JP2003070471A - 固定化酵素及びその用途 - Google Patents
固定化酵素及びその用途Info
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Abstract
テルから(S)−N−置換環状イミノ酸類を生産する方
法を提供すること。 【解決手段】特定のアミノ酸配列を有するタンパク質等
を、平均半径200〜500オングストロームの細孔を
有するスチレン−ジビニルベンゼン共重合体に固定化し
たことを特徴とする固定化酵素がN−置換環状イミノエ
ステルを(S)−N−置換環状イミノ酸類変換するため
の優れた能力を有することから、N−置換環状イミノエ
ステルに該固定化酵素を作用させることにより工業的に
有利に(S)−N−置換環状イミノ酸類を製造できる。
Description
ジン−2−カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解
し、(S)体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボン
酸を優先的に生産する能力を有するタンパク質を固定化
した固定化酵素、及び該固定化酵素を用いた(S)−N
−置換環状イミノ酸類の製造法に関する。
式(2)
2〜5のアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のアルケ
ニルカルボニル基、炭素数7〜13のアリールカルボニ
ル基、炭素数8〜10のアラルキルカルボニル基、炭素
数2〜9のアルキルオキシカルボニル基、炭素数8〜1
0のアラルキルオキシカルボニル基、炭素数3〜9のア
ルケニルオキシカルボニル基、炭素数7〜13のアリー
ルオキシカルボニル基、炭素数1〜8のアルキル基、炭
素数2〜8のアルケニル基、炭素数6〜12のアリール
基又は炭素数6〜12のアリールスルホニル基を示す
が、該アラルキル基、アリールカルボニル基、アラルキ
ルカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アリ
ールオキシカルボニル基、アリール基又はアリールスル
ホニル基において、その芳香環に結合する水素原子の1
個以上は炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のア
ルコキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる少
なくとも1種で置換されていてもよく、該アルキルカル
ボニル基、アルケニルカルボニル基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アルケニルオキシカルボニル基、アルキル
基又はアルケニル基における水素原子の1個以上は炭素
数1〜8個のアルコキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基
から選ばれる少なくとも一種で置換されていてもよい。
nは1又は2を表す。)で示される(S)−N−置換環
状イミノ酸類は医薬等の中間体として有用な化合物であ
る。
において一般式(1)
19のアラルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基又は
炭素数6〜12のアリール基を表すが、該アルキル基に
おける水素原子の1個以上が炭素数1〜8のアルコキシ
基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる少なくとも
1種で置換されていてもよく、該アラルキル基又は該ア
リール基における芳香環に結合する水素原子の1個以上
が炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキ
シ基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる1種以上
で置換されていてもよい。R2は炭素数7〜19のアラ
ルキル基、炭素数2〜5のアルキルカルボニル基、炭素
数3〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数7〜13の
アリールカルボニル基、炭素数8〜10のアラルキルカ
ルボニル基、炭素数2〜9のアルキルオキシカルボニル
基、炭素数8〜10のアラルキルオキシカルボニル基、
炭素数3〜9のアルケニルオキシカルボニル基、炭素数
7〜13のアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜8
のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数6
〜12のアリール基又は炭素数6〜12のアリールスル
ホニル基を示すが、該アラルキル基、アリールカルボニ
ル基、アラルキルカルボニル基、アラルキルオキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリール基又
はアリールスルホニル基において、その芳香環に結合す
る水素原子の1個以上は炭素数1〜8のアルキル基、炭
素数1〜8のアルコキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基
から選ばれる少なくとも1種で置換されていてもよく、
該アルキルカルボニル基、アルケニルカルボニル基、ア
ルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニ
ル基、アルキル基又はアルケニル基における水素原子の
