配設された冷却ホースへ、吐出口から送出される冷却液
の一部を分流して接続する分岐部とを有しており、冷却
ホースが、分岐部に着脱可能に接続され、供給ホースの
冷却管側端部から供給ホースに沿って延び、供給ホース
の他方の端部から折返して冷却槽に着脱可能に接続され
るように構成されている。これにより、冷却槽内の冷却
液を循環させる冷却液循環ポンプの吐出口に分岐部を設
け、循環する冷却液の一部を分流して炭酸飲料供給ホー
スの冷却に使用した後冷却槽へ戻し、冷却液の残部を冷
却槽内の循環に使用するようにしたため、冷却液の温度
を常に一様の温度に保つことができると共に、供給ホー
ス内の雑菌による汚染も防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た実開平6−76194号公報に記載された炭酸飲料用
瞬冷式サーバにおいては、冷却ホース及び戻りホースの
装置本体側端縁部は、接続部に接続されて固定されてい
るため、炭酸飲料を貯留する貯留容器の交換時に、断熱
カバーや冷却ホース等が捻られたり引っ張られた場合
に、該冷却ホース等の接続部側端縁部が損傷し易く、抜
けて水が漏れるおそれがあるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、断熱部材の装置本体側
端縁部を摺動可能に取り付けることにより、貯留容器交
換時などにおいて飲料供給管や断熱部材等が捻られたり
引っ張られた場合に、断熱部材の装置本体側端縁部に余
分な力が掛からないため、飲料供給管の回りに冷却水の
一部を供給する冷却水供給管等の接続部の捻れや損傷を
防止することができて、水漏れ等に対する信頼性の向上
及びランニングコストの削減化を図ることができる飲料
供給装置を提供することを目的とする。また、断熱部材
の装置本体側端縁部を水槽よりも上側の位置に取り付け
ることによって、貯留容器交換時などにおいて飲料供給
管や断熱部材等が捻られたり引っ張られた場合に、該断
熱部材の装置本体側端縁部の冷却手段から水槽の外側へ
の水漏れ等を確実に防止することができる飲料供給装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る飲料供給装置は、冷却水を収容する
水槽と、前記水槽内に配設されて飲料を冷却する飲料冷
却管と、飲料が貯留される貯留容器から前記飲料冷却管
の一方の端部に供給するための飲料供給管と、前記水槽
内の冷却水の一部を送出する送出手段と、前記送出手段
によって送出される冷却水によって前記飲料供給管内の
飲料を冷却する冷却手段と、前記冷却手段の外側を囲ん
で配置される断熱部材とを備えた飲料供給装置におい
て、前記断熱部材の装置本体側端縁部は、前記水槽より
も上側の位置に取り付けられていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る飲料供給装置は、請
求項1に記載の飲料供給装置において、前記水槽の外側
を覆う外装部材と、前記外装部材に取り付けられて前記
断熱部材の外周面を摺動可能に保持するガイド部材と、
前記断熱材の水槽側端部から前記冷却手段と該断熱材と
の間に嵌入されて取り付けられる略筒状の挿入部材とを
備え、前記挿入部材は、前記断熱部材の水槽側端縁部が
前記ガイド部材の軸方向外側に抜けないように該断熱材
の所定位置の外周部を半径方向外側に膨出させることを
特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の飲料供給装置にお
いて、前記冷却手段は、前記飲料供給管の外側を囲んで
配置される冷却管と、前記冷却管の水槽側端部から該冷
却管内の飲料供給管に沿って配置され、一方の端部が前
記送出手段に接続されると共に、他方の端部が該冷却管
内で開放される冷却水供給管とを有し、前記挿入部材
は、前記冷却水供給管を拘束しないように前記冷却管の
外周面に嵌挿される構成が好ましい。これにより、貯留
容器交換時において飲料供給管や断熱部材等が捻られた
り引っ張られた場合に、断熱部材の装置本体側端縁部に
余分な力が掛からないため、冷却水供給管の接続部の捻
れや損傷を防止できて、水漏れ等に対する信頼性の向上
とランニングコストの削減化を図ることができる。ま
た、挿入部材は冷却水供給管を拘束しないように冷却管
の外周面に嵌挿されるため、この冷却水供給管が潰され
たり閉塞されず、常にスムーズに冷却水を流すことがで
