JP2003068823A - 基板キャリア管理システム、基板キャリア管理方法、プログラム、記録媒体及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
基板キャリア管理システム、基板キャリア管理方法、プログラム、記録媒体及び半導体装置の製造方法Info
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- JP2003068823A JP2003068823A JP2001257665A JP2001257665A JP2003068823A JP 2003068823 A JP2003068823 A JP 2003068823A JP 2001257665 A JP2001257665 A JP 2001257665A JP 2001257665 A JP2001257665 A JP 2001257665A JP 2003068823 A JP2003068823 A JP 2003068823A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャリアの交換、搬送を自動化するととも
に、キャリア運搬作業を省略し、キャリア洗浄の頻度を
低減させる。 【解決手段】 基板が収納された投入キャリア2から基
板を取り出して所定の処理を行い、処理後の基板を処理
後用空キャリア4へ収納して搬出する拡散前処理装置1
と、基板が取り出された空キャリア3を洗浄するキャリ
ア洗浄機6と、拡散前処理装置1とキャリア洗浄機6の
間でキャリアを搬送するキャリア搬送装置21とを備え
る。拡散前処理装置1が排出した空キャリア3をキャリ
ア洗浄機6で洗浄し、処理後の基板を収納するようにし
たため、キャリアを自動交換することができ、その後の
工程で専用キャリアを使用することなく洗浄後のキャリ
アを継続使用することが可能となる。
に、キャリア運搬作業を省略し、キャリア洗浄の頻度を
低減させる。 【解決手段】 基板が収納された投入キャリア2から基
板を取り出して所定の処理を行い、処理後の基板を処理
後用空キャリア4へ収納して搬出する拡散前処理装置1
と、基板が取り出された空キャリア3を洗浄するキャリ
ア洗浄機6と、拡散前処理装置1とキャリア洗浄機6の
間でキャリアを搬送するキャリア搬送装置21とを備え
る。拡散前処理装置1が排出した空キャリア3をキャリ
ア洗浄機6で洗浄し、処理後の基板を収納するようにし
たため、キャリアを自動交換することができ、その後の
工程で専用キャリアを使用することなく洗浄後のキャリ
アを継続使用することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板キャリア管
理システム、基板キャリア管理方法、プログラム、記録
媒体及び半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体ウ
エハを収納するキャリアの管理システムに適用して好適
である。
理システム、基板キャリア管理方法、プログラム、記録
媒体及び半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体ウ
エハを収納するキャリアの管理システムに適用して好適
である。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造ラインにおいては、通
常、複数枚のウエハをキャリア(容器)に入れて、キャ
リア単位で運搬、加工を行っている。半導体装置の製造
工程には、拡散前処理(洗浄)、拡散処理、写真製版処
理、化学処理、イオンインプラ、メタライズ等の各種工
程があり、これらの各工程の処理を製品が完成するまで
繰り返し行う。
常、複数枚のウエハをキャリア(容器)に入れて、キャ
リア単位で運搬、加工を行っている。半導体装置の製造
工程には、拡散前処理(洗浄)、拡散処理、写真製版処
理、化学処理、イオンインプラ、メタライズ等の各種工
程があり、これらの各工程の処理を製品が完成するまで
繰り返し行う。
【0003】このような各工程の処理では、ウエハから
のキャリアの汚染が問題となる。例えば、写真製版処理
ではフォトレジストを使用するため、ウエハからキャリ
アへの汚染が拡がる。このような汚染が問題となる工程
では、事前に別なキャリアに交換するなどの対策が行わ
れている。
のキャリアの汚染が問題となる。例えば、写真製版処理
ではフォトレジストを使用するため、ウエハからキャリ
アへの汚染が拡がる。このような汚染が問題となる工程
では、事前に別なキャリアに交換するなどの対策が行わ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キャリア交換においては、キャリアの移動、交換の作業
が煩雑化するという問題が生じていた。図11に基い
て、代表的な拡散工程について説明する。図11におい
て、110は拡散前処理装置、120は投入キャリア、
130は排出空キャリア、140は処理後用空キャリ
ア、150は処理完了品、160はキャリア洗浄装置、
170は拡散処理装置、180はキャリア交換装置を示
している。
キャリア交換においては、キャリアの移動、交換の作業
が煩雑化するという問題が生じていた。図11に基い
て、代表的な拡散工程について説明する。図11におい
て、110は拡散前処理装置、120は投入キャリア、
130は排出空キャリア、140は処理後用空キャリ
ア、150は処理完了品、160はキャリア洗浄装置、
170は拡散処理装置、180はキャリア交換装置を示
している。
【0005】拡散工程では、前処理として拡散前処理と
一般に呼ばれるウエハの洗浄工程がある。拡散前処理は
図11の拡散前処理装置110で行われる。通常、この
工程の前後では、処理前のキャリアと処理後のキャリア
の種別を交換することが行われている。
一般に呼ばれるウエハの洗浄工程がある。拡散前処理は
図11の拡散前処理装置110で行われる。通常、この
工程の前後では、処理前のキャリアと処理後のキャリア
の種別を交換することが行われている。
【0006】すなわち、製品の入った投入キャリア12
0が拡散前処理装置110に投入され、拡散前処理装置
110において拡散前処理が行われる。この際、投入時
のキャリア120としては一般種別キャリアが用いられ
る。投入キャリア120が投入されると、拡散前処理装
置110は装置内にキャリア上のウエハを取り込み、空
となったキャリアを排出するための要求が出される。こ
こでは、人が空となった排出空キャリア130を排出す
る。排出空キャリア130は、キャリア洗浄機160に
投入され、ここでキャリアの洗浄が行われる。
0が拡散前処理装置110に投入され、拡散前処理装置
110において拡散前処理が行われる。この際、投入時
のキャリア120としては一般種別キャリアが用いられ
る。投入キャリア120が投入されると、拡散前処理装
置110は装置内にキャリア上のウエハを取り込み、空
となったキャリアを排出するための要求が出される。こ
こでは、人が空となった排出空キャリア130を排出す
る。排出空キャリア130は、キャリア洗浄機160に
投入され、ここでキャリアの洗浄が行われる。
【0007】拡散前処理が完了すると、拡散前処理装置
110が処理完了品を入れる処理後用空キャリア140
を要求するので、人が処理後用空キャリア(拡散専用キ
