JP2003065597A - デモンストレーション装置およびその制御方法 - Google Patents

デモンストレーション装置およびその制御方法

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JP2003065597A
JP2003065597A JP2001252608A JP2001252608A JP2003065597A JP 2003065597 A JP2003065597 A JP 2003065597A JP 2001252608 A JP2001252608 A JP 2001252608A JP 2001252608 A JP2001252608 A JP 2001252608A JP 2003065597 A JP2003065597 A JP 2003065597A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる機器についてのデモンストレーション
を容易に行えるデモンストレーション装置およびその制
御方法を提供する。 【解決手段】 リモコン内に予め複数の機器に対応した
デモンストレーション用のソフトウェアを記憶させてお
き、デモンストレーション用のソフトウェア起動時に、
機種の選択を求める機種選択画面を表示して給湯器の機
種を選択させ(図3(2) 参照)、続いて付加機能の有無
についての選択を求める付加機能確認画面(図3(3),
(4) 参照)を表示して付加機能(オプション機器の接
続)の有無を確認し、設定された条件に従ってデモンス
トレーションを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデモンストレーショ
ン装置およびその制御方法に関し、より詳細には、複数
種の給湯器やオプションで付加される付加機器の遠隔操
作が可能とされる汎用性を有する給湯器のリモートコン
トローラにおいて、該リモートコントローラの表示や音
声出力等についてのデモンストレーションを実施するた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器のリモートコントローラ(以下、
リモコンと称する)は、従来から給湯器の状態やリモコ
ンの操作内容などを視認可能に表示する表示装置を備え
ているが、最近では上記表示装置の表示と併せて給湯器
の状態などを音声やメロディーでも報知する音声出力機
能を備えたものが提案されるに至っている。
【0003】このような表示装置や音声出力機能を備え
たリモコンにおいては、表示装置の表示態様や音声出力
機能で使用される音声やメロディーがどのようなもので
あるかは商品のセールスポイントの一つになることか
ら、商品の展示会場や販売店の店頭などにおいてそのデ
モンストレーションが求められる。
【0004】その一方、最近のリモコンは、機種の異な
る給湯器にも使用可能なように汎用性を有するものが多
い。すなわち、このような汎用性を有するリモコンは、
給湯器と接続された際に、該給湯器のコントローラ(制
御部)と通信を行い給湯器の機種(給湯器の基本構成、
たとえば浴槽への落込機能の有無や、ふろ自動運転の有
無などによって機器を大別したもの)を特定し、特定し
た機種に応じた表示や音声出力を行うように構成されて
いる。
【0005】このような汎用性を有するリモコンにおい
ては、給湯器との接続が行われない展示会場や店頭では
リモコンが給湯器の機種を特定できないので、予めリモ
コン内のマイコンに代表的な機種(たとえば最上位機種
など)についての表示態様や音声出力を行わせるための
デモンストレーション用のソフトウェアを搭載し、該ソ
フトウェアを起動させてデモンストレーションを行って
いる。
【0006】たとえば、図4に示すリモコンを例にとる
と、リモコンaに電源供給用の電源装置bを接続し、こ
の状態で、所定のスイッチ操作(たとえば運転スイッチ
cとダウンスイッチdの2秒間同時押し)により、デモ
ンストレーション用のソフトウェアを起動させる(以
下、この状態を「デモモード」と称する)。
【0007】デモモードに移行すると、リモコンaの表
示装置eにその旨を数秒間表示し、その後のスイッチ操
作により、表示装置eにデモンストレーション用の画面
を表示させている(図4符号e′参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の手法では、以下のような問題がありその改善
が望まれていた。
【0009】すなわち、従来の手法では、リモコンに搭