1個以上は炭素数1〜8個のアルコキシ基、ハロゲン原
子及びニトロ基から選ばれる少なくとも一種で置換され
ていてもよい。nは1又は2を表す。)で示されるN−
置換環状イミノエステル類に下記(a)〜(d)のいず
れかのアミノ酸配列を有するタンパク質を作用させるこ
とを特徴とする一般式(2)で示される(S)−N−置
換環状イミノ酸類の製造方法が知られている。
列。 (b)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列の一部からなるア
ミノ酸配列。 (c)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジンカルボン酸を優先的に生産する能力
を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、かつ配列
番号1で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列か
らなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダ
イズするDNAの塩基配列がコードするアミノ酸配列。 (d)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列に対して60%以
上のアミノ酸同一性を示すアミノ酸配列。
のアミノ酸配列を有するタンパク質を担体に固定化し、
得られた固定化酵素を一般式(1)で示されるN−置換
環状イミノエステルに作用させ、一般式(2)で示され
る(S)−N−置換環状イミノ酸類を工業的に有利に製
造する方法を提供することを課題とする。
決すべ鋭意検討した結果、下記(a)〜(d)のいずれ
かのアミノ酸配列を有するタンパク質を平均半径200
〜500オングストロームの細孔を有するスチレン−ジ
ビニルベンゼン共重合体に固定化した固定化酵素が一般
式(1)で示されるN−置換環状イミノエステルを一般
式(2)で示される(S)−N−置換環状イミノ酸類に
変換する高い触媒活性を有し、大量スケールにおいても
高い変換率で一般式(2)で示される(S)−N−置換
環状イミノ酸類が得られることを見出し、本発明を完成
した。
のいずれかのアミノ酸配列を有するタンパク質を、平均
半径200〜500オングストロームの細孔を有するス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体に固定化したことを
特徴とする固定化酵素(以下、本発明固定化酵素と記
す。)。 (a)配列番号1で示されるアミノ酸配列。 (b)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列の一部のみからな
るアミノ酸配列。 (c)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジンカルボン酸を優先的に生産する能力
を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、かつ配列
番号1で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列か
らなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダ
イズするDNAの塩基配列がコードするアミノ酸配列。 (d)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列に対して60%以
上のアミノ酸同一性を示すアミノ酸配列。及び、
19のアラルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基又は
炭素数6〜12のアリール基を表すが、該アルキル基に
おける水素原子の1個以上が炭素数1〜8のアルコキシ
基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる少なくとも
1種で置換されていてもよく、該アラルキル基又は該ア
リール基における芳香環に結合する水素原子の1個以上
が炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキ
シ基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる1種以上
で置換されていてもよい。R2は炭素数7〜19のアラ
ルキル基、炭素数2〜5のアルキルカルボニル基、炭素
数3〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数7〜13の
アリールカルボニル基、炭素数8〜10のアラルキルカ
ルボニル基、炭素数2〜9のアルキルオキシカルボニル
基、炭素数8〜10のアラルキルオキシカルボニル基、
炭素数3〜9のアルケニルオキシカルボニル基、炭素数
7〜13のアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜8
のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数6
〜12のアリール基又は炭素数6〜12のアリールスル
ホニル基を示すが、該アラルキル基、アリールカルボニ
ル基、アラルキルカルボニル基、アラルキルオキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリール基又
はアリールスルホニル基において、その芳香環に結合す
る水素原子の1個以上は炭素数1〜8のアルキル基、炭