ャリア)140を投入する。
110が処理完了品を入れる処理後用空キャリア140
を要求するので、人が処理後用空キャリア(拡散専用キ
ャリア)140を投入する。
【0008】処理後のウエハは、投入された処理後用空
キャリア140に戻され、人が処理後用空キャリア14
0を取り出すことにより拡散前処理工程が完了する。
キャリア140に戻され、人が処理後用空キャリア14
0を取り出すことにより拡散前処理工程が完了する。
【0009】工程前処理が行われたウエハは、拡散処理
装置170へ投入され、拡散工程の処理が行われる。拡
散工程の終了した製品はキャリア交換装置180に投入
され、ここで拡散専用キャリアから一般種別キャリアに
交換される。
装置170へ投入され、拡散工程の処理が行われる。拡
散工程の終了した製品はキャリア交換装置180に投入
され、ここで拡散専用キャリアから一般種別キャリアに
交換される。
【0010】このように、従来の方法では、拡散前処理
装置110から出される排出空キャリア130をキャリ
ア洗浄機160で洗浄し、キャリア交換装置180へ運
搬する必要が生じる。また、交換された拡散専用キャリ
アを洗浄のためにキャリア洗浄機160に運搬する必要
も生じる。従って、拡散前処理装置110、拡散処理装
置170、キャリア交換装置180、キャリア洗浄機1
60のそれぞれの装置間でキャリアが工場内を行き交う
こととなり、工場内でのキャリアの移動、交換の作業が
煩雑化し、作業工程の増加によるコストの上昇を招来し
ていた。また、これらのキャリアの運搬は人が行ってい
るため、人為的ミスの発生などの弊害も生じていた。
装置110から出される排出空キャリア130をキャリ
ア洗浄機160で洗浄し、キャリア交換装置180へ運
搬する必要が生じる。また、交換された拡散専用キャリ
アを洗浄のためにキャリア洗浄機160に運搬する必要
も生じる。従って、拡散前処理装置110、拡散処理装
置170、キャリア交換装置180、キャリア洗浄機1
60のそれぞれの装置間でキャリアが工場内を行き交う
こととなり、工場内でのキャリアの移動、交換の作業が
煩雑化し、作業工程の増加によるコストの上昇を招来し
ていた。また、これらのキャリアの運搬は人が行ってい
るため、人為的ミスの発生などの弊害も生じていた。
【0011】この発明はこのような問題を解決するため
に成されたものであり、キャリアの交換、搬送を自動化
するとともに、キャリア運搬作業の省略、キャリア洗浄
の頻度を低減させることを目的とする。
に成されたものであり、キャリアの交換、搬送を自動化
するとともに、キャリア運搬作業の省略、キャリア洗浄
の頻度を低減させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の基板キャリア
管理システムは、基板が収納されたキャリアから前記基
板を取り出して所定の処理を行い、処理後の基板をキャ
リアへ収納して搬出する基板処理装置と、前記キャリア
を洗浄するキャリア洗浄装置と、前記基板処理装置と前
記キャリア洗浄装置の間で前記キャリアを搬送するキャ
リア搬送装置と、前記基板処理装置、前記キャリア洗浄
装置及び前記キャリア搬送装置を制御する制御装置とを
備えたものである。
管理システムは、基板が収納されたキャリアから前記基
板を取り出して所定の処理を行い、処理後の基板をキャ
リアへ収納して搬出する基板処理装置と、前記キャリア
を洗浄するキャリア洗浄装置と、前記基板処理装置と前
記キャリア洗浄装置の間で前記キャリアを搬送するキャ
リア搬送装置と、前記基板処理装置、前記キャリア洗浄
装置及び前記キャリア搬送装置を制御する制御装置とを
備えたものである。
【0013】また、前記制御装置は、前記キャリア洗浄
装置が、前記基板処理装置から排出された空の前記キャ
リアを洗浄し、前記基板処理装置が、前記キャリア洗浄
装置で洗浄された前記キャリアに処理後の前記基板を収
納して搬出するように制御を行うものである。
装置が、前記基板処理装置から排出された空の前記キャ
リアを洗浄し、前記基板処理装置が、前記キャリア洗浄
装置で洗浄された前記キャリアに処理後の前記基板を収
納して搬出するように制御を行うものである。
【0014】また、前記制御装置が、前記基板処理装置
が前記所定の処理を行っている間に、前記キャリア洗浄
装置が空の前記キャリアを洗浄するように制御を行うも
のである。
が前記所定の処理を行っている間に、前記キャリア洗浄
装置が空の前記キャリアを洗浄するように制御を行うも
のである。
【0015】また、前記制御装置が、前記基板処理装置
から搬出された前記キャリアを事前にキャリアの交換を
必要とする次工程にそのまま送るように制御するもので
ある。
から搬出された前記キャリアを事前にキャリアの交換を
必要とする次工程にそのまま送るように制御するもので
ある。
【0016】また、前記キャリアが識別記号を有し、前
記制御装置が、前記識別記号に応じて前記キャリア洗浄
装置における前記キャリアの洗浄の要否を判断するもの
である。
記制御装置が、前記識別記号に応じて前記キャリア洗浄
装置における前記キャリアの洗浄の要否を判断するもの
である。
【0017】また、この発明の基板キャリア管理方法
は、基板が収納されたキャリアを基板処理装置に投入す
るステップと、投入された前記キャリアから前記基板を
取り出して基板処理装置において所定の処理を行うステ
ップと、前記基板が取り出されて空となった前記キャリ
アをキャリア洗浄装置へ投入して洗浄するステップと、
洗浄後のキャリアを前記基板処理装置へ戻すステップ
と、前記所定の処理を終えた前記基板を洗浄後の前記キ
ャリアへ収納して前記基板処理装置から搬出するステッ
プとを有するものである。
は、基板が収納されたキャリアを基板処理装置に投入す
るステップと、投入された前記キャリアから前記基板を
取り出して基板処理装置において所定の処理を行うステ
ップと、前記基板が取り出されて空となった前記キャリ
アをキャリア洗浄装置へ投入して洗浄するステップと、
洗浄後のキャリアを前記基板処理装置へ戻すステップ
と、前記所定の処理を終えた前記基板を洗浄後の前記キ
ャリアへ収納して前記基板処理装置から搬出するステッ
プとを有するものである。
【0018】また、前記基板処理装置が前記所定の処理
を行っている間に、前記キャリア洗浄装置が前記キャリ
アの洗浄を行うものである。
を行っている間に、前記キャリア洗浄装置が前記キャリ
アの洗浄を行うものである。
【0019】また、前記キャリアに付された識別記号に
応じて前記キャリア洗浄装置における洗浄の要否を判断
するものである。
応じて前記キャリア洗浄装置における洗浄の要否を判断
するものである。
【0020】また、前記所定の処理を終えた前記基板を
前記基板処理装置から搬出するステップの後、前記基板
処理装置から搬出された前記キャリアを、事前にキャリ
アの交換を必要とする次工程にそのまま送るステップを
更に有するものである。
前記基板処理装置から搬出するステップの後、前記基板
処理装置から搬出された前記キャリアを、事前にキャリ
アの交換を必要とする次工程にそのまま送るステップを
更に有するものである。
【0021】また、この発明のプログラムは、基板が収
納されたキャリアを基板処理装置に投入するための処理
と、前記基板処理装置に、投入された前記キャリアから
前記基板を取り出して所定の処理を実行させるための処
