JPH0922306A - 生産制御装置および方法 - Google Patents
生産制御装置および方法Info
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- JPH0922306A JPH0922306A JP7169767A JP16976795A JPH0922306A JP H0922306 A JPH0922306 A JP H0922306A JP 7169767 A JP7169767 A JP 7169767A JP 16976795 A JP16976795 A JP 16976795A JP H0922306 A JPH0922306 A JP H0922306A
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- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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Abstract
しても、ロットや収納媒体の存在位置を、正確に把握す
ること等が可能なシステムを提供する。 【構成】収納体を生産ライン上で搬送させることを想定
し、各設備の制御を行う設備コントローラと、各設備コ
ントローラを制御する統括コントローラとを備える。各
設備は、入力手段と、ロットに対し処理を行なう処理手
段と、収納体を次設備に送出する出力手段と、設備の状
態変化の情報を設備コントローラに通知する通知手段と
を設ける。また、統括コントローラは、各設備毎に、各
設備が設けた入力手段、処理手段、および、出力手段の
それぞれに対して、対象とする収納体の構成要素の種
類、および、収納体の搬送方向の上、下流側に位置す
る、設備、入力手段、処理手段、および、出力手段のい
ずれかを、予記憶する記憶手段と、各収納体の各構成要
素の存在位置を検出する検出手段とを備える。
Description
生産ラインで製品を製造する際に、ロットやロットの収
納媒体の存在位置を把握して生産制御を行なうシステム
に係り、特に、半導体のような薄膜製品の製造ラインに
おいて、ロットや収納媒体の管理を行なうための技術に
関する。
媒体に収納した収納体を含む)を、複数種類の設備を有
して構成された製造ラインに投入して、完成品を製造す
るシステムにおいては、ロットに対する設備固有の処理
内容を考慮して、各設備の配置が決定され、製造ライン
が構築される。
記載されているように、半導体製品を製造するための製
造ラインにおいては、同一機能を有する設備を集めた設
備群を複数構成し、これらの設備群の間で、製品を所定
の順序で受け渡しながら、所定の処理を行なって完成品
を生産する、「ジョブショップ型」の製造ラインについ
ての技術開示があり、ジョブショップ型の製造ライン
は、各種の産業分野において広く採用されている。
の順序を考慮して配置した製造ラインである、「フロー
ショップ型」や、フローショップ型とジョブショップ型
とを折衷した型の製造ラインも提案されている。
して、同一機能を有する設備を集めた設備群を、セル用
制御コンピュータで制御し、さらに、複数のセル用制御
コンピュータを、ショップコンピュータで制御し、さら
にまた、複数のショップコンピュータを、ホストコンピ
ュータで制御し、各コンピュータが制御する設備を、設
備群の構成内容と無関係に、容易に設定変更可能とす
る、生産制御装置等が提案されている。
生産システムでは、以下に示すような、解決すべき課題
が存在していた。
対象)となるロットは、仕掛かり設備の特性に応じて、
「ケース」、「カセット」「ロット」の組み合わせが変
化する。例えば、ある設備では、「ケース+カセット+
ロット」の組み合わせで構成された収納体が、別の設備
に搬送されたときには、「カセット+ロット」の組み合
わせで構成される収納体に変化する場合等が頻繁に発生
する。ここで、「ロット」は、生産品自体であり、「ケ
ース」、「カセット」は、ロットを収納するための収納
媒体である。ロットを、収納媒体を用いて、所定の収納
態様で収納したものを収納体と称している。なお、収納
態様としては、ロットのみの場合を含め、ロットをカセ
ットで収納すること(「カセット+ロット」)、ロット
をカセットで収納したものを、さらに、ケースで収納す
ること(「ケース+カセット+ロット」)等が考えられ
る。
収納体を受け付けるロット受入部と、収納体の構成要素
であるロットに対し、設備固有の処理を行なうロット処
理部と、収納体を次設備に送出するロット払出部を有し
て構成されるが、各部の構成態様は、様々なものが考え
られるため、設備の構成は多種多様である。さらに、あ
る設備においては、ロット受入部での、収納体が「カセ
ット+ロット」から、「カセット」と「ロット」に分離
して、ロット処理部で「ロット」に対する所定の処理が
行なわれた後に、ロット払出部において、「カセット」
と「ロット」が合体して、「カセット+ロット」の収納
態様が変化する。また、他の設備では、ロット受入部か
らロット払出部まで、ロットの収納態様は、総て「カセ
ット+ロット」で、同一である場合も考えられる。この
ように、ロット受入部、ロット処理部、ロット払出部等
の設備の構成部位毎に、ロットの収納態様が多様に変化
する設備を有して製造ラインが構成されており、各設備
を制御するコントローラに対して、制御ソフトウエア
を、個別に製作していたのでは、開発工数が増大する。
態様が多様に変化する設備を有して製造ラインが構成さ
れておるため、ロットや収納媒体の存在位置を、一元的
に管理可能な手段が存在せず、生産の進捗状況の把握
や、生産計画立案を行なうことは容易ではない、等の問
題点が存在していた。
に把握できないため、使用する設備を推奨する手段が存
在せず、効率の良い生産を行なうことが可能な構成にな
っていなかった。
開示がなく、製品の品質管理を適切に行なうことができ
なかった、とういう課題も存在していた。
題を有する製造ラインにおいて、ロット、ケース等の存
在位置を一元的に管理する手段の提供を行なうととも
に、ロットの処理を着工可能な設備を選択し、設備の固
有の処理条件で、円滑にロットの処理を行なうことや所
定時に設備の生産品質検査を自動的に行なう生産制御手
段を提供することにある。
明の目的を達成するため、以下の手段がある。
れる生産ラインに、ロットのみ、または、少なくとも1
種類の収納媒体を用いて所定の収納態様で収納したロッ
トを投入して、完成品を生産する生産制御装置であっ
て、前記ロットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体
を、ロットの構成要素とし、該構成要素の組合せからな
る収納体(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で
搬送させることを想定し、各設備の制御を行う設備コン
トローラと、各設備コントローラを制御する統括コント
ローラとを備える。
力手段と、収納体の構成要素であるロットに対し、設備
固有の処理を行なう処理手段と、収納体を次設備に送出
する出力手段と、前記入力手段および出力手段が、収納
体を受け付け、送出することにより変化する、設備の状
態変化の情報を、対応する設備コントローラに通知する
通知手段とを設ける。
毎に、各設備が設けた入力手段、処理手段、および、出
力手段の、それぞれの手段に対して、対象とする収納体
の構成要素の種類、および、収納体の搬送方向の上流
