JP2003070251A - 電圧調整装置 - Google Patents

電圧調整装置

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JP2003070251A
JP2003070251A JP2001251703A JP2001251703A JP2003070251A JP 2003070251 A JP2003070251 A JP 2003070251A JP 2001251703 A JP2001251703 A JP 2001251703A JP 2001251703 A JP2001251703 A JP 2001251703A JP 2003070251 A JP2003070251 A JP 2003070251A
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capacitor
parallel
phase
switch
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JP2001251703A
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Yukio Kadota
行生 門田
Kikuo Takagi
喜久雄 高木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成が簡単で、高い電圧調整効果を得ること。 【解決手段】三相配電線UVWの各相にそれぞれ直列接
続された直列変圧器1〜3と、三相配電線UV相およびV
W相とそれぞれ並列にV結線接続されたタップ付並列変
圧器4,5と、各タップ付並列変圧器4,5のタップをそれぞ
れ切換えるサイリスタスイッチ6〜29とを備えて構成さ
れる電圧調整装置において、各タップ付並列変圧器4,5
にそれぞれ三次巻線37,38を備えてV相にてV結線接続
とし、三次巻線37,38のUV相およびVW相と並列に、
さらに三次巻線37,38のWU相に、コンデンサ40,43,46
およびスイッチ39,42,45を直列に接続してなるコンデン
サ補償部41,44,47をそれぞれ接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三相配電線の電圧
調整を行なう電圧調整装置に係り、特に構成が簡単で、
しかも力率の悪い負荷が入ったような場合にも高い電圧
調整効果が得られるようにした電圧調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図12は、この種の従来の電圧調整装置
の構成例を示す回路図である。
【0003】図12において、電圧調整装置は、三相配
電線UVWの各相にそれぞれ直列接続されたU相直列変
圧器1、V相直列変圧器2、W相直列変圧器3と、三相
配電線UV相およびVW相とそれぞれ並列にV結線接続
されたUV線間タップ付並列変圧器4、VW線間タップ
付並列変圧器5と、各タップ付並列変圧器4,5のタッ
プをそれぞれ切換えるサイリスタスイッチ(以下、単に
サイリスタと称する)6〜29とから主回路が構成され
ており、さらに三相配電線の線間(図ではUV線間)電
圧を検出する電圧検出器30と、当該電圧検出器30に
よる検出電圧に基づいて、サイリスタ6〜29をオン・
オフ制御する制御回路31とが備えられている。
【0004】制御回路31は、電圧指令値32と、加算
器33と、不感帯34と、サイリスタ選択回路35と、
ゲート回路36とから構成されている。
【0005】かかる構成の電圧調整装置の動作について
説明する。
【0006】図12において、電圧検出器30で三相配
電線の線間電圧を検出し、この電圧検出値と電圧指令値
32との差を、制御回路31の加算器33で演算して出
力する。
【0007】不感帯34では、加算器33からの出力を
入力して、その入力信号が不感帯34を超えた時に、出
力信号の変更を行なう。
【0008】サイリスタ選択回路35は、不感帯34か
らの信号に応じて点弧すべきサイリスタ6〜29の選択
を行ない、ゲート回路36でサイリスタ6〜29をオン
・オフする。
【0009】UV線間タップ付並列変圧器4、およびV
W線間タップ付並列変圧器5は、それぞれ二次巻線に電
圧レベルの異なる出力タップが用意されており、サイリ
スタ6〜29を介して直列変圧器1〜3の二次巻線と接
続される。
【0010】このサイリスタ6〜29を、制御回路31
からのゲート信号でオン・オフ制御し、各タップ付並列
変圧器4,5の二次巻線から直列変圧器1〜3の二次巻
線に印可される電圧を切替える。
【0011】直列変圧器1〜3の一次巻線は、三相配電
線と直列に接続されているので、直列変圧器1〜3の二
次巻線電圧を制御することにより、三相配電線の電圧調
整を行なうことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の電圧調整装置においては、無効電力を補償する
機能を有していないことから、力率の悪い負荷が入った
ような場合に、十分な電圧調整効果が得られないことが
ある。