き、冷却管内の冷却水の温度を常に一様の温度に保つこ
とができると共に、飲料供給管内の雑菌による汚染も確
実に防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る飲料供給装置
について具体化した一実施形態を図面に基づいて詳細に
説明する。先ず、本実施形態に係る飲料供給装置の概略
構成について図1乃至図3に基づいて説明する。図1は
本実施形態に係る飲料供給装置の概略構成を示す模式図
である。図2は本実施形態に係る飲料供給装置の概略側
断面図である。図3は本実施形態に係る飲料供給装置の
断熱飲料ホースの水槽側端部における概略構成を示す正
面断面図である。
【0009】図1に示すように、飲料供給装置1には、
ビール等を貯留する飲料タンク2がフィッティング3及
び飲料供給管4等を内蔵する略円筒状の断熱飲料ホース
8を介して接続されている。また、炭酸ガスボンベ5か
ら調圧弁6及びガスホース7を介して、フィッティング
3に炭酸ガスが供給され、フィッティング3から供給さ
れた炭酸ガスに押圧された飲料タンク2内のビール等の
飲料がフィッティング3を通って飲料供給管4に供給さ
れる。
【0010】また、図2に示すように、飲料供給装置1
は装置本体15を有しており、かかる装置本体15に
は、冷却水16を貯留する水槽17及びコンプレッサ1
8、凝縮器、冷却ファン(図示せず)等から構成される
冷凍ユニットを収納する機械室19が設けられている。
水槽17及び機械室19の上面は、蓋部材21を介して
閉塞されており、また、水槽17及び機械室19の下面
には、その四隅に脚部材22(図2中には2個の脚部材
22を示す)が固設されている。飲料供給装置1は、各
脚部材22を介してテーブル等の上に載置される。
【0011】水槽17の内部には、前記コンプレッサ1
8等と共に冷凍サイクルの一部を構成し、螺旋状に形成
された銅製の蒸発管23が取付具24を介して水槽17
内にに取り付けられている。この蒸発管23には下側か
ら冷媒が循環され、冷媒が蒸発する際に冷却水との間で
熱交換を行って冷却水を冷却して、該蒸発管23の周囲
に氷を形成する作用を行う。また、螺旋状に形成された
蒸発管23の内側には、同様に螺旋状に形成された飲料
冷却管26が取付具27を介して水槽17内に取り付け
られている。この飲料冷却管26の一端部には、飲料タ
ンク2からビール等の飲料が圧送される飲料供給管4が
接続されている(図3参照)。そして、この圧送された
飲料は、飲料冷却管26の下側から上側に送出されると
ともに、注出端部26Aに接続されて飲料供給装置1の
前面側上部(図2中、左側上部)に配設された注出コッ
ク28を介して容器等に注出される。
【0012】また、支持板25の略中央部の上面には、
AC/DCモータより構成される撹拌モータ31がビス
止めによって固定されている。そして、この撹拌モータ
31の回転軸32は、飲料冷却管26の略中心軸上に配
置されると共に、水槽17の深さの約半分の位置まで延
出されている。また、この回転軸32の先端部には、プ
ロペラ33が装着されて、水槽17内の冷却水16を下
方に向けて流動させるように構成されている。また、撹
拌モータ31に対向する支持板25の下面には、冷却水
16の一部を断熱飲料ホース8内の冷却水供給管11
(図3参照)に送出する冷却ポンプ35が設けられてい
る。この冷却ポンプ35は、回転軸32に取り付けられ
る不図示の羽根車が回転することによりいわゆる渦巻ポ
ンプが構成されて、下方から冷却水を吸引し、側面部に
形成される吐出口から吸引した冷却水を吐出するもので
ある。
【0013】また、冷却ポンプ35及びプロペラ33
と、飲料冷却管26との間には略円筒状に巻回されるス
テンレス製又は硬質合成樹脂製等の網状の網部材37
が、該冷却ポンプ35及びプロペラ33を覆うように取
り付けられている。これにより、蒸発管23の回りに形
成される氷が剥離しても、回転軸32やプロペラ33に
当たるの防ぐことができる。
【0014】また、装置本体2の前面にて注出コック2
8の下方には、スノコ状の支持板39が上部に配置され
たドレンパン40が装置本体15の前面に対して着脱可
能に取り付けられている。また、水槽17の底部には、
水槽17の底面から装置本体15の前面に至る間を連通
する排水パイプ41が埋設されており、かかる排水パイ
プ41の排水口には、排水部材41Aが着脱可能に嵌合
されている。