側、下流側に位置する、設備、入力手段、処理手段、お
よび、出力手段のいずれかを、予め定めて記憶するため
の記憶手段と、各収納体の各構成要素の存在位置を検出
する検出手段とを備え、該検出手段は、前記通知手段か
ら通知された情報、および、前記記憶手段に記憶され
た、前記通知手段に対応する、設備の情報を参照して、
前記生産ラインに投入された収納体を構成する各構成要
素の、前記生産ラインにおける存在位置を把握し、把握
した結果を出力する、生産制御装置である。
れる生産ラインに、ロットのみ、または、少なくとも1
種類の収納媒体を用いて所定の収納態様で収納したロッ
トを投入して、完成品を生産する生産制御装置であっ
て、前記ロットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体
を、ロットの構成要素とし、該構成要素の組合せからな
る収納体(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で
搬送させることを想定し、各設備の制御を行う設備コン
トローラと、各設備コントローラを制御する統括コント
ローラと、生産を管理する指示を与える管理装置とを備
える。
体の構成要素であるロット毎に定められた複数の処理工
程に対して、ロットの処理を着工可能な1以上の設備を
示す情報である着工可能設備情報と、該着工可能設備情
報で示された各設備の固有の処理態様である処理条件情
報とを、少なくとも記憶する記憶手段を設け、前記統括
コントローラは、各ロットに対し、対応する着工可能設
備情報および処理条件情報を、前記記憶手段を参照して
求め、求めた着工可能設備情報および処理条件情報に基
づいて、対応する設備コントローラに制御信号を供給す
る処理を行なう、生産制御装置である。
処理を行なう検査設備を備え、前記記憶手段は、さら
に、各設備に対して、所定ロット数の処理後に点検を行
なう旨の点検情報を記憶しておき、前記統括コントロー
ラは、前記点検情報を参照して、いずれかの設備での処
理ロット数が、点検を行なうための所定ロット数になっ
たと判断した場合、当該設備へ投入される収納体を、前
記検査設備に搬送するように、対応する設備コントロー
ラに制御信号に供給する処理を行なう、生産制御装置も
考えられる。
れる。
れる生産ラインに、ロットのみ、または、少なくとも1
種類の収納媒体を用いて所定の収納態様で収納したロッ
トを投入して、完成品を生産する方法であって、前記ロ
ットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体を、ロット
の構成要素とし、該構成要素の組合せからなる収納体
(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で搬送させ
ることを想定する。
と、収納体の構成要素であるロットに対し、設備固有の
処理を行い、処理後に収納体を次設備に送出するととも
に、収納体を受け付け、送出することにより変化する、
設備の状態変化の情報を通知し、各設備毎に、対象とす
る収納体の構成要素の種類、および、収納体の搬送方向
の上流側、下流側に位置する、生産ライン上の位置を、
予め定めて記憶しておく。
記憶しておいた、前記通知に対応する、設備の情報を参
照して、前記生産ラインに投入された収納体を構成する
各構成要素の、前記生産ラインにおける存在位置を把握
し、把握した結果を出力する、生産制御方法である。
も1種類の収納媒体を用いて所定の収納態様で収納した
ロットを投入して、完成品を生産することを考える。
1種類の収納媒体を、ロットの構成要素とし、該構成要
素の組合せからなる収納体(ロットのみの場合を含む)
を生産ライン上で搬送させるものとする。
い、統括コントローラは、各設備コントローラを制御す
る。
付け、処理手段は、収納体の構成要素であるロットに対
し、設備固有の処理を行ない、さらに、出力手段は、収
納体を次設備に送出する。また、通知手段は、前記入力
手段および出力手段が、収納体を受け付け、送出するこ
とにより変化する、設備の状態変化の情報を、対応する
設備コントローラに通知する。
手段には、各設備毎に、各設備が設けた入力手段、処理
手段、および、出力手段の、それぞれの手段に対して、
対象とする収納体の構成要素の種類、および、収納体の
搬送方向の上流側、下流側に位置する、設備、入力手
段、処理手段、および、出力手段のいずれかを、予め定
めて記憶しておく。
知された情報、および、前記記憶手段に記憶された、前
記通知手段に対応する、設備の情報を参照して、前記生
産ラインに投入された収納体を構成する各構成要素の、
前記生産ラインにおける存在位置を把握する。把握した
結果は、表示出力や印字出力される。
与える場合は、以下のようになる。
は、投入された収納体の構成要素であるロット毎に定め
られた複数の処理工程に対して、ロットの処理を着工可
能な1以上の設備を示す情報である着工可能設備情報
と、該着工可能設備情報で示された各設備の固有の処理
態様である処理条件情報とを、少なくとも記憶してお
く。
対し、対応する着工可能設備情報および処理条件情報
を、前記記憶手段を参照して求める。次に、求めた着工
可能設備情報および処理条件情報に基づいて、対応する
設備コントローラに制御信号を供給する。
品質を検査する処理を行なうことも考えられる。
設備に対して、所定ロット数の処理後に点検を行なう旨
の点検情報を記憶しておく。
報を参照して、いずれかの設備での処理ロット数が、点
検を行なうための所定ロット数になったと判断した場合
に検査を行なう。即ち、当該設備へ投入される収納体
を、前記検査設備に搬送するように、対応する設備コン
トローラに制御信号に供給する処理を行なう。
照しつつ説明する。
ハ製造ラインを対象とする。もちろん、本発明は、多様
な分野の製造ラインに適用可能である。
のレイアウトの状態を示す。
エリア(10、11、12、13、14、15、161
7、18、19、20、21)を有して構成され、例え
ば、ベイ11は、ストッカ31、搬送設備41、生産設
備X群(51、52、53)、生産設備Y群(61、6
2、63)、生産設備Z群(71、72)、カセット交
換設備T81、および、検査設備P91を、少なくとも
備えて構成されている。
納され、さらに、必要に応じて、ウェハ入りカセットが
ケースに収納される。カセットやケースは、収納媒体と
して機能する。
成要素とし、該構成要素の組合せからなる収納体(ロッ
トのみの場合を含む)を生産ライン上で搬送させること
を想定する。なお、本実施例においては、この収納体
を、単に、「ロット」と呼することが殆どである。そし
て、ロットは、所定の処理順序に基づき、ベイ間におい
て繰り返し通し流されながらベイに対応する処理が行な
われ、完成品が製造される。
生産制御システムの構成図に示す。
各種のコントローラと、各コントローラを制御するベイ
コントローラ101と、進捗管理システム201と、製
造条件管理システム202と、作業条件管理システム2
03と、を有して構成される。
る。
31を制御する。搬送コントローラ401は、搬送設備
41を制御する。また、生産設備群Xコントローラ50
0は、生産設備X51、52、53を制御し、生産設備
Yコントローラ601、602、603は、夫々、生産
設備Y61、62、63を制御し、さらに、生産設備Z
コントローラ701、702は、夫々、生産設備Z7
1、72を制御する。
検査設備P91を制御し、カセット交換設備コントロー