【0013】本発明の目的は、構成が簡単で、しかも力
率の悪い負荷が入ったような場合にも高い電圧調整効果
を得ることが可能な電圧調整装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明では、三相配電線UVW
の各相にそれぞれ直列接続された直列変圧器と、三相配
電線UV相およびVW相とそれぞれ並列にV結線接続さ
れたタップ付並列変圧器と、各タップ付並列変圧器のタ
ップをそれぞれ切換えるサイリスタスイッチとを備えて
構成される電圧調整装置において、各タップ付並列変圧
器にそれぞれ三次巻線を備えてV相にてV結線接続と
し、三次巻線のUV相およびVW相と並列に、さらに三
次巻線のWU相に、コンデンサおよびスイッチを直列に
接続してなるコンデンサ補償部をそれぞれ接続してい
る。
【0015】従って、請求項1に対応する発明の電圧調
整装置においては、各タップ付並列変圧器に三次巻線を
備えてV相にてV結線接続とし、三次巻線のUV相およ
びVW相と並列に、さらに三次巻線のWU相に、コンデ
ンサおよびスイッチを直列に接続してなるコンデンサ補
償部を接続することにより、V結線変圧器の三次巻線を
利用して、無効電力補償を行なうことができ、簡単な構
成で電圧調整効果の高い電圧調整装置を実現することが
できる。
【0016】また、請求項2に対応する発明では、上記
請求項1に対応する発明の電圧調整装置において、各コ
ンデンサ補償部のコンデンサとしては、複数台のコンデ
ンサを直列接続した構成とし、かつ当該それぞれのコン
デンサと並列にスイッチを接続している。
【0017】従って、請求項2に対応する発明の電圧調
整装置においては、各コンデンサ補償部のコンデンサ
を、複数台のコンデンサを直列接続した構成とし、それ
ぞれのコンデンサと並列にスイッチを接続することによ
り、コンデンサ補償部のコンデンサ容量が変化して、段
階的な無効電力の調整を行なうことができ、簡単な構成
で電圧調整効果の高い電圧調整装置を実現することがで
きる。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明では、請
求項1に対応する発明の電圧調整装置において、各タッ
プ付並列変圧器の三次巻線としては、複数のタップを有
し、かつコンデンサ補償部とタップとの接続をそれぞれ
切替えるスイッチを備えている。
【0019】従って、請求項3に対応する発明の電圧調
整装置においては、各タップ付並列変圧器の三次巻線は
複数のタップを有し、コンデンサ補償部とタップとの接
続をスイッチで切替えることにより、スイッチの切替え
によって、段階的な無効電力の調整を行なうことがで
き、簡単な構成で電圧調整効果の高い電圧調整装置を実
現することができる。
【0020】また、請求項4に対応する発明では、上記
請求項1に対応する発明の電圧調整装置において、各コ
ンデンサ補償部と並列に、リアクトルおよびスイッチを
直列に接続してなるリアクトル補償部をそれぞれ接続し
ている。
【0021】従って、請求項4に対応する発明の電圧調
整装置においては、各コンデンサ補償部と並列に、リア
クトルおよびスイッチを直列に接続してなるリアクトル
補償部を接続することにより、コンデンサ補償部とリア
クトル補償部とを組合せて制御することで、連続的な無
効電力の調整を行なうことができ、簡単な構成で電圧調
整効果の高い電圧調整装置を実現することができる。
【0022】さらに、請求項5に対応する発明では、上
記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に対応する発明
の電圧調整装置において、各スイッチとしては、サイリ
スタにより構成している。
【0023】従って、請求項5に対応する発明の電圧調
整装置においては、各スイッチをサイリスタで構成する
ことにより、投入開放に要する時間を短縮することがで
き、高速な無効電力の調整を行なうことができ、また機
械接点がなくなることから、接点の寿命を考慮する必要
がなくなり、保守管理を軽減することができる。
【0024】一方、請求項6に対応する発明では、上記
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に対応する発明の
電圧調整装置において、三相配電線の電圧を検出し、当
該検出電圧に基づいて各タップ付並列変圧器のタップ切
換えと各コンデンサ補償部のスイッチ切替えとにより電
圧制御を行なうようにしている。
【0025】従って、請求項6に対応する発明の電圧調
整装置においては、三相配電線の電圧に基づいて、各タ
ップ付並列変圧器のタップ切換えと各コンデンサ補償部
のスイッチ切替えとによって電圧制御を行なうことによ
り、電圧レベルによるコンデンサ補償部の制御を行なう
ことができ、三相配電線の電圧を目的の電圧範囲に維持
することができる。
【0026】また、請求項7に対応する発明では、上記
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に対応する発明の
電圧調整装置において、三相配電線の電圧を検出し、当
該検出電圧に基づいて各タップ付並列変圧器のタップ切