【0015】次に、断熱飲料ホース8内の冷却水供給管
11と冷却ポンプ35との接続、及び飲料供給管4と飲
料冷却管26との接続の構成について図3に基づいて説
明する。図3に示すように、断熱飲料ホース8の飲料供
給装置1側の端縁部は、該断熱飲料ホース8の外周部に
嵌挿される所定厚さ寸法の略円環状のガイド部材9を介
して、後述のように装置本体15の外装ケース20の側
面上部に取り付けられている(図10参照)。そして、
断熱飲料ホース8の飲料供給装置1側の端縁部は、支持
板25の端縁部に開設される開口部25Aに対向してい
る。また、断熱飲料ホース8の飲料供給装置1側の端縁
部には、後述のように挿入部材51が嵌入され、外周部
が半径方向外側に膨出してガイド部材9の内径よりも大
きい外径を有する膨出部が形成されている(図4参
照)。これにより、断熱飲料ホース8は、ガイド部材9
を介して軸方向及び周方向に摺動移動可能に保持される
と共に、装置本体15から抜けないように保持されてい
る。また、この開口部25Aの撹拌モータ31側の前側
角部の下面には、斜め下側に延出される垂直断面略逆く
の字形の平板状の管継手保持板41が溶接やネジ止め等
によって固着されている。そして、この管継手保持板4
1には、管継手41Aがナットによりネジ止めされ、冷
却ポンプ35の吐出口に一端側が接続される接続パイプ
42の他端側が接続されている。一方、この管継手41
Aには、断熱飲料ホース8内の冷却水供給管11が接続
され、冷却ポンプ35から送出される冷却水が冷却水供
給管11を介して後述のように断熱飲料ホース8内の飲
料供給管4の周囲に供給される(図4参照)。
【0016】また、飲料冷却管26の取付具27の上端
部には、垂直断面略くの字形の平板状の管継手保持板4
3がリベットやネジ止め等によって固着されている。そ
して、この管継手保持板43には、管継手43Aがナッ
トによりネジ止めされ、該管継手43Aの一端側に飲料
冷却管26の注入側端縁部が接続されている。一方、こ
の管継手43Aには、飲料供給管4が接続され、飲料タ
ンク2内のビール等の飲料が該管継手43Aを介して飲
料冷却管26に圧送される。
【0017】次に、断熱飲料ホース8の概略構成につい
て図4乃至図9に基づいて説明する。図4は本実施形態
に係る飲料供給装置1の断熱飲料ホース8の概略構成を
示す側断面図である。図5は本実施形態に係る飲料供給
装置1の断熱飲料ホース8の概略構成を示す横断面図で
ある。図6は本実施形態に係る飲料供給装置1の断熱飲
料ホース8の外周部に嵌挿されるガイド部材9を示す図
で、(A)は正面図、(B)は側断面図である。図7は
本実施形態に係る飲料供給装置1の断熱飲料ホース8の
装置本体15側端縁部の内側に嵌入される挿入部材51
を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
図8は本実施形態に係る飲料供給装置1の断熱飲料ホー
ス8内に配置される冷却管のフィッティング3側端縁部
に固着される閉塞部材を示す図で、(A)は側断面図、
(B)は背面図である。図9は本実施形態に係る飲料供
給装置1の断熱飲料ホース8のフィッティング3側端縁
部に嵌め込まれるカバー部材を示す図で、(A)は正面
図、(B)は側面図である。
【0018】図4及び図5に示すように、断熱飲料ホー
ス8は、所定外径寸法(本実施形態の場合は、外径約1
0mmである。)の樹脂製パイプより形成される飲料供
給管4、この飲料供給管4のフィッティング3の近傍ま
で覆う所定内径寸法(本実施形態の場合は、内径約16
mmである。)の樹脂製パイプより形成される冷却管1
0、この冷却管10内の飲料供給管4のほぼ全長に沿っ
て配設される所定外径寸法(本実施形態の場合は、外径
約6mmである。)の樹脂製パイプより形成される冷却
水供給管11、及び冷却管10の外側を覆う弾力性のあ
るゴム製の断熱材より形成される断熱カバー12より構
成されている。また、この冷却管10のフィッティング
3側の端縁部(図4中、右端縁部)と飲料供給管4との
隙間には、閉塞部材45(図8参照)が嵌入されて、こ
の外周部を樹脂製締付ベルト46(例えば、芝軽粗材株
式会社製「コンベックス」等)等によって締め付けられ
て閉塞されている。これにより、冷却水供給管11を介
して冷却管10内(矢印47方向)に供給される冷却水
が漏れないように形成され、該冷却管10内の奥側端縁
部に流出される冷却水は、冷却管10の装置本体15側