理と、前記基板が取り出されて空となった前記キャリア
をキャリア洗浄装置へ投入して洗浄するための処理と、
洗浄後のキャリアを前記基板処理装置へ戻すための処理
と、前記所定の処理を終えた前記基板を洗浄後の前記キ
ャリアへ収納して前記基板処理装置から搬出するための
処理とをコンピュータに実行させるものである。
納されたキャリアを基板処理装置に投入するための処理
と、前記基板処理装置に、投入された前記キャリアから
前記基板を取り出して所定の処理を実行させるための処
理と、前記基板が取り出されて空となった前記キャリア
をキャリア洗浄装置へ投入して洗浄するための処理と、
洗浄後のキャリアを前記基板処理装置へ戻すための処理
と、前記所定の処理を終えた前記基板を洗浄後の前記キ
ャリアへ収納して前記基板処理装置から搬出するための
処理とをコンピュータに実行させるものである。
【0022】また、前記基板処理装置が前記所定の処理
を行っている間に、前記キャリア洗浄装置に前記キャリ
アを洗浄させるための処理をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを更に含むものである。
を行っている間に、前記キャリア洗浄装置に前記キャリ
アを洗浄させるための処理をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを更に含むものである。
【0023】また、前記キャリアに付された識別記号に
応じて前記キャリア洗浄装置における洗浄の要否を判断
する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
を更に含むものである。
応じて前記キャリア洗浄装置における洗浄の要否を判断
する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
を更に含むものである。
【0024】また、前記所定の処理を終えた前記基板を
前記基板処理装置から搬出するための処理の後、前記基
板処理装置から搬出された前記キャリアを、事前にキャ
リアの交換を必要とする次工程にそのまま送るための処
理をコンピュータに実行させるためのプログラムを更に
含むものである。
前記基板処理装置から搬出するための処理の後、前記基
板処理装置から搬出された前記キャリアを、事前にキャ
リアの交換を必要とする次工程にそのまま送るための処
理をコンピュータに実行させるためのプログラムを更に
含むものである。
【0025】また、この発明の記録媒体は、上記のプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0026】また、この発明の半導体装置の製造方法
は、上記の基板キャリア管理システムを用いて半導体装
置を製造するものである。
は、上記の基板キャリア管理システムを用いて半導体装
置を製造するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.先ず、図1〜図1
0に基いて、この発明の実施の形態1について説明す
る。図1は実施の形態1のキャリア管理システムの構成
を示すブロック図である。図1において、1は拡散前処
理装置、2は投入実キャリア、3は排出空キャリア、4
は処理後用空キャリア、5は処理完了品、6はキャリア
洗浄機、7は拡散処理装置、21,22,24はキャリ
ア搬送装置をそれぞれ示している。
0に基いて、この発明の実施の形態1について説明す
る。図1は実施の形態1のキャリア管理システムの構成
を示すブロック図である。図1において、1は拡散前処
理装置、2は投入実キャリア、3は排出空キャリア、4
は処理後用空キャリア、5は処理完了品、6はキャリア
洗浄機、7は拡散処理装置、21,22,24はキャリ
ア搬送装置をそれぞれ示している。
【0028】30は、全体の制御を行うFA計算機を示
しており、11、12は処理装置の集合であるモジュー
ルを示している。ここで、11のモジュールは拡散前処
理装置10を有する拡散前処理モジュールを、12は拡
散処理装置を有する拡散処理モジュールをそれぞれ示し
ている。また、31、32はそれぞれのモジュールに設
けられたモジュール制御計算機を、29,33はそれぞ
れのモジュールに設けられたキャリアをストックするた
めのストッカを示している。
しており、11、12は処理装置の集合であるモジュー
ルを示している。ここで、11のモジュールは拡散前処
理装置10を有する拡散前処理モジュールを、12は拡
散処理装置を有する拡散処理モジュールをそれぞれ示し
ている。また、31、32はそれぞれのモジュールに設
けられたモジュール制御計算機を、29,33はそれぞ
れのモジュールに設けられたキャリアをストックするた
めのストッカを示している。
【0029】また、14は、これらのモジュールの間で
製品を搬送するための制御を行うモジュール間搬送シス
テムである。モジュール間搬送システム14は、モジュ
ール間搬送制御計算機34、キャリア搬送装置24を備
えている。
製品を搬送するための制御を行うモジュール間搬送シス
テムである。モジュール間搬送システム14は、モジュ
ール間搬送制御計算機34、キャリア搬送装置24を備
えている。
【0030】図2は、この発明の基板キャリア管理シス
テムの階層を示すブロック図である。図3に示すよう
に、キャリア管理システムの処理に関する命令はFA計
算機30から各モジュールのモジュール制御計算機3
1,32、モジュール間搬送制御計算機34に対して送
られる。そして、拡散前処理モジュール11では、モジ
ュール制御計算機31から拡散前処理装置1、キャリア
洗浄機6、キャリア搬送装置21へ命令が送られる。ま
た、拡散処理モジュール12では、モジュール制御計算
機32から拡散処理装置7、キャリア搬送装置22へ命
令が送られる。また、モジュール間搬送システム14で
は、モジュール間搬送制御計算機34からキャリア搬送
装置24へ命令が送られる。
テムの階層を示すブロック図である。図3に示すよう
に、キャリア管理システムの処理に関する命令はFA計
算機30から各モジュールのモジュール制御計算機3
1,32、モジュール間搬送制御計算機34に対して送
られる。そして、拡散前処理モジュール11では、モジ
ュール制御計算機31から拡散前処理装置1、キャリア
洗浄機6、キャリア搬送装置21へ命令が送られる。ま
た、拡散処理モジュール12では、モジュール制御計算
機32から拡散処理装置7、キャリア搬送装置22へ命
令が送られる。また、モジュール間搬送システム14で
は、モジュール間搬送制御計算機34からキャリア搬送
装置24へ命令が送られる。
【0031】ここでは、半導体装置の製造工程の中で、
拡散前処理(洗浄)−拡散処理−写真製版(フォトリソ
グラフィー)などの処理を例に挙げて説明する。
拡散前処理(洗浄)−拡散処理−写真製版(フォトリソ
グラフィー)などの処理を例に挙げて説明する。
【0032】図3〜図10は、実施の形態1のキャリア
管理システムの制御フローを示すフローチャートであ
る。以下、これらのフローチャートを交互に参照しつつ
空キャリア管理システムの処理手順を説明する。ここ
で、図3は、拡散前処理装置1の動作を、図4〜図8は
拡散前処理モジュール11の動作を、図9〜図10は拡
散処理モジュール12の動作をそれぞれ示している。
管理システムの制御フローを示すフローチャートであ