載されるデモンストレーション用のソフトウェアは代表
的な機種についてしか対応していないため、当該機種以
外の機種については、表示装置の表示態様などを店頭等
で事前に確認することができなかった。そのため、給湯
器の購入後に実際の商品とデモンストレーションとの相
違が問題となるおそれがあった。
【0010】また、最近では、給湯器に各種機能をオプ
ションで追加するオプション機器(たとえば、入浴者の
状態を監視する人体監視装置や、入浴者の心拍数を測定
する心拍計、さらには自動風呂洗浄装置や即出湯ユニッ
トなどの付加機器)が提案されており、これらについて
もその動作状況などをリモコンに表示等するように構成
されているが、従来の手法ではこのようなオプション機
器についてのデモンストレーションが行えなかった。
【0011】そのため、このようなオプション機器のデ
モンストレーションについては、図5に示すように、リ
モコンaにオプション機器の代用として疑似信号を出力
する疑似本体fを接続してデモンストレーションを行っ
ているが、部品点数の増加を招き、また疑似本体fの作
成が煩雑である等の問題があった。
【0012】本発明はかかる従来の問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、機種やオプシ
ョン機器の有無が相違する異なる機器についてのデモン
ストレーションを容易に行えるデモンストレーション装
置およびその制御方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るデモンストレーション装置の制御方法
は、複数の機器に対応したデモンストレーション用のソ
フトウェアを記憶したデモンストレーション装置におい
て、上記デモンストレーション用のソフトウェア起動時
に、制御手段が機器の選択を求める機器選択画面の表示
指令を表示手段に与え、機器選択信号を取得した場合
に、制御手段が付加機器の有無についての選択を求める
付加機器確認画面の表示指令を表示手段に与え、付加機
器確認信号を取得した後、機器選択信号および付加機器
確認信号に基づいて制御手段がデモンストレーション環
境を設定して、デモンストレーション用のソフトウェア
に基づくデモンストレーションを実行することを特徴と
する。
【0014】そして、その好適な実施態様として、上記
付加機器確認画面が付加機器毎に設定され、一の付加機
器について上記付加機器確認信号を取得した後に次の付
加機器についての付加機器確認画面を表示させ、全ての
付加機器について付加機器確認信号を取得した後に上記
デモンストレーションを実行することを特徴とする。
【0015】そして、上記デモンストレーション用のソ
フトウェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時
間与えられない場合には、制御手段がデモンストレーシ
ョン用のソフトウェアの起動を停止することを特徴とす
る。
【0016】また、他の好適な実施態様として、上記デ
モンストレーション用のソフトウェア起動後に、操作手
段からの操作信号が所定時間与えられない場合に、制御
手段が予め定められた所定のデモンストレーション環境
を設定して、デモンストレーション用のソフトウェアに
基づくデモンストレーションを実行することを特徴とす
る。
【0017】さらに、他の好適な実施態様として、上記
デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、制御
手段に所定の制御信号が与えられた場合に、制御手段は
デモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止す
ることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係るデモンストレーション
装置は、表示手段と、操作手段と、制御手段とを有する
機器操作装置に、複数の機器に対応したデモンストレー
ション用のソフトウェアを記憶する記憶手段と、デモン
ストレーションを行う機器を選択する機器選択手段と、
選択した機器について付加機器の有無を確認する付加機
器確認手段とを設け、上記制御手段が、上記機器選択手
段および付加機器確認手段での処理結果に基づいてデモ
ンストレーション環境を設定して、デモンストレーショ
ン用のソフトウェアを実行する制御構成を備えたことを
特徴とする。
【0019】本発明では、操作装置に予め複数の機器に
対応するデモンストレーション用のソフトウェアを記憶
させておき、デモンストレーション用のソフトウェア起