ラ801は、カセット交換設備T81を制御する。
は、通信回線で接続され、両者間で、必要な情報が送受
信される構成になっている。
ントローラ301、搬送コントローラ401、生産設備
X群コントローラ500、生産設備Yコントローラ60
1、602、603、生産設備Zコントローラ701、
702、検査設備コントローラ901、および、カセッ
ト交換設備Tコントローラ801は、通信回線を介し
て、ベイコントローラ101と接続され、ベイコントロ
ーラ101との間で、必要な情報の送受信を行う構成に
なっている。
管理システム201、製造条件管理システム202、お
よび、作業指示システム203と、通信回線を介して接
続され、必要な情報の送受信が行なわれるように構成さ
れている。
てのロットに対して、図3に示す「ロット情報」を管理
する機能を有する。
の識別子である「ロットID」、品種の名称である「品
種名」、「ウェハ枚数」、現在の当該ロットが仕掛かっ
ている工程である「仕掛かり工程」、各工程毎の、該工
程の処理を行う「ベイ名称」、および、処理の手順を示
すため工程名を順番に並べた「工程フロー」の、各情報
を有している。
すような「製造条件情報」を管理する機能を有する。
品種および工程単位に、着工可能な設備群情報と、各着
工可能設備に対する「レシピ番号」を有する。なお、着
工可能設備とは、あるロットが投入され、生産ライン上
に存在するとき、当該ロットに対する処理を行なう機能
を有する設備のことを指す。
うな設備単位の「検査頻度情報」、図6に示すような品
種・工程単位の「処理前カセット種別、処理後カセット
種別情報」を管理する機能を有する。
備単位に工程毎に、検査の態様を示す「検査パターン」
と、検査を実行する間隔を示す「頻度」を有する。ま
た、図6に示すように、「処理前カセット種別、処理後
カセット種別情報」は、工程別に、処理前の収納体の収
納態様を示す「処理前カセット種別」と、処理後の収納
体の収納態様を示す「処理前カセット種別」とを有して
いる。
一部を除いて、その殆どを予め定めて記憶しておくよう
にする。
理システム201から「ロット情報」を、製造条件管理
システム202から「製造条件情報」を、さらに、作業
指示システム203から「検査頻度情報」、「カセット
種別情報」を取得し、管理する機能を有する。
1は、さらに、各設備の属性情報を予め備えている。
ッカコントローラ301、搬送コントローラ401、生
産設備X群コントローラ500、生産設備Yコントロー
ラ601、602、603、生産設備Zコントローラ7
01、702、検査設備コントローラ901、および、
カセット交換設備コントローラ801の各コントローラ
から、対応する設備の状態が変化した時、その状態変化
の情報を入手し、各設備の状態を監視する。
に、新たなロットが投入されることや、処理が終了した
ロットが、次の設備に搬送されるように送出されること
を、意味する。
製造条件情報、検査頻度情報、カセット種別情報、設備
の属性情報、および、設備の状態変化情報の各情報に基
づいて、生産ライン上でのロットの所在位置の把握、管
理を行ない、当該ロットの次の搬送先となる設備を決定
し、当該ロットを当該設備へ自動搬送し、当該ロットに
対する処理条件を、当該設備に指示する処理を行なう。
具体的な処理例については、後に述べる。
が、予め定めて格納しておく、各設備の属性情報を示
す。
するための「設備識別子7a」、ロットの受入払出し方
式(後述する)を示す「受入払出種別7b」がある。さ
らに、設備を、ロットの流れに着目し、ロットの受入
部、処理部、払出部等の部位に分割し、各部位単位に、
以下の部位情報を有する。
識別子7c」、受入部、処理部、払い出し部等を示す
「部位区分」7d、該部位にロットを流してくる設備の
種別(後述する)を表す「上流設備種別7e」、またこ
れに対応する部位識別子を表す「上流部位7f」、上流
側から流れてくるかロットの構成要素を示す「上流ロッ
ト構成要素7g」、さらに、該部位からロットを流す、
下流側の設備の種別を表す「下流設備種別7h」、また
これに対応する部位識別子を表す「下流部位7i」、下
流側に流れるロットの構成要素を示す「下流ロット構成
要素7j」である。上記7cから7jの情報は、各部位単
位、例えば、ロットの受入部、処理部、払出部毎に定め
られている。
受入・払出種別(図7b参照)を示す。
成要素として、「カセット+ロット本体」のように組み
合わされたロットが、ロット受入部に搬入され、ウェハ
のみが処理部に搬送され、ウェハに対する処理が行なわ
れた後、処理後のウェハが元のカセットに回収され、再
度、「カセット+ロット本体」となるユニカセット方式
である。
成要素として、「カセット+ロット本体」のように組み
合わされたロットが、ロット受入部に搬入され、ウェハ
のみ処理部に搬送され、ウェハに対する処理が行なわれ
る一方、ウェハが払出されたカセットは、ロットの受入
部からロットの払出部へ搬送設備を使用して搬送され、
そして、処理が完了したウェハは、カセットに回収さ
れ、再度、「カセット+ロット本体」となるセンダ・レ
シーバ方式である。
成要素として、「カセット+ロット本体」のように組み
合わされたロットが、ロット受入部に搬入され、「カセ
ット+ロット本体」が一緒に処理部に搬送され、所定の
処理が行なわれた後、ロット払出部に、そのまま「カセ
ット+ロット本体」として搬出される、カセット移動方
式である。
は、例えば、上記、第1から3の、いずれかの方式を示
す情報が定められている。
送設備、生産設備、検査設備、カセット交換設備等が考
えられ、各設備と一意に対応するデータを、図7の7a
に、記憶しておけば良い。
の流れについて説明する。
ストッカ内でのロットの流れについて説明する。
1a、ベイ間搬送対応出庫口31b、搬送設備対応入庫口
31c、搬送設備対応出庫口31d、および、ロットを保
管する棚31eを、備えっている。
られており、各センサによって、ロット搬入、搬出を検
知する。他の設備に設けるセンサも同様であるが、セン
サとしては、例えば、透過型のフオトインタラプタや、
近接センサ等を使用すれば良い。
の移動は、ストッカ内のロボットにより自動的に行われ
る。ロボットは、所定の動作を行なうように、その動作
状態を制御するように、プログラミングされている。
ットは、「ケース+カセット+ロット本体」のように、
3つの構成要素を組み合わせたものとし、他のベイが備
えるストッカから搬送され、当該ベイのストッカのベイ
間搬送対応入庫口31aにセットされる。そして、スト
ッカ内のロボットにより、保管棚31eに搬入される。
れる時、ストッカ内のロボットにより、搬送設備対応出
庫口31dにセットされる。そして、搬送設備41によ
り、ケースからカセットとロット本体を取り出し、ケー
スのみは、ストッカ内のロボットにより搬送設備対応出
庫口31dから保管棚31eに戻される。また、ロットを
ストッカに戻す場合には、保管棚31eに保管されてい
る当該ロットのケースを、ストッカ内のロボットによ
り、搬送設備対応入庫口31cにセットし、搬送設備4
1により、カセットとロット本体は、搬送設備対応入庫
口31cのケースに収納され、ストッカ内のロボットに
より、搬送設備対応入庫口31cから保管棚31eに戻さ
れる。当該ベイでの処理が終了したロットは、ロボット
によって、保管棚31eから取り出されベイ間搬送対応
出庫口31bにセットされ、他のストッカへ自動搬送さ
れる。
め定義される、ストッカの属性情報を示す。
1」であり、「受入・払出種別」は、ストッカ独自のも