開口部より外側方向(矢印48方向)に放出される。一
方、この冷却管10の外側は、ほぼ全長に渡り断熱カバ
ー12によって覆われて、冷却管10内の冷却水は断熱
されている。また、ビール等の飲料は、飲料供給管4内
を矢印4A方向に圧送される。
【0019】また、断熱カバー12の装置本体15側端
縁部(図4中、左端縁部)には、樹脂製のガイド部材1
9が外側から嵌挿されている。また、断熱カバー12の
装置本体15側端縁部には、該断熱カバー12の内面と
冷却管10の外周面との間に略筒状で樹脂製の挿入部材
51(図7参照)が、断熱カバー12の弾性に抗して挿
入されている。そして、この断熱カバー12の装置本体
15側端縁部の外周部を樹脂製締付ベルト52(例え
ば、芝軽粗材株式会社製「コンベックス」等)等によっ
て締め付けて、挿入部材51を固着している。これによ
り、断熱カバー12の装置本体15側端縁部が半径方向
外側に膨出するため、該端縁部の最外径がガイド部材9
の内径よりも大きくなり、ガイド部材9は、断熱カバー
12の装置本体15側に抜けなくなる。
【0020】また、断熱カバー12のフィッティング3
側端縁部(図4中、右端縁部)は、外周部を樹脂製締付
ベルト53(例えば、芝軽粗材株式会社製「コンベック
ス」等)等によって締め付けられて、飲料供給管4に固
着され、一体化されている。また、この断熱カバー12
のフィッティング3側端縁部には、略カップ形のカバー
部材54(図9参照)が外側から嵌め込まれている。こ
れにより、断熱カバー12の端面部及び締付ベルト53
が該カバー部材54によって覆われる。
【0021】ここで、飲料供給管4と冷却水供給管11
との外側を覆う冷却管10の装置本体15側の端縁部
は、挿入部材51の外側端面部から所定長さ外側に突出
するように形成されている。これにより、冷却管11の
装置本体15側端縁部の開口部から水槽17に還流され
る冷却水16を、断熱カバー12や挿入部材51の水槽
17側端面部にほぼ触れることなく、水槽17内に流出
さすことができる。
【0022】また、図6に示すように、樹脂製ガイド部
材9は、所定厚さ寸法(本実施形態では、約15mm〜
20mmである。)の略円環状で、外周面の略中央部に
は外装ケース20に形成される後述の各U字形切欠部6
5A、75A(図10参照)に嵌入される所定深さ寸法
(図6(B)中、半径方向厚さ寸法の約2/3の深さ寸
法)の溝部56が周方向に一周形成されている。従っ
て、溝部56の底面部の直径寸法は、各U字形切欠部6
5A、75Aの半円部の直径寸法にほぼ等しく形成され
ると共に、該溝部56の軸方向の幅寸法は、外装ケース
20の厚さ寸法にほぼ等しく形成されている。また、ガ
イド部材9の内径寸法は、断熱カバー12の外径寸法に
ほぼ等しく又は少し大きく形成されている。また、ガイ
ド部材9の軸方向両端面部の内側周縁部は、所定曲率半
径(本実施形態では、曲率半径約2mm〜3mm)の面
取りが形成されている。これにより、ガイド部材9は、
断熱カバー12の軸方向及び周方向に摺動可能に該断熱
カバー12の外周部に嵌挿される。また、断熱カバー1
2は、ガイド部材9の両端値面部の内側周縁部に面取り
が形成されると共に、ガイド部材9によって所定幅寸法
を保持されるため、飲料タンク2の交換時などに上下左
右方向に引っ張られても損傷しにくく長期間使用が可能
となる。
【0023】また、図7に示すように、略円筒状に形成
される樹脂製挿入部材51の内径寸法は、冷却管10の
外径寸法にほぼ等しく形成されている。また、挿入部材
51の半径方向の厚さ寸法は、断熱カバー12の半径方
向の厚さ寸法の約半分の寸法に形成されている。また、
挿入部材51の外側端縁部(図7(B)中、右側端縁
部)は、略直角に外側方向に延出されてフランジ部58
が形成されている。このフランジ部58の外径寸法は、
断熱カバー12の外径寸法にほぼ等しい寸法又は少し小
さい寸法に形成されている。更に、挿入部材51の挿入
側(図7(B)中、左側)の所定幅寸法の部分(本実施
形態では、全長の約1/3の幅寸法の部分)は、半径方
向外側に突出されると共に、挿入側周縁角部に所定曲率
半径(本実施形態では、曲率半径約5mm〜7mm)の
面取りが形成される突出部59が形成されている。この
突出部59の最外径寸法は、断熱カバー12の外径寸法
にほぼ等しい寸法又は少し小さい寸法に形成されてい
る。
【0024】従って、挿入部材51を断熱カバー12の