動時に機器の選択を求める機器選択画面と付加機器の有
無の確認を求める付加機器確認画面を表示させて操作手
段による入力によってデモンストレーションを行う機器
および付加機器の有無を制御手段に把握させ、その結果
に基づいてデモンストレーション用のソフトウェアを実
行する。これにより、操作装置に接続された機器の態様
(機種や付加機器の有無)に応じたデモンストレーショ
ンを行うことができる。
【0020】なお、ここでいうデモンストレーション
は、デモンストレーション装置が備える表示手段の表示
に関するデモンストレーションだけでなく、音声出力手
段を備える場合には、音声出力に関するデモンストレー
ションも含まれる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデモンストレ
ーション装置およびその制御方法を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0022】実施形態1 図1は、本発明を適用した給湯器のリモコンの概略構成
の一例を示すブロック図であり、また図2は当該リモコ
ンの外観構成の一例を示す正面図である。
【0023】このリモコン1は、図示しない給湯器の遠
隔操作用の操作装置(機器操作装置)であって、図1に
示すように、操作手段11と、表示手段12と、音声出
力手段13と、インターフェース手段14と、制御手段
15とを主要部として構成される。
【0024】操作手段11は、給湯器の遠隔操作やリモ
コン1の各種設定操作用の操作スイッチ群であって、各
操作スイッチは図1に示すように上記制御手段15に操
作信号を出力可能なように制御手段15と電気的に接続
されている。具体的には、この操作手段11は、たとえ
ば図2に示すように、リモコン1の運転オン/オフの切
り換えを行う運転スイッチ11aと、浴槽への自動湯張
りを行うふろ自動スイッチ11bと、ふろの追い焚きを
行う追いだきスイッチ11cと、他のリモコン(図示せ
ず)の呼び出しを行う呼出スイッチ11dと、リモコン
1の動作モードの切り換え等を行う設定スイッチ11e
と、各動作モード下で数値入力(たとえば給湯設定温度
の増減)や入力項目の選択(詳細は後述する)などを行
うアップスイッチ11fおよびダウンスイッチ11gで
構成される。
【0025】表示手段12は、給湯器の状態やリモコン
1の操作状況などを視認可能に表示する表示装置であっ
て、具体的には液晶ディスプレイ装置や蛍光管ドットマ
トリクス表示装置のように文字や図形を任意に表示可能
な表示装置が好適に用いられている。そして、この表示
手段12の表示内容は上記制御手段15からの表示指令
信号によって決定されている。
【0026】音声出力手段13は、給湯器の状態やリモ
コン1の操作状況などを音声やメロディーで聴取可能に
報知する音声出力装置であって、具体的には音声信号を
生成する音声合成ICや音声増幅器、スピーカなどで構
成されている。また、音声出力手段13から出力される
音声メッセージやメロディーの内容は、上記表示手段1
2と同様に制御手段15からの出力指令信号によって決
定される。
【0027】インターフェース手段14は、給湯器の制
御部(図示せず)と通信を行うためのインターフェース
であって、本実施形態では給湯器から供給される電源に
重畳されて伝送される遠隔操作用の信号の送受信が可能
に構成されている。つまり、このインターフェース手段
14は、図示しないが電源分離手段を備え、給湯器から
直流15Vの電源供給を受けるとともに、給湯器との間
で遠隔操作用の信号の送受信を行うものとされている。
【0028】なお、図示しないが、電源分離手段で遠隔
操作信号と分離された直流電源はリモコン1の駆動電源
としてリモコン1の各部に供給される。また、後述する
デモンストレーション時には、インターフェース手段1
4には給湯器は接続されないので、このインターフェー
ス手段14には図1に示すように専用の直流電源装置2
が接続され、これによりリモコン1への電源が供給され
る。
【0029】制御手段15は、リモコン各部の制御中枢
を構成する制御装置であって、具体的にはリモコン1の
制御用のソフトウェアを搭載したマイクロコンピュータ
で構成される。また、本発明では、この制御手段15に
は、後述するデモンストレーション機能を実現するため
のソフトウェア(デモンストレーション用のソフトウェ
ア)を記憶する記憶手段(図示せず)が設けられてい
る。
【0030】この記憶手段は周知の形態の記憶媒体を備
えた記憶装置で構成されるが、好ましくはEEPROM