換えを行ない、三相配電線の無効電力を検出し、当該無
効電力が設定値以上である場合に各コンデンサ補償部の
スイッチ切替えにより無効電力制御を行なうようにして
いる。
【0027】従って、請求項7に対応する発明の電圧調
整装置においては、三相配電線の電圧に基づいて各タッ
プ付並列変圧器のタップ切換えを行ない、三相配電線の
無効電力が設定値以上である場合に各コンデンサ補償部
のスイッチ切替えにより無効電力制御を行なうことによ
り、無効電力レベルによるコンデンサ補償部の制御を行
なうことができ、無効電力を調整することで配電線の電
圧調整を行なうことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す回
路図であり、図12と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0030】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図1に示すように、前記図12における各タップ
付並列変圧器4,5に、それぞれ三次巻線37,38を
備えてV相にてV結線接続としている。
【0031】また、当該三次巻線37,38のUV相と
並列に、コンデンサ40およびスイッチ39を直列に接
続してなるコンデンサ補償部41を接続し、さらに三次
巻線37,38のVW相と並列に、コンデンサ43およ
びスイッチ42を直列に接続してなるコンデンサ補償部
44を接続している。
【0032】さらにまた、当該三次巻線37,38のW
U相に、コンデンサ46およびスイッチ45を直列に接
続してなる無効電力補償手段としてのコンデンサ補償部
47を接続した構成としている。
【0033】すなわち、コンデンサ補償部41は、UV
線間タップ付並列変圧器4の三次巻線37と並列に接続
し、スイッチ39をオン・オフすることにより、コンデ
ンサ40の投入開放を制御する。
【0034】同様にして、コンデンサ補償部44は、V
W線間タップ付並列変圧器5の三次巻線38と並列に接
続し、スイッチ42をオン・オフすることにより、コン
デンサ43の投入開放を制御する。
【0035】また、UV線間タップ付並列変圧器4の三
次巻線37とVW線間タップ付並列変圧器5の三次巻線
38をV相にてV結線接続し、三次巻線V結線のWU相
にコンデンサ補償部47を接続し、このコンデンサ補償
部47のスイッチ45を制御することにより、コンデン
サ46の投入開放を制御する。
【0036】なお、図1では、制御回路31について
は、その図示を省略している。
【0037】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について、図2および図3を
用いて説明する。
【0038】図2は図1におけるコンデンサ投入時の回
路構成を示す図、図3は図2におけるコンデンサ投入時
の電圧電流ベクトルを示す図である。
【0039】以下、図2および図3を用いて、コンデン
サ補償時の動作について説明を行なうが、ここでは説明
を簡単にするため、従来の電圧調整装置部分の動作につ
いてはその説明を省略する。
【0040】また、各タップ付並列変圧器4,5の一次
巻線と三次巻線の巻数比は1:1とし、それぞれのコン
デンサ補償部41,44,47のコンデンサ容量は等し
いものとする。
【0041】図1において、いまUV線間タップ付並列
変圧器4のU相接続点電圧をVU、V相接続点電圧をV
V、V相でV結線接続したVW線間タップ付並列変圧器
5のW相接続点電圧をVWとすると、UV線間タップ付
並列変圧器4の端子電圧はVUV、VW線間タップ付並列
変圧器5の端子電圧はVVWとなる。
【0042】各タップ付並列変圧器4,5の一次巻線と
三次巻線の巻数比は1:1としていることにより、各タ
ップ付並列変圧器4,5の三次巻線37,38には、そ
の一次巻線と同じ大きさ、同じ位相の電圧が発生する。
【0043】UV線間タップ付並列変圧器4の三次巻線
37に発生した電圧VUVは、コンデンサ補償部41にか
かり、コンデンサ補償部41のスイッチ39が閉じてコ
ンデンサ40が投入されると、コンデンサ40には電圧
VUVより位相が90度進んだ電流Iuvが流れる。
【0044】同様にして、VW線間タップ付並列変圧器
5の三次巻線38に発生した電圧VVWは、コンデンサ補
償部44にかかり、コンデンサ補償部44のスイッチ4
2が閉じてコンデンサ43が投入されると、コンデンサ
43には電圧VVWより位相が90度進んだ電流Ivwが流
れる。
【0045】各タップ付並列変圧器4,5の三次巻線3
7,38は、V相でV結線接続されることにより、UV
線間タップ付並列変圧器4の三次巻線37のU相とVW
線間タップ付並列変圧器5の三次巻線38のW相との間
には、電圧VUWが生じる。
【0046】ここに、コンデンサ補償部47を接続し、
スイッチ45を制御してコンデンサ46を回路に投入す
ると、電圧VWUに対して位相が90度進んだ電流Iwuが
流れる。
【0047】このことから、コンデンサ補償部電流Iu
v,Ivw,Iwuのベクトル関係は、図3に示すように三
相平衡電流となる。