のであるため「ストッカ方式」と称することにする。
搬送対応入庫口31a、ベイ間搬送対応出庫口31b、搬
送設備対応入庫口31c、搬送設備対応出庫口31d、お
よび、ロットを保管する棚31eが、挙げられる。
り、前述した部位情報を説明する。
該部位にロットを流してくる「上流設備種別」は、スト
ッカの保管棚から流れてくることから、「ストッカ3
1」であり、さらに、「上流部位」は、「保管棚31
e」である。また、上流ロット構成要素は、「ケース+
カセット+ロット本体」(a)である。該部位からロッ
トを流す先である「下流設備種別」は、「搬送設備4
1」であり、さらに、「下流部位」は、搬送設備41の
「ポート41a、41b、41c、41d」のいずれかであ
る。また、下流ロット構成要素は、「カセット+ロット
本体」(b)となる。
位と、ロットの流れについて説明する。
41a、41b、41c、41d、搬送台車41e、ロボッ
ト41fを備えて構成される。
れており、各センサによって、ロットの搬入、搬出を検
知する。搬送設備41は、ロボットによりストッカの搬
送設備対応入出庫口、生産設備の受入部、払出部等から
ロットを取り出し、搬送台車上のポート41a、41b、
41c、41dのいずれかに搭載する。さらに、搬送台車
上のポート41a、41b、41c、41dのロットを、ロ
ボットによって、ストッカの搬送設備対応入出庫口、生
産設備の受入部、払出部等に搭載する。搬送台車41e
は、任意の設備間を移動可能に構成されており、与えら
れるロットに対応して、所定パターンの軌道で移動する
ように、予め移動のための制御プログラムが内蔵されて
いる。なお、ロットの構成要素は、搬送設備上では変化
しない。
されて格納されている搬送設備の属性情報を示す。
1」であり、受入・払出種別は、搬送設備独自のもので
あるため、「搬送設備方式」とする。搬送設備を構成す
る部位は、ポート41a、41b、41c、41dである。
について説明する。
特有であるため「ポート」とする。該部位にロットを流
してくる「上流設備種別」は、ストッカ、生産設備等の
各種設備であり、「上流部位」も、ストッカ入出庫口、
生産設備のロット受入部、払出部等である。また、該部
位での構成要素は、上流部位でのロットの構成要素であ
る、上流ロット構成要素をそのまま継承する。
「下流設備種別」についても上流設備種別と同様に、ス
トッカ、生産設備等の各種設備となり、「下流部位」
も、ストッカ入出庫口、生産設備のロット受入部、払出
部等である。また、「下流ロット構成要素」は、該部位
でのロットの構成要素を、そのまま継承する。
の構成部位と、ロットの流れについて説明する。生産設
備X51は、ロット受け入れと、ロット払い出しとを兼
用する4つの受入部51a、51b、51c、51dと、1
つの処理部51eとを有して構成される。
各受入部の状態、即ち、ロット受け入れと、ロット払い
出しを検知し、把握する。受入部51a、51b、51c
には、搬送設備41により、「カセット+ロット本体」
なる、構成要素の組み合わせからなるロットが搬入さ
れ、ロット本体のみが、処理部に搬入され、ロットに対
する処理の完了後に、同一のカセットに収納される。
「カセット+ロット本体」は、搬送設備41により、受
け入れ払い出し部を介して、搬送設備41に載置され、
搬送される。
れているセンサにより検知され把握される。
「処理待ち」、「処理中」、搬出待ち、である。「搬入
待ち」とは受入部上にカセットが無い状態であり、「処
理待ち」は、受入部上に、処理が開始されていない状態
のロットがある状態、「処理中」とは、受入部上に処理
中のロットがある状態、「搬出待ち」とは、処理が完了
し、搬出されるのを待っているロットが搭載されている
状態をいう。
応するカセットの存在位置を検出するセンサの出力信号
によって把握しうる。このような処理は、コントローラ
が行なうようにしておけば良い。
である。すなわち、生産設備X51の処理条件が、適切
か否かを判断するために、受入部51a、51b、51c
に搬入されたロット本体から1枚のウェハのみを処理
し、予め受入部51dに設置されたカセットに回収し、
搬送設備41により、該ウェハとカセットを検査設備9
1に搬送し、検査後、再度、当該ロット、「カセット+
ウェハ」を、生産設備X51の受入部51dに搬入し、
ウェハのみが、元のロット本体に戻される。
る、予め定義される生産設備X51の属性情報を示す。
「設備識別子」は、「51」であり、「受入・払出種
別」は、「ユニカセット方式」である。構成される部位
は、受入部51a、51b、51c、51d、である。
分」は、「受入払出部」、受入部51dは、「先行受入
払出部」である。
す「上流設備種別」は、「搬送設備41」であり、「上
流部位」は、「ポート41a、41b、41c、41d」の
いずれかである。また、上流ロット構成要素は、「カセ
ット+ロット本体」である。
ロットを流す「下流設備種別」は、「搬送設備41」で
あり、「下流部位」は、「ポート41a、41b、41
c、41d」のいずれかである。また、受入部51a、5
1b、51cに対する「下流ロット構成要素」は、いずれ
も、「カセット+ロット本体」である。
る際のロット構成要素は「先行カセット+先行ウェハ」
であり、該部位から下流設備に流れる際の下流ロット構
成要素は「先行カセット+先行ウェハ」である。
様に実現でき、対応する属性情報も、同様に設定しう
る。
の構成部位と、ロットの流れについて説明する。生産設
備Y61は、ロットの受け入れを行なう、2つのロット
受入部61a、61b、と、ロットに対する処理を行なう
処理部61c、61dと、ロットの払い出しを行なう払出
部61e、61fとを有して構成される。
設置されており、各受入部、払出部の状態を検知し、把
握する。
より、「カセット+ロット本体」なる構成要素の組合わ
せであるロットが搬入され、ロット本体のみが処理部に
搬入され、受入部上には、カセットのみが残り、このカ
セットは、搬送設備41によって、ロット払出部に搬送
され、処理が完了したロット本体を、対応するカセット
内に回収するような構成になっている。このような構成
は、例えば、特殊な分岐態様を有するベルトコンベアー
等によって実現できる。
備41によって、払出部から搬出される。
「処理待ち」、「処理中」、および「搬出待ち」のいず
れかである。
トが無い状態であり、「処理待ち」とは受入部上のロッ
トから、ウェハが処理部に払い出されるのを待っている
状態であり、「処理中」とは、ウェハの払い出しが開始
した状態であり、「搬出待ち」とはウェハの払い出しが
完了し、カセットを搬出できる状態である。
ち」、「回収中」、および、「搬出待ち」のいずれかで
ある。ここで、「搬出待ち」とは、払い出し部にカセッ
トが無い状態、「回収待ち」とは、払出部にカセットは
あるが、ロット本体は無い状態、「回収中」とは、ロッ
ト本体をカセットに回収している状態、「搬出待ち」
は、ロット本体をカセットに回収し、搬送設備41によ
り回収されるのを待っている状態である。
応するカセットの存在位置を検出するセンサの出力信号
によって、把握しうる。このような処理は、コントロー
ラが行なうようにしておけば良い。
る、予め定義される生産設備Y71の属性情報を示す。
入・払出種別」は、「センダレシーバ方式」である。構
成される部位は、ロット受入部61a、61bと、ロット
の処理を行なう処理部61c、61dと、ロットの払い出
しを行なう払出部61e、61fである。
は、「受入部」であり、61a、61bにロットを流す