のような不揮発性のメモリで構成される。そして、この
記憶手段には、複数の機器に対応したデモンストレーシ
ョン用のソフトウェアが記憶される。つまり、給湯器の
機種とオプション機器の接続の有無の各組み合わせに対
応し得るデモンストレーション用のソフトウェアが記憶
される。
【0031】具体的には、このデモンストレーション用
のソフトウェアは、給湯器の機種によって相違する表示
手段12の各種表示画面の表示や音声出力手段13の各
種音声出力を再生するためのソフトウェアであって、さ
らに給湯器にオプション機器(図示せず)が接続された
場合におけるリモコン1の各種画面表示や音声出力を再
現するソフトウェアで構成される。
【0032】ここで、オプション機器とは、たとえば入
浴者の状態を監視する人体監視装置や、入浴者の心拍数
を測定する心拍計、さらには自動風呂洗浄装置や即出湯
ユニットなど、いわゆる従来の給湯器の基本構成に任意
に追加される各種ユニットなどを意味する。
【0033】次に、このように構成されてなるリモコン
1を用いたデモンストレーションの手順について図3を
用いて説明する。
【0034】まず、デモンストレーションを行うにあた
り、リモコン1のインターフェース手段14に電源装置
2を接続し(図1参照)、リモコン1の各部に電源を供
給する。
【0035】そして、この状態で操作手段11の所定操
作(たとえば、運転スイッチ11aとダウンスイッチ1
1gを同時に2秒間押す操作)を行い、制御手段15の
動作モードをデモモードに移行させる(図3(1) 参
照)。制御手段15は、この所定操作により表示手段1
2に対して、たとえば図3(1) に示す「デモモードには
いります」といった表示を数秒(たとえば2秒)行わ
せ、制御手段15の動作モードがデモモードに移行する
旨を外部に報知してデモモードに移行する。
【0036】制御手段15の動作モードがデモモードに
移行すると、次に制御手段15は表示手段12に対し
て、デモンストレーションを行う機種の選択を求める機
種選択画面(機器選択画面)を表示させる表示指令信号
を出力し、表示手段12に機種選択画面を表示させる
(図3(2) 参照)。
【0037】ここで、図示の機種選択画面は、デモンス
トレーションの対象となる給湯器の機種に予め番号を付
与しておき、上記アップスイッチ11fおよびダウンス
イッチ11gの操作によってこの番号を入力させる画面
で構成される。
【0038】たとえば、上記デモンストレーション用の
ソフトウェアで対応可能な給湯器の機種が3種類ある場
合には、各機種に予め0〜2のいずれかの番号を付与し
ておき、表示手段12に図3(2) の画面が表示された状
態でアップスイッチ11fまたはダウンスイッチ11g
の操作により0〜2のいずれかの番号を入力させること
によりデモンストレーションを行う給湯器の機種を選択
させ、当該選択の確定操作(たとえば設定スイッチ11
eの操作)により選択した内容を示す機器選択信号が制
御手段15に与えられる。
【0039】このようにしてデモンストレーションを行
う機種が選択されると、次に制御手段15は表示手段1
2に対して、オプション機器の有無についての選択を求
める付加機器確認画面を表示させる表示指令信号を出力
し、表示手段12に付加機器確認画面を表示させる(図
3(3),(4) 参照)。
【0040】この付加機器確認画面は、図3(3),(4) に
示すように、各オプション機器毎に順次その有無の入力
を要求する画面であって、まず、一のオプション機器
(たとえば人体監視装置)についてその有無についての
入力を求める。
【0041】具体的には、たとえば表示手段12の画面
にオプション機器の名称を示す表示(図示例では人体監
視装置を「センサー」と表示する)と、その有無の確認
を求める表示(図示例では「あり」,「なし」の表示)
を行わせ(図3(3) 参照)、オプション機器が有る場合
はアップスイッチ11fを、またオプション機器が無い
場合はダウンスイッチ11gを操作させるとともに、そ
の確定操作(図示例では設定スイッチ11eの操作)を
行わせて、オプション機器の有無を示す付加機器確認信
号を制御手段15に入力させる。
【0042】そして、制御手段15が人体監視装置につ
いての付加機器確認信号を取得すると、次のオプション
機器(図示例では心拍計)についての付加機器確認画面
を表示させ(図3(4) 参照)、上記人体監視装置の場合
と同様にアップスイッチ11fまたはダウンスイッチ1
1gの操作と、その確定操作によって心拍計についての
付加機器確認信号を制御手段15に入力させる。