【0048】各タップ付並列変圧器4,5の一次巻線と
三次巻線の巻数比が1:1であることにより、各タップ
付並列変圧器4,5を流れる電流は、 電流IUV=Iuv−Iwu、 電流IVW=Ivw−Iwu で表わすことができる。
【0049】よって、IU=IUV、IW=−IVW、IV=
IVW−IUVとなり、電流IU,IV,IWは三相平衡の関
係となる。
【0050】また、電流はそれぞれの相電圧VV,VU,
VWとは90度位相進みの関係となるので、コンデンサ
補償部41,44,47が無効電力を補償できることが
確認できる。
【0051】これにより、V結線変圧器4,5の三次巻
線37,38を利用して無効電力補償を行なうことがで
き、簡単な構成で電圧調整効果の高い電圧調整装置を実
現することができる。
【0052】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、各タップ付並列変圧器4,5の三次巻線
37,38に、コンデンサ40,43,46およびスイ
ッチ39,42,45を直列に接続してなるコンデンサ
補償部41,44,47を付加するようにしているの
で、V結線変圧器4,5の三次巻線37,38を利用し
て、無効電力補償を行なうことができ、構成が簡単で、
しかも力率の悪い負荷が入ったような場合にも高い電圧
調整効果を得ることが可能となる。
【0053】(第2の実施の形態)図4は、本実施の形
態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す回
路図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0054】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図4に示すように、前記図1における各コンデン
サ補償部41,44,47のコンデンサとして、複数台
(本例では2台)のコンデンサ40・48,43・5
0,46・52を図示のように直列接続した構成とし、
さらに当該それぞれのコンデンサ48,50,52と並
列に、スイッチ49,51,53を接続した構成として
いる。
【0055】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について説明する。
【0056】なお、前記図1と同一部分の動作について
はその説明を省略し、ここでは異なる部分の動作につい
てのみ説明する。
【0057】図4において、コンデンサ補償部41につ
いて着目すると、コンデンサ補償部41のコンデンサと
しては、コンデンサ40とコンデンサ48が直列接続さ
れている。そして、このコンデンサ48に並列にスイッ
チ49を設けて、オン・オフを制御する。
【0058】ここで、コンデンサ40とコンデンサ48
の容量をそれぞれCとすると、スイッチ49がオンでコ
ンデンサ48が短絡されている時は、コンデンサ補償部
41のコンデンサ容量はCとなる。
【0059】また、スイッチ49がオフでコンデンサ4
8が投入されている時は、コンデンサが2直列接続とな
ることにより、コンデンサ補償部41のコンデンサ容量
はC/2となる。
【0060】これにより、コンデンサ補償部41のコン
デンサ容量が変化して、段階的な無効電力の調整を行な
うことができ、簡単な構成で電圧調整効果の高い電圧調
整装置を実現することができる。
【0061】なお、図4では、コンデンサを二台直列と
した場合の回路について示しているが、コンデンサは複
数台を直列構成とし、それぞれのコンデンサに対して並
列にスイッチを設ける構成としてもよい。
【0062】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、各コンデンサ補償部41,44,47の
コンデンサを、複数台のコンデンサ40・48,43・
50,46・52を直列接続した構成とし、それぞれの
コンデンサ48,50,52と並列にスイッチ49,5
1,53を接続するようにしているので、コンデンサ補
償部のコンデンサ容量が変化して、段階的な無効電力の
調整を行なうことができ、構成が簡単で、しかも力率の
悪い負荷が入ったような場合にも高い電圧調整効果を得
ることが可能となる。
【0063】(第3の実施の形態)図5は、本実施の形
態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す回
路図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0064】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図5に示すように、前記図1における各タップ付
並列変圧器4,5の三次巻線37,38としては、複数
のタップ54,55を有し、かつコンデンサ補償部4
1,44とタップ54,55との接続をそれぞれ切替え
るスイッチ56,57を備えた構成としている。
【0065】すなわち、コンデンサ補償部41,44,
47のコンデンサ40,43,46を、スイッチ56,5
7を介して各タップ付並列変圧器4,5の三次巻線3