素数1〜8のアルコキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基
から選ばれる少なくとも1種で置換されていてもよく、
該アルキルカルボニル基、アルケニルカルボニル基、ア
ルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニ
ル基、アルキル基又はアルケニル基における水素原子の
1個以上は炭素数1〜8個のアルコキシ基、ハロゲン原
子及びニトロ基から選ばれる少なくとも一種で置換され
ていてもよい。nは1又は2を表す。)で示されるN−
置換環状イミノエステルに本発明固定化酵素を作用させ
ることを特徴とする、一般式(2)
れる(S)−N−置換環状イミノ酸類の製造方法(以
下、本発明製造方法と記す。)を提供する。
(以下、本タンパク質と記す。)は、以下のアミノ酸は
配列を有する。 (a)配列番号1で示されるアミノ酸配列。 (b)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列の一部のみからな
るアミノ酸配列。 (c)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジンカルボン酸を優先的に生産する能力
を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、かつ配列
番号1で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列か
らなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダ
イズするDNAの塩基配列がコードするアミノ酸配列。 (d)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列に対して60%以
上のアミノ酸同一性を示すアミノ酸配列。
−カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)
体のN−ベンジルアゼチジンカルボン酸を優先的に生産
する能力を有するタンパク質」とは、例えばタンパク質
を含有する3.5mlの100mMリン酸カリウム緩衝
液(pH7.0)中に、0.02gのラセミ体のN−ベ
ンジルアゼチジンカルボン酸エチルエステル、1.0m
lのメチル−t−ブチルエーテルを添加することにより
反応液を調製し、この反応液を約30〜35℃にて1〜
24時間振盪した後、得られた反応混合物を遠心分離し
て得られる水層中に存在する(S)体のN−ベンジルア
ゼチジン−2−カルボン酸の量を分析することにより当
該能力の有無を判定することができる。
部からなるアミノ酸配列」としては、例えば以下のアミ
ノ酸配列が挙げられる。 (i)配列番号1で示されるアミノ酸配列のうち、アミ
ノ酸番号35〜255で表されるアミノ酸配列。 (ii)配列番号1で示されるアミノ酸配列のうち、ア
ミノ酸番号79〜255で表されるアミノ酸配列。
ドする塩基配列としては、例えば配列番号2で示される
塩基配列が挙げられる。
ードする塩基配列からなるDNAとストリンジェントな
条件下でハイブリダイズするDNA」とは、例えば、
「クローニングとシークエンス」(渡辺格監修、杉浦昌
弘編集、1989、農村文化社発行)等に記載されるサ
ザンハイブリダイゼーション法において、(1)高イオ
ン濃度下[例えば、6XSSC(900mMの塩化ナト
リウム、90mMのクエン酸ナトリウム)等が挙げられ
る。]に65℃の温度条件下でハイブリダイズさせるこ
とにより配列番号1で示されるアミノ酸配列をコードす
る塩基配列からなるDNAとDNA−DNAハイブリッ
ドを形成し、(2)低イオン濃度下[例えば、0.1X
SSC(15mMの塩化ナトリウム、1.5mMのクエ
ン酸ナトリウム)等が用いられる。]に65℃の温度条
件で30分間保温した後でも該ハイブリッドが維持され
るようなDNAをいう。具体的には例えば、配列番号1
で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列からなる
DNAや配列番号1で示されるアミノ酸配列をコードす
る塩基配列において、その一部の塩基配列が欠失、置換
若しくは付加された塩基配列からなるDNAなどが挙げ
られる。
して60%以上のアミノ酸同一性」とは配列番号1で示
される全アミノ酸を対象とする同一性であり、好ましく
は80%以上のアミノ酸同一性を挙げることができる。
オングストロームの細孔を有するスチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体(以下、本固定化担体と記す。)は通常
粒子状のものが用いられる。本固定化担体の比表面積は
通常10〜1500m2/gであり、細孔容積は通常
0.1〜3ml/gである。かかる本固定化担体として
は、例えば「ダイヤイオンHP20」(三菱化学株式会
社商品名)が挙げられる。
率の点から、上記本固定化担体は小粒子径のものが好ま
しく、具体的には例えば粒子径が平均50〜200μm
であるもの及び粒度分布において60〜110μmの粒
子径のものが60%以上のものが好ましい。かかる小粒
径の本固定化担体としては、具体的には例えば「ダイヤ
イオンHP20SS」(三菱化学株式会社商品名)が挙
げられる。
と、本固定化担体とを接触させることにより製造するこ
とができる。本タンパク質と、本固定化担体とを接触さ
せる方法としては例えば本タンパク質を含有する溶液に
本固定化担体を加え攪拌する方法が挙げられる。