装置本体15側の端縁部に挿入して嵌め込み、フランジ
部58と突出部59との間に対向する断熱カバー12の
外周部を締付ベルト52によって締め付けることによっ
て、該断熱カバー12の突出部59に対向する部分が外
側方向に膨出され、この膨出部分の最外径寸法が断熱カ
バー12の約2倍の外径寸法に形成される。これによ
り、飲料タンク2の交換時などに断熱飲料ホース8を上
下左右方向に引っ張ってもガイド部材9から断熱カバー
12の膨出部分が外側方向に抜けなくなる。また、断熱
カバー12の装置本体15側の端縁部は、クランパ等に
よって固定されないため、飲料タンク2の交換時などに
断熱飲料ホース8を上下左右方向に引っ張っても傷つき
にくくなり使用可能期間を長くすることができる。ま
た、該挿入部材51を断熱カバー12の装置本体15側
の端縁部に挿入して嵌め込んでも、冷却管10や冷却水
供給管11は圧迫変形されることがないため、冷却管1
0内の冷却水をスムーズに流すことができる。
【0025】また、図8に示すように、略円筒状に形成
される樹脂製閉塞部材45の内径寸法は、飲料供給管4
の外径寸法にほぼ等しく形成されている。また、閉塞部
材45の内径部の軸方向中央部より外側(図8(A)
中、右側)の部分には、軸方向に垂直に2個の各Oリン
グ取付溝61、61が形成され、各Oリング62、62
が取り付けられている。また、閉塞部材45の最外径寸
法は、冷却管10の内径寸法よりも少し大きく形成さ
れ、冷却管10の端縁部に圧入されるようになってい
る。また、閉塞部材45の外周部は、軸方向外側端縁部
(図8(A)中、右側端縁部)から軸方向略中央部に向
かって徐々に少し細くなって、外周面に段差部63が形
成されている。また、閉塞部材45の外周面の軸方向中
央部より挿入方向端縁部(図8(A)中、左側端縁部)
に向かって徐々に少し細くなって、外周面に導入部64
が形成されている。従って、閉塞部材45を飲料供給管
4のフィッティング3側端縁部から矢印65方向に挿入
して、冷却管10の端縁部にほぼ全体を押し込み、段差
部63に対向する冷却管10の外周部を締め付けベルト
46によって締め付けることによって、冷却管10のフ
ィッティング3側端縁部は、閉塞されて冷却水の漏れを
防止することができる。
【0026】また、図9に示すように、樹脂製カバー部
材54は、断熱カバー12の外径寸法よりも少し小さい
内径寸法で、所定厚さ寸法(本実施形態では、厚さ寸法
は約2〜4mmである。)を有する円筒部68と、該円
筒部68の外側周縁部から半径方向内側に飲料供給管4
の半径寸法にほぼ等しい半径寸法まで延出されるプレー
ト部69と、該プレート部69の中央部に形成される貫
通孔70の周縁部から略直角外側方向に所定長さ突設さ
れる支持部71とから形成されている。また、円筒部6
8の長さ寸法は、断熱カバー12のフィッティング3側
端縁部から締付ベルト46に対向する位置までの距離寸
法にほぼ等しく形成されている。従って、カバー部材5
4の円筒部68を飲料供給管4のフィッティング3側端
縁部から矢印72方向に挿入し、該飲料供給管4を貫通
孔70に挿入して、プレート部69が断熱カバー12の
端面部に当接するまで、円筒部68を断熱カバー12の
端縁部に嵌め込む。これにより、断熱カバー12のフィ
ッティング3側端縁部が覆われて、締付ベルト53が隠
されると共に、飲料タンク2の交換時などにおける断熱
カバー12の端面部の損傷を防止できる。
【0027】ここで、冷却管10、冷却水供給管11、
閉塞部材45、及び挿入部材51は、抗菌剤とかびの発
生・増殖を防止する防かび剤とを含有して抗菌性及び防
かび性を有する樹脂により形成され、該冷却管10、冷
却水供給管11、閉塞部材45、及び挿入部材51の表
面部に発生するぬめりやかびの発生・増殖を防止でき、
冷却管10内の冷却水をスムーズに流すことができると
共に、冷却水を衛生的に保つことができる。また、冷却
管10、冷却水供給管11、閉塞部材45、及び挿入部
材51の表面部に発生するぬめりやかびの発生・増殖を
防止できるため、該冷却管10、冷却水供給管11、閉
塞部材45、挿入部材51及び飲料供給管4の洗浄・掃
除を容易に行うことができると共に、該冷却管10内を
長期間に渡って衛生的に保つことができる。また、冷却
管10の外側を覆う断熱カバー12、カバー部材53、
及びガイド部材9は、防かび剤を含有している。従っ
て、断熱カバー12、カバー部材53、及びガイド部材