7,38のタップ54,55と接続している。
【0066】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について説明する。
【0067】なお、前記図1と同一部分の動作について
はその説明を省略し、ここでは異なる部分の動作につい
てのみ説明する。
【0068】図5において、UV線間タップ付並列変圧
器4とコンデンサ補償部41に着目して回路動作につい
て説明する。
【0069】ここで、各タップ付並列変圧器4,5の一
次巻線と三次巻線の巻数比を1:1とし、コンデンサ4
0の容量をCとする。
【0070】また、UV線間タップ付並列変圧器4の三
次巻線37のタップ位置を三次巻線37の電圧中間点と
し、UV線間タップ付並列変圧器4の一次巻線電圧をV
T1、一次巻線電流をIT1とする。
【0071】図6は、スイッチ39がオン、スイッチ5
6がオフの時の構成を示す回路図である。
【0072】UV線間タップ付並列変圧器4の三次巻線
37には、その一次巻線と同じ電圧VT1が発生し、スイ
ッチ39を介してコンデンサ40が接続されることによ
り、コンデンサ電流はIC=−j2πf×C×VT1とな
る。
【0073】ここで、fは周波数である。
【0074】コンデンサ電流ICは、UV線間タップ付
並列変圧器4の三次巻線37を流れ、その一次巻線と三
次巻線37との間には電力一定の関係があることから、 VT1×IT1=VT1×(−j2πf×C×VT1) となり、UV線間タップ付並列変圧器4の一次巻線電流
IT1は−j2πf×C×VT1となる。
【0075】図7は、スイッチ39がオフ、スイッチ5
6がオンの時の構成を示す回路図である。
【0076】スイッチ56を介して、コンデンサ40
が、UV線間タップ付並列変圧器4のタップ54と接続
されることにより、コンデンサ40にはVT1/2の電
圧が発生し、コンデンサ電流はIC=−j2πf×C×VT
1/2となる。
【0077】この時、UV線間タップ付並列変圧器4の
一次巻線電流は、電力一定から VT1×IT1=VT1/2×(−j2πf×C×VT1/2) なので、UV線間タップ付並列変圧器4の一次巻線電流
は(−j2πf×C×VT1/4)となる。
【0078】これは、UV線間タップ付並列変圧器4の
三次巻線37に対して、C/4のコンデンサが接続され
たのと等しいことを示している。
【0079】これにより、スイッチ56の切替えにより
段階的な無効電力の調整を行なうことができ、簡単な構
成で電圧調整効果の高い電圧調整装置を実現することが
できる。
【0080】なお、図5ではタップを1つとした場合の
回路について示しているが、タップは複数のタップ構成
とし、当該タップ毎にスイッチを設けてコンデンサと接
続する構成としてもよい。
【0081】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、各タップ付並列変圧器4,5の三次巻線
37,38は複数のタップ54,55を有し、コンデン
サ補償部41,44とタップ54,55との接続をスイ
ッチ56,57で切替えるようにしているので、スイッ
チの切替えによって、段階的な無効電力の調整を行なう
ことができ、構成が簡単で、しかも力率の悪い負荷が入
ったような場合にも高い電圧調整効果を得ることが可能
となる。
【0082】(第4の実施の形態)図8は、本実施の形
態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す回
路図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0083】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図8に示すように、前記図1における各コンデン
サ補償部41,44,47と並列に、リアクトル59,
62,65およびスイッチ58,61,64を直列に接
続してなるリアクトル補償部60,63,66をそれぞ
れ接続した構成としている。
【0084】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について説明する。
【0085】なお、前記図1と同一部分の動作について
はその説明を省略し、ここでは異なる部分の動作につい
てのみ説明する。
【0086】図8において、リアクトル補償部60,6
3,66は、コンデンサ補償部41,44,47とそれ
ぞれ並列に接続されており、リアクトル補償部60,6
3,66は、スイッチ58,61,64の投入タイミン
グを変化させて可変リアクタンスとして使用する。
【0087】これにより、コンデンサ補償部41,4
4,47とリアクトル補償部60,63,66とを組合
せて制御することにより、連続的な無効電力の調整を行
なうことができ、簡単な構成で電圧調整効果の高い電圧
調整装置を実現することができる。
【0088】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、各コンデンサ補償部41,44,47と
並列に、リアクトル59,62,65およびスイッチ5