6084号公報に記載された方法により、具体的には例
えばE.coli JM105/pYHNK2株(特開
2001−46084号公報に記載)を培養することに
より製造することができる。本タンパク質は、通常精製
タンパク質、粗精製タンパク質等の形態で本発明固定化
酵素の製造に用いられる。上記のE.coli JM1
05/pYHNK2株の培養物からの本タンパク質の精
製タンパク質または粗精製タンパク質を得る方法として
は、通常のタンパク質の精製において使用される方法を
適用することができ、例えば次の方法を挙げることがで
きる。
えば、微生物の培養物から遠心分離等によって菌体を集
めた後、菌体を超音波処理等の物理的破砕法に付する;
微生物の培養物にエタノール等の低級アルコールを加え
しばらく放置する等の方法で行われる。)する。得られ
た破砕液を遠心分離、メンブレンフィルター濾過等する
ことにより不溶物を除去して本タンパク質を含有する清
澄液を調製することができる。また、この清澄液をさら
に陽イオン交換クロマトグラフィー、陰イオン交換クロ
マトグラフィー、疎水クロマトグラフィー、ゲルクロマ
トグラフィー等の分離精製方法を適宜用いて分画するこ
とにより、さらに本タンパク質を精製することもでき
る。
せる際の温度は、通常1〜37℃、好ましくは5〜15
℃の範囲であり、接触時間は通常1〜48時間の範囲で
ある。接触時のpHは通常4〜10、好ましくは6〜8
の範囲内である。
る本固定化担体の量は、本タンパク質1000U(1U
は1分間にラセミ−N−ベンジルアゼチジン−2−カル
ボン酸エチルエステルを加水分解して1μmolのN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を生成することが
できる本タンパク質の量)に対して、通常0.01〜1
g、好ましくは0.08〜0.12gの範囲である。
たことは、例えば本タンパク質を含有した溶液のラセミ
−N−ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸エチルエス
テルを加水分解する能力を追跡することで判別すること
ができる。
素は、濾過、遠心分離等によって単離することができ
る。
本発明製造方法は、一般式(1)
19のアラルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基又は
炭素数6〜12のアリール基を表すが、該アルキル基に
おける水素原子の1個以上が炭素数1〜8のアルコキシ
基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる少なくとも
1種で置換されていてもよく、該アラルキル基又は該ア
リール基における芳香環に結合する水素原子の1個以上
が炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキ
シ基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる1種以上
で置換されていてもよい。R2は炭素数7〜19のアラ
ルキル基、炭素数2〜5のアルキルカルボニル基、炭素
数3〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数7〜13の
アリールカルボニル基、炭素数8〜10のアラルキルカ
ルボニル基、炭素数2〜9のアルキルオキシカルボニル
基、炭素数8〜10のアラルキルオキシカルボニル基、
炭素数3〜9のアルケニルオキシカルボニル基、炭素数
7〜13のアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜8
のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数6
〜12のアリール基又は炭素数6〜12のアリールスル
ホニル基を示すが、該アラルキル基、アリールカルボニ
ル基、アラルキルカルボニル基、アラルキルオキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリール基又
はアリールスルホニル基において、その芳香環に結合す
る水素原子の1個以上は炭素数1〜8のアルキル基、炭
素数1〜8のアルコキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基
から選ばれる少なくとも1種で置換されていてもよく、
該アルキルカルボニル基、アルケニルカルボニル基、ア
ルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニ
ル基、アルキル基又はアルケニル基における水素原子の
1個以上は炭素数1〜8個のアルコキシ基、ハロゲン原
子及びニトロ基から選ばれる少なくとも一種で置換され
ていてもよい。nは1又は2を表す。)で示されるN−
置換環状イミノエステルに本発明固定化酵素を作用させ
ることにより反応が進行する。
お、水は緩衝水溶液の形態であってもよい。水の量は一
般式(1)で示されるN−置換環状イミノエステル化合
物1モルに対して通常0.5モル以上であり、水を溶媒
として用いることもできる。また、該反応には、水に加
えて疎水性有機溶媒、親水性有機溶媒等の有機溶媒を共
存させることもできる。この場合の疎水性有機溶媒とし
ては、例えばt−ブチルメチルエーテル、イソプロピル
エーテル等のエーテル類、トルエン、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ヘプタン、イソオクタン等の炭化水素類が挙
げられ、親水性有機溶媒としては、例えばメタノール、