「上流設備種別」は、「搬送設備41」、「上流部位」
は、「ポート41a、41b、41c、41d」のいずれか
である。
ット+ロット本体」である。また、該部位からロットを
流す「下流設備種別」は、「生産設備61」であり、ロ
ット受入部61a、61bの「下流部位」は、夫々、「処
理部61c」、「処理部61d」であり、「下流ロット構
成要素」は、「ロット本体」である。
は、夫々「ロット受入部61a」、「ロット受入部61
b」であり、「上流ロット構成要素」は、ともに「ロッ
ト本体」である。また、「下流設備種別」は、ともに
「61」であり、処理部61c、61dの「下流部位」
は、夫々、「払出部61e」、「払出部61f」であり、
「下流ロット構成要素」は、「ロット本体」である。
位」は、夫々「処理部61c」、「処理部61d」であ
り、「上流ロット構成要素」は、ともに「ロット本体」
である。また、「下流設備種別」は、ともに「41」で
あり、「下流部位」は、「搬送設備のポート41a、4
1b、41c、41dの」いずれかであり、「下流ロット
構成要素」は、ともに「カセット+ロット本体」であ
る。
様に実現でき、対応する属性情報も、同様に設定しう
る。
の構成部位と、ロットの流れを説明する。
なう2つのロット受入部71a、71bと、ロットの処理
を行なう処理部71c、71dと、ロットの払い出しを行
なう払出部71e、71fとを有して構成される。
設けられており、各受入部、払出部の状態を検知、把握
する。
り、「カセット+ロット本体」なる構成要素の組み合わ
せからなるロットが搬入され、「カセット+ロット本
体」は、夫々、処理部71c、71dに搬入され、所定の
処理が行なわれる。該処理の完了後、「カセット+ロッ
ト本体」は、払出部71e、71fに送られ、この「カセ
ット+ロット本体」は、搬送設備41により、各払出部
71e、71fから搬出される。
中」がある。ここで、「搬入待ち」とは、受入部にロッ
トが無い状態であり、「搬入中」とは、ロットを処理部
に搬入している状態である。また、払出部の状態には、
「搬出中」、「搬出待ち」がある。ここで、「搬出中」
とは、払出部にロットが無い状態であり、「搬出待ち」
とは、処理が完了したロットが払出部にある状態をい
う。
納される、予め定義される生産設備Z71の属性情報を
説明する。
入・払出種別」は、「カセット移動方式」である。構成
される部位は、ロット受入部71a、71b、ロットの処
理を行なう処理部71c、71d、ロットの払い出しを行
なう払出部71e、71fである。図18に示すように、
夫々の記号「71a、71b、71c、71d、71e、7
1f」が、対応する部位の「部位識別子」となる。
部」であり、71a、71bにロットを流す「上流設備種
別」は、「搬送設備41」、「上流部位」は、「ポート
41a、41b、41c、41d」のいずれかである。
ロット本体」である。また該部位からロットを流す「下
流設備種別」は、「生産設備71」であり、ロット受入
部71a、71bの「下流部位」は、夫々、「処理部71
c」、「処理部71d」であり、「下流ロット構成要素」
は、「カセット+ロット本体」である。
別」は、「71」であり、「上流部位」は、夫々、「ロ
ット受入部71a」、「ロット受入部71b」であり、
「上流ロット構成要素」は、ともに「カセット+ロット
本体」である。
別」は、「71」であり、「下流部位」は、夫々、「払
出部71e」、「払出部71f」であり、「下流ロット構
成要素」は、「カセット+ロット本体」である。
種別」は、「71」であり、「上流部位」は、夫々、
「処理部71c」、「処理部71d」であり、「上流ロッ
ト構成要素」は、「カセット+ロット本体」である。ま
た、「下流設備種別」は、ともに「搬送設備41」であ
り、「下流部位」は、搬送設備の「ポート41a、41
b、41c、41d」のいずれかであり、「下流ロット構
成要素」は、「カセット+ロット本体」である。
て、ベイコントローラ101と、各設備、即ち、ストッ
カ31、搬送設備41、および、生産設備Y61と、各
システム、即ち、進度管理システム201、製造条件管
理システム202、および、作業条件管理システム20
3と、の間で行なわれる通信によって、ロット構成要素
の所在位置を管理する方法の一例について述べる。説明
のため、図1に示す設備を総て使用するケースを想定し
ていないが、図1に示す設備やシステムを総て使用する
動作も行なえることは言うまでもない。
に詳細に述べるものとする。
1、生産設備Y61が起動されているものとする。
ているベイ間搬送対応入庫口より入庫される(ステップ
1)。次に、該ロットは、ストッカに設けられている搬
送設備対応出庫口より出庫される(ステップ2)。
て、生産設備Y61に設けられているロットの受入部に
搬入される(ステップ3)。そして、該ロットの収納媒
体であるカセットが、搬送設備41により、生産設備Y
61の受入部から払出部へと搬送される(ステップ
4)。
部から、搬送設備41により搬出される(ステップ
5)。そして、該ロットは、ストッカ31に設けられた
搬送設備対応入庫口から、入庫される。
明する。
とロットのトラッキングファイルの内容を示す。なお、
ベイコントローラ101がトラッキングファイルを管理
するように構成しておけば良い。
庫されたことが、ストッカ31からストッカコントロー
ラ301を介して、ベイコントローラ101に報告され
る(ステップ1a)。
から報告されたロットIDをキーにして、ロット情報の
問い合わせを、進度管理システム201に行ない(ステ
ップ1b)、品種名、ウェハ枚数、仕掛り工程、ベイ内
で処理する工程フローの情報を、ロット情報問い合わせ
に対する応答として、受信する(ステップ1c)。
件管理システム202に、ロットID、品種名、工程名
をキーとして、着工可能設備群の情報を問い合わせ(ス
テップ1d)、該問い合わせに対する応答を受信する
(ステップ1e)。
キーにして、製造条件管理システム202に、レシピN
oを問い合わせ(ステップ1f)、その応答を受信する
(ステップ1g)。
態は、「ケース+カセット+ロット本体」と判断し、ロ
ットの所在位置をストッカの保管棚31eと判定する。
以上の設備を示す情報である着工可能設備群情報と、該
着工可能設備情報で示された各設備の固有の処理態様で
ある処理条件情報(レイピNo)とを、製造条件管理シ
ステムに記憶しておき、記憶内容を参照して、各ロット
に対して対応する着工可能設備情報および処理条件情報
を求め、求めた着工可能設備情報および処理条件情報に
基づいた処理が、各設備コントローラの制御により、各
設備において行なれるようにすることが可能になる。
信手順とロットのトラッキングファイルの内容を示す。
処理するための設備を決定し、ストッカコントローラ3
01に対し、出庫指示を与える(ステップ2a)。
備コントローラ401を介して搬送設備41に、搬送指
示を与える(ステップ2b)。ストッカ31は、当該ロ
ットを、搬送設備対応出庫口にセットし、ベイコントロ
ーラ101は、ストッカコントローラ301からその旨
の報告を受ける(ステップ2c)。
トの所在位置を、ストッカ31の搬送設備対応入庫口と
する。このときのロット形態は、図10を参照すると
「ケース+カセット+ロット本体」である。
送設備対応入庫口から、「カセット+ロット本体」なる
ロットを取り出した時、ベイコントローラ101は、搬
送コントローラ401から、その旨を報告される(ステ
ップ2d)。ここで、ベイコントローラ101は、スト