9の表面は防かび性を備えているため、冷却管10によ
って冷却される断熱カバー12の表面部等の結露によて
発生するぬめりやかびの発生・増殖を防止でき、清潔感
を保つことができて飲料供給装置1を衛生的に保つこと
ができる。また、この断熱カバー12、カバー部材5
3、及びカバー部材9の表面の掃除を容易に行うことが
できる。
【0028】また、冷却管10、冷却水供給管11、閉
塞部材45、及び挿入部材51を形成する樹脂に含有さ
れる抗菌剤としては、銀系イオンを担持した合成または
天然のゼオライトやシリカゲル等(例えば、株式会社シ
ナネンレオミック製「ゼオミック」等)の抗菌剤が好適
に使用される。そして、樹脂に0.2〜数%の割合で抗
菌剤を含有させることで冷却管10、冷却水供給管1
1、閉塞部材45、及び挿入部材51の表面部に抗菌性
を備えることができる。また、冷却管10、冷却水供給
管11、閉塞部材45、挿入部材51、断熱カバー1
2、及びカバー部材54を形成する樹脂及び断熱材に含
有される防かび剤としては、2−(4−チアゾリル)−
ベンツイミダソール+有機S系やドデシルグアニジンハ
イドロクロライド等(例えば、北興化学株式会社製「ホ
クスターHP」、「ホクサイド−60」等)が好適に使
用される。そして、樹脂や断熱材に所定割合でこれらの
防かび剤を練り込むことにより、冷却管10、冷却水供
給管11、閉塞部材45、挿入部材51、断熱カバー1
2、及びカバー部材54の表面部にかびの発生・増殖を
防止する防かび性を備えることができる。
【0029】次に、断熱飲料ホース8の装置本体15へ
の取り付け手順について図10に基づいて説明する。図
10は本実施形態に係る飲料供給装置1の装置本体15
側への断熱飲料ホース8の取り付け手順を示す図で、
(A)→(B)→(C)→(D)の順番に取り付け手順
を示している。図10(A)に示すように、先ず、断熱
飲料ホース8のガイド部材9の溝部56を、装置本体1
5の右側側面の上端縁部に形成されるU字形切欠部65
Aに入れて該U字形切欠部65Aの下端まで嵌め込む。
続いて、図10(B)に示すように、飲料供給管4を管
継手43Aに接続し、冷却水供給管11を管継手41A
に接続する。そして、押え板部材75に形成されるU字
形切欠部75Aを、断熱飲料ホース8のガイド部材9の
溝部56に沿って押し込み、ガイド部材9の溝部56に
嵌め込む。また、U字形切欠部75Aの周囲に形成され
る4個の各ネジ孔75B、75B、75B、75Bを装
置本体15のU字形切欠部65Aの周囲に穿設される各
貫通孔65B、65B、65B、65B(図10中、3
箇所が示されている。)に位置合わせする。
【0030】そして、図10(C)に示すように、各ビ
ス77、77、77、77((図10中、3箇所が示さ
れている。)によって、押え板部材75を装置本体15
の右側面部にビス止めによって固定する。これにより、
断熱飲料ホース8の装置本体15側端縁部が、外装ケー
ス20の右側面部上方にガイド部材9を介して保持され
る。次に、外装ケース20の上側に蓋部材21を被せ
る。そして、外装ケース20のU字形切欠部65Aの下
方にビス止めによって固定される水平断面略U字形のク
ランプ78に断熱飲料ホース8を嵌め込む。続いて、こ
の断熱飲料ホース8の端縁部から突出する飲料供給管4
をフィッティング3に接続する。尚、断熱飲料ホース8
の装置本体15からの取り外しは上記手順を逆に行えば
よい。
【0031】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
飲料供給装置1は、ビール等の飲料を貯留する飲料タン
ク2が、フィッティング3及び略円筒状の断熱飲料ホー
ス8を介して接続されている。断熱飲料ホース8の飲料
供給装置1側の端縁部は、該断熱飲料ホース8の外周部
に嵌挿される所定厚さ寸法の略円環状のガイド部材9を
介して、装置本体15の外装ケース20の右側面上部に
形成されるU字形切欠部65Aに嵌め込まれて取り付け
られている。また、断熱飲料ホース8の飲料供給装置1
側の端縁部には、断熱カバー12の内面と冷却管10の
外周面との間に略筒状で樹脂製の挿入部材51が挿入さ
れて固定され、該断熱カバー12の外周部にガイド部材
9の内径よりも大きい外径を有する膨出部が形成されて
いる。
【0032】従って、断熱飲料ホース8の装置本体15
側端縁部は、外装ケース20の右側面部に取付けられる
ガイド部材9を介して軸方向及び周方向に摺動可能に保