る。以下、これらのフローチャートを交互に参照しつつ
空キャリア管理システムの処理手順を説明する。ここ
で、図3は、拡散前処理装置1の動作を、図4〜図8は
拡散前処理モジュール11の動作を、図9〜図10は拡
散処理モジュール12の動作をそれぞれ示している。
【0033】図4は、拡散前処理モジュール11の動作
のうち、投入実キャリア2の動作を示すフローチャート
である。ステップS41では、一般種別キャリアである
投入実キャリア2に入った製品が、拡散前処理のために
拡散前処理モジュール11に運ばれてくる。この制御
は、FA計算機30が製品の進捗状況から次工程の処理
装置を決定し、モジュール間搬送制御計算機34に命令
して実行しているが、ここでは説明を省略する。
のうち、投入実キャリア2の動作を示すフローチャート
である。ステップS41では、一般種別キャリアである
投入実キャリア2に入った製品が、拡散前処理のために
拡散前処理モジュール11に運ばれてくる。この制御
は、FA計算機30が製品の進捗状況から次工程の処理
装置を決定し、モジュール間搬送制御計算機34に命令
して実行しているが、ここでは説明を省略する。
【0034】拡散前処理モジュール11には、モジュー
ル内の装置へ製品を供給するまでの間、一時的に製品を
保管するストッカ29が設けられており、運ばれてきた
一般種別キャリアに入った製品は、このストッカ29に
一時保管される。この処理は、FA計算機30がモジュ
ール制御計算機31に命令し、キャリア搬送装置21を
使用して実行している。
ル内の装置へ製品を供給するまでの間、一時的に製品を
保管するストッカ29が設けられており、運ばれてきた
一般種別キャリアに入った製品は、このストッカ29に
一時保管される。この処理は、FA計算機30がモジュ
ール制御計算機31に命令し、キャリア搬送装置21を
使用して実行している。
【0035】ステップS42では、次の処理工程を行う
拡散前処理装置1の要求で製品がストッカ29から拡散
前処理装置1に運ばれる。この処理は、FA計算機30
がモジュール制御計算機31に命令し、キャリア搬送装
置21を使用して実行している。
拡散前処理装置1の要求で製品がストッカ29から拡散
前処理装置1に運ばれる。この処理は、FA計算機30
がモジュール制御計算機31に命令し、キャリア搬送装
置21を使用して実行している。
【0036】次のステップS43において、FA計算機
30は、モジュール制御計算機31からステップS42
の作業が完了した旨の報告を受けて、拡散前処理装置1
に作業指示を行う。この作業指示の中には、製品の名
称、製品の制御条件、処理前キャリアと処理後キャリア
の種別等の情報が含まれる。これにより、図4の投入実
キャリアの動作が終了する。
30は、モジュール制御計算機31からステップS42
の作業が完了した旨の報告を受けて、拡散前処理装置1
に作業指示を行う。この作業指示の中には、製品の名
称、製品の制御条件、処理前キャリアと処理後キャリア
の種別等の情報が含まれる。これにより、図4の投入実
キャリアの動作が終了する。
【0037】製品が投入された拡散前処理装置1では、
図3のフローチャートに示すように、作業指示に基き作
業を開始する。先ず、ステップS301では、作業指示
があったか否かを判別し、作業指示があった場合はステ
ップS302へ進む。作業指示がない場合はステップS
301で待機状態となる。ステップS302では、投入
実キャリア内の製品を装置内の専用キャリアに移し替え
る。製品が移されたキャリアは空キャリアとなる。ステ
ップS303で作業指示の内容を分析する。次のステッ
プS304では、作業指示で指示された処理前キャリア
と処理後キャリアの種別を比較し、同一であればキャリ
ア交換必要無しと判断し、ステップS305で空キャリ
アを装置内に保管する。キャリアの種別が異なる場合は
交換必要と判断し、ステップS306で空キャリア排出
処理を行うため、空キャリア排出要求をFA計算機30
に送る。
図3のフローチャートに示すように、作業指示に基き作
業を開始する。先ず、ステップS301では、作業指示
があったか否かを判別し、作業指示があった場合はステ
ップS302へ進む。作業指示がない場合はステップS
301で待機状態となる。ステップS302では、投入
実キャリア内の製品を装置内の専用キャリアに移し替え
る。製品が移されたキャリアは空キャリアとなる。ステ
ップS303で作業指示の内容を分析する。次のステッ
プS304では、作業指示で指示された処理前キャリア
と処理後キャリアの種別を比較し、同一であればキャリ
ア交換必要無しと判断し、ステップS305で空キャリ
アを装置内に保管する。キャリアの種別が異なる場合は
交換必要と判断し、ステップS306で空キャリア排出
処理を行うため、空キャリア排出要求をFA計算機30
に送る。
【0038】図5は、拡散前処理モジュール11の動作
のうち、排出された空キャリア3の動作を示すフローチ
ャートである。図5のステップS51に示すように、F
A計算機30は、モジュール制御計算機31に対して拡
散前処理装置1から排出された空キャリア3を、キャリ
ア洗浄機6へ送るよう命令を出す。モジュール制御計算
機31は、キャリア搬送装置21を使用してこの命令を
実行する。これで、排出空キャリア3の動作は終了す
る。
のうち、排出された空キャリア3の動作を示すフローチ
ャートである。図5のステップS51に示すように、F
A計算機30は、モジュール制御計算機31に対して拡
散前処理装置1から排出された空キャリア3を、キャリ
ア洗浄機6へ送るよう命令を出す。モジュール制御計算
機31は、キャリア搬送装置21を使用してこの命令を
実行する。これで、排出空キャリア3の動作は終了す
る。
【0039】図3に戻って、拡散前処理装置1は、ステ
ップS307の製品加工処理(拡散前処理)が完了する
と、ステップS308でキャリア交換が必要か判断し、
必要なければ、ステップS309へ進み、ステップS3
05で保管していたキャリアに処理後の製品を移す。交
換が必要な場合は、ステップS310で交換キャリアの
要求をFA計算機30に送る。これにより、図6のステ
ップS61に示すように処理後用空キャリア4が拡散前
処理装置1へ運ばれる。
ップS307の製品加工処理(拡散前処理)が完了する
と、ステップS308でキャリア交換が必要か判断し、
必要なければ、ステップS309へ進み、ステップS3
05で保管していたキャリアに処理後の製品を移す。交
換が必要な場合は、ステップS310で交換キャリアの
要求をFA計算機30に送る。これにより、図6のステ
ップS61に示すように処理後用空キャリア4が拡散前
処理装置1へ運ばれる。
【0040】図6は、拡散前処理モジュール11の動作
のうち、処理後用の空キャリア4の動作を示すフローチ
ャートである。図6に示すように、FA計算機30は、
モジュール制御計算機31に対し、処理後用空キャリア
4をキャリア洗浄機6から拡散前処理装置1へ送る旨の
命令を出す(ステップS61)。モジュール制御計算機
31は、キャリア搬送装置21を使用してこの命令を実
行する。
のうち、処理後用の空キャリア4の動作を示すフローチ
ャートである。図6に示すように、FA計算機30は、
モジュール制御計算機31に対し、処理後用空キャリア
4をキャリア洗浄機6から拡散前処理装置1へ送る旨の
命令を出す(ステップS61)。モジュール制御計算機