【0043】このようにして順次オプション機器の有無
についての確認が行われ、最後のオプション機器(図示
例では心拍計)についての有無の確定操作がなされる
と、制御手段15は表示手段12の画面を再び機種選択
画面に復帰させて、デモンストレーション環境(給湯器
の機種やオプション機器の有無)の設定を完了する。
【0044】その後は、デモンストレーション用のソフ
トウェアの設定に従ってデモンストレーションの開始操
作(たとえば運転スイッチ11aの操作)を行うことに
よりデモンストレーションが開始される。
【0045】たとえば、この状態でふろ自動スイッチ1
1bが操作されると、その操作後所定時間経過後に表示
手段12に浴槽への湯張りが完了した旨の表示がなされ
るとともに、音声出力手段13からその旨の音声メッセ
ージが出力される。また、オプション機器として人体監
視装置の接続有りが選択されていると、当該オプション
機器用に指定された所定操作により人体監視装置につい
てのデモンストレーションが可能となる。
【0046】なお、本実施形態では、デモモード移行
後、上記機種選択画面で給湯器の機種を選択する操作が
所定時間(たとえば数分間)行われず、制御手段15に
操作手段11からの操作信号が与えられない状態が所定
時間継続すると、制御手段15はデモンストレーション
用のソフトウェアの起動を停止し、制御手段15の動作
モードを通常の動作モードに復帰させる。また、同様
に、上記付加機器確認画面においてオプション機器の有
無の選択操作が所定時間(たとえば数分間)行われず、
制御手段15に操作手段11からの操作信号が与えられ
ない状態が所定時間継続すると、この場合も制御手段1
5はデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停
止し、制御手段15の動作モードを通常の動作モードに
復帰させる。
【0047】また、この他、本実施形態では本発明のデ
モンストレーション装置が給湯器のリモコン1に搭載さ
れていることから、該リモコン1の通常の設置状態(つ
まり給湯器とリモコン1とを接続している状態)におい
て、たとえばユーザーの誤操作やリモコン1内に侵入す
る電気的なノイズなどによって制御手段15が誤ってデ
モモードに移行したような場合においても制御手段15
の動作モードを通常の動作モードに復帰できるように、
上記制御手段15は、デモンストレーション用のソフト
ウェアを起動後その起動中に外部から所定の制御信号
(具体的には給湯器とリモコン1間で通常通信されてい
る遠隔操作用の制御信号など)が与えられると、デモン
ストレーション用のソフトウェアの起動を停止して通常
の動作モードに復帰するように構成される。
【0048】このように、本発明によれば、リモコン1
に複数の機器(給湯器の機種とオプション機器の接続の
有無の各組み合わせ)に対応可能なデモンストレーショ
ン用のソフトウェアが記憶され、このソフトウェアに基
づいてリモコン1のデモンストレーションが行われるの
で、リモコン1に給湯器およびオプション機器またはこ
れらに代わる疑似本体を接続することなく容易にリモコ
ン1のデモンストレーションを行うことができる。
【0049】しかも、リモコン1はデモンストレーショ
ン用のソフトウェアを搭載していること以外は、通常の
給湯器のリモコンと変わりないので、デモンストレーシ
ョン用に専用の機器を必要とすることなく、市販のリモ
コンを用いてデモンストレーションを行うことが可能と
なる。
【0050】また、リモコン1がデモモードに移行する
と、その後に給湯器の機種の選択と、オプション機器の
有無の確認が行われ、以後その設定した内容に従ってリ
モコン1のデモンストレーションが行えるので、実際に
給湯器を接続したのと同様のデモンストレーションが行
え、機器購入後にデモンストレーションと実際の表示等
が相違するといった事態が回避される。
【0051】実施形態2 次に、本発明の他の実施形態について説明する。この第
2の実施形態はデモモード移行後、機種選択画面で給湯
器の機種の選択操作が行われなかった場合における制御
手段15の動作の改変例であって、本実施形態ではこの
ような場合、制御手段15が予め定められた所定のデモ
ンストレーション環境を設定するように構成される。
【0052】すなわち、上記機種選択画面を表示してい
るにもかかわらず、給湯器の機種を選択する操作が行わ
れず、制御手段15に操作手段11からの操作信号が所
定時間与えられない状態が継続すると、制御手段15は
デモンストレーション環境として、予め定められた所定