持されると共に、装置本体15から抜けないように保持
されている。これにより、飲料タンク2の交換時におい
て、押え板部材75及び各ビス77、77、77、77
を外してガイド部材9を装置本体15から取り外すこと
ができるため、断熱飲料ホース8や飲料供給管4などの
装置本体15側端縁部の保守点検を容易に行うことがで
きる。また、飲料タンク2の交換時において飲料供給管
4や断熱カバー12等が捻られたり引っ張られた場合
に、断熱カバー12の装置本体側端縁部に余分な力が掛
からないため、冷却水供給管11の接続部の捻れや損傷
を防止できて、断熱飲料ホース8の水漏れ等に対する信
頼性の向上とランニングコストの削減化を図ることがで
きる。また、挿入部材51は飲料供給管4、冷却水供給
管11及び冷却管10を拘束しないように冷却管10の
外周面に嵌挿されるため、この冷却水供給管11が潰さ
れたり閉塞されず、常にスムーズに冷却水を流すことが
でき、冷却管10内の冷却水の温度を常に一様の温度に
保つことができると共に、飲料供給管4内の雑菌による
汚染も確実に防止できる。また、断熱飲料ホース8の装
置本体15側は、水槽17よりも上側の位置にガイド部
材9を介して取り付けられていることによって、飲料タ
ンク2の交換時において飲料供給管4や断熱カバー12
等が捻られたり引っ張られた場合に、断熱カバー12の
装置本体側端縁部が外方向に移動しても、冷却管10か
ら還流する冷却水は水槽17の開口部に確実に流れ込む
ため、断熱飲料ホース8の水漏れ等を確実に防止するこ
とができる。また、断熱飲料ホース8の装置本体15側
は、水槽17よりも上側の位置にガイド部材9を介して
取付けられているため、飲料供給管4などの清掃や交換
時の取り付け・取り外し作業を迅速に行うことができ
て、飲料供給管4などの保守点検作業の効率化を図るこ
とができる。更に、断熱飲料ホース8の装置本体15側
端縁部は、ガイド部材9、挿入部材51、及び押え板部
材75等を介して簡易な構成によって水槽17の外側を
覆う外装ケース20に着脱可能及び摺動可能に取り付け
られるため、組立作業効率の向上及び製造コストの削減
化を図ることができる。
【0033】尚、本発明は前記実施形態に限定されるこ
とはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係る飲料供
給装置では、水槽内の冷却水で冷却される飲料冷却管の
一方の端部に飲料供給管を介して貯留容器から飲料が供
給される。また、この飲料供給管は、水槽内の冷却水の
一部を送出する送出手段によって送出される冷却水によ
って外側を冷却する冷却手段と、この冷却手段の外側を
囲んで配置される断熱部材とによって覆われている。そ
して、この断熱部材の装置本体側端縁部は、水槽よりも
上側に位置に取り付けられている。これにより、断熱部
材の装置本体側端縁部は、水槽よりも上側の位置に取り
付けられているため、貯留容器交換時などにおいて飲料
供給管や断熱部材等が捻られたり引っ張られた場合に、
該断熱部材の装置本体側端縁部の冷却手段から水槽の外
側への水漏れ等を確実に防止することができる飲料供給
装置を提供することができる。また、断熱部材の装置本
体側端縁部は、水槽よりも上側の位置に取り付けられて
いるため、飲料供給管等の清掃や交換時の取り付け・取
り外し作業を迅速に行うことができて、飲料供給管等の
保守点検作業の効率化を図ることができる飲料供給装置
を提供することができる。
【0035】また、請求項2に係る飲料供給装置では、
請求項1に記載の飲料供給装置において、前記断熱部材
の水槽側端縁部は、水槽の外側を覆う外装部材に取り付
けられるガイド部材を介して外周面を摺動可能に保持さ
れるため、飲料供給管や断熱部材等が捻られたり引っ張
られた場合に、断熱部材の装置本体側端縁部に余分な力
が掛からないため、飲料供給管の回りに冷却水の一部を
供給する送出手段と冷却手段との接続部の捻れや損傷を
防止することができて、水漏れ等に対する信頼性の向上
及びランニングコストの削減化を図ることができる飲料
供給装置を提供することができる。また、断熱部材の水
槽側端縁部に略筒状の挿入部材を嵌入することによって
ガイド部材から外側方向に抜けないように構成すること
ができるため、簡易な構成によって断熱部材の水槽側端
縁部を外装部材に対して摺動可能に取り付けることがで
きて、組立作業効率の向上と製造コストの削減化を図る