31は、キャリア搬送装置21を使用してこの命令を実
行する。
【0041】FA計算機30は、モジュール制御計算機
31からステップS61の作業が終了した旨の報告を受
けて、拡散前処理装置1へ処理後用空キャリア4の投入
完了を指示する。
31からステップS61の作業が終了した旨の報告を受
けて、拡散前処理装置1へ処理後用空キャリア4の投入
完了を指示する。
【0042】図3に戻って、拡散前処理装置1は、ステ
ップS311でキャリア交換が必要無い場合(ステップ
S309)と同様に、投入された処理後用空キャリア4
に製品を移す。拡散前処理装置1は、キャリア交換をし
ない場合であっても、交換した場合であっても同様に製
品を保管キャリア又は処理後用空キャリアに移し替え、
ステップS412で製品の加工完了をFA計算機30に
送る。
ップS311でキャリア交換が必要無い場合(ステップ
S309)と同様に、投入された処理後用空キャリア4
に製品を移す。拡散前処理装置1は、キャリア交換をし
ない場合であっても、交換した場合であっても同様に製
品を保管キャリア又は処理後用空キャリアに移し替え、
ステップS412で製品の加工完了をFA計算機30に
送る。
【0043】図7は、拡散前処理モジュール11の動作
のうち、処理完了品5の動作を示すフローチャートであ
る。図7に示すように、FA計算機30は、ステップS
71でモジュール制御計算機31に処理完了品5を拡散
前処理モジュール11のストッカ29へ送る旨の命令を
出す。モジュール制御計算機31はキャリア搬送装置2
1を使用してこの命令を実行する。
のうち、処理完了品5の動作を示すフローチャートであ
る。図7に示すように、FA計算機30は、ステップS
71でモジュール制御計算機31に処理完了品5を拡散
前処理モジュール11のストッカ29へ送る旨の命令を
出す。モジュール制御計算機31はキャリア搬送装置2
1を使用してこの命令を実行する。
【0044】図8は、拡散処理モジュール12の動作の
うち、拡散処理装置7へ製品入りキャリアを投入する動
作を示すフローチャートである。モジュール制御計算機
31からステップS71の作業が終了した旨の報告を受
けて、FA計算機30は次の拡散処理のため、ステップ
S81でモジュール間搬送システム14を使って製品の
入ったキャリアを次工程の拡散処理モジュール12へ運
搬する。この処理は、FA計算機30が製品の進捗で次
工程の処理装置を決定して実行しているが、ここでは詳
細な説明を省略する。拡散処理モジュール12には、モ
ジュール内の装置へ製品を供給するまでの間、一時的に
製品を保管するストッカ33が設けられているので、運
搬されてきた製品の入ったキャリアは、そのストッカ3
3に一時保管される。この処理は、FA計算機30が拡
散処理モジュール12のモジュール制御計算機32に命
令して実行している。
うち、拡散処理装置7へ製品入りキャリアを投入する動
作を示すフローチャートである。モジュール制御計算機
31からステップS71の作業が終了した旨の報告を受
けて、FA計算機30は次の拡散処理のため、ステップ
S81でモジュール間搬送システム14を使って製品の
入ったキャリアを次工程の拡散処理モジュール12へ運
搬する。この処理は、FA計算機30が製品の進捗で次
工程の処理装置を決定して実行しているが、ここでは詳
細な説明を省略する。拡散処理モジュール12には、モ
ジュール内の装置へ製品を供給するまでの間、一時的に
製品を保管するストッカ33が設けられているので、運
搬されてきた製品の入ったキャリアは、そのストッカ3
3に一時保管される。この処理は、FA計算機30が拡
散処理モジュール12のモジュール制御計算機32に命
令して実行している。
【0045】ステップS82では、拡散処理装置7から
の要求に基いて、製品の入ったキャリアを拡散処理モジ
ュール12のストッカ33から拡散処理装置7へ送る旨
の命令がFA計算機30からモジュール制御計算機32
へ送られる。そして、この命令はキャリア搬送装置22
を使用することによって実行される。
の要求に基いて、製品の入ったキャリアを拡散処理モジ
ュール12のストッカ33から拡散処理装置7へ送る旨
の命令がFA計算機30からモジュール制御計算機32
へ送られる。そして、この命令はキャリア搬送装置22
を使用することによって実行される。
【0046】FA計算機30は、モジュール制御計算機
32からステップS82が終了した旨の報告を受けて、
ステップS83で拡散処理装置7へ作業指示を行う。こ
の作業指示の中には、製品の名称、製品の制御条件等が
含まれる。
32からステップS82が終了した旨の報告を受けて、
ステップS83で拡散処理装置7へ作業指示を行う。こ
の作業指示の中には、製品の名称、製品の制御条件等が
含まれる。
【0047】拡散処理装置7では、図10のフローチャ
ートに従って処理が行われる。先ず、ステップS101
では、FA計算機30から作業指示があったか否かを判
別し、作業指示があった場合はステップS102へ進
む。作業指示がない場合はステップS101で待機状態
となる。次のステップS102では、FA計算機30か
らの作業指示を分析する。次のステップS103では、
作業指示に基いて製品の加工処理を行う。次のステップ
S104では、製品の加工を完了させる。
ートに従って処理が行われる。先ず、ステップS101
では、FA計算機30から作業指示があったか否かを判
別し、作業指示があった場合はステップS102へ進
む。作業指示がない場合はステップS101で待機状態
となる。次のステップS102では、FA計算機30か
らの作業指示を分析する。次のステップS103では、
作業指示に基いて製品の加工処理を行う。次のステップ
S104では、製品の加工を完了させる。
【0048】ステップS104の加工完了により、図9
のステップS91に示すように、FA計算機30は、製
品の入ったキャリアを拡散処理装置7から拡散モジュー
ル12のストッカ33へ送る旨の命令をモジュール制御
計算機32へ送る。モジュール制御計算機32は、キャ
リア搬送装置22を使用してこの命令を実行する。
のステップS91に示すように、FA計算機30は、製
品の入ったキャリアを拡散処理装置7から拡散モジュー
ル12のストッカ33へ送る旨の命令をモジュール制御
計算機32へ送る。モジュール制御計算機32は、キャ
リア搬送装置22を使用してこの命令を実行する。
【0049】モジュール制御計算機32からの作業終了
報告を受けて、FA計算機30は次の処理のためモジュ
ール間搬送システム14を使って製品の入ったキャリア
を次工程のモジュールへ運搬する。この処理は、FA計
算機30が製品の工程の進捗状況に応じて次工程の処理
装置を決定して実行しているが、ここでは説明を省略す
る。
報告を受けて、FA計算機30は次の処理のためモジュ
ール間搬送システム14を使って製品の入ったキャリア
を次工程のモジュールへ運搬する。この処理は、FA計
算機30が製品の工程の進捗状況に応じて次工程の処理
装置を決定して実行しているが、ここでは説明を省略す
る。
【0050】以上説明したように実施の形態1によれ
ば、キャリアの汚染が問題となる拡散処理工程の前で、
拡散前処理装置1からの空キャリア3の排出と、拡散前
処理装置1への処理後用空キャリア4の投入を自動化す
ることができる。そして、拡散前処理工程中に空キャリ