の機種(たとえば最上位機種などの代表的な機種)およ
び予め定められたオプション機器の有無(たとえば人体
監視装置および心拍計有り)を設定し、当該環境下での
デモンストレーションを可能とする。
【0053】これにより、デモンストレーション用のソ
フトウェア起動後に、給湯器の機種の選択操作がなされ
ない場合においても、リモコン1のデモンストレーショ
ンを行うことが可能となる。
【0054】また、本実施形態は、その更なる改変例と
して、たとえば給湯器の機種選択操作後にオプション機
器の有無の設定が全く行われないか、あるいはその一部
のみ設定がなされ他の設定が行われないような場合に
も、オプション機器の有無について予め定められた所定
の環境に自動設定(たとえば全てのオプション機器につ
いての環境を自動設定したり、あるいは未設定のオプシ
ョン機器についてのみ環境を自動設定)するように構成
される。
【0055】なお、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変
更が可能である。
【0056】たとえば、上述した実施形態では、本発明
を給湯器のリモコン1に用いた場合を示したが、本発明
は給湯器以外の操作装置にも適用可能である。つまり、
基本的な機能を備えた機種が複数あり、しかもそれにオ
プション機器の追加ができるような機器またはシステム
の操作装置であれば本発明は給湯器のリモコン以外の他
の機器操作装置にも適用可能である。
【0057】また、上述した実施形態では、リモコン1
が音声出力手段13を備える場合、つまり、音声出力に
ついてのデモンストレーションも行う場合を示したが、
表示手段12のみで音声出力手段13を持たない操作装
置にも適用可能である。
【0058】さらに、上述した実施形態では、給湯器の
機種が3機種で、オプションで接続可能なオプション機
器が2種類(人体監視装置と心拍計)の場合について説
明したが、これらは適宜設計変更可能である。また、機
器選択画面および付加機器確認画面の具体的な表示態様
や、設定時の操作手段11の操作方法なども適宜設計変
更可能である。
【0059】さらに、上述した実施形態では、機種選択
画面において、デモンストレーションの対象となる給湯
器の機種の選択を機種毎に予め付与しておいた0〜2の
いずれかの番号の選択によって行わせていたが、表示手
段12の画面に、給湯器の製品名(たとえば、GT−2
416AWXやGQ−2423WA等の名称)や、機能
のグレード(たとえば、風呂機能のフルオート、セミオ
ート、ノーマル等)をスクロール可能に表示させて、こ
れらを選択させるように構成してもよい。
【0060】また、上記実施形態では、給湯器の機種お
よびオプション機器の有無についての選択完了後、つま
りデモンストレーション環境の設定後に、操作手段11
の所定操作によってデモンストレーションが開始される
構成を示したが、デモンストレーション用のソフトウェ
アの設定によって、操作手段11の操作なしで自動的に
デモンストレーションを開始するように構成することも
可能である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
デモンストレーション装置に複数の機器に対応したデモ
ンストレーション用のソフトウェアを記憶させるととも
に、デモンストレーション用のソフトウェア起動時に、
機器およびその付加機器の有無についての選択を求め、
その選択に応じてデモンストレーション用のソフトウェ
アを実行するので、オプション機器が追加されたような
場合でも疑似本体を必要とせず、しかも汎用性を有する
リモコンなどのデモンストレーションを容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデモンストレーション装置を搭載
した給湯器のリモコンの概略構成の一例を示すブロック
図である。
【図2】同給湯器のリモコンの外観構成の一例を示す正
面図である。
【図3】同給湯器のリモコンにおけるデモンストレーシ
ョン開始前の操作手順を示す説明図である。
【図4】給湯器のリモコンにおける従来のデモンストレ
ーションの手法を示す説明図である。
【図5】給湯器のリモコンにおける従来のデモンストレ
ーションの他の手法を示す説明図である。
【符号の説明】 1 リモコン(デモンストレーション装
置) 2 電源装置 11 操作手段 12 表示手段 13 音声出力手段 14 インターフェース手段 11a〜11g 操作スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器に対応したデモンストレーシ