ことができる飲料供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る飲料供給装置の概略構成を示
す模式図である。
【図2】本実施形態に係る飲料供給装置の概略側断面図
である。
【図3】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
スの水槽側端部における概略構成を示す正面断面図であ
る。
【図4】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
スの概略構成を示す側断面図である。
【図5】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
スの概略構成を示す横断面図である。
【図6】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
スの外周部に嵌挿されるガイド部材を示す図で、(A)
は正面図、(B)は側断面図である。
【図7】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
スの装置本体側端縁部の内側に嵌入される挿入部材を示
す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図8】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
ス内に配置される冷却管のフィッティング側端縁部に固
着される閉塞部材を示す図で、(A)は側断面図、
(B)は背面図である。
【図9】本実施形態に係る飲料供給装置の断熱飲料ホー
スのフィッティング側端縁部に嵌め込まれるカバー部材
を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図10】本実施形態に係る飲料供給装置の装置本体側
への断熱飲料ホースの取り付け手順を示す図で、(A)
→(B)→(C)→(D)の順番に取り付け手順を示し
ている。
【符号の説明】
1 飲料供給装置 2 飲料タンク 3 フィッティング 4 飲料供給管 8 断熱飲料ホース 9 ガイド部材 10 冷却管 11 冷却水供給管 12 断熱カバー 16 冷却水 17 水槽 20 外装ケース 26 飲料冷却管 35 冷却ポンプ 45 閉塞部材 46、52、53 締付ベルト 51 挿入部材 54 カバー部材 65A、75A U字形切欠部 75 押え板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 猶太 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3E082 AA04 BB03 CC01 DD01 EE03 EE04 FF05 3L045 AA04 BA04 CA01 DA02 FA02 PA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を収容する水槽と、前記水槽内に
    配設されて飲料を冷却する飲料冷却管と、飲料が貯留さ
    れる貯留容器から前記飲料冷却管の一方の端部に供給す
    るための飲料供給管と、前記水槽内の冷却水の一部を送
    出する送出手段と、前記送出手段によって送出される冷
    却水によって前記飲料供給管内の飲料を冷却する冷却手
    段と、前記冷却手段の外側を囲んで配置される断熱部材
    とを備えた飲料供給装置において、 前記断熱部材の装置本体側端縁部は、前記水槽よりも上
    側の位置に取り付けられていることを特徴とする飲料供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記水槽の外側を覆う外装部材と、 前記外装部材に取り付けられて前記断熱部材の外周面を
    摺動可能に保持するガイド部材と、 前記断熱材の水槽側端部から前記冷却手段と該断熱材と
    の間に嵌入されて取り付けられる略筒状の挿入部材とを
    備え、 前記挿入部材は、前記断熱部材の水槽側端縁部が前記ガ
    イド部材の軸方向外側に抜けないように該断熱材の所定
    位置の外周部を半径方向外側に膨出させることを特徴と
    する請求項1に記載の飲料供給装置。
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