ッカ31の設備属性情報を参照し、「カセット+ロット
本体」の所在位置を、搬送設備41のポートとし、「ケ
ース」の所在位置を、搬送設備対応出庫口とする。
1eに戻され、ベイコントローラ101は、ストッカコ
ントローラ301からその旨を報告される(ステップ2
e)。ここでベイコントローラ101は、ケースの所在
位置を、ストッカの保管棚31eとする。
信手順とロットのトラッキングファイルの内容を示す。
の受入部に搬送し、ロットを受入部に搬入する。この
時、生産設備Y61より、受入部の状態が「搬入待ち」
から「処理待ち」に変化した旨を、生産設備Yコントロ
ーラ601を介して、ベイコントローラ101に報告さ
れる(ステップ3a)。
備コントローラ401から、ロットを搬入した旨を報告
される(ステップ3b)。ここで、図16に示す属性情
報を参照して、「カセット+ロット本体」の所在位置を
生産設備Y61の受入部とする。
設備Y61にレシピNoを報告し、ウェハの払い出しが
開始され、生産設備Yコントローラ601から、受入部
の状態が「処理待ち」から「処理中」に変化された旨が
報告される(ステップ3c)。
生産設備Yコントローラ601から、受入部の状態が
「処理中」から「搬出待ち」に変化された旨が報告され
る(ステップ3d)。
設備Y61の属性情報を参照し、カセットの所在位置
は、生産設備Y61の受入部であり、また、ロット本体
の所在位置を生産設備Y61の処理部であると判断す
る。
信手順とロットのトラッキングファイルの内容を示す。
1の属性情報を参照して、ロット本体は、払出部に移動
するとを判断し、搬送コントローラ401に対し、受入
部上のカセットの搬送指示を与える(ステップ4a)。
のカセットを取り出した時、ベイコントローラ101
は、生産設備Yコントローラ601から、受入部の状態
が「搬出待ち」から「搬入待ち」に変化した旨を報告さ
れる(ステップ4b)。
ントローラ401から、カセットの取り出しを完了した
旨を報告される(ステップ4c)。ここで、生産設備Y
の属性情報を参照して、ベイコントローラ101は、カ
セットの所在位置を搬送設備41のポートとする。
1の払出部に搬送し、カセットを投入した時、ベイコン
トローラ101は、生産設備Yコントローラ601か
ら、払出部の状態が「搬入待ち」から「回収中」に変化
した旨を報告される(ステップ4d)。
ントローラ401から、カセットの搬入を完了した旨を
報告される(ステップ4e)。
備Y61の払出部において、カセット内にウェハを回収
することを終了したことを報告される(ステップ4
f)。ここで、ベイコントローラ101は、生産設備Y
61の属性情報を参照して、「カセット+ロット本体」
の所在位置を、生産設備Y61の払出部とする。
とロットのトラッキングファイルの内容を示す。
ーラ401に対して、生産設備Y61上のロットを搬送
することを指示する(ステップ5a)。
払出部からロットを取り出した時、ベイコントローラ1
01は、生産設備Yコントローラ601から、払出部の
状態が「搬出待ち」から「搬入待ち」に変化した旨を報
告される(ステップ5b)。
ットの取り出しが完了した旨を報告される(ステップ5
c)。ここで、ベイコントローラ101は、生産設備Y
61に対する属性情報を参照して、「カセット+ロット
本体」の所在位置を、搬送設備のポートとする。
とロットのトラッキングファイルの内容を示す。
トローラ301に対して、当該ロットのケースの入庫指
令を与える(ステップ6a)。ストッカ31が、ケース
を搬送設備対応入庫口にセットし、ストッカコントロー
ラ301からその旨を報告される(ステップ6b)。こ
こで、ベイコントローラ101は、ストッカ31の属性
情報を参照して、ケースの所在位置を、ストッカの搬送
設備対応入庫口とする。さらに、搬送設備41が、スト
ッカが存在する場所まで移動し、「カセット+ロット本
体」をケースに収納し、ベイコントローラ101は、搬
送コントローラ401からその旨を報告される(ステッ
プ6c)。ここで、ベイコントローラ101は、ストッ
カ31の属性情報を参照して、「ケース+カセット+ロ
ット本体」の所在位置を、ストッカ31の搬送設備対応
口とする。
ット+ロット本体」を保管棚31eに搬送し、ストッカ
コントローラ301から、ベイコントローラ101にそ
の旨を報告する(ステップ6d)。ここで、ベイコント
ローラ101は、「ケース+カセット+ロット本体」の
所在位置を、ストッカ31の属性情報を参照して、保管
棚31eとする。
処理の一例について示す。
システム203から、図5に示すような、先行検査の頻
度情報を入手する。ベイコントローラ101は、該当す
る設備での該当する工程の着工ロット数(処理したロッ
ト数)を管理し、頻度情報を参照して、所定の検査時期
が到来した時(即ち、着工ロット数と頻度情報とが一致
したとき)に、先行対象ロットを選定し、ベイコントロ
ーラ101から、生産設備X51の受入部(51a)の
ロットの処理開始を指示する時に、先行処理の指示を出
す。
ト数をクリアしておく。これを受けた生産設備X51で
は、当該ロットの1枚のウェハを処理し、生産設備の先
行受入部(図13の51d)で、先行カセットにウェハ
が収納される。
コントローラ500から、生産設備X51の先行受入部
(51d)の状態が、「搬出待ち」になった旨を報告さ
れ、生産設備X51の属性情報を参照して、「先行カセ
ット+先行ウェハ」が、先行受入部にセットされたこと
を認識する。この時、ロット本体の24枚(24枚は、
1例である)の所在位置は、受入部51aであり、「先
行カセット+先行ウェハ」の所在位置を、先行受入部5
1dと判断する。そして、「先行ウェハ+先行カセッ
ト」を検査設備91に、搬送設備41を使用して搬送す
る。検査終了後、搬送設備41を使用して、「先行カセ
ット+先行ウェハ」を生産設備X51の先行受入部51
dにセットする。
情報を参照して、「先行カセット+先行ウェハ」の所在
位置を払出部(51d)とする。生産設備X51は、残
りのウェハの処理を行ない、さらに、先行ウェハは、元
のロット本体に戻されて、ロット受入部の状態が「搬出
待ち」になった時、ベイコントローラ101はその旨を
報告され、「カセット+ロット本体」の所在位置を受入
部51aとする。
前記点検頻度の情報を参照して、いずれかの設備での処
理ロット数が、点検を行なうための所定ロット数になっ
たと判断した場合、当該設備へ投入される収納体を、検
査設備に搬送するように、対応する設備コントローラに
制御信号に供給し、所定の検査を実行することが可能に
なる。
制約上、工程によっては、特殊なカセットを使用する必
要がある。ここでは、カセットの交換を自動で行なう一
例について述べる。
システム203から、図6に示すような工程別の、処理
前のカセット種別、処理後のカセット種別の情報を取得
する。
の所在位置の管理は、カセットの種別情報を含めて管理
する。
換設備T81上での交換と、センダレシーバ方式のよう
に設備上での交換が考えられる。
例を示す。カセット交換設備T81は、各種のカセット
を保管する保管棚26a、ウェハを、あるカセットから
他のカセットに入れ替える移載機26b、移載するため
にカセットを置く移載棚26cを有して構成され、保管
棚26aと移載棚26c間のカセットの移動を行なうロ
ボット26dが配置されている。
うように、その移動動作が制御プログラムによって制御
されている。
設備T81上でのカセット交換は、前工程の処理後のカ
セット種別(A)と、現工程のカセット種別(B)とが
異なる場合に実行するものとする。