    ョン用のソフトウェアを記憶したデモンストレーション
    装置において、 前記デモンストレーション用のソフトウェア起動時に、
    制御手段が機器の選択を求める機器選択画面の表示指令
    を表示手段に与え、 機器選択信号を取得した場合に、制御手段が付加機器の
    有無についての選択を求める付加機器確認画面の表示指
    令を表示手段に与え、 付加機器確認信号を取得した後、機器選択信号および付
    加機器確認信号に基づいて制御手段がデモンストレーシ
    ョン環境を設定して、デモンストレーション用のソフト
    ウェアに基づくデモンストレーションを実行することを
    特徴とするデモンストレーション装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記付加機器確認画面が付加機器毎に設
    定され、一の付加機器について前記付加機器確認信号を
    取得した後に次の付加機器についての付加機器確認画面
    を表示させ、全ての付加機器について付加機器確認信号
    を取得した後に前記デモンストレーションを実行するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデモンストレーション
    装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記デモンストレーション用のソフトウ
    ェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時間与え
    られない場合に、制御手段がデモンストレーション用の
    ソフトウェアの起動を停止することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のデモンストレーション装置の
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記デモンストレーション用のソフトウ
    ェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時間与え
    られない場合に、制御手段が予め定められた所定のデモ
    ンストレーション環境を設定して、デモンストレーショ
    ン用のソフトウェアに基づくデモンストレーションを実
    行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のデモンストレーション装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記デモンストレーション用のソフトウ
    ェア起動後に、制御手段に所定の制御信号が与えられた
    場合に、制御手段はデモンストレーション用のソフトウ
    ェアの起動を停止することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のデモンストレーション装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 表示手段と、操作手段と、制御手段とを
    有する機器操作装置に、 複数の機器に対応したデモンストレーション用のソフト
    ウェアを記憶する記憶手段と、デモンストレーションを
    行う機器を選択する機器選択手段と、選択した機器につ
    いて付加機器の有無を確認する付加機器確認手段とを設
    け、 前記制御手段が、前記機器選択手段および付加機器確認
    手段での処理結果に基づいてデモンストレーション環境
    を設定して、デモンストレーション用のソフトウェアを
    実行する制御構成を備えたことを特徴とするデモンスト
    レーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007081600A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Sony Corp 映像表示システムの機能デモンストレーション方法およびリモートコントローラ
JP2013211914A (ja) * 2013-06-10 2013-10-10 Sharp Corp 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体
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