8,61,64を直列に接続してなるリアクトル補償部
を接続するようにしているので、コンデンサ補償部4
1,44,47とリアクトル補償部60,63,66と
を組合せて制御することで、連続的な無効電力の調整を
行なうことができ、構成が簡単で、しかも力率の悪い負
荷が入ったような場合にも高い電圧調整効果を得ること
が可能となる。
【0089】(第5の実施の形態)図9は、本実施の形
態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す回
路図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0090】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図9に示すように、前記図1におけるコンデンサ
補償部41,44,47のスイッチ39,42,45
を、サイリスタ67・68,69・70,71・72を
逆並列接続して構成したものとしている。
【0091】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について説明する。
【0092】なお、前記図1と同一部分の動作について
はその説明を省略し、ここでは異なる部分の動作につい
てのみ説明する。
【0093】図9において、コンデンサ補償部41,4
4,47のスイッチをサイリスタ67・68,69・7
0,71・72の逆並列接続により構成されており、ゲ
ートパルスを与えることにより、コンデンサ40,4
2,44の投入開放を制御する。
【0094】これにより、コンデンサ40,42,44
の投入開放に要する時間を短縮することができ、高速な
無効電力の調整を行なうことができる。
【0095】また、機械接点がなくなることにより、接
点の寿命を考慮する必要がなくなり、保守管理を軽減す
ることができる。
【0096】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、コンデンサ補償部41,44,47のス
イッチ39,42,45をサイリスタ67・68,69
・70,71・72で構成するようにしているので、投
入開放に要する時間を短縮することができ、高速な無効
電力の調整を行なうことができ、また機械接点がなくな
ることから、接点の寿命を考慮する必要がなくなり、保
守管理を軽減することが可能となる。
【0097】(第6の実施の形態)図10は、本実施の
形態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す
回路図であり、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0098】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図10に示すように、前記図1における制御回路
31内に、不感帯73、およびスイッチオンオフ回路7
4を付加し、前記加算器33からの出力信号である、電
圧検出器30の配電線線間電圧信号と電圧指令値32と
の差に基づいて、不感帯73、およびスイッチオンオフ
回路74により、各タップ付並列変圧器4,5のタップ
切換えと各コンデンサ補償部41,44,47のスイッ
チ39,42,45切替えとにより電圧制御を行なう構
成としている。
【0099】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について説明する。
【0100】なお、前記図1と同一部分の動作について
はその説明を省略し、ここでは異なる部分の動作につい
てのみ説明する。
【0101】図10において、電圧検出器30の配電線
線間電圧信号と電圧指令値32の差を加算器33で演算
し、その出力信号をコンデンサ補償用の不感帯73に入
力して、検出電圧に対するコンデンサ40,43,46
の投入開放タイミングを決定する。
【0102】不感帯73の出力信号は、スイッチオンオ
フ回路74に送られ、実際にスイッチを動作させる信号
を生成して、スイッチ39,42,45をオンオフす
る。
【0103】これにより、電圧レベルによるコンデンサ
補償部41,44,47の制御を行なうことができ、配
電線電圧を目的の電圧範囲に維持することができる。
【0104】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、三相配電線の電圧に基づいて、各タップ
付並列変圧器4,5のタップ切換えと各コンデンサ補償
部41,44,47のスイッチ切替えとによって電圧制
御を行なうようにしているので、電圧レベルによるコン
デンサ補償部41,44,47の制御を行なうことがで
き、三相配電線の電圧を目的の電圧範囲に維持すること
が可能となる。
【0105】(第7の実施の形態)図11は、本実施の
形態による電圧調整装置における主回路の構成例を示す
回路図であり、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0106】すなわち、本実施の形態による電圧調整装
置は、図11に示すように、前記図1における各タップ