を、カセット交換設備T81に搬送設備41を使用して
搬入し、カセット交換設備コントローラ801に対し
て、ベイコントローラ101は、Bカセットへの交換指
示を与え、カセット交換設備T81は、交換すべきカセ
ットBを、保管棚26aから移載棚26cに移動させ
る。そして、搬送設備41から搬入された、「Aカセッ
ト+ロット本体」のロット本体を、保管棚26aから搬
入された、Bカセットに、移載機26bを駆動して交換
する。交換が終了すると、カセット交換設備T81から
ベイコントローラ101にその旨が報告され、ベイコン
トローラ101は、「Aカセット」と、「Bカセット+
ロット本体」の所在位置を、夫々管理する。
シーバ方式を採用する設備での交換は、現工程の、処理
前のカセット種別(B)と、処理後のカセット種別
(C)とが異なる場合に実行するものとする。ベイコン
トローラ101は、生産設備Y61の受入部で、ウェハ
の払い出しが終了した後、「Bカセット」は、ストッカ
31内にある「ケース」に収納し、処理が完了したロッ
ト本体を回収する「カセット(C)」を、カセット交換
設備T81から。搬送設備41を使用して取り出し、続
いて、払出部に投入して、カセットの入れ替えを実行す
る。ここで、ベイコントローラ101は、「Cカセット
+ロット本体」の所在位置を生産設備Y61の払出部と
認識する。
も、その交換は容易に行なえる。
ば、収納形態の変化するロットを、各種設備に投入して
も、ロットや収納媒体の存在位置を、正確に把握するこ
と等が可能なシステムを提供する。
となるロットは、仕掛かり設備の特性に応じて、「ケー
ス、カセット、ロット」の組み合わせが変化しても、そ
の形態変化を監視でき、各構成要素の所在位置や状態
を、リアルタイムで把握することができる。
ト+ロット」の組み合わせの収納体であったが、他の設
備へ搬送されたときには、「カセット+ロット」の組み
合わせの収納体に変化するような製造ラインにおいて
も、各収納体の構成要素の所在位置や状態を、リアルタ
イムに把握することが可能となる。各構成要素の所在位
置や状態を正確に把握することによって、各構成要素
を、予め立案しておいた生産計画に従って自動搬送する
ことも可能となる。
交換、専用カセットから通常カセットへの交換、さら
に、先行検査等において、生産設備で一部処理したウエ
ハを先行検査用カセットに収納し、該カセットを検査装
置に搬送し、検査後、生産設備に搬送し、そこで、一部
ウエハを元のカセットに戻す等の工程を有する製造ライ
ンにおいても、各構成要素の所在位置や状態をリアルタ
イムに把握することにより、実現可能となる。
ト払出部等の設備の構成部位毎に、ロットの収納態様が
多様に変化する設備を有して製造ラインが構成される場
合であっても、各設備を制御する設備コントローラを、
一元制御可能な統括コントローラを設けた構成にしたた
め、制御方式の変更が生じた場合であっても、統括コン
トローラ対する制御ソフトウエアを変更するのみで、個
々の設備コントローラに対する制御ソフトウエアを各々
変更する必要がなくなり、開発工数を低減できる。
態様が多様に変化する設備を有して製造ラインが構成さ
れておるため、ロットや収納媒体の存在位置を、一元的
に管理可能な手段が存在せず、生産の進捗状況の把握
や、生産計画立案を行なうことは容易ではない、等の問
題点が存在していた。
することによって、効率の良い生産を行なうことが可能
になった。
設けたことにより、製品の品質管理を適切に行なうこと
ができるようになった。
る。
明図である。
の流れの説明図である。
トの流れの説明図である。
トの流れの説明図である。
トの流れの説明図である。
である。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
4…ベイ、15…ベイ、16…ベイ、17…ベイ、18
…ベイ、19…ベイ、20…ベイ、21…ベイ、31…
ストッカ、41…搬送設備、51…生産設備X、52…
生産設備X、53…生産設備X、61…生産設備Y、6
2…生産設備Y、63…生産設備Y、71…生産設備
Z、72…生産設備Z、81…交換機T、91…検査設
備P、101…ベイコントローラ、201…進度管理シ
ステム、202…製造条件管理システム、203…作業
条件管理システム、301…ストッカコントローラ、4
01…搬送コントローラ、500…生産設備X群コント
ローラ、601…生産設備Yコントローラ、602…生
産設備Yコントローラ、603…生産設備Yコントロー
ラ、701……生産設備Zコントローラ、702…生産
設備Zコントローラ、801…カセット交換コントロー
ラ、901…検査設備コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】複数種類の設備を有して構成される生産ラ
インに、ロットのみ、または、少なくとも1種類の収納
媒体を用いて所定の収納態様で収納したロットを投入し
て、完成品を生産する生産制御装置であって、 前記ロットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体を、
ロットの構成要素とし、該構成要素の組合せからなる収
納体(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で搬送
させることを想定し、 各設備の制御を行う設備コントローラと、各設備コント
ローラを制御する統括コントローラとを備え、さらに、 各設備は、収納体を受け付ける入力手段と、収納体の構
成要素であるロットに対し、設備固有の処理を行なう処
理手段と、収納体を次設備に送出する出力手段と、前記
入力手段および出力手段が、収納体を受け付け、送出す
ることにより変化する、設備の状態変化の情報を、対応
する設備コントローラに通知する通知手段とを設け、 前記統括コントローラは、各設備毎に、 各設備が設けた入力手段、処理手段、および、出力手段
の、それぞれの手段に対して、対象とする収納体の構成
要素の種類、および、収納体の搬送方向の上流側、下流
側に位置する、設備、入力手段、処理手段、および、出
力手段のいずれかを、予め定めて記憶するための記憶手
段と、各収納体の各構成要素の存在位置を検出する検出
手段とを備え、 該検出手段は、前記通知手段から通知された情報、およ
び、前記記憶手段に記憶された、前記通知手段に対応す
る、設備の情報を参照して、前記生産ラインに投入され
た収納体を構成する各構成要素の、前記生産ラインにお
ける存在位置を把握し、把握した結果を出力する、生産
制御装置。 - 【請求項2】複数種類の設備を有して構成される生産ラ
インに、ロットのみ、または、少なくとも1種類の収納
媒体を用いて所定の収納態様で収納したロットを投入し
て、完成品を生産する方法であって、 前記ロットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体を、
ロットの構成要素とし、該構成要素の組合せからなる収
納体(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で搬送
させることを想定し、 各設備は、収納体を受け付けると、収納体の構成要素で
あるロットに対し、設備固有の処理を行い、処理後に収
納体を次設備に送出するとともに、収納体を受け付け、
送出することにより変化する、設備の状態変化の情報を
通知し、 各設備毎に、対象とする収納体の構成要素の種類、およ
び、収納体の搬送方向の上流側、下流側に位置する、生