ア3を洗浄し、処理後用空キャリア4として使用するこ
とで、キャリアの交換が必要となる拡散処理の前工程
で、自動的に洗浄済みのキャリアへ交換することが可能
となる。これにより、人為的なキャリア運搬作業を省略
でき、またキャリア洗浄の頻度を低減させることができ
る。
ば、キャリアの汚染が問題となる拡散処理工程の前で、
拡散前処理装置1からの空キャリア3の排出と、拡散前
処理装置1への処理後用空キャリア4の投入を自動化す
ることができる。そして、拡散前処理工程中に空キャリ
ア3を洗浄し、処理後用空キャリア4として使用するこ
とで、キャリアの交換が必要となる拡散処理の前工程
で、自動的に洗浄済みのキャリアへ交換することが可能
となる。これにより、人為的なキャリア運搬作業を省略
でき、またキャリア洗浄の頻度を低減させることができ
る。
【0051】また、図11で説明したように、拡散処理
の前に専用キャリアへキャリア種別を交換する場合は、
拡散処理装置7の処理の完了後、一般種別キャリアへ戻
すためのキャリア交換が必要となり、キャリア交換装置
によりキャリアを交換する作業が余分に発生していた
が、拡散工程の前に自動でキャリアを洗浄することによ
り、その後の工程で専用キャリアを使用することなく洗
浄後の一般種別キャリアを継続使用することが可能とな
る。従って、拡散工程の後、キャリア交換を行うことな
く一般種別キャリアを使用することが可能となり、余分
な作業が発生することを抑止することができる。
の前に専用キャリアへキャリア種別を交換する場合は、
拡散処理装置7の処理の完了後、一般種別キャリアへ戻
すためのキャリア交換が必要となり、キャリア交換装置
によりキャリアを交換する作業が余分に発生していた
が、拡散工程の前に自動でキャリアを洗浄することによ
り、その後の工程で専用キャリアを使用することなく洗
浄後の一般種別キャリアを継続使用することが可能とな
る。従って、拡散工程の後、キャリア交換を行うことな
く一般種別キャリアを使用することが可能となり、余分
な作業が発生することを抑止することができる。
【0052】従って、図5のステップS51の後に洗浄
した一般キャリアを拡散前処理装置1へ投入するだけで
キャリア交換を行うことができ、拡散処理後にキャリア
交換装置などの特別な装置へ搬送してキャリア交換を行
う必要がなくなる。これにより、システム構成を簡略化
することができる。また、拡散専用キャリアを用いる必
要がないため、拡散処理後の拡散専用キャリアを洗浄の
ために拡散前処理モジュール11のキャリア洗浄機6へ
搬送する必要がなくなる。
した一般キャリアを拡散前処理装置1へ投入するだけで
キャリア交換を行うことができ、拡散処理後にキャリア
交換装置などの特別な装置へ搬送してキャリア交換を行
う必要がなくなる。これにより、システム構成を簡略化
することができる。また、拡散専用キャリアを用いる必
要がないため、拡散処理後の拡散専用キャリアを洗浄の
ために拡散前処理モジュール11のキャリア洗浄機6へ
搬送する必要がなくなる。
【0053】また、拡散前処理装置1から排出された空
キャリア3を自動的に洗浄して、処理後用空キャリア4
として使用するので、キャリア種別を交換していた場合
に比べると洗浄工程が一般キャリアの洗浄のみとなるの
で、洗浄頻度を半減させることができる。
キャリア3を自動的に洗浄して、処理後用空キャリア4
として使用するので、キャリア種別を交換していた場合
に比べると洗浄工程が一般キャリアの洗浄のみとなるの
で、洗浄頻度を半減させることができる。
【0054】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。実施の形態2は、キャリアに識
別のためのIDが付けられている場合は、空キャリア3
をキャリア洗浄機6で洗浄する際に、FA計算機30が
IDに基いてキャリアの過去の履歴から洗浄の要否を判
断可能としたものである。
態2について説明する。実施の形態2は、キャリアに識
別のためのIDが付けられている場合は、空キャリア3
をキャリア洗浄機6で洗浄する際に、FA計算機30が
IDに基いてキャリアの過去の履歴から洗浄の要否を判
断可能としたものである。
【0055】FA計算機30がキャリア洗浄の必要がな
いと判断した場合は、キャリア洗浄のステップでは、空
キャリア3をキャリア洗浄機6へ搬送するのではなく、
モジュールのストッカ29へ搬送し、拡散前処理装置1
から空キャリア3を要求された場合に、ストッカ29か
ら拡散前処理装置1へ空キャリアを供給する。
いと判断した場合は、キャリア洗浄のステップでは、空
キャリア3をキャリア洗浄機6へ搬送するのではなく、
モジュールのストッカ29へ搬送し、拡散前処理装置1
から空キャリア3を要求された場合に、ストッカ29か
ら拡散前処理装置1へ空キャリアを供給する。
【0056】このように、実施の形態3では、キャリア
に識別のためのIDが付加され、キャリアのIDから洗
浄の要否を識別した上で洗浄を行うことが可能となる。
従って、無駄なキャリア洗浄が行われることを抑止でき
るとともに、必要な洗浄を確実に実施することが可能な
キャリア管理システムを構成できる。
に識別のためのIDが付加され、キャリアのIDから洗
浄の要否を識別した上で洗浄を行うことが可能となる。
従って、無駄なキャリア洗浄が行われることを抑止でき
るとともに、必要な洗浄を確実に実施することが可能な
キャリア管理システムを構成できる。
【0057】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。実施の形態1,2では、キャリ
アの交換が必要な製品の処理工程を拡散処理装置7によ
る拡散処理工程として説明し、キャリアの自動交換を拡
散前処理装置で行う実施の形態について説明したが、キ
ャリア交換を必要とする工程が、拡散処理工程以外の工
程でも構わない。
態3について説明する。実施の形態1,2では、キャリ
アの交換が必要な製品の処理工程を拡散処理装置7によ
る拡散処理工程として説明し、キャリアの自動交換を拡
散前処理装置で行う実施の形態について説明したが、キ
ャリア交換を必要とする工程が、拡散処理工程以外の工
程でも構わない。
【0058】実施の形態3は、キャリア交換を必要とす
る工程を、例えばメタライズ工程などキャリアの汚染が
問題となる別の工程としたものである。このように、キ
ャリア交換を必要とする工程の前の工程で、実施の形態
1、2の拡散前処理工程と同様の処理を行うことによ
り、キャリア交換が必要となるいずれの工程でも上述し
た実施の形態1,2と同様な処理が可能である。
る工程を、例えばメタライズ工程などキャリアの汚染が
問題となる別の工程としたものである。このように、キ
ャリア交換を必要とする工程の前の工程で、実施の形態
1、2の拡散前処理工程と同様の処理を行うことによ
り、キャリア交換が必要となるいずれの工程でも上述し
た実施の形態1,2と同様な処理が可能である。
【0059】従って、実施の形態3によれば、キャリア
の交換が必要な工程がどのような工程であっても、実施
の形態1と同様な処理が可能なキャリア管理システムを
構成することができる。
の交換が必要な工程がどのような工程であっても、実施
の形態1と同様な処理が可能なキャリア管理システムを
構成することができる。
【0060】上記実施の形態に示した処理手順は、上述
したようにFA計算機30、又はモジュール制御計算機