付並列変圧器4,5の三次巻線37,38の電圧を検出
する電圧検出器30,75、および三相配電線UVWの
各相の電流を検出する電流検出器76,77,78を付
加し、さらに前記制御回路31内に、無効電力演算回路
79、無効電力指令値80、加算器81、不感帯82、
およびスイッチオンオフ回路74で付加し、電圧検出器
30,75からの三相配電線の検出電圧に基づいて各タ
ップ付並列変圧器4,5のタップ切換えを行ない、電圧
検出器30,75からの三相配電線の検出電圧、および
電流検出器76,77,78からの三相配電線UVWの
各相の検出電流を基に、無効電力演算回路79で三相配
電線の無効電力を検出し、不感帯82、およびスイッチ
オンオフ回路74により、当該無効電力が設定値以上で
ある場合に各コンデンサ補償部41,44,47のスイ
ッチ39,42,45切替えにより無効電力制御を行な
う構成としている。
【0107】次に、以上のように構成した本実施の形態
による電圧調整装置の動作について説明する。
【0108】なお、前記図1と同一部分の動作について
はその説明を省略し、ここでは異なる部分の動作につい
てのみ説明する。
【0109】図11において、電圧検出器30,75で
検出した電圧信号と電流検出器76,77,78で検出
した電流信号から、無効電力演算回路79で無効電力を
演算し、その出力である無効電力信号と無効電力指令値
80との差を、加算器71で演算する。
【0110】この加算器71の出力信号を不感帯72に
入力して、コンデンサ補償部41,44,47の投入開
放タイミングを決定し、スイッチオンオフ回路74で実
際にスイッチを動作させる信号を生成して、スイッチ3
9,42,45をオンオフする。
【0111】これにより、無効電力レベルによるコンデ
ンサ補償部41,44,47の制御を行なうことがで
き、無効電力を調整することで三相配電線の電圧調整を
行なうことができる。
【0112】上述したように、本実施の形態による電圧
調整装置では、三相配電線の電圧に基づいて各タップ付
並列変圧器4,5のタップ切換えを行ない、三相配電線
の無効電力が設定値以上である場合に各コンデンサ補償
部41,44,47のスイッチ切替えにより無効電力制
御を行なうようにしているので、無効電力レベルによる
コンデンサ補償部の制御を行なうことができ、無効電力
を調整することで配電線の電圧調整を行なうことが可能
となる。
【0113】(その他の実施の形態)尚、本発明は、上
記各実施の形態に限定されるものではなく、実施段階で
はその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形して実施す
ることが可能である。また、各実施の形態は可能な限り
適宜組合わせて実施してもよく、その場合には組合わせ
た作用効果を得ることができる。さらに、上記各実施の
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組合わせにより、種々の
発明を抽出することができる。例えば、実施の形態に示
される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されて
も、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の
少なくとも一つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べら
れている効果(の少なくとも一つ)が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成を発明として抽出す
ることができる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電圧調整
装置によれば、従来の電圧調整装置のV結線変圧器の三
次巻線に、スイッチおよびコンデンサからなる無効電力
補償手段を付加するようにしているので、構成が簡単
で、しかも力率の悪い負荷が入ったような場合にも高い
電圧調整効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電圧調整装置の第1の実施の形態
を示す回路図。
【図2】同第1の実施の形態の電圧調整装置におけるコ
ンデンサ投入時の構成を示す回路図。
【図3】図2における電圧電流ベクトルを示す図。
【図4】本発明による電圧調整装置の第2の実施の形態
を示す回路図
【図5】本発明による電圧調整装置の第3の実施の形態
を示す回路図。
【図6】同第3の実施の形態の電圧調整装置におけるス
イッチ39がオン、スイッチ56がオフの時の構成を示
す回路図。
【図7】同第3の実施の形態の電圧調整装置におけるス
イッチ39がオフ、スイッチ56がオンの時の構成を示
す回路図。
【図8】本発明による電圧調整装置の第4の実施の形態
を示す回路図
【図9】本発明による電圧調整装置の第5の実施の形態
を示す回路図。
【図10】本発明による電圧調整装置の第6の実施の形
態を示す回路図。
【図11】本発明による電圧調整装置の第7の実施の形
態を示す回路図。
【図12】従来の電圧調整装置の構成例を示す回路図。