エタノール、2−プロパノール、1,1−ジメチルエタ
ノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、アセ
トニトリル等のニトリル類が挙げられる。これらの疎水
性有機溶媒や親水性有機溶媒は単独又は2種以上を組み
合わせて用いることができ、疎水性有機溶媒と親水性有
機溶媒とを組み合わせて用いることもできる。有機溶媒
を用いる場合、その使用量は一般式(1)で示されるN
−置換環状イミノエステル化合物1重量部に対して通常
100重量部以下、好ましくは0.1〜50重量部の範
囲である。
れるN−置換環状イミノエステル化合物及び本発明固定
化酵素、必要に応じてさらに有機溶媒等を含有した状態
で攪拌、振盪等により混合することにより行われる。
れるが、通常はpH4〜10範囲であり、反応初速度点
から好ましくはpH6〜8の範囲である。反応温度は、
安定性、反応速度等の点から、通常は0〜70℃、好ま
しくは0〜40℃の範囲である。反応に用いられる本発
明固定化酵素の量は固定化酵素の触媒活性に応じて適宜
選択することができるが、一般式(1)で示されるN−
置換環状イミノエステル化合物1重量部に対して、通常
0.001〜0.1重量部の割合である。
(1)で示されるN−置換環状イミノエステル化合物の
反応率を液体クロマトグラフィー等により追跡すること
により決定することができる。通常、一般式(1)で示
されるN−置換環状イミノエステル化合物の反応率が5
0%を超えない時点で反応を終了するのが、選択性の点
から好ましい。反応時間は、通常約5分間〜約4日間の
範囲である。
し、濾液を有機溶媒(ヘキサン、ヘプタン、t−ブチル
メチルエーテル、酢酸エチル、トルエン等)と分液して
未反応の原料化合物を除き、水層を必要に応じてイオン
クロマトグラフィーに付して塩類を除いた後に、濃縮す
ることにより一般式(2)で示される(S)−N−置換
環状イミノ酸類を単離することができ、さらに必要に応
じてカラムクロマトグラフィー等により精製することも
できる。
説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものでは
ない。
商品名)(ダイヤイオンHP20SS 12gと水30
0mlとを混合して30分間攪拌し、濾過し、さらに水
400mlで洗浄したもの)と後記参考例により製造し
たタンパク質の清澄液600gとを混合し、10℃で1
8時間攪拌した。その後、濾過し、水400gで洗浄し
て、固定化酵素12.5gを得た。
リウム緩衝液(pH7.0)3.5mlに上記固定化酵
素50mg及びt−ブチルメチルエーテル1.0mlを
加え、35℃で15分間保持した。ここに、N−ベンジ
ルアゼチジン−2−カルボン酸エチルエステル0.02
gを加え、35℃で16分間往復振盪(120str/
min)した。その後、t−ブチルメチルエーテル1m
lにこの反応混合物400μlを加え攪拌し、さらに遠
心分離(12000rpm、5分間)した。得られた水
層のうち200μlを20mMリン酸1カリウム/アセ
トニトリル=90/10に溶解し、0.2μmフィルタ
ーで濾過した後、高速液体クロマトグラフィーに付し
て、N−ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸の生成を
確認することにより、得られた固定化酵素が目的とする
活性を有することを確認した。
及びN−ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸エチル6
5gを加え、10℃で10時間攪拌した。反応混合物に
メチルイソブチルケトン65gとエタノール36gとを
加え、さらに30分間攪拌した。その後、反応混合物を
濾過し、濾液を分液した。水層にメチルイソブチルケト
ン65gとエタノール6.5gとを加え30分間攪拌し
た後、分液する操作を2回繰り返した。得られた水層を
減圧下(10KPa以下)で濃縮して、粗(S)−N−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸60g(43重量
%)を得た。
の分析条件 高速液体クロマトグラフィー カラム:ODS−A212(住化分析センター株式会社
製) 移動層:20mMリン酸1カリウム/アセトニトリル=
90/10 流速:1ml/min カラム温度:40℃ 検出器:UV(220nm) N−ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸の保持時間:
5.5分
澄液の製造について、参考例を示す。 参考例 滅菌した液体培地(水1000mlにグリセロール5
g、酵母エキス6g、リン酸1カリウム4g、リン酸2
カリウム9.3gを溶解したもの)10mlに50mg
/mlのアンピシリン水溶液10μlとE.coli
JM105/pYHNK2株のグリセロールストック
(特開2001−46084号公報参照)0.1mlと
を加え30℃で9時間振盪した(得られた培養液を培養
液Aと記す。)。滅菌した液体培地(水13000ml
にグリセロール225g、酵母エキス150g、総合ア
ミノ酸F225g、リン酸1カリウム60g、硫酸マグ
ネシウム36g、硫酸第1鉄7水和物0.6g及び塩化
カルシウム2水和物を溶解し、さらに水を加えて全量を
150000mlにしたもの)15000mlに4Mリ
ン酸水溶液と14%(W/W)アンモニア水を加えpH
7.0とした。ここに、上記の培養液A7.5mlを加
え30℃で通気攪拌培養した。培養開始から14時間経
過後に滅菌した液体培地(水1100gとグリセロール