31,32、モジュール間搬送制御計算機34のハード
ウェアにより構成することができる。また、FA計算機
30等が保有している不図示のCPUあるいはMPU、
ROMおよびRAM等からなるマイクロコンピュータシ
ステムによって各機能ブロックおよび処理手順を構成
し、その動作をROMやRAMに格納された作業プログ
ラムに従って実現するようにしてもよい。また、作業プ
ログラムをFA計算機30と別体とし、FA計算機30
に設けた装着部にこれらの作業プログラムが格納された
ものを装着することによって実現してもよい。
したようにFA計算機30、又はモジュール制御計算機
31,32、モジュール間搬送制御計算機34のハード
ウェアにより構成することができる。また、FA計算機
30等が保有している不図示のCPUあるいはMPU、
ROMおよびRAM等からなるマイクロコンピュータシ
ステムによって各機能ブロックおよび処理手順を構成
し、その動作をROMやRAMに格納された作業プログ
ラムに従って実現するようにしてもよい。また、作業プ
ログラムをFA計算機30と別体とし、FA計算機30
に設けた装着部にこれらの作業プログラムが格納された
ものを装着することによって実現してもよい。
【0061】また、上記各機能ブロックの機能を実現す
るように当該機能を実現するためのソフトウェアのプロ
グラムをFA計算機30のRAMに供給し、そのプログ
ラムに従って上記各機能ブロックを動作させることによ
って実施したものもこの発明に含まれる。この場合、上
記ソフトウェアのプログラム自体が上述した各実施形態
の機能を実現することになり、そのプログラム自体、及
びそのプログラムをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体はこの
発明を構成する。
るように当該機能を実現するためのソフトウェアのプロ
グラムをFA計算機30のRAMに供給し、そのプログ
ラムに従って上記各機能ブロックを動作させることによ
って実施したものもこの発明に含まれる。この場合、上
記ソフトウェアのプログラム自体が上述した各実施形態
の機能を実現することになり、そのプログラム自体、及
びそのプログラムをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体はこの
発明を構成する。
【0062】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0063】基板処理装置とキャリア洗浄装置との間で
キャリアを搬送できるようにしたため、キャリアの汚染
が問題となる工程の前で、基板処理装置からの空キャリ
アを排出してキャリア洗浄装置へ送るとともに、基板処
理装置への処理後用空キャリアの投入を自動化すること
ができる。これにより、人為的なキャリア運搬作業を省
略できる。
キャリアを搬送できるようにしたため、キャリアの汚染
が問題となる工程の前で、基板処理装置からの空キャリ
アを排出してキャリア洗浄装置へ送るとともに、基板処
理装置への処理後用空キャリアの投入を自動化すること
ができる。これにより、人為的なキャリア運搬作業を省
略できる。
【0064】基板処理装置が排出した空のキャリアをキ
ャリア洗浄装置で洗浄し、洗浄したキャリアに処理後の
前記基板を収納して搬出するようにしたため、その後の
工程で専用キャリアを使用することなく洗浄後のキャリ
アを継続使用することが可能となり、キャリア洗浄の頻
度を低減させることができる。
ャリア洗浄装置で洗浄し、洗浄したキャリアに処理後の
前記基板を収納して搬出するようにしたため、その後の
工程で専用キャリアを使用することなく洗浄後のキャリ
アを継続使用することが可能となり、キャリア洗浄の頻
度を低減させることができる。
【0065】基板処理装置が所定の処理を行っている間
に、キャリア洗浄装置が空のキャリアを洗浄するように
したため、キャリア洗浄及びキャリア交換を効率良く行
うことが可能となる。
に、キャリア洗浄装置が空のキャリアを洗浄するように
したため、キャリア洗浄及びキャリア交換を効率良く行
うことが可能となる。
【0066】キャリアの識別記号に応じてキャリア洗浄
装置における洗浄の要否を判断することにより、無駄な
キャリア洗浄が行われることを抑止できるとともに、必
要な洗浄を確実に実施することが可能なキャリア管理シ
ステムを構成できる。
装置における洗浄の要否を判断することにより、無駄な
キャリア洗浄が行われることを抑止できるとともに、必
要な洗浄を確実に実施することが可能なキャリア管理シ
ステムを構成できる。
【0067】基板処理装置から搬出されたキャリアを、
事前にキャリアの交換を必要とする次工程にそのまま送
ることにより、次工程の前にキャリア交換を行うことな
く洗浄後のキャリアを使用することができる。
事前にキャリアの交換を必要とする次工程にそのまま送
ることにより、次工程の前にキャリア交換を行うことな
く洗浄後のキャリアを使用することができる。
【0068】また、上述の基板キャリア管理システムを
用いて半導体装置を製造することにより、人為的なキャ
リア運搬作業を省略でき、また、キャリア洗浄の頻度を
減らすことができるため、半導体装置の製造コストを低
減させることが可能となる。
用いて半導体装置を製造することにより、人為的なキャ
リア運搬作業を省略でき、また、キャリア洗浄の頻度を
減らすことができるため、半導体装置の製造コストを低
減させることが可能となる。
【図1】 この発明の実施の形態にかかるキャリア管理
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の基板キャリア管理システムの階層
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】 拡散前処理装置の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図4】 投入実キャリアの動作を示すフローチャート
である。
である。
【図5】 排出された空キャリアの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】 処理後用の空キャリアの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】 処理完了品の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図8】 拡散処理装置へ製品入りキャリアを投入する
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図9】 拡散処理モジュールの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】 拡散処理モジュールの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】 従来のキャリア管理システムの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 拡散前処理装置、 2 投入実キャリア、 3 排
出空キャリア、 4処理後用空キャリア、 5 処理完
了品、 6 キャリア洗浄機、 7 拡散処理装置、
11 拡散前処理モジュール、 12 拡散処理モジュ