【符号の説明】
1…U相直列変圧器 2…V相直列変圧器 3…W相直列変圧器 4…UV線間タップ付並列変圧器 5…VW線間タップ付並列変圧器 6〜29…サイリスタ 30…電圧検出器 31…制御回路 32…電圧指令値 33…加算器 34…不感帯 35…サイリスタ選択回路 36…ゲート回路 37…UV線間タップ付並列変圧器の三次巻線 38…VW線間タップ付並列変圧器の三次巻線 39…スイッチ 40…コンデンサ 41…コンデンサ補償部 42…スイッチ 43・…コンデンサ 44…コンデンサ補償部 45…スイッチ 46…コンデンサ 47…コンデンサ補償部 48…コンデンサ 49…並列スイッチ 50…コンデンサ 51…並列スイッチ 52…コンデンサ 53…並列スイッチ 54…UV線間タップ付並列変圧器三次巻線のタップ 55…VW線間タップ付並列変圧器三次巻線のタップ 56〜57…スイッチ 58…スイッチ 59…リアクトル 60…リアクトル補償部 61…スイッチ 62…リアクトル 63…リアクトル補償部 64…スイッチ 65…リアクトル 66…リアクトル補償部 67〜72サイリスタ 73…不感帯 74…スイッチオンオフ回路 75…電圧検出器 76〜78…電流検出器 79…無効電力演算回路 70…無効電力指令値 71…加算器 72…不感帯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G066 DA01 DA04 EA03 FA01 FB03 FB08 FC01 GA02 5H420 BB12 BB13 BB16 CC05 DD04 EA03 EA29 EA30 EA37 EA45 EA47 EB02 EB16 EB38 FF03 FF11 FF23 5H750 AA04 AA06 BA05 CC03 CC10 CC14 CC16 DD14 DD18 DD26 DD27 FF05 FF06 FF09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相配電線UVWの各相にそれぞれ直列
    接続された直列変圧器と、 前記三相配電線UV相およびVW相とそれぞれ並列にV
    結線接続されたタップ付並列変圧器と、 前記各タップ付並列変圧器のタップをそれぞれ切換える
    サイリスタスイッチとを備えて構成される電圧調整装置
    において、 前記各タップ付並列変圧器にそれぞれ三次巻線を備えて
    V相にてV結線接続とし、 前記三次巻線のUV相およびVW相と並列に、さらに前
    記三次巻線のWU相に、コンデンサおよびスイッチを直
    列に接続してなるコンデンサ補償部をそれぞれ接続した
    ことを特徴とする電圧調整装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電圧調整装置にお
    いて、 前記各コンデンサ補償部のコンデンサとしては、複数台
    のコンデンサを直列接続した構成とし、かつ当該それぞ
    れのコンデンサと並列にスイッチを接続したことを特徴
    とする電圧調整装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の電圧調整装置にお
    いて、 前記各タップ付並列変圧器の三次巻線としては、複数の
    タップを有し、かつ前記コンデンサ補償部とタップとの
    接続をそれぞれ切替えるスイッチを備えたことを特徴と
    する電圧調整装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の電圧調整装置にお
    いて、 前記各コンデンサ補償部と並列に、リアクトルおよびス
    イッチを直列に接続してなるリアクトル補償部をそれぞ
    れ接続したことを特徴とする電圧調整装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の電圧調整装置において、 前記各スイッチとしては、サイリスタにより構成したこ
    とを特徴とする電圧調整装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1
    項に記載の電圧調整装置において、 前記三相配電線の電圧を検出し、当該検出電圧に基づい
    て前記各タップ付並列変圧器のタップ切換えと前記各コ
    ンデンサ補償部のスイッチ切替えとにより電圧制御を行
    なうようにしたことを特徴とする電圧調整装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1
    項に記載の電圧調整装置において、 前記三相配電線の電圧を検出し、当該検出電圧に基づい
    て前記各タップ付並列変圧器のタップ切換えを行ない、 前記三相配電線の無効電力を検出し、当該無効電力が設
    定値以上である場合に前記各コンデンサ補償部のスイッ
    チ切替えにより無効電力制御を行なうようにしたことを
    特徴とする電圧調整装置。
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