1500gの混合物に酵母エキス280g及び総合アミ
ノ酸F420gを溶解したもの)を徐々に加えた。ま
た、培養開始から18時間後にisopropyl thio β-D-ga
lactosideを50μMとなるように加えた。培養開始か
ら40時間後に、培養液にエタノール1950mlを加
え、さらに30℃で24時間攪拌した。その後、この混
合物を6000gとり、水6200gと混合した。この
溶液を連続遠心処理(20000rpm、流速130g
/min)して、遠心上清液11200gを得た。この
遠心上清液にラジオライト♯200(昭和化学工業株式
会社商品名) 220gを加えて攪拌し、さらにラジオ
ライト♯200を通して濾過することにより、本タンパ
ク質の清澄液を得た。
で効率的に一般式(2)で示される(S)−N−置換イ
ミノ酸類を製造することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】下記(a)〜(d)のいずれかのアミノ酸
配列を有するタンパク質を、平均半径200〜500オ
ングストロームの細孔を有するスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体に固定化したことを特徴とする固定化酵
素。 (a)配列番号1で示されるアミノ酸配列。 (b)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列の一部からなるア
ミノ酸配列。 (c)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジンカルボン酸を優先的に生産する能力
を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、かつ配列
番号1で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列か
らなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダ
イズするDNAの塩基配列がコードするアミノ酸配列。 (d)ラセミ体のN−ベンジルアゼチジン−2−カルボ
ン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN−
ベンジルアゼチジン−2−カルボン酸を優先的に生産す
る能力を有するタンパク質のアミノ酸配列であって、か
つ配列番号1で示されるアミノ酸配列に対して60%以
上のアミノ酸同一性を示すアミノ酸配列。 - 【請求項2】一般式(1) 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基、炭素数7〜
19のアラルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基又は
炭素数6〜12のアリール基を表すが、該アルキル基に
おける水素原子の1個以上が炭素数1〜8のアルコキシ
基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる少なくとも
1種で置換されていてもよく、該アラルキル基又は該ア
リール基における芳香環に結合する水素原子の1個以上
が炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキ
シ基、ハロゲン原子及びニトロ基から選ばれる1種以上
で置換されていてもよい。R2は炭素数7〜19のアラ
ルキル基、炭素数2〜5のアルキルカルボニル基、炭素
数3〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数7〜13の
アリールカルボニル基、炭素数8〜10のアラルキルカ
ルボニル基、炭素数2〜9のアルキルオキシカルボニル
基、炭素数8〜10のアラルキルオキシカルボニル基、
炭素数3〜9のアルケニルオキシカルボニル基、炭素数
7〜13のアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜8
のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数6
〜12のアリール基又は炭素数6〜12のアリールスル
ホニル基を示すが、該アラルキル基、アリールカルボニ
ル基、アラルキルカルボニル基、アラルキルオキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリール基又
はアリールスルホニル基において、その芳香環に結合す
る水素原子の1個以上は炭素数1〜8のアルキル基、炭
素数1〜8のアルコキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基
から選ばれる少なくとも1種で置換されていてもよく、
該アルキルカルボニル基、アルケニルカルボニル基、ア
ルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニ
ル基、アルキル基又はアルケニル基における水素原子の
1個以上は炭素数1〜8個のアルコキシ基、ハロゲン原
子及びニトロ基から選ばれる少なくとも一種で置換され
ていてもよい。nは1又は2を表す。)で示されるN−
置換環状イミノエステルに請求項1に記載の固定化酵素
を作用させることを特徴とする、一般式(2) 【化2】 (式中、R2及びnは前記と同じ意味を表す。)で示さ
れる(S)−N−置換環状イミノ酸類の製造方法。
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