ール、 14モジュール間搬送システム、 21,2
2,24 キャリア搬送装置、 29,33 ストッ
カ、 30 FA計算機、 31,32 モジュール制
御計算機、 34 モジュール間搬送制御計算機。
出空キャリア、 4処理後用空キャリア、 5 処理完
了品、 6 キャリア洗浄機、 7 拡散処理装置、
11 拡散前処理モジュール、 12 拡散処理モジュ
ール、 14モジュール間搬送システム、 21,2
2,24 キャリア搬送装置、 29,33 ストッ
カ、 30 FA計算機、 31,32 モジュール制
御計算機、 34 モジュール間搬送制御計算機。
フロントページの続き
(72)発明者 佐藤 康弘
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 伊野部 隆昌
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 丸目 康博
兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ
コンダクタシステムエンジニアリング株式
会社内
(72)発明者 渡邉 稔之
兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ
コンダクタシステムエンジニアリング株式
会社内
Fターム(参考) 3B201 AA46 AB01 BB92
5F031 FA03 PA02 PA24
Claims (15)
- 【請求項1】 基板が収納されたキャリアから前記基板
を取り出して所定の処理を行い、処理後の基板をキャリ
アへ収納して搬出する基板処理装置と、 前記キャリアを洗浄するキャリア洗浄装置と、 前記基板処理装置と前記キャリア洗浄装置の間で前記キ
ャリアを搬送するキャリア搬送装置と、 前記基板処理装置、前記キャリア洗浄装置及び前記キャ
リア搬送装置を制御する制御装置とを備えたことを特徴
とする基板キャリア管理システム。 - 【請求項2】 前記制御装置は、 前記キャリア洗浄装置が、前記基板処理装置から排出さ
れた空の前記キャリアを洗浄し、 前記基板処理装置が、前記キャリア洗浄装置で洗浄され
た前記キャリアに処理後の前記基板を収納して搬出する
ように制御を行うことを特徴とする請求項1記載の基板
キャリア管理システム。 - 【請求項3】 前記制御装置は、前記基板処理装置が前
記所定の処理を行っている間に、前記キャリア洗浄装置
が空の前記キャリアを洗浄するように制御を行うことを
特徴とする請求項2記載の基板キャリア管理システム。 - 【請求項4】 前記制御装置は、前記基板処理装置から
搬出された前記キャリアを事前にキャリアの交換を必要
とする次工程にそのまま送るように制御することを特徴
とする請求項2又は3記載の基板キャリア管理システ
ム。 - 【請求項5】 前記キャリアが識別記号を有し、 前記制御装置は、前記識別記号に応じて前記キャリア洗
浄装置における前記キャリアの洗浄の要否を判断するこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板キ
ャリア管理システム。 - 【請求項6】 基板が収納されたキャリアを基板処理装
置に投入するステップと、 投入された前記キャリアから前記基板を取り出して前記
基板処理装置において所定の処理を行うステップと、 前記基板が取り出されて空となった前記キャリアをキャ
リア洗浄装置へ投入して洗浄するステップと、 洗浄後のキャリアを前記基板処理装置へ戻すステップ
と、 前記所定の処理を終えた前記基板を洗浄後の前記キャリ
アへ収納して前記基板処理装置から搬出するステップと
を有することを特徴とする基板キャリア管理方法。 - 【請求項7】 前記基板処理装置が前記所定の処理を行
っている間に、前記キャリア洗浄装置が前記キャリアの
洗浄を行うことを特徴とする請求項6記載の基板キャリ
ア管理方法。 - 【請求項8】 前記キャリアに付された識別記号に応じ
て前記キャリア洗浄装置における洗浄の要否を判断する
ことを特徴とする請求項6又は7記載の基板キャリア管
理方法。 - 【請求項9】 前記所定の処理を終えた前記基板を前記
基板処理装置から搬出するステップの後、 前記基板処理装置から搬出された前記キャリアを、事前
にキャリアの交換を必要とする次工程にそのまま送るス
テップを更に有することを特徴とする請求項6〜8のい
ずれかに記載の基板キャリア管理方法。 - 【請求項10】 基板が収納されたキャリアを基板処理
装置に投入するための処理と、 前記基板処理装置に、投入された前記キャリアから前記
基板を取り出して所定の処理を実行させるための処理
と、 前記基板が取り出されて空となった前記キャリアをキャ
リア洗浄装置へ投入して洗浄するための処理と、 洗浄後のキャリアを前記基板処理装置へ戻すための処理
と、 前記所定の処理を終えた前記基板を洗浄後の前記キャリ
アへ収納して前記基板処理装置から搬出するための処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項11】 前記基板処理装置が前記所定の処理を
行っている間に、前記キャリア洗浄装置に前記キャリア
を洗浄させるための処理をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを更に含む請求項10記載のプログラ
ム。 - 【請求項12】 前記キャリアに付された識別記号に応
じて前記キャリア洗浄装置における洗浄の要否を判断す
る処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを
更に含む請求項10又は11記載のプログラム。 - 【請求項13】 前記所定の処理を終えた前記基板を前
記基板処理装置から搬出するための処理の後、 前記基板処理装置から搬出された前記キャリアを、事前
にキャリアの交換を必要とする次工程にそのまま送るた
めの処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
を更に含む請求項10〜12のいずれかに記載のプログ
ラム。 - 【請求項14】 請求項10〜13のいずれかに記載の
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体。 - 【請求項15】 請求項1〜5のいずれかに記載の基板
キャリア管理システムを用いて半導体装置を製造するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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JP2001257665A JP2003068823A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 基板キャリア管理システム、基板キャリア管理方法、プログラム、記録媒体及び半導体装置の製造方法 |
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- 2002-04-25 US US10/131,252 patent/US6823229B2/en not_active Expired - Fee Related
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