産ライン上の位置を、予め定めて記憶しておき、 さらに、前記通知した情報、および、前記記憶しておい
た、前記通知に対応する、設備の情報を参照して、前記
生産ラインに投入された収納体を構成する各構成要素
の、前記生産ラインにおける存在位置を把握し、把握し
た結果を出力する、生産制御方法。 - 【請求項3】複数種類の設備を有して構成される生産ラ
インに、ロットのみ、または、少なくとも1種類の収納
媒体を用いて所定の収納態様で収納したロットを投入し
て、完成品を生産する生産制御装置であって、 前記ロットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体を、
ロットの構成要素とし、該構成要素の組合せからなる収
納体(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で搬送
させることを想定し、 各設備の制御を行う設備コントローラと、各設備コント
ローラを制御する統括コントローラと、生産を管理する
指示を与える管理装置とを備え、さらに、 前記管理装置は、投入された収納体の構成要素であるロ
ット毎に定められた複数の処理工程に対して、ロットの
処理を着工可能な1以上の設備を示す情報である着工可
能設備情報と、該着工可能設備情報で示された各設備の
固有の処理態様である処理条件情報とを、少なくとも記
憶する記憶手段を設け、 前記統括コントローラは、各ロットに対し、対応する着
工可能設備情報および処理条件情報を、前記記憶手段を
参照して求め、求めた着工可能設備情報および処理条件
情報に基づいて、対応する設備コントローラに制御信号
を供給する処理を行なう、生産制御装置。 - 【請求項4】複数種類の設備を有して構成される生産ラ
インに、ロットのみ、または、少なくとも1種類の収納
媒体を用いて所定の収納態様で収納したロットを投入し
て、完成品を生産する方法であって、 前記ロットおよび前記少なくとも1種類の収納媒体を、
ロットの構成要素とし、該構成要素の組合せからなる収
納体(ロットのみの場合を含む)を生産ライン上で搬送
させることを想定し、 投入された収納体の構成要素であるロット毎に定められ
た複数の処理工程に対して、ロットの処理を着工可能な
1以上の設備を示す情報である着工可能設備情報と、該
着工可能設備情報で示された各設備の固有の処理態様で
ある処理条件情報とを少なくとも記憶しておき、 各ロットに対し、対応する着工可能設備情報および処理
条件情報を求め、求めた着工可能設備情報および処理条
件情報に基づいて設備を制御する、生産制御方法。 - 【請求項5】請求項3において、設備による製造品質を
検査する処理を行なう検査設備を備え、 前記記憶手段は、さらに、各設備に対して、所定ロット
数の処理後に点検を行なう旨の点検情報を記憶してお
き、 前記統括コントローラは、前記点検情報を参照して、い
ずれかの設備での処理ロット数が、点検を行なうための
所定ロット数になったと判断した場合、当該設備へ投入
される収納体を、前記検査設備に搬送するように、対応
する設備コントローラに制御信号に供給する処理を行な
う、生産制御装置。 - 【請求項6】請求項4において、さらに、各設備に対し
て、所定ロット数の処理後に点検を行なう旨の点検情報
を記憶しておき、 前記点検情報を参照して、いずれかの設備での処理ロッ
ト数が、点検を行なうための所定ロット数になったと判
断した場合、当該設備へ投入される収納体を、設備によ
る製造品質を検査する処理を行なう、生産制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7169767A JPH0922306A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 生産制御装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7169767A JPH0922306A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 生産制御装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922306A true JPH0922306A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15892485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7169767A Pending JPH0922306A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 生産制御装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922306A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6823229B2 (en) | 2001-08-28 | 2004-11-23 | Renesas Technology Corp. | Substrate carrier management system and program |
US7047095B2 (en) | 2002-12-06 | 2006-05-16 | Tokyo Electron Limited | Process control system and process control method |
CN104401678A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-03-11 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 全自动智能化工件传送方法 |
CN111348397A (zh) * | 2020-02-26 | 2020-06-30 | 河钢股份有限公司承德分公司 | 一种物料位移控制系统 |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP7169767A patent/JPH0922306A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6823229B2 (en) | 2001-08-28 | 2004-11-23 | Renesas Technology Corp. | Substrate carrier management system and program |
US7047095B2 (en) | 2002-12-06 | 2006-05-16 | Tokyo Electron Limited | Process control system and process control method |
CN104401678A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-03-11 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 全自动智能化工件传送方法 |
CN111348397A (zh) * | 2020-02-26 | 2020-06-30 | 河钢股份有限公司承德分公司 | 一种物料位移控制系